JP5477187B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
こうしたプロセッサの処理能力向上に対するアプローチの1つとして、動作周波数の高周波数化が行われてきたが、近年、その高周波数化による性能向上にも限界が見え始めている。そのような中、消費電力を抑えながら処理能力を高める技術として、マルチコアプロセッサが注目されている。マルチコアプロセッサでは、1つのプロセッサチップの中に複数の命令処理部(コア)を実装することにより、各コアの動作に基づき複数命令の並列処理を可能としている。それにより、シングルコアプロセッサで同様に処理する場合と比較して、動作周波数を下げられるため、より低い電源電圧で動作させることができ、最終的に消費電力あたりの処理能力の向上が可能となることが既に知られている。
その対策の1つとして、コンパイラによるアプリケーションプログラムの自動並列化という方法がある。様々なアプリケーションを対象とし、アプリケーションプログラムのコンパイル時に判明する依存性などの静的な解析情報から得られるスケジューリングによる消費電力あたりの処理能力の向上の面では有用であるが、例えば特定のアプリケーションに特化したマルチコアプロセッサを用いた処理システムなどで、アプリケーションプログラムからは判明しないアプリケーションに特化した情報がある場合に、アプリケーションプログラムの各コアへの割り当て・スケジューリングを適切に行うことができないという問題があった。
本実施形態は、TDMA通信装置のアプリケーションプログラムの処理として並列化可能な処理単位毎に分割された各タスクを処理するのに特化したコアからなるマルチコアプロセッサを用いたTDMA通信装置におけるコアのスケジューリングの方法に際して、受信したビーコンパケットの内容によりタイムスロット毎の処理内容が想定されると、その処理内容に応じて実行すべきタスクも想定されることにより、タイムスロット毎に動作させるコアを選択するという特徴を有する。
図1は、本発明の実施形態に係るマルチコアプロセッサを用いたTDMA通信装置について説明する図である。
また、本実施形態によるTDMA通信装置の複数を少なくとも含み、TDMA通信装置間でビーコンパケットを送受信することにより、タイムスロットの概念を共有して装置間でのTDMA通信を行うTDMA通信システムを構成していることとする。
この同期の確立にあたっては、タイムスロットの概念が導入される前であり、またビーコンパケットの受信のみを処理内容とするため、スケジューラテーブルの参照を行うことなく、マルチコアプロセッサ300のコア301,302,303のうちビーコンパケットの受信処理に対応するコアを動作させる。さらに補足すると、送信されるビーコンパケット内にはそのビーコンパケットがどのタイムスロットを使用して送信されているかの情報が含まれ、その情報をもとにタイムスロットによる時間の基準を確立することができる。
図4の例で説明すると、現タイムスロットがタイムスロット4の場合、TDMA通信回路部200のスケジューラ210は、スケジューラテーブルより現タイムスロットの処理内容をタイプCのパケットの送信に関するものだと把握し、その処理内容に応じたタスクを予め割り当てられたコアであるコア0、コア2を動作させるコアとして選択する。そして、次のタイムスロット5になった場合は、同様にそのタイムスロット5についてスケジューラテーブルの処理内容を参照し、動作させるコアとしてコア0、コア1、コア2を選択する。
このようにして、タイムスロット毎にそのタイムスロットでの処理内容を実行するのに適切なコアを選択する。
このようなTDMA通信装置のアプリケーションプログラムの処理として並列化可能な処理単位毎に分割された各タスクを処理するのに特化したコアからなるマルチコアプロセッサを用いたTDMA通信装置では、受信したビーコンパケットを介してタイムスロット毎の処理内容が想定されると、その処理内容に応じて実行すべきタスクも想定されることによりタイムスロット毎に動作させるコアの選択が可能となっている。
このため、TDMA通信装置に特化したマルチコアプロセッサを用いるTDMA通信装置において、TDMA通信装置に特化したコアのスケジューリングを適切に行うことができる。
こうして次タイムスロットの開始時刻までの間にクロックの安定化時間を確保することにより、TDMA通信装置を正常に動作させることができる。
こうして次タイムスロットの開始時刻までの間に電源電圧の安定化時間を確保することにより、TDMA通信装置を正常に動作させることができる。
200 TDMA通信回路部
210 スケジューラ
300 マルチコアプロセッサ
301,302,303 コア
400 リソース部
410 クロック供給部
420 電源電圧供給部
Claims (6)
- 複数のコアを有するマルチコアプロセッサを備え、時分割多重接続方式により通信を行う通信装置であって、
時分割されたタイムスロット毎の処理内容を格納するスケジューラテーブルと、
時分割された各タイムスロットに対して、前記スケジューラテーブルに基づいて、該タイムスロットで実行すべきタスクが割り当てられているコアを該タイムスロットにおける動作コアとして選択する選択手段と、を備えたことを特徴とする通信装置。 - 前記マルチコアプロセッサの各コアに対するクロックの供給を制御するクロック供給制御手段を備え、
前記クロック供給制御手段は、前記選択手段による選択結果に基づいて各コアへのクロック供給を制御することを特徴とする請求項1記載の通信装置。 - 前記クロック供給制御手段は、前記選択手段により動作させるコアとして選択されずクロックの供給が停止中であり、かつ前記選択手段により次のタイムスロットで動作させるコアとして選択されているコアに対して、次のタイムスロットの開始時刻よりもクロックを安定化させるために予め設定された時間だけ前に、該コアへのクロック供給を開始させることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
- 前記マルチコアプロセッサの各コアに対する電源供給を制御する電源供給制御手段を備え、
前記電源供給制御手段は、前記選択手段による選択結果に基づいて各コアへの電源供給を制御することを特徴とする請求項1記載の通信装置。 - 前記電源供給制御手段は、前記選択手段により動作させるコアとして選択されず電源の供給が停止中であり、かつ前記選択手段により次のタイムスロットで動作させるコアとして選択されているコアに対して、次のタイムスロットの開始時刻よりも電源電圧を安定化させるために予め設定された時間だけ前に、該コアへの電源供給を開始させることを特徴とする請求項4記載の通信装置。
- 時分割多重接続方式により通信を行う他の通信装置からのビーコンパケットを受信した場合、該受信されたビーコンパケットの内容に基づいて前記スケジューラテーブルを更新する更新手段を備えたことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の通信装置。
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JP2010139574A JP5477187B2 (ja) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | 通信装置 |
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JP2012003606A5 JP2012003606A5 (ja) | 2013-05-16 |
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