JP5481358B2 - 位置情報制御システム、位置情報制御装置、位置情報制御方法、及び位置情報制御プログラム - Google Patents

位置情報制御システム、位置情報制御装置、位置情報制御方法、及び位置情報制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、位置情報制御システム、位置情報制御装置、位置情報制御方法、及び位置情報制御プログラムに関する。
近年、人の活動するエリアで移動するロボットが開発されつつある。このようなロボットに関する技術として、特許文献1には、人型ロボットにレーザ光を強く反射するリフレクタを取り付け、3次元レーザレーダによる計測結果から人型ロボットと人を識別することが記載されている。
特開2009−162709号公報
しかしながら、特許文献1記載の発明では、ロボットの外装に専用のリフレクタ、即ち部材を取り付けなければ、ロボットと人を識別することができないという欠点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、専用の部材を取り付けなくても、ロボットであることを識別することができる位置情報制御装置、位置情報制御方法、及び位置情報制御プログラムを提供する。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明は、物体の第1の位置情報(例えば、実施形態による絶対位置情報)を取得する第1の位置情報取得部(例えば、実施形態による通信部301)と、ロボットの移動に基づく第2の位置情報(例えば、実施形態による相対位置情報)を取得する第2の位置情報取得部(例えば、実施形態による通信部301及び相対位置情報取得部302)と、前記物体の第1の位置情報の時系列の形状と前記第2の位置情報の時系列の形状の類似度を算出し、前記類似度に基づいて前記物体が前記ロボットであるか否かを認識する位置情報認識部(例えば、実施形態による位置情報認識部303)とを備えること、を特徴とする位置情報制御システムである。
また、本発明は、上記の位置情報制御システムにおいて、前記物体の第1の位置情報を記憶する物体位置記憶部(例えば、実施形態による物体位置記憶部304)と、前記物体の位置が前記ロボットの位置から、予め設定された距離の範囲内になったとき、前記ロボットの動作態様を変化させる動作制御部(例えば、実施形態による動作制御部305)を備えること、を特徴とする。
また、本発明は、上記の位置情報制御システムにおいて、前記ロボットの動作態様を変化させることが、前記ロボットの移動を停止させることであること、を特徴とする。
また、本発明は、上記の位置情報制御システムにおいて、前記ロボットの動作態様を変化させることが、前記ロボットに警告情報を報知させることであること、を特徴とする。
また、本発明は、上記の位置情報制御システムにおいて、前記位置情報認識部は、前記物体の第1の位置情報の時系列に基づき特徴量を算出し、前記特徴量に基づき前記物体をロボットと判断すること、を特徴とする。
また、本発明は、上記の位置情報制御システムにおいて、前記第1の位置情報取得部(例えば、絶対位置測定装置2)が、外部に光線を放射する光線放射部と、光線を検出し、検出された光線が予め定められた強度を超えるとき、前記検出された光線に基づき前記物体の位置情報を算出する位置情報算出部を備えること、を特徴とする。
発明によれば、物体の位置情報の時系列の形状とロボットの位置情報の時系列の形状との類似度に基づいて、専用の部材を取り付けなくても、ロボットであるか否かを識別することができる。
また、発明によれば、ロボットの位置が物体の位置から予め設定された距離の範囲内に接近したとき、ロボットの動作態様を変化させることができる。
また、発明によれば、ロボットの位置が物体の位置から予め設定された距離の範囲内に接近したとき、ロボットの移動を停止させることができる。これにより、ロボットが物体に接触することが回避され、安全を確保することができる。
また、発明によれば、ロボットの位置が物体の位置から予め設定された距離の範囲内に接近したとき、ロボットに警告情報を表示させることができる。これにより、ロボットが物体に接触する前に警告情報が表示され、周囲に注意を喚起することができる。
また、発明によれば、第1の位置情報の時系列に基づき、その物体がロボットと判断されるため、第1の位置情報の時系列と第2の位置情報の時系列とを照合する処理を低減できる。
また、発明によれば、予め定められた強度を超える光線に基づいて物体の第1の位置情報の時系列が取得される。これにより、予め定められた強度を超える反射光を与える反射体を有する物体の位置情報が認識される。そのため、このような反射体をロボットに設けることにより、そのロボットを容易に識別することができる。
本発明の第1の実施形態に係る位置情報制御システム1の概念図を示す。 本実施形態に係る位置情報制御装置3の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る絶対位置情報の時系列及び相対位置情報の時系列の例を示す概念図である。 本実施形態に係る位置情報制御方法の一態様に係る流れ図である。 本発明の第2の実施形態に係る位置情報制御装置4の構成を示す概略ブロック図である。 直進歩行するロボットと人の移動軌跡の一例を示す図である。 曲折歩行するロボットと人の移動軌跡の一例を示す図である。 動作開始及び停止するロボットと人の移動軌跡の一例を示す図である。 本実施形態に係る位置情報制御方法の一態様に係る流れ図である。 本変形例に係る位置情報制御装置5の構成を示す概略ブロック図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本実施形態に係る位置情報制御システム1の概念図である。この図において、部屋10には、ロボット11−1、11−2、11−3(各々をロボット11とも称する)、人12、障害物13が存在している。なお、絶対位置情報取得装置2と位置情報制御装置3とを位置情報制御システム1ともいう。
ロボット11は、自己の位置を移動させる動力源を備える移動体であり、例えば2足歩行で移動する人型ロボットである。ロボット11は、エンコーダ機能を備え、ある時点の自己の位置から自己が移動した位置(相対位置と称する)を測定する。ロボット11は、測定した相対位置を示す相対位置情報を、他のロボット11の位置情報制御装置3に無線で送信する。なお、ロボット11は、2足歩行する人型ロボットには限らず、回転する車輪を備え自律的に移動する車輪型ロボットや、人間が搭乗して移動を支援する人搭乗型ロボットであってもよい。
絶対位置測定装置2は、例えば部屋10の天井に設置され、部屋10内の物体(図1では、ロボット11−1、11−2、11−3、障害物13)の位置(絶対位置という)を測定する、いわゆるインフラセンサである。絶対位置測定装置2は、部屋10の天井に限らず、側壁等、建物内の物体の位置を測定できれば、建物内の任意の場所に取り付けられたものであればよい。
例えば、絶対位置測定装置2は、レーザ光線を用いて物体の絶対位置情報を測定するレーザ距離計(Laser Range Finder;LRF)である。絶対位置測定装置2は、部屋10内にレーザ光線を照射して物体から反射された反射波を観測し、観測された反射波情報、照射方向、及び自装置の位置、に基づき物体の絶対位置情報を測定する。絶対位置測定装置2は、測定した絶対位置情報を、ロボット11の位置情報制御装置3に無線で送信する。
ロボット11は、絶対位置測定装置2が送信した絶対位置情報、及び、他のロボット11が送信した相対位置情報を受信する。ロボット11は、絶対位置情報、他のロボットの相対位置情報、及び、測定した自己の相対位置情報を用いて、絶対位置情報の物体が、人であるかロボットであるかを識別する。
<位置情報制御装置3について>
図2は、本実施形態に係る位置情報制御装置3の構成を示す概略ブロック図である。この図において、位置情報制御装置3は、通信部301、相対位置情報取得部302、位置情報認識部303、物体位置記憶部304、動作制御部305、駆動部306、エンコーダ部307、及び報知部308、を含んで構成される。
通信部301は、絶対位置測定装置2から受信した絶対位置情報、及び、他のロボット11の位置情報制御装置3から受信した相対位置情報を位置情報認識部303に出力する。通信部301は、相対位置情報取得部302から入力された相対位置情報を、他のロボット11の位置情報制御装置3に送信する。
相対位置情報取得部302は、エンコーダ部307から時刻Tでの自己の位置と直前の時刻T−δTでの自己の位置の差である差分位置情報を入力され、これらを現時刻まで積分して自己の相対位置情報を算出する。相対位置情報取得部302は、算出した相対位置情報を位置情報認識部303及び通信部301に出力する。
位置情報認識部303は、通信部301から入力された物体の絶対位置情報の時系列PAと、通信部301から入力された他のロボット11の相対位置情報の時系列PRと、相対位置情報取得部302から入力された自己の相対位置情報の時系列PRと、に基づいて、絶対位置情報の物体が人であるかロボットであるかを識別する(この処理を、物体識別処理という)。
具体的には、位置情報認識部303は、時系列PAの形状と時系列PRの形状を照合し合致するか否かを判断する。位置情報認識部303は、時系列PAと時系列PRの形状が合致すると判断した場合、この時系列PRの絶対位置情報の物体をロボットであると識別する。一方、位置情報認識部303は、時系列PAと時系列PRの形状が合致しないと判断した場合、この時系列PAの絶対位置情報の物体を人であると識別する。ここで、位置情報認識部303は、物体の絶対位置情報の時系列PAが点である物体、つまり、動かない物体は、障害物と識別してもよい。なお、位置情報認識部303が行う物体識別処理の詳細については後述する。
位置情報認識部303は、物体各々の絶対位置情報と、その絶対位置情報に対する識別情報(ロボットであるか、人であるか)と、を対応付けた位置情報を、動作制御部305に出力し、また、物体位置記憶部304に記憶させる。
動作制御部305は、位置情報認識部303から入力された位置情報に基づいて制御信号を生成する。動作制御部305は、生成した制御信号を駆動部306に出力する。
また、動作制御部305は、例えば、位置情報の物体が、ロボット11から予め定められた距離(例えば、1m)以内にあるか否か判断する。物体がロボット11から予め定められた距離以内の物体があると判断した場合、動作制御部305は、その物体の絶対位置情報に対応付けられた識別情報に基づいて、動作態様の変更を指示する変更制御信号を生成する。
例えば、動作制御部305は、識別情報がロボットであることを示す場合には、変更制御信号として、ロボット11の移動を停止させる停止指示信号を生成する。動作制御部305は、生成した停止指示信号を駆動部306に出力する。この場合、動作制御部305は、後述する警告表示信号を生成しない。
一方、動作制御部305は、識別情報が人であることを示す場合には、変更制御信号として、ロボット11に警告表示をさせる警告表示信号、及び、停止指示信号を生成する。動作制御部305は、警告表示信号を報知部308に出力し、停止指示信号を駆動部306に出力する。
駆動部306は、動作制御部305から入力された制御信号に基づきロボット11の移動手段を動作させる。例えば、ロボット11が二足歩行ロボットである場合には、駆動部306はロボット11の両足を動作させ、ロボット11を移動させる。
また、駆動部306は、動作制御部305から停止指示信号を入力されたとき、ロボット11の動作を停止させる。これにより、ロボット11は、予め設定された距離の範囲内の物体が接近したとき、移動を停止でき、接近した物体との接触を未然に防ぐことができる。
駆動部306は、一定時間間隔δT(例えば5μs)ごとに、時刻情報と動作結果情報をエンコーダ部307に出力する。動作結果情報とは、時刻T−δからTまでの進行方向と進行距離の情報を含む、いわゆるデッドレコニング情報である。例えば、ロボット11が二足歩行ロボットである場合、動作結果情報は時刻Tにおける足を踏み出す方向と距離が該当する。なお、進行方向とは、ロボット11の正面を基準とする相対的な方向である。
エンコーダ部307は、駆動部306から入力された動作結果情報に基づき、前述の差分位置情報を算出する。
報知部308は、動作制御部305から入力された変更制御信号に基づき情報を音声又は視覚情報を用いて表示する。また、報知部308が、警告表示信号が入力されたとき、予め記憶した音声信号に基づき音声(例えば、警告を促すメッセージ音声)を再生する。これにより、ロボット11は、人が接近したときには、音声を出力して、周囲の人に注意を促すことができる。一方、ロボット11は、他のロボットが接近したときには、音声を出力しない。すなわち、報知部308は、位置情報認識部303の識別情報(ロボットであるか、人であるか)に応じて、報知する内容や報知する態様を変える。
<物体識別処理について>
以下、位置情報認識部303が行う物体識別処理について説明する。
図3は、本実施形態に係る絶対位置情報の時系列及び相対位置情報の時系列の例を示す概念図である。
この図において、横軸はX座標、縦軸はY座標である。実線で示す時系列PA各々は、それぞれ、物体の絶対位置情報の時系列PAを示す。また、鎖線で示す時系列PRは、あるロボット11の相対位置の時系列PRを示す。
位置情報認識部303は、最新の時刻から、誤差の累積を無視できる程度の予め定めたフレーム幅ΔT(例えば、1秒)前の期間について、絶対位置情報の時系列PA(時系列PA(ΔT))の形状各々、及び、相対位置情報の時系列PR(時系列PR(ΔT))の形状各々を照合する。このとき、位置情報認識部303は、時系列PR(ΔT)を平行移動又は回転させて、時系列PA(ΔT)と照合する。つまり、位置情報認識部303は、時系列PR(ΔT)の位置のずれや、回転を補正するために、時系列PR(ΔT)に横方向Δx、奥行方向Δy及び回転角Δθでアフィン変換を施す。なお、位置情報認識部303は、既知のパターンマッチング法を用いて、時系列を照合してもよい。
位置情報認識部303は、時系列PR(ΔT)の形状と時系列PA(ΔT)の形状を照合して、照合率を算出する。なお、照合率は、時系列PR(ΔT)の形状と時系列PA(ΔT)の形状が類似する程、その値が大きくなるものである。
位置情報認識部303は、算出した照合率が予め設定された閾値よりも大きい場合、位置情報認識部303は、時系列PA(ΔT)の形状と時系列PR(ΔT)の形状が合致すると判断する。位置情報認識部303は、合致すると判断した時系列の絶対位置情報の物体を、ロボットと識別する。
一方、算出した照合率が予め設定された閾値よりも小さい場合、位置情報認識部303は、時系列PA(ΔT)の形状と時系列PR(ΔT)の形状が合致しないと判断する。
図3において、時系列PAが、時刻がt1からt2(≧t1)では、断絶していることを示す。これは、例えば、障害物13の影響等によって絶対位置測定装置2がこの物体の位置を測定できなかった事例を示す。このような場合、時刻t1までは、物体を識別できていたにもかかわらず、時刻t2以降では、物体を識別できなくなることが考えられる。本実施形態では、位置情報制御装置3は、現在の絶対位置情報及び相対位置情報を用いて絶対位置情報の物体を識別するので、過去に絶対位置を測定できなかった期間があった場合でも、絶対位置情報の物体を識別できる。また、位置情報制御装置3は、時系列PA2に対する物体と、時系列PA3に対する物体のように、過去に物体同士が接近して互いの位置が近接した場合でも、現在の位置の時系列の差異に基づき物体を識別できる。
次に、本実施形態に係る位置情報制御方法の一態様について図4を用いて説明する。
図4は、本実施形態に係る位置情報制御方法の一例を示すフロー図である。
(ステップS401)通信部301は、絶対位置測定装置2から無線で送信された物体の絶対位置情報を受信する。相対位置情報取得部302は、他のロボットの位置情報制御装置3から無線で送信されたそのロボットの相対位置情報を受信する。また、相対位置情報取得部302は、エンコーダ部307から入力された差分位置情報に基づき相対位置情報を算出する。その後、ステップS402へ進む。
(ステップS402)位置情報認識部303は、ステップS401で受信又は算出したロボットの相対位置情報のうち、前のステップS402で選択していない相対位置情報の時系列PR(ΔT)を選択する。その後、ステップS403へ進む。
(ステップS403)位置情報認識部303は、ステップS401で受信した物体の絶対位置情報の時系列のうち、前のステップS403で選択していない絶対位置情報の時系列PA(ΔT)を選択する。その後、ステップS403へ進む。
(ステップS404)位置情報認識部303は、ステップS403で選択した時系列PA(ΔT)と、ステップS402で選択した相対位置情報の時系列PR(ΔT)と、を照合し、これらの時系列が合致するか判断する。
時系列PA(ΔT)と時系列PR(ΔT)が合致すると判断される場合(ステップS404 Y)、ステップS405へ進む。一方、時系列PA(ΔT)と時系列PR(ΔT)が合致しない場合(ステップS404 N)、ステップS406へ進む。
(ステップS405)位置情報認識部303は、ステップS404で判断に用いた時系列PA(ΔT)の絶対位置情報の物体を、ロボットであると識別する。即ち、位置情報認識部303は、ロボットであることを示す識別情報を生成し、生成した識別情報に、この絶対位置情報の時系列に対応づける。その後、ステップS407に進む。
(ステップS406)位置情報認識部303は、ステップS404で判断に用いた時系列PA(ΔT)の絶対位置情報の物体を、人であると識別する。即ち、位置情報認識部303は、人であることを示す識別情報を生成し、生成した識別情報に、この絶対位置情報の時系列に対応づける。その後、ステップS407に進む。
(ステップS407)位置情報認識部303は、ステップS403において、ステップS401で受信した、全ての物体の絶対位置情報について、時系列PA(ΔT)を選択したか否かを判断する。全ての物体の絶対位置情報について時系列PA(ΔT)が選択されたと判断された場合(ステップS407 Y)、ステップS408へ進む。一方、少なくとも一つの物体の絶対位置情報について時系列PA(ΔT)が、まだ選択されていないと判断された場合(ステップS407 N)、ステップS403へ戻る。
(ステップS408)相対位置情報取得部302は、ステップS402において、ステップS401で受信又は算出した、全てのロボットの相対位置情報について、時系列PR(ΔT)が選択された否か判断する。全ての物体の相対位置情報について時系列PR(ΔT)が選択されたと判断された場合(ステップS408 Y)、処理を終了する。一方、少なくとも一つの物体の相対位置情報について時系列PR(ΔT)が、まだ選択されていないと判断された場合(ステップS408 N)、ステップS402へ戻る。
このように、本実施形態によれば、通信部301は、物体の絶対位置情報を取得する。通信部301又は相対位置情報取得部302は、ロボットの移動に基づく相対位置情報を取得する。位置情報認識部303は、絶対位置情報の時系列PA(ΔT)と相対位置情報の時系列PR(ΔT)とを照合し、時系列PR(ΔT)が合致する時系列PA(ΔT)をロボットの時系列と識別する。これにより、位置情報制御装置3は、時系列PR(ΔT)が合致した時系列PA(ΔT)の絶対位置情報の物体をロボットと識別でき、時系列PR(ΔT)が合致しない時系列PA(ΔT)の絶対位置情報の物体を人と識別できる。つまり、位置情報制御装置3は、専用の部材を取り付けなくても、ロボットであることを識別することができる。
また、本実施形態によれば、物体位置記憶部304は、前述のように物体ごとの位置情報を記憶する。動作制御部305は、他の各物体の位置が自己(ロボット11)の位置から、予め設定された距離の範囲内になったとき、自己の動作態様を変化させる。例えば、動作制御部305は、自己の移動を停止させる。同時に、動作制御部305は、後述するように警告情報を報知させてもよい。これにより、位置情報制御装置3は、自己と他の各物体との接触を未然に防止し、所定の表示を行うことで周囲に注意を促すことができる。
また、本実施形態によれば、動作制御部305は、その物体の絶対位置情報に対応付けられた識別情報に基づいて、動作態様の変更を指示する。例えば、その識別情報が人を示す場合には、動作制御部305は、報知部308に警告情報を報知させる。また、その識別情報がロボットを示す場合には、動作制御部305は報知部308に警告情報を報知させない。仮に、同じ空間に存在する人とロボットに対して同じ警告(例えば、警告を促すメッセージ音声)を再生した場合、人が、ロボットに対する警告を自身に対する警告と誤認識してしまうことがある。本実施形態では、このように人とロボットとに対して警告を報知しわけることで、人が、ロボットに対する警告を自身に対する警告と誤認識することを防止できる。
なお、本実施形態において、位置情報認識部303は、位置情報の時系列の形状を照合する場合について説明をしたが、本発明はこれに限らず、位置情報認識部303は、物体の速度情報や加速度情報の時系列を照合してもよい。つまり、位置情報認識部303は、絶対位置情報取得装置2(インフラセンサ)が測定した速度又は加速度の時系列の形状と、相対位置情報取得部302で測定した速度又は加速度の時系列の形状と、を照合してもよい。ここで、速度又は加速度は、位置情報に基づいて算出してもよい。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について詳しく説明する。
<位置情報制御装置4について>
図5は、本発明の第2の実施形態に係る位置情報制御装置4の構成を示す概略ブロック図である。位置情報制御装置4(図5)と第1の実施形態に係る位置情報制御装置3(図2)とを比較すると、位置情報認識部403及び時系列記憶部410を備える点が異なる。しかし、他の構成要素が持つ機能は、第1の実施形態と同じである。第1の実施形態と同じものについては説明を省略する。
位置情報認識部403は、物体の絶対位置情報の時系列PAがロボットの移動軌跡の時系列PBと照合し、時系列PAと時系列PBが合致するか否かを判断することによって、その時系列PAの絶対位置情報の物体が、ロボットであるか人であるかを識別する(この処理を、物体識別処理という)。
ここで、時系列記憶部410は、ロボットの定型的な移動軌跡の時系列PBを示す時系列情報を示す情報を予め記憶する。
具体的には、位置情報認識部403は、位置情報認識部403は、時系列PA(の一部又は全部。以下同じ)の形状と時系列PBの形状が合致するか否かを判断する。ここで、位置情報認識部403は、時系列PAと時系列PBを照合させる際に、前述の位置情報認識部303と同様にPA又はPBを平行移動、回転又は拡大・縮小させてもよい。
位置情報認識部403は、時系列PAと時系列PBの形状が合致すると判断した場合、この時系列PAの絶対位置情報の物体をロボットであると識別する。即ち、位置情報認識部403は、ロボットであることを示す識別情報を生成し、生成した識別情報に、この絶対位置情報の時系列PAに対応づける。
一方、位置情報認識部403は、時系列PAと時系列PBの形状が合致しないと判断した場合、この時系列PAの絶対位置情報の物体を人であると識別する。即ち、位置情報認識部403は、人であることを示す識別情報を生成し、生成した識別情報に、この絶対位置情報の時系列PAに対応づける。
これにより、位置情報認識部403は、時系列PAが定型的な移動軌跡の時系列PBと合致するか否かで、その時系列PAの絶対位置情報の物体が、ロボットであるか人であるかを識別できる。これは、ロボットのような移動体は、人と比較して、動作軌跡が定型的だからである。以下、ロボットの動作軌跡について説明する。
例えば、(1)定常歩行、(2)曲折、(3)動作開始、(4)停止、の各々のパターンについて、ロボットと人の動作には、主に以下の差異がある。
(1)定常歩行: ロボットがx方向に直進するときのxy平面上の動作軌跡におけるy方向の座標はサイン(sin)関数又はコサイン(cos)関数に近似する(図6実線参照)。これに対し、人がx方向に直進するときのxy平面上の動作軌跡のy方向の座標は、よりランダムに変動する(図6破線参照)。
例えば、位置情報認識部303は、ロボットの動作として、腰部分の動きを示す位置情報の時系列を用いてもよい。人型ロボットでは、腰部分の動きは、その中心部分を軸として所定の角度だけ、回転とその逆回転を繰り返す。その結果、例えば、2足歩行した場合の、腰部分の側面付近の軌跡は、サイン(sin)関数やコサイン(cos)関数のような、一定の形状となる。時系列記憶部410は、予め測定された軌道の形状を時系列PBとして記憶し、測定された絶対位置情報の時系列PAと記憶した時系列PBを照合することによって、その位置情報の物体を識別すればよい。
(2)曲折: ロボットがx方向からy方向に左折するときのxy平面上の動作軌跡は、円弧に近似する(図7実線参照)。これに対し、人がx方向からy方向に左折するときのxy平面上の動作軌跡は、円弧から乖離した複雑な軌跡となる(図7破線参照)。
(3)動作開始: ロボットが動作を開始するときの速度の変化は、当初は概ね等加速度であり、一定速度に漸近する(図8(1)実線参照)。これに対し、人が動作を開始当初は速度変化が緩慢であるが、ある時刻で急激に速度が増加し、その後も一定速度に漸近せず速度が常に乱雑に変動する(図8(1)破線参照)。
(4)停止: ロボットが動作を停止するときの速度の変化は、当初は概ね等加速度で減速し、速度ゼロに漸近する(図8(2)実線参照)。これに対し、人が動作を停止するときは、当初は速度が乱雑に変化し、ある時刻で急激に速度が減少し、その後は速度がほぼゼロとなる(図8(2)破線参照)。
次に、本実施形態に係る位置情報制御方法について図9を用いて説明する。図9は、本実施形態に係る位置情報制御方法の一例を示すフロー図である。
(ステップS901)通信部301は、絶対位置測定装置2から無線で送信された物体の絶対位置情報を受信する。その後、ステップS902へ進む。
(ステップS902)位置情報認識部403は、時系列記憶部410から、前のステップS902で選択していない時系列情報の時系列PBを選択して読み出す。その後、ステップS903へ進む。
(ステップS903)位置情報認識部403は、ステップS901で受信した物体の絶対位置情報の時系列のうち、前のステップS903で選択していない絶対位置情報の時系列PAを選択する。その後、ステップS903へ進む。
(ステップS904)位置情報認識部403は、ステップS903で選択した時系列PAと、ステップS902で選択した時系列PBを照合する。位置情報認識部403が、時系列PAとPBが合致すると判断した場合、(ステップS904 Y)、ステップS905へ進む。一方、位置情報認識部403が、時系列PAとPBが合致しないと判断した場合(ステップS904 N)、ステップS906へ進む。
(ステップS905)位置情報認識部403は、ステップS904で判断に用いた時系列PAの絶対位置情報の物体を、ロボットであると識別する。即ち、位置情報認識部403は、ロボットであることを示す識別情報を生成し、生成した識別情報に、この絶対位置情報の時系列PAに対応づける。その後、ステップS907に進む。
(ステップS906)位置情報認識部403は、ステップS904で判断に用いた時系列PAの絶対位置情報の物体を、人であると識別する。即ち、位置情報認識部403は、人であることを示す識別情報を生成し、生成した識別情報に、この絶対位置情報の時系列PAに対応づける。その後、ステップS907に進む。
(ステップS907)位置情報認識部403が、ステップS901で受信した全ての物体の絶対位置情報について、ステップS903において時系列PAを選択したか否かを判断する。全ての物体の絶対位置情報について時系列PAが選択されたと判断された場合(ステップS907 Y)、ステップS908へ進む。一方、少なくとも一つの物体の絶対位置情報について時系列PAが選択されていないと判断された場合(ステップS907 N)、ステップS903へ戻る。
(ステップS908)位置情報認識部403が、ステップS902において時系列記憶部410から全ての時系列情報の時系列PBが選択された否か判断する。全ての時系列情報の時系列PBが選択されたと判断された場合(ステップS908 Y)、処理を終了する。一方、少なくとも一つの時系列情報の時系列PBが選択されていないと判断された場合(ステップS908 N)、ステップS902へ戻る。
なお、位置情報認識部403は、絶対位置情報の時系列PAに基づき、速度又は加速度の時系列PAvを生成し、ロボットの定型的な移動軌跡にかかる速度又は加速度の時系列PBvとを照合して、時系列PAの物体がロボットであるか人であるかを判断してもよい。また、位置情報認識部403は、この照合結果と、時系列PAと時系列PBとの照合結果により、いずれか一方が合致すると判断したときに、時系列PAの物体がロボットであるか人であるかを判断してもよい。このとき、時系列記憶部410は、ロボットの定型的な移動速度又は速度の時系列PBvを予め記憶しておく。
このように、本実施形態は、物体ごとの絶対位置情報の時系列と、ロボットの動作の特徴を反映する定型的な移動軌跡の時系列とに基づき、物体がロボットか否か判断する。そのため、専用の部材を取り付けなくても、ロボットであることを識別することができる。
<変形例>
位置情報制御装置は、定型的な移動軌跡の時系列PBを用いずに、絶対位置情報の時系列PAのみに基づいて、絶対位置情報の物体を識別してもよい。図6〜図8に示したように、人の移動軌跡の時系列や速度の時系列は、ランダムに変動する傾向がある。これに対し、ロボットや車両のものは、直線や弧などの定型的な形状をとる。
この性質に着目し、位置情報制御装置5は、ランダムに変動する成分に基づいて、物体を識別する。以下、本変形例に係る位置情報制御装置5の構成について説明する。
図10は、本変形例に係る位置情報制御装置5の構成を示す概略ブロック図である。位置情報制御装置5(図10)と第1の実施形態に係る位置情報制御装置3(図2)とを比較すると、位置情報認識部303に代えて位置情報認識部503を備える点が異なる。しかし、他の構成要素が持つ機能は、第1の実施形態と同じである。第1の実施形態と同じものについては説明を省略する。
位置情報認識部503は、絶対位置情報の時系列を、例えば高速フーリエ変換することにより周波数領域信号に変換し、予め設定された周波数よりも低い周波数の成分のパワーについて、全周波数のパワーに対する割合Qを、特徴量(絶対位置情報の変化が定型的であることを示す)として算出する。位置情報認識部503は、算出した特徴量Qが予め設定された閾値qよりも大きいとき、その物体がロボットであると識別する。即ち、位置情報認識部503は、ロボットであることを示す識別情報を生成し、生成した識別情報に、この絶対位置情報の時系列PAに対応づける。一方、位置情報認識部503は、算出した特徴量Qが予め設定された閾値qより小さいとき、その物体が人であると判別する。即ち、位置情報認識部503は、人であることを示す識別情報を生成し、生成した識別情報に、この絶対位置情報の時系列PAに対応づける。
なお、位置情報認識部503は、その物体がロボットであることを示す識別情報を生成するにあたり、特徴量Qを、物体ごとの絶対位置情報の時系列の2次差分値に基づき算出し、閾値qよりも大きいか否かを判断してもよい。この2次差分値は、加速度を示すため、特徴量Qは加速度の定型性を示す変数となる。特に(3)動作開始、(4)停止、において、移動体判断部604が、その物体がロボットであるか否か的確に判断することができる。
また、位置情報認識部503は、物体ごとの絶対位置情報を3次元で扱う場合には、絶対位置情報における上下方向(z座標)成分のパワーについて、全方向成分に対するパワーの割合が予め設定された値以下の場合に、その物体がロボットであることを示す識別情報を生成してもよい。これは、水平面内におけるロボットの移動においては、上下動がほとんど生じないのに対し、人等の生物の移動では上下動がより著しいからである。
また、上記各実施形態において、絶対位置測定装置2は、レーザ光線を放射する光線放射部と、反射された光線を検出する光線検出部と、検出された光線に基づき物体ごとの位置情報を算出する算出部を含んで構成してもよい。ここで、位置情報算出部は、予め定めされた強度を超える光線に基づき位置情報を算出するようにする。そして、ロボット11の表面にリフレクタ(反射体)を備えることとし、このリフレクタにより反射された反射光を、絶対位置測定装置2が光線検出部で検出するようにする。リフレクタは、例えば再帰性反射体であり、入射方向への反射強度が著しい物質からなる。このようにして、絶対位置測定装置2は、強度が著しい反射光に基づき、物体ごとの絶対位置情報を取得できる。そのため、その物体がロボット11であることを容易に識別することができる。
なお、上記各実施形態において、絶対位置測定装置2は、例えば、横方向の座標(x座標)と奥行方向(y座標)を含む2次元の直交座標系に基づく位置情報を扱っていたが、本発明はこれに限られず、極座標系や3次元の座標系であってもよい。
なお、上述した実施形態における、位置情報制御装置3、4又は5の一部、例えば、相対位置情報取得部302、位置情報認識部303、403又は503、物体位置記憶部304、動作制御部305、及びエンコーダ部307をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、位置情報制御装置3又は4に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態における位置情報制御装置3又は4の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現しても良い。位置情報制御装置3又は4の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化しても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いても良い。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1…位置情報制御システム、2…絶対位置情報取得装置(第1の位置情報取得部)、
3、4、5…位置情報制御装置
301…通信部(第1の位置情報取得部)、
302…相対位置情報取得部(第2の位置情報取得部)、303…位置情報認識部、
304…物体位置記憶部、305…動作制御部、306…駆動部、
307…エンコーダ部、308…報知部、410…時系列記憶部

Claims (9)

  1. 物体の第1の位置情報を取得する第1の位置情報取得部と、
    ロボットの移動に基づく第2の位置情報を取得する第2の位置情報取得部と、
    前記物体の第1の位置情報の時系列の形状と前記第2の位置情報の時系列の形状の類似度を算出し、
    前記類似度に基づいて前記物体が前記ロボットであるか否かを認識する位置情報認識部と、
    を備えること特徴とする位置情報制御システム。
  2. 前記物体の第1の位置情報を記憶する物体位置記憶部と、
    記物体の位置が前記ロボットの位置から、予め設定された距離の範囲内になったとき、前記ロボットの動作態様を変化させる動作制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の位置情報制御システム。
  3. 前記ロボットの動作態様を変化させることが、前記ロボットの移動を停止させることであることを特徴とする請求項2に記載の位置情報制御システム。
  4. 前記ロボットの動作態様を変化させることが、前記ロボットに警告情報を報知させることであることを特徴とする請求項2に記載の位置情報制御システム。
  5. 前記位置情報認識部は、前記物体の第1の位置情報の時系列に基づき特徴量を算出し、前記特徴量に基づき前記物体をロボットと判断することを特徴とする請求項1に記載の位置情報制御システム。
  6. 前記第1の位置情報取得部は、
    外部に光線を放射する光線放射部と、
    光線を検出し、検出された光線が予め定められた強度を超えるとき、前記検出された光線に基づき前記物体の位置情報を算出する位置情報算出部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の位置情報制御システム。
  7. 物体の第1の位置情報を取得する第1の位置情報取得部と、
    ロボットの移動に基づく第2の位置情報を取得する第2の位置情報取得部と、
    前記物体の第1の位置情報の時系列の形状と前記第2の位置情報の時系列の形状の類似度を算出し、
    前記類似度に基づいて前記物体が前記ロボットであるか否かを認識する位置情報認識部と、
    を備えることを特徴とする位置情報制御装置。
  8. 位置情報制御装置における位置情報制御方法であって、
    前記位置情報制御装置が、物体の第1の位置情報を受信する第1の過程と、
    前記位置情報制御装置が、ロボットの移動に基づく第2の位置情報を取得する第2の過程と、
    前記位置情報制御装置が、前記物体の第1の位置情報の時系列の形状と前記第2の位置情報の時系列の形状の類似度を算出し、
    前記類似度に基づいて前記物体が前記ロボットであるか否かを認識する第3の過程と、
    を有することを特徴とする位置情報制御方法。
  9. 位置情報制御装置におけるコンピュータに、
    物体の第1の位置情報を受信する手順、
    ロボットの移動に基づく第2の位置情報を取得する手順、
    前記物体の第1の位置情報の時系列の形状と前記第2の位置情報の時系列の形状の類似度を算出し、
    前記類似度に基づいて前記物体が前記ロボットであるか否かを認識する手順、
    を実行させるための位置情報制御プログラム。
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