JP5479415B2 - 往復回動オープンエンドスパナ - Google Patents

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Description

本発明は、往復回動するオープンエンドスパナに関し、特に工作物上で回動することができ、かつ工作物の軸心位置で往復して往復回動することができるオープンエンドスパナに関する。
本発明の属する技術分野の公知構造の設計について、米国特許第1,320,668号明細書(特許文献1)の設計構造がある。スパナは、固定顎(stationary jaw)と可動顎(movable jaw)とを有し、可動顎は、ばね(spring)の押し込みにより、ガイド(guide)上にて、往復して摺動自在である。使用者がナットを回したいとき、スパナを回動すると固定顎と可動顎は、ナットを転動することができる。さらに、使用者がスパナを次の位置に回したいときは、反対方向にスパナを回動すれば、可動顎を後進することにより、ばねは圧縮されるため、ナットは転動されない。前述の操作を繰り返すことにより、ナットの締め緩み効果を達成できる。しかし、前記スパナの可動顎は、ガイドのみを覆い、大きなトルクが働く操作を行う場合は、可動顎は、スパナの両側に覆う設計がなされていないため、構造強度が不足しており、かつ前記ガイドが不規則状でスパナの喉穴内部に開ける設計は、加工が非常に困難である。そのうえ、可動顎が押すばねは、その一端がスパナの固定顎の穴内部に固定していて、ばねの他端は、外部に露出しており、圧縮により曲がったり、またはばねが破損したりして、使用できなくなったり、また、油汚れなどが固着していて、多くのちりやくずが付着しやすい。
米国特許第1,320,668号 米国特許第3,695,125号 米国特許第4,706,528号 米国特許第7,024,971号 米国特許出願公開第2009/0301271号明細書 米国特許出願公開第2010/0071516号明細書
このほか、米国特許第3,695,125号(特許文献2)明細書、ラチェット式オープンエンドスパナの設計は、スパナ(wrench)は、固定顎(fixed jaw)と支持部(support portion)を有し、支持部にばね(spring)と爪(pawl)が内設され、独立した2つのキャップ(caps)がスパナ支持部の両側に固定していて、ばねと爪を収容し、ばねの圧縮によって、爪が支持部の内部にて、往復自在に移動できる。この設計は、ばねが2つのキャップの間に収納されて露出しておらず、爪は、キャップの内部に係止できる係止肩(stop shoulder)を設けており、ばねによって爪が支持部の外部に押し出されることを防止できる。支持部は円弧に続き、直角にて固定顎の方向に曲がるように設計されており、また前記支持部の角度は、加工の難度を増加しているので、組立てが複雑であるうえ、爪が2つのキャップでしか覆われておらず、横方向の位置の強度が不足している。さらに、可動顎が接触するナットなどの工作物の面積が固定顎より小さく、ナットを締結物の表面近くまで締めつけたとき、ナットの面積の不足または体積が小さいなどの原因で、十分なねじり接触面積がないため、歯崩れや破損が起こりやすい。
さらに、米国特許第4,706,528号(特許文献3)明細書は、スパナが固定顎(fixed jaw)と調節顎(adjustable jaw)を有し、固定顎上に摺動顎(sliding jaw)とピン(pin)を設けられており、摺動顎は、ピンをくぐらすための溝穴(slot)を設けていて、これにより、摺動顎は固定顎より抜け出すことはない。固定顎の内面に、摺動顎の外面を押し込む第1板ばね(plate spring)を設けることにより、摺動顎は外部に向かって移動する力を与える。摺動顎の溝穴はさらに、第2巻きばね(coil spring)を収容するための穴(hole)を設けていて、第2巻きばねにより摺動顎を内部に移動する力を与える。摺動顎は、第1板ばねと第2巻きばねの押し込みにより、中間位置に保持しながら、かつ内部へまたは外部へ移動する効果を有する。また、スパナの摺動顎の移動は直線しかしないためと溝の設置角度により、摺動顎が工作物を挟み込むとき、摺動顎は溝穴の移動に追随するので、摺動顎はきつく工作物の縁部を圧迫するから、この種の設計は、一般のナットではなく、管状物体に適していると言える。
このほか、米国特許第7,024,971号(特許文献4)、ラチェット式オープンエンドスパナである。該スパナは、一対の固定顎(stationary jaws)を有する。そのうち一つの固定顎の内部は、内外部とも開放した空間(space)を開けられ、空間は可動板(movable plate)を内設していて、可動板上に2つの溝穴(slot)を開けるほか、固定顎上に2つのピン(pin)を設けて、空間及び可動板に備える2つの溝穴をくぐらして、これにより可動板を空間より抜け出せないようにする。スパナは、空間にばね(spring)を収容する穴(hole)を内設していて、ばねの一端は穴の内部に設け、他端は可動板を押し込むため、穴の外部に延在さている。可動板上に設けられた2つの溝穴は、それぞれ短い直線区間(short section)と長い直線区間(long section)より形成し、短い直線区間と長い直線区間は夾角を設けていて、可動板が往復移動するときは、2段階に直線移動できるようになっている。しかし、該スパナの固定顎は可動板に覆われているため、固定顎が工作物に接触する面積は大幅に減少し、逆に一端がすべて可動の可動板によって取り代わられている。よって、工作物を回すとき、構造性が強い固定顎との接触面積が減少し、その代わり、構造が弱い可動板によって接触しているため、相対的に挟み力も弱くなる。
米国特許出願公開第2009/0301271号明細書(特許文献5)は、ラチェット式オープンエンドスパナである。該スパナは、第1顎(first jaw)と第2顎(second jaw)を有する。第2顎は、顎伸縮の開口部(jaw retracting opening)を内設し、顎伸縮の開口部は補助顎(auxiliary jaw)を内設する。前記補助顎は顎伸縮の開口部向きの一端が、ばねを装着していて、補助顎の上端は、制限溝(limiting slot)を設けられ、かつ第2顎の両側は開口部(opening)を開けていて、かつ補助顎とばねを顎伸縮の開口部に装着した後、ピンを開口部より通した後、制限溝を通過し、ピンを介して顎伸縮の開口部によって制限溝の移動行程を一定の範囲に制限され、補助顎の前端はアーク状の押し込み面(pushing surface)と駆動面(driving surface)となっている。前記スパナは作動のとき、ナットを一定の位置に回してから、スパナでナットの軸心位置を直接に反転するとき、補助顎はナットの縁部の圧縮により、直線的に顎伸縮の開口部に退避される。よって、前記スパナは、ナットと同じ軸心位置で、もう一つの回動角度に退避した後、ナットを回すことができる。しかし、この種の設計は、顎伸縮の開口部は第2顎上に設けられていることが明らかであり、特に軸方向での鑽孔成形部分は、加工が非常に難しい。さらに、補助顎一端の押し込み面と駆動面は、顎伸縮の開口部にいったん退避しなければ、スパナがナットを軸心位置に沿って次の回動角度に回すことができない。従って、前記押し込み面と駆動面の径の幅は、顎伸縮の開口部の径より小さくしなければならない。しかし、ナットは厚みの小さい規格またはナットを工作物表面近くまで締めつけたとき、ナットの縁部の幅が押し込み面と駆動面の面積より下回る場合、押し込み面と駆動面は、ナットと接触する受力面積が小さすぎるため、歯崩れまたは回動からの抜け出しや破損などの状況が発生しやすい。
引き続き、図1に示す米国特許出願公開第2010/0071516号明細書(特許文献6)明細書の構造設計を参照する。スパナ50は、締め付け顎51を有し、締め付け顎51は、喉穴52を内設していて、喉穴52に摺動自在の滑り駒53が内設されている。その特徴として、滑り駒53は、スパナ50内部の滑り溝にて摺動自在できる。一方、滑り溝と滑り駒53の組み合わせ設計を見ると、滑り駒53の一つの側面は、円弧の弧状辺532に沿って滑り、溝にて摺動される。滑り溝の弧度は弧状辺532と組み合わされているが、滑り駒53のもう一つの側面は、工作物90の回動面531に接触しており、回動面531は平面を形成し、工作物90の一つの側面に完全に密着し、工作物90を回すことができる。しかし、この種の設計を見ると、滑り駒53裏側の弧状辺532と滑り溝より形成する弧度から得られる直径D53と工作物90両側の回動幅Sは、異なる位置の組み合わせを形成する。すなわち、直径D53で回転する弧度では、回動面531と回動幅Sの中心が、工作物90を回した後、往復の2回目のために退避したとき、直接滑り駒53を介して、滑り溝において摺動することにより、回動面531を工作物90の軸心位置で回動させて、次の回動位置まで退避することはできず、スパナ50を新たに後部へ一定の行程を引き下がってから、回動面531は、工作物90の一つの側面から次の回動位置に切り換えた上、前部方向へ押し込み、従来の行程位置に押し込んでから回動操作しなければならない。
前述の特徴によると、前記弧状辺532と滑り溝と組み合わせされた移動位置の設計によって、使用者は、第1次の回動行程終了した後、後部の回動角度を次の回動位置にいったん退避してから次の操作をしなければならない。プロセスは極めて複雑である。もし、前述の操作方法に従わないと、次の回動位置に退避したとき、回動面531は工作物90の一つの側面と衝突し干渉してしまい、操作できなくなる。よって、このような弧状辺532と滑り溝の設計は、全体的に円滑に操作することができない。
本発明の往復回動のオープンエンドスパナは、滑り溝の摺動壁が完全に凹弧面を形成していて、第2顎は、十分な構造強度を維持できる。締め付け顎は、高いトルクの回動作業に耐えられるほか、応力集中を有効に避けることができ、滑り駒の強度を維持し、高いトルクの回動作業に耐えることができ、加工コストも低減できる。
本発明の往復回動のオープンエンドスパナは、滑り駒の摺動面の弧度が滑り溝の摺動壁の弧度に等しいため、滑り駒の摺動面は、摺動壁において円滑に摺動できると共に、摺動面は大きい面積で工作物の反作用力を摺動壁に伝達でき、滑り駒の受力を分散させ応力集中の問題を避けると共に、本体が回動するとき、滑り駒の受けるトルクを増大できる。本発明の往復回動のオープンエンドスパナは、第1締め付け爪と第2締め付け爪を対向して設置し、かつ締め付け顎の両側に一体化成形しているので、締め付け顎は、優れた構造強度を有し、締め付け顎の受けるトルクを向上できる。本発明の主な特徴は、滑り駒の第1回動面の両側は、それぞれ一つの拡張面を設けられている。締め付け顎の第1締め付け爪、第2締め付け爪及び滑り駒の第1回動面と、両側の拡張面との間で形成する内円径は、前述工作物の軸心位置で回動できるとともに、滑り駒の第1回動面とその両側の拡張面が同時に工作物の外接円径において摺動し、引きずりや干渉はない。さらに、滑り駒を滑り溝に内設した後、両側の拡張面の面積は、第1回動面から第1支持壁と第2支持壁、両側の壁厚から外部に延在していて、第1回動面と接触する工作物の第4順方向受力面の接触面積を増やすことができる。2つの拡張面が突出する空間と第1支持壁と第2支持壁の縁部は、一つの距離を有し、この距離は、滑り駒が締め付け顎の第1締め付け爪、第2締め付け爪及び滑り駒の第1回動面と、その両側の拡張面との間で形成される内円径において、工作物の軸心と同軸回動するとき、滑り溝の摺動行程区間が干渉されない。
本発明の往復回動のオープンエンドスパナは、滑り駒の前端は上面、底面にそれぞれ翼部を延在していて、翼部は内側と外側を有し、翼部の内側は拡張面を形成し、かつ拡張面は第1回動面と同一平面上に形成されている。翼部の外側は、まったく本体と接触しないていないため、翼部と本体との間は、摩擦抵抗力を引き起こすことなく、滑り駒の往復運動がより順調、敏捷となり、引きずることはない。これにより、工作物はたとえば、ボルトなどの六角頭部を一つの台に締め付けていても、本発明のオープンエンドスパナは、滑り駒の翼部を介して、工作物全部の高さを滑り駒の第1回動面と拡張面に接触させ、工作物と滑り駒との接触面積を増やし、高い回動トルクの増大効果を有し、引きずることは発生しない。
本発明による高速往復回動のオープンエンドスパナ次の特徴は、弾性装置は滑り駒の案内溝に内設する弾性部材を備え、締め付け顎の第1支持壁と第2支持壁を互いに平行することにより、滑り溝は間隔を有し、滑り駒は、上面と底面は貫通しているため、案内溝の高さは、滑り駒の高さに等しい。案内溝は幅を有し、案内溝の幅は、ガイドポストの直径に等しい。案内溝の高さは、溝の幅の1.5倍より大きい。弾性装置の弾性部材を案内溝に内設した後、高さを有し、弾性部材の高さは、案内溝の高さを超えない。弾性部材の高さは、案内溝の幅より大きい。弾性部材の高さは、案内溝の0.5倍の高さより大きい。よって、弾性部材は、案内溝において勝手にひっくり返して元の位置をはずれることはなく、滑り駒は、外部に延ばす位置への自動復帰する効果は失われない。
公知技術の構造の実施態様図である。 本発明の往復回動のオープンエンドスパナの立体図である。 本発明の往復回動のオープンエンドスパナの立体分解図である。 本発明の往復回動のオープンエンドスパナの動作態様図である。 本発明の往復回動のオープンエンドスパナの前面図である。 本発明の往復回動のオープンエンドスパナが図4の6−6切断線に沿った断面図である。 本発明の往復回動のオープンエンドスパナの操作位置態様図(その1)である。 本発明の往復回動のオープンエンドスパナの操作位置態様図(その2)である。 本発明の往復回動のオープンエンドスパナの操作位置態様図(その3)である。 本発明の往復回動のオープンエンドスパナの操作位置態様図(その4)である。 本発明の往復回動のオープンエンドスパナの操作位置態様図(その5)である。 本発明の往復回動のオープンエンドスパナの操作位置態様図(その6)である。
本発明による技術、手段ならびに効果は、好ましい実施例と図式を合わせて、以下に説明する。図2ないし4、及び図7ないし12を参照する。本発明のオープンエンドスパナ10は、本体20、滑り駒30と弾性装置40と、を備える。そのうち、本体20は、つかみ部21と、つかみ部21の前端に設ける締め付け顎22を有する。締め付け顎22は工作物90、たとえば、ボルトの六角頭部につなぐことができる。工作物90がボルトの六角頭部であるとき、6つの受力面を六角頭部の6時方向から逆時計方向にて輪状に配列し、順を追って第1順方向受力面91Aから第6順方向受力面96Aを有し、同じく、第1逆方向受力面91Bから第6逆方向受力面96Bを有する。使用者がつかみ部21をつかみ、本体20回動すると、締め付け顎22は、工作物90の軸心を円の中心として回動し、工作物90を回動する効果を実現できる。
締め付け顎22は、つかみ部21の反対端において、互いに分離している第1締め付け爪23と第2締め付け爪24を形成していて、第1締め付け爪23と第2締め付け爪24は、工作物90を回動するときに発生する反作用力を堪えることができる。第1締め付け爪23と第2締め付け爪24は、互いに対向し、かつ締め付け顎22の両側に一体化で成形されていて、第1締め付け爪23と第2締め付け爪24は、相対的な移動関係を発生しないため、締め付け顎22は極めて良い構造強度を有する。よって、締め付け顎22は、より高いトルクに堪えることができる。締め付け顎22は、第1締め付け爪23と第2締め付け爪24との間に顎喉25を形成し、顎喉25の内側、第1締め付け爪23の内側と第2締め付け爪24の内側によって囲まれた空間は、ほぼ六角形の喉穴26を形成していて、締め付け顎22は、工作物90の半径方向に沿って移動し、工作物90を喉穴26の内部に進入させるか、または締め付け顎22は、工作物90に平行する軸線方向に移動し、工作物90を喉穴26に進入させることができる。
第1締め付け爪23は、前端と後端を有し、第1締め付け爪23の後端は顎喉25に連結し、第2締め付け爪24は前端と後端を有し、第2締め付け爪24の後端は、前端と後端を有し、顎喉25に連結する。
第1締め付け爪23の内側は、喉穴26に対向し、かつ第2締め付け爪24の前端に向う力の作用面231を有し、力の作用面231は、工作物90の第1順方向受力面91Aに対応していて、第2締め付け爪24の内側は、第1平面241と第2平面242を有する。第1平面241は、喉穴26に対向し、かつ第1締め付け爪23の後端に向かっていて、第2平面242は、喉穴26に対向し、かつ第1締め付け爪23の前端に向かっていて、第2締め付け爪24の第1平面241と第2平面242との間は、120度の夾角を有する。よって、第2締め付け爪24の第1平面241と第2平面242は、それぞれ工作物90の第4順方向受力面94Aと第3順方向受力面93Aに対応できる。第2締め付け爪24の第1平面241は、第1締め付け爪23の力の作用面231にほぼ平行している。
顎喉25は、喉穴26に対向した押し込み面251を有し、顎喉25の押し込み面251と第1締め付け爪23の力の作用面231との間は、120度の夾角を有する。よって、顎喉25の押し込み面251は、工作物90の第2順方向受力面92に対応できる。
締め付け顎22は、第1締め付け爪23の力の作用面231と顎喉25の押し込み面251との間に、第1逃げ部221を備え、第1逃げ部221は、工作物90の第1逆方向受力面91Bの進入に備える。締め付け顎22は顎喉25の力の作用面231と第2締め付け爪24の第2平面242との間に第2逃げ部222を形成しており、第2逃げ部222は工作物90の第2逆方向受力面92Bの進入に備える。締め付け顎22は、第2締め付け爪24の第1平面241と第2締め付け爪24の第2平面242との間に第3逃げ部223を形成しており、第3逃げ部223は工作物90の第3逆方向受力面93Bの進入に備える。
締め付け顎22の内側はさらに、円弧形の滑り溝27を設けられ、滑り溝27は、第2締め付け爪24と顎喉25が喉穴26の対向側に設けられていて、かつ滑り溝27は、凹弧形の摺動壁271を有し、摺動壁271の上方に備える第1支持壁272と摺動壁271の下方に位置し、かつ第1支持壁272に対向する第2支持壁273を備える。滑り溝27の摺動壁271には他の穴構造を開けておらず、完全な凹弧面を形成しているため、第2締め付け爪24の構造強度が確保され、締め付け顎22は、高トルクの回転作業に堪えることができる。さらに、摺動壁271の凹弧面の円中心は、喉穴26に位置しており、滑り溝27の加工は、ミリングカッター一つで仕上げることができるため、加工は簡単、かつ高速に実現でき、低コスト、かつ締め付け顎22の構造強度を確保できる。
締め付け顎22の第1支持壁272と第2支持壁273を互いに平行することにより、滑り溝27は、間隔T27を有する。締め付け顎22は、第2締め付け爪24が滑り溝27の第1支持壁272及び第2支持壁273に対応する位置に円形の貫通穴274を開けていて、貫通穴274は、顎喉25の近傍部にあり、かつ滑り溝27の第1支持壁272と第2支持壁273をくぐらしている。貫通穴274は、円柱形のガイドポスト28に結合することができ、ガイドポスト28の両端部は、それぞれ第1支持壁272と第2支持壁273の貫通穴274に取り付けているため、ガイドポスト28は固定して滑り溝27に固設される。ガイドポスト28は、直径D28を有する。
滑り駒30は、弧線で摺動自在であり、本体20に備える締め付け顎22の滑り溝27に設置されていて、かつ滑り駒30は、工作物90を駆動するか、または工作物90の外周部に対して摺動することができる。滑り駒30は、外部の延在位置と内部の引き込み位置の間で、移動することができる。滑り駒30は、ほぼ弧形の塊状を形成し、外側と内側を有する。かつ滑り駒30の外側は、凸弧状の摺動面31を形成していて、滑り駒30の摺動面31は、滑り溝27の摺動壁271にて摺動することにより、滑り駒30と締め付け顎22と相対的な弧線の摺動関係を形成する。滑り駒30の摺動面31に他の穴構造を開けておらず、完全な凸弧面状を形成しているため、滑り駒30の構造強度が確保され、滑り駒30は、高トルクの回転作業に堪えることができる。滑り駒30の摺動面31の弧度は、滑り溝27の摺動壁271の弧度に等しいため、滑り駒30の摺動面31は、滑り溝27の摺動壁271で円滑に摺動できる。さらに、滑り駒30が工作物90による反作用力を受けるとき、摺動面31と摺動壁271の弧度が同じのため、摺動面31は、大きい面積にて摺動壁271と接触することにより、滑り駒30を安定に、滑り溝27の内部に保持し、工作物90を回す過程において、滑り駒30は、滑り溝27でぐらつきしない。つまり、本体20が回動するとき、滑り駒30の受けるトルクを増大できる。
滑り駒30が摺動面31の反対側は、滑り溝27より露出していて、第1回動面32と第2回動面33を形成し、第1回動面32と第2回動面33は、工作物90の回転に備える。第1回動面32と第2回動面33との間は、120度の夾角を有し、かつ第1回動面32は、滑り駒30の前端に位置し、第2回動面33は、滑り駒30の後端に位置する。滑り駒30が外部の延在位置にいるとき、滑り駒30の第1回動面32は工作物90の第4順方向受力面94Aに対応し、滑り駒30の第2回動面33は工作物90の第3順方向受力面93Aに対応する。滑り駒30は、第1回動面32と第2回動面33との間で回避部34を形成していて、回避部34によって、工作物90の第3順方向受力面93Aに進入できる。滑り駒30の上方は、上面301を形成し、上面301は、滑り溝27の第1支持壁272に接触していて、滑り駒30の下方は、底面302を形成している。底面302は、滑り溝27の第2支持壁273に接触している。上面301と底面302は互いに平行していて、かつ滑り駒30は高さH30を有する。雄雌組合せするときの公差を考慮しない前提において、滑り駒30の高さH30は、滑り溝27の間隔T27に等しいため、滑り駒30の上面301と底面302は、滑り溝27の第1支持壁272と第2支持壁273によって、上下対称的に支持される。滑り駒30の上面301と底面302は、滑り溝27の第1支持壁272と第2支持壁273によって上下対称的に支持されているため、滑り駒30が滑り溝27にて弧線摺動のときに、揺動を発生しない。オープンエンドスパナ10使用の安定性を向上できる。滑り駒30はさらに、上面301と底面302を貫通する案内溝35を設置していて、案内溝35は、弧形に形成され、かつ案内溝35の弧度と滑り溝27の摺動壁271の弧度は、同じである。案内溝35は、上面301と底面302を貫通しているため、案内溝35の高さH35は、滑り駒30の高さH30に等しい。案内溝35は、幅W35を有し、溝の幅W35は、案内溝35の大きい弧面の半径から小さい弧面の半径を差し引いた距離に等しい。雄雌組合せするときの公差を考慮しない前提において、案内溝35の幅W35は、ガイドポスト28の直径D28に等しい。案内溝35の高さH35は、溝の幅W35の1.5倍より大きい。つまり、案内溝35の幅W35は、溝の高さH35の0.66倍より小さい。本実施例において、案内溝35の高さH35は、溝の幅W35の2倍より大きい。つまり、案内溝35の幅W35は、溝の高さH35の0.5倍より小さい。
案内溝35にガイドポスト28をくぐらして、滑り駒30が滑り溝27より離脱することを防止して置く。滑り駒30の摺動面31と案内溝35の弧度とも滑り溝27の摺動壁271の弧度に同じ、よって、滑り駒30の摺動面31が滑り溝27の摺動壁271で弧線摺動のとき、滑り駒30の案内溝35と滑り溝27内部に備えるガイドポスト28との間は、干渉することなく、円滑に相対的な弧線の摺動動作を達成する。
案内溝35は、当接端351と支え端352を有し、滑り駒30が外部の延在位置にいるとき、案内溝35の当接端351は、ガイドポスト28に接触し、案内溝35の支え端352は、弾性装置40に接触する。さらに、案内溝35は他の穴構造をあけておらず、応力集中の問題を有効に防止し、滑り駒30の構造強度が確保され、滑り駒30は、高トルクの回動操作に堪えられる。加えて、滑り駒30の摺動面31と案内溝35とも他の穴構造をあけておらず、滑り駒30の加工コストを有効に軽減でき、製品自体に高トルクと低価格の長所を備え合わせているため、産業で幅広く利用できる。
弾性装置40の両端を、それぞれガイドポスト28と案内溝35の支え端352の間に支えて置くことにより、滑り駒30は、外部の延在位置へ自動復帰できる。弾性装置40は、滑り駒30の案内溝35に内設する弾性部材41を有し、弾性部材41を案内溝35に内設した後、高さH40を有する。このとき、弾性部材41の高さH40は、案内溝35の高さH35を超えない。弾性部材41の高さH40は、案内溝35の幅W35より大きく、かつ弾性部材41の高さH40は0.5倍の案内溝35の高さH35より大きい。このように、案内溝35に内設していた弾性部材41の高さH40が前述条件を満足すれば、弾性部材41は、案内溝35にて勝手にひっくり返って勝手に元の位置をはずれることなく、滑り駒30は、外部の延在位置に復帰する効果を失われない。
図3を参照する。本発明の弾性装置40の弾性部材41はZ型ばね板、または弾性部材42がZ型のばね、または弾性部材43がねじりばね、または弾性部材44が円筒圧縮コイルばね、その連接部を2つ折りして上下に配列していて、隙間を維持する形状のいずれかであっても良い。さらに、弾性装置40は2つの弾性部材45と一つのばね座46を有し、弾性部材45は、円筒圧縮コイルばねであり、ばね座46の一つの側面は、弾性部材45の一端に挿入することができるように、2つの上下に配列された円形の制限ブロック461を設置する。または、ばね座48の一つの側面は、弾性部材47の一端を収容可能に、上下に配列した円形の制限溝481を設置して、前述2つの弾性部材45、47を案内溝35内部で上下に配列して置き、互いに干渉せず、正常に動作できる。
引き続き、図5と6を参照する。前述の構造設計に基づき、本発明のオープンエンドスパナ10の主な特徴は、第1回動面32の両側は、それぞれ一つの拡張面36を凸設する。図7と8を参照する。滑り駒30が外部延在位置にいるとき、滑り駒30の第1回動面32は、接触した工作物90の第4順方向受力面94Aに対応することができる。締め付け顎22の第1締め付け爪23、第2締め付け爪24及び滑り駒30の第1回動面32と、その両側の拡張面36との間で形成する内円径は、前述工作物90の軸心C位置で回動できるとともに、滑り駒30の第1回動面32とその両側の拡張面36が同時に、工作物90の外接円径Dにおいて引きずりや干渉することなく、摺動することができる。さらに、滑り駒30を前記滑り溝27に取り付けた後、両側の拡張面36の面積が第1回動面32から第1支持壁272と第2支持壁273、両側の壁厚から外部に延在していて、第1回動面32と接触する工作物90の第4順方向受力面94Aの接触面積を増やすことができる(図6参照)。前記2つの拡張面36が突き出す形体は、第1支持壁272と第2支持壁273の縁部は、一つの距離Lを有する。図7ないし12に示す距離L1〜L3の変化を参照する。距離Lにより、滑り駒30が締め付け顎22の第1締め付け爪23、第2締め付け爪24及び滑り駒30の第1回動面32とその両側の拡張面36との間で形成する内円径が工作物90の軸心Cが同軸回動するとき、滑り溝27の行程は干渉されない。
図5と6を参照する滑り駒の30前端は上面、底面にそれぞれ翼部37が延在していて、翼部37は内側と外側を有し、翼部37の内側で拡張面36を形成し、かつ拡張面36を第1回動面32と同一平面上に形成する。翼部37の外側は、本体20とまったく接触しないため、翼部37と本体20との間は、摩擦抵抗力を引き起こすことなく、滑り駒30の往復運動がより円滑、敏捷となり、引きずることはない。さらに詳しく言えば、オープンエンドスパナ10は締め付け顎22に沿って、第1締め付け爪23の方向に向かって回し、工作物90を駆動するとき、翼部37の外側は、締め付け顎22の第1支持壁272と第2支持壁273にまったく接触されないため、滑り溝30の外部に延在する動作及び内部引き込み動作とも極めて円滑及び敏捷に行えることができ、引きずることは発生しない。これにより、工作物90たとえば、ボルトなどの六角頭部を一つの台に締め付けていても、本発明のオープンエンドスパナ10は、滑り駒30の翼部37を介して、工作物90ヘッド部すべての高さh2を滑り駒30の第1回動面32と拡張面36に接触し、工作物90と滑り駒30との接触面積を増やして、高い回動トルクの増大効果を実現し、引きずることは発生しない。図6を参照する。滑り溝30の第1回動面32と工作物90との接触高さはh1であり、滑り溝30の翼部37と工作物90との接触高さはh2である。接触面積は明らかに増加しているため、高いトルクの回動効果を向上できる。
図8、本発明のオープンエンドスパナ10を締め付け顎22に沿って、第1締め付け爪23の方向に回動し、工作物90を駆動する態様図を参照する。使用者が回動作業を行うとき、工作物90を締め付け顎22の顎喉26に進入させ、締め付け顎22の第1締め付け爪23の力の作用面231を工作物90の第1順方向受力面91Aに当接して置き、滑り駒30の第1回動面32と拡張面36を工作物90の第4順方向受力面94Aに当接する。
工作物90の第4順方向受力面94Aは、第1順方向受力面91Aと互いに平行しており、滑り駒30の第1回動面32と拡張面36を工作物90の第4順方向受力面94Aに密着させるため、滑り駒30内部の弾性装置40は、圧縮により変形を引き起こし、滑り駒30が弧線に移動することによって、滑り駒30の第1回動面32と拡張面36が自動的に工作物90の第4順方向受力面94Aに密着していて、かつ滑り駒30の第1回動面32と拡張面36もほぼ第1締め付け爪23の力の作用面231に平行する。
このとき、使用者は締め付け顎22に沿って、第1締め付け爪23向きの方向につかみ部21を回動し、締め付け顎22を工作物90の円の中心として回動させる。使用者の作用力は、第1締め付け爪23の力の作用面231を介して工作物90の第1順方向受力面91Aに伝達すると共に、使用者の作用力は、滑り駒30の第1回動面32を介して工作物90の第4順方向受力面94Aに伝達される。このように、工作物90は締め付け顎22に追随して回動できる。
第1締め付け爪23は、締め付け顎22に一体化成形しているため、第1締め付け爪23の力の作用面231は、工作物90の第1順方向受力面91Aの反作用力を有効に耐えることができる。さらに、第2締め付け爪24は、締め付け顎22に一体化成形していて、かつ滑り駒30の摺動面31と滑り溝27の摺動壁271とも他の穴構造を開けていない。滑り駒30の摺動面31と滑り溝27の摺動壁271の弧度が同じく、面と面の接触を形成しているため、摺動面31は大きい面積で摺動壁271と接触することができ、滑り駒30を滑り溝27の内部へ安定に保持することができる。工作物90を回動する過程で、滑り駒30は、滑り溝27で揺動を発生しない。よって、本発明のオープンエンドスパナ10は、高いトルクの回動作業に耐えることができる。
本実施例において、滑り駒30の第2回動面33は、工作物90の第3順方向受力面93Aに当接しており、第2締め付け爪24は、一体化成形により締め付け顎22に取り付けられていて、かつ滑り駒30の摺動面31と滑り溝27の摺動壁271とも他の穴構造を開けていない。滑り駒30の摺動面31と滑り溝27の摺動壁271の弧度は同じく面と面の接触であるため、摺動面31は大きい面積で摺動壁271に接触し、滑り駒30を安定に滑り溝27に保持して置き、滑り駒30は、工作物90を回動するとき、滑り溝27内部で揺動を発生しない。よって、本発明のオープンエンドスパナ10は、高トルクの回転作業に耐えることができる。
図9ないし11、本発明のオープンエンドスパナ10が締め付け顎22に沿って、第2締め付け爪24の方向に回動し、工作物90は駆動されない態様を示す。使用者はオープンエンドスパナ10を往復に回動したいときは、工作物90を締め付け顎22の喉穴26を離すことなく、締め付け顎22を第2締め付け爪24の方向に向かって本体20を回動することにより、締め付け顎22を工作物90の次の回動位置につなぐことができる。
使用者は、締め付け顎22を第2締め付け爪24の方向に向かって、つかみ部21を回動するとき、締め付け顎22は、つかみ部21に追随して工作物90に対して回動し、締め付け顎22の第1逃げ部221、第2逃げ部222及び滑り駒30の回避部34は、それぞれ工作物90の第1逆方向受力面91B、第2逆方向受力面92Bと第3逆方向受力面93Bに近づけさせる。つまり、工作物90の第1逆方向受力面91B、第2逆方向受力面92B及び第3逆方向受力面93Bは、それぞれ締め付け顎22の第1逃げ部221、第2逃げ部222及び滑り駒30の回避部34に進入される。
引き続き、締め付け顎22が第2締め付け爪24の方向に向かって、つかみ部21を回動すると、滑り駒30の回避部34を工作物90の第3順方向受力面93Bに接触させる。このとき、弾性装置40は圧縮を受けて、滑り駒30は滑り溝27において、弧線の摺動を形成する。オープンエンドスパナ10は、工作物90を回すとき、滑り駒30の翼部37の外側は、本体20とまったく接触していない。よって、翼部37と本体20との間は、摩擦抵抗力を引き起こさない。引きずる問題も発生しない。これにより、オープンエンドスパナ10を逆転させたとき、滑り駒30の往復運動がより円滑及び敏捷に行える。
滑り駒30は、圧縮を受けることによって、締め付け顎22に対して弧線の摺動を引き起こしたときに、締め付け顎22は引き続き、締め付け顎22に沿って、第2締め付け爪24の方向に向かって回動することができる。続いて、第1締め付け爪23の力の作用面231が工作物90の第1逆方向受力面91Bを超えて、第2順方向受力面92Aに近づけるとともに、滑り駒30の第1回動面32が工作物90の第4逆方向受力面94Bを超えて、第5順方向受力面95Aに近づける。本実施例において、滑り駒30の第2回動面33も工作物90の第3逆方向受力面93Bを超えて、第4順方向受力面94Aへ近づけることになる。
最後に、図12を参照する。締め付け顎22は、第1締め付け爪23の力の作用面231を工作物90の第2順方向受力面92Aに当接し、弾性装置40によって滑り駒30を自動復帰させるとともに、滑り駒30の第1回動面32を工作物90の第5順方向受力面95Aに当接させる。滑り駒30の第1回動面32は、自動的に工作物90の第5順方向受力面95Aに密着し、滑り駒30の第1回動面32は、ほぼ第1締め付け爪23の力の作用面231と平行して、締め付け顎22を工作物90の次の回動位置へ確実につなげる。このように、一回の往復回動を完了し、かつ工作物90は、締め付け顎22の顎喉26を離す必要はない。
その後、図8の状態に戻し、使用者は締め付け顎22に沿って第1締め付け爪23方向に向かって、つかみ部21を回動することにより、締め付け顎22が工作物90の円心で回動するとともに、工作物90を締め付け顎22に追随回動することができる。
10 オープンエンドスパナ
20 本体
21 つかみ部
22 締め付け顎
221 第1逃げ部
222 第2逃げ部
23 第3逃げ部
23 第1締め付け爪
231 力の作用面
24 第2締め付け爪
241 第1平面
242 第2平面
25 顎喉
251 押し込み面
26 喉穴
27 滑り溝
271 摺動壁
272 第1支持壁
273 第2支持壁
274 貫通穴
28 ガイドポスト
30 滑り駒
301 上面
302 底面
31 摺動面
32 第1回動面
33 第2回動面
34 回避部
35 案内溝
351 当接端
352 支え端
36 拡張面
37 翼部
40 弾性装置
41 弾性部材
42 弾性部材
43 弾性部材
44 弾性部材
45 弾性部材
46 ばね座
461 制限ブロック
47 弾性部材
48 ばね座
481 制限溝
50 レンチ
51 締め付け顎
52 喉穴
53 滑り駒
531 回動面
532 弧線
54 弾性部材
90 工作物
91A 第1順方向受力面
91B 第1逆方向受力面
92A 第2順方向受力面
92B 第2逆方向受力面
93A 第3順方向受力面
93B 第3逆方向受力面
94A 第4順方向受力面
94B 第4逆方向受力面
95A 第5順方向受力面
95B 第5逆方向受力面
96A 第6順方向受力面
96B 第6逆方向受力面
T27 間隔
D28 直径
H30 高さ
H35 溝の高さ
W35 溝の幅
H40 高さ
C 工作物の軸心
D 工作物の外接円径
D53 直径
S 回動幅
L 距離
L1 距離
L2 距離
L3 距離
h1 高さ
h2 高さ

Claims (13)

  1. 多角度を有する工作物の構造体を回動する、本体、滑り駒、弾性装置と、を備え、前記工作物は、軸心を有し、前記の外周部を囲み、外接円径を形成する往復回動のオープンエンドスパナであって、
    前記本体は、つかみ部と、前記つかみ部一端に取り付ける締め付け顎とを有し、前記締め付け顎は、前記つかみ部の反対端において、互いに分離する第1締め付け爪と第2締め付け爪とを形成していて、前記締め付け顎は、弧形の滑り溝を内設し、前記滑り溝は、凹弧形の摺動壁と、前記摺動壁の上方に位置する第1支持壁と、前記摺動壁の下方に位置していて、かつ前記第1支持壁に対向する第2支持壁を有し、前記滑り溝の前記摺動壁は、凹弧面を形成し、前記滑り溝にガイドポストを内設し、
    前記滑り駒は、前記本体の前記締め付け顎に備える前記滑り溝に設けていて、かつ相対的な弧線の摺動関係を形成し、前記滑り駒の一つの側面は、凸弧状の摺動面を形成し、前記滑り駒の前記摺動面は、前記滑り溝に備える前記摺動壁にて摺動でき、前記滑り駒の前記摺動面は、凸弧面状を形成し、前記滑り駒が前記摺動面の反対側において、前記滑り溝の外部に突出していて、かつ第1回動面を形成し、前記第1回動面の両側は、それぞれ拡張面を前記オープンエンドスパナの回動軸に平行な方向に沿って凸設しており、前記滑り駒が外部延在位置にいるとき、前記滑り駒の前記第1回動面は、前記工作物の第4順方向受力面に対応しており、前記滑り駒の上方は上面を形成し、前記滑り駒の下方は底面を形成し、前記滑り駒に前記上面と前記底面を貫通する案内溝を設け、前記案内溝は、弧形を形成していて、かつ前記案内溝に、前記案内溝の内部は、前記ガイドポストをくぐらしており、
    前記弾性装置は、前記滑り駒を外部延在位置に自動復帰させるよう、両端をそれぞれ前記ガイドポストと前記案内溝の支え端の間に支えて置き、
    前記滑り駒は第2回動面をさらに有し、前記第2回動面と前記第1回動面との間には120度の夾角を有し、前記締め付け顎の前記第1締め付け爪、前記第2締め付け爪、前記滑り駒の前記第1回動面、及び前記滑り駒の前記第1回動面の両側の前記拡張面の間で形成する内円径は、工作物の軸心位置で回動するとともに、前記滑り駒の前記第1回動面と、その両側の前記拡張面は、同時に前記工作物の外接円径で摺動することができ、さらに、前記滑り駒を前記滑り溝に取り付けた後、両側の前記拡張面の面積は、前記第1回動面より、前記本体の第1支持壁と前記第2支持壁両側の壁厚方向に向かって外部に拡大し、前記第1回動面と接触する前記工作物の前記第4順方向受力面の接触面積を増やすことができ、2つの前記拡張面で突き出す形体と、前記第1支持壁と前記第2支持壁の縁部は距離を有し、前記距離は、前記締め付け顎の前記第1締め付け爪、前記第2締め付け爪、前記滑り駒の前記第1回動面、及び前記滑り駒の前記第1回動面の両側の前記拡張面で形成する内円径が、前記工作物の軸心に対し同時に回動するとき、前記滑り駒が前記滑り溝に摺動する行程において、干渉を発生しない程度のものである往復回動オープンエンドスパナ。
  2. 前記締め付け顎は、前記第1締め付け爪と前記第2締め付け爪との間に顎喉を形成し、前記顎喉、前記第1締め付け爪及び前記第2締め付け爪によって囲まれた空間は、前記工作物を収容する喉穴を形成し、前記第1締め付け爪は、前記喉穴に対向し、かつ前記第2締め付け爪の末端部の力の作用面に向かわれており、前記力の作用面は、前記工作物と前記第1締め付け爪と接触位置の第1順方向受力面に対応し、前記ガイドポストの両端は、それぞれ前記第1支持壁と前記第2支持壁に固定することにより、前記ガイドポストを前記滑り溝の内部に固設し、前記案内溝は、当接端と支え端とを有し、前記滑り駒が外部延在位置にいるとき、前記案内溝の当接端は、前記ガイドポストに接触することを特徴とする請求項1記載の往復回動オープンエンドスパナ。
  3. 記滑り駒の前記第2回動面は、前記工作物の前記第3順方向受力面に対応していて、前記滑り駒は、前記第1回動面と前記第2回動面との間に回避部を形成し、前記回避部は、前記工作物の第3逆方向受力面が進入できることを特徴とする請求項1記載の往復回動のオープンエンドスパナ。
  4. 前記滑り駒の前記摺動面の弧度は、前記滑り溝の前記摺動壁の弧度に等しく、前記滑り駒の前記摺動面は、前記滑り溝の前記摺動壁にて摺動でき、かつ前記摺動面は、大きい面積で前記工作物の反作用力を前記摺動壁に伝達することにより、前記滑り駒の受力を分散して、相対的に、前記本体を回動するとき、前記滑り駒の耐受するトルクを増大し、前記案内溝の弧度は、前記滑り溝の前記摺動壁の弧度と同じく、前記滑り駒の前記案内溝と前記滑り溝の前記ガイドポストとの間は、円滑に相対的な弧線の摺動効果を生ずることを特徴とする請求項1記載の往復回動のオープンエンドスパナ。
  5. 前記上面は、前記滑り溝の前記第1支持壁に接触し、前記底面は前記滑り溝の前記第2支持壁に接触し、前記滑り駒の前記上面と前記底面は、前記滑り溝の前記第1支持壁と前記第2支持壁によって、上下に対称するように支えられることを特徴とする請求項1記載の往復回動オープンエンドスパナ。
  6. 前記第1締め付け爪と前記第2締め付け爪は互いに対向していて、かつ前記締め付け顎の両側に一体化成形されていることを特徴とする請求項1記載の往復回動オープンエンドスパナ。
  7. 前記顎喉は、前記喉穴に対向する押し込み面を有し、前記顎喉の前記押し込み面と、前記締め付け爪の前記力の作用面との間は、120度の夾角を有し、かつ前記顎喉の前記押し込み面は、前記工作物の第2順方向受力面に対応し、前記第2締め付け爪は、第1平面と第2平面を有する、前記第1平面は前記喉穴に対向し、前記第2平面は前記喉穴に対向していて、かつ前記第1締め付け爪の末端部に向かっており、前記第2締め付け爪の前記第1平面と前記第2平面との間は、120度の前記夾角を有し、かつ前記第2締め付け爪の前記第1平面と前記第2平面は、それぞれ前記工作物の前記第4順方向受力面と前記第3順方向受力面に対応していて、前記第2締め付け爪の前記第1平面と前記第1締め付け爪の前記力の作用面と平行しており、前記締め付け顎の前記第1締め付け爪の前記力の作用面と前記顎喉の押し込み面との間は、第1逃げ部を形成していて、前記第1逃げ部は、前記工作物の前記第1逆方向受力面を進入することができ、前記締め付け顎は前記顎喉の前記押し込み面と前記第2締め付け爪の前記第2平面との間は、第2逃げ部を形成し、前記第2逃げ部は、前記工作物の第2逆方向受力面を進入することができる、前記締め付け顎は、前記第2締め付け爪の前記第1平面と前記第2締め付け爪の前記第2平面との間は、第3逃げ部を形成していて、前記第3逃げ部は、前記工作物の前記第3順方向受力面を進入することができることを特徴とする請求項1記載の往復回動のオープンエンドスパナ。
  8. 前記弾性装置は前記滑り駒の前記案内溝に内設された弾性部材を備え、前記締め付け顎の前記第1支持壁と前記第2支持壁は互いに平行していて、かつ前記滑り溝に間隔を設けられており、前記滑り駒の前記上面と前記底面は互いに平行し、かつ前記滑り駒は高さを有し、前記滑り駒の前記高さは前記滑り溝の前記間隔に等しく、前記案内溝は前記上面と前記底面をくぐらしており、前記案内溝の前記高さは前記滑り駒の前記高さに等しく、前記案内溝の前記溝の幅は前記ガイドポストの直径に等しく、前記案内溝の前記高さは前記溝の幅の1.5倍より大きく、前記案内溝に内設された前記弾性部材の前記高さは前記案内溝の前記高さを超えておらず、前記案内溝に内設された前記弾性部材の前記高さは前記案内溝の前記溝の幅より大きく、前記案内溝に内設された前記弾性部材の前記高さは0.5倍の前記案内溝の前記高さより大きいことを特徴とする請求項1記載の往復回動オープンエンドスパナ。
  9. 本体、滑り駒、弾性装置と、を備えた高速往復回動のオープンエンドスパナであって、
    前記本体は、つかみ部と、前記つかみ部一端に取り付ける締め付け顎とを有する前記締め付け顎は、前記つかみ部の反対端において、互いに分離する第1締め付け爪と第2締め付け爪とを形成していて、前第1締め付け爪と前第2締め付け爪は、互いに対向し、かつ一体化成形していて、前記締め付け顎の両側に設けられ、前記締め付け爪と前記第2締め付け爪との間は、顎喉を形成し、前記第1締め付け爪は、前端と後端を有し、前記第1締め付け爪の前記後端は、前記顎喉に接続し、前記第2締め付け爪は、前記前端と前記後端を有し、前記第2締め付け爪の前記後端は、前記顎喉に接続していて、前記顎喉の内側、前記第1締め付け爪の内側及び前記第2締め付け爪の内側によって囲まれた空間は、前記工作物を収容する喉穴を形成し、前記第1締め付け爪の内側は、前記喉穴に対向する力の作用面を有し、前記締め付け顎は、弧形の摺動溝を内設し、前記摺動溝は、凹弧形の摺動壁と、前記摺動壁の上方に備える第1支持壁と、前記摺動壁の下方に位置し、かつ前記第1支持壁に対向する第2支持壁を有し、前記摺動溝は、ガイドポストを内設し、前記ガイドポストの両端は、それぞれ前記第1支持壁と、前記第2支持壁に固定していて、前記ガイドポストを前記滑り溝に固設し、
    前記滑り駒は、弧線に摺動自在にて、前記本体の前記締め付け顎の前記滑り溝に設けられ、かつ前記滑り駒は、前記工作物を駆動するか、または前記工作物の外周部にて相対的に摺動することができ、前記滑り駒は外部の延在位置と、内部の引き込み位置との間で移動することができる、前記滑り駒は、ほぼ弧形の駒状を形成していて、かつ外側と内側を有し、前記滑り駒の外側と内側を有し、前記滑り駒の外側は、凸弧状の摺動面を形成していて、前記滑り駒の前記摺動面は、前記滑り溝の摺動壁にて摺動することができ、前記滑り駒は、前記摺動面の反対側は、前記滑り溝の外部に突き出していて、かつ第1回動面を形成し、前記第1回動面は前記滑り駒の前端に位置し、前記滑り駒は第2回動面をさらに有し、前記第2回動面は前記滑り駒の後端に位置し、前記第2回動面と前記第1回動面との間には120度の夾角を有し、前記滑り駒の上方は、上面を形成し、前記滑り駒の下方は、底面を形成し、前記滑り駒は、前記上面と前記底面を貫通する案内溝を設けられ、前記案内溝は、弧形を形成していて、前記案内溝は、ガイドポストを内部にくぐらして、前記案内溝は、当接端と支え端を有し、前記上面は、前記滑り溝の前記第1支持壁に接触し、前記底面は、前記滑り溝の前記第2支持壁に接触し、前記滑り駒の前記上面と前記底面は、前記滑り溝の前記第1支持壁と前記第2支持壁によって、上下が対称するように支えられており、
    前記滑り駒の前端は、それぞれ前記上面、前記底面から翼部を延在していて、前記翼部は、内側と外側を有し、前記滑り駒の前記翼部の内側は、前記工作物を回動することができ、
    前記弾性装置は、前記案内溝に内設していて、かつ前記弾性装置の両端は、それぞれ前記ガイドポストと、前記案内溝の支え端に支えることにより、前記案内溝の前記支え端と前記ガイドポストに接触させ、
    前記滑り駒の前記翼部を介して、前記工作物の全高度でもって前記滑り駒の前記第1回動面と前記翼部を接触し、前記工作物と前記滑り駒との間の接触面積を増やしてなり、
    前記第1回動面の両側は、それぞれ拡張面を前記オープンエンドスパナの回動軸に平行な方向に沿って凸設し、前記翼部の内側は、前記拡張面を形成していて、前記拡張面と前記第1回動面は同一の平面に形成し、前記オープンエンドスパナは、前記締め付け顎に沿って、前記第1締め付け爪の方向に向かって回動して、前記工作物を駆動するとき、前記翼部の外側は、前記締め付け顎の前記第1支持壁と前記第2支持壁とまったく接触しないで、前記滑り駒の外部に延在する動作及び内部引き込み動作を行い、さらに前記滑り駒の前記翼部を介して、前記工作物がヘッド部すべての高さが前記滑り駒の前記第1回動面と前記拡張面に接触することができるようになされており、
    前記締め付け顎の前記第1締め付け爪、前記第2締め付け爪及び前記滑り駒の前記第1回動面は、その両側の前記拡張面の間で形成する内円径は、前記工作物の軸心位置で回動するとともに、前記滑り駒の前記第1回動面と、その両側の前記拡張面は、同時に前記工作物の前記外接円径で摺動し、前記滑り駒を前記滑り溝に取り付けた後、両側の前記拡張面の面積は、前記第1回動面から前記本体の前記第1支持壁と前記第2支持壁両側の壁厚に向かって外部に拡大し、前記第1回動面が接触する前記工作物の前記第4順方向受力面の接触面積を増やすことができる、2つの前記拡張面で突き出す形体と、前記第1支持壁と前記第2支持壁の縁部は距離を有し、前記距離は、前記締め付け顎の前記第1締め付け爪、前記第2締め付け爪、前記滑り駒の前記第1回動面、及び前記滑り駒の前記第1回動面の両側の前記拡張面で形成する内円径が、前記工作物の軸心に対し同時に回動するとき、前記滑り駒が前記滑り溝に摺動する行程において、干渉を発生しない程度のものである往復回動オープンエンドスパナ。
  10. 前記滑り溝の前記摺動壁は、凹面状を形成し、前記滑り駒の前記摺動面は、凸弧面状を形成し、前記力の作用面は、前記第1締め付け爪の前端に向かっていて、前記滑り溝は、前記第2締め付け爪と前記顎喉が前記喉穴の対向する側面に設け、前記力の作用面は、前記工作物の前記第1順方向受力面に対応していて、前記滑り駒が外部の延在位置にあるとき、前記滑り駒の前記第1回動面と前記翼部は、前記工作物の前記第4順方向受力面に対応し、前記滑り駒の前記摺動面の弧度は、前記滑り溝の摺動壁の弧度に等しく、前記滑り駒の前記摺動面は、前記滑り溝の前記摺動壁上で順調に摺動することができる、かつ前記摺動面は、大きい面積にて前記工作物の反作用力を前記摺動壁に伝達し、前記滑り駒の受力を分散して、応力集中の問題を防止し、前記本体が回動するとき、前記滑り駒の受け持つトルクを向上できる、前記案内溝の弧度は、前記滑り溝の前記摺動壁の弧度と同じであることを特徴とする請求項9記載の往復回動のオープンエンドスパナ。
  11. 記滑り駒の前記第2回動面は、前記工作物の前記第3順方向受力面に対応していて、前記滑り駒は、前記第1回動面と前記第2回動面との間に、回避部を形成し、前記回避部は前記工作物の前記第3逆方向受力面を進入することができ、前記顎喉は、前記喉穴に対向する押し込み面を有し、前記顎喉の押し込み面と前記第1締め付け爪の前記力の作用面との間は、120度の前記夾角を有し、かつ前記顎喉の前記押し込み面は、前記工作物の前記第2順方向受力面に対応していて、前記第2締め付け爪の内側は、第1平面と第2平面を有し、前記第1平面は、前記第1締め付け爪の後端に向かい、前記第2平面は、前記喉穴に対向していて、かつ第1締め付け爪の前端に向かう、前記第2締め付け爪の前記第1平面と前記第2平面との間は、120度の夾角を有し、かつ前記第2締め付け爪の前記第1平面と前記第2平面は、それぞれ前記工作物の前記第4順方向受力面に対応していて、前記第2締め付け爪の前記第1平面と前記第1締め付け爪の前記力の作用面が平行しており、前記締め付け顎は、前記第1締め付け爪の前記力の作用面と前記顎喉の前記押し込み面との間は、第1逃げ部を形成していて、前記第1逃げ部は、前記工作物の第1逆方向受力面を進入することができ、前記締め付け顎の前記押し込み面と前記第2締め付け爪の前記第2平面との間は、第2逃げ部を形成していて、前記第2逃げ部は、前記工作物の前記第2逆方向受力面を進入することができる、前記締め付け顎は、前記第2締め付け爪の前記第1平面と、前記第2締め付け爪の前記第2平面との間は、第3逃げ部を形成していて、前記第3逃げ部は、前記工作物の前記第3逆方向受力面を進入することができることを特徴とする請求項9記載の往復回動オープンエンドスパナ。
  12. 前記弾性装置は前記滑り駒の前記案内溝に内設された弾性部材を備え、前記締め付け顎の前記第1支持壁と前記第2支持壁は互いに平行していて、かつ前記滑り溝に間隔を設けられており、前記滑り駒の前記上面と前記底面は互いに平行し、かつ前記滑り駒は高さを有する、前記滑り駒の前記高さは前記滑り溝の前記間隔に等しく、前記案内溝は前記滑り駒上面と前記底面をくぐらしているため、前記案内溝の前記高さは前記滑り駒の前記高さに等しい、前記案内溝は溝の幅を有し、前記案内溝の前記溝の幅は前記ガイドポストの直径に等しい、前記案内溝の前記高さは前記溝の幅の1.5倍より大きい、前記弾性装置の前記弾性部材を前記案内溝に内設された後一つの前記高さを有し、前記弾性部材の前記高さは前記案内溝の前記高さを超えない、前記弾性部材の前記高さは前記案内溝の前記溝の幅より大きい、前記弾性部材の前記高さは0.5倍の前記案内溝の前記高さより大きい、前記弾性装置の前記弾性部材は、Z型ばね板、または前記弾性部材がZ型のばね、または前記弾性部材がねじりばね、または前記弾性部材が円筒圧縮コイルばね、その連接部を2つ折りして上下に配列していて、隙間を維持する形状のいずれかであることを特徴とする請求項9記載の往復回動オープンエンドスパナ。
  13. 前記弾性装置は、2つの弾性部材と一つのばね座を有し、前記弾性部材は、円筒圧縮コイルばねであり、前記ばね座の片側は、上下に配列した円形の制限ブロックを有し前記弾性部材の一端に収容して置き、2つの前記弾性部材は、上下に配列して前記案内溝の内部に設置してなることを特徴とする請求項9記載の往復回動オープンエンドスパナ。
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