JP7147883B2 - gNB-CU-UPにおける完全性保護のハンドリング - Google Patents

gNB-CU-UPにおける完全性保護のハンドリング Download PDF

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Description

本発明は、セルラ又は無線通信ネットワークにおける無線アクセスネットワークに関する。特に、本発明は、中央ユニットと1つ以上の分散ユニットとを介して「分散型」基地局機能を提供することに関するが、限定はされない。特に、本発明は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)によって規定された様々な規格に従って実施される無線通信ネットワークに関連するが、限定はされない。例えば、本発明は、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、LTE-A(LTE Advanced)ネットワーク、LTE/LTE-Aに関連する拡張及び開発、並びにLTE/LTE-Aからいわゆる「5G」又は「NR(New Radio)」技術へのより最近の通信技術の開発に関する。
3GPP規格の最新動向は、「EPC(Evolved Packet Core)ネットワーク及びE-UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network:進化型UMTS地上無線アクセスネットワーク)のLTE(Long Term Evolution)」と呼ばれ、一般に「4G」とも呼ばれる。更に、「5G」及び「NR」といった語は、MTC(Machine Type Communications:マシン型通信)、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)通信、車両通信、自律走行車、高解像度ビデオストリーミング、スマートシティサービスなどのさまざまなアプリケーション及びサービスをサポートすることが期待される進化型の通信技術を指す。したがって、5G技術は、バーティカル市場へのネットワークアクセスを可能にし、サードパーティにネットワークサービスを提供し、新しいビジネスチャンスを創出するためのネットワーク(RAN)共有をサポートすることが期待されている。3GPPは、いわゆる3GPP NextGen(Next Generation)RAN(Radio Access network)及び3GPP NGC(NextGen Core:次世代コア)ネットワークによって5Gをサポートすることを意図している。5Gネットワークの種々の詳細は、例えば、NGMN(Next Generation Mobile Networks)アライアンスによるNGMN 5G White Paper V1.0に説明されており、当該文書は、https://www.ngmn.org/5g-white-paper.htmlから入手可能である。
5G/NR通信システムの基地局は、「NR-BS」(New Radio Base Station)又は「gNB」(next generation Node B)と呼ぶのが一般的であるが、eNB(evolved Node B)(又は5G/NR eNB)という語を用いて呼んでもよいものとする。これは、LTE基地局についてより一般的である。「3GPP TS(Technical Specification:技術仕様書)38.300V15.1.0及びTS37.340V15.1.0は、以下のノードを定義する。
gNB:UEに対してNRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコルの終端を提供し、NGインターフェースを介して5GC(5Gコアネットワーク)に接続されるノード。
ng-eNB:UEに対してE-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access:進化型地上無線アクセス)ユーザプレーン及び制御プレーンプロトコルの終端を提供し、NGインターフェースを介して5GCに接続されるノード。
En-gNB:UEに対してNRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコルの終端を提供し、EN-DC(E-UTRA-NR Dual Connectivity)においてセカンダリノードとして機能するノード。
NG-RAN(Next Generation Radio Access Network)ノード:gNB又はng-eNBの何れか。
また、3GPPは、いわゆる「Xn」インターフェースを、隣接するNG-RANノード間のネットワークインターフェースとして定義する。
gNB(本明細書では「分散型」gNBと呼ぶ)の機能は、1つ以上のDU(Distributed Unit:分散ユニット)とCU(Central Unit:中央ユニット)とで分割可能である。CUは、通常、高レベルの機能を実行すると共に、次世代コアとの通信を行う。一方で、DUは、低レベルの機能を実行すると共に、エアインターフェースを介して近隣(例えば、当該gNBの運用するセル内)のUE(User Equipment:ユーザ装置)との通信を行う。具体的には、3GPP TS38.401V15.1.0は、以下の機能ユニットを規定する:
gNB-CU(gNB-Central Unit:gNB中央ユニット)、gNBのRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)、SDAP(Service Data Adaptation Protocol:サービスデータ適応プロトコル)及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol:パケットデータ収束プロトコル)レイヤ、又は1つ以上のgNB-DUの動作を制御するEn-gNBのRRC及びPDCPレイヤをホスティングする論理ノード。gNB-CUはgNB-DUに接続されたF1インターフェースを終了する;
gNB-DU(gNB-Distributed Unit:gNB分散ユニット):gNB又はEn-gNBのRLC(Radio Link Control:無線リンク制御)、MAC(Medium Access Control)及びPHY(PHYsical)レイヤをホスティングする論理ノードであり、その動作の一部はgNB-CUによって制御される。1つのgNB-DUは1つ以上のセルをサポートする。1つのセルは1つのgNB-DUのみによってサポートされる。gNB-DUはgNB-CUに接続されたF1インターフェースを終了する;
gNB-CU-CP(gNB Central Unit for Control Plane:gNB中央ユニット制御プレーン):En-gNB又はgNBのgNB-CUのPDCPプロトコルのRRCおよび制御プレーン部分をホスティングする論理ノード。gNB-CU-CPは、gNB-CU-UPに接続されたE1インターフェースと、gNB-DUに接続されたF1-Cインターフェースと、を終了する;及び
gNB-CU-UP(gNB Central Unit for User Plane:gNB中央ユニットユーザプレーン):En-gNBのgNB-CUのPDCPプロトコルのユーザプレーン部分と、gNBのgNB-CUのPDCPプロトコル及びSDAPプロトコルのユーザプレーン部分と、をホスティングする論理ノード。gNB-CU-UPは、gNB-CU-CPに接続されたE1インターフェースと、gNB-DUに接続されたF1-Uインターフェースと、を終了する。
3GPP TS38.401に従って、gNB-CU-CPとgNB-CU-UPとを分離する全体的なアーキテクチャは、以下の原則に基づく:
gNBは、1つのgNB-CU-CP、複数のgNB-CU-UP及び複数のgNB-DUから構成されてもよい;
1つのgNB-DUは、1つのgNB-CU-CPにのみ接続する;
1つのgN-CU-UPは、1つのgNB-CU-CPにのみ接続する;
1つのgNB-DUは、同一gNB-CU-CPの制御下にある複数のgNB-CU-UPに接続することができる;及び
1つのgN-CU-UPは、同一gNB-CU-CPの制御下にある複数のDUに接続することができる。
しかしながら、回復性のために、gNB-DU及び/又はgNB-CU-UPは複数のgNB-CU-CPに接続可能であるものとする。gNB-CU-UPとgNB-DUの間の接続は、ベアラコンテキスト管理機能を用いてgNB-CU-CPによって確立される。gNB-CU-CPは、要求されたサービスに適したgNB-CU-UPをUEに選択する。
3GPP TS38.460V1.0.0は、E1インターフェース(gNB-CU-CPとgNB-CU-UPとの間)に関する一般的な態様と原理について説明をしている。E1インターフェースは、セットアップ、構成の更新、リセット、リリース、エラーの表示など様々なインターフェース管理に関する手順をサポートする。
3GPPは、gNB-CU-CPとgNB-CU-UPとの間でE1のセットアップ及び構成の更新中にやり取りをする情報に以下を含むことに合意した:
gNB-CU-CPからgNB-CU-UP:gNB-CU-CP名;及び
gNB-CU-UPからgNB-CU-CP:gNB-CU-UP ID;gNB-CU-UP名;
CNサポート(EPC、5GC、又はその両方);及びサポートするPLMN(PLMN ID、スライスサポートリスト、NR CGIサポートリスト、QoSパラメータサポートリスト)。
CP-UP分割の場合は、ベアラコンテキストセットアップ(bearer context setup)又はベアラコンテキスト変更(bearer context modification)手順において、gNB-CU-CPは、適切なヘッダ圧縮及びセキュリティ手順のためにgNB-CU-UPのPDCPレイヤを設定する。具体的には、ヘッダ圧縮(すなわち、ROHC(RObust Header Compression:ロバストヘッダ圧縮))は「PDCP構成」IE(Information Element:情報要素)を用いて指定され、セキュリティは「セキュリティ情報」IEを用いて設定される。
しかしながら,本発明者らは、gNB(CU-UPエンティティ)がすべてのROHCプロファイル、及びすべての暗号化と完全性アルゴリズムをサポートすることを意図しておらず、このことが、gNB-CU-CPがgNB-CU-UPの構成をROHCプロファイル又は当該gNB-CU-UPがサポートしていないセキュリティアルゴリズムを用いて行おうとした場合に、問題を引き起こす可能性があると考えた。
本発明は、上述の問題に対処する又は少なくとも軽減する方法、及びこれに対応する装置を提供することを目的とする。
本発明の例示的な一態様によれば、分散型基地局装置のCU-CPにより行われる方法であって、セキュリティ構成がCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報を取得することと、前記取得した情報に基づいてUEのセキュリティ構成を選択することと、を含む方法が提供される。
本発明の例示的な一態様によれば、分散型基地局装置のCU-UPにより行われる方法であって、セキュリティ構成が前記CU-UPによってサポートされているか否かを示す情報をCU-CPに提供することを含む方法が提供される。
本発明の例示的な一態様によれば、分散型基地局装置のCU-UPにより行われる方法であって、CU-CPから、UEがサポートする少なくとも1つのセキュリティ構成を識別する情報を受信することと、前記受信した情報に基づいて前記UEのセキュリティ構成を選択することと、前記選択したセキュリティ構成を識別する情報を前記CU-CPに提供することと、を含む方法が提供される。
本発明の例示的な一態様によれば、分散型基地局装置のCU-CPにより行われる方法であって、CU-UPに、UEがサポートする少なくとも1つのセキュリティ構成を識別する情報を送信することと、前記CU-UPから、前記UEに選択したセキュリティ構成を識別する情報を受信することと、を含む方法が提供される。
本発明の例示的な態様は、対応するシステムと、装置と、プログラム可能なプロセッサをプログラミングして上記例示的な態様に記載の方法及び特許請求の範囲に記載の可能性を実施させる、及び/又は好適に適合したコンピュータをプログラミングして任意の請求項に記載の装置を提供させるように動作可能な命令を格納する、コンピュータ読取可能な記憶媒体などのコンピュータプログラム製品と、に及ぶ。
本明細書(特許請求の範囲を含む)に開示する及び/又は図面に示す各特徴は、開示する及び/又は図示する他の特徴とは独立して(又は組み合わせて)本発明に組み込まれてもよい。特に、特定の独立請求項に従属する請求項の特徴は、任意の組み合わせで、又は個別に、当該独立請求項に導入することができるが、これは限定的ではない。
ここで、添付図面を参照して、本発明の例示的な実施形態の例を説明する。
図1は、本発明の例示的な実施形態を適用可能なモバイル(セルラ又は無線)通信システムを概略的に示す図である。 図2は、図1に示すシステムにおいて無線プロトコルの配信を実現する例示的な方法を概略的に示す図である。 図3は、図1に示すシステムにおいて無線プロトコルの配信を実現する例示的な方法を概略的に示す図である。 図4は、図1に示すシステムの一部を形成するモバイルデバイス(ユーザ装置)の概略ブロック図である。 図5は、図1に示すシステムの一部を形成する基地局装置の概略ブロック図である。 図6は、図1に示すシステムの一部を形成するコアネットワークノードの概略ブロック図である。 図7は、本発明の例示的な実施形態を図1に示すシステムにおいて実装する例示的な方法を概略的に示す図である。 図8は、本発明の例示的な実施形態を図1に示すシステムにおいて実装する例示的な方法を概略的に示す図である。 図9は、本発明の例示的な実施形態を図1に示すシステムにおいて実装する例示的な方法を概略的に示す図である。 図10は、本発明の例示的な実施形態に係る分散型基地局の例示的な機能アーキテクチャを概略的に示す図である。
(概要)
3GPP規格では、NodeB(又はLTEにおける「eNB」、5Gにおける「gNB」など)は、通信デバイス(ユーザ装置又は「UE」)がコアネットワークに接続し、他の通信デバイス又はリモートサーバと通信を行うための基地局である。通信デバイスには、例えば、モバイル電話、スマートフォン、スマートウォッチ、パーソナルデジタルアシスタント、ラップトップ/タブレットコンピュータ、ウェブブラウザ、電子書籍リーダなどのモバイル通信デバイスが含まれる。このようなモバイル(又は一般的に固定の)デバイスは、通常、ユーザによって操作される(したがって、これらを総称的にユーザ装置又は「UE」と呼ぶことも多い)。しかし、IoTデバイスや同様のMTCデバイスをネットワークに接続することもできる。説明の簡略化のため、本出願では、基地局という語はそのような任意の基地局を指し、モバイルデバイス又はUEという語はそのような任意の通信デバイスを指すものとする。
当業者の理解の効率化のために、本発明は3GPPシステム(5Gネットワーク)のコンテキストを想定して詳細に説明するが、本発明の原理はスライススケジューリングが行われる他のシステムにも適用することができる。
図1は、本発明の例示的な実施形態を適用可能なモバイル(セルラ又は無線)通信システムを概略的に示す図である。
このネットワークにおいて、各モバイルデバイス3(UE)のユーザは、例えばE-UTRA及び/又は5G RATなどの適切な3GPP RAT(Radio Access Technology:無線アクセス技術)を用いて、それぞれ基地局5及び/又はコアネットワーク7を介して、相互に及び他のユーザと通信を行うことができる。複数の基地局5が(無線)アクセスネットワーク又は(R)ANを形成してもよいものとする。当業者には明らかではあるが、図1が3つのモバイルデバイス3と1つの基地局5を例示目的で示す一方で、システム実装時には、通常、他の基地局及びモバイルデバイス(UE)も含まれる。
E-UTRA/4Gプロトコルをサポートする基地局5は「eNB」と呼ばれてもよく、次世代/5Gプロトコルをサポートする基地局5は「gNB」と呼ばれてもよい。いくつかの基地局5は、4G及び5Gの両方、及び/又は任意の他の3GPP又は非3GPP通信プロトコルをサポートするように構成してもよい。
図1の基地局5は、次世代(5G)規格に従って動作するように構成されており、この例では、分散gNB5を備える。この例の分散gNB5は、制御プレーン用の中央ユニット(gNB-CU-CP)5C、ユーザプレーン用の中央ユニット(gNB-CU-UP)5U、及びそれぞれ少なくとも1つの対応セルにサーブする複数の分散ユニット(gNB-DU)5Dを備える。分散gNB5の構成要素の一部(例えば、gNB-CU-CP5C及び/又は少なくとも1つのgNB-CU-UP5U機能)は、適宜コアネットワーク7において提供されるものとする。以下、例示を目的として、特定の名称を付した別々の機能を説明するが、対応する機能は、対応するプロセッサを制御するための専用回路及び/又はソフトウェア命令を用いて実装される1つ以上の適切なノードによって、単独で又は組み合わせて実装することができる。
この例では、「gNB」タイプの基地局について説明するが、その機能の多くは、モバイル(セルラ)電話/スマートフォン、MTC/IoTデバイス、及び/又は他のモバイル又は固定位置通信デバイスなど、UE3への無線アクセスを提供する他の基地局(例えば、eNB、ng-eNB、En-gNB、NG-RANノードなど)又は同様の装置に拡張可能であるものとする。図1には示されないが、基地局5は、直接、又はホーム基地局、リレー、リモートラジオヘッドなどの他のノードを介して、1つ以上の対応セルを制御する。
分散gNB5の各種サブユニット(機能)は、以下のように、適切なインターフェースを介して結合される:gNB-CU-CP5Cは、F1-Cインターフェースを介してgNB-DU5Dに接続される;gNB-CU-UP5Uは、F1-Uインターフェースを介してgNB-DU5Dに接続される;及びgNB-CU-UP5Uは、E1インターフェースを介してgNB-CU-CP5Cに接続される。モバイルデバイス3及び基地局5は、適切なエアインターフェース(例えば、いわゆる「Uu」インターフェースなど)を介して接続される。隣接する基地局5は、適切な基地局間インターフェース(いわゆる「X2」インターフェース、「Xn」インターフェースなど)を介して相互に接続される。基地局5は、適切なインターフェース(いわゆる「S1」、「N1」、「N2」、「N3」インターフェースなど)を介してコアネットワークノードに接続される。
コアネットワーク7(例えば、LTEの場合はEPC、又はNR/5Gの場合は5GC)は、通常、通信システム1における通信をサポートするための、及び(特に)加入者管理、モビリティ管理、課金、セキュリティ、通話/セッション管理のための論理ノード(又は「機能」)を含む。例えば、「次世代」/5Gシステムのコアネットワーク7は、各種機能の中でも特にCPF(Control Plane Function:制御プレーン機能)10と、UPF(User Plane Function:ユーザプレーン機能)11と、を含む。CPF10は、AMF(Access and Mobility Function:アクセス/モビリティ管理機能)12(図1に別々に示す)、PCF(Policy Control Function:ポリシー制御機能)、OAM(Operation And Maintenance:運用及び保守)機能、AF(Application Function:アプリケーション機能)、及び/又はNF(Network Function:ネットワーク機能)などのうちの1つ以上を提供するように構成してもよいものとする。また、コアネットワーク7は、コアネットワーク7をRAN(基地局5)と外部ネットワーク20とに結合するための少なくとも1つのGW(ゲートウェイ)13(例えば、サービングゲートウェイ)を備える(通常は、インターネットなどのIP(インターネットプロトコル)ネットワーク)。
図2及び3に示すように、gNB-DU5Dは、RLC(Radio Link Control:無線リンク制御)、MAC(Medium Access Control)、及び分散gNB5のPHY(PHYsical)レイヤをホスティングし、gNB-CU-CP5Cは、RRCレイヤとPDCPレイヤの制御プレーン部分をホスティングし、gNB-CU-UP5Uは、gNB5のPDCPレイヤ及びSDAPレイヤのユーザプレーン部分(図2)、又はEn-gNBのPDCPレイヤのユーザプレーン部分(図3)をホスティングする。
基地局5が分散gNBを備える場合、図2に示すように、gNB-CU-CP5Cは、適切な制御プレーンインターフェースを介してコアネットワーク7のAMF13に接続され、gNB-CU-UP5Uは、適切なユーザプレーンインターフェースを介してコアネットワーク7のUPF11に接続される。
基地局5が分散En-gNBを備える場合、図3に示すように、gNB-CU-CP5C及びgNB-CU-UP5Uは、X2インターフェースを介して、それぞれ制御プレーンとユーザプレーン用に、マスタ基地局(MeNB)5Mに接続されている。図3には示されないが、MeNB5Mはコアネットワーク7にも接続される。また、gNB-CU-UP5Uは、基地局5とコアネットワーク7との間でユーザプレーンデータを通信するためのS1インターフェースを介して、SGW(サービングゲートウェイ)13にも接続される(更に、例えば外部ネットワーク20を介して、コアネットワーク7に接続された他のノードにも接続される)。
有利なことに、このシステム1の構成要素は、適切なROHCプロファイル、及び基地局5がサポートするUE3用の適切なセキュリティアルゴリズム(すなわち、UE3にサーブするgNB-CU-UP5U部分)をセットアップするように構成してもよい。
第1のオプションでは、gNB-CU-CP5CがgNB-CU-UP5UにUEの初期ベアラコンテキストをセットアップするように要求する場合(例えば、「ベアラコンテキストセットアップ要求(bearer context setup request)」や「ベアラコンテキスト変更要求(bearer context modification request)」をgNB-CU-UP5Uに送信する場合)、当該要求には、gNB-CU-CP5CによってUE3用に選択されたセキュリティアルゴリズム及びROHCプロファイルを識別する情報が含まれる。
gNB-CU-UP5Uは、すべてのROHCプロファイルとすべての暗号化及び完全性プロテクションアルゴリズムをサポートするとは限らない。したがって、この例では、gNB-CU-UP5Uは、受信したセキュリティ構成ではユーザプレーンの機密性及び/又はユーザプレーンの完全性保護を有効化できない場合、或いは選択したROHCプロファイルをサポートしていない場合に、gNB-CU-CP5Cからの要求を拒否するように構成される。具体的には、gNB-CU-UP5Uは、適切にフォーマットされたメッセージ(例えば、「ベアラコンテキストセットアップ失敗(bearer context setup failure)」メッセージ)でgNB-CU-CP5Cに応答するように構成され、当該応答に適切な原因値を含めることができる。これにより、有益なことに、gNB-CU-CP5Cは、異なるセキュリティ構成又はROHCプロファイルを選択して、又は異なるgNB-CU-UP5Uを選択して、新たに選択したセキュリティ構成/ROHCプロファイル(同一gNB-CU-UP5Uなど)を用いてUE初期ベアラコンテキストの要求を再送信する、又は要求を(例えば、最初に選択したセキュリティ構成/ROHCプロファイルを用いて)別のgNB-CU-UP5Uに再送信することが可能になる。
第2のオプションでは、gNB-CU-UP5Uは、E1インターフェースセットアップ手順中に、そのPDCP能力をgNB-CU-CP5Cに通知するように構成してもよい。具体的には、gNB-CU-UP5Uは、gNB-CU-UP5Uがサポートする(又はより好ましい)少なくとも1つの暗号化アルゴリズム、gNB-CU-UP5Uがサポートする(又はより好ましい)少なくとも1つの完全性アルゴリズム、及びgNB-CU-UP5Uがサポートする(又はより好ましい)少なくとも1つのROHCプロファイルのうちの1つ以上を識別する情報を提供するように構成してもよい。
gNB-CU-CP5Cは、gNB-CU-UP5Uの関与するベアラコンテキストのセットアップ及び変更の際に上記情報を考慮に入れるように構成してもよい。例えば、UEの初期コンテキストセットアップを行う場合(図7のステップS4)、gNB-CU-CP5Cは、gNB-CU-UP5Uがサポートする適切な構成を選択するように構成してもよい。或いは、gNB-CU-CP5Cは、UE3に設定される対応のアルゴリズム/プロファイルをサポート可能な適切なgNB-CU-UP5Uを選択するように構成してもよい。
第3のオプションでは、gNB-CU-UP5Uは、gNB-CU-UP5UとUE3の双方がサポートする適切なセキュリティ構成/ROHCプロファイルを選択することによって、自身で(例えば、gNB-CU-CP5Cから提供される情報に基づいて)そのPDCPレイヤを設定することができる。これをするために、この例のgNB-CU-UP5Uは、UEセキュリティ能力及びUE ROHC能力を識別する情報を取得するように構成される。取得した情報を用いて、gNB-CU-UP5Uは、PDCPレイヤとSDAPレイヤに適したUE構成を(例えば、gNB-CU-CP5Cを介して)提供する。
第4のオプションでは、特定のgNB-CU-UP5Uの能力を、UPF11、SMF(Session Management Function:セッション管理機能)及びAMF12を介して、又はOAM(Operation And Maintenance:運用及び保守)ノードを介して、gNB-CU-CP5Cに転送してもよい。gNB-CU-CP5CがgNB-CU-UP5Uの能力(サポートするセキュリティ/暗号化アルゴリズム及びROHCプロファイル)を認識することで、gNB-CU-CP5Cは、gNB-CU-UP5UがサポートしないUE3のセキュリティ/暗号化アルゴリズム又はROHCプロファイルを選択するのを回避することができる。或いは、選択したセキュリティ/暗号化アルゴリズム及びROHCプロファイルをサポートするgNB-CU-UP5Uを選択することができる。
第5のオプションでは、特定のgNB-CU-UPの能力を識別する情報をgNB-CU-CP-5C間で転送してもよい(例えば、ハンドオーバー、EN-DC(Evolved Universal Terrestrial Radio Access-New Radio-Dual Connectivity)X2セットアップ手順、Xnセットアップ手順、構成アップデート手順中など)。有利には、このオプションは、gNB-CU-CP5CがgNB-CU-UP5UがサポートするUE3用の適切なセキュリティ/暗号化アルゴリズム及びROHCプロファイルを選択することができる。或いは、UE3用に選択されたセキュリティ/暗号化アルゴリズム及びROHCプロファイルをサポートするgNB-CU-UP5Uを選択することができる。
(UE(ユーザ装置))
図4は、図1に示すモバイルデバイス(UE)3の主要構成要素を示すブロック図である。図示のように、UE3は、1つ以上のアンテナ33を介して接続ノードと信号の送受信を行うように動作可能なトランシーバ回路31を含む。図4には示されていないが、UE3が一般的なモバイルデバイスの通常の機能(ユーザインターフェース35など)をすべて備えることは明らかである。これは、ハードウェア、ソフトウェア及びファームウェアの何れか1つ又はこれらの任意の組み合わせによって適宜実現可能である。コントローラ37は、メモリ239に記憶されたソフトウェアに従ってUE3の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ39に事前にインストールしてもよいし、例えば、通信ネットワーク1を介して、又はRMD(Removable Data Storage Device:リムーバブルデータ格納デバイス)からダウンロードしてもよい。上記ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム41と、少なくとも通信制御モジュール43とを含む。通信制御モジュール43は、UE3と、(R)ANノード5、コアネットワークノードなどの他のノードとの間におけるシグナリングメッセージ及び上りリンク/下りリンクデータパケットのハンドリング(生成/送信/受信)を担う。
(基地局)
図5は、図1に示す基地局装置5の主要構成要素を示すブロック図である。図示のように、基地局5は、1つ以上のアンテナ53を介して接続UE3と信号の送受信を行い、ネットワークインターフェース55を介して他のネットワークノードと(直接的又は間接的に)信号の送受信を行うように動作可能なトランシーバ回路51を含む。ネットワークインターフェース55は、通常、適切な基地局間インターフェース(X2/Xnなど)及び適切な基地局-コアネットワーク間インターフェース(S1/N1/N2/N3など)を含む。
コントローラ57は、メモリ59に記憶されたソフトウェアに従って基地局5の動作を制御する。上記ソフトウェアは、メモリ59に事前にインストールしてもよいし、例えば、通信ネットワーク1を介して、又はRMDから、ダウンロードしてもよい。上記ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム61と、少なくとも通信制御モジュール63とを含む。
通信制御モジュール63は、基地局5と、UE3やコアネットワークノードなど他のノードとの間でシグナリングのハンドリング(生成/送信/受信)を担う。
基地局5が分散gNB又はEn-gNBを備える場合、ネットワークインターフェース55は分散gNB又はEn-gNBの各機能間で信号を通信するためのE1インターフェース及びF1インターフェース(制御プレーン用F1-C及びユーザプレーン用のF1-U)も含む。この場合、ソフトウェアは、gNB-CU-CPモジュール5C、gNB-CU-UPモジュール5U、及びgNB-DUモジュール5Dのうち少なくとも1つを含む。gNB-CU-CPモジュール5Cが存在する場合、分散gNB又はEn-gNBのRRCレイヤとPDCPレイヤの制御プレーン部分とをホスティングする。gNB-CU-UPモジュール5Uが存在する場合、分散gNBのPDCP及びSDAPレイヤのユーザプレーン部分をホスティングする、又は分散En-gNBのPDCPレイヤのユーザプレーン部分をホスティングする。gNB-DUモジュール5Dが存在する場合、分散gNB又はEn-gNBのRLC、MAC及びPHYレイヤをホスティングする。
(コアネットワークノード)
図6は、図1に示すAMF12などの例示的なコアネットワークノードの主要構成要素を示すブロック図である。図示のように、AMF12は、ネットワークインターフェース75を介して他のノード(UE3、基地局5、及び他のコアネットワークノードを含む)との間で信号の送受信を行うように動作可能なトランシーバ回路71を含む。コントローラ77は、メモリ79に記憶されたソフトウェアに従ってAMF12の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ79に事前にインストールしてもよいし、例えば、通信ネットワーク1を介して、又はRMDから、ダウンロードしてもよい。上記ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム81と、少なくとも通信制御モジュール83とを含む。
通信制御モジュール83は、AMF12と、UE3、基地局5、他のコアネットワークなどの他のノードとの間におけるシグナリングのハンドリング(生成/送信/受信)を担う。
上の説明では、モバイル電話、UE、基地局、及びコアネットワークノードは、理解を容易にするために、多数の個別のモジュールを備えるものとして説明した。これらのモジュールは、例えば、本発明を実施するために既存のシステムに変更を加えた特定のアプリケーションについては、上述のような方法で提供することができるが、例えば、最初から本発明の特徴を念頭に置いて設計されたシステムなどの他のアプリケーションについては、これらのモジュールをオペレーティングシステム又はコード全体に組み込んでもよく、この場合、これらのモジュールを個別のエンティティとして認識する必要はない。これらのモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせで実現してもよい。
ここでは、例としてのみ、対応するgNB-CU-UP5UがサポートするUE3用の適切なセキュリティ/暗号化アルゴリズム及びROHCプロファイルを選択する(又は、UEのセキュリティ/暗号化アルゴリズム及びROHCプロファイルをサポートするgNB-CU-UP5Uを選択する)のに有用な複数の手順について説明する。これらの手順はそれぞれ単独で実行された場合に独立して技術的な利点を有してもよいし、これらの手順の任意の組み合わせを適宜併せて実行してもよい。
(詳細な説明)
以下に、いくつかの例示的な実施形態を、図7~10を参照してより詳細に説明する。具体的には、以下の例は、分散型基地局5のgNB-CU-CP5C部分が、gNB-CU-UP5U部分がサポートするアルゴリズムを認識しないシナリオに適用可能である可能性がある。
現行の3GPPの要件に従って、分散型基地局5(すなわち、gNB-CU-UP5Uエンティティ)がすべてのROHCプロファイルとすべての暗号化及び完全性アルゴリズムとをサポートすることは想定しない。
具体的には、3GPP TS33.501V15.0.0の従属節5.11.1.1は、gNBは、NEA0(「ヌル」暗号化アルゴリズム、すなわち保護なし)、128-NEA1(128ビットSNOW 3Gベースのアルゴリズム)、及び128-NEA2(128ビットAESベースのアルゴリズム)の暗号化アルゴリズムを実装する必要がある、と述べている。更に、gNBは、128-NEA3暗号化アルゴリズム(128ビットZUCベースのアルゴリズム)も実装することができる。
完全性の保護に関しては、3GPP TS33.501の従属節5.11.1.2は、gNBは、NIA0(ヌル完全性保護アルゴリズム、すなわち完全性保護なし)、128-NIA1(128ビットSNOW 3Gベース)及び128-NIA2(128ビットAESベース)の完全性保護アルゴリズムをサポートする必要がある、と述べている。更に、gNBは、128-NIA3(128ビットZUCベース)の完全性保護アルゴリズムをサポートしてもよい。
各暗号化アルゴリズム及び各完全性アルゴリズムには、それぞれ適切な固有の識別子(例えば、それぞれ4ビットの識別子)を割り当てることができる。
図7は、UE PDCPレイヤに関する能力レポート及び使用法の例示的な手順を概略的に示す。当該手順は、ここでは説明の簡略化のために省略した追加のステップも含んでもよいものとする。図7は関連するデータ保護の態様を示すが、当該手順は、適切なRRCシグナリング保護(省略)も必要としてもよい。
ステップS1からS3に概略的に示すように、UE3は、コアネットワーク7のAMF12に、そのセキュリティ能力と無線能力(そのサポート対象のROHCプロファイルを含む)を通知する。ステップS4では、AMF12は、UE3のセキュリティ及び無線能力について基地局に通知し、基地局5にUE3の初期コンテキストをセットアップするように指示する。これに応答して、ステップS5に概略的に示すように、基地局5は、UE3とのRRC接続再構成(RRC connection reconfiguration)手順を実行して(ステップS6)UE3の保護データを通信する(ステップS7)前に、適切なベアラコンテキストセットアップ手順を実行する(又は、UE3に設定されたベアラコンテキストが基地局5に既に存在する場合は、ベアラコンテキスト変更手順を実行する)。
より詳細には、制御プレーンとユーザプレーン(CP-UP)を分割する場合、分散型基地局5の構成要素は、UE3に適したヘッダ圧縮及びセキュリティ手順を設定するために、ベアラコンテキストセットアップ(又は変更)手順を実行する。具体的には、gNB-CU-CP5Cは、適切なヘッダ圧縮及びセキュリティ手順のためにgNB-CU-UP5UのPDCPレイヤを設定する。ヘッダ圧縮(ROHC)は「PDCP構成」IEを用いて指定され(表1を参照)、セキュリティは「セキュリティ情報」IEを用いて設定される(表2を参照)。
Figure 0007147883000001
Figure 0007147883000002
gNB-CU-UP5Uは、すべてのROHCプロファイルをサポートする必要はないため、すべての暗号化及び完全性アルゴリズムをサポートする必要もない。gNB-CU-UP5U及びgNB-CU-CP5Cは、UE3と基地局5の双方がサポートするROHCプロファイルと暗号化及び完全性アルゴリズムとを(少なくとも1つのgNB-CU-UP5Uを介して)選択するように構成される。
これらの手順を実行できるいくつかの例示的な方法を図8及び9に示すと共に、以下に詳細に説明する。
図8に示すように,gNB-CU-CP5Cは、適切にフォーマットされたベアラコンテキストセットアップ要求メッセージを生成して送信することによって、UE3の少なくとも1つのPDU(Protocol Data Unit:プロトコルデータユニット)セッション/DRB(Data Radio Bearer:データ無線ベアラ)のユーザプレーンリソースを確立するように、gNB-CU-UP5Uに要求する。「ベアラコンテキストセットアップ要求」には、ROHCプロファイルを識別する適切な情報と、UE3用に選択した暗号化及び完全性アルゴリズムが含まれる。(図7のステップのS4においてAMF12で指示されるUE3の能力を考慮に入れる)。
ベアラコンテキストセットアップ要求の受信時に、gNB-CU-UP5Uは、ベアラコンテキストセットアップ要求内で指示されたROHCプロファイルと暗号化及び完全性アルゴリズムとがgNB-CU-UP5Uによってサポートされているか否かをチェックする。サポートされている場合、gNB-CU-UP5Uは要求を続行し(例えば、図7のステップS6を実行する)、gNB-CU-CP5Cに適切な応答を返す(例えば、ベアラコンテキストが正常にセットアップされたことを示す情報を含むベアラコンテキストセットアップ応答(bearer context setup response)など)。
しかしながら、ベアラコンテキストセットアップ要求で指示されたROHCプロファイルと、暗号化及び完全性アルゴリズムとの少なくとも1つがgNB-CU-UP5Uによってサポートされていない場合、gNB-CU-UP5Uは、gNB-CU-CP5Cに、異なるROHCプロファイル及び/又は暗号化及び完全性アルゴリズムをUE3に選択するための適切なアシスタンス情報を提供するように構成される。
第1のオプションでは、gNB-CU-UP5Uは、受信したセキュリティ構成に従ってユーザプレーンの機密性やユーザプレーンの完全性保護を有効にできない場合、要求されたPDUセッション/DRBのユーザプレーンリソースの確立を拒否するように構成することができる。
具体的には、gNB-CU-UP5Uは、適切にフォーマットされたメッセージ(例えば、「ベアラコンテキストセットアップ失敗」メッセージ)でgNB-CU-CP5Cに応答するように構成され、当該応答に適切な原因値を含めることができる。例えば、「サポートされていない暗号化保護アルゴリズム」、「サポートされていない完全性保護アルゴリズム」、及び「サポートされていないROHCプロファイル」の原因値のうちの1つ以上を使用してもよい(以下の表3の「無線ネットワークレイヤ原因」IE参照)。
別の例では、例えば、要求されたPDUセッションの一部のみ(少なくとも1つ)又は一部(少なくとも1つ)のDRBのみgNB-CU-UP5Uでセットアップすることができない場合、gNB-CU-UP5Uは、次に、セットアップが失敗したPDUセッション/DRBを識別する情報(例えば、リスト)を含む、適切にフォーマットされたベアラコンテキストセットアップ応答で応答を行うように構成することができる。ベアラコンテキストセットアップ応答は、表3の「無線ネットワークレイヤ原因」IEに示す1つ以上の原因値を含んでもよい(例えば、「サポートされていない暗号化保護アルゴリズム」、「サポートされていない完全性保護アルゴリズム」、「サポートされていないROHCプロファイル」など)。
Figure 0007147883000003
第2のオプションでは、gNB-CU-UP5Uは、E1インターフェースセットアップ手順中に、そのPDCP能力をgNB-CU-CP5Cに通知するように構成してもよい。具体的には、gNB-CU-UP5Uは、gNB-CU-UP5Uがサポートする(又はより好ましい)少なくとも1つの暗号化アルゴリズム、gNB-CU-UP5Uがサポートする(又はより好ましい)少なくとも1つの完全性アルゴリズム、及びgNB-CU-UP5Uがサポートする(又はより好ましい)少なくとも1つのROHCプロファイルのうちの1つ以上を識別する情報を提供するように構成してもよい。
gNB-CU-CP5Cは、gNB-CU-UP5Uの関与するベアラコンテキストのセットアップ及び変更の際に上記情報を考慮に入れるように構成してもよい。例えば、UEの初期コンテキストセットアップを行う場合(図7のステップS4)、gNB-CU-CP5Cは、gNB-CU-UP5Uがサポートする適切な構成を選択するように構成してもよい。或いは、gNB-CU-CP5Cは、UE3に設定される対応のアルゴリズム/プロファイルをサポート可能な適切なgNB-CU-UP5Uを選択するように構成してもよい。
E1セットアップ手順/E1構成更新手順は、上述の第2のオプションをサポートするために、gNB-CU-UP5Uがサポートするセキュリティ能力とROHCプロファイルを識別する情報(方向:gNB-CU-UP ---> gNB-CU-CP)を含む必要があるものとする。E1セットアップ手順/E1構成更新手順で使用可能な情報要素のいくつかの例を以下の表4~6に示す。gNB-CU-UP5UのSDAP能力も、必要に応じて、同様の方法でE1インターフェースを介してやり取りが可能であるものとする。
Figure 0007147883000004
Figure 0007147883000005
Figure 0007147883000006
第3のオプションでは、gNB-CU-CP5CがgNB-CU-UP5UのPDCP構成を提供する代わりに、gNB-CU-UP5Uが、自身でそのPDCPレイヤを(例えば、gNB-CU-CP5Cから提供される情報に基づいて)設定してもよい。
より詳細には、gNB-CU-UP5Uが適切な(UE3及びgNB-CU-UP5Uの双方がサポートする)構成を決定することができるように、gNB-CU-UP5Uは、UEセキュリティ能力とUE ROHC能力をUE/ベアラ情報内で取得する必要がある。オプションとして,gNB-CU-UP5Uは、UE3に関連付けられたフローレベル又はDRBレベルQoS要件を取得してもよい。
gNB-CU-UP5Uは取得した情報を用いて、PDCPレイヤとSDAPレイヤに適したUE構成をgNB-CU-CP5Cを介して提供するように構成してもよい。
第3のオプションを図9に更に詳細に示す。図示のように、この例では、gNB-CU-CP5Cは、ステップS1において、適切にフォーマットされたメッセージ(例えば、「ベアラコンテキストセットアップ要求」メッセージ)を生成し、gNB-CU-UP5Uに送信する。当該メッセージは、手順が開始されたUE3のセキュリティ能力とROHC能力を識別する情報を(例えば、適切にフォーマットされた情報要素内に)含む。なお、当該メッセージには、対応のフローレベル又はDRBレベルQoSを識別する情報も含まれてもよい。
gNB-CU-UP5Uは、gNB-CU-CP5Cからメッセージを受信すると、UEに適したセキュリティアルゴリズムとROHCプロファイルとを(ステップS1で受信したメッセージに含まれる情報に基づいて)決定する。複数のDRBがある場合、セキュリティアルゴリズムとROHCプロファイルがDRBごとに異なる(例えば、フローレベル又は当該DRBのDRBレベルQoS(利用可能な場合)によって異なる)可能性もある。
次に、gNB-CU-UP5Uは、ステップS2で、適切にフォーマットされたメッセージ(例えば、「ベアラコンテキストセットアップ応答」)を生成し、gNB-CU-CP5Cに送信する。当該メッセージには、UE3に使用するセキュリティ情報とROHCプロファイルを識別する情報(例えば、適切にフォーマットされた情報要素)が含まれる。
図10は、「中央UP」ノード5U’と呼ばれる集中化されたユーザプレーンエンティティを含む新しい配置シナリオを概略的に示す図である。図示のように、この例における「中央UP」ノード5U’は、論理ノードのプール(複数のgNB-CU-UP-5U)を有するスタンドアロンノードである。各gNB-CU-UP5Uは、それぞれのgNB-CU-CP5C及びそれぞれのgNB-DU5D(この例では同位置にある)に結合される。言い換えれば、単一の物理ユーザプレーンエンティティ5U’は複数の物理分散エンティティに結合してもよく、各物理分散エンティティは、少なくとも1つのgNB-CU-CP5C及び少なくとも1つのgNB-DU5Dを有する。有利なことに、中央UPノード5U’は、UE3がシステム1で使用する可能性のある各セキュリティアルゴリズム及びROHCプロファイルを(少なくとも1つのgNB-CU-UP5U論理ノードを介して)サポートするように構成してもよい。このように、gNB-CU-CP5Cが、UE3に適したセキュリティ(完全性保護/暗号化)アルゴリズム及びROHCプロファイルを選択する場合、中央UPノード5U’は、選択したセキュリティアルゴリズム及びROHCプロファイルをサポートするgNB-CU-UP5U論理ノードを割り当てることができる。
第4のオプションでは、特定のgNB-CU-UP5Uの能力は、以下のようにgNB-CU-CP5Cに転送してもよい。
gNB-CU-UP5Uは、その能力(gNB-CU-UP5Uがサポートするセキュリティアルゴリズム及びROHCプロファイル)を識別する情報を(例えば、GTP-U(GPRS(General Packet Radio System:汎用パケット無線システム) Tunnelling Protocol-User Plane)を用いて、間にある「N3」インターフェースを介して)UPF11に転送するように構成してもよい。
UPF11は、gNB-CU-UPの能力を(間にある「N4」インターフェースを介して)SMFに転送するように構成してもよい。
SMFは、gNB-CU-UPの能力を(間にある「N11」インターフェースを介して)AMF12に転送するように構成してもよい。
AMF12は、gNB-CU-UPの能力を(間にある「N2」インターフェースを介して)gNB-CU-CP5Cに転送するように構成してもよい。
或いは、特定のgNB-CU-UP5Uの能力(又は複数のgNB-CU-UPの能力)を識別する情報は、OAMノードを介してgNB-CU-CP5Cに転送することができる。
第5のオプションでは、gNB-CU-CP5Cは、特定のgNB-CU-UPの能力を認識する場合、この能力を識別する適切な情報を、当該特定のgNB-CU-CP5Cが関与する手順中に当該特定のgNB-CU-CP5Cに提供するように、構成してもよい。当該特定のgNB-CU-CP5Cの関与する手順は、例えば、ハンドオーバー、EN-DC X2セットアップ手順、Xnセットアップ手順、及び/又は構成更新手順などを(各手順に上記特定のgNB-CU-UPが関与するか否かに関わらず)以下を含む。
(変形例及び代替案)
以上、例示的な実施形態を詳細に説明した。上記例示的な実施形態については複数の変形例及び代替案が可能であり、そのようにして具現化された発明であっても同様の利を得ることができることは当業者には明らかである。説明のため、これらの変形例及び代替案の実施例を一部のみ説明する。上述の例では、図8および9を参照してベアラコンテキストのセットアップ手順を説明したが、上述の例は、ベアラコンテキストの変更手順(例えば、UEがすでに基地局とベアラコンテキストを有する場合)にも適用可能であるものとする。この場合、「ベアラコンテキストセットアップ要求」メッセージは、適切にフォーマットされた「ベアラコンテキスト変更要求」メッセージに置き換えてもよいし、「ベアラコンテキストセットアップ応答」メッセージは、適切にフォーマットされた「ベアラコンテキスト変更応答(bearer context modification response)」メッセージに置き換えてもよいし、「ベアラコンテキストセットアップ失敗」メッセージは、適切にフォーマットされた「ベアラコンテキスト変更失敗(bearer context modification failure)」メッセージに置き換えてもよい。
上の説明でgNB-CU-UPは、異なるROHCプロファイル及び/又は暗号化及び完全性アルゴリズムをUEに選択するための適切なアシスタンス情報をgNB-CU-CPに提供するように構成される。或いは、gNB-CU-CPは異なるgNB-CU-UPを(最初に要求されたROHCプロファイルと暗号化及び完全性アルゴリズムとを用いて)UEに選択するように構成してもよい。
上述のオプションの変形例として、同一(又は類似)のメカニズムを用いて、gNB-CU-UPの能力に関する情報をノード間で転送してもよい。例えば、gNB-CU-UPのSDAPレイヤに関する能力及び/又は処理能力を、gNB-CU-UPからgNB-CU-CPへ、或いはgNB-CU-CPから別のgNB-CU-CPへ(セキュリティアルゴリズム/ROHCプロファイル転送と同じ手順で、又は別の手順で)転送してもよい。
上記の例示的な実施形態は、5G New Radioシステム及びLTEシステム(E-UTRAN)の双方に適用してもよいものとする。
上の説明では、理解を容易にするため、UE、基地局及びAMFは、個別のモジュール(通信制御モジュールなど)を複数有するものとして説明した。これらのモジュールは、例えば、本発明を実施するために既存のシステムに変更を加えた特定のアプリケーションについては、上述のような方法で提供することができるが、例えば、最初から本発明の特徴を念頭に置いて設計されたシステムなどの他のアプリケーションについては、これらのモジュールをオペレーティングシステム又はコード全体に組み込んでもよく、この場合、これらのモジュールを個別のエンティティとして認識する必要はない。これらのモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせで実現してもよい。
各コントローラは任意の形態の処理回路を適宜含んでもよく、例えば、ハードウェアに実装された1つ以上のコンピュータプロセッサ、マイクロプロセッサ、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)、ALU(Arithmetic Logic Unit:算術論理ユニット)、IO(Input/Output:入出力)回路、内部メモリ/キャッシュ(プログラム及び/又はデータ)、処理レジスタ、通信バス(例えば、制御、データ及び/又はアドレスバス)、DMA(Direct Memory Access:ダイレクトメモリアクセス)機能、ハードウェア又はソフトウェア実装されたカウンタ、ポインタ、タイマなどが含まれるが、これらは限定的ではない。
上述の例示的な実施形態では、複数のソフトウェアモジュールを説明した。当業者が理解するように、ソフトウェアモジュールは、コンパイルされた形式又はコンパイルされていない形式で提供してもよいし、コンピュータネットワークを介した信号として、又は記録媒体上で、UE、基地局及びAMFに供給してもよい。更に、このソフトウェアの一部又はすべてによって実行される機能は、1つ以上の専用ハードウェア回路を使用して実行してもよい。しかしながら、UE、基地局及びAMFの更新を高速化するためには、ソフトウェアモジュールの使用が推奨される。上記の例示的な実施形態は、「非モバイル」又は一般に固定のユーザ装置にも適用可能である。
前記CU-CPにより行われる方法は、前記取得した情報が前記UEに関連付けられたCU-UPによってサポートされていないことを示す場合、異なるセキュリティ構成と異なるCU-UPのうちの少なくとも1つを前記UEに選択すること、を更に含んでもよい。
前記セキュリティ構成が前記CU-UPによってサポートされているか否かを示す情報の前記CU-CPによる取得は、前記CU-UPからメッセージ(例えば、ベアラコンテキストセットアップ失敗メッセージ又はベアラコンテキスト変更失敗メッセージ)を受信することを含んでもよい。この場合、前記CU-CPにより行われる方法は、前記UEのベアラコンテキストセットアップの開始に応答して前記メッセージを前記CU-UPを介して受信することを含んでもよい。
前記セキュリティ構成がCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報は、「暗号化保護アルゴリズムはサポートされていない」、「完全性保護アルゴリズムはサポートされていない」、及び「ROHCプロファイルはサポートされていない」のうちの少なくとも1つを示す適切な原因値を識別する情報(例えば、「無線ネットワークレイヤ原因」情報要素)を含んでもよい。
前記CU-CPにより行われる方法は、前記CU-CPと前記CU-UPとの間の接続を確立するときに前記CU-UPから前記情報を取得することを含んでもよい。
前記CU-CPにより行われる方法は、前記UEのセキュリティ構成がCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報を前記CU-UPから間接的に(例えば、少なくとも1つの他のノードを介して)取得することを含んでもよい。
前記CU-CPにより行われる方法は、前記UEのセキュリティ構成がCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報を他のCU-CPから取得することを含んでもよい。
前記CU-CPにより行われる方法は、ヘッダ圧縮プロファイル(例えば、ROHCプロファイルなど)が前記UEに関連付けられたCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報を取得することと、前記取得した情報が前記UEに関連付けられたCU-UPによってサポートされていない場合に、異なるヘッダ圧縮プロファイルと異なるCU-UPのうちの少なくとも1つを前記UEに選択することと、を更に含んでもよい。
前記CU-UPにより行われる方法は、「ベアラコンテキストセットアップ要求」メッセージ又は「ベアラコンテキスト変更要求」メッセージ内で、前記UEがサポートする少なくとも1つのセキュリティ構成を識別する情報を受信することを含んでもよい。
前記CU-UPにより行われる方法は、「ベアラコンテキストセットアップ応答」メッセージ又は「ベアラコンテキスト変更応答」メッセージ内において前記選択したセキュリティ構成を識別する情報を提供することを含んでもよい。
前記少なくとも1つのセキュリティ構成は、完全性保護アルゴリズムと暗号化アルゴリズムの少なくとも1つを含んでもよい。前記完全性保護アルゴリズムは、「NIA0」(完全性保護なし)、「128-NIA1」(128ビットSNOW 3Gベースの完全性保護アルゴリズム)、「128-NIA2」(128ビットAESベースの完全性保護アルゴリズム)、及び「128-NIA3」(128ビットZUCベースの完全性保護アルゴリズム)のうちの1つ以上を含んでもよい。前記暗号化アルゴリズムは、「NEA0」(暗号化なし)、「128-NEA1」(128ビットSNOW 3Gベースの暗号化アルゴリズム)、「128-NEA2」(128ビットAESベースの暗号化アルゴリズム)、及び「128-NEA3」(128ビットZUCベースの暗号化アルゴリズム)のうちの1つ以上を含んでもよい。
前記CU-UPはPDCPレイヤ機能を提供してもよい。前記分散型基地局は、分散「gNB」、分散「ng-eNB」、又は分散「En-gNB」を含んでもよい。
種々の他の変更は、当業者にとって明らかであるため、ここでは更に詳細な説明は省略する。
上述の例示的な実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
分散型基地局装置のCU-CPにより行われる方法であって、
セキュリティ構成がCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報を取得することと、
前記取得した情報に基づいてUEのセキュリティ構成を選択することと、を含む方法。
(付記2)
前記セキュリティ構成が前記UEに関連付けられたCU-UPによってサポートされていないことを前記原因値が示す場合、異なるセキュリティ構成と異なるCU-UPのうちの少なくとも1つを前記UEに選択することを更に含む、付記1記載の方法。
(付記3)
セキュリティ構成がCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報の取得は、前記CU-UPからメッセージ(例えば、ベアラコンテキストセットアップ失敗メッセージ又はベアラコンテキスト変更失敗メッセージ)を受信することを含む、付記1又は2記載の方法。
(付記4)
前記UEのベアラコンテキストセットアップの開始に応答して前記メッセージを前記CU-UPを介して受信することを含む、付記3記載の方法。
(付記5-1)
前記セキュリティ構成がCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報は、「暗号化保護アルゴリズムはサポートされていない」、「完全性保護アルゴリズムはサポートされていない」、及び「ROHCプロファイルはサポートされていない」、のうちのうちの少なくとも1つを示す適切な原因値を識別する情報(例えば、「無線ネットワークレイヤ原因」情報要素)を含む、付記3又は4記載の方法。
(付記5-2)
前記CU-CPと前記CU-UPとの間の接続を確立するときに前記CU-UPから前記情報を取得することを含む、付記1記載の方法。
(付記6)
前記UEのセキュリティ構成がCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報を前記CU-UPから間接的に(例えば、少なくとも1つの他のノードを介して)取得することを含む、付記1記載の方法。
(付記7)
前記UEのセキュリティ構成がCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報を他のCU-CPから取得することを含む、付記1記載の方法。
(付記8)
ヘッダ圧縮プロファイル(例えば、ROHCプロファイルなど)が前記UEに関連付けられたCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報を取得することと、
前記取得した情報が前記UEに関連付けられたCU-UPによってサポートされていない場合に、異なるヘッダ圧縮プロファイルと異なるCU-UPのうちの少なくとも1つを前記UEに選択することと、
を更に含む、付記1乃至7のうち何れか1項記載の方法。
(付記9)
分散型基地局装置のCU-UPにより行われる方法であって、
セキュリティ構成が前記CU-UPによってサポートされているか否かを示す情報をCU-CPに提供することを含む方法。
(付記10)
前記セキュリティ構成が前記CU-UPによってサポートされているか否かを示す情報の提供は、前記CU-UPにメッセージ(例えば、ベアラコンテキストセットアップ失敗メッセージ又はベアラコンテキスト変更失敗メッセージ)を送信することを含む、付記9記載の方法。
(付記11)
前記セキュリティ構成がCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報は、「暗号化保護アルゴリズムはサポートされていない」、「完全性保護アルゴリズムはサポートされていない」、及び「ROHCプロファイルはサポートされていない」、のうちののうちの少なくとも1つを示す適切な原因値を識別する情報(例えば、「無線ネットワークレイヤ原因」情報要素)を含む、付記9又は10記載の方法。
(付記12)
前記CU-CPと前記CU-UPとの間の接続を確立するときに前記CU-CPに前記情報を送信することを含む、付記10記載の方法。
(付記13)
ヘッダ圧縮プロファイル(例えば、ROHCプロファイルなど)が前記CU-UPによってサポートされているか否かを示す情報を前記CU-CPに提供すること
を更に含む、付記9乃至12のうち何れか1項記載の方法。
(付記14)
分散型基地局装置のCU-UPにより行われる方法であって、
CU-CPから、UEがサポートする少なくとも1つのセキュリティ構成を識別する情報を受信することと、
前記受信した情報に基づいて前記UEのセキュリティ構成を選択することと、
前記選択したセキュリティ構成を識別する情報を前記CU-CPに提供することと、を含む方法。
(付記15)
「ベアラコンテキストセットアップ要求」メッセージ又は「ベアラコンテキスト変更要求」メッセージ内で、UEがサポートする少なくとも1つのセキュリティ構成を識別する情報を受信することを含む、付記14記載の方法。
(付記16)
「ベアラコンテキストセットアップ応答」メッセージ又は「ベアラコンテキスト変更応答」メッセージ内に、前記選択したセキュリティ構成を識別する情報を提供することを含む、付記14又は15記載の方法。
(付記17)
分散型基地局装置のCU-CPにより行われる方法であって、
CU-UPに、UEがサポートする少なくとも1つのセキュリティ構成を識別する情報を送信することと、
前記CU-UPから、前記UEに選択したセキュリティ構成を識別する情報を受信することと、を含む方法。
(付記18)
「ベアラコンテキストセットアップ要求」メッセージ又は「ベアラコンテキスト変更要求」メッセージ内で、前記UEがサポートする少なくとも1つのセキュリティ構成を識別する情報を送信することを含む、付記17記載の方法。
(付記19)
「ベアラコンテキストセットアップ応答」メッセージ又は「ベアラコンテキスト変更応答」メッセージ内で、前記選択したセキュリティ構成を識別する情報を受信することを含む、付記17又は18記載の方法。
(付記20)
前記少なくとも1つのセキュリティ構成は、完全性保護アルゴリズムと暗号化アルゴリズムの少なくとも1つを含む、付記1乃至19のうち何れか1項記載の方法。
(付記21)
前記完全性保護アルゴリズムは、「NIA0」(完全性保護なし)、「128-NIA1」(128ビットSNOW 3Gベースの完全性保護アルゴリズム)、「128-NIA2」(128ビットAESベースの完全性保護アルゴリズム)、及び「128-NIA3」(128ビットZUCベースの完全性保護アルゴリズム)、のうちの1つ以上を含む、付記20記載の方法。
(付記22)
前記暗号化アルゴリズムは、「NEA0」(暗号化なし)、「128-NEA1」(128ビットSNOW 3Gベースの暗号化アルゴリズム)、「128-NEA2」(128ビットAESベースの暗号化アルゴリズム)、及び「128-NEA3」(128ビットZUCベースの暗号化アルゴリズム)、のうちの1つ以上を含む、付記20又は21記載の方法。
(付記23)
前記CU-UPはPDCPレイヤ機能を提供する、付記1乃至22のうち何れか1項記載の方法。
(付記24)
分散型基地局は、分散「gNB」、分散「ng-eNB」、又は分散「En-gNB」を含む、付記1乃至23のうち何れか1項記載の方法。
(付記25)
分散型基地局装置のCU-CPであって、
セキュリティ構成がCU-UPによってサポートされているか否かを示す情報を取得する手段と、
前記取得した情報に基づいてUEのセキュリティ構成を選択する手段と、を含む、CU-CP。
(付記26)
分散型基地局装置のCU-UPであって、
セキュリティ構成が前記CU-UPによってサポートされているか否かを示す情報をCU-CPに提供することを含む、CU-CP。
(付記27)
分散型基地局装置のCU-UPであって、
CU-CPから、UEがサポートする少なくとも1つのセキュリティ構成を識別する情報を受信することと、
前記受信した情報に基づいて前記UEのセキュリティ構成を選択することと、
前記選択したセキュリティ構成を識別する情報を前記CU-CPに提供することと、を含むCU-UP。
(付記28)
分散型基地局装置のCU-CPであって、
CU-UPに、UEがサポートする少なくとも1つのセキュリティ構成を識別する情報を送信する手段と、
前記CU-UPから、前記UEに選択したセキュリティ構成を識別する情報を受信する手段と、を含む、CU-CP。
(付記29)
付記25又は28記載のCU―CPと、付記26又は27記載のCU-CPと、を備える基地局装置。
(付記30)
プログラム可能な通信デバイスに付記1乃至24のうち何れか1項記載の方法を実行させるためのコンピュータによって実行可能な命令を備える、コンピュータによって実行可能な命令製品。
本出願は、2018年6月22日出願の英国特許出願番号1810340.8に基づく優先権の利益を主張する。この開示の内容は、全てここに含めておく。

Claims (10)

  1. 分散型基地局装置のCU-CP(Central Unit for Control Plane:中央ユニット制御プレーン)ノードにより行われる方法であって、
    CU-UP(Central Unit for User Plane:中央ユニットユーザプレーン)ノードから、ROHC(RObust Header Compression:ロバストヘッダ圧縮)を指定する情報を含むPDCP(Packet Data Convergence Protocol)構成がサポートされていないことを示す原因値を含むベアラコンテキストセットアップ失敗(bearer context setup failure)メッセージ又はベアラコンテキスト変更失敗(bearer context modification failure)メッセージを受信すること、を含む方法。
  2. 前記原因値に基づいて、異なるPDCP構成と異なるCU-UPノードのうちの少なくとも1つをUE(User Equipment:ユーザ装置)に選択することを含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記PDCP構成を示すIE(Information Element:情報要素)を含むベアラコンテキストセットアップリクエスト又はベアラコンテキスト変更リクエストを送信することを含み、
    当該ベアラコンテキストセットアップリクエスト又はベアラコンテキスト変更リクエストの送信後に、前記ベアラコンテキストセットアップ失敗メッセージ又は前記ベアラコンテキスト変更失敗メッセージの前記受信が行われる、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記原因値、無線ネットワークレイヤ原因(radio network layer cause)情報要素に含まれる、請求項1乃至3のうち何れか1項記載の方法。
  5. 分散型基地局装置のCU-UP(Central Unit for User Plane:中央ユニットユーザプレーン)ノードにより行われる方法であって、
    CU-CP(Central Unit for Control Plane:中央ユニット制御プレーン)ノードに、ROHC(RObust Header Compression:ロバストヘッダ圧縮)を指定する情報を含むPDCP(Packet Data Convergence Protocol)構成がサポートされていないことを示す原因値を含むベアラコンテキストセットアップ失敗(bearer context setup failure)メッセージ又はベアラコンテキスト変更失敗(bearer context modification failure)メッセージを提供すること、を含む方法。
  6. 前記PDCP構成を示すIE(Information Element:情報要素)を含むベアラコンテキストセットアップリクエスト又はベアラコンテキスト変更リクエストを受信することを含み、
    前記受信に応答して、前記ベアラコンテキストセットアップ失敗メッセージ又は前記ベアラコンテキスト変更失敗メッセージの前記提供が行われる、請求項5記載の方法。
  7. 前記原因値、無線ネットワークレイヤ原因情報要素に含まれる、請求項5または6記載の方法。
  8. 分散型基地局装置のCU-CP(Central Unit for Control Plane:中央ユニット制御プレーン)ノードであって、
    CU-UP(Central Unit for User Plane:中央ユニットユーザプレーン)ノードから、ROHC(RObust Header Compression:ロバストヘッダ圧縮)を指定する情報を含むPDCP(Packet Data Convergence Protocol)構成がサポートされていないことを示す原因値を含むベアラコンテキストセットアップ失敗(bearer context setup failure)メッセージ又はベアラコンテキスト変更失敗(bearer context modification failure)メッセージを受信する手段、を備えるCU-CPノード
  9. 分散型基地局装置のCU-UP(Central Unit for User Plane:中央ユニットユーザプレーン)ノードであって、
    CU-CP(Central Unit for Control Plane:中央ユニット制御プレーン)ノードに、ROHC(RObust Header Compression:ロバストヘッダ圧縮)を指定する情報を含むPDCP(Packet Data Convergence Protocol)構成がサポートされていないことを示す原因値を含むベアラコンテキストセットアップ失敗(bearer context setup failure)メッセージ又はベアラコンテキスト変更失敗(bearer context modification failure)メッセージを提供する手段、を備えるCU-UPノード
  10. 請求項8記載のCU-CPノード請求項9記載のCU-UPノードとを備える基地局装置。
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