JP5480668B2 - 光源モジュール、点灯装置およびそれを用いた照明器具 - Google Patents

光源モジュール、点灯装置およびそれを用いた照明器具 Download PDF

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Description

本発明は、発光ダイオードを光源として使用した光源モジュール、この光源モジュールを点灯する点灯装置、およびそれを用いた照明器具に関するものである。
従来、照明用の光源として蛍光ランプが主流であり、インバータ点灯装置を用いて高周波点灯する照明器具が広く普及している。また、近年、蛍光ランプに代表される放電ランプ以外の電気的光源として、発光ダイオード(LED)が注目を浴びている。発光ダイオードは特に寿命の観点において蛍光ランプより優れており、今後の技術向上によってベース照明用の蛍光ランプとして主流であるFHF32を越える効率も期待されている。
しかしながら、発光ダイオードの技術進歩に対して発光ダイオードを搭載した光源モジュールにおいては、光源モジュールから出力される光が略一定となるように、発光ダイオードの使用個数を設定し、また、発光ダイオードを直列接続するか並列接続するかを決定する必要がある。つまり、発光ダイオードの使用個数と接続形態を決めることで光源モジュールとしての電流値、電圧値を設計の都度、適切に設定しなければならない。
また、光源モジュールに電流供給する点灯装置においても、発光ダイオードの技術進歩に応じて省電力となるような適切な出力を出さなければならない。ところが、上述のように、発光ダイオード1個あたりの電気特性と使用個数、及び直列接続か並列接続かによって決まる光源モジュールの電流値、電圧値は様々な数値となってしまう。このため、例えば光源モジュールの側で、発光ダイオードの技術進歩に関わらず、必ず光源モジュールの電流値が一定となるような組み合わせ(発光ダイオードの特性、使用個数、接続形態)を実施する制約が生じる。
特開2009−224046号公報 特開2009−21175号公報 特開2009−283281号公報
例えば発光ダイオード1個の電圧特性を3.5[V]とし、この発光ダイオードを5個直列接続した光源モジュール(以下、LEDモジュールと記す)の印加電圧が3.5×5=17.5[V]となる点灯装置に、同じ特性の発光ダイオードを4個直列接続したLEDモジュールを接続すると、過電圧が印加され、過大な電流が流れる。
特許文献1では、このような過大な電流による故障を防止する手段として、LEDモジュールの接続/分離を報知する報知用端子を設け、報知用端子からの報知信号に応じて過大電流を防止している。さらにLEDモジュールへの出力電流が一定に保持される構成となっている。
特許文献1の例では、発光ダイオードの使用個数の違いのみを考慮しており、上述のような発光ダイオードの技術進歩については考慮していない。例えば発光ダイオード1個あたりの電圧特性を3.5[V]、電流特性を0.3[A]とし、この発光ダイオードを10個直列に接続した場合のLEDモジュールの印加電圧は3.5×10=35[V]、出力電流は0.3[A]となる。仮に発光ダイオードの技術進歩によって、発光ダイオード1個あたりの電圧特性が3.0[V]、電流特性は0.2[A]となった場合、これを8個直列に接続したLEDモジュールの印加電圧は3.0×8=24[V]となる。発光ダイオード1個あたりの電圧特性が3.5[V]のものを7個直列に接続すると、3.5×7=24.5[V]であり、電圧特性の違いと発光ダイオードの使用個数の違いによる電圧差異は実質的に大きな違いとは言えない。しかしながら、出力電流が0.2[A]であるものに0.3[A]を流すことによって過大電流による異常発熱が生じ、故障または寿命劣化などの問題を生じてしまう。特許文献3でも特許文献1と同様の課題を有する。
特許文献2の例では、複数の発光ダイオードを搭載したLEDモジュール個々に電気特性などに関わる情報を持ち、さらにLEDモジュール個々に定電流を供給するための定電流回路を構成している。LEDモジュール個々に持つ情報は、複数のLEDモジュールに電源供給可能な点灯装置に送られ、LEDモジュールの接続個数に見合った出力を行うよう制御している。
LEDモジュール個々に持つ情報はマイコンを用いることで構成されており、例えば発光ダイオードの技術進歩を想定した複数個の電気特性情報、個数情報、直列または並列接続するなどの接続情報を予め設定したデータテーブルを持ち、使用する発光ダイオードの特性、及び個数などに応じて該当するデータを選択するよう構成し、このデータを点灯装置が入力して適切な電流値を出力するよう制御することは可能である。
この技術を転用すれば、将来的な発光ダイオードの技術進歩に対応可能な点灯装置が実現可能であり、LEDモジュールのトータル電流を一定にしたり、発光ダイオードの特性や個数や複数の発光ダイオードの接続形態に制約を設けなくてもよい。
しかしながら、LEDモジュール個々にデータ記憶保持手段(マイコンなど)及びデータ記憶保持手段用の制御電源回路などを搭載する必要を生じるため、LEDモジュールの構成が複雑かつ高価になるとともに、LEDモジュール個々に搭載するデータ記憶保持手段用の制御電源をどのように生成するのかが大きな課題となる。
LEDモジュールが点灯する前にLEDモジュール個々に持つ情報を読み出そうとすれば、例えばLEDモジュールが点灯しない程度の電圧を常に点灯装置が出力して、この出力電圧を利用して制御電源を生成する方法か、点灯装置内で制御電源を生成し、別配線でLEDモジュールに供給する方法が考えられる。前者の場合は、LEDモジュールが接続されていない場合にも常に点灯装置を動作し続ける必要があるため、余分な電力ロスを生じる。後者の場合は、点灯装置とLEDモジュールとの間の配線が複雑化してしまう。さらにLEDモジュールと点灯装置とを接続する際には、発光ダイオードへ極性を有する電流供給線とデータ記憶保持手段からの信号線とを誤結線なく接続できるような接続構造、ソケット構造が必要とされ、使用者、工事者が簡単に交換できる構成とすることが望ましいが、従来技術では具体的な接続構成が提案されていない。
本発明は、上述のような点に鑑みてなされたものであり、発光ダイオードの技術進歩に対応可能であり、かつ安価に構成できる光源モジュール、点灯装置、およびそれを用いた照明器具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、複数の発光ダイオード(LED1)を電気的に接続し、実装した実装基板部(光源部1)と、前記実装基板部の外部から供給される電圧を入力して前記発光ダイオードに電流を供給する第1の電気的接続端子Aと第2の電気的接続端子B2と、前記発光ダイオードの電気的特性に対応した特性情報を予め設定する特性設定手段(特性設定部2)と、前記特性設定手段において生成される特性設定信号を外部に出力する第3の電気的接続端子B1とを備え、前記特性設定手段は、前記第3の電気的接続端子B1と前記第1の電気的接続端子Aとの間、若しくは前記第3の電気的接続端子B1と前記第2の電気的接続端子B2との間の少なくとも一方に接続され、前記特性設定手段は前記第3の電気的接続端子B1に外部から設定用電源を入力することで前記特性設定信号を生成する光源モジュール(LEDモジュール21)を備える。また、請求項1の発明は、図17に示すように、この光源モジュール(LEDモジュール21)と、外部から直流電圧もしくは交流電圧を整流した整流電圧を電源として入力し、少なくとも一つのスイッチング素子Q4を有し、該スイッチング素子Q4をオンオフすることによって所望の電圧に変換して前記光源モジュールへ供給する電圧変換部8と、前記光源モジュールを構成する特性設定手段(特性設定部2)へ前記第3の電気的接続端子B1を介して設定用電源3を供給する設定用電源出力手段と、前記光源モジュールの第3の電気的接続端子B1に接続され、特性情報を判別する特性判別手段(特性判別部4)と、前記光源モジュールの第1の電気的接続端子Aまたは第2の電気的接続端子B2のいずれか低電位側(接続端子B2)に接続されるとともに、前記光源モジュールを流れる負荷電流を含む電流を検出して電流検出信号を出力する電流検出手段(抵抗Rs)と、前記特性判別手段での判別結果と前記電流検出信号に基づいて前記負荷電流を調整するように前記スイッチング素子Q4へ駆動信号を出力する出力調整部6とを備えた点灯装置であって、前記光源モジュールの第3の電気的接続端子B1に接続され、光源モジュールの接続を判別する接続判別手段(接続判別部5)を有し、前記出力調整部6は、接続判別手段の判別結果に応じて駆動信号の出力を停止する停止手段(駆動回路9のReset端子)を備え、前記特性判別手段(特性判別部4)は、前記スイッチング素子Q4がスイッチング動作している際は、特性情報を判別する動作(情報判別動作)を停止することを特徴とするものである
請求項の発明は、請求項記載の点灯装置を備えることを特徴とする照明器具である(図16)。
請求項1の発明によれば、特性設定手段に発光ダイオードの電気的特性に対応した特性情報を予め設定することにより、発光ダイオードの技術進歩に対応可能であり、光源モジュールを安定に点灯可能な点灯装置を実現できる。
本発明の実施形態1のLEDモジュールの回路図である。 本発明の実施形態1の点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態1のLEDモジュールの概略構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態1の特性設定部の具体的な構成を示す回路図である。 本発明の実施形態1の特性設定部の動作波形図である。 本発明の実施形態1の特性設定部の設定が異なる場合の動作波形図である。 本発明の実施形態1の特性判別部の動作説明図である。 本発明の実施形態1の動作開始時の各部の波形図である。 本発明の実施形態1のLEDモジュールの一変形例の回路図である。 本発明の実施形態2の点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態3の点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態3の特性設定部の具体的な構成を示す回路図である。 本発明の実施形態3の特性設定部の動作波形図である。 本発明の実施形態4のLEDモジュールの回路図である。 本発明の実施形態4のLEDモジュールの概略構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態4のLEDモジュールを装着した照明器具の斜視図である。 本発明の実施形態5の点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態5の点灯装置の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態5の特性設定情報と設定電流の関係を示す特性図である。 本発明の実施形態5の動作開始時の各部の波形図である。 本発明の実施形態6の点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態6の点灯装置の放電ランプ接続時の回路図である。 本発明の実施形態6のLEDモジュールの概略構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態6のLEDモジュールの長手方向端部から見た正面図である。 本発明の実施形態6の特性設定情報と設定電流の関係を示す特性図である。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1のLEDモジュールの回路図である。同図に示すように、LEDモジュール21は、複数個の発光ダイオードLED1を直列に接続した光源部1と、発光ダイオードLED1の特性情報、例えば、狙いとする電流値に対応した情報を設定する特性設定部2とを備えている。光源部1のアノード側はLEDモジュール21の外部に設けられる点灯装置に電気的に接続分離が可能な接続端子Aに接続され、光源部1のカソード側は同様に接続端子B2に接続されており、特性設定部2は同様に接続端子B1に接続されるとともに光源部1の低電位側(カソード側)にも接続されている。
図3はLEDモジュールの構造例である。同図に示すように、光源部1を構成する複数個のLED1を実装した1個若しくは複数個の基板を接続して面形状が長方形とし、これを透光性を持った筐体22内に収め、筐体22の一端側に前記接続端子Aを設け、他端側に接続端子B1とB2とを設けている。
特性設定部2については図3で図示していないが、後述するような電子部品を用いることで複数の発光ダイオードLED1と同一の基板上に、かつ接続端子B1の近傍に実装する。このLEDモジュール21を構成する光源部1及び特性設定部2は、上述の接続端子A、B1、B2を介して、図2に示すようなブロック図構成の点灯装置に接続される。
図2の点灯装置は、少なくとも一つのスイッチング素子(図示はしていない)を有し、このスイッチング素子をオンオフすることでLEDモジュール21へ電流を供給して点灯せしめる電圧変換部8と、電圧変換部8へ所望の出力となるよう駆動信号を出力する出力調整部6と、出力調整部6などの制御回路へ制御電源を供給する制御電源7と、制御電源7からの制御電源を入力し、上述の特性設定部2へ制御電源供給を行う設定用電源3と、設定用電源3から特性設定部2へ制御電源を供給する同一配線上の波形を検出し、検出結果に基づいて上述の出力調整部6を制御する特性判別部4と、LEDモジュール21の接続の有無を判別する接続判別部5とを有している。
図1に示すLEDモジュール21を構成する発光ダイオードLED1の電気的特性を例えば0.3[A]、3.5[V]とし、50個直列に接続するものとすると、光源部1に電圧変換部8から供給する電流を0.3[A]とすることで、光源部1の両端電圧は3.5[V]×50個=175[V]となり、光源部1の消費電力は3.5[V]×0.3[A]×50個=52.5[W]となる。
電圧変換部8は例えば降圧チョッパ、または昇圧チョッパと降圧チョッパの併用などの構成として、前記LEDモジュール21を点灯できる直流電力を供給する構成であるならどのような構成でもよい。
特性設定部2は、電圧変換部8から供給される電流が、例えば0.35[A]から0.10[A]までの所望のレべルで供給できるように、個々の設定電流の情報を有するよう構成されている。上述の例の発光ダイオードLED1においては、0.3[A]を流す必要があるため、発光ダイオードLED1を用いたLEDモジュール21においては、設定電流0.3[A]を示す情報を有するように構成される。
図4に特性設定部2のより具体的な構成を示す。本例での設定用電源3は主に電流源で構成され、上述のように接続端子B1を介して特性設定部2へ制御電源を供給している。さらに、この接続端子B1と同電位の配線の波形を特性判別部4と接続判別部5に入力して出力調整部6を制御している。
設定用電源3から接続端子B1、B2間に入力された制御電源は、ダイオードD1を介してツェナーダイオードZD1とコンデンサC2との並列回路に入力されている。上述の制御電源は、ツェナーダイオーZD1のツェナー電圧Vz1にクランプされるとともに、コンデンサC2によって平滑化されている。図4に示すように、設定用電源3を定電流源とすることによって、ツェナーダイオードZD1に流れるツェナー電流を適正値に制限することができる。設定用電源3から入力された制御電源をクランプしたツェナー電圧Vz1は、主にミラー回路M1、M2、比較器CP1、トランスファゲート回路G、抵抗R2とR3の直列回路、抵抗R4とR5との直列回路へ供給される。
抵抗R2とR3の直列回路は、ツェナー電圧Vz1を抵抗分圧することで設定される基準電圧Vref1を生成する。抵抗R4とR5との直列回路は、ツェナー電圧Vz1を抵抗分圧することで基準電圧Vref2を生成する。基準電圧Vref1、Vref2はトランスファゲート回路Gを介して比較器CP1の+入力端子へ供給される。ミラー回路M1は抵抗R1によって決まる電流i1をコンデンサC1、及びミラー回路M2へ供給している。ミラー回路M2に流れる電流i2は、ミラー比を変えることでi2>i1となるよう設定されている。
比較器CP1の出力信号に応じてオンオフするスイッチング素子Q1がオンの場合にはi2=0となるため、コンデンサC1に電流i1を吐き出し、スイッチング素子Q1がオフの場合には(i1−i2)が負電流となるため、コンデンサC1から電流(i2−i1)を吸い込むよう動作する。
このコンデンサC1の電圧波形は、図5(b)に示すような比較器CP1の出力電圧に応じて、トランスファゲート回路Gにより基準電圧Vref1、Vref2を切り替えることで同図(a)に示すように充電時間T1を有する三角波の電圧波形となる。
さらに、比較器CP1の出力はスイッチング素子Q3のゲートへ入力され、スイッチング素子Q3のオンオフによってスイッチング素子Q2をオンオフする。スイッチング素子Q2のドレインを接続端子B1と同電位の配線に接続しているため、スイッチング素子Q2のドレイン電圧、すなわち接続端子B1の電圧は図5(c)に示すようにコンデンサC1の充電時間T1に略等しい“H”期間を持つ波形となる。
スイッチング素子Q2がオフの場合の接続端子B1の電圧は、ダイオードD1のオン電圧とツェナーダイオードZD1のツェナー電圧Vz1との和の電圧値Voutとなる。また、スイッチング素子Q2がオンしている場合は、設定用電源3から入力される制御電源電流がスイッチング素子Q2を流れてしまうが、このときは平滑コンデンサC2に充電された電圧で回路動作を継続する。
ここで、抵抗R2とR3の直列回路で生成される基準電圧Vref1について、基準電圧Vref1よりも低い基準電圧Vref1’となるように、抵抗R2とR3との分圧比を変えた場合、図6(a)に示すようにコンデンサC1の充電時間は期間T1より短い期間T1’となる。この場合、スイッチング素子Q2のドレイン電圧、すなわち接続端子B1の電圧の“H”期間も、同図(c)に示すように短い期間T1’に略等しい波形となる。
特性判別部4は、主にマイコンで構成されており、この接続端子B1の電圧の“H”期間を読み取るような時間読み出し処理を行う。そして、図7に示す関係となるように、読み出した時間に対応する設定電流を演算によって求める。または予め記憶されたデータテーブルから読み出す。特性判別部4は、このようにして得られた設定電流に調整するように、出力調整部6へ動作信号を出力する。
例えば、電気的特性が0.3[A]、3.5[V]となる発光ダイオードLED1を50個直列に接続したLEDモジュール21が接続された場合には、特性設定部2によって決まる接続端子B1の電圧の“H”期間を図5の期間T1となるように設定する。また、発光ダイオードの特性が異なるLED2の電気的特性が例えば0.25[A]、3.5[V]であり、これを40個直列に接続したLEDモジュール21’を点灯装置に接続した場合には、特性設定部2によって決まる接続端子B1の電圧の“H”期間が図6の期間T1’となるように設定する。
このように設定することで特性設定部2で設定される接続端子B1の電圧の“H”期間の長さがLEDモジュール21へ供給される設定電流に対応した情報となる。
次に、特性判別部4と同様に接続端子B1と同電位の配線の波形を入力する接続判別部5の動作について説明する。接続判別部5は比較器、または特性判別部4と同様にマイコンなどで構成し、接続端子B1の電圧値を検出するよう構成されている。LEDモジュール21が点灯装置に接続されているとき、接続端子B1の電圧は、ダイオードD1のオン電圧とツェナーダイオードZD1のツェナー電圧Vz1との和の電圧値Voutとなる。一方、LEDモジュール21が外れているときには、ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧Vz1によってクランプされなくなるために、上述の電圧値Voutよりも高い電圧値になる。この関係を利用して、接続判別部5は接続端子B1の電圧値が所定値Vref3より高くなるとLEDモジュール21が接続されていないと判定する。
接続判別部5は、LEDモジュール21が接続されていないと判定した場合、電圧変換部8からLEDモジュール1への電流供給を停止するように、出力調整部6へ停止信号を出力する。またこのとき、図示はしていないが、特性設定部2の情報に基づく特性判別部4における情報判別処理や設定電流の調整処理も、同様に停止信号に応じて停止するような構成とすることが望ましい。その場合、特性判別部4と接続判別部5は同じマイコンで構成しても良い。
図8のタイミングチャートは、LEDモジュール21を接続した場合のシーケンス動作を示している。時間t0まではLEDモジュール21が未接続である。このとき、同図(a)に示すように設定用電源3の出力電圧は、LEDモジュール21の未接続を判定する所定のしきい値Vref3よりも高くなっている。このため、同図(c)に示すように出力調整部6から電圧変換部8へ駆動信号は出力されない。
次に、時間t0にLEDモジュール21を接続すると、LEDモジュール21の特性設定部2へ設定用電源3から定電流で供給される制御電源によって、同図(b)に示すように、平滑コンデンサC2の電位が徐々に上昇し、時刻t1においてツェナーダイオードZD1のツェナー電圧Vz1に等しくなる。
この時間t0からt1までの期間は特性設定部2の動作が安定しないために特性判別部4で誤判定する恐れがある。そこで、時刻t0において接続判別部5によりLEDモジュール21が接続されたと判定した後、特性設定部2の動作が安定する時刻t1までの時間は、特性判別部4での情報判別処理を停止するタイマ手段を設ける。そして、時間t1以降に特性判別部4での情報判別処理を開始して、情報判別処理や設定電流の調整処理が完了した時間t2から出力調整部6が駆動信号を出力する。
以上の構成とすることで、LEDモジュール21において使用する発光ダイオードLED1の特性に基づいた情報を予め設定し、この設定された情報に応じて点灯装置が適切な設定電流を供給することができるため、使用する発光ダイオードLED1に過大な電流を供給して破損や寿命劣化を招くことがない。また、発光ダイオードLED1の特性情報を判別するのと同一の配線でLEDモジュール21の接続の有無も判別することが可能であるので、省配線化され、LEDモジュール21の未接続時には点灯装置の動作を停止するため、余分な電力消費がない。
この実施形態では、特性設定部2が持つ情報としてLEDモジュール21に流す設定電流を例に挙げて説明したが、LEDモジュール21へ印加する電圧に基づく情報としてもよい。
さらにLEDモジュール21は、図3に例示したような直管型の蛍光ランプに相似した形に限定せず、どのような形状であってもよい。例えば、円状の基板にLEDを実装してもよいし、また、この基板を円柱形のモジュールに納めるような構成でも良い。
また、制御電源7については回路構成を例示していないが、一般的技術で制御電源回路を構成すれば良い。例えば、電圧変換部8にインダクタを使用する場合には、そのインダクタの二次巻線からの帰還電力により制御電源回路を構成してもよい。
LEDモジュール21の光源部1は、図9に示すように複数の発光ダイオードLED1を直列に接続した直列回路を二つ有し、それぞれ逆並列に接続するような構成としてもよい。この場合は、接続端子Aからの電流供給と接続端子B2からの電流供給のいずれの電流供給においても光源部1は点灯する。図9の構成では、LEDモジュール21に電流供給する電圧変換部8は、蛍光灯用点灯装置において一般的に用いられるインバータ回路によって高周波電力を供給するような構成としてもよい。
(実施形態2)
図10は本発明の実施形態2の点灯装置の構成を示している。本例での点灯装置はLEDモジュールを2個並列に接続し、点灯する構成となっており、2個のLEDモジュール21a,21bは、実施形態1と同じものでよい。
点灯装置を構成する設定用電源3は、二個のLEDモジュール21aと21bとにそれぞれ供給可能なように、設定用電源3aと設定用電源3bとを有しており、設定用電源3aと設定用電源3bはそれぞれ実施形態1で説明したように定電流源を有する構成とすればよい。
特性判別部4は、実施形態1で説明したように主にマイコンで構成されており、基本動作も同じであり、LEDモジュール21aの接続端子B1の電圧波形とLEDモジュール21bの接続端子B1の電圧波形とを入力し、それぞれのLEDモジュール21a,21bの情報を判別できるように構成するならば、どのような構成でもよい。
本実施形態のように、複数個のLEDモジュール21a,21bを接続する場合には、電気的特性の異なるLEDモジュールを使用者が誤って接続してしまう恐れがある。そこで、誤接続を判定するために、特性判別部4において、入力される二つの情報の合致の判定を行う。合致している場合は、入力される情報に応じた設定電流に調整するよう、特性判別部4から出力調整部6へ動作信号を出力する。また、合致していない場合は、後述するように、より安全な動作となるように制御する。
また、接続判別部5の動作については基本的に実施形態1と同じでよく、接続端子B1の電圧値を検出することによってLEDモジュールが未接続時に接続端子B1の電圧値が高くなることを検出することで判定すればよい。さらに本例では2個のLEDモジュール21a,21bを並列に有するため、2個のLEDモジュール21a,21bが両方ともに接続されていないと判定された場合のみに、出力調整部6へ停止信号を出力するよう構成する。
ここで、電気的特性の異なるLEDモジュールを使用者が誤って接続した場合の動作について説明する。例えば、LEDモジュール21aは電気的特性が0.3[A]、3.5[V]となる発光ダイオードLED1を50個直列に接続して構成され、LEDモジュール21bは電気的特性が0.25[A]、3.5[V]となる発光ダイオードLED2を40個直列に接続して構成されるものとすれば、特性判別部4は二つの異なる情報が入力されることで異なる電気的特性を持ったLEDモジュールが接続されているものと判定する。
この場合、供給電流の低いLEDモジュール21bの情報を優先して、電圧変換部8から出力される供給電流を0.25[A]となるよう出力調整部6へ動作信号を出力するか、若しくは出力調整部6から出力される駆動信号を停止するよう停止信号を出力することでLEDモジュールへの供給電流が0[A]となるような制御を行う。
電圧変換部8から出力される供給電流を0.25[A]と制御する場合、LEDモジュール21aとLEDモジュール21bに電流が分流されるため、実際にはLEDモジュール21bの電流は0.25[A]より低い値となる。
本例でも実施形態1と同等な効果を有するとともに複数個のLEDモジュールが点灯可能であり、さらに種類の異なるLEDモジュールが接続された場合においてもLEDモジュールへの供給電流値が低くなるLEDモジュールを優先して供給電流を調整するか、若しくは供給電流を停止させるため、誤って種類の異なるLEDモジュールを使用し続けてもLEDモジュールを破損したり寿命を劣化させることがない。
(実施形態3)
図11は本発明の実施形態3の点灯装置の構成を示している。本例での点灯装置はLEDモジュールを2個並列に接続し、点灯する構成となっている。2個のLEDモジュール21a,21bは、実施形態1、2とほぼ同じ構成であるが、特性設定部2の具体構成は実施形態1、2と異なり、図12に示すように構成されている。
また、図11の点灯装置では、実施形態2とは異なり、LEDモジュール21aとLEDモジュール21bとに一つの設定用電源3からそれぞれの特性設定部2へ制御電源を供給している。本例での設定用電源3の具体的構成は、図12に示すように、主に抵抗とスイッチング素子で構成され、設定用電源3を構成するスイッチング素子は特性判別部4から出力されるタイミング信号(図13(a)参照)に応じてオンオフする。
特性設定部2は、設定用電源3から供給される制御電源を接続端子B1、B2間に入力し、入力された制御電源は、ダイオードD1を介してツェナーダイオードZD1とコンデンサC2との並列回路に入力され、ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧Vz1にクランプされるとともにコンデンサC2によって平滑化される。設定用電源3を構成する抵抗は、ツェナーダイオードZD1に流れるツェナー電流を所定値に制限する。
設定用電源3から入力された制御電源をクランプしたツェナー電圧Vz1は、主にミラー回路M3、比較器CP2、抵抗R6とR7の直列回路へ供給される。抵抗R6とR7の直列回路は、ツェナー電圧Vz1を抵抗分圧することで設定される基準電圧Vref4を生成する。この基準電圧Vref4は比較器CP2の+入力端子へ供給される。
ミラー回路M3は抵抗R8によって決まる電流をコンデンサC3へ供給している。つまり、コンデンサC2の電圧Vz1からミラー回路M3と抵抗R8を介して流れる電流と比例する電流がコンデンサC3にも流れる。コンデンサC3の両端電圧は、比較器CP2の−入力端子へ供給され、上述の基準電圧Vref4と比較される。比較器CP2の出力は、スイッチング素子Q3のゲートへ入力されており、スイッチング素子Q3のオンオフによってスイッチング素子Q2をオンオフする。
図13は特性設定部2の動作を示すタイミングチャートである。図13のタイミングチャートを用いて、さらに詳しく動作を説明する。
同図(a)に示すように、設定用電源3の出力電圧は特性判別部4から出力されるタイミング信号によって決まる。このタイミング信号を期間T2の間、“H”レベルとして設定用電源3から特性設定部2へ電源供給を行う。この設定用電源3の出力電圧に応じて特性設定部2を構成するコンデンサC2の電圧は同図(b)に示す波形となり、コンデンサC3の両端電圧はミラー回路M3の電流供給に応じて同図(c)に示すように略一定の傾きで立ち上がる。
比較器CP2の出力電圧はコンデンサC3の電圧と基準電圧Vref4とを比較することで同図(d)に示すように期間T3の間、“H”レベルとなる。この期間T3が経過した後、比較器CP2の出力が“L”レベルとなると、スイッチング素子Q3はオフ、スイッチング素子Q2はオンする。スイッチング素子Q2のドレインは抵抗R9を介して接続端子B1と接続されているため、スイッチング素子Q2がオンしているときの接続端子B1の電圧は、設定用電源3を構成する抵抗と抵抗R9との分圧比によって決まる電圧となる。
特性判別部4は、このスイッチング素子Q2がオン時の接続端子B1の電圧よりも高い基準電圧Vref5によって情報の判別を行うように構成されており、同図(e)に示すように、接続端子B1の電圧が基準電圧Vref5より高い期間に応じて設定電流を決める。発光ダイオードLED1の特性に基づいた情報は、例えば特性設定部2を構成する抵抗R6、R7の定数を変えることで、基準電圧Vref4を変更し、接続端子B1の電圧が基準電圧Vref5より高い期間T3を変えることで設定する。
ここで、接続端子B1の電圧が基準電圧Vref5より高い時間が上述の期間T3を持つLEDモジュール21aと、期間T3より短い期間T3’を持つLEDモジュール21bとが接続されたものとする。この場合も、各々のLEDモジュール21a,21bの特性設定部2へ設定用電源3に入力されるタイミング信号に基づいて各々のコンデンサC3が充電されるが、LEDモジュール21bにおいて設定された期間T3’に応じて上述の動作により接続端子B1の電圧が低下する。したがって、この場合は短い方の期間T3’の情報を持つLEDモジュール21bが優先されて特性判別部4で特性が判別されることになる。これにより、電圧変換部8から出力される供給電流をLEDモジュール21bの情報に基づいて設定するように、特性判別部4から出力調整部6へ動作信号を出力する。
本例の接続判別部5の動作は実施形態1と同様なものでよく、接続端子B1の電圧値を検出することによってLEDモジュール21a,21bが未接続の場合に接続端子B1の電圧値が高くなることを検出することで判定すればよい。
本例においても実施形態1、2と同様な効果を持ち、また、設定用電源3から複数のLEDモジュール21a,21bの接続端子B1へ電源供給される配線を一つにすることができ、実施形態2に比べて配線を簡略化することができる。また、特性設定部2の回路構成も簡略化できる。
(実施形態4)
図14は本発明の実施形態4のLEDモジュール21の回路構成を示している。同図に示すように、接続端子A2と接続端子B2へ供給される電圧は整流器DB1によって整流され、整流器DB1の正出力が光源部1のアノード側に、負出力が光源部1のカソード側に接続される。さらに接続端子A1とA2の間に特性設定部2a、接続端子B1とB2の間に特性設定部2bを有している。
図15は本実施形態のLEDモジュール21の構造例である。同図に示すように、光源部1を構成する複数個の発光ダイオードLED1を実装した基板を、実施形態1と同様に透光性を持った筐体22内に収め、筐体22の一端側に接続端子A1とA2を設け、他端側に接続端子B1とB2を設けている。また、接続端子A1、A2の配置に対して、接続端子B1、B2が対称となるように配置している。
特性設定部2a、特性設定部2bの具体的な回路構成は図示していないが、実施形態1や実施形態3などで説明したような構成でよい。また、2つの特性設定部2aと2bは、同じ情報となるように定数設定され、使用する電子部品は複数個の発光ダイオードLED1と同一の基板上に実装される。特性設定部2aを構成する電子部品は接続端子A1、A2の近傍となるよう配置し、特性設定部2bを構成する電子部品は接続端子B1、B2の近傍となるよう配置される。
本例でのLEDモジュール21に電流供給する点灯装置は、実施形態1〜3のいずれであっても構わない。ただし、実施形態1〜3において、LEDモジュール21の接続端子Aへ供給していた電流を、本例では接続端子A2またはB2へ供給するように、点灯装置に対してLEDモジュール21が配線される。
本実施形態の点灯装置は、図16に示す照明器具の器具本体25に内蔵される。同図は実施形態1で説明した1個のLEDモジュール21を接続可能な照明器具の例である。同図において、点灯装置とLEDモジュール21との接続はソケット部23と24を介して行われる。例えばソケット23側に接続端子A1、A2、ソケット24側に接続端子B1、B2が挿入され、点灯装置からLEDモジュール21に供給される電流は接続端子A2から流入し、LEDモジュール21の情報は接続端子B1、B2側の特性設定部2bが点灯装置に接続されて情報判定されるものとする。
ここで、図15のLEDモジュールの構造図に示すように、接続端子A1とA2、接続端子B1とB2を配置しているが、仮に、使用者がLEDモジュールの接続端子A1、A2側と、接続端子B1、B2側とを誤って逆方向に接続した場合には、点灯装置からLEDモジュール21に供給される電流は接続端子B2から流入し、LEDモジュール21の情報は接続端子A1、A2側の特性設定部2aが点灯装置に接続されることで情報判定することが可能となる。
以上の説明の通り、本例においても実施形態1と同等の効果を持つ。さらにLEDモジュールを照明器具に接続する際には、上述のようにLEDモジュールの光源部に電流を供給する接続端子とLEDモジュールの情報を出力する接続端子とをLEDモジュールの形状に対して対称に配置することで、発光ダイオードの極性間違いや光源部に電流供給する配線と信号線との誤結線のない接続構造とすることができるため、使用者が簡単に照明器具からLEDモジュールを外したり再装着することができる。
(実施形態5)
図17は本発明の実施形態5の点灯装置の回路構成を示している。本例では電圧変換部8の構成を一般的に知られる降圧チョッパ回路構成としている。電圧変換部8は、交流電源を整流平滑したり、直流電源を昇圧チョッパ回路を用いて昇圧するなどして生成される直流電源DCを入力している。直流電源DCの正側出力端子にスイッチング素子Q4のドレイン側を接続し、スイッチング素子Q4のソース側に接続されたインダクタL1を介して平滑コンデンサC7、及びLEDモジュール21へ電流供給を行う。スイッチング素子Q4のオンオフ駆動は、出力調整部6を構成する駆動回路9のHout端子から出力される駆動信号に応じて行われる。スイッチング素子Q4がオンすることでインダクタL1に電流が流れて電磁エネルギーが蓄積される。スイッチング素子Q4のオフ時にはインダクタL1に蓄積された電磁エネルギーがスイッチング素子Q4のソース・グランド間に接続されたダイオードD4を介して放出される。
LEDモジュール21の基本構成は実施形態1と同じであるが、特性設定部2は抵抗R10で構成されている。特性設定部2へ制御電源供給を行う設定用電源3は、図17に示すように、定電流源にて構成されている。この定電流源は、抵抗R11と抵抗R10に電源供給している。抵抗R11は、点灯装置の内部において、接続端子B1とグランド間に接続されている。この点灯装置の内部の抵抗R11と、上述の特性設定部2を構成する抵抗R10は接続端子B1に接続されている。
LEDモジュール21を構成する光源部1の発光ダイオードのカソード側が接続される接続端子B2と点灯装置のグランド間に抵抗Rsを有している。接続端子Aから光源部1に流れた電流は、接続端子B2から吐き出されて抵抗Rsを介してグランドに流れる。平滑コンデンサC7の電流もこの抵抗Rsを介して充放電するよう接続されている。したがって、LEDモジュール21に流れる電流と平滑コンデンサC7に流れる電流との合成電流を抵抗Rsで検出していることになる。
この抵抗Rsの抵抗値と流れる電流を乗じた検出電圧は、出力調整部6を構成するフィードバック演算回路10へ入力される。フィードバック演算回路10は主としてオペアンプOP1で構成されている。上述の検出信号は抵抗R12を介してオペアンプOP1の負入力端子へ入力されている。オペアンプOP1の負入力端子と出力端子の間にはコンデンサC4が接続され、一般的に知られる積分回路の構成となっている。一方、オペアンプOP1の正入力端子へは特性判別部4から出力されるLEDモジュール21で設定された情報に基づく設定信号が入力されており、設定信号と検出信号とを積分演算し、その演算結果がオペアンプOP1の出力端から出力される。オペアンプOP1の出力端は抵抗R14とダイオードD3を介して駆動回路9のPls端子へ接続される。Pls端子は駆動回路9によるスイッチング素子Q4のオンパルス幅制御端子である。
続いてこの駆動回路9のPls端子の動作について簡単に説明する。駆動回路9の内部においてPls端子に接続される回路は、例えば定電圧バッファ回路と、ミラー回路と、駆動信号設定用コンデンサを含んで構成されている。定電圧バッファ回路の出力であるPls端子とグランド間に接続される抵抗R13に流れる電流をミラー回路で変換し、駆動信号設定用コンデンサを充電したり放電したりできるような周知の構成としている。この駆動信号設定用コンデンサが所定電圧まで充電される時間をスイッチング素子Q4へ出力される駆動信号の“H”期間であるTonと略等しいものとすると、Pls端子から抵抗R13などに流れる電流Iplsと駆動信号の“H”期間であるTonとの関係は図18に示すように設定される。つまり、Pls端子から吐き出される電流Iplsが大きいほど、駆動信号の“H”期間Tonは短くなる。
ここで上述のフィードバック演算回路10の動作説明に戻る。例えばインダクタL1を流れる電流が増大すると、抵抗Rsにおいて検出される検出信号のレべルも増大する。このとき、フィードバック演算回路10を構成するオペアンプOP1の出力電圧は低下し、Pls端子からオペアンプOP1へ吸い込まれる電流も増大する。このため、Pls端子から吐き出される電流Iplsも増大することとなる。Pls端子から吐き出される電流Iplsが増大することで駆動回路9は、Hout端子から出力される駆動信号の“H”期間Tonを短くする方向へ制御して、インダクタL1の電流増大を抑える方向、すなわちLEDモジュール21への供給電流を抑える方向に制御されることになる。
駆動回路9において、スイッチング素子Q4にHout端子から駆動信号を出力するための制御回路用の制御電源は、ダイオードD2を介してコンデンサC5を充電することで得られる。この構成は、一般的に蛍光灯用インバータ回路として用いられるハーフブリッジ駆動回路の技術を用いることで容易に実現できるため、詳細説明は省略する。
次に本例での特性設定部2、特性判別部4、接続判別部5の動作を説明する。
上述の抵抗Rsの抵抗値を数[Ω]以下とし、LEDモジュール21の特性設定部2を構成する抵抗R10を数十[kΩ]以上とすることによって、抵抗Rsが抵抗R10に与える影響は誤差レベルと考えてよい。
LEDモジュール21が接続され、スイッチング素子Q4がスイッチング動作していない場合、接続端子B1に発生する電圧は設定用電源3から抵抗R10へ供給される電流値と抵抗R10の抵抗値によって決まる電圧値となる。この電圧値をもとに、図19に示すような関係に基づいて設定電流を決定する。
次に、LEDモジュール21が接続され、スイッチング素子Q4がスイッチング動作している場合について説明する。例えばLEDモジュール21に供給する電流を0.35[A]とすると、インダクタL1に流れる電流のピーク値は約0.7[A]となる。上述の検出抵抗Rsの抵抗値を1[Ω]とすると、抵抗Rsの両端電圧は0[V]から0.7[V]までの範囲で変化し、接続端子B1に発生する電圧がスイッチング動作に応じて変動することになる。
そこで、LEDモジュール21の情報を誤判別することを防止するために、スイッチング素子Q4がスイッチング動作している際は、特性判別部4による情報判別動作を停止する。
LEDモジュール21が接続されていない場合は、LEDモジュール21に内蔵されている抵抗R10が外れることで、設定用電源3から定電流で出力される電流がすべて点灯装置内部の抵抗R11へ流入するため、抵抗R11の両端電圧が上昇する。接続判別部5は所定の基準電圧Vref6を持ち、実施形態1などと同様に接続端子B1の電圧と基準電圧Vref6とを比較して接続有無判定を行い、LEDモジュール21が外れている場合は駆動回路9のReset端子へ停止信号を出力する。駆動回路9はReset端子へ停止信号が入力されると、駆動信号の出力を禁止するように構成されている。
以上の動作をまとめると、直流電源DCが投入され、制御電源回路7において制御電源が生成された直後のシーケンス動作は図20に示すようになる。
同図(a)に示すように、直流電源DCが投入されると、それに応じて、同図(b)に示すように、制御電源7から制御電源供給が開始される。この制御電源電圧が所定レベルに達する時間をt0とすると、この時間t0から同図(c)に示すように、設定用電源3は定電流にて制御電源の供給を開始する。この時間t0から特性判別部4及び接続判別部5は動作を開始する。
接続判別部5はタイマ手段を持ち、LEDモジュール21の接続有無に関わらず、あらかじめ定められたt2までの期間は同図(d)に示すように駆動回路9のReset端子に停止信号を出力して駆動回路9から駆動信号を出力することを禁止する。
一方、特性判別部4は特性設定部2であらかじめ設定された情報をt2以前であるt1までの間に判別して、同図(e)に示すように設定電流値に対応した設定信号をフィードバック演算回路10へ出力する。
t2時点でLEDモジュール21が接続されている場合には接続判別部5によって停止信号は解除されて、同図(f)に示すように駆動回路9はスイッチング素子Q4の駆動信号を出力する。
t2時点でLEDモジュール21が接続されていない場合には、接続判別部5のタイマ手段による時間カウントを停止して時間t0の状態を維持し、LEDモジュール21が接続されるまでその状態を保持する。このとき、特性判別部4は特性判別動作を繰り返し行う。
本例で説明したようなLEDモジュール及び点灯装置は実施形態4で説明したような照明器具(図16)に組み込まれる。ここで、照明器具への組み込みの際に点灯装置とソケットの間を電気的に接続する配線に誤配線があった場合、具体的には、接続端子B1とB2を誤配線した場合の動作について説明する。本例での特性判別部4は抵抗R10のみで構成されているため、接続端子B1とB2を誤配線した場合は、光源部1に流れる電流は特性設定部2を介して抵抗Rs及びグランドへ流れることになり、特性判別部4による情報判別動作が行われて駆動信号の出力が開始されるが、特性判別部4の電圧が上昇することになる。このとき、接続判別部5の電圧は所定の基準電圧Vref6を上回ることになり、接続判別部5の動作によって誤結線時に安全に停止する。
さらに例えば接続判別部5において、上述の基準電圧Vref6よりも低い基準電圧Vref7を持たせて、接続端子B1の電圧が基準電圧Vref7より低い場合には駆動回路9のReset端子へ停止信号の出力を継続するような構成とすれば、LEDモジュール21を構成する特性設定部2がなんらかの要因で短絡故障したり、接続端子B1、B2と点灯装置とを接続する配線が何らかの要因で短絡したりしても停止信号を出力することで点灯装置は停止を維持することができ、より安全に点灯装置とLEDモジュールを使用することができる。
本実施形態では、特性判別部4は、上述のように駆動信号の出力開始後に特性判別動作を停止する構成としたが、接続判別部5から駆動回路9のReset端子に出力される停止信号に応じて特性判別動作を停止するように構成しても構わない。また、実施形態3で説明したように、制御電源生成直後の所定時間のみ設定用電源3を出力して、この所定時間内に特性判別動作を行うよう構成しても良い。
本実施形態では、実施形態1〜3と同等の効果を持ち、さらにLEDモジュールの供給電流を検出してフィードバック制御を行うことでLEDモジュールの供給電流をより安定化することができるため、LEDモジュールへの過剰電流が確実に防止される。また、偶発的な電子部品故障や配線異常が起きた場合に点灯装置を停止するため、大幅に信頼性が向上する。
また、本実施形態においても、実施形態4で説明したようなLEDモジュールの基本回路構成を採用すれば、実施形態4と同等の効果を達成でき、使用者が簡単にLEDモジュールを照明器具から外したり再装着することが可能であることは言うまでも無い。
(実施形態6)
図21、図22は本発明の実施形態6の点灯装置の回路構成を示している。本実施形態では、実施形態1〜5で説明したLEDなどの直流点灯する光源と交流点灯する蛍光ランプとをいずれも点灯できる点灯装置を示しており、図21にLEDモジュール21を接続した場合の基本構成を、図22に蛍光ランプLaを接続した場合の基本構成を示す。
図21において、LEDモジュールの基本構成は、実施形態4(図14)で説明したものとほぼ同じである。違いとして接続端子A1、A2、A3と接続端子B1,B2,B3とを有しており、接続端子A1−A2間、接続端子B1−B2間にそれぞれ同一回路、同一定数を持つ特性設定部2a、2bを有している。本例での特性設定部2a、2bは、実施形態5で説明したように、抵抗によって構成されているものとする。
LEDモジュール21は図23に示すように透光性を持った筐体22の一端側に接続端子A1、A2、A3を設け、他端側に接続端子B1、B2、B3を設けている。ここでも接続端子A1、A2、A3の配置に対して、接続端子B1、B2、B3が対称となるよう配置されている。
さらに接続端子A1、A3と接続端子B1、B3は、既存の蛍光ランプの端子配置と同じ配置、同じ形状とし、接続端子A2及びB2は、図23に示す一点鎖線c−dの線上のいずれかの位置に配置される。
このようなLEDモジュールを図21に示すように点灯装置に接続した場合、電圧変換部8aから出力される直流電力によって点灯する。電圧変換部8aの構成は実施形態5で説明した降圧チョッパ回路と同じであり、部品記号が同じものは同様な動作となるため重複する動作説明は省略する。
さらに本例では蛍光ランプLaが接続された場合には蛍光ランプLaを高周波点灯するために高周波電力を供給する電圧変換部8bを有しているが、この電圧変換部8bと、電圧変換部8bへ駆動信号を出力するインバータ駆動回路11に関わる回路動作については後述する。
本例では出力調整部6は、駆動回路9、インバータ駆動回路11、フィードバック演算回路10で構成され、特性判別部4から出力される設定信号がフィードバック演算回路10に入力され、フィードバック演算回路10の出力信号に応じて駆動回路9、またはインバータ駆動回路11から出力される駆動信号を可変する。
他の実施形態と本実施形態の違いとして、設定用電源3は抵抗R15で構成されており、特性設定部2a、2bのいずれか一方が接続されることで分圧による電圧を設定する。
特性判別部4は、実施形態5と同様にこの分圧による電圧値に応じて設定信号を決め、フィードバック演算回路10は設定信号と抵抗Rsから入力される検出信号とに応じて駆動回路9を制御することになる。
ここで、本例での特性判別部4での設定電流は、図25に示すように、接続端子B1の電圧がV1からV2に変わるのに応じて段階的に設定電流を変えるように構成している。
接続判別部5においては、LEDモジュール21が外れている場合には、接続端子B1の電圧が高くなり、図25のV2より高い電圧になると、実施形態5と同様にLEDモジュール21の未接続と判定して駆動回路9へ停止信号を出力して電圧変換部8aの動作を停止する。LEDモジュール21が接続されている場合には、駆動回路9への停止信号を解除して電圧変換部8bの動作を開始させる。
図22に示すように、蛍光ランプLaが接続された場合には、設定用電源3→接続端子B1→蛍光ランプLaのフィラメント→接続端子B3→コンデンサC0の経路でコンデンサC0を充電し、このコンデンサC0の電圧をフィラメント検出部12に入力することで蛍光ランプLaの接続の有無を判定する。フィラメント検出部12で蛍光ランプLaが接続されているものと判定した場合は、インバータ駆動回路11のReset端子への停止信号を解除してインバータ駆動回路11を動作開始し、電圧変換部8bを動作させる。
蛍光ランプLaに対する高周波電力の供給は、図22に示すように、電圧変換部8bから出力される高周波電力が接続端子A1→蛍光ランプLa→接続端子B3→コンデンサC0の経路で供給される。
ここで蛍光ランプLaのフィラメントは接続端子A1とA3、及び接続端子B1とB3間に接続されており、図示していない予熱回路によって電圧変換部8bの動作開始後から予熱電流を供給される。
電圧変換部8bは、直流電源DCの出力端に接続され、二つのスイッチング素子Q5、Q6を直列に接続して成る直列回路と、スイッチング素子Q6に並列接続され、主に共振用インダクタL2と共振用コンデンサC9を含む共振回路で構成される。共振用コンデンサC9の両端はそれぞれ接続端子A1と、コンデンサC0を介して接続端子B3に接続される。
スイッチング素子Q5、Q6はインバータ駆動回路11のHout端子とLout端子からそれぞれ出力される駆動信号に応じて交互にオンオフする。インバータ駆動回路11から出力される駆動信号の周波数は、インバータ駆動回路11のOsc端子からフィードバック演算回路10のオペアンプ(図17参照)へ吸い込まれる電流に応じて制御される。
例えば、インバータ駆動回路11の内部においてOsc端子に接続される回路を、定電圧バッファ回路と、ミラー回路と、駆動信号設定用コンデンサを含んで構成される回路とし、定電圧バッファ回路の出力であるOsc端子とグランド間に接続される抵抗R16に流れる電流をミラー回路で変換し、駆動信号設定用コンデンサを充電したり放電したりできる構成とする。上述のフィードバック演算回路10の動作によって、蛍光ランプLaを流れる電流が増大すると、抵抗Rsにおいて検出される検出信号のレベルも増大する。フィードバック演算回路10は実施形態5で説明したものを交直両用化したものとすると、フィードバック演算回路10を構成するオペアンプの出力電圧は検出信号の増大につれて低下し、インバータ駆動回路11のOsc端子からフィードバック演算回路10のオペアンプへ吸い込まれる電流も増大するため、インバータ駆動回路11のOsc端子から吐き出される電流Ioscも増大することとなる。インバータ駆動回路11のOsc端子から吐き出される電流Ioscが増大することで、インバータ駆動回路11はLout端子、Hout端子から出力される駆動信号の周波数を高くなる方向へ制御して蛍光ランプLaの電流増大を抑える方向に制御されることになる。
なお、インバータ駆動回路11において、高電位側のスイッチング素子Q5にHout端子から駆動信号を出力するための制御回路用の制御電源は、ダイオードD5を介してコンデンサC6を充電することで得られるが、この点は一般的な技術を用いることで容易に実現できるため詳細説明は省略する。
さらに本例では説明を省略したが、接続判別部5におけるLEDモジュール21の接続有無の判別を行うタイミングは、実施形態5と同様に、直流電源DCが投入され、制御電源回路7において制御電源が生成された直後に行うものとし、フィラメント検出部12においても同様のタイミングで蛍光ランプLaの接続有無の判定を行えばよい。
以上の説明のように、本例においても、LEDモジュールを使用する場合においては、使用するLEDの特性情報に基づいた情報を予め設定し、この設定された情報に応じて点灯装置が適切な設定電流を供給することができるため、使用するLEDに過大な電流を供給して破損や寿命劣化を招くことがない。またLEDの特性情報を判別するのと同一の配線でLEDモジュールの接続の有無も判別することが可能であり、省配線化される効果も持つ。
また、LEDモジュールを照明器具に接続する際には、発光ダイオードの極性間違いやデータ設定手段からの信号線の誤結線のない接続構造を実現できるため、使用者が簡単に照明器具からLEDモジュールを外したり再装着することが可能である。さらに、蛍光ランプやLEDモジュールのいずれも取り付け可能な構造を持つソケットを用いた照明器具とすれば、蛍光ランプやLEDモジュールの取り付けを使用者が選択可能となる。
1 光源部
2 特性設定部
3 設定用電源
4 特性判別部
21 LEDモジュール

Claims (2)

  1. 複数の発光ダイオードを電気的に接続し、実装した実装基板部と、
    前記実装基板部の外部から供給される電圧を入力して前記発光ダイオードに電流を供給する第1の電気的接続端子と第2の電気的接続端子と、
    前記発光ダイオードの電気的特性に対応した特性情報を予め設定する特性設定手段と、
    前記特性設定手段において生成される特性設定信号を外部に出力する第3の電気的接続端子とを備え、
    前記特性設定手段は、前記第3の電気的接続端子と前記第1の電気的接続端子との間、若しくは前記第3の電気的接続端子と前記第2の電気的接続端子との間の少なくとも一方に接続され、
    前記特性設定手段は前記第3の電気的接続端子に外部から設定用電源を入力することで前記特性設定信号を生成する光源モジュールと、
    外部から直流電圧もしくは交流電圧を整流した整流電圧を電源として入力し、少なくとも一つのスイッチング素子を有し、該スイッチング素子をオンオフすることによって所望の電圧に変換して前記光源モジュールへ供給する電圧変換部と、
    前記光源モジュールを構成する特性設定手段へ前記第3の電気的接続端子を介して設定用電源を供給する設定用電源出力手段と、
    前記光源モジュールの第3の電気的接続端子に接続され、特性情報を判別する特性判別手段と、
    前記光源モジュールの第1の電気的接続端子または第2の電気的接続端子のいずれか低電位側に接続されるとともに、前記光源モジュールを流れる負荷電流を含む電流を検出して電流検出信号を出力する電流検出手段と、
    前記特性判別手段での判別結果と前記電流検出信号に基づいて前記負荷電流を調整するように前記スイッチング素子へ駆動信号を出力する出力調整部とを備えた点灯装置であって、
    前記光源モジュールの第3の電気的接続端子に接続され、光源モジュールの接続を判別する接続判別手段を有し、
    前記出力調整部は、接続判別手段の判別結果に応じて駆動信号の出力を停止する停止手段を備え、
    前記特性判別手段は、前記スイッチング素子がスイッチング動作している際は、特性情報を判別する動作を停止することを特徴とする点灯装置
  2. 請求項1記載の点灯装置を備えることを特徴とする照明器具。
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