JP5480094B2 - 地中熱交換チューブの設置方法とその鉄筋籠 - Google Patents

地中熱交換チューブの設置方法とその鉄筋籠 Download PDF

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Description

本発明は、建物の基礎杭を利用した地中熱交換チューブの設置方法とそれに使用する鉄筋籠に関するものである。
従来、地中熱を利用したヒートポンプ方式は、地中に埋設した地中熱交換チューブから放熱・採熱を行うシステムであり、空調排熱を大気に放出しないため、都市のヒートアイランド対策として有効な手段となっている。地中熱交換システムにおける地中熱交換チューブの埋設方法は、例えば、地中に孔を開けて熱交換パイプを挿入し、孔を充填するボアホール方式がある。この方式は掘削コストが嵩むので、掘削コストの削減と作業効率の向上および熱交換率の向上を目的として、建物の基礎杭を利用し、鉄筋籠の外周に設置される偏心防止用のスペーサにU字状のパイプを取り付けて、鉄筋籠の外周に軸方向に沿って設置するものが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−332330号公報
しかし、従来の地中熱交換チューブの設置方法においては、鉄筋スペーサに熱交換チューブを番線で結束して支持する方式なので、杭の鉄筋籠の挿入時に、杭主筋の結束する配筋工と熱交換チューブを取り付ける設備業者との作業が交錯し、杭の施工に時間が掛かることになる。また、杭の内部に熱交換チューブを配管した場合、杭の断面欠損になるため、杭径を大きくするか、若しくはコンクリートの強度を上げる必要が出てくることから、コストが嵩むこととなる。上記特許文献1のように、基礎杭を利用した設置方法においては、熱交換チューブが剥き出しとなっているため、鉄筋籠を掘削した孔に挿入する際に、熱交換チューブが孔壁と衝突して破損し、水漏れの原因となることがある。そのほか、地盤面から10m以浅は外気温や日射・積雪などの影響を受けて変動するので、熱交換率が悪くなる。本発明に係る地中熱交換チューブの設置方法は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る地中熱交換チューブの設置方法の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、基礎杭用の鉄筋籠における主筋保持用の補強リングに、長手方向の両端部のうち少なくとも片側部がL字形に屈曲された棒状又は帯板状の配管支持材を固着し、該配管支持部材における前記L字形に屈曲された片側部の内側で上下方向に挿通させて熱交換チューブを配設し、掘削した孔に前記鉄筋籠を挿入して更にコンクリートを打設することである。
前記L字形に屈曲された片側部には、熱交換チューブを位置固定する紐部材を挿通させるための貫通孔が穿設され、若しくは、紐部材を係止させる係止部が設けられていること、;
前記熱交換チューブは、孔に挿入された鉄筋籠の最下端位置でU字状に連結されており、一つの配管支持部材に前記U字状に連結された2本の熱交換チューブが固定されていること、;
更に、前記L字形に屈曲された片側部において、熱交換チューブの直径と同じかそれよりも大きな寸法の棒状若しくは帯板状の突起部材が内側に向けて先端部に固着されていること、;
また、孔に鉄筋籠を挿入しながら、前記孔の地上周囲に配設した複数のチューブ用繰出し装置から熱交換チューブを繰り出してそれぞれ配管支持部材の内側に挿通させて位置固定し、前記鉄筋籠を降下させて上下方向に適宜間隔で設けられている周方向に複数配設された配管支持部材に前記熱交換チューブを順次位置固定していくこと、;
前記熱交換チューブが、鉄筋籠の周方向に間隔を置いて複数箇所に配設された配管支持部材毎のU字状の熱交換チューブがそれぞれ独立して熱交換装置に配管されていること、または、鉄筋籠の上下方向の上位置で、周方向に配設された連結用パイプで各U字状の熱交換チューブが連続されて外部に2本のチューブが延出されて熱交換装置に配管されていること、;
を含むものである。
本発明に係る地中熱交換チューブの上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、
基礎杭用の鉄筋籠における主筋保持用の補強リングに、長手方向の両端部のうち少なくとも片側部がL字形に屈曲された棒状又は帯板状の配管支持材を固着し、該配管支持部材における前記L字形に屈曲された片側部の内側で上下方向に挿通させて熱交換チューブを配設してなることである。
また、L字形に屈曲された片側部において、熱交換チューブの直径と同じかそれよりも大きな寸法の棒状若しくは帯板状の突起部材が内側に向けて先端部に固着されていること、;
前記熱交換チューブは、孔に埋設した状態で地盤面から10m以浅の範囲において、当該熱交換チューブに被覆された断熱部材により断熱化されていること、;
前記配管支持部材は、側面視でL字形若しくはコ字形の形状であること、;
を含むものである。
本発明の地中熱交換チューブの設置方法と地中熱交換チューブ用の鉄筋籠によれば、鉄筋籠の補強リングに配管支持部材を設けるようにしており、低コストで済み配管作業効率を向上させることができる。更に、熱交換チューブを増設する際には、補強リングの周方向に任意の位置に熱交換チューブを増設することができる。また、熱交換チューブの取り付け位置を任意の位置に設定できるので、狭い敷地や隣地に接した場所のような作業環境でも、ループ配管の往管及び還管をピット方向に引き出せるため、作業効率を高めることができる。
前記熱交換チューブが、杭本体の外側に配置され、杭の断面欠損となることが無く、構造上の強度に影響を与えないものである。
また、熱交換チューブが基礎杭の外周部に設置されるので、効率よく熱交換が行われる。更に、鉄筋籠を孔に挿入するときにも、熱交換チューブが配管支持部材の内側にあって保護されているので、チューブに破損が生じることがない。
地盤面から10m以浅の範囲で熱交換チューブを断熱化することで、熱交換率の向上が図れる。
配管支持部材を、L字形にして半径方向の長さを短くする事で、孔の直径を小さくして、フカシ部のコンクリート量を低減させ、工期短縮とコスト低減を図ることができる。このように、数々の優れた効果を奏するものである。
本発明に係る地中熱交換チューブの設置方法に係る、鉄筋籠1に配管支持部材2,2aを固着した状態の一部平面図(A),(B)である。 同本発明に係る発明に係る鉄筋籠1の一部を示す斜視図(A)、同鉄筋籠1を横にした状態の一部斜視図(B)である 同本発明の鉄筋籠1において、配管支持部材2に地中熱交換チューブ3を位置固定する様子を示す正面図(A)、側面図(B)、B−B線に沿った断面図(C)、斜視図(D)、A−A線に沿った断面図(E)である。 本発明に係る鉄筋籠1において、補強リング4の周方向に熱交換チューブ3を4カ所に配設した場合の平面図(A)と、6カ所に配設した場合の平面図(B)とである。 鉄筋籠1の挿入が完了した状態で、熱交換チューブ3が基礎コンクリートの無筋部17aから引き出される様子を示す断面図である。 杭頭部16aにおける熱交換チューブ3の連結状態を示す斜視図(A),(B)である。 熱交換チューブ3の往管3bと、環管3cの引き出し方法を示す平面図(A),(B)である。 同熱交換チューブ3の連結方法で、対の数によって断面欠損が生じないようにする様子を示す平面図(A),(B),(C)である。 本発明の第3実施例に係り、熱交換チューブ3を断熱化した場合の断面図である。
本発明に係る地中熱交換チューブの設置方法は、図1−A乃至図1−Bに示すように、鉄筋籠における補強リング4に配管支持部材2を固着してその配管支持部材の内側に地中熱交換(以下単に熱交換という)チューブ3を配管して、この鉄筋籠を孔に挿入しコンクリートを打設するものである。
本発明に係る発明の鉄筋籠1について説明する。図1−A乃至図1−Bに示すように、基礎杭用の鉄筋籠1における主筋5保持用で帯板状の補強リング4に、長手方向の両端部のうち少なくとも片側部がL字形に屈曲された棒状又は帯板状の配管支持材2,2aを溶接手段などで固着する。図中の符号6は、フープ筋を示している。
前記配管支持部材2,2aは、例えば、コ字形やL字形を下帯板鋼材であり、例えば、杭径7が1300mmφで、配管支持部材2の長さが200mmで幅が90mm、高さが13.5mm、板厚8mm程度である。
更に、前記配管支持部材2には、L字形に屈曲された片側部2bにおいて、熱交換チューブ3の直径と同じかそれよりも大きな寸法の棒状若しくは帯板状の突起部材9が内側に向けて先端部2cに固着されている。この突起部材9は、熱交換チューブ3が外側に移動しないように保護するものである。
前記配管支持部材2,2aにおける前記L字形に屈曲された片側部2bの内側で、上下方向に挿通させて熱交換チューブ3が配設される。この熱交換チューブ3は、例えば、ポリエチレン管であり、一例として25〜30mm程度の合成樹脂製の管である。
前記配管支持部材2,2aは、図3(A)に示すように、鉄筋籠1における補強リング4の周方向に、4カ所設けられ、残りの1カ所には、熱交換チューブ3を配管しないスペーサとして使用される。なお、符号10は、隣地境界線を示している。また、図3(B)に示すように、6カ所に配置される場合もある。前記補強リング4は、鉄筋籠1の上下方向において、例えば、3m程度の間隔を置いて配置されている。
前記配管支持部材2において、図2(A)に示すように、L字形に屈曲された片側部2bには、熱交換チューブ3を位置固定する紐部材11を挿通させるための貫通孔2dが穿設されている。前記紐部材11は、例えば、合成樹脂製の結束バンドなどである。また、前記貫通孔2dに限らず、紐部材11を係止させることができればよいので、凹部若しくは凸部などの係止部であっても良い。
前記熱交換チューブ3のU字部は、ポリエチレン管自身を屈曲させるには、管の堅さによって困難でもあるので、合成樹脂製のU字継手12を使用する。このU字継手12の2つの吐出口にそれぞれ熱交換チューブ3の端部を密に連結するものである。このU字継手
12は、鉄筋籠1の下端部における補強リング4に固着された配管支持部材2,2aに、ボルト13及びナット13aで固定される。このようにして、図2乃至図3に示すように、熱交換チューブ3は、孔15に挿入された鉄筋籠1の最下端位置でU字状に連結されており、一つの配管支持部材2に前記U字状に連結された2本の熱交換チューブ3が固定されている。
以上のようにして、本発明に係る鉄筋籠1を構成して、地盤に掘削した孔15に挿入する工事について説明する。前記鉄筋籠1には、図1−A(A),(B)及び図1−B(B)に示すように、地盤中に挿入する先端部側から補強リング4に配管支持部材2若しくは配管支持部材2aを、溶接して固定しておく。
更に、鉄筋籠1の先端部には、図2(A),(B)に示すように、熱交換チューブ3,3の端部にU字継手12を連結して、このU字継手12をボルト13及びナット13aで最先端部(地盤中で最下部)の補強リング4に固定する。また、前記U字継手12のすぐ上の位置で、熱交換チューブ3を結束バンド11などで配管支持部材2の片側部2b内側に固定する。前記結束バンド11に保護テープ14等を巻き付けて前記片側部2bに巻装させて固定し、孔壁8等に衝突して切断されたり傷付けられたりしないように保護する(図1−B(A)参照)。
前記熱交換チューブ3は、一対ずつ4カ〜8カ所に用意されるが、輪状に巻かれた熱交換チューブ3をドラムや簡易な門形枠等に挿通して掛けるようにして、これを、チューブ用繰出し装置として、該繰出し装置を前記孔15の地上の周囲近傍に用意する。これで、前記鉄筋籠1を孔15に挿入しながら、熱交換チューブ3をドラム等から繰り出すようにするものである。そして、前記鉄筋籠1をクレーンで吊り上げて、図1−B(A)に示すように、孔15に先端部から挿入する。
鉄筋籠1の孔15への挿入により、上下方向で約3m毎に固定された、補強リング4周囲の配管支持部材2,2aが作業者の作業位置高さに至ると、一対の熱交換チューブ3,3を結束バンド11で補強リング4に固定する。この鉄筋籠1の挿入作業と、熱交換チューブ3の取り付け作業を順次繰り返して、図4に示すように、鉄筋籠1の孔15への挿入を完了し、当該孔15にコンクリートを打設する。
このようにして、孔15に鉄筋籠1を挿入しながら、前記孔15の地上周囲に配設した複数のチューブ用繰出し装置から熱交換チューブ3を繰り出してそれぞれ配管支持部材2の内側に挿通させて位置固定し、配管支持部材2に前記熱交換チューブ3を順次位置固定していく。なお、孔15が数十メートルの深い孔である場合には、所用長さの鉄筋籠1を次々に溶接手段により首尾連結して挿入するので、前記連結する鉄筋籠1,1・・・毎に、予め必要な熱交換チューブ3をその鉄筋籠1に固定しておいて、該鉄筋籠1を連結する毎に、前記熱交換チューブ3も連結治具等で連結するようにしても良い。このようにすれば、予め、工場や現場のサイトで鉄筋籠1に熱交換チューブ3を組み付けておくことができて、挿入作業能率が向上するものである。
図5(A),(B)に示すように、基礎杭16の杭頭16aにおいて、前記熱交換チューブ3の上端部を、ループ配管3aでリング状に連結する。前記ループ配管3aは、基礎コンクリート17の下端の無筋部17aで施工する。そして、熱交換器へと引き出す往管3bと環管3cとを設ける。なお、図6に示すように、前記往管3bと環管3cとを地下ピット方向に出すようにする。これは、前記ループ配管3a配管作業が根切り底での工事であって、隣地境界側におけるループ配管の電気融着作業の効率化を図るためである。
また、前記ループ配管3aは、図7(A)に示すように、一対の熱交換チューブ3の数が少ない場合(例えば4対や6対の場合)には隣接する熱交換チューブ3を直管(図7(A),(B)中の一点鎖線で引き出す管3a)で連結すると、基礎杭16の断面欠損となってしまう。そこで、例えば1300φmmの杭径7であれば、曲げ直径1400φmm程度のR付きループ配管3aで連結する(図7(A),(B)を参照)。
これにより、杭の有効断面積の外側で熱交換チューブ3同士を連結することができる。よって、杭に断面欠損が生じるおそれがない。このようにして、前記鉄筋籠1を孔15に挿入して、熱交換チューブ3を配管支持部材2の内側に配設するので、安全に保護されて埋設されるものである。
本発明に係る鉄筋籠1の他の実施例として、熱交換チューブ3に関して、鉄筋籠1の周方向に間隔を置いて複数箇所に配設された配管支持部材2毎のU字状の熱交換チューブ3,3がそれぞれ独立して熱交換装置に配管されていることである。これによれば、例えば、一カ所の熱交換チューブ3に、地盤15a中で傷ができて液漏れを起こして使用できなくなった場合に、この一カ所だけの熱交換チューブ3を使用しないように閉鎖すれば、他の熱交換チューブ3には何の影響も与えずに済むものである。
これに対して、前記実施例1におけるように、鉄筋籠1の上下方向の上位置で、周方向に配設された連結用パイプ(ループ配管3a)で各U字状の熱交換チューブ3,3が連続されて外部に2本のチューブ3b,3cが延出されて熱交換装置に配管されていると、一カ所に傷が付いて液漏れが生じると、その傷付いた場所を特定する事自体が困難であり、熱交換装置全体が使用できなくなってしまうという欠点がある。
図8に示すように、熱交換チューブ3は、孔15に埋設した状態で地盤面15bから10m以浅の範囲において、断熱部材により断熱化されていることである。これは、地盤面15bから約10m以深の地中温度は、年間を通じて温度が安定しているので、その温度が安定している地中の範囲での熱交換を行うので、前記地盤面15bから10m以浅の熱交換チューブ3を、保温することで熱交換率を高めるものである。
本発明に係る地中熱交換チューブの設置方法とそれに使用する鉄筋籠は、地中熱を利用する熱交換装置で、孔に鉄筋籠を使用する杭等に適用することができる。
1 鉄筋籠、
2 配管支持部材、 2a 配管支持部材、
2b 片側部、 2c 先端部、
2d 貫通孔、
3 熱交換チューブ、 3a ループ配管、
3b 往管、 3c 環管、
4 補強リング、
5 主筋、
6 フープ筋、
7 杭径、
8 孔壁、
9 突起部材、
10 隣地境界線、
11 紐部材、
12 U字継手、 12a 取付孔、
13 ボルト、 13a ナット、
14 保護テープ、
15 孔、 15a 地盤、
15b 地盤面、
16 基礎杭、 16a 杭頭、
17 基礎コンクリート、 17a 無筋部。

Claims (10)

  1. 基礎杭用の鉄筋籠における主筋保持用の補強リングに、長手方向の両端部のうち少なくとも片側部がL字形に屈曲された棒状又は帯板状の配管支持材を固着し、該配管支持部材における前記L字形に屈曲された片側部の内側で上下方向に挿通させて熱交換チューブを配設し、掘削した孔に前記鉄筋籠を挿入して更にコンクリートを打設すること、
    を特徴とする地中熱交換チューブの設置方法。
  2. L字形に屈曲された片側部には、熱交換チューブを位置固定する紐部材を挿通させるための貫通孔が穿設され、若しくは、紐部材を係止させる係止部が設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の地中熱交換チューブの設置方法。
  3. 熱交換チューブは、孔に挿入された鉄筋籠の最下端位置でU字状に連結されており、一つの配管支持部材に前記U字状に連結された2本の熱交換チューブが固定されていること、
    を特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の地中熱交換チューブの設置方法。
  4. L字形に屈曲された片側部において、熱交換チューブの直径と同じかそれよりも大きな寸法の棒状若しくは帯板状の突起部材が内側に向けて先端部に固着されていること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の地中熱交換チューブの設置方法。
  5. 孔に鉄筋籠を挿入しながら、前記孔の地上周囲に配設した複数のチューブ用繰出し装置から熱交換チューブを繰り出してそれぞれ配管支持部材の内側に挿通させて位置固定し、前記鉄筋籠を降下させて上下方向に適宜間隔で設けられている周方向に複数配設された配管支持部材に前記熱交換チューブを順次位置固定していくこと、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の地中熱交換チューブの設置方法。
  6. 熱交換チューブが、鉄筋籠の周方向に間隔を置いて複数箇所に配設された配管支持部材毎のU字状の熱交換チューブがそれぞれ独立して熱交換装置に配管されていること、または、鉄筋籠の上下方向の上位置で、周方向に配設された連結用パイプで各U字状の熱交換チューブが連続されて外部に2本のチューブが延出されて熱交換装置に配管されていること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の地中熱交換チューブの設置方法。
  7. 基礎杭用の鉄筋籠における主筋保持用の補強リングに、長手方向の両端部のうち少なくとも片側部がL字形に屈曲された棒状又は帯板状の配管支持材を固着し、該配管支持部材における前記L字形に屈曲された片側部の内側で上下方向に挿通させて熱交換チューブを配設してなること、
    を特徴とする地中熱交換チューブ用の鉄筋籠。
  8. L字形に屈曲された片側部において、熱交換チューブの直径と同じかそれよりも大きな寸法の棒状若しくは帯板状の突起部材が内側に向けて先端部に固着されていること、
    を特徴とする請求項7に記載の地中熱交換チューブ用の鉄筋籠。
  9. 熱交換チューブは、孔に埋設した状態で地盤面から10m以浅の範囲において、当該熱交換チューブに被覆された断熱部材により断熱化されていること、
    を特徴とする請求項7乃至8のいずれかに記載の地中熱交換チューブ用の鉄筋籠。
  10. 配管支持部材は、側面視でL字形若しくはコ字形の形状であること、
    を特徴とする請求項7または9に記載の地中熱交換チューブ用の鉄筋籠。
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