JP5477487B2 - 無線アクセスネットワーク、通信方法 - Google Patents
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Description
本発明は、無線通信システムにおいて、回線交換(CS;Circuit Switching)呼の秘匿設定を行う技術に関する。
回線交換呼の処理を行う無線通信システムとして、3GPP(3rd Generation Partnership Projects)では、図1に示すような無線通信システムが提案されている。
図1に示す無線通信システムは、無線アクセスネットワークであるUTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)10が、基幹ネットワークであるCN(Core Network)40と接続された構成になっている。
また、CN40には、MSC(Mobile-services Switching Centre)50が設けられ、UTRAN10には、RNC(Radio Network Controller:無線制御装置)20およびNode B(基地局装置)30が設けられている。ただし、UTRAN10には、RNC20の機能がNode B30に吸収され、RNC20が設けられていないものも存在する。また、Node B30は、無線通信装置であるUE(User Equipment:ユーザ装置)60と無線インタフェースを介して接続されている。
回線交換呼としては、AMR(Adaptive Multi-Rate)コーデックやAMR−WB(AMR Wideband)コーデックで符号化されたAMRフレームやAMR−WBフレームがあり、これらのAMRフレームやAMR−WBフレームは、これまで、DCH(Dedicated Channel)で送受信されていた。このように回線交換呼をDCHで送受信する機能は、CS voice over DCHと称されている。
このCS voice over DCHのアーキテクチャでは、図2に示すように、上り回線にはUL−DPDCH(Uplink Dedicated Physical Data Channel)を用い、下り回線にはDL−DPDCH(Downlink Dedicated Physical Data Channel)を用いている。また、MAC(Media Access Control)−dというエンティティにおいて、AMRフレームやAMR−WBフレームの秘匿(暗号化、復号化)が行われる。秘匿方法には、例えば、非特許文献1に開示されている方法が使用される。
ここで、無線通信システムにおいて、CS voice over DCHを実現するために、回線交換ドメイン(CSドメイン)のための無線アクセスベアラ(RAB;Radio access bearer)をDCH上に確立する場合の全体動作を、図3を参照して説明する。
なお、以降の説明では、回線交換ドメインのための無線アクセスベアラを、単に、“無線アクセスベアラ”と称する。
また、UE60とUTRAN10との間で送受信されるメッセージはRRC(Radio Resource Control)メッセージであり、また、UTRAN10とMSC50との間で送受信されるメッセージはRANAP(Radio Access Network Application Part)メッセージであるものとして説明する。
図3に示すように、まず、状態1101において、UE60とUTRAN10との間でRRC接続が確立されている。
次に、ステップ1102において、MSC50は、UTRAN10に対し、DCH上への無線アクセスベアラの確立を指示するRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージを送信する。
次に、ステップ1103において、UTRAN10は、DCHリソースの確保、設定を行い、前回UE60から送信されてきたSTART値(START value)を用いて、MACにおける秘匿設定を行う。ここで、START値は、回線交換呼の秘匿設定に用いる初期値である。(例えば、非特許文献2)さらに、ステップ1104において、UTRAN10は、DCH上への無線アクセスベアラの確立を指示するRAB information for setup情報要素を含むRADIO BEARER SETUPメッセージを送信する。
次に、ステップ1105において、UE60は、受信したRADIO BEARER SETUPメッセージに含まれるRAB information for setup情報要素の指示に従い、DCHの無線ベアラを確立するDCH設定を行う。このDCH設定においては、START値の設定とそのSTART値を用いたMACにおける秘匿設定も行う。さらに、ステップ1106において、UE60は、UTRAN10に対し、設定したSTART値を含むRADIO BEARER SETUP COMPLETEメッセージを送信する。
その後、UTRAN10は、ステップ1107において、UE60から送信されてきたSTART値を用いて、MACにおける秘匿設定の更新を行った後、ステップ1108において、MSC50に対し、RAB ASSIGNMENT RESPONSEメッセージを送信する。
ところで、最近、3GPPのRAN2会合#60において、AMRフレームやAMR−WBフレームを、HSPA(High Speed Packet Access)で送受信するCS voice over HSPAと称される機能が新たに提案された(非特許文献3)。HSPAは、DCHに比べ、通信速度が高く、また、周波数利用効率が高いという特徴を持つ。
このCS voice over HSPAのアーキテクチャでは、図4に示すように、上り回線にはE−DCH(Enhanced uplink DCH)を用い、下り回線にはHS−DSCHを使用するHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)を用いている。また、AMRフレームやAMR−WBフレームの秘匿として、RLC UM TX(Radio Link Control Unacknowledged Mode Transmission)というエンティティにおいて暗号化が行われ、RLC UM RX(RLC UM reception)というエンティティにおいて復号化が行われる。
ここで、無線通信システムにおいて、CS voice over HSPAを実現するために、無線アクセスベアラをE−DCH/HSDPA上に確立する場合の全体動作を、図5を参照して説明する。
図5に示すように、まず、状態1301において、UE60とUTRAN10との間でRRC接続が確立されている。
次に、ステップ1302において、MSC50は、UTRAN10に対し、E−DCH/HSDPA上への無線アクセスベアラの確立を指示するRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージを送信する。
次に、ステップ1303において、UTRAN10は、E−DCH/HSDPAリソースの確保、設定を行う。さらに、ステップ1304において、UTRAN10は、E−DCH/HSDPA上への無線アクセスベアラの確立を指示するRAB information for setup情報要素を含むRADIO BEARER SETUPメッセージを送信する。
次に、ステップ1305において、UE60は、受信したRADIO BEARER SETUPメッセージに含まれるRAB information for setup情報要素の指示に従い、E−DCH/HSDPAの無線ベアラを確立するE−DCH/HSDPA設定を行う。このE−DCH/HSDPA設定においては、START値の設定とそのSTART値を用いたRLCにおける秘匿設定も行う。さらに、ステップ1306において、UE60は、UTRAN10に対し、設定したSTART値を含むRADIO BEARER SETUP COMPLETEメッセージを送信する。
その後、UTRAN10は、ステップ1307において、UE60から送信されてきたSTART値を用いて、RLCにおける秘匿設定を行った後、ステップ1308において、MSC50に対し、RAB ASSIGNMENT RESPONSEメッセージを送信する。
3GPP TS 33.102, 6.6.3および6.6.4
3GPP TS 25.331 V7.6.0, 10.3.3.38および8.5.9
CHANGE REQUEST 25.331 CR CR3214
上述のように、無線通信システムにおいては、無線アクセスベアラをDCHまたはE−DCH/HSDPAにそれぞれ確立することができる。
しかし、無線アクセスベアラをE−DCH/HSDPA上に確立した場合でも、例えば、UE60がCS voice over HSPAをサポートしていなければ、回線交換呼をE−DCH/HSDPAで送受信することはできない。そのため、この場合は、既存のE−DCH/HSDPA上の無線アクセスベアラを解放し、DCH上に無線アクセスベアラを新たに確立すること、すなわち、無線アクセスベアラをE−DCH/HSDPAからDCHに再構築(reconfiguration)することが必要である。
その他にも、RNC20が切り替えられた場合や、UE60が移動した場合等に、無線アクセスベアラを、E−DCH/HSDPAからDCHに、または、DCHからE−DCH/HSDPAに、再構築することが必要な場合がある。
無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築することになった場合は、回線交換呼を、E−DCH/HSDPAからDCHに、または、DCHからE−DCH/HSDPAに、マッピングし直す必要がある。
ここで、上述のように、RLC TM(RLC Transparent Mode)の場合、すなわちCS voice over DCHの場合は、MACにおける秘匿設定を行い、また、RLC UMの場合、すなわちCS voice over HSPAの場合は、RLCにおける秘匿設定を行う。したがって、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築することになった場合は、MAC又はRLCにおいて新たな秘匿設定を行う必要がある。
しかし、秘匿設定に用いる変数の1つであるカウント−C(COUNT-C)の構成は、RLCのモードによって異なる(非特許文献1)。したがって、再構築前の秘匿設定のカウント−Cを再構築後の新たな秘匿設定にそのまま引き継ぐことはできないため、カウント−Cの初期化に用いる初期値(START値)が必要となる。
以上のように、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築する場合、START値を新たに設定する必要がある。しかし、非特許文献3では、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築する場合のSTART値の設定方法については、何らの提案もなされていないため、回線交換呼を正しく秘匿できないという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した課題を解決することができる無線通信システム、無線通信装置、および暗号化方法を提供することにある。
本発明の無線通信システムは、無線アクセスネットワークと、無線通信装置と、を有してなる無線通信システムであって、前記無線通信装置は、回線交換ドメインのための無線アクセスベアラを、DCHと、上り回線のE−DCHおよび下り回線のHSDPAと、の間で再構築する場合に、前記無線アクセスベアラの暗号化に、前記再構築後に使用される初期値を設定する制御部と、前記制御部にて設定された前記再構築後に使用される前記初期値を、前記無線アクセスネットワークに送信する送受信部と、を有する。
本発明の無線通信装置は、回線交換ドメインのための無線アクセスベアラを、DCHと、上り回線のE−DCHおよび下り回線のHSDPAと、の間で再構築する場合に、前記無線アクセスベアラの暗号化に、前記再構築後に使用される初期値を設定する制御部と、前記制御部にて設定された前記再構築後に使用される前記初期値を、無線アクセスネットワークに送信する送受信部と、を有する。
本発明の暗号化方法は、無線通信装置による暗号化方法であって、回線交換ドメインのための無線アクセスベアラを、DCHと、上り回線のE−DCHおよび下り回線のHSDPAと、の間で再構築する場合に、前記無線アクセスベアラの暗号化に、前記再構築後に使用される初期値を設定する設定ステップと、前記設定された前記再構築後に使用される前記初期値を、無線アクセスネットワークに送信する送信ステップと、を有する。
本発明によれば、無線通信装置は、無線アクセスベアラを、DCHと、E−DCHおよびHSDPAと、の間で再構築する場合、無線アクセスベアラの暗号化に、再構築後に使用される初期値を設定し、無線アクセスネットワークに送信する。
したがって、無線アクセスベアラを再構築する場合、無線通信装置および無線アクセスネットワークの双方で、無線通信装置にて設定された新たな初期値を用いて暗号化を行うことができるため、回線交換呼を正しく秘匿することができるという効果が得られる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
なお、以下で説明する全ての実施形態において、無線通信システムの全体構成自体は、図1に示したものと同様である。
(第1の実施形態)
図6に示すように、本実施形態に係るUE60は、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築する場合、回線交換呼の秘匿設定に用いる初期値である新たなSTART値を設定する制御部61と、制御部61にて設定された新たなSTART値をUTRAN10に送信する送受信部62と、を有している。
図6に示すように、本実施形態に係るUE60は、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築する場合、回線交換呼の秘匿設定に用いる初期値である新たなSTART値を設定する制御部61と、制御部61にて設定された新たなSTART値をUTRAN10に送信する送受信部62と、を有している。
以下、本実施形態に係るUE60の動作について、図7を参照して説明する。
図7に示すように、まず、ステップ201において、制御部61は、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築する場合、回線交換呼の秘匿設定に用いる新たなSTART値を設定する。
その後、ステップ202において、送受信部62は、制御部61にて設定された新たなSTART値をUTRAN10に送信する。
したがって、本実施形態においては、無線アクセスベアラを再構築する場合、UE60およびUTRAN10の双方で、UE60にて設定された新たな初期値を用いて秘匿設定を行うことができるため、回線交換呼を正しく秘匿することができるという効果が得られる。
(第2の実施形態)
本実施形態に係るUE60は、図6に示した第1の実施形態の動作をより具体化した一例であり、構成自体は第1の実施形態と同様である。
本実施形態に係るUE60は、図6に示した第1の実施形態の動作をより具体化した一例であり、構成自体は第1の実施形態と同様である。
すなわち、制御部61は、概略的には、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築する場合、既存の無線ベアラリソースを解放する前に、START値を計算し、計算されたSTART値を新たなSTART値に設定するという動作を行う。
以下、本実施形態の動作について説明する。
[無線通信システムの全体動作]
最初に、本実施形態の無線通信システムの全体動作について説明する。なお、無線アクセスベアラをDCH上に確立する場合およびE−DCH/HSDPA上に確立する場合の全体動作は、それぞれ図3および図5に示したものと同様であるため、ここでは、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築する場合の全体動作についてのみ説明する。
最初に、本実施形態の無線通信システムの全体動作について説明する。なお、無線アクセスベアラをDCH上に確立する場合およびE−DCH/HSDPA上に確立する場合の全体動作は、それぞれ図3および図5に示したものと同様であるため、ここでは、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築する場合の全体動作についてのみ説明する。
まず、無線アクセスベアラをDCHからE−DCH/HSDPAに再構築する場合の全体動作を、図8を参照して説明する。
ここでは、図8に示すように、ステップ301において、図3に示した動作により、無線アクセスベアラをDCH上に確立し、回線交換呼がDCH上にマッピングされていることを前提とする。
この状態で、ステップ302において、UTRAN10は、回線交換呼をDCHからE−DCH/HSDPAにマッピングし直すことを決定したとする。
次に、ステップ303において、UTRAN10は、E−DCH/HSDPAリソースの確保、設定を行う。さらに、UTRAN10は、ステップ304において、E−DCH/HSDPA上への無線アクセスベアラの確立を指示する無線アクセスベアラセットアップ情報(RAB information for setup)の情報要素を含む無線ベアラセットアップ(RADIO BEARER SETUP)メッセージを送信する。
次に、ステップ305において、UE60は、受信したRADIO BEARER SETUPメッセージに含まれるRAB information for setup情報要素の指示に従い、既存のDCHリソースを解放するとともに、E−DCH/HSDPAの無線ベアラを確立するE−DCH/HSDPA設定を行う。このE−DCH/HSDPA設定においては、START値の設定とそのSTART値を用いたRLCにおける秘匿設定も行う。さらに、ステップ306において、UE60は、UTRAN10に対し、設定したSTART値を含む無線ベアラセットアップ完了(RADIO BEARER SETUP COMPLETE)メッセージを送信する。
その後、UTRAN10は、ステップ307において、UE60から送信されてきたSTART値を用いて、RLCにおける秘匿設定を行った後、ステップ308において、MSC50に対し、無線アクセスベアラアサインメント応答(RAB ASSIGNMENT RESPONSE)メッセージを送信する。
続いて、無線アクセスベアラをE−DCH/HSDPAからDCHに再構築する場合の全体動作を、図9を参照して説明する。
ここでは、図9に示すように、ステップ401において、図5に示した動作により、無線アクセスベアラをE−DCH/HSDPA上に確立し、回線交換呼がE−DCH/HSDPA上にマッピングされていることを前提とする。
この状態で、ステップ402において、UTRAN10は、回線交換呼をE−DCH/HSDPAからDCHにマッピングし直すことを決定したとする。
次に、ステップ403において、UTRAN10は、DCHリソースの確保、設定を行い、前回UE60から送信されてきたSTART値を用いて、MACにおける秘匿設定を行う。さらに、ステップ404において、UTRAN10は、DCH上への無線アクセスベアラの確立を指示するRAB information for setup情報要素を含むRADIO BEARER SETUPメッセージを送信する。
次に、ステップ405において、UE60は、受信したRADIO BEARER SETUPメッセージに含まれるRAB information for setup情報要素の指示に従い、既存のE−DCH/HSDPAリソースを解放するとともに、DCHの無線ベアラを確立するDCH設定を行う。このDCH設定においては、START値の設定とそのSTART値を用いたMACにおける秘匿設定も行う。さらに、ステップ406において、UE60は、UTRAN10に対し、設定したSTART値を含むRADIO BEARER SETUP COMPLETEメッセージを送信する。
その後、ステップ407において、UTRAN10は、UE60から送信されてきたSTART値を用いて、MACにおける秘匿設定の更新を行った後、ステップ408において、MSC50に対し、RAB ASSIGNMENT RESPONSEメッセージを送信する。
[UE60の動作]
続いて、本実施形態に係るUE60の動作を、図10を参照して説明する。ここでは、図3、図5、図8、図9のステップ1105,1305,305,405に相当する動作について説明する。
続いて、本実施形態に係るUE60の動作を、図10を参照して説明する。ここでは、図3、図5、図8、図9のステップ1105,1305,305,405に相当する動作について説明する。
図10に示すように、まず、ステップ501において、制御部61は、UTRAN10から受信したRADIO BEARER SETUPメッセージに含まれるRAB information for setup情報要素を基に、無線アクセスベアラのE−DCH/HSDPAからDCHへの再構築、または、DCHからE−DCH/HSDPAへの再構築であるという条件1を満たすか否かを判定し、条件1を満たせば、ステップ502に移行し(以降の処理は、図8、図9のステップ305,405に相当)、満たさなければ、ステップ507に移行する(以降の処理は、図3、図5のステップ1105,1305に相当)。具体的には、例えば、RAB information for setup情報要素の一部であるRAB情報(RAB Info)と一致する無線アクセスベアラが、UE60ために現在確立されている既存の無線アクセスベアラとして存在すれば、RADIO BEARER SETUPメッセージは再構築を示しており、条件1を満たすと判定される。
ステップ502においては、制御部61は、RADIO BEARER SETUPメッセージに含まれるコアネットワークドメインID(CN domain identity)情報要素が指定するコアネットワークドメイン(CN domain)のためのTMの無線ベアラが現在存在せず、かつ、少なくとも1つのTMの無線ベアラがRAB information for setup情報要素の一部であるRB information to setup情報要素に含まれているという条件2を満たすか否かを判定し、条件2を満たせば、新たなSTART値の設定を実行するステップ504に移行し、満たさなければ、ステップ503に移行する。ここで、本実施形態においては、RADIO BEARER SETUPメッセージに含まれるCN domain identity情報要素が指定するCN domain、つまり、RADIO BEARER SETUPメッセージが指定するCN domainは、回線交換ドメインである。さらに、条件2を満たすことは、UE60のために確立され、DCHにマッピングされた回線交換ドメインのための無線アクセスベアラが存在しない状態で、RADIO BEARER SETUPメッセージが、E−DCH/HSDPAからDCHへの再構築を示していることを意味する。
ステップ503においては、制御部61は、少なくとも1つのRLC−AM(RLC Acknowledged Mode)またはRLC−UM(RLC Unacknowledged Mode)の無線ベアラがRB information to setup情報要素に含まれているという条件3を満たすか否かを判定し、条件3を満たせば、新たなSTART値の設定を実行するステップ504に移行し、満たさなければ、ステップ505に移行する。ここで、条件3を満たすことは、RADIO BEARER SETUPメッセージが、DCHからE−DCH/HSDPAへの再構築を示していることを意味する。
ステップ504においては、制御部61は、再構築前の秘匿設定に用いられていた、カウント−C等の変数を用いてSTART値を計算し、計算されたSTART値を新たなSTART値に設定する。また、計算されたSTART値は、新たなSTART値として不図示の記憶部に格納される。START値の計算方法には、例えば、非特許文献2に記載された方法を使用することができる。
ステップ505においては、制御部61は、既存の無線ベアラリソースを解放する。具体的には、既存の無線ベアラに用いられていたPDCP(Packet Data Convergence Protocol)およびRLCのエンティティを解放し、既存の無線ベアラに関連する無線アクセスベアラのサブフローを解放する。
その後、ステップ506において、制御部61は、その時点で記憶部に格納されているSTART値を用いて、RAB information for setup情報要素により指示された無線ベアラを確立する。
なお、ステップ501で条件1を満たさない場合に行われるステップ507〜509の処理は、上述のステップ502〜504と同様である。
上述したように本実施形態においては、無線アクセスベアラを再構築する場合、既存の無線ベアラリソースを解放する前に、START値を計算し、計算されたSTART値を新たなSTART値に設定するため、第1の実施形態と同様に、回線交換呼を正しく秘匿することができるという効果が得られる。
また、本実施形態においては、既存の無線ベアラリソースを解放する前にSTART値を計算するため、再構築前の秘匿設定に用いられていたカウント−C等の変数を考慮したSTART値を設定することができるという効果も得られる。
(第3の実施形態)
本実施形態に係るUE60は、図6に示した第1の実施形態の動作をより具体化した他の例であり、構成自体は第1の実施形態と同様である。
本実施形態に係るUE60は、図6に示した第1の実施形態の動作をより具体化した他の例であり、構成自体は第1の実施形態と同様である。
すなわち、制御部61は、概略的には、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築する場合、既存の無線ベアラリソースを解放する前に、UTRAN10に前回送信したSTART値を新たなSTART値に設定するという動作を行う。
以下、本実施形態の動作について説明する。なお、本実施形態の無線通信システムの全体動作は、第2の実施形態と同じく、図3、図5、図8、図9に示したものと同様である。そのため、ここでは、UE60の動作のみ説明する。
[UE60の動作]
本実施形態に係るUE60の動作は、図10に示したものと、ステップ504の処理以外は同様である。そのため、ここでは、ステップ504の処理のみ説明する。
本実施形態に係るUE60の動作は、図10に示したものと、ステップ504の処理以外は同様である。そのため、ここでは、ステップ504の処理のみ説明する。
ステップ504においては、制御部61は、UTRAN10に前回送信したSTART値(UTRAN10が保持する最新のSTART値)を新たなSTART値に設定する。また、前回送信したSTART値は、新たなSTART値として不図示の記憶部に格納される。
上述したように本実施形態においては、無線アクセスベアラを再構築する場合、既存の無線ベアラリソースを解放する前に、UTRAN10に前回送信したSTART値を新たなSTART値に設定するため、第1の実施形態と同様に、回線交換呼を正しく秘匿することができるという効果が得られる。
また、本実施形態においては、UTRAN10に前回送信したSTART値、すなわちUTRAN10が保持しているSTART値を新たなSTART値に設定するため、UTRAN10がRADIO BEARER SETUP COMPLETEメッセージを受信する前にUE60とUTRAN10との間で送受信される回線交換呼のデータに対しても、UE60とUTRAN10との双方が、同じSTART値を用いて秘匿設定を行うことができる。つまり、無線アクセスベアラの再構築直後から、回線交換呼の秘匿設定の同期を図るのが容易になるという効果も得られる。
(第4の実施形態)
本実施形態に係るUE60は、図6に示した第1の実施形態の動作をより具体化したさらに他の例であり、構成自体は第1の実施形態と同様である。
本実施形態に係るUE60は、図6に示した第1の実施形態の動作をより具体化したさらに他の例であり、構成自体は第1の実施形態と同様である。
すなわち、制御部61は、概略的には、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築する場合、既存の無線ベアラリソースを解放した後に、START値を計算し、計算されたSTART値を新たなSTART値に設定するという動作を行う。
以下、本実施形態の動作について説明する。なお、本実施形態の無線通信システムの全体動作は、第2の実施形態と同じく、図3、図5、図8、図9に示したものと同様である。そのため、ここでは、UE60の動作のみ説明する。
[UE60の動作]
本実施形態に係るUE60の動作を、図11を参照して説明する。ここでは、図3、図5、図8、図9のステップ1105,1305,305,405に相当する動作を説明する。
本実施形態に係るUE60の動作を、図11を参照して説明する。ここでは、図3、図5、図8、図9のステップ1105,1305,305,405に相当する動作を説明する。
図11に示すように、まず、ステップ601において、制御部61は、UTRAN10から受信したRADIO BEARER SETUPメッセージに含まれるRAB information for setup情報要素を基に、無線アクセスベアラのE−DCH/HSDPAからDCHへの再構築、または、DCHからE−DCH/HSDPAへの再構築であるという条件1を満たすか否かを判定し、条件1を満たせば、ステップ602に移行し(以降の処理は、図8、図9のステップ305,405に相当)、満たさなければ、ステップ607に移行する(以降の処理は、図3、図5のステップ1105,1305に相当)。具体的には、例えば、RAB information for setup情報要素の一部であるRAB情報と一致する無線アクセスベアラが、UE60のために現在確立されている既存の無線アクセスベアラとして存在すれば、RADIO BEARER SETUPメッセージは再構築を示しており、条件1を満たすと判定される。
ステップ602においては、制御部61は、既存の無線ベアラリソースを解放する。具体的には、既存の無線ベアラに用いられていたPDCPおよびRLCのエンティティを解放し、既存の無線ベアラに関連する無線アクセスベアラのサブフローを解放する。
ステップ603においては、制御部61は、RADIO BEARER SETUPメッセージに含まれるCN domain identity情報要素が指定するCN domainのためのTMの無線ベアラが現在存在せず、かつ、少なくとも1つのTMの無線ベアラがRAB information for setup情報要素の一部であるRB information to setup情報要素に含まれているという条件2を満たすか否かを判定し、条件2を満たせば、新たなSTART値の設定を実行するステップ605に移行し、満たさなければ、ステップ604に移行する。ここで、本実施形態においては、RADIO BEARER SETUPメッセージに含まれるCN domain identity情報要素が指定するCN domain、つまり、RADIO BEARER SETUPメッセージが指定するCN domainは、回線交換ドメインである。
ステップ604においては、制御部61は、少なくとも1つのRLC−AMまたはRLC−UMの無線ベアラがRB information to setup情報要素に含まれているという条件3を満たすか否かを判定し、条件3を満たせば、新たなSTART値の設定を実行するステップ605に移行し、満たさなければ、ステップ606に移行する。
ステップ605においては、制御部61は、START値を計算し、計算されたSTART値を新たなSTART値に設定する。また、計算されたSTART値は、新たなSTART値として不図示の記憶部に格納される。
その後、ステップ606において、制御部61は、その時点で記憶部に格納されているSTART値を用いて、RAB information for setup情報要素により指示された無線ベアラを確立する。
なお、ステップ601で条件1を満たさない場合に行われるステップ607〜609の処理は、図10のステップ502〜504と同様である。
上述したように本実施形態においては、無線アクセスベアラを再構築する場合、既存の無線ベアラリソースを解放した後に、START値を計算し、計算されたSTART値を新たなSTART値に設定するため、第1の実施形態と同様に、回線交換呼を正しく秘匿することができるという効果が得られる。
(第5の実施形態)
本実施形態に係るUE60は、図6に示した第1の実施形態の動作をより具体化したさらに別の例であり、構成自体は第1の実施形態と同様である。
本実施形態に係るUE60は、図6に示した第1の実施形態の動作をより具体化したさらに別の例であり、構成自体は第1の実施形態と同様である。
すなわち、制御部61は、概略的には、無線アクセスベアラをDCHとE−DCH/HSDPAとの間で再構築する場合、既存の無線ベアラリソースを解放する前に、新たなSTART値に設定するという動作を行う。また、制御部61は、新たなSTART値を設定するに際し、予め決められた条件を満たすか否かに応じて、上述の第2または第3の実施形態のいずれかの方法でSTART値の設定を行う。
以下、本実施形態の動作について説明する。
[無線通信システムの全体動作]
最初に、本実施形態の無線通信システムの全体動作について説明する。なお、無線通信システムの全体動作は、第2の実施形態と同じく、図3、図5、図8、図9に示したものと同様である。ただし、無線アクセスベアラをDCHからE−DCH/HSDPAに再構築するに際して、第3の実施形態の方法でSTART値を設定する点で、第2の実施形態の全体動作(図8)と異なる。そのため、ここでは、この場合の全体動作のみ、図12を参照して説明する。
最初に、本実施形態の無線通信システムの全体動作について説明する。なお、無線通信システムの全体動作は、第2の実施形態と同じく、図3、図5、図8、図9に示したものと同様である。ただし、無線アクセスベアラをDCHからE−DCH/HSDPAに再構築するに際して、第3の実施形態の方法でSTART値を設定する点で、第2の実施形態の全体動作(図8)と異なる。そのため、ここでは、この場合の全体動作のみ、図12を参照して説明する。
ここでは、図12に示すように、ステップ701において、図3に示した動作により、無線アクセスベアラをDCH上に確立し、回線交換呼がDCH上にマッピングされていることを前提とする。
この状態で、ステップ702において、UTRAN10は、回線交換呼をDCHからE−DCH/HSDPAにマッピングし直すことを決定したとする。
次に、ステップ703において、UTRAN10は、E−DCH/HSDPAリソースの確保、設定を行い、前回UE60から送信されてきたSTART値を用いて、RLCにおける秘匿設定を行う。さらに、ステップ704において、UTRAN10は、E−DCH/HSDPA上への無線アクセスベアラの確立を指示するRAB information for setup情報要素を含むRADIO BEARER SETUPメッセージを送信する。
次に、ステップ705において、UE60は、受信したRADIO BEARER SETUPメッセージに含まれるRAB information for setup情報要素の指示に従い、既存のDCHリソースを解放するとともに、E−DCH/HSDPAの無線ベアラを確立するE−DCH/HSDPA設定を行う。このE−DCH/HSDPA設定においては、前回のSTART値の新たなSTART値への設定とそのSTART値を用いたRLCにおける秘匿設定も行う。次に、ステップ706において、UE60は、UTRAN10に対し、設定したSTART値を含むRADIO BEARER SETUP COMPLETEメッセージを送信する。
次に、ステップ707において、UTRAN10は、必要であれば、UE60から送信されてきたSTART値を用いて、RLCにおける秘匿設定を更新する。すなわち、UE60から送信されてきたSTART値が、前回と同様である場合には、秘匿設定の更新は必ずしも行う必要はない。
その後、ステップ708において、UTRAN10は、MSC50に対し、RAB ASSIGNMENT RESPONSEメッセージを送信する。
[UE60の動作]
続いて、本実施形態に係るUE60の動作を、図13を参照して説明する。本実施形態に係るUE60の動作は、図10に示したものと比較して、ステップ504を、ステップ801,802に変更した点のみが異なり、それ以外は同様である。そのため、ここでは、ステップ801,802の処理のみ説明する。
続いて、本実施形態に係るUE60の動作を、図13を参照して説明する。本実施形態に係るUE60の動作は、図10に示したものと比較して、ステップ504を、ステップ801,802に変更した点のみが異なり、それ以外は同様である。そのため、ここでは、ステップ801,802の処理のみ説明する。
図13に示すように、ステップ801は、ステップ502で条件2を満たしている場合に行われる。このステップ801においては、制御部61は、START値を計算し、計算されたSTART値を新たなSTART値に設定する。また、計算されたSTART値は、新たなSTART値として不図示の記憶部に格納される。
また、ステップ802は、ステップ503で条件3を満たしている場合に行われる。このステップ802においては、制御部61は、UTRAN10に前回送信したSTART値を新たなSTART値に設定する。また、前回送信したSTART値は、新たなSTART値として不図示の記憶部に格納される。
上述したように本実施形態においては、無線アクセスベアラを再構築する場合、既存の無線ベアラリソースを解放する前に、UTRAN10に前回送信したSTART値を新たなSTART値に設定するため、第1の実施形態と同様に、回線交換呼を正しく秘匿することができるという効果が得られる。
また、本実施形態においては、RAB information for setup情報要素の内容に応じて、START値の設定方法を変更することができるという効果が得られる。
例えば、UTRAN10に前回送信したSTART値を新たなSTART値に設定する方法を採った場合には、第3の実施形態と同様に、UE60とUTRAN10との双方が、無線アクセスベアラの再構築直後から、回線交換呼の秘匿設定の同期を図るのが容易になるという効果が得られ、また、計算したSTART値を新たなSTART値に設定する方法を採った場合には、第2の実施形態と同様に、既存の無線アクセスベアラのカウント−C等の変数を考慮したSTART値を設定することができるという効果が得られる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、第1〜第5の実施形態では、一例として、3GPPの無線通信システムを説明したが、第1〜第5の実施形態の無線通信システム、無線通信装置、および暗号化方法は、回線交換ドメインの無線アクセスベアラを、秘匿設定方法(例えば、変数)の異なる通信チャネル間で再構築する他の無線通信システムにも適用することができる。この場合にも、無線通信装置および無線アクセスネットワークの双方で、無線通信装置にて設定された新たな初期値を用いて秘匿設定を行うことができるため、回線交換呼を正しく秘匿することができるという効果が得られる。
また、第3および第5の実施形態では、一例として、既存の無線ベアラリソースを解放する前に、新たなSTART値を設定する動作を説明したが、第4の実施形態のように、既存の無線ベアラリソースを解放した後に、新たなSTART値を設定することもできる。
本出願は、2007年12月27日に出願された日本出願特願2007−336729を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
Claims (8)
- 回線交換ドメインのための無線アクセスベアラを、DCHと、E−DCH/HSDPAと、の間で再構築する場合において、RAB情報に対応する無線アクセスベアラが、既に確立されている無線アクセスベアラとして存在し、コアネットワークドメインID情報要素に含まれるコアネットワークドメインのためのTMの無線ベアラが存在せず、かつ、RB information to setup 情報要素に少なくとも1つのTMの無線ベアラが含まれている場合、新しい無線アクセスベアラに使用される初期値を計算する無線通信装置から、前記初期値を受信する、無線アクセスネットワーク。
- 前記コアネットワークドメインID情報要素及び前記RB information to setup 情報要素は、前記無線アクセスネットワークが送信した無線ベアラセットアップメッセージに含まれる、請求項1に記載の無線アクセスネットワーク。
- 前記初期値は、前記新しい無線アクセスベアラの暗号化に使用される、請求項1または2に記載の無線アクセスネットワーク。
- 前記無線通信装置は、前記再構築の前に前記無線アクセスベアラの暗号化に使用されていた変数を用いて、前記初期値を計算する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線アクセスネットワーク。
- 回線交換ドメインのための無線アクセスベアラを、DCHと、E−DCH/HSDPAと、の間で再構築する場合において、RAB情報に対応する無線アクセスベアラが、既に確立されている無線アクセスベアラとして存在し、コアネットワークドメインID情報要素に含まれるコアネットワークドメインのためのTMの無線ベアラが存在せず、かつ、RB information to setup 情報要素に少なくとも1つのTMの無線ベアラが含まれている場合、新しい無線アクセスベアラに使用される初期値を計算する無線通信装置から、前記初期値を受信する工程を有する、通信方法。
- 前記コアネットワークドメインID情報要素及び前記RB information to setup 情報要素は、前記無線アクセスネットワークが送信した無線ベアラセットアップメッセージに含まれる、請求項5に記載の、通信方法。
- 前記初期値は、前記新しい無線アクセスベアラの暗号化に使用される、請求項5または6に記載の、通信方法。
- 前記無線通信装置は、前記再構築の前に前記無線アクセスベアラの暗号化に使用されていた変数を用いて、前記初期値を計算する、請求項5乃至7のいずれか一項に記載の、通信方法。
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