JP5476522B2 - ボール投球装置 - Google Patents

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この発明は野球、ソフトボール、テニス等の練習補助具であって、特に野球の打撃練習で使用するボール投球装置に関する。
例えば従来からあるボール投球装置は、横回転のダブルホイール式又は縦振りのアーム式が一般的である。しかしいずれもボールに球速を与える手段として、限られた装置内にスプリング等を用いて瞬時に大きなパワーを発揮しなければならない。従って慣性や衝撃で振動が発生し且つ動力源に負担がかかる。それらはボールの発射時に発生する振動を防止する方策として、安定的に地面へ設置するには装置を重くしなければならなかった。
つまり装置が重くその可搬が困難になり、またボールを発射する動力源として家庭用電源か、屋外等で電源が無い場所ではエンジン発電機を必要とするという問題も生じる。
特開平10−113413号公報
「標準ストレートマシン製品番号SA1−SD」スナガ開発株式会 社
そこで本発明は回転体に抵抗が小さく効率の良い既製の製品を用い、これによって発生する遠心力で装置の軽量化を図り、動力源としてバッテリーを直接装置に組み込こむボール投球装置を提供するものである。
そして本発明は前記目的を達成するためリム並びにハブ軸からなるホイールを回転体とし、このホイールのハブ軸が可搬台車上のマシンフレーム軸受に支持されて観覧車状態に取り付けられ、モータによって時計方向に回転させられるものである。前記リムに近接して設けたボール供給器からホイールが回転する所定の回数に対してボール1個を、時計の針に見立てた際の時刻でおよそ9時から10時付近で供給されるボールは、リム上からアームを経由してハンドで受け入れし、ホイールの回転でボールに遠心力を与える。そしてホイールが回転する所定の回数を課した最終回転を終える直前の時計時刻11時付近で、投球アームとハンド凹部の開口面を並行にすべきハンドを丁番で回動させ、投球アームの旋回並びに撓りによってボールに加えられた遠心力で前方に発射する。
前記ホイールのリム上にはその放射線方向にほぼ沿って、短冊状の撓りを持った素材で形成した投球アーム1個を若干後方に傾斜して装着し、その先端にはカップ状で野球のボールよりも大径の凹部をもったハンドは丁番を介して組み合わされ、このハンドは発射時以外開口面がリム側と対面している。
前記リムに近接して設けたボール供給器からホイールが回転する所定の回数に対してボール1個を、時計の針に見立てた際の時刻でおよそ9時から10時付近で供給されるボールは、リム上からアームを経由してハンドで受け入れし、ホイールの回転でボールに遠心力を与える。そしてホイールが回転する所定の回数を課した最終回転を終える直前の時計時刻11時付近で、投球アームとハンド凹部の開口面を並行にすべきハンドを丁番で回動させ、投球アームの旋回並びに撓りによってボールに加えられた遠心力で前方に発射する。
前記回転中のホイールにあるリム並びに投球アーム上からボールの飛び出し防止をするリングボードが、前記ハブ軸とマシンフレーム軸受間の両側にスペーサで間隔を保ち挿入している。そして前記リングボードにはボール供給器の最下端が接する1箇所にボール大の大きさで穴が穿たれてボール供給口が設けられている。
前記のボール受け入れから発射までの1サイクルが終わると、ホイールが一回転して新たに供給されるボールを受け入れし、その後前記の運動を繰り返すことによって連続的に打撃練習ができることを特徴とする。
本発明に係るボール投球装置は自転車のホイールを回転体に用いていることで、例えば従来の縦振りアーム式と比較した場合投球アームの旋回巾は約3倍あり、しかもホイールが連続回転することで抵抗が小さく付勢し、加えて遠心力の働き等で動力の負荷が軽減できる。また回転軸の軸振れが殆どないため振動も小さく、ボールの発射が安定した投球アームの旋回が可能となる。従って装置の軽量化と部分的に分解をすればコンパクトになり足元の悪い場所でも手軽に可搬ができる効果を発揮する。
本発明のボール投球装置は特に屋外の動力源が無い河川敷グランド等では装置内に組み込んだバッテリーで運転ができる効果を発揮する。
本発明のボール投球装置の実施例を示した平面図である。 同正面図である。 同左側面図である。 同右側面図である。 図1で示した装置のA−A´線に沿った動作説明図である。 図5に連続した装置の動作説明図である。 同装置でボールを発射する直前の動作説明図である。
以下本発明の実施例を図1〜図7に示す具体例に基づいて説明する。図1で示した装置の平面図において、ボールを発射する右側が装置の前方で、左側はその後方である。
本発明による実施例を段階的に説明すると、第1段階では図1の平面図並びに図2の 正面図で示しているようにリム1とスポーク2並びにハブ軸3からなる自転車のホイール4(直径700mm)を回転体とし、このホイール4のハブ軸3が可搬台車5(巾 480mm、長さ740mm、地面よりの高さ120mm)上のマシンフレーム6軸受 に支持されて観覧車状態に装着し、その可搬台車5の下部にはキャスター7を前後して ジャッキ8が設置時の安定を計るために付設している。
次に第2段階ではホイール4のリム1上にはその放射線状方向にほぼ沿って弓状で短冊状の撓りを持った素材で形成した短冊状(巾60mm、長さ400mm)の投球アーム91個を若干後方に傾斜させ装着し、その先端にはカップ状で野球のボールより口径大(直径75mm)の凹部をもった軟質プラスチック内張りのハンド10は、ボールの発射時以外凹部の開口面がリム1側と対面して自動開閉機構付設の丁番11を介して組み合せをしている。
続いて第3段階ではリム1に近接して設けた断面樋状の螺旋型で、架台付き組み立て分解が可能なボール供給器14からホイールが回転する所定の回数に対してボールB1個を、時計の針に見立てた際の時刻でおよそ9時から10時付近(図5参照)でボール供給口15からストッパー16の制動によりボールを離脱させる。そしてリム1上から投球アーム9を経てハンド10で受け入れしホイール4の回転(図1、6参照)でボールBに遠心力を与える。そしてホイール4が回転する所定の回数、いわゆる打撃練習者の準備体制に合せて、ここでは18回転のうち最終回転を終える直前の時計時刻11時付近(図2,7参照)で、投球アーム9とハンド10凹部の開口面を並行にすべき自動開閉機構付設の丁番11でハンド10を回動させ、投球アーム9の旋回並びに撓りによってボールに加えられた遠心力で前方に発射する。
前記回転中のホイール4にあるリム1並びに投球アーム9上からボール飛び出し防止の、リングボード12a・bが組み立て分解可能に前記ハブ軸とマシンフレーム軸受間の両側に6箇所のスペーサ13a・b・c・d・e・fで間隔を保ち挿入している。そして前記リングボード12にはボール供給器14の最下端が接する1箇所に、ボールB大の大きさで正方形の穴が穿たれたボール供給口15が設けられている。またそのリングボード12aの左側上部には打撃練習者にボールBの発射を知らせるパイロットランプ17を備えている。
前記ホイール4の回転に用いるモータ18はハブ軸3の下部に設けられ、回転軸にはドライブプーリ20aが、そのハブ軸3にはテールプーリ21aをベルトで連結させ回転させると共に、練習者のレベルに合わせそのプーリによって球速の可変を可能にしている。そしてそのモータ18の下部は架台になっていて、もう一つの役目として前記モータの動力源となるバッテリーや制御回路、スイッチ等を内蔵する収納ボックス兼用の制御盤19として備えている。上記モータ18とベルトで連結したハブ軸3の反対側同軸には、ドライブプーリ20bが、その下部にある発電機の回転軸にはテールプーリ21bをベルトで連結させ、上記モータ18の回転駆動力をハブ軸3からその同軸に伝動して発電機22で電力を発生させ、バッテリーの電圧が12Vとしたら14Vまでディストリビュータで昇圧し、そのバッテリーに充電させて過度の消耗を抑制している。
図1、図2は前記第1段階から第4段階までを、実施の形態で具体例を示した平面図並びに正面図である。
図3は可搬台車5、マシンフレーム6a、キャスター7a・b、ジャッキ8a・b、リングボード12a、ボール供給器14、パイロットランプ17、モータ18、制御盤19、ドライブプーリ20a、テールプーリ21aのそれぞれを構成して実施例を示した左側面図である。
図4は図3で述べた以外のマシンフレーム6b、キャスター7c・d、リングボード
12b、ドライブプーリ20b、テールプーリ21b、発電機22のそれぞれを構成して実施例を示した右側面図である。
図5は図3、図4で述べた以外のリム1、スポーク2、ハブ軸3、ホイール4、投球アーム9、ハンド10、丁番11、スペーサ13a・b・c・d・e・f、ボール供給口15、ストッパー16のそれぞれを構成して実施例を示したA−A´ 概略断面図である。
図5でハンド10にボールB受け入れから発射までの1サイクルが終わると、ホイール4が一回転して新たに供給されるボールをハンド10が受け入れし、その後前記のサイクルを繰り返すことによって連続的に打撃練習ができる実施例を示した図1〜図7までの関連各図である。
本発明のボール投球装置は回転手段に自転車のホイールを用いて軽量化を図り、動力源としてバッテリーを直接装置内に組み込みこんだボール投球装置を提供できることによって低年齢層を含めた野球界の幅広い分野に普及する期待が持てる。
1 リム
2 スポーク
3 ハブ軸
4 ホイール
5 可搬台車
6a・b マシンフレーム
7a・b・c・d キャスター
8a・b ジャッキ
9 投球アーム
10 ハンド
11 丁番
12a・b リングボード
13a・b・c・d・e・f スペーサ
14 ボール供給器
15 ボール供給口
16 ストッパー
17 パイロットランプ
18 モータ
19 制御盤
20a・b ドライブプーリ
21a・b テールプーリ
22 発電機
B ボール

Claims (3)

  1. リムとハブ軸からなるホイールを回転体とし、このホイールのハブ軸がマシンフレームの軸受に支持されて観覧車状態に取り付けられ、モータによって時計方向に回転するものであって、
    ホイールのリム上にはその放射線方向にほぼ沿って短冊状の撓りを持った素材で形成した投球アーム1個を若干後方に傾斜して装着し、
    その先端にはカップ状で野球のボールよりも口径大の凹部をもったハンドは丁番を介して組み合わされ、そのハンドは発射時以外開口面がリム側と対面しており、
    リムに近接して設けたボール供給器からホイールが回転する所定の回数当たり1個のボールが、前記投球アームを時計の針に見立てた際の時刻でおよそ9時から10時の間で供給され、リム上からハンドで受け入れられ、かつホイールの回転によってボールには遠心力が加えられ、
    ホイールが回転する所定の回数のうち最終回転を終える直前に、投球アームとハンドの開口面と並行にするようハンドを自動開閉機構付設の丁番で回動させ、投球アームによる遠心力並びにアームの撓りによってボールを前方に発射することを特徴とするボール投球装置。
  2. 前記回転中のホイールにあるリム並びに投球アーム上からボールの飛び出し防止をするリングボードが、前記ハブ軸とマシンフレーム軸受間の両側にスペーサで間隔を保って挿入されており、
    このリングボードにはボール供給器の最下端が接する1箇所には、ボール供給口としてボールよりも大径な穴が穿たれている請求項1記載のボール投球装置。
  3. 前記ボール投球装置においてハンドのボール受け入れから発射までの1サイクルが終わると、ホイールが一回転して新たに供給されるボールを受け入れ、その後前記のサイクルを繰り返すことによって連続的に打撃練習ができることを特徴とする請求項1記載のボール投球装置。
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