JP5480429B1 - デジタル信号選択装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】予め設定されている障害の内容以外にも呼応して予備系を現用系に切り換え可能な信号処理装置を提供すること。
【解決手段】複数の現用ユニット22−1〜22−3と、1または複数の予備ユニット22−4と、現用ユニットの出力信号を混合して出力する混合部23を有する信号処理装置において、混合部から出力される信号を入力する入力手段(監視部26)と、入力手段から入力される信号から各現用ユニットの出力信号を抽出して当該出力信号の状態を監視する監視手段(監視部26)と、監視手段によって出力信号の状態が正常でないと判定された場合には、当該現用ユニットの動作を停止させるとともに、当該現用ユニットの設定情報を取得して、予備ユニットに設定して現用ユニットとして動作を開始させる制御を行う制御手段(制御部24)と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル信号選択装置に関するものである。
特許文献1には、図11に示すように、現用系に障害が発生すると、現用系内の障害検出回路2aによって検出され、予備系1bの障害検出回路2bに通知されるとともに、制御信号4aを介してバスインターフェース3aを無効にし、現用系の出力データ7aを停止する。予備系の障害検出回路2bでは、現用系からの障害通知信号9を受け取ると、予備系が正常なときは予備系内のバスインターフェース3bでは、予備系の入力データ5aを出力データ7bとして出力する技術が開示されている。
また、図12に示すように、分配部21から出力される信号を複数のユニット22−1〜22−3によって処理し、これら複数のユニット22−1〜22−3から出力される信号を混合部23で混合して出力する従来技術も存在する。このような従来技術では、現用のユニット22−1〜22−3が異常検出部22−1a〜22−3aを内蔵しており、自ユニットに異常が発生した場合には、異常検出部22−1a〜22−3aがこれを検出して制御部24に伝える。この結果、制御部24は、異常が発生した現用のユニットを停止し、予備のユニット22−4を起動して、予備を現用に切り換える。
特開平05−035517号公報
ところで、図11および図12に示す従来技術では、障害検出回路または異常検出部にそれぞれ予め設定されている障害以外に対しては切り換え動作を実行することができないことから、例えば、設計時には想定していなかった後発的に生じた障害に呼応して予備を現用に切り換えることができないという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、現用系に予め設定されている障害の内容以外にも呼応して予備系を現用系に切り換え可能な信号処理装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の現用ユニットと、1または複数の予備ユニットと、前記複数の現用ユニットから出力される相互に周波数が異なる出力信号を混合して出力する混合部を有する信号処理装置において、前記混合部から出力される信号を入力する入力手段と、前記入力手段から入力される信号から各現用ユニットの出力信号を抽出して当該出力信号の状態を監視する監視手段と、前記監視手段によって前記現用ユニットのうちいずれか1またはいずれか複数の現用ユニットの出力信号の状態が正常でないと判定された場合には、出力信号の状態が正常でないと判定された当該現用ユニットの動作を停止させるとともに、前記予備ユニットの個数を上限として、当該現用ユニットの設定情報を取得して、前記予備ユニットに設定して現用ユニットとして動作を開始させる制御を行う制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記監視手段によって前記現用ユニットのうちいずれか1またはいずれか複数の現用ユニットの出力信号の状態が正常でないと判定された場合であって、当該現用ユニットに入力される入力信号の状態が正常であると判定されたときには、当該現用ユニットの動作を停止し、前記予備ユニットに現用ユニットとして動作を開始させる、ことを特徴とする。
このような構成によれば、現用系に予め設定されている障害の内容以外にも呼応して予備系を現用系に切り換え可能な信号処理装置を提供することが可能になる。
また、本発明の一側面は、前記監視手段は、前記入力手段から入力される出力信号を周波数毎に抽出して、出力信号の状態を監視する、ことを特徴とする。
また、本発明は、複数の現用ユニットと、1または複数の予備ユニットと、前記複数の現用ユニットから出力される相互に周波数が異なる出力信号を混合して出力する混合部を有する信号処理装置において、前記混合部から出力される信号を入力する入力手段と、前記入力手段から入力される信号から各現用ユニットの出力信号を抽出して当該出力信号の状態を監視する監視手段と、前記監視手段によって前記現用ユニットのうちいずれか1またはいずれか複数の現用ユニットの出力信号の状態が正常でないと判定された場合には、出力信号の状態が正常でないと判定された当該現用ユニットの動作を停止させるとともに、前記予備ユニットの個数を上限として、当該現用ユニットの設定情報を取得して、前記予備ユニットに設定して現用ユニットとして動作を開始させる制御を行う制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記監視手段によって前記現用ユニットのうちいずれか1またはいずれか複数の現用ユニットの出力信号の状態が正常でないと判定された場合であって、出力信号の状態が正常でないと判定された当該現用ユニットに入力される入力信号の状態が正常でないと判定されたときには、当該現用ユニットの動作を停止せず、上位の装置に対して前記入力信号が異常であることを通知することを特徴とする。
また、本発明の一側面は、前記監視手段は、前記入力手段から入力される出力信号を周波数毎に抽出して、出力信号の状態を監視する、ことを特徴とする。
本発明によれば、現用系に予め設定されている障害の内容以外にも呼応して予備系を現用系に切り換え可能な信号処理装置を提供することが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る信号処理装置を有する信号処理システムの構成例を示す図である。 図1に示すサブ装置の構成例を示す図である。 混合部から出力される信号の状態を示す図である。 図2に示すサブ装置において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る信号処理装置を有する信号処理システムの構成例を示す図である。 図5に示すサブ装置の構成例を示す図である。 図6に示すサブ装置において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の変形実施態様を説明するための図である。 本発明の変形実施態様を説明するための図である。 本発明の変形実施態様を説明するための図である。 従来の構成例を示す図である。 従来の他の構成例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)第1実施形態の構成の説明
図1は、本発明の第1実施形態に係る信号処理装置を含む信号処理システムの構成例を示す図である。この図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る信号処理装置を含む信号処理システムは、メイン装置10、サブ装置20、および、端末装置30−1〜30−nを有している。ここで、メイン装置10は、例えば、メイン局に配置され、映像信号等を含む放送信号をサブ装置20に対して、例えば、光伝送路を介して伝送する。サブ装置20は、例えば、サブ局に配置され、メイン装置10から送信された放送信号を受信し、電気信号に変換して端末装置30−1〜30−nに送信する。端末装置30−1〜30−nは、サブ装置20から送信された電気信号を受信し、復号処理して映像信号を生成し、例えば、テレビジョン受像機に供給して表示させる。
図2は、図1に示すサブ装置20の詳細な構成例を示している。この図2に示すように、サブ装置20は、分配部21、ユニット22−1〜22−4、混合部23、制御部24、分配部25、および、監視部26を有している。
ここで、分配部21は、メイン装置10から光伝送路を経由して伝送された光信号から、各チャンネルの放送信号を抽出し、ユニット22−1〜22−3に分配する。
ユニット22−1〜22−4は、分配部21から供給される各チャンネルの放送信号を、それぞれ異なる周波数の搬送波に重畳して、RF信号として混合部23に出力する。なお、この図2の例では、ユニット22−1〜22−3は現用とされ、ユニット22−4は、予備とされている。
混合部23は、ユニット22−1〜22−3から出力される周波数の異なるRF信号を混合して分配部25に出力する。図3は、混合部23から出力される信号の一例を示している。この図の例では、横軸は周波数を示し、縦軸は信号のレベルを示している。図3に示すように、混合部23から出力される信号は、例えば、ユニット22−1〜22−3に対応する中心周波数がf1,f2,f3の異なる3つの周波数の信号が重畳されて出力される。
分配部25は、混合部23から出力されるRF信号を2分配し、一方は伝送路を介して端末装置30−1〜30−nに供給し、他方は監視部26に供給する。なお、分配部25の分配率を1:1とすることにより、端末装置30−1〜30−nに供給される信号と同じレベルの信号を監視部26に供給することができるので、監視部26は、ノイズレベル等について、端末装置30−1〜30−nにおいて受信される信号と同レベルの信号に基づいて監視を行うことができる。
監視部26は、分配部25から供給されるRF信号から各周波数の信号を抽出し、それぞれの周波数の信号が正常であるか否かを判定し、判定結果を制御部24に通知する。なお、監視の内容としては、例えば、信号のレベル、BER(Bit Error Rate:ビット誤り率)、MER(Modulation Error Rate:変調誤差比)、および、C/N(Carrier to Noise Ratio:搬送波対雑音比)のようなRF信号の状態を示す指標値がある。また、RF信号を復調して得られるTS(Transport Stream)信号の状態、同期状態、パケットの連続性、および、PCR(Program Clock Reference)を監視することができる。
制御部24は、監視部26の監視結果に基づいて、不具合が発生しているユニットが存在する場合には、そのユニットの動作を停止させるとともに、その不具合が発生しているユニットの設定情報を取得し、予備であるユニット22−4に設定するとともに、この予備のユニット22−4を、現用のユニットとして動作を開始させる。
(B)第1実施形態の動作の説明
次に、図1に示す本発明の実施形態について説明する。なお、以下では、図1に示すサブ装置20において不具合が発生した場合について説明する。例えば、メイン装置10が正常に動作している場合に、サブ装置20のユニット22−1で何らかの不具合が発生したとする。その場合、ユニット22−1から出力されるRF信号は、例えば、信号のレベルが低下したり、BERが増加したり、MERが低下したり、C/Nが低下したりする。あるいは、TS信号の状態が劣化したり、同期状態が劣化したり、パケットの連続性が劣化したり、PCRの状態が悪化したりする。監視部26は、図3に示す、複数の周波数が重畳されたRF信号から、例えば、バンドパスフィルタによって特定の周波数の信号を選択的に抽出する。詳細には、監視部26は、ユニット22−1に対応する周波数f1の信号を選択的に抽出する。そして、監視部26は抽出した周波数f1の信号の状態を解析し、正常であるか否かを判定する。その結果、正常でないと判定した場合には、そのユニットに不具合が生じていることを制御部24に通知する。例えば、ユニット22−1の信号レベルが低下している場合には、図3に示す周波数f1の信号のレベルが低下するので、監視部26はこれを検出し、制御部24に対して、ユニット22−1で不具合が発生していることを通知する。
制御部24は、監視部26から不具合の発生が通知されると、まず、不具合が発生しているユニットを停止させるとともに、そのユニットから設定情報を取得し、予備であるユニット22−4に設定し、この予備のユニット22−4を、現用のユニットとしての動作を開始させる。いまの例では、ユニット22−1において信号レベルの低下が発生しているので、制御部24は、ユニット22−1の動作を停止させるとともに、ユニット22−1から設定情報を取得する。そして、所得した設定情報をユニット22−4に供給し、ユニット22−4に設定する。設定が完了すると、制御部24は、ユニット22−4を、現用として起動する。これにより、不具合が発生した現用のユニット22−1を停止するとともに、予備のユニット22−4を、現用のユニット22−1の代わりに動作を開始させることができる。
以上に説明したように、本発明の実施形態では、監視部26によって、現用のユニット22−1〜22−3の出力信号を監視し、これらの出力信号に異常が発生した場合には、その異常が発生したユニットを特定し、対応するユニットを制御部24が停止させるとともに、そのユニットの設定情報を取得して予備のユニット22−4に設定して起動するようにした。このため、監視部26に設定されている不具合を判定するための情報のみを変更することで、設計時には想定していない不具合に対応して、現用のユニットを停止して予備のユニットに切り換えることが可能になる。
次に、図4に示すフローチャートに基づいて図2に示すサブ装置20において実行される処理の詳細について説明する。図4に示すフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、監視部26は、監視対象となる現用のユニットのキャリア(搬送波)周波数fcを選択する。例えば、ユニット22−1に対応する周波数f1のキャリア周波数が選択される。
ステップS11では、監視部26は、ステップS10で選択されたキャリア周波数fcの信号を分配部25の出力信号から受信する。いまの例では、ユニット22−1に対応する周波数f1のキャリア周波数の信号が受信される。
ステップS12では、監視部26は、ステップS11で受信した信号のRF信号状態を検査する。より詳細には、RF信号のレベルの低下、BERの増加、MERの低下、C/Nの低下等を検査する。いまの例では、ユニット22−1に対応する周波数f1の信号のRF信号状態が検査される。
ステップS13では、監視部26は、ステップS11で受信した信号のTS状態を検査する。いまの例では、ユニット22−1に対応する周波数f1の信号が復号され、復号された信号に基づいてTS状態が検査される。また、パケットの同期状態、連続性、および、PCR等を検出する。いまの例では、ユニット22−1に対応する周波数f1の信号が復号され、復号された信号に基づいてパケット状態が検査される。
ステップS14では、監視部26は、ステップS12〜S13の検査結果に基づいて、対象となるユニットが正常であるか否かを判定し、正常であると判定した場合(ステップS14:Yes)にはステップS20に進み、それ以外の場合(ステップS14:No)にはステップS15に進む。いまの例では、ユニット22−1に不具合が発生しているので、ステップS14では、Noと判定されてステップS15に進む。
ステップS15では、監視部26は異常の発生を制御部24に通知する。いまの例では、ユニット22−1に異常が発生しているので、監視部26は、ユニット22−1において異常が発生していることを制御部24に通知する。
ステップS16では、制御部24は、ステップS15において監視部26から通知されたユニットから設定情報を取得する。いまの例では、ユニット22−1において異常が発生しているので、ユニット22−1の設定情報が取得される。なお、設定情報としては、例えば、対象となるチャンネルを示す情報や、キャリアの周波数を示す情報等がある。
ステップS17では、制御部24は、ステップS16において取得した設定情報を、予備のユニットに対して設定する。いまの例では、ユニット22−1に異常が発生しているので、このユニット22−1の設定情報が取得され、ユニット22−4に設定される。
ステップS18では、制御部24は、異常が発生した現用のユニットの動作を停止させる。いまの例では、ユニット22−1に異常が発生しているので、このユニット22−1の動作が停止される。
ステップS19では、制御部24は、予備のユニットの動作を開始させる。いまの例では、現用のユニット22−1の情報が設定された予備のユニット22−4の動作が開始される。この結果、予備のユニット22−4は、現用のユニット22−1に代替して動作する。
ステップS20では、制御部24は、監視を継続するか否かを判定し、監視を継続しないと判定した場合(ステップS20:No)には処理を終了し、それ以外の場合(ステップS20:Yes)にはステップS10に戻って、前述の場合と同様の処理を繰り返す。
以上の処理によれば、監視部26によって現用のユニットの異常が検出された場合には、制御部24が、異常が検出されたユニットの設定情報を取得し、予備のユニットに設定するとともに、異常が検出されたユニットの動作を停止させ、予備のユニットの動作を開始させることができる。これにより、異常が発生した現用のユニットから予備のユニットに円滑に切り換えることが可能になる。また、監視部26に設定されている情報を一括して更新することによって、設計時に想定していない不具合に対しても監視対象とすることができる。
(C)第2実施形態の構成の説明
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、本発明の第2実施形態の構成例を説明するための図である。なお、図5において、図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図5では、図1と比較すると、メイン装置10とサブ装置20とがネットワーク50によって接続されている。
図6は、図5に示すサブ装置20の構成例を示している。なお、図6において図2と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図6に示す構成例では、図2と比較すると、各ユニット22−1〜22−4の入力信号の状態が制御部24に通知され、制御部24がネットワーク50に接続されている。これら以外の構成は、図2の場合と同様である。
(D)第2実施形態の動作の説明
次に、第2実施形態の動作について説明する。第2実施形態では、出力信号の異常を検出した場合、制御部24は、対応するユニットの入力信号の状態を参照して、入力信号が正常か否かを確認する。そして、入力信号が正常でない場合には、ユニットの異常ではないと判定し、ユニットの切り換えを行わない。一方、入力信号が正常である場合には、サブ装置20の監視対象となっているユニットの故障である可能性が高いので、そのユニットを予備のユニット22−4に切り換える処理を実行する。より詳細には、例えば、監視部26がユニット22−1に対応する周波数f1のキャリア周波数の出力信号が異常であると判定した場合には、制御部24が対応するユニット22−1の入力信号が正常であるか否かを判定し、正常であると判定した場合には、ユニット22−1の故障であるとして、ユニット22−1をユニット22−4に切り換える。一方、正常でないと判定した場合には、ユニット22−1以外の部分の故障であると判定し、ユニット22−1の切り換えは実行しない。
以上の動作によれば、分配部25の出力信号が異常になった場合には、ユニット22−1〜22−3の入力信号の状態を調べ、入力信号が正常と判定された場合に、ユニットの切り換えを実行するようにしたので、ユニットが異常な場合にのみ切り換えを行うことができる。また、ユニット以外の部分の故障であるにも拘わらず、ユニットを切り換えると、予備のユニット22−4を不必要に使用してしまうが、第2実施形態によれば、そのような事態を回避することができる。
次に、図7を参照して、図5に示す第2実施形態において実行される処理の詳細について説明する。図7は、図5に示すサブ装置20において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。このフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。なお、図7に示すフローチャートにおいて、図4に示すフローチャートと対応する部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。図7では、図4と比較すると、ステップS31〜S33の処理が追加されている。それ以外の処理は、図4の場合と同様である。以下では、図4と異なる部分に注目して説明する。
ステップS10〜S13では、図4と同様に、キャリア周波数fcを選択し、各ユニットの出力信号を検査し、ステップS14において正常か否かを判定する。ステップS14において、正常であると判定された場合にはステップS20に進み、それ以外の場合にはステップS31に進む。ステップS31以降では、以下の処理を実行する。
ステップS31では、制御部24は、ステップS14において異常と判定された出力に対応するユニットに対して問い合わせを行う。なお、その際、ステップS14の処理において異常と判定された情報を、監視部26から制御部24に通知するようにしてもよい。
ステップS32では、ステップS31において問い合わせを受けたユニットは、分配部21からの入力信号の状態(正常/異常)を取得する。なお、ステップS31において異常に関する情報が通知されている場合は、その情報を参照して判定することで、短時間で異常の有無を正確に判定することができる。
ステップS33では、制御部24は、ステップS32において取得した情報に基づいて、TSまたはパケットの異常が、ユニットの入力信号の異常に起因するか否かを判定し、入力信号の異常であると判定した場合(ステップS33:Yes)にはステップS20に進む。また、入力信号の異常ではないと判定した場合(ステップS33:No)にはステップS15に進む。
なお、ステップS15〜S20においては、前述の場合と同様の処理が実行される。
以上に説明したように、図7に示すフローチャートによれば、入力信号の異常か否かも判定して、予備を現用に切り換えるようにしたので、入力信号の異常も合わせて判定することで、誤判断に基づく切り換えを防止することができる。
(E)変形実施形態の説明
以上の各実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、3つの現用のユニット22−1〜22−3と、1つの予備のユニット22−4を設けるようにしたが、1つ、2つ、または、4つ以上の現用のユニットを設けたり、または、2つ以上の予備のユニットを設けたりするようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、メイン装置10およびサブ装置20は、それぞれ1つずつ存在するようにしたが、2つ以上存在するようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、監視部26を1つだけ設けるようにしたが、図8に示すように、複数の監視部26−1〜26−n(n≧2)を設けるようにしてもよい。このように複数の監視部26−1〜26−nを設けることにより、例えば、1つの監視部によって異常が検出された場合に、他の監視部によって再度チェックすることにより、異常検出の精度を向上させることができる。あるいは、複数の監視部26−1〜26−nを独立して分散動作させることにより、監視に要する時間を短縮することが可能になる。あるいは、1つの監視部を1つのユニット専用に固定し、他の監視部によってその他のユニットを分散監視することにより、特定のユニット(例えば、震災情報等の重要度が高い放送を処理するユニット)を重点的に監視することができる。なお、監視部自体を複数設けるのではなく、監視部に内蔵されている受信部を複数設けることにより、単一の受信部の場合よりも受信に要する時間を短縮するようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、サブ装置20を構成する各ユニットが正常であるか否かを判定するようにしたが、例えば、サブ装置20において入力信号の異常が検出された場合には、ネットワーク50を介してその情報をセンター装置10に通知し、センター装置10において、必要に応じて対応するユニットの切り換えを行うようにしてもよい。図9は、メイン装置10がユニットの切り換えを可能とする構成例を示している。この例では、メイン装置10は、入力分配部11、ユニット12−1〜12―4、混合部13、および、制御部14を有している。ここで、入力分配部11は、メイン装置10に入力される、例えば、RF信号をユニット12−1〜12−4に分配する。ユニット12−1〜12−4のうち、ユニット12−1〜12−3は現用ユニットであり、ユニット12−4は予備ユニットである。混合部13はユニット12−1〜12−4から出力される信号を混合して出力する。制御部14は、サブ装置20においてユニット22−1〜22−3の入力信号が異常と判定された場合には、対応するユニット12−1〜12−3の入力信号が正常か否かを判定し、ユニット12−1〜12−3の入力信号が正常である場合にはユニット12−1〜12−3が異常である可能性が高いと判定して切り換え処理を実行する。具体的には、例えば、サブ装置20においてユニット22−1の入力信号が異常と判定された場合には、対応するユニット12−1の入力信号が正常か否かを判定し、ユニット12−1の入力信号が正常である場合にはユニット12−1が異常である可能性が高いと判定し、ユニット12−1の動作を停止させ、ユニット12−1の設定情報を取得し、予備であるユニット12−4に設定するとともに、この予備のユニット12−4を、現用のユニットとして動作を開始させる。このような構成によれば、センター装置10においてもユニットの切り換え動作を実行することにより、異常からの復帰の可能性を高め、信頼性を向上させることが可能になる。なお、センター装置10において、ユニットを切り換えた場合でも、サブ装置20の入力信号が異常である場合には、光伝送路で異常が生じていると判定することができる。その場合、光伝送路が二重化されている場合には、光伝送路を切り換えるようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、メイン装置10およびサブ装置20に制御部14,24を配置するようにしたが、例えば、メイン装置10およびサブ装置20のいずれか一方に制御部を設け、この1つの制御部によってシステム全体を制御するようにしてもよい。一例として、メイン装置10にのみ制御部14を設ける場合、制御部14は、ユニット12−1〜12−4を制御するとともに、ネットワーク50を介して、サブ装置20の監視部26の情報を取得し、取得した情報に基づいて、ユニット22−1〜22−4を制御するようにしてもよい。あるいは、図10に示すように、ネットワーク50上に制御部60を設け、この制御部60がサブ装置20の監視部26の情報を直接取得し、取得した情報に基づいてメイン装置10およびサブ装置20の状態を判定するとともに、判定結果に基づいてメイン装置10およびサブ装置20のユニットを制御するようにしてもよい。このような構成によれば、制御部を統括することで、装置の構成を簡略化するとともに、この制御部60にシステムの全ての情報が集まるので、管理者はこの制御部60の状態を見ればシステム全体の状況が判断できる。
また、以上の実施形態では、監視部26が監視する項目を、例えば、ユニット毎に設定可能にしてもよい。そのような構成によれば、監視項目を柔軟に設定することができる。また、そのような構成によれば、各ユニットに対して、後発的に監視項目が増加した場合であっても、監視部26の設定のみを追加すれば良いことから、簡単に監視項目を追加することができる。
また、以上の実施形態では、RF信号状態、TS状態、および、パケット状態を監視するようにしたが、これは一例であって、これ以外の項目を監視するようにしてもよい。
また、以上の実施の形態では、監視部26の監視結果を制御部24に伝え、制御部24がユニット22−1〜22−4を制御するようにしたが、監視部26がユニット22−1〜22−4を直接制御するようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、分配部25は、1:1の分配比率の場合を例に挙げて説明したが、これ以外の分配比率であってもよい。なお、分配比率が1:1の場合には、端末装置30−1〜30−nに供給される信号と同じレベルの信号を監視対象とすることができる。
10 メイン装置
20 サブ装置
21 受信部
22−1〜22−4 ユニット
23 混合部
24 制御部(制御手段)
25 分配部
26 監視部(入力手段、監視手段)
30−1〜30−n 端末装置
41,42 通信線路
50 ネットワーク

Claims (4)

  1. 複数の現用ユニットと、1または複数の予備ユニットと、前記複数の現用ユニットから出力される相互に周波数が異なる出力信号を混合して出力する混合部を有する信号処理装置において、
    前記混合部から出力される信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力される信号から各現用ユニットの出力信号を抽出して当該出力信号の状態を監視する監視手段と、
    前記監視手段によって前記現用ユニットのうちいずれか1またはいずれか複数の現用ユニットの出力信号の状態が正常でないと判定された場合には、出力信号の状態が正常でないと判定された当該現用ユニットの動作を停止させるとともに、前記予備ユニットの個数を上限として、当該現用ユニットの設定情報を取得して、前記予備ユニットに設定して現用ユニットとして動作を開始させる制御を行う制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記監視手段によって前記現用ユニットのうちいずれか1またはいずれか複数の現用ユニットの出力信号の状態が正常でないと判定された場合であって、当該現用ユニットに入力される入力信号の状態が正常であると判定されたときには、当該現用ユニットの動作を停止し、前記予備ユニットに現用ユニットとして動作を開始させる、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記監視手段は、前記入力手段から入力される出力信号を周波数毎に抽出して、出力信号の状態を監視する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 複数の現用ユニットと、1または複数の予備ユニットと、前記複数の現用ユニットから出力される相互に周波数が異なる出力信号を混合して出力する混合部を有する信号処理装置において、
    前記混合部から出力される信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力される信号から各現用ユニットの出力信号を抽出して当該出力信号の状態を監視する監視手段と、
    前記監視手段によって前記現用ユニットのうちいずれか1またはいずれか複数の現用ユニットの出力信号の状態が正常でないと判定された場合には、出力信号の状態が正常でないと判定された当該現用ユニットの動作を停止させるとともに、前記予備ユニットの個数を上限として、当該現用ユニットの設定情報を取得して、前記予備ユニットに設定して現用ユニットとして動作を開始させる制御を行う制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記監視手段によって前記現用ユニットのうちいずれか1またはいずれか複数の現用ユニットの出力信号の状態が正常でないと判定された場合であって、出力信号の状態が正常でないと判定された当該現用ユニットに入力される入力信号の状態が正常でないと判定されたときには、当該現用ユニットの動作を停止せず、上位の装置に対して前記入力信号が異常であることを通知する、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  4. 前記監視手段は、前記入力手段から入力される出力信号を周波数毎に抽出して、出力信号の状態を監視する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の信号処理装置。
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