JP3879486B2 - 車両のボディ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のボディ構造に係り、特に、車体に形成された隙間の近傍に配設されるアンテナを備えるうえで好適な車両のボディ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば特許第2730480号公報に開示される如く、車体に取り付けられたアンテナを備える車載アンテナ装置が知られている。この装置においては、アンテナが車体のルーフ後部に取り付けられており、その結果として、受信感度の向上が図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車体後部に後部ドアを有する車両においては、その後部ドアの開閉を確保するために、その後部ドアと車体のルーフ後部との間にある程度大きな隙間を形成する必要がある。このような車両に上記従来の車載アンテナ装置が搭載される場合には、車体に形成された隙間の近傍にアンテナが取り付けられることとなる。しかしながら、かかる構造では、アンテナが送受信すべき信号波長の大きさによっては、そのアンテナから漏洩した高周波電流によりその隙間がスロットアンテナとして機能する事態が生ずる。この場合には、そのスロットアンテナの共振特性により車載アンテナの共振特性が変化し、車体に取り付けられているアンテナの機能を十分に確保することができない不都合が生ずる。
【0004】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、車体に形成された隙間がアンテナの特性に影響を与えるのを防止することが可能な車両のボディ構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、請求項1に記載する如く、車体に形成された隙間の近傍に配設されたアンテナを備える車両のボディ構造であって、
前記隙間に配設され、該隙間を介して離間する第1の車体部と第2の車体部とを高周波的に導通させる誘電体を備え、
前記誘電体は、前記アンテナから最も近くに位置する前記隙間の一部を塞ぐように配設されている車両のボディ構造により達成される。
【0006】
請求項1記載の発明において、車体に形成された隙間には、その隙間を介して離間する第1の車体部と第2の車体部とを高周波的に導通させる誘電体が配設される。隙間を介して離間する第1の車体部と第2の車体部とが電気的に導通される場合には、隙間に高周波電流が流通することはなく、その隙間がスロットアンテナとして機能する事態は生じない。従って、本発明のボディ構造によれば、車体に形成された隙間に起因して車両のアンテナ特性が変化することは防止される。
【0007】
尚、車両のアンテナ特性は、車体に配設されたアンテナから最も近くに位置する隙間によって最も影響を受ける。
【0008】
従って、前記誘電体は、前記アンテナから最も近くに位置する前記隙間の一部を塞ぐように配設されていれば、隙間によるアンテナ特性の変化を最も効果的に軽減することができる。
【0009】
また、上記の目的は、請求項2に記載する如く、車体に形成された隙間の近傍に配設されたアンテナを備える車両のボディ構造であって、
前記隙間に該隙間が小さくなるように配設され、該隙間を介して離間する第1の車体部と第2の車体部とを高周波的に導通させる誘電体を備え、
前記誘電体は、前記アンテナから最も近くに位置する前記隙間の一部を塞ぐように配設されている車両のボディ構造により達成される。
【0010】
請求項2記載の発明において、車体に形成された隙間には、該隙間が小さくなるように、その隙間を介して離間する第1の車体部と第2の車体部とを高周波的に導通させる誘電体が配設される。誘電体により上記の隙間が小さくなる場合には、その隙間がスロットアンテナとして機能する際の共振周波数が大きく変化し、車体に配設されたアンテナの適用周波数の帯域外となり得る。従って、本発明のボディ構造によれば、車体に形成された隙間に起因して車両のアンテナ特性が変化することは防止される。
尚、車両のアンテナ特性は、車体に配設されたアンテナから最も近くに位置する隙間によって最も影響を受ける。従って、前記誘電体は、前記アンテナから最も近くに位置する前記隙間の一部を塞ぐように配設されていれば、隙間によるアンテナ特性の変化を最も効果的に軽減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例である車載アンテナ装置10を搭載する車両12の斜視図を示す。図2は、図1に示す車両12を上方から見た際の上面図を示す。また、図3は、図1に示す車両12の要部を図2に示す直線III−IIIに沿って切断した際の断面図を示す。
【0012】
本実施例において、車載アンテナ装置10は、車両12の有する車体14のルーフ16の後部に配設されたアンテナ20を備えている。アンテナ20は、例えば800MHz帯の周波数を有する信号の送受信を行うことができるように構成された自動車・携帯電話用アンテナであり、ルーフ16面から1/4波長(約8cm)程度だけ上方に突起した放射素子22を有している。放射素子22には、給電線24が接続されており、高周波エネルギが供給されている。
【0013】
また、本実施例において、車両12は、車体14の後部にハッチバック式のバックドア26を有するワンボックス等の車両である。バックドア26の上端部と車体14のルーフ16の後端部との間には、バッグドア26が開閉時にルーフ16に接触しないように、車幅方向に延在する所定の溝(隙間)28が形成されている。従って、上記したアンテナ20は、車体14に形成された隙間28の近傍に配設されていることとなる。
【0014】
ところで、本実施例の如く、隙間28の近傍に配置されたアンテナ20が高周波の信号を送受信するために用いられる場合には、そのアンテナ20から漏洩した高周波電流がその隙間28に流れ、その隙間28がスロットアンテナとして機能する事態が生ずる。車体14に形成された隙間28がスロットアンテナとして機能する事態が生ずると、アンテナ20における共振回路にそのスロットアンテナにおける共振回路が等価的に付加され、車載アンテナ全体としての共振特性が変化する。このため、本実施例の構成では、アンテナ20本来の機能を十分に確保することができない不都合が生じてしまう。
【0015】
従って、車体14にスロットアンテナとして機能し得る隙間28が形成されている構造において、アンテナ20の放射特性に妨害を与えることなくその機能を十分に確保するためには、その隙間28がスロットアンテナとして機能する事態を回避させることが重要となる。そこで、本実施例においては、車体14に形成された隙間28をスロットアンテナとして機能させない点に特徴を有している。以下、その特徴部について説明する。
【0016】
図2及び図3に示す如く、上記した隙間28には、導電性を有する導電ゴム30がその隙間28を埋めるように配設されている。導電ゴム30は、図2に示す如く隙間28全体のうちルーフ16上におけるアンテナ20の位置から最短距離の位置に存在する隙間28(以下、この隙間28を最近隙間28と称す)に配設されていると共に、その最近隙間28を含む領域内において約1cm程度の車幅方向の長さだけ隙間28を埋めるように配設されている。
【0017】
図3に示す如く、導電ゴム30の一端はバックドア26の上端部下面に固定され、また、他端はルーフ16の後端部下面に固定又は接触されている。導電ゴム30は、柔軟性に富んだ部材により構成されており、バックドア26が開閉される際に変形可能となっている。尚、本実施例においては、隙間28に導電ゴム30が配設されているが、導電性および柔軟性を有すれば、導電ゴム30の代わりにゴム以外の合成樹脂等が隙間28に配設されていてもよい。
【0018】
このように車体14のルーフ16とバックドア26とが導電ゴム30により接続されている構成においては、アンテナ20から漏洩する高周波電流が隙間28に流れることはなく、導電ゴム30を通って流通することとなる。高周波電流が隙間28に流れなければ、その隙間28がスロットアンテナとして機能する事態は生じない。従って、本実施例によれば、車体14に形成された隙間28がスロットアンテナとして機能する事態は回避される。
【0019】
このため、本実施例の車両12のボディ構造によれば、車体14のルーフ16とバックドア26との間に形成された隙間28に起因して車両12全体のアンテナ共振特性が変化することは回避され、隙間28がアンテナ20の共振特性に影響を与えることは防止される。すなわち、本実施例の構成によれば、車体14に隙間28が形成されていても、その隙間28の近傍に配設されたアンテナ20の共振特性を車載アンテナの共振特性としてそのまま維持することができ、アンテナ20の機能を十分に確保することが可能となる。
【0020】
尚、隙間28全体のうちルーフ16上におけるアンテナ20の位置から最も近くに存在する隙間(最近隙間)28は、最も車両12のアンテナ特性に影響を与えると共に、アンテナ20から離間する隙間28ほどその影響は小さい。本実施例においては、上述の如く、導電ゴム30が少なくとも最近隙間28に配設されていると共に、アンテナ20の直近の領域において約1cm程度の車幅方向の長さだけ隙間28を埋めるように配設されている。このため、本実施例の車両12のボディ構造によれば、隙間28全体のうち最も車両12のアンテナ特性に影響を与え得る最近隙間28を含む隙間28にアンテナ20からの高周波電流が流通することはなく、最近隙間28がスロットアンテナとして機能することはないので、車体14に形成された隙間28によるアンテナ特性の変化を最も効果的に軽減することが可能となっている。
【0021】
図4は、▲1▼本実施例の如くルーフ16とバックドア26との間の隙間28に導電ゴム30を配設した場合のアンテナ特性と、▲2▼その隙間28に導電ゴム30を配設しない場合のアンテナ特性とを比較した結果を表した図を示す。尚、図4(A)及び(B)には、▲1▼導電ゴム30が配設されている場合のスミスチャート及び周波数fに対する電圧定在波比(VSWR)が表されており、また、図4(C)及び(D)には、▲2▼導電ゴム30が配設されていない場合のスミスチャート及び周波数fに対するVSWRが表されている。
【0022】
導電ゴム30が隙間28に全く配設されていない構成では、図4(C)に示す如く、800MHzと900MHzとの間の帯域で、車両12全体としてのアンテナのインピーダンス特性が大きく変化する。これに対して、本実施例の如く導電ゴム30が隙間28に配設されている構成においては、図4(A)に示す如く、800MHzと900MHzとの間の帯域でアンテナのインピーダンス特性が変動することはなくほぼ一定に維持される。
【0023】
また、導電ゴム30が隙間28に全く配設されていない構成では、図4(D)に示す如く、800MHzと900MHzとの間の帯域でVSWRが“1”から大きく離間する。これに対して、本実施例の構成においては、図4(B)に示す如く、800MHzと900MHzとの間の帯域でVSWRが“1”に近い値を示す。
【0024】
このように、本実施例の如く導電ゴム30を隙間28に配設することとすれば、導電ゴム30を隙間28に配設しない構成に比して、車載アンテナ装置10が使用されるべき帯域における整合状態を良好に維持することができる。従って、本実施例の車両12のボディ構造によれば、車体14に形成された隙間28の近傍にアンテナ20が配設されていても、そのアンテナ20の機能を十分に確保することが可能となる。
【0025】
尚、上記の第1実施例においては、車体14の有するルーフ16及びバックドア26が特許請求の範囲に記載した「第1の車体部」及び「第2の車体部」に、導電ゴム30が特許請求の範囲に記載した「導電体」に、それぞれ相当している。
【0026】
次に、上記図2と共に、図5を参照して、本発明の第2実施例について説明する。
【0027】
図5は、本実施例の車載アンテナ装置を搭載する車両を上方から見た際の上面図を示す。尚、図5において、上記図2に示す構成部分と同一の構成部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0028】
図5に示す如く、本実施例において、車体14に形成された隙間28には、導電性を有する導電ゴム100が、ルーフ16とバックドア26との距離を狭めるように、すなわち、その隙間28が小さくなるように配設されている。導電ゴム100は、図5に示す如く隙間28の車幅方向全体のうち、最近隙間28を含む領域内において約1cm程度の車幅方向の長さだけ隙間28に配設されている。
【0029】
導電ゴム100の一端はルーフ16の後端部下面に固定され、他端は非接触となっている。導電ゴム100は、柔軟性に富んだ部材により構成されている。尚、本実施例においては、隙間28に導電ゴム100が配設されるが、導電性を有すれば、導電ゴム100の代わりにゴム以外の合成樹脂や柔軟性を有しない金属等が隙間28に配設されていてもよい。
【0030】
このように車体14のルーフ16とバックドア26との間に形成された隙間28に、その隙間28を狭めるように導電ゴム100が配設されている構成においては、その隙間28がスロットアンテナとして機能する際の共振周波数が大きく変化する。この共振周波数が、車体14のルーフ16に配設されたアンテナ20の適用周波数の帯域外となる程度に変化すれば、隙間28がスロットアンテナとして機能しても、それに起因して車両12全体のアンテナ共振特性が変化することは回避される。
【0031】
従って、本実施例の車両12のボディ構造においても、上記した第1実施例の場合と同様に、車体14に形成された隙間28が車両12のアンテナ20の共振特性に影響を与えることは防止される。すなわち、車体14に隙間28が形成されていても、その隙間28の近傍に配設されたアンテナ20の共振特性を車載アンテナの共振特性としてそのまま維持することができ、アンテナ20の機能を十分に確保することが可能となる。
【0032】
また、本実施例においても、導電ゴム100が少なくとも最近隙間28に配設されているため、隙間28全体のうち最も車両12のアンテナ特性に影響を与え得る最近隙間28がスロットアンテナとして機能しても、それに起因して車両12全体のアンテナ共振特性が変化することは回避される。従って、本実施例の車両12のボディ構造においても、車体14に形成された隙間28によるアンテナ特性の変化を最も効果的に軽減することが可能となっている。
【0033】
更に、本実施例において、導電ゴム100は、上述の如く、一端がルーフ16の後端部下面に固定され、他端が非接触となるように構成されている。このため、導電ゴム100をルーフ16及びバックドア26の双方に取り付ける必要はない。すなわち、一方(本実施例ではルーフ16のみ)には取り付ける必要がある一方、他方(本実施例ではバックドア26)には取り付ける必要がない。従って、本実施例の構成によれば、導電ゴム100の組み付け性の向上が図られており、ボディ構造の簡素化が図られている。
【0034】
尚、上記の第2実施例においては、導電ゴム100が特許請求の範囲に記載した「導電体」に相当している。また、上記の第2実施例においては、導電ゴム100をルーフ16側に固定することとしているが、バックドア26側に固定することとしてもよい。
【0035】
ところで、上記の第1及び第2実施例においては、導電ゴム30,100を隙間28全体のうち最近隙間28を含む領域に配設することとし、隙間28によるアンテナ特性の変化を最も効果的に軽減することとしているが、導電ゴム30,100を最近隙間28に配設することなくその他の領域に配設することによっても、隙間28に起因するアンテナ特性の変化を軽減することは可能である。但し、この場合には、導電ゴム30,100を配設する隙間28が最近隙間28に近いほどアンテナ特性の変化を軽減するうえで効果的である。
【0036】
また、上記の第1及び第2実施例においては、導電ゴム30,100を隙間28の車幅方向全体のうち一部に配設することとしているが、その全体にわたって配設することとしてもよいし、また、一定間隔ごとに複数配設することとしてもよい。
【0037】
また、上記の第1及び第2実施例においては、車両12がハッチバック式のバックドア26を有する車両であり、そのバックドア26とルーフ16との間に形成された隙間28に起因して車両全体としてのアンテナ共振特性が変化するのを防止することを目的としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば普通乗用車のトランクリッド等の、車体に存在する隙間の近傍にアンテナが配設される構成であって、その隙間による車両アンテナの共振特性が変化するのを防止するものであればよい。
【0038】
また、上記の第1及び第2実施例においては、バックドア26とルーフ16との間に形成された隙間28に配設される部材が導電性を有する導電ゴム30,100であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、高周波的に電流が流通するものであれば誘電体であってもよい。この場合には、この誘電体が特許請求の範囲に記載した「誘電体」に相当することとなる。
【0039】
また、上記の第1及び第2実施例においては、ルーフ16という固定部とバックドア26という可動部との間に形成された隙間28に柔軟性に富む導電ゴム30,100を配設することでアンテナ20の機能を確保することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、固定部と固定部との間に形成された隙間に導電体を配設することでその隙間の近傍に配設されたアンテナの機能を確保することとしてもよい。この場合には、導電体は、柔軟性を有しない金属等であればよい。
【0040】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1及び2記載の発明によれば、車体に形成された隙間がアンテナの特性に影響を与えるのを防止することができ、その結果、車体に配設されたアンテナの機能を十分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である車載アンテナ装置を搭載する車両の外観構成図である。
【図2】図1に示す車両を上方から見た際の上面図である。
【図3】図1に示す車両の要部を図2に示す直線III−IIIに沿って切断した際の断面図である。
【図4】▲1▼本実施例の如くルーフとバックドアとの間の隙間に導電体を配設した場合のアンテナ特性と、▲2▼その隙間に導電体を配設しない場合のアンテナ特性とを比較した図である。
【図5】本発明の第2実施例である車載アンテナ装置を搭載する車両を上方から見た際の上面図である。
【符号の説明】
12 車両
14 車体
16 ルーフ
20 アンテナ
26 バックドア
28 隙間
30,100 導電ゴム

Claims (2)

  1. 車体に形成された隙間の近傍に配設されたアンテナを備える車両のボディ構造であって、
    前記隙間に配設され、該隙間を介して離間する第1の車体部と第2の車体部とを高周波的に導通させる誘電体を備え、
    前記誘電体は、前記アンテナから最も近くに位置する前記隙間の一部を塞ぐように配設されていることを特徴とする車両のボディ構造。
  2. 車体に形成された隙間の近傍に配設されたアンテナを備える車両のボディ構造であって、
    前記隙間に該隙間が小さくなるように配設され、該隙間を介して離間する第1の車体部と第2の車体部とを高周波的に導通させる誘電体を備え、
    前記誘電体は、前記アンテナから最も近くに位置する前記隙間の一部を塞ぐように配設されていることを特徴とする車両のボディ構造。
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