JP5476569B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波画像を処理して、観察者に診断をしやすい画像を提供するための画像処理装置及び方法に関する。
近年、不安定狭心症ならびに急性心筋梗塞の原因となる、冠動脈内の不安定プラーク検出方法の開発が行われている。このような不安定プラーク検出方法の一つとして、不安定プラークにおいては新生血管の増殖があることを利用し、コントラストエコー用造影剤を冠動脈内に注入し、プラークの濃染を見る方法が提唱されている。
特表2006−549672号公報
しかしながら、実際にこの方法で不安定プラークを検出しようとすると、血管内超音波装置による画像では、プラークの濃染による画像変化がわずかであることから、観察者がこれを肉眼で観察し、プラークの存否を判定することが困難であった。
画像間の変化を抽出する画像処理の手法としては、差分画像を生成することが考えられるが、血管が拍動の影響を受けることで、単純に差分画像を生成しても、観察者がこれを見て解析し、診断することは困難である。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、観察者が、不安定プラークの検出を容易に行えるように超音波画像を加工する画像処理装置及び方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
血管の超音波撮影を行うことで取得された画像フレーム群を取得する取得手段と、
前記画像フレーム群における画像の変化に基づいて被検者の拍動を検出し、前記画像フレーム群の前記拍動による影響がない期間とその出現する周期とを推定する推定手段と、
前記推定手段により推定された期間のうちの一つの期間の画像に基づいて高周波成分が除去された参照高周波成分除去画像と前記一つの期間中の標準偏差成分で構成される参照標準偏差画像を生成する第1生成手段と、
前記推定手段により推定された期間のうちの前記一つの期間とは異なる他の期間の画像に基づいて高周波成分が除去された比較高周波成分除去画像と前記他の期間中の標準偏差成分で構成される比較標準偏差画像を生成する第2生成手段と、
前記参照高周波成分除去画像と前記比較高周波成分除去画像との差分画像を算出し、前記参照標準偏差画像と前記比較標準偏差画像と前記差分画像とに基づいて濃淡判定画像を生成する算出手段と、
前記濃淡判定画像を表示する表示手段とを備える。
本発明によれば、観察者が、不安定プラークの検出を容易に行えるように超音波画像を加工する画像処理装置及び方法が提供される。
血管内超音波診断装置の外観構成を示す図である。 血管内超音波診断装置の機能構成を示す図である。 カテーテル部の構成を示す図である。 実施形態による超音波画像処理に係る機能構成を説明する図である。 差分解析処理を示すフローチャートである。 心拍検出処理による、抽出フレーム特定処理を示すフローチャートである。 FFT処理結果の一例を示す図である。 差分画像及び着色画像の生成を説明する図である。 着色結果を表示する画面の一例を示す図である。 ROIの指定と差分値のグラフ表示例を示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、実施形態にかかる血管内超音波診断装置100(IVUS:intravascularultrasound)の外観構成を示す図である。図1に示すように、血管内超音波診断装置100は、カテーテル部101と、スキャナ/プルバック部102と、操作制御装置103とを備え、スキャナ/プルバック部102と操作制御装置103とは、信号線104により接続されている。カテーテル部101は、直接血管内に挿入され、超音波振動子(不図示)を用いて血管内部の状態を測定する。スキャナ/プルバック部102は、カテーテル部101内の超音波振動子のラジアル動作を規定する。操作制御装置103は、血管内超音波診断を行うにあたり、各種設定値を入力するための機能や、測定により得られたデータを処理し、断面画像として表示するための機能を備える。
操作制御装置103において、111は本体制御部であり、測定により得られたデータを処理したり、処理結果を出力する。111−1はプリンタ/DVDレコーダであり、本体制御部111における処理結果を印刷したり、データとして記憶したりする。112は操作パネルであり、ユーザは該操作パネル112を介して、各種設定値の入力を行う。113はLCDモニタであり、本体制御部111における処理結果を表示する。
図2は、図1に示した血管内超音波診断装置100の超音波撮影に係る機能構成を示す図である。カテーテル部101は、先端内部に超音波振動子ユニット201を備えており、超音波振動子ユニット201は、カテーテル部101の先端が血管内に挿入された状態で、超音波信号送受信器221より送信されたパルス波に基づいて、超音波を血管の断面方向に送信するとともに、その反射信号(エコー)を受信し、コネクタ部202及びロータリジョイント211を介して超音波エコー信号として超音波信号送受信器221に送信する。
スキャナ/プルバック部102は、ロータリジョイント211、回転駆動装置212、直線駆動装置215を備える。カテーテル部101内の超音波振動子ユニット201は、非回転部と回転部との間を結合するロータリジョイント211により回動自在に取り付けられており、ラジアル走査モータ213により回転駆動される。超音波振動子ユニット201が血管内を円周方向に回動することで、血管内の所定の位置における断面画像の生成に必要な超音波エコー信号を検出することができる。
なお、ラジアル走査モータ213の動作は信号処理部225からモータ制御回路226を介して送信された制御信号に基づいて制御される。また、ラジアル走査モータの回転角度は、エンコーダ部214により検出される。エンコーダ部214において出力される出力パルスは、信号処理部225に入力され、表示用の信号の読み出しのタイミングに利用される。
スキャナ/プルバック部102は、更に、直線駆動装置215を備え、信号処理部225からの指示に基づいて、カテーテル部101の挿入方向(体腔内の末梢方向およびその反対方向)の動作(軸方向移動)を規定している。軸方向移動は、信号処理部225からの制御信号に基づいて、直線駆動モータ216が動作することにより実現される。また、軸方向移動の動作方向(体腔内の末梢方向またはその反対方向(手元方向))は、移動方向検出器217により検出され、検出結果は信号処理部225に入力される。
なお、ラジアル走査モータ213と直線駆動モータ216とは着脱可能に接続されていても、一体的に構成されていてもよい。また、直線駆動モータ216による軸方向移動は、ボールネジ等により実現することができる。また、移動方向検出器217は、例えば直線駆動モータ216にエンコーダを取り付けることにより実現できる。すなわち、直線駆動モータ216の回転方向を検出することにより軸方向移動の動作方向を検出することができる。
超音波信号送受信器221は、送信回路と受信回路とを備える(不図示)。送信回路は、信号処理部225から送信された制御信号に基づいて、カテーテル部101内の超音波振動子ユニット201に対してパルス波を送信する。また、超音波信号送受信器221内の受信回路は、カテーテル部101内の超音波振動子ユニット201より超音波信号を受信する。受信された超音波信号はアンプ222により増幅される。
更に、A/D変換器224では、アンプ222より出力された超音波信号をサンプリングして、1ラインのデジタルデータ(超音波エコーデータ)を生成する。A/D変換部224にて生成されたライン単位の超音波エコーデータは信号処理部225に入力される。信号処理部225では、超音波エコーデータを検波して、血管内の各位置での断面画像を形成し、所定のフレームレートでLCDモニタ227に出力する。なお、A/D変換部224にて生成されたライン単位の超音波エコーデータとは、各方向の振動子ユニット201からの距離に対する信号強度を示すラインデータである。そして、全方向に対応するラインデータの集合(B-mode画像(極座標系のデータ))を1フレームのデータとし、これをXY座標系に変換することにより、観察者による観察が可能な断面画像が得られる。また、A/D変換部224からのラインデータは、フレームを単位としてデータ格納部228に格納される。したがって、信号処理部225はフレームを単位としてラインデータの集合をデータ格納部228から取得することができる。
次にカテーテル部101の全体構成について図3を用いて説明する。図3に示すように、カテーテル部101は、血管内に挿入される長尺のカテーテルシース301と、ユーザが操作するために血管内に挿入されずユーザの手元側に配置されるコネクタ302により構成される。シースの先端には、ガイドワイヤルーメン303が形成されており、カテーテルシース301は、ガイドワイヤルーメン303との接続部からコネクタ302との接続部にかけて連続する管腔として形成されている。
コネクタ302は、カテーテルシース301の基端に一体化して構成されたシースコネクタ302aと駆動シャフトの基端に設けられ、駆動シャフトを回転可能に保持するよう構成された駆動シャフトコネクタ302bとからなる。シースコネクタ302aとカテーテルシース301の境界部には、耐キンクプロテクタ311が設けられている。これにより所定の剛性が保たれ、急激な変化による折れ曲がり(キンク)を防止することができる。また、駆動シャフトコネクタ302bには、カテーテルシース301の管腔内全体を超音波に対して造影作用を有する液体で満たすため、シリンジ(不図示)等の取り付けが可能な注入ポート312が備えられている。駆動シャフトコネクタ302bの基端は、スキャナ/プルバック部102と接続可能に構成されている。
図4は、血管内超音波診断装置100が本実施形態による画像処理を実現するための機能構成を示すブロック図である。また、図5は本実施形態による画像処理を説明するフローチャートである。信号処理部225は、たとえば不図示のCPU、ROM、RAMを有し、ROMに格納されたプログラムを実行することにより図4、図5に示す各機能や処理を実現する。なお、信号処理部225において、それら機能の一部或いは全てが、専用のハードウエア回路により実現されても良い。以下、図4、図5を参照して、本実施形態による画像処理について説明する。
本実施形態では、超音波に対して造影作用を有する液体(以下、造影剤)の投入前後の、血管の動きの少ない所定期間(所定フレーム数)のフレーム群から高周波成分を除去した高周波成分除去画像を求め、これを利用して差分画像を生成する。まず、ステップS501において、抽出開始位置決定部403は、血管の動きの少ない期間から所定数のフレーム群を抽出するための、フレーム群の抽出開始位置を決定する。この処理について更に詳細に説明する。
上述したように、データ格納部228は、A/D変換器224から出力されるラインデータの集合であるフレーム(B-mode画像(極座標系のデータ))を単位として格納する。ここで、A/D変換器224から出力されるラインデータは、被検者の血管内の同位置で(プルバックは行わずに)取得された複数フレームの血管内断層像を形成するものである。フレーム取得部401は、データ格納部228に格納されたフレーム単位のラインデータの集合を取得する。心拍解析部402は、フレーム取得部401が取得した複数フレームにわたるラインデータを解析して当該被検者の心拍周期(血管の拍動の周期)を決定する。この処理については図6のフローチャート及び図7により後述する。抽出開始位置決定部403は、心拍解析部402で決定された心拍周期に基づいて、差分画像作成のために使用するフレーム群を抽出するための抽出開始位置を決定する。ここで、抽出開始位置は、心拍周期の間隔で所定数のフレームからなるフレーム群を抽出する際の、各フレーム群の先頭フレームの位置を示すものである。
以下、心拍解析部402および抽出開始位置決定部403による、IVUSにより取得した画像から自動的に心拍周期およびフレームの抽出開始位置を決定する処理を図6、図7を参照して説明する。本実施形態による画像処理では、血管のそのものの動きができるだけ除去された状態で差分を取ることが必要である。一般に、血管は心拍と同期して伸縮を繰り返しているため、血管の動きはある程度周期的になる。このような心拍の周期は、たとえば、心電図(ECG)のデータを解析することで取得できる。しかしながら、本実施形態では、心拍解析部402は、IVUSにより取得された画像(ラインデータ)を利用して心拍の周期を求めるようにし、心電図計測装置等を不要とする。
血管の動きの激しさは、画像の各画素の変化量となって現れる。IVUS画像をみると、各画素の変化量は血管の収縮時期が最も大きいことがわかる。そこで、ステップS601、S602において、心拍解析部402は、データ格納部228に格納された所定数のフレーム、もしくは全てのフレームに対して、隣接するフレーム間の画素の差分値の総和を算出する。そして、ステップS603において、心拍解析部402は、それら差分値の総和を時系列に並べる。図7の(a)に、連続する2500フレームについて取得された差分値の総和を時系列に並べた例を示す。
次に、ステップS604において、心拍解析部402は、ステップS603までで生成したデータ(図7の(a))に高速フーリエ変換(FTT)を施し、画像の動きの周波数を求める。ステップS604の処理の結果の例を図7の(b)に示す。ステップS605において、心拍解析部402は、ステップS604で求めたデータから、拍動の周期を決定する。すなわち、心拍解析部402は、図7の(b)において、最も高いピーク値を有するピーク部分701の周波数を求め、これを血管の動き(拍動)の周波数fH(本例では、fH=0.908Hz)に決定する。
次に、ステップS606において、心拍解析部402は、拍動の周波数に対応したフレーム数を、以下の(1)式により算出する。
ここで、N(m)は拍動の周期に対応するフレーム数であり、mは血管の動きの回数(拍動数)であり、fHは上述した血管の動きの周波数であり、fpsはIVUS画像のフレームレート(フレーム/秒)である。なお、本実施形態では、IVUS画像のフレームレートを30fpsとする。ここで、m=1の場合、拍動の1周期内のフレーム数N(1)=33(fH=0.908)となる。
ステップS607において、抽出開始位置決定部402は、以上の結果からフレーム群の抽出開始位置を以下の(2)式により決定する。
ここで、Nstartは、フレーム群の抽出開始位置を、kN(1)は血管の動きのピークから終了までのフレーム数を示し、kは0〜1までの有利数である。(2)式においては、拍動の周期であるN(1)フレーム(33フレーム)毎に訪れる収縮のピークからkN(1)フレーム後を抽出開始位置Nstartとしている。
0は解析を開始するフレーム数を表す。n0は、ユーザが実際に解析を行うIVUS画像を見て決定することもできるが、本実施形態では、以下の方法で自動的にn0を求め、よりユーザの負担を低減している。すなわち、図7の(a)に示したように時系列に並んだ差分値の総和データに対して、時間0からN(1)/fps以上の一定時間までにおけるピーク値を求め、その時間に対応したフレーム数をn0とする。このような方法によれば、n0を決定するに際して、心電図等の信号をモニタする必要もなくなる。n0は以下の(3)式により表すことができる。
ただし、t≧N(1)/fpsであり、xtは時刻tにおける差分値の総和データの値である。通常、この段階ではN(1)は不明であるため、予想されるN(1)よりも十分大きな値として設定する。N(1)は人の1心拍に対するフレーム数であるため、正常な心拍数が60〜90回/秒であることを考慮すると、その3倍から5倍の値、すなわち180〜300程度の値を取ればよい。本実施形態では、300とし、t=300/30=10としている。
以下、上記処理により取得されるfps、fH、k、n0の例を示す。
なお、上記表1の内容をLCDモニタ113に表示させ、kの値等をユーザが設定、変更できるようにしても良い。また、n0を自動的決定する方法としては、たとえば、心電図の波形データ(心電図のP,Q、R波の少なくともいずれか)を監視することでn0に該当する位置(例えば血管が最も収縮するタイミング)を算出することも可能である。
以上のようにして、心拍解析部402、抽出開始位置決定部403により、抽出するべき各フレーム群の先頭フレームが決定される。図5に戻り、ステップS502,S503において、処理画像生成部404は抽出開始位置決定部403により決定されたNstartで示される抽出開始位置から所定数の連続するフレームからなるフレーム群を抽出し、これらを用いて高周波成分除去画像と標準偏差画像を生成する。なお、処理画像生成部404は、造影剤が注入されていない状態における血管の超音波撮影により得られたフレーム群を参照フレーム群とし、参照フレーム群の画像から高周波成分除去画像と標準偏差画像を生成する。参照フレーム群の画像から生成した高周波成分除去画像と標準偏差画像をそれぞれ参照高周波成分除去画像、参照標準偏差画像と称し、これらは参照画像格納部405に保持される。また、造影剤が注入された状態を含む期間から抽出されたフレーム群を比較フレーム群とし、比較フレーム群の画像を用いて高周波成分除去画像と標準偏差画像を生成する。比較フレーム群の画像から生成した高周波成分除去画像と標準偏差画像をそれぞれ比較高周波成分除去画像、比較標準偏差画像と称し、これらは比較画像格納部406に保持される。なお、参照高周波成分除去画像と参照標準偏差画像は1つずつあればよく、1つのフレーム群から生成しておけばよい。これに対して、比較高周波成分除去画像と比較標準偏差画像は、造影剤が注入された状態を含む期間にわたる複数箇所から抽出されたフレーム群を用いて、複数組生成される。
以下、処理画像生成部404による高周波成分除去画像と標準偏差画像の生成について説明する。まず、処理のために抽出開始位置から抽出されるべきフレームの数を設定する。このフレーム数は、ユーザにより所定のユーザインターフェースを用いて設定できるようにしても良い。但し、使用するフレーム数が少なすぎると高周波成分の除去が困難になり、また多すぎると必要以上にスムージングされて良好な結果が得られなくなる。本実施形態では10フレームとする。但し、抽出開始位置から抽出すべきフレームの数は、これに限られるものではない。また、脈の速い人や遅い人がいることから、(1)式で求めたN(m)に基づいて抽出するフレーム数を決定するようにしても良い。例えば、N(m)の所定割合を抽出するフレーム数として設定するようにしても良い。
フレーム取得部401により得られるデータは1フレームがラインデータの集まりとして構成された画像(Bモード画像)である。処理画像生成部404は、抽出開始位置決定部403が決定した抽出開始位置Nstartから抽出したフレーム群の所定数のフレームから、以下の(4)式により高周波成分除去画像を、(5)式により標準偏差画像を生成する。なお、画像から高周波成分を除去するには一般にローパスフィルタが用いられ、そのようなローパスフィルタとしては、加算平均処理、FIRフィルタ、IIRフィルタなどが挙げられるが、本実施形態では(4)式に示すように、ローパスフィルタとして加算平均処理を用いている。
上記の(4)式、(5)式において、yijは高周波成分除去画像のi行j列における画素の輝度値を示し、xij kはkフレーム目のi行j列ピクセル目の輝度値を示し、nは加算フレーム数、すなわち1つのフレーム群を構成するフレームの数(本例ではn=10)である。また、sdijは標準偏差画像のi行j列における画素の値(標準偏差)である。さらに、ndは群遅延量と呼ばれる量であり、フィルタをかけることで発生する位相ずれの度合である。群遅延量ndは一般的に以下の(6)式で表わされる。
また、本実施形態では加算平均フィルタを用いるため、群遅延量ndは以下の(7)式で表わされる。
ここでTAPはフィルタの次数である。
次に、ステップS504において、差分画像生成部407は、上記ステップS503で求めた参照高周波成分除去画像と比較高周波成分除去画像の差分画像Iを以下の(8)式により算出する。
ここで、yij imgは比較高周波成分除去画像の各画素の輝度値を、yij refは参照高周波成分除去画像の各画素の輝度値を、Iijは差分画像Iの各画素の輝度値を表す。この差分画像Iを用いても血管の拍動が除去された状態で、プラークにおける新生血管の濃染をみることができるが、本実施形態では、更に適切に新生血管を抽出できるようにするべく、標準偏差を利用して血管の拍動や回転による影響を除去した良好な画像を得る。
超音波に対して高輝度な造影を提供する造影剤を使用した場合、そのような造影剤が注入された部分は高輝度になる。よって、造影剤の注入のみを検出するためにyij img−yij ref>0のみの変化を差分値として採用する。ただし、ヨード造影剤やリンゲル液といったような、超音波に対して低輝度な造影を提供する造影剤を使用した場合、そのような造影剤が注入された領域は一般的に輝度が下がるため、差分値として以下の(9)式を用いても良い。
ステップS505において、濃淡判定部408は、参照標準偏差画像と比較標準偏差画像の和(加算標準偏差画像)をステップS504で得られた差分画像Iから減算し、画素値が負の画素はその画素値を0とすることで濃淡判定画像を生成する。この処理を(10)式に示す。
ここで、sdij refは参照用のフレーム群における各画素の標準偏差を、sdij imgは比較用のフレーム群における各画素の標準偏差を示す。Pijは、濃淡判定画像のi行j列の画素値を示す。また、(10)式のgは標準偏差を作用させる重みを表す係数である。
次に、ステップS506において、カラーリング部409は、濃淡判定結果のPijに対してカラーリングを行い、着色画像を得る。例えば、赤、緑、青の3種類の色分けを行う場合には、それぞれぞれの閾値をPr、Pg、Pb(Pr>Pg>Pb)とすると、以下のように各画素の色が決定される。なお、Pij≦Pbの画素は画素値を0とする。
(1)Pij>Prのとき、当該画素を赤にする。
(2)Pr≧Pij>Pgのとき、当該画素を緑にする。
(3)Pg≧Pij>Pbのとき、当該画素を青にする。
続いて、画像表示部410は、カラーリング部409によって得られた着色画像を、差分画像の生成に使用した比較高周波成分除去画像にオーバーレイさせ、これをxy座標による2次元の画像に変換して、オーバーレイ画像として表示する。なお、オーバーレイにおいては、着色画像のうち画素値が0の部分は比較高周波成分除去画像の画素値がそのまま用いられ、画素値が赤、緑、青のいずれかであれば、当該画素値で比較高周波成分除去画像の画素値が置き換えられる。オーバーレイ画像の表示の詳細については、図9、図10により後述する。
続いて、ステップS507において、画像表示部410は、次に表示すべきオーバーレイ画像があるか否かを判定する。たとえば、図9に示すように複数枚のオーバーレイ画像を表示する場合には、少なくとも表示枚数に対応する回数だけS503〜S506の処理を繰り返す必要がある。次に表示すべきオーバーレイ画像があると判定された場合、処理はステップS508に進み、抽出開始位置決定部403で決定された次のフレーム群の抽出開始位置から抽出されたフレーム群を比較フレーム群として、上述したステップS503〜S506の処理を繰り返す。なお、図5のフローでは、オーバーレイ画像を生成するごとに、次の抽出位置からフレーム群を取得している(S508)。しかしながら、これに限られるものではなく、たとえば、あらかじめ必要な比較フレーム群を抽出して、それぞれの比較高周波成分除去画像と比較標準偏差画像を算出しておくようにしてもよいことは明らかである。
図8は、上述した処理、すなわち、フレーム群の抽出から濃淡判定画像を取得するまでの概要を示す図である。抽出開始位置決定部403によって決定された各抽出位置Nstartから所定枚数(本例では10枚)のフレームからなるフレーム群800,810,820、…が抽出される。ここで、フレーム群800は、造影剤が注入されていない状態においてIVUSにより取得された血管断層像群であり、処理画像生成部404はフレーム群800から参照高周波成分除去画像801と参照標準偏差画像802を生成する。また、フレーム群810,820は、撮影対象の血管部分において造影剤が注入された状態となっている期間においてIVUSにより取得された血管断層像群である。フレーム群810からは比較高周波成分除去画像811と比較標準偏差画像812が生成され、フレーム群820からは比較高周波成分除去画像821と比較標準偏差画像822が生成される。なお、図8では、参照高周波成分除去画像を生成するフレーム群800の取得タイミングを比較高周波成分除去画像を生成するフレーム群810,820,…の取得タイミングよりも前、すなわち造影剤注入前としているがこれに限られるものではない。参照高周波成分除去画像や参照標準偏差画像を生成するためのフレーム群は、造影剤注入から十分な時間を経過した後のタイミングで抽出されてもかまわない。
処理画像生成部404はこれらフレーム群810,820からそれぞれ比較高周波成分除去画像811,821と比較標準偏差画像812,822を生成する。減算処理部861は(10)式にしたがって参照高周波成分除去画像801と比較高周波成分除去画像811の差分を計算し、これにより差分画像831が得られる。また、加算処理部862は、参照標準偏差画像802と比較標準偏差画像812の和を計算し、加算標準偏差画像832を生成する。さらに、減算処理部863は、(10)式に示すように、差分画像831と加算標準偏差画像832の差分を計算し、濃淡判定画像841を生成する。そして、濃淡判定画像841をカラーリングして着色画像を取得し、取得した着色画像と比較高周波成分除去画像811とをオーバーレイすることにより、オーバーレイ画像851が生成される。
図9は本実施形態によるオーバーレイ画像の表示例を示す図である。本実施形態では、9枚のオーバーレイ画像が表示可能であり、造影剤を注入後の何拍目から表示させるかを指定する表示開始位置指定部901と、表示するオーバーレイ画像の間隔拍数指定部902を有する。図示の例では、表示開始位置はつまみ901aを移動することにより決定される。或いは、各フレーム群の先頭の画像を順次表示し、所望の画像をユーザが選択することにより、当該画像を先頭とするフレーム群を表示開始位置とするようにしても良い。また、表示間隔拍数指定部902で指定された表示間隔拍数で、オーバーレイ画像が表示される。すなわち、ステップS508で次の抽出開始位置Nstartを決定する際に、(2)式で用いるmの値を表示間隔拍数指定部902で指定された拍数ずつ増やす。図示の例では、表示間隔拍数として「10」が指定されているので、画像表示領域910の(1)にm拍目のフレーム群から得られたオーバーレイ画像が表示されているとすると、(2)にはm+10拍目のフレーム群から得られたオーバーレイ画像が表示されることになる。
また、標準偏差係数指定部903では、つまみ904を移動することにより、標準偏差を作用させる重み((10)式のgの値)を変えることができる。つまみ904が移動されてgの値が変更されると、上述したステップS505の処理が変更後のgを用いて実行され、ステップS506の処理により、オーバーレイ画像が生成される。なお、差分画像〜オーバーレイ画像の生成は、表示中の拍数のものについてのみ行えばよい。また、閾値設定部906により、ユーザはカラーリング時の閾値(Pr、Pg、Pb)を指定することができる。
マウス或いはタッチパネル等の操作により、画像表示領域910から所望の画像を選択すると、選択状態を示す枠911が表示される。図9の例では、5番目のオーバーレイ画像が選択されている。この状態でROI指定ボタン905をクリックすると、図10に示す、ROI指定画面へ移行する。画像表示領域1001には、ROI指定ボタン905をクリックした時点で選択されていたオーバーレイ画像が表示される。このオーバーレイ画像中で、枠1002が設定されると、枠1002で示される領域がROIとして認識される。そして、対応する濃淡判定画像のROI内における差分値(Pij)のヒストグラムを作成し、ヒストグラム表示領域1011に表示する。また、上述したカラーリングの結果から、R,G,Bにカラーリングされた画素数のヒストグラムを生成し、ヒストグラム表示領域1012に表示する。なお、1013〜1015は、閾値指定部906で指定されている閾値(Pr、Pg、Pb)を示している。
以上のように、ROIを指定した状態で、時系列表示ボタン1017をクリックすると、図9に示した画面に戻る。この場合、ROI領域内においてカラーリング画像の各色の画素数が占める割合が、(1)〜(9)に表示されたカラーリング画像ごとに算出され、912に示すように表示される(本例では、R(赤)、G(緑)、B(青)の各画素のROIにおける割合、すなわち、「Rの画素数/ROIの画素数」、「Gの画素数/ROIの画素数」、「Bの画素数/ROIの画素数」である)。なお、ROIは矩形領域に限られるものではなく、ユーザ操作により指定された複数のポイントをスプライン曲線や直線補間によって接続して得られる閉領域であっても良い。また、このとき(1)〜(9)の各画像にROIを示す枠を表示してもよい。
なお、本実施形態では、上記ステップS501〜S506までの処理は、処理演算量の低減のためにAラインデータの集まり(Bモード)である極座標系でのデータに対して行っているが、XY座標系へ変換したデータを用いて上述したステップS501〜S506の各処理を行えることはいうまでもない。また、S501における拍動の周波数を決定する処理にAラインデータを用い、高周波成分除去画像と標準偏差画像の生成時にXY座標系の変換を行うというように、どの処理でラインデータを用い、どの処理でxy座標に変換された画像を用いるかは、当業者が適宜選択できるものである。また、体表超音波により取得された画像に適用することも可能である。
また、本実施形態の抽出開始位置決定部403では、IVUSにより取得された画像から拍動を検出し、当該拍動による影響がない期間を推定し、所定数のフレームからなるフレーム群を抽出するための位置を決定した。この手法によれば、IVUSにより取得された画像からフレーム群の抽出位置を決定できるという利点がある。しかしながら、上述したように、フレーム群の抽出位置の決定方法はこれに限られるものではなく、心電図装置などの他の装置を用いて行うこともできる。この場合、本体制御部111は心電図装置を接続するためのインターフェースを有し、IVUSから取得される各フレームの画像と、心電図装置から取得される心電図データを時刻により対応付けてデータ格納部228に格納する。そして、心電図データを解析して、拍動による影響が少ない期間を特定し、フレーム群の抽出開始位置を決定する。そして、処理画像生成部404は、心電図データにおいて決定された抽出開始位置に対応する時刻と一致するフレームを先頭とする所定数のフレームからなるフレーム群をデータ格納部228から取得する。
以上のように、上記実施形態によれば、不安定プラークにおいて増殖する新生血管を造影剤により撮影する場合に、プラークによる(新生血管の)濃染を明瞭に示す画像を生成することができる。特に、上記実施形態では、拍動による血管の動きが無いと推定される期間から抽出したフレーム群の画像の高周波成分除去画像から得られる各画素の差分値に、当該フレーム群の画像から得られる各画素の標準偏差を作用させている。これにより、心電図装置等を用いることなく、血管の拍動による動きや回転による動きを効果的に取り除くことができる。そのため、造影剤によるプラークの濃染をみて不安定プラークを検出することが容易となる。

Claims (12)

  1. 血管の超音波撮影を行うことで取得された画像フレーム群を取得する取得手段と、
    前記画像フレーム群における画像の変化に基づいて被検者の拍動を検出し、前記画像フレーム群の前記拍動による影響がない期間とその出現する周期とを推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された期間のうちの一つの期間の画像に基づいて高周波成分が除去された参照高周波成分除去画像と前記一つの期間中の標準偏差成分で構成される参照標準偏差画像を生成する第1生成手段と、
    前記推定手段により推定された期間のうちの前記一つの期間とは異なる他の期間の画像に基づいて高周波成分が除去された比較高周波成分除去画像と前記他の期間中の標準偏差成分で構成される比較標準偏差画像を生成する第2生成手段と、
    前記参照高周波成分除去画像と前記比較高周波成分除去画像との差分画像を算出し、前記参照標準偏差画像と前記比較標準偏差画像と前記差分画像とに基づいて濃淡判定画像を生成する算出手段と、
    前記濃淡判定画像を表示する表示手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記一つの期間から所定数のフレームからなる第1のフレーム群を抽出し、前記第1のフレーム群の画像について各画素の標準偏差を算出して参照標準偏差画像を生成し、前記他の期間から所定数のフレームからなる第2のフレーム群を抽出し、前記第2のフレーム群の画像について各画素の標準偏差を算出して比較標準偏差画像を生成する第3生成手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記参照高周波成分除去画像と前記比較高周波成分除去画像との差分画像から、前記参照標準偏差画像と前記比較標準偏差画像の和を減算して濃淡判定画像を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記参照高周波成分除去画像は前記第1のフレーム群の画像の各画素を加算平均して得られた画像であり、前記比較高周波成分除去画像は前記第2のフレーム群の各画素を加算平均して得られた画像であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記推定手段は、
    前記画像フレーム群の隣接するフレーム間の差分値の総和を時系列に並べ、周波数領域の情報へ変換し、該周波数領域の情報からピークに対応する周波数を検出することで拍動の周期を推定し、決定された拍動の周期に基づいて前記画像フレーム群の前記拍動による影響がない前記期間とその周期を推定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記推定手段は、前記画像フレーム群の隣接するフレーム間の差分値の総和を時系列に並べた場合に出現するピーク位置に基づいて前記期間の開始位置を推定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記所定数は、検出された前記被検者の拍動の周期に基づいて設定されることを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  7. 前記表示手段は、前記濃淡判定画像の各画素に、画素値に対応する色を割り当てて着色画像を生成し、前記着色画像を前記比較高周波成分除去画像にオーバーレイすることにより得られたオーバーレイ画像を表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記第2生成手段は、複数の位置から第2のフレーム群を抽出して複数の比較高周波成分除去画像を生成し、
    前記複数の高周波成分除去画像の各々についてオーバーレイ画像が表示されることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. ユーザ操作によりオーバーレイ画像において領域を設定する設定手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記濃淡判定画像または前記着色画像の前記領域内の画素値のヒストグラムを生成し表示することを特徴とする請求項7または8に記載の画像処理装置。
  10. ユーザ操作によりオーバーレイ画像において領域を設定する設定手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記着色画像の前記領域内に存在する色の割合を算出し、表示することを特徴とする請求項7または8に記載の画像処理装置。
  11. 前記第1のフレーム群が抽出される前記一つの位置は、超音波に対して造影作用を有する液体が注入されていない状態において取得されたフレーム群の位置であり、
    前記第2のフレーム群が抽出される前記複数の位置は、超音波に対して造影作用を有する液体が注入された状態において取得されたフレーム群の位置を含むことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  12. 血管の超音波撮影により取得された画像フレーム群を処理する画像処理装置の画像処理方法であって、
    推定手段が、前記画像フレーム群における画像の変化に基づいて被検者の拍動を検出し、前記画像フレーム群の前記拍動による影響がない期間とその出現する周期とを推定する推定工程と、
    第1生成手段が、前記推定工程により推定された期間のうちの一つの期間の画像に基づいて高周波成分が除去された参照高周波成分除去画像と前記一つの期間中の標準偏差成分で構成される参照標準偏差画像を生成する第1生成工程と、
    第2生成手段が、前記推定工程により推定された期間のうちの前記一つの期間とは異なる他の期間の画像に基づいて高周波成分が除去された比較高周波成分除去画像と前記他の期間中の標準偏差成分で構成される比較標準偏差画像を生成する第2生成工程と、
    算出手段が、前記参照高周波成分除去画像と前記比較高周波成分除去画像との差分画像を算出し、前記参照標準偏差画像と前記比較標準偏差画像を前記差分画像に適用して濃淡判定画像を生成する算出工程と、
    表示手段が、前記濃淡判定画像を表示する表示工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
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