JP5478104B2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5478104B2 JP5478104B2 JP2009101103A JP2009101103A JP5478104B2 JP 5478104 B2 JP5478104 B2 JP 5478104B2 JP 2009101103 A JP2009101103 A JP 2009101103A JP 2009101103 A JP2009101103 A JP 2009101103A JP 5478104 B2 JP5478104 B2 JP 5478104B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- antenna
- metal plate
- vehicle body
- spring contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Description
図2は、この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の構成を示した図である。図2において、10は車体(第1の地導体)、11は開口、12は金属の板(第2の地導体)、13は第一のヒンジ、14は第二のヒンジ、15は第一の線状導体、16は高周波電源、17は第一のヒンジ13と第二のヒンジ14との間の長さである。車体10には開口11が設けられている。金属の板12は開口11を塞ぐ大きさを有しており、第一のヒンジ13と第二のヒンジ14によって開閉可能に、車体10に取り付けられている。なお、金属の板12と車体10との間には閉時においても隙間を有する。この隙間は図示されていない非導電材料のクッション材などにより物理的に密閉される。開口11は人が自動車から出入りできる程度の大きさを有しており、金属の板12が自動車の出入り口のドアを構成する。図2においては、構成を分かりやすく図示するために、金属の板12を透明であるかのように記載しているが、金属で構成されているものであるため、実際には、透明ではないことは言及するまでもない。また、車体10についても、図2においては、局所的に図示しているが、実際には、図1に示すような通常の自動車等の車体を意味する。
図4は、この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置の構成を示した図である。図4において、10は車体(第1の地導体)、11は開口、12は金属の板(第2の地導体)、13は第一のヒンジ、14は第二のヒンジ、15は第一の線状導体、16は高周波電源、18は第二の線状導体、19は第三の線状導体、17は第二の線状導体18と第三の線状導体19との間の長さである。基本的な構成および動作は実施の形態1と同様であるため、ここでは実施の形態1と異なる部分についてのみ記載する。第一のヒンジ13と第二のヒンジ14との間に、第二の線状導体18と第三の線状導体19とが、長さ17(距離)だけ離れて配置され、それぞれ車体10と金属の板12とを電気的に接続(短絡)する。第二の線状導体18と第三の線状導体19との間には、第一の線状導体15が配置され、車体10側に設けられた高周波電源16と金属の板12とを電気的に接続する。第一、第二、第三の線状導体15、18、19は、第一のヒンジ13と第二のヒンジ14とが設けられている側、すなわち、金属の板12の開閉動作において車体10と金属の板12との距離変化が小さい側に設けられている。第二の線状導体18と第三の線状導体19との間の長さ17は、通信に使用する周波数(λ)の半波長(λ/2)程度の電気長を有する。第二の線状導体18および第三の線状導体19は、金属の板12の開閉動作を妨げない最低限の長さを有する。
図5は、この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の構成を示した図である。図5において、10は車体(第1の地導体)、11は開口、12は金属の板(第2の地導体)、13は第一のヒンジ、14は第二のヒンジ、15は第一の線状導体、16は高周波電源、18は第二の線状導体、17は第二の線状導体18と第二のヒンジ14との間の長さである。基本的な構成および動作は実施の形態1と同様であるため、ここでは実施の形態1と異なる部分についてのみ記載する。第一のヒンジ13と第二のヒンジ14との間に第二の線状導体18が、第二のヒンジ14に対して長さ17だけ離れて配置され、車体10と金属の板12とを電気的に短絡する。また、第二の線状導体18と第二のヒンジ14との間には第一の線状導体15が配置され、車体10側に設けられた高周波電源16と金属の板12とを電気的に接続する。第二の線状導体18と第二のヒンジ14との間の長さ17は、通信に使用する周波数の半波長程度の電気長を有する。第二の線状導体18は、金属の板12の開閉動作を妨げない最低限の長さを有する。
図6は、この発明の実施の形態4に係るアンテナ装置の構成を示した図である。図6(a)は本実施の形態4における正面図を示しており、図6(b)はドア閉時における側面図を示している。図中において、10は車体(第1の地導体)、11は開口、12は金属の板(第2の地導体)、13は第一のヒンジ、14は第二のヒンジ、16は高周波電源、20は第一のバネ接点(導体)、21は第二のバネ接点(導体)、22は第三のバネ接点(導体)、17は第二のバネ接点21と第三のバネ接点22との間の長さである。基本的な構成および動作は実施の形態1と同様であるため、ここでは実施の形態1と異なる部分についてのみ記載する。本実施の形態4においては、第一のヒンジ13と第二のヒンジ14とが設けられている側とは反対側の、車体10に、第一のバネ接点20、第二のバネ接点21、第三のバネ接点22が配置されている。すなわち、第一のバネ接点20、第二のバネ接点21、第三のバネ接点22が配置されている側は、第一のヒンジ13と第二のヒンジ14が設けられている側と比較して、金属の板12の開閉動作の際の、金属の板12と車体10との距離変化が大きい。第二のバネ接点21および第三のバネ接点22は、車体10側に、長さ17だけ離れて配置され、金属の板12の閉時において、図6(b)に示されるように、車体10と金属の板12とを電気的に接続(短絡)する。第一のバネ接点20は、車体10側に、第二のバネ接点21および第三のバネ接点22に挟まれるように配置され、金属の板12の閉時において、図6(b)に示されるように、車体10側に設けられた高周波電源16と金属の板12とを電気的に接続する。第二のバネ接点21と第三のバネ接点22との間の長さ17は、通信に使用する周波数(λ)の略々半波長(λ/2)程度の電気長を有する。また、第一のバネ接点20、第二のバネ接点21、第三のバネ接点22は、車体10側に設けられているが、金属の板12に対して、当該周波数(λ)に比べて、十分に近接した距離に設置される。
図8は、この発明の実施の形態5に係るアンテナ装置の構成を示した図である。図8において、10は車体(第1の地導体)、11は開口、12は金属の板(第2の地導体)、13は第一のヒンジ、14は第二のヒンジ、16は高周波電源、20は第一のバネ接点、17は車体10と金属の板12とから形成されるスリット状の隙間において、第一のヒンジ13と第二のヒンジ14に対する金属の板12側の長さである。基本的な構成および動作は実施の形態1と同様であるため、ここでは実施の形態1と異なる部分についてのみ記載する。本実施の形態5においては、金属の板12をはさんで、第一のヒンジ13と第二のヒンジ14とは反対側の、車体10側に、第一のバネ接点20が配置されている。第一のバネ接点20が配置されている側は、第一のヒンジ13と第二のヒンジ14が設けられている側と比較して、金属の板12の開閉動作の際の、金属の板12の車体10に対する位置変化が大きい。第一のバネ接点20は、実施の形態4と同様に、金属の板12の閉時において、車体側に設けられた高周波電源16と金属の板12とを電気的に接続する。長さ17は、通信に使用する周波数の半波長程度の電気長を有する。
図10は、この発明の実施の形態6に係るアンテナ装置の構成を示した図である。図10(a)は実施の形態6における正面図を示しており、図10(b)はドア閉時における側面図を示している。図中において、10は車体(第1の地導体)、11は開口、12は金属の板(第2の地導体)、13は第一のヒンジ、14は第二のヒンジ、16は高周波電源、23は第一の金属片(導体)、24は第二の金属片(導体)、25は第三の金属片(導体)、17は第二の金属片24と第三の金属片25の間の長さである。基本的な構成および動作は実施の形態4と同様であるため、ここでは実施の形態4と異なる部分についてのみ記載する。本実施の形態6の構成は、実施の形態4における第一のバネ接点20、第二のバネ接点21、第三のバネ接点22が、それぞれ、第一の金属片23、第二の金属片24、第三の金属片25に置き換えられたものである。なお、本実施の形態においても、実施の形態4と同様に、第一の金属片23、第二の金属片24、第三の金属片25は、車体10側に設けられているが、金属の板12に対して、当該周波数(λ)に比べて、十分に近接した距離に設置される。
図11は、この発明の実施の形態7に係るアンテナ装置の構成を示した図である。図11(a)は実施の形態7における正面図を示しており、図11(b)はドア閉時における側面図を示している。図11において、10は車体、11は開口、12は金属の板、13は第一のヒンジ、14は第二のヒンジ、16は高周波電源、23は第一の金属片、24は第二の金属片、25は第三の金属片、26はクッション材、17は第二の金属片24と第三の金属片25との間の長さである。基本的な構成および動作は実施の形態6と同様であるため、ここでは実施の形態6と異なる部分についてのみ記載する。本実施の形態7の構成は、実施の形態6における第一の金属片23、第二の金属片24、第三の金属片25と車体10との間に、当該間の隙間を埋めるためのシーリング材としてのクッション材26を追加した構成である。
Claims (1)
- 開口が設けられた第1の地導体と、
前記第1の地導体の前記開口を塞ぐ大きさを有する第2の地導体と、
前記第1の地導体に対して前記第2の地導体を開閉可能に接続する第1および第2のヒンジと、
前記第1の地導体と前記第2の地導体とを電気的に接続する導体線と、
前記導体線と前記第1の地導体との間に設けられた高周波電源と
を備え、
前記第1のヒンジと前記第2のヒンジとが、それらの間の距離が通信に使用する周波数λにおける略々λ/2の電気長を有し、かつ、それらの間に前記導体線を挟むように、配置されていることを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009101103A JP5478104B2 (ja) | 2009-04-17 | 2009-04-17 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009101103A JP5478104B2 (ja) | 2009-04-17 | 2009-04-17 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010252170A JP2010252170A (ja) | 2010-11-04 |
JP5478104B2 true JP5478104B2 (ja) | 2014-04-23 |
Family
ID=43313984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009101103A Expired - Fee Related JP5478104B2 (ja) | 2009-04-17 | 2009-04-17 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5478104B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01133805U (ja) * | 1988-03-05 | 1989-09-12 | ||
JPH0490604A (ja) * | 1990-08-03 | 1992-03-24 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用アンテナ装置 |
DE4125898C2 (de) * | 1991-08-05 | 1994-02-03 | Hirschmann Richard Gmbh Co | Fahrzeugantenne in Form einer Schlitzantenne |
JPH05129828A (ja) * | 1991-11-05 | 1993-05-25 | Toppan Printing Co Ltd | ラジアルラインスロツトアンテナ及びその製造方法 |
DE102004008973B4 (de) * | 2004-02-24 | 2006-02-02 | Daimlerchrysler Ag | Schlitzantenne |
JP4845687B2 (ja) * | 2006-11-20 | 2011-12-28 | アイシン精機株式会社 | 車両用スロットアンテナ |
WO2009044541A1 (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-09 | Panasonic Corporation | 携帯無線通信装置 |
JP5307434B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-10-02 | マスプロ電工株式会社 | 自動車用スロットアンテナ |
-
2009
- 2009-04-17 JP JP2009101103A patent/JP5478104B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010252170A (ja) | 2010-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3568011B2 (ja) | 車体の少くとも1個所の窓ガラス用開口にアンテナ窓ガラスが装着されている自動車 | |
JP6230201B2 (ja) | 窓アンテナ | |
JP6250399B2 (ja) | 広帯域のアンテナ | |
US10811760B2 (en) | Multi-band window antenna | |
CN102106038A (zh) | 天线装置及包括天线装置的无线电设备 | |
KR20060029603A (ko) | 자동차용 안테나 시스템 | |
EP2190057B1 (en) | Glass antenna and window glass for vehicle | |
US20140071009A1 (en) | Dual-band Antenna | |
US10638548B2 (en) | Window glass for vehicle | |
US20190319333A1 (en) | Hidden multi-band window antenna | |
WO2009150768A1 (ja) | 携帯無線機 | |
US20100227657A1 (en) | Wireless communication device | |
US20170040662A1 (en) | Multi-element window antenna | |
AU743623B2 (en) | Antenna more especially for motor vehicles | |
EP3611795B1 (en) | Antenna and window glass | |
JP5478104B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP4845687B2 (ja) | 車両用スロットアンテナ | |
JP4023315B2 (ja) | アンテナ搭載構造及び給電線取り出し構造 | |
US20220311123A1 (en) | Back door and rear window glass | |
JP2007535232A (ja) | 自動車用スクリーン印刷アンテナ | |
US20050024279A1 (en) | Window-integrated antenna for LMS and diversitary FM reception in mobile motor vehicles | |
JP5307434B2 (ja) | 自動車用スロットアンテナ | |
JP3879486B2 (ja) | 車両のボディ構造 | |
JP6905180B2 (ja) | アンテナ及び窓ガラス | |
JP6589177B2 (ja) | 車両のアンテナ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130806 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5478104 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |