JP5475587B2 - 遊技情報表示装置 - Google Patents

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本発明は、予め定められた条件が成立したことに基づいて図柄変動を開始するとともに当該図柄変動において遊技結果を表示する遊技機に対応するように設置される遊技情報表示装置に関する。
遊技機では、遊技者に有利な大当たりを発生させるか否かの大当たり抽選が行われており、大当たり抽選に当選した場合に大当たりが発生する。また、大当たり抽選が実行された場合、遊技機に設けられた液晶装置等の表示部にて図柄変動が実行され、大当たり抽選の結果が遊技者に報知されるようになっている。
また、遊技場では、遊技機の遊技内容に関する遊技情報を表示する遊技情報表示装置が遊技機ごとに設けられている。例えば特許文献1には、複数設置された遊技機に対応してそれぞれ遊技情報表示装置が設置されていることが記載されている。そして、その遊技情報表示装置にて、大当たり抽選に当選する確率が、遊技情報として遊技者に報知されることが記載されている。
特開2008−188238号公報
しかしながら、近年、遊技機にて実行される図柄変動は、遊技者の遊技意欲を高めるために多様化されている。このため、遊技者は、大当たり抽選に当選する確率だけでなく、図柄変動が実行された場合の当該図柄変動に対応した大当たり抽選に当選となる期待度を把握したいと考えていることが想定される。従って、遊技情報を遊技情報表示装置にて報知する上で未だ改善の余地がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、予め定められた条件が成立したことに基づいて図柄変動を開始するとともに当該図柄変動において遊技結果を表示する遊技機について、遊技に関する遊技情報を良好に報知し得る遊技情報表示装置を提供することにある。
本発明は、予め定められた条件が成立したことに基づいて図柄変動を開始するとともに当該図柄変動において遊技結果を表示する遊技機に対応するように設置される遊技情報表示装置であって、前記遊技機に関する情報を報知する特別演出が実行される報知手段と、前記図柄変動が開始されてから当該図柄変動の実行中に第1時間が経過した場合に、前記特別演出としての第1特別演出を実行するよう前記報知手段を制御するとともに、前記図柄変動が開始されてから当該図柄変動の実行中に前記第1時間より長い第2時間が経過した場合に、前記特別演出としての第2特別演出を実行するよう前記報知手段を制御する報知制御手段と、を備え、前記遊技機は、前記図柄変動が開始されてから当該図柄変動の実行中に前記第1時間が経過した場合よりも、前記第2時間が経過した場合の方が、遊技者に有利な遊技結果となる期待度が高いものであり、前記第2特別演出は、前記第1特別演出よりも遊技者に有利な遊技結果となる期待度が高い図柄変動に対応した演出が実行されるものであり、前記報知制御手段は、前記第1特別演出が前記報知手段にて実行されている状況において前記図柄変動が終了した後、その図柄変動が終了してから前記第1時間が経過するまでに当該第1特別演出を終了する一方、前記第2特別演出が開始された前記図柄変動が終了した後に前記第1時間が経過した状況において、前記第2特別演出の実行の中途である場合、当該第2特別演出の実行を維持するものである(請求項1)。
請求項1の発明によれば、遊技機の図柄変動の長さに応じた演出を実行することが可能となるので、図柄変動の内容(遊技情報)にリンクした演出を実行することが可能となる。この結果、例えば、図柄変動が実行された場合の大当たり期待度を遊技者に報知(教示)することが可能となり、図柄変動が実行された場合の大当たり期待度を遊技者が把握できることで、遊技者の図柄変動に対する注目度を高める効果を期待できる。
ところで、第1特別演出が開始された図柄変動が終了した場合であっても第1特別演出の実行が維持される構成を想定した場合、その図柄変動の次の図柄変動に跨って当該第1特別演出が実行され、その第1特別演出がいずれの図柄変動に対応して実行されているのかを遊技者が理解できなくなる不具合が発生することが考えられる
しかしながら、遊技機において次の図柄変動が開始されてから第1時間が経過するまでは、先の図柄変動に対応した第1特別演出が実行されているとしても、次の図柄変動に対応した第1特別演出が実行される前のタイミングであるため、その第1特別演出が先の図柄変動に対応して実行されていることを遊技者が把握可能であることが考えられる。このため、次の図柄変動における第1時間の経過までは、複数の図柄変動に跨って第1特別演出が実行されているとしても、上記不具合が発生しにくいことが想定される。そこで、上記不具合の発生しにくい期間においては複数の図柄変動に跨った第1特別演出の実行を許容することで、第1特別演出を実行可能な時間を長くすることが可能となるので、第1特別演出の実行内容の自由度を高めることが可能となる。
一方、遊技者に有利な遊技結果となる図柄変動に対応した特別演出は遊技者が把握したいと考えている特別演出であることが想定される。このため、第2特別演出は、第1特別演出に比べ、遊技者の注目度が高いものと考えられる。そこで、遊技者が把握したいと考えている第2特別演出については、その第2特別演出が開始された図柄変動が終了された後、第1時間が経過したとしても実行が維持されることで、遊技者の注目度が高い第2特別演出が中断されてしまうことを抑制できる。すなわち、上記不具合防止機能と、特別演出による情報伝達機能との両方をバランス良く得ることができる。
本発明の一実施形態における全体構成を示す概略図 図柄変動信号と特別演出との関係を示すタイムチャート 特別演出の流れを示す図(その1) 特別演出の流れを示す図(その2) 呼出ランプによる特別演出開始処理を示すフローチャート 呼出ランプによる特別演出終了処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は全体構成を示す概略図である。遊技場には多数の遊技機1が設置されており、それらの遊技機1に対応して貸出装置2、呼出ランプ3(遊技情報表示装置に相当)が設置されていると共に、管理室には管理装置4が設置されている。呼出ランプ3は、遊技機1及び貸出装置2と管理装置4とを間のデータを中継する中継手段として機能する。
遊技機1は、操作ハンドル5の操作によりパチンコ玉が盤面6に発射され、入賞口7に入賞するとセーフ玉が払出される。盤面6の中央には表示部8が設けられており、パチンコ玉が表示部8の下方に設けられている始動口9に入賞すると、表示部8に表示されている図柄が変動する。表示部8において所定時間の変動後に停止した図柄が大当たり図柄の場合は、大当たりが発生し、盤面6の下部に設けられた大入賞口10が所定の終了条件が成立するまで開閉する。これにより、遊技者は、短時間で多数のセーフ玉を獲得することができる。
また、大当たりが発生する場合にはリーチ状態を経て発生することから、リーチ状態が発生した場合は、遊技者は、大当たりが発生することを期待して遊技に熱中するようになる。リーチ状態としては、図柄変動の時間に対応してノーマルリーチ及びスーパーリーチが予め設定されており、図柄変動から約10秒(機種全体の平均)が経過した場合にノーマルリーチとなり、当該ノーマルリーチが終了することなく約30秒(機種全体の平均)が経過した場合にスーパーリーチとなる。ノーマルリーチよりもスーパーリーチの大当たり期待度(確率)が総合的にみて高く、スーパーリーチが実行された場合、ノーマルリーチの場合には表示されないキャラクタ(図3(b)上段に示すさくらんぼ)が表示されるので、スーパーリーチが発生した場合は、遊技者の大当たりの期待は一層高くなる。
遊技機側からはアウトの発生を示すアウト信号、セーフの発生を示すセーフ信号、大当たり状態であることを示す大当たり信号に加えて、図柄変動が実行されていることに対応した図柄変動信号が出力される。この図柄変動信号は、図柄変動中がハイレベル、図柄変動していないときはローレベルとなる信号である。
貸出装置2は所謂CRユニットとして構成されており、硬貨投入口11に硬貨が投入された状態、或いは固有のIDが記録されたプリペイドカードがカード挿入口12に挿入されて払出釦13が押下られた状態で、特定された有価価値に基づき貸玉を払出口14から遊技機1に払出して売上信号を送信する。情報表示部15では貸出情報を表示可能であり、各種の対応する遊技機1に関する遊技情報等も表示可能である。
呼出ランプ3は、CPUを主体とする制御装置(報知制御手段に相当)から構成されており、遊技機側からの図柄変動信号がハイレベルとなった場合は、遊技機1の図柄変動が開始したと判断し、ローレベルとなった場合は、1回の図柄変動が終了したと認識する。
さて、このように図柄変動時間に応じてリーチ、或いはスーパーリーチと変化する遊技機1のリーチ状態を呼出ランプ3にて遊技者に報知できれば、遊技者の射幸心を煽ることができる。
そこで、呼出ランプ3は、図柄変動信号がローレベルからハイレベルとなった場合は、ハイレベルとなってからの時間(図柄変動時間)を測定し、その図柄変動時間に対応して所定の演出を液晶表示部16(報知手段に相当)にて実行する。つまり、呼出ランプ3には図柄変動時間に対応した演出が予め設定されており、図柄変動時間の経過にしたがって液晶表示部16にて実行する演出を変更するようになっている。具体的には、図柄変動が開始されてから第1時間としての10秒が経過したタイミングで第1特別演出を実行し(図2(a)参照)、図柄変動が開始されてから第2時間としての30秒(第1特別演出が開始されてから20秒)が経過したタイミングで第2特別演出を実行する(図2(c)参照)。第1特別演出及び第2特別演出はそれぞれ複数設定されており、特別演出を実行する場合は、設定されている複数の特別演出からいずれかの特別演出を選択して実行する。この場合、複数設定されている第1特別演出のいずれが選択されたとしても第1特別演出は15秒以内に終了するように設定され、複数設定されている第2特別演出のいずれが選択されたとしても第2特別演出は30秒以内に終了するように設定されている。
ここで、各特別演出を実行している状況において図柄変動が終了した場合、実行している特別演出を次のパターン分けして対応する。
(1)特別演出を実行している状況において図柄変動が終了した場合、次の図柄変動が開始されないことを条件として特別演出を続行する(強制終了しない、図2(a)、(c)参照)。
(2)第1特別演出を実行している状況において図柄変動が終了した後、次の図柄変動が開始される場合には、次の図柄変動が開始されてから10秒が経過するまでに第1特別演出を終了する(実際には9秒経過するまで第1特別演出処理を実行し、その後第1特別演出が強制終了されたことを示す強制終了演出を1秒間実行する。図2(b)参照)。すなわち、第1特別演出を実行している状況において図柄変動が終了した後、次の図柄変動が開始される場合には、次の図柄変動が開始されてから9秒が経過した場合、その第1特別演出の実行の途中であったとしても、その第1特別演出を終了する。そして、その第1特別演出の終了に続き強制終了演出を実行する。この場合、強制終了演出の終了に続けて新たな第1特別演出を実行することになる。
尚、本遊技機1における図柄変動には、変動している図柄を遊技者が認識しにくい高速変動と、変動している図柄を遊技者が認識し易い低速変動と、が含まれている。図柄変動は、高速変動の後に低速変動となり、低速変動となった後に図柄を停止するように設定されている。ちなみに、図柄の変動は、図柄変動の開始の後、約9秒が経過した場合に終了する頻度が高くなっている。これにより、新たな第1特別演出を実行する場合、上記次の図柄変動における高速変動が終了した後に、先に実行している第1特別演出を実行し続ける頻度を低めることができる。図柄の高速変動が終了する前に先に実行している第1特別演出を終了することで、第1特別演出の開始タイミングを高速変動の後と遊技者に印象付けることができる。この結果、先に実行している第1特別演出と、新たな第1特別演出とを遊技者が混同することを抑制できる。従って、第1特別演出を実行する場合に、その第1特別演出がいずれの図柄変動に対応したものを遊技者が理解できなくなることを抑制できる。
(3)第2特別演出を実行している状況では、次の図柄変動が開始されてから10秒が経過したとしても、演出を終了しない(強制終了しない、図2(d)参照)。
次に、上記構成の作用について説明する。
図5は、呼出ランプ3による特別演出開始処理を示すフローチャートである。呼出ランプ3は、図柄変動信号がハイレベルかを判定しており(A1)、ローレベルからハイレベルとなると図柄変動実行中であると判定し(A1:YES)、図柄変動開始から第1時間(10秒)が経過したか(A2)、第2時間(30秒)が経過したか(A7)を判定する。
遊技機1で図柄変動が発生したものの、リーチが発生することなくハズレ図柄が停止する場合は図柄変動時間が10秒経過することはないことから、呼出ランプ3は、何の処理を実行することはない。これに対して、遊技機1で図柄変動から例えば10秒後にノーマルリーチが発生したとすると、呼出ランプ3は、図柄変動信号がハイレベルとなってから10秒経過したことから(A2:YES)、第2特別実行フラグが1、つまり第2特別演出実行中か(A3)を判定する。このように第2特別演出を実行中かを判定し、第1特別演出を実行中かを判定しないのは、上述したようにこのタイミングでは第1特別演出は必ず終了しているからである。第2特別演出フラグが0の場合は(A3:NO)、複数設定されている第1特別演出のうちから一つを選択する第1特別演出を選択処理し(A4)、選択した第1特別演出を実行処理し(A5)、第1特別演出フラグを1とする(A6)。
遊技機1でノーマルリーチの実行後にハズレ図柄が停止する場合は図柄変動時間が30秒継続することはないことから、呼出ランプ3は、何の処理を実行することはない。これに対して、遊技機1でノーマルリーチに続けてスーパーリーチが実行される場合は、図柄変動が30秒以上継続することから、呼出ランプ3は、第2時間が経過したところで(A7:YES)、複数設定されている第2特別演出のうちから一つを選択する第2特別演出を選択処理し(A8)、選択した第2特別演出を実行処理し(A9)、第2特別演出フラグを1とする(A10)。
呼出ランプ3は、以上のようにして実行処理した特別演出を特別演出終了処理により終了する。図6は、呼出ランプ3による特別演出終了処理を示すフローチャートである。呼出ランプ3は、特別演出実行中の場合は(B1:YES)、特別演出終了タイミングとなったか(B2)、図柄変動中か(B5)を判定する。特別演出終了タイミングとなったときは(B2:YES)、特別演出を終了処理し(B3)、特別演出フラグを0とする(B4)。つまり、第1特別演出実行中の場合は、15秒以内に第1特別演出を終了し、第2特別演出実行中の場合は、30秒以内に第2特別演出を終了する。
一方、特別演出実行中において図柄変動実行中となった場合は(B5:YES)、特別演出強制終了タイミング(図柄変動から9秒経過)となったかを判定しており(B6)、当該特別演出強制タイミングとなると(B6:YES)、第1特別演出フラグが1かを判定する(B7)。第1特別演出フラグが1の場合は(B7:YES)、第1特別演出強制終了処理を実行し(B8)、第1特別演出フラグを0とする(B9)。第1特別演出強制終了処理とは、第1特別演出が強制終了されることに対応した演出を1秒間実行するものである。このように第1特別演出強制終了処理を実行するのは、前回の図柄変動に対応した第1特別演出が強制的に終了したことを遊技者に報知するためであり、遊技者が現在行われている第1特別演出がいずれの図柄変動に対応するものであるかを遊技者が混乱して認識することを防止するためである。
以上のように、第1特別演出強制終了処理の実行に基づいて、第1特別演出は実行の途中で終了することがある。例えば、15秒が経過することで演出の一連の流れが終了する第1特別演出を実行していたとしても、第1特別演出強制終了処理を実行する場合には、その第1特別演出の本来の終了タイミングである15秒の経過を待つことなく、その第1特別演出を終了する。
また、第1特別演出強制終了処理が終了するタイミング(第1特別演出実行中において図柄変動開始してから10秒経過後)は、今回の図柄変動から10秒経過するタイミングと一致する。これにより、第1特別演出→第1特別演出が強制終了されることに対応した演出→新たな第1特別演出の流れで各演出が連続的に発生する。第1特別演出の強制終了に対応した演出を実行することで、連続的に演出を実行したとしても先の第1特別演出と、新たな特別演出とを遊技者が混同することがない。これにより、新たな特別演出を実行する直前までの先の第1特別演出を実行する時間を担保できる。この結果、先の第1特別演出を実行する時間を長く設定することが可能となる。
上述したように第1特別演出が強制終了されることがあるのに対して、第2特別演出が強制終了されて中断されてしまうことはない。このように第2特別演出が中断しない理由は、第2特別演出が行われる場合は、第1特別演出が行われる場合に比較して大当たりとなる確率が高いことから、遊技者としては第2特別演出が行われることを確実に把握したいと考えているからである。
図3は、第1特別演出、第2特別演出を順に実行した後、図柄変動が終了したものの、第2特別演出を続行する場合の流れを示している。尚、上段が遊技機1の図柄変動、下段が図柄変動に対応した呼出ランプ3による特別演出を示している。図3(a)上段はノーマルリーチを示しており、背景も図柄も白である。また、中央の下向きの矢印は図柄が高速変動していることを示している。下段はノーマルリーチに対応した第1特別演出の一例を示している。本実施形態では、第1特別演出として、遊技機1にて実行される演出に対応したスーパーリーチが実行される期待度を示唆するメッセージ(例えば、「背景が黒くなったらスーパーリーチ確定」)を表示する。これにより、遊技者は、呼出ランプ3に表示されるメッセージを確認することによりスーパーリーチが発生することを期待するようになる。
図3(b)上段はスーパーリーチを示しており、背景は黒(図中に左斜線で示す)、図柄は赤(図中に右斜線で示す)で表示されている。下段はスーパーリーチに対応した第2特別演出の一例を示している。本実施形態では、第2特別演出として、スーパーリーチが大当たり当選に対応している期待度を示すメッセージ(例えば、「図柄の色が赤くなったら期待度大」を表示する。これにより、遊技者は、大当たりの発生の期待度の高いスーパーリーチが発生することを期待し、大当たりの発生を一層期待するようになる。
図3(c)は、図柄変動が終了し、新たな図柄変動開始から10秒経過するにも関わらず第2特別演出を続行している状態を示している。
一方、図4は、第1特別演出の実行後、図柄変動が終了したことから、強制終了演出を実行し、新たな第1特別演出開始を実行する場合の流れを示している。尚、図4(a)は図3(a)と同様のため説明を省略する。
図4(b)下段は、新たな図柄変動を開始してから9秒経過後における強制終了演出を示し、同図(c)は、強制終了演出に続く新たな第1特別演出を示している。従って、遊技者は、強制終了演出により第1特別演出が強制終了したことを認識できるので、現在の第1特別演出がいずれの図形変動によるものであるかを把握することができる。
このような実施形態によれば、呼出ランプ3は、次の効果を奏することができる。
遊技機1の図柄変動の長さに応じた演出を実行することが可能となるので、図柄変動の内容(遊技情報)にリンクした演出を実行することが可能となる。この結果、図柄変動が実行された場合の大当たり期待度を遊技者に報知(教示)することが可能となり、図柄変動が実行された場合の大当たり期待度を遊技者が把握できることで、遊技者の図柄変動に対する注目度を高める効果を期待できる。
次の図柄変動が開始されてから第1時間が経過するまでは、先のノーマルリーチに対応した第1特別演出が実行されているとしても、次のノーマルリーチに対応した第1特別演出が実行される前のタイミングであるため、その第1特別演出が先のノーマルリーチに対応して実行されていることを遊技者が把握可能であることが考えられる。このため、次の図柄変動における第1時間の経過までは、複数の図柄変動に跨って第1特別演出が実行されているとしても、いずれの図柄変動に対応した第1特別演出であるかを遊技者が理解できなくなることはない。従って、このような第1時間が経過するまでの期間においては複数の図柄変動に跨った第1特別演出の実行を許容することで、第1特別演出を実行可能な時間を長くすることが可能となるので、第1特別演出の実行内容の自由度を高めることが可能となる。
スーパーリーチに対応した第2特別演出は第1特別演出に比べ、遊技者の注目度が高いことから、遊技者が把握したいと考えている第2特別演出については、その特別演出が開始された図柄変動が終了された後、第1時間が経過したとしても実行が維持されることで、遊技者の注目度が高い第2特別演出が中断されてしまうことを抑制できる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
図柄変動が終了したこと、或いは新たな図柄変動が開始されたことに基づいて第1特別演出を強制終了するようにしてもよい。このような構成によれば、次の図柄表示が開始されている状況において第1特別演出が実行され続けることを抑制できるので、いずれの図柄変動に対応した第1特別演出であるかを遊技者が理解できなくなることを抑制できる。
図柄変動が実行されているか否かの判定の方法を変更してもよく、スタート信号及び確定信号の一方又は両方を受信することで図柄変動が実行されているか否かを判定できるようにしてもよい。尚、スタート信号は、図柄変動が開始される(された)場合に遊技機から出力される信号であり、確定信号は、図柄変動が終了される(された)場合に遊技機から出力される信号である。
スタート信号、確定信号の両方を受信する構成においては、スタート信号を受信してから確定信号を受信するまでの期間を図柄変動が実行されている期間とすればよい。
確定信号のみを受信する構成においては、始動口に玉が入賞(有効な入賞)した回数を把握し、その数と確定信号の受信回数とから図柄変動が実行されているか否かを判定するようにすればよい。
スタート信号のみを受信する構成においては、始動口に玉が入賞した回数を把握し、その数とスタート信号を受信した回数とから図柄変動が実行されているか否かを判定するようにすればよい。尚、始動の保留がない場合、いずれのタイミングで図柄変動が終了するかを呼出ランプ3にて把握することができない。このため、保留がない場合、特別演出を実行しないようにすればよい。さらには、保留がないとしても、特別演出を実行するか否かのタイミングを判定し、特別演出を実行するタイミング以降に始動口に玉が入賞し、保留が発生した場合に特別演出を実行するようにしてもよい。
特別演出の内容は自由であり、また、特別演出、画像表示だけでなく、第1特別演出に対応した効果音と、第2特別演出に対応した効果音とをそれぞれ出力するようにしてもよい。
特別演出を実行する機器は呼出ランプ3に限れられるものではない。すなわち、遊技機1とは個別に設けられていれば、いずれの機器にて特別演出を実行するようにしてもよい。
新たな図柄変動が実行された場合であっても特別演出の中断を実行しなくともよい。
ノーマルリーチ、スーパーリーチをノーマルリーチ信号、スーパーリーチ信号を用いて判定するようにしてもよい。例えば、ノーマルリーチ信号を受信している図柄変動では、10秒が経過した場合に第1特別演出を実行する。スーパーリーチ信号を受信している図柄変動では、30秒が経過した場合に第2特別演出を実行する。
第1特別演出を開始するタイミング及び第2特別演出を開始するタイミングを任意に変更してもよい。例えば、図柄変動の開始の後、15秒が経過した場合に第1特別演出を開始するとともに、60秒が経過した場合に第2特別演出を開始するようにしてもよい。すなわち、第2特別演出の開始タイミングまでの時間が第1特別演出の開始タイミングまでの時間よりも長くなっていればよい。
本発明は、本遊技機1とはパチンコ機に適用することも可能である。すなわち、遊技者の遊技ペース(ボタン操作等)にて1回の図柄変動の時間が変動しない構成であれば、本発明の構成を適用できる。
ノーマルリーチの後にスーパーリーチに発展するものとしたが、掛かる構成に限定されない。ノーマルリーチとスーパーリーチとが個別に設定されてもよい。すなわち、開始から終了までの時間が異なるとともに、その図柄変動に対応した大当たり当選の期待度が異なる図柄変動が設定されている構成に対して本発明を適用できる。
予め設定されている図柄変動の時間に応じて演出が実行される遊技機に対応して設置される呼出ランプ3に適用できる。要するに、遊技者の遊技ペース(ボタン操作等)にて1回の図柄変動の時間が変動しない構成に適用できる。
第2特別演出を強制終了することがないものとしたが、第2特別演出を強制終了するようにしてもよい。例えば、第2特別演出の実行中に図柄変動が終了した場合、そのタイミングにて第2特別演出を終了するようにしてもよい。
図面中、1は遊技機、3は呼出ランプ(遊技情報表示装置、報知制御手段)、16は液晶表示部(報知手段)である。

Claims (1)

  1. 予め定められた条件が成立したことに基づいて図柄変動を開始するとともに当該図柄変動において遊技結果を表示する遊技機に対応するように設置される遊技情報表示装置であって、
    前記遊技機に関する情報を報知する特別演出が実行される報知手段と、
    前記図柄変動が開始されてから当該図柄変動の実行中に第1時間が経過した場合に、前記特別演出としての第1特別演出を実行するよう前記報知手段を制御するとともに、前記図柄変動が開始されてから当該図柄変動の実行中に前記第1時間より長い第2時間が経過した場合に、前記特別演出としての第2特別演出を実行するよう前記報知手段を制御する報知制御手段と、を備え
    前記遊技機は、前記図柄変動が開始されてから当該図柄変動の実行中に前記第1時間が経過した場合よりも、前記第2時間が経過した場合の方が、遊技者に有利な遊技結果となる期待度が高いものであり、
    前記第2特別演出は、前記第1特別演出よりも遊技者に有利な遊技結果となる期待度が高い図柄変動に対応した演出が実行されるものであり、
    前記報知制御手段は、前記第1特別演出が前記報知手段にて実行されている状況において前記図柄変動が終了した後、その図柄変動が終了してから前記第1時間が経過するまでに当該第1特別演出を終了する一方、前記第2特別演出が開始された前記図柄変動が終了した後に前記第1時間が経過した状況において、前記第2特別演出の実行の中途である場合、当該第2特別演出の実行を維持することを特徴とする遊技情報表示装置。
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