JP5475027B2 - 無人局管理システム - Google Patents

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Description

この発明は、山上のマイクロ無線中継局などの無人局への人の入局、退局を管理する無人局管理システムに関する。
平常時は人がいない無線中継局に、点検や保守などの目的のために作業員が入退局する場合、従来、入局ドアの前で作業員が監視センタに電話をして入局の旨を知らせる。そして、入局ドアを開けるとドア開閉スイッチがオンして、アラーム信号が監視センタに通知され、入局ドアを閉じるとドア開閉スイッチがオフして、復旧信号が監視センタに通知される。また、ドア開閉スイッチを強制的にオン状態に維持することができ、これにより、入局ドアを開閉するたびにアラーム信号が監視センタに通知されるのを防止できるようになっている。そして、退局の際には、ドア開閉スイッチの強制的なオン状態を解除し、入局ドアを閉じてから、監視センタに電話をして退局の旨を知らせる、というのが、入退局の一連の流れとなっている。
一方、入室履歴および退室履歴から残留者を検知し、残留者の有無に関する情報を室外の表示手段に表示するとともに、防犯センサの検知信号により警報信号を発報する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010−205092号公報
しかしながら、上記のように、無線中継局への入退局の際に、作業員が監視センタに電話連絡をしなければならいため手間がかかり、しかも、入局ドアが開閉されるたびにアラーム信号や復旧信号が監視センタに通知されるため、監視センタでの監視業務が煩雑となる。一方、ドア開閉スイッチを強制的にオン状態にしたにもかかわらず、退局の際にその解除をし忘れた場合、無線中継局に戻って解除をしなければならず、無駄な時間と労力を費やすことになる。また、特許文献1の技術では、このような問題を解決することはできない。
そこでこの発明は、無人局への入局、退局を円滑かつ適正に管理することが可能な無人局管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、無人局への人の入局、退局を管理する無人局管理システムであって、前記無人局に配設された無線局装置と、監視センタに配設されたセンタ装置とが通信可能に接続され、前記無線局装置は、入局者の識別情報を読み取る読取手段と、前記無人局の入局ドアの開閉を検知する検知手段と、データ伝送可能に接続され、前記無線局装置は、前記入局者が入局する際に前記読取手段で読み取られた識別情報が、予め登録された識別情報と一致しない場合には前記センタ装置に警報信号を送信し、予め登録された識別情報と一致する場合には、前記識別情報に基づいて、入局日時と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる入局情報を前記センタ装置に送信するとともに、所定時間内は前記検知手段の検知結果を前記センタ装置に送信せず、所定時間後は前記検知手段の検知結果を前記センタ装置に送信し、前記センタ装置は、前記入局情報を受信すると、該入局情報に基づいて入局記録をデータベースに記憶する、ことを特徴とする無人局管理システムである。
この発明によれば、入局者が入局する際に読取手段で識別情報が読み取られ、その識別情報が予め登録された識別情報と一致する場合には、入局日時と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる入局情報がセンタ装置に送信され、センタ装置において入局記録がデータベースに記憶される。また、所定時間後における検知手段の検知結果、つまり入局ドアの開閉状態がセンタ装置に送信される。すなわち、識別情報が読み取られてから所定時間内は、入局ドアが開閉されてもその旨がセンタ装置に送信されない。一方、読み取られた識別情報が予め登録された識別情報と一致しない場合には、センタ装置に警報信号が送信される。
請求項2の発明は、請求項1に記載の無人局管理システムにおいて、前記無線局装置は、前記入局者が退局する際に前記読取手段で読み取られた識別情報が、予め登録された識別情報と一致しない場合には前記センタ装置に警報信号を送信し、予め登録された識別情報と一致する場合には、前記識別情報に基づいて、退局日時と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる退局情報を前記センタ装置に送信するとともに、所定時間内は前記検知手段の検知結果を前記センタ装置に送信しない、前記センタ装置は、前記退局情報を受信すると、該退局情報に基づいて退局記録を前記データベースに記憶する、ことを特徴とする。
この発明によれば、入局者が退局する際に読取手段で識別情報が読み取られ、その識別情報が予め登録された識別情報と一致する場合には、退局日時と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる退局情報がセンタ装置に送信され、センタ装置において退局記録がデータベースに記憶される。また、識別情報が読み取られてから所定時間内は、入局ドアが開閉されてもその旨がセンタ装置に送信されない。一方、読み取られた識別情報が予め登録された識別情報と一致しない場合には、センタ装置に警報信号が送信される。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の無人局管理システムにおいて、前記無線局装置は、前記入局ドアが開状態であると強制的に認識させるロック手段と、データ伝送可能に接続され、前記無線局装置は、前記ロック手段が作動している場合には、前記検知手段の検知結果を前記センタ装置に送信せず、前記入局者の退局時に前記読取手段で識別情報が読み取られた際に、前記ロック手段の作動が解除されているか否かを判断し、解除されていない場合には警報を発する、ことを特徴とする。
この発明によれば、ロック手段が作動している場合には、入局ドアが開閉されてもその旨がセンタ装置に送信されない。また、退局時にロック手段の作動が解除されていない場合、つまり解除をし忘れている場合には、警報が発せられる。
請求項1の発明によれば、入局者が入局する際に、その識別情報と予め登録された識別情報とが一致するか否かが判断されて、無線局装置からセンタ装置に入局日時と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる入局情報や警報信号が送信されるため、従来のように電話連絡を行う必要がない。また、この入局情報に基づいてセンタ装置で入局記録が記憶されるため、監視センタの監視員が入局記録を作成する必要がない。さらに、識別情報が読み取られてから所定時間内は、入局ドアが開閉されてもその旨が監視センタに送信されないため、監視業務が煩雑にならない。このようにして、無人局への入局を円滑かつ適正に管理することが可能となる。
同様に、請求項2の発明によれば、入局者が退局する際に、その識別情報と予め登録された識別情報とが一致するか否かが判断されて、無線局装置からセンタ装置に退局日時と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる退局情報や警報信号が送信されるため、従来のように電話連絡を行う必要がない。また、この退局情報に基づいてセンタ装置で退局記録が記憶されるため、監視センタの監視員が退局記録を作成する必要がない。さらに、識別情報が読み取られてから所定時間内は、入局ドアが開閉されてもその旨が監視センタに送信されないため、監視業務が煩雑にならない。このようにして、無人局からの退局を円滑かつ適正に管理することが可能となる。
請求項3の発明によれば、ロック手段が作動している場合には、入局ドアが開閉されてもその旨がセンタ装置に送信されないため、監視業務が煩雑にならない。また、退局時にロック手段の解除をし忘れている場合には、警報が発せられるため、その場で入局者に解除を促すことができる。このため、後で気付いて、無人局に戻ってロック手段を解除しなければならない、という無駄を回避することができる。
この発明の実施の形態に係る無人局管理システムを示す概略構成図である。 図1のシステムにおける入局ドアの開閉信号の送信回路を示す図である。 図1のシステムの無線局装置周辺の構成ブロック図である。 図1のシステムによる管理パターンを示す図である。 図1のシステムの入局処理を示すタイミングチャートである。 図1のシステムの退局処理を示すタイミングチャートである。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る無人局管理システム1を示す概略構成図である。この無人局管理システム1は、無人の山上無線中継局(無人局)2への入局者Mの入局、退局を管理するシステムであり、山上無線中継局2に配設された無線局装置4と、監視センタ3に配設されたセンタ装置5とが、PLC(Power Line Communication、電力線搬送通信)網を介して通信可能に接続されている。ここで、便宜上1つの山上無線中継局2のみを図示しているが、1つの監視センタ3において複数の山上無線中継局2を監視、管理する場合についても、同様に適用される。
山上無線中継局2には、入局ドア21の局外側に局外リーダ(読取手段)22が配設され、局内側に局内リーダ(読取手段)23が配設されている。これらのリーダ22、23は、入局者Mが所持しているICカードM1から入局者Mの識別情報・IDを読み取る装置であり、入局時に局外リーダ22で読み取り、退局時に局内リーダ23で読み取るようになっている。また、入局ドア21を開けるとオンし閉じるとオフすることで、入局ドア21の開閉を検知する開閉スイッチ(検知手段)24が設けられている。
さらに、図2に示すように、入局ドア21が開状態であると強制的に認識させるロックスイッチ(ロック手段)25が設けられている。すなわち、開閉スイッチ24と並列にロックスイッチ25が配設され、後述するように、このロックスイッチ25をオンすることで、開閉スイッチ24がオン、オフされても、その都度開閉信号がセンタ装置5に送信されないようになっている。
無線局装置4は、入局ドア21の近傍に配設され、図3に示すように、インタフェイス41を介してリーダ22、23とデータ伝送可能に接続され、DI入力部42を介して開閉スイッチ24およびロックスイッチ25とデータ伝送可能に接続されている。そして、リーダ22、23で読み取られた識別情報や、開閉スイッチ24のオン、オフ動作(検知結果)、ロックスイッチ25のオン、オフ動作が無線局装置4に伝送、入力されるようになっている。
また、DO出力部43を介して局外ランプ261、局内ランプ262が接続され、さらに、タイマスイッチ271が接続されている。このタイマスイッチ271は、図2に示すようにタイマ272に接続され、通常時はオン状態でタイマ272が起動するとオフされ、所定時間(例えば30秒)後にオンされるようになっている。そして、タイマスイッチ271がオン状態で開閉スイッチ24がオンすると、第1のリレー281によって第1のリレースイッチ282がオンし、第2のリレー283によって第2のリレースイッチ284がオンして、ドア開信号(開閉信号)が接点信号出力部(情報収集装置442への無電圧接点ループ)441および図3に示す情報収集装置442、伝送装置45を介してセンタ装置5に送信されるようになっている。一方、開閉スイッチ24がオフすると、第1のリレースイッチ282および第2のリレースイッチ284がオフして、ドア閉信号(開閉信号)がセンタ装置5に送信されるようになっている。
また、タイマスイッチ271がオフ状態では、開閉スイッチ24がオン、オフしても、開閉信号がセンタ装置5に送信されないようになっている。同様に、ロックスイッチ25がオン状態では、開閉スイッチ24がオン、オフしても、開閉信号がセンタ装置5に送信されないようになっている。すなわち、ロックスイッチ25がオン、オフされたときのみ、開閉信号がセンタ装置5に送信されるようになっている。
無線局装置4には、図3に示すように、入局が許可されている保守員(入局者M)の識別情報とその氏名、部署などが予め登録、記憶された保守員データベース461を備えている。そして、リーダ22、23で読み取られてメモリ462に記憶された識別情報と、保守員データベース461に予め登録された識別情報とが一致するか否かが照合回路463で照合・判断されて、その結果が判定回路464に入力されるようになっている。ここで、保守員データベース461の情報・データは、作業スケジュール・入局計画などに基づいて、センタ装置5から伝送装置45およびPLC伝送装置47を介して入力、更新されるようになっている。
判定回路464は、開閉スイッチ24とロックスイッチ25との状態および照合回路463の照合結果に基づいて、ランプ261、262およびタイマ272を制御するとともに、PLC伝送装置47および伝送装置45を介して、センタ装置5に入局情報や退局情報を送信する回路である。
具体的には、図4のケース(モード)1に示すように、入局時に局外リーダ22で読み取られた識別情報が、保守員データベース461の識別情報と一致する場合には、この識別情報に基づく入局情報をセンタ装置5に送信する。ここで、入局情報には、入局日時(読取日時)と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる。
この入局情報の送信と同時に、タイマ272を起動する。これにより上記のように、タイマスイッチ271がオフされ、所定時間内は開閉スイッチ24がオン、オフされても、つまり入局ドア21が開閉しても、開閉信号がセンタ装置5に送信されない。このように、所定時間内は開閉信号を送信しないのは、入局には入局ドア21の開閉が必須であり、これを監視センタ3に通知する必要性が低く、監視業務が煩雑になるからである。
一方、図4のケース2に示すように、局外リーダ22で読み取られた識別情報が保守員データベース461の識別情報と一致しない場合には、警報信号(アラーム)をセンタ装置5に送信するとともに、局外ランプ261を点灯させる。
また、図4のケース3に示すように、退局時に局内リーダ23で読み取られた識別情報が、保守員データベース461の識別情報および入局時に読み取られてメモリ462に記憶された識別情報と一致する場合には、この識別情報に基づく退局情報をセンタ装置5に送信する。ここで、退局情報には、退局日時(読取日時)と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる。この退局情報の送信と同時にタイマ272を起動し、これにより入局時と同様に、所定時間タイマスイッチ271がオフされて、入局ドア21が開閉しても開閉信号がセンタ装置5に送信されない。このように、所定時間内は開閉信号を送信しないのは、退局には入局ドア21の開閉が必須であり、これを監視センタ3に通知する必要性が低く、監視業務が煩雑になるからである。
一方、図4のケース4に示すように、局内リーダ23で読み取られた識別情報が保守員データベース461の識別情報などと一致しない場合には、警報信号をセンタ装置5に送信するとともに、局内ランプ262を点灯させる。
さらに、図4のケース5に示すように、退局時に局内リーダ23でICカードM1を読み取る際に、ロックスイッチ25がオン状態(作動が解除されていない)場合には、警報信号をセンタ装置5に送信するとともに、局内ランプ262を点灯させる(警報を発する)ものである。
センタ装置5は、主として、監視盤(ディスプレイ)51と、作業管理データベース(データベース)52と、コンピュータ本体53とを備え、無線局装置4から開閉信号や警報信号などを受信すると、それらの信号に基づく情報を監視盤51に表示する。また、入局情報や退局情報を受信すると、これらの情報に基づいて入局記録や退局記録を作業管理データベース52に記憶する。ここで、入局記録や退局記録は、入局情報や退局情報そのものであってもよいし、これらの情報に付加情報を加えたり、作業管理データベース52に予め記憶された作業スケジュールとの対応付けを行ったりしてもよい。
次に、このような構成の無人局管理システム1の作用などについて説明する。
まず、図5に示すように、入局時に局外リーダ22によって入局者MのICカードM1から識別情報が読み取られ(ステップS1)、この識別情報が、保守員データベース461の識別情報と一致しない場合(ステップS2で「NG」の場合)には、局外ランプ261が点灯される(ステップS3)とともに、警報信号(アラーム)がセンタ装置5に送信される(ステップS4)。これにより、センタ装置5の監視盤51に警報情報が表示され、山上無線中継局2に不審者が侵入するおそれがあることを、監視センタ3で知得可能となる。
一方、局外リーダ22で読み取られた識別情報と保守員データベース461の識別情報とが一致する場合(ステップS2で「OK」の場合)には、タイマ272が起動される(ステップS5)とともに、上記のような入局情報がセンタ装置5に送信される(ステップS6)。これを受けて、山上無線中継局2に入局者Mが入局した旨がセンタ装置5の監視盤51に表示されるとともに、上記のような入局記録が作業管理データベース52に記憶される(ステップS7)。
その後、タイマ272が起動している所定時間内で入局ドア21が開閉されても(ステップS8)、センタ装置5には開閉信号が送信されず、タイマ272が終了し(ステップS9)、その後入局ドア21が開閉されると(ステップS10)、開閉信号がセンタ装置5に送信される(ステップS11)。これを受けて、山上無線中継局2の入局ドア21が開けられ、または閉じられたことがセンタ装置5の監視盤51に表示される。
一方、作業などのために頻繁に山上無線中継局2に出入りする際に、ロックスイッチ25がオン・作動されると、オフ・解除されるまでは、開閉スイッチ24がオン、オフしても、つまり入局ドア21が開閉しても、開閉信号がセンタ装置5に送信されない。
次に、図6に示すように、退局時に局内リーダ23によって入局者MのICカードM1から識別情報が読み取られ(ステップS21)、この識別情報が、保守員データベース461およびメモリ462の識別情報と一致しない場合(ステップS22で「NG」の場合)には、局内ランプ262が点灯される(ステップS23)とともに、警報信号(アラーム)がセンタ装置5に送信される(ステップS24)。これにより、センタ装置5の監視盤51に警報情報が表示され、山上無線中継局2に不審者が侵入したおそれがあることを、監視センタ3で知得可能となる。
一方、局内リーダ23で読み取られた識別情報と保守員データベース461の識別情報などとが一致する場合(ステップS22で「OK」の場合)には、ロックスイッチ25の作動(ロック)が解除されているか否かが判断される(ステップS25)。そして、解除されていない場合には、上記のように警報信号がセンタ装置5に送信されるとともに、局内ランプ262が点灯される(ステップS26)。これにより、入局者Mに対して注意が喚起され、ロックスイッチ25の解除が促される。
次に、タイマ272が起動される(ステップS27)とともに、上記のような退局情報がセンタ装置5に送信される(ステップS28)。これを受けて、山上無線中継局2から入局者Mが退局した旨がセンタ装置5の監視盤51に表示されるとともに、上記のような退局記録が作業管理データベース52に記憶される(ステップS29)。
その後、タイマ272が起動している所定時間内で入局ドア21が開閉されても(ステップS30)、センタ装置5には開閉信号が送信されず、タイマ272が終了する(ステップS31)ものである。
以上のように、この無人局管理システム1によれば、入局者Mが山上無線中継局2に入局する際に、その識別情報と予め登録された識別情報とが一致する場合には、無線局装置4からセンタ装置5に入局日時と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる入局情報が送信されるため、従来のように電話連絡を行う必要がなく、入局者Mや監視センタ3の監視員の負担を軽減することができる。一方、識別情報が一致しない場合には、局外ランプ261が点灯されるとともに、センタ装置5に警報信号が送信されるため、不審者の侵入を監視、防止することができる。
また、無線局装置4からの入局日時と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる入局情報に基づいてセンタ装置5で入局記録が記憶されるため、監視員が入局記録を作成する必要がない。さらに、識別情報が読み取られてから所定時間内は、入局ドア21が開閉されてもその旨が監視センタ3に送信されないため、監視業務が煩雑にならない。このようにして、山上無線中継局2への入局を円滑かつ適正に管理することが可能となる。
同様に、入局者Mが山上無線中継局2から退局する際に、その識別情報と予め登録・記憶された識別情報とが一致する場合には、無線局装置4からセンタ装置5に退局情報が送信されるため、従来のように電話連絡を行う必要がなく、入局者Mや監視センタ3の監視員の負担を軽減することができる。一方、識別情報が一致しない場合には、局内ランプ262が点灯されるとともに、センタ装置5に警報信号が送信されるため、不審者の侵入を監視、防止することができる。
また、無線局装置4からの退局情報に基づいてセンタ装置5で退局記録が記憶されるため、監視員が退局記録を作成する必要がない。さらに、識別情報が読み取られてから所定時間内は、入局ドア21が開閉されてもその旨が監視センタ3に送信されないため、監視業務が煩雑にならない。このようにして、山上無線中継局2からの退局を円滑かつ適正に管理することが可能となる。
一方、入局してから所定時間後は、入局ドア21が開閉されると開閉信号がセンタ装置5に送信されて、開閉の旨が監視盤51に表示されるため、山上無線中継局2への人の出入りを監視センタ3で監視することができる。さらに、ロックスイッチ25が作動している場合には、入局ドア21が開閉されてもその旨が監視センタ3に送信されないため、監視業務が煩雑にならない。また、退局時にロックスイッチ25の解除をし忘れている場合には、警報信号がセンタ装置5に送信され、かつ局内ランプ262が点灯されるため、その場で入局者Mに解除を促すことができる。このため、後で気付いて、山上無線中継局2に戻ってロックスイッチ25を解除しなければならない、という無駄を回避することができるものである。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、ICカードM1から入局者Mの識別情報を読み取っているが、入局者Mの指紋や顔などの識別情報を読み取ってもよい。また、2つのリーダ22、23を配設しているが、1つのリーダのみを配設し、最初の読取時を入局と判断し、次の読取時を退局と判断するようにしてもよい。
さらに、作業者の作業スケジュールを管理するサーバから作業件名、作業内容などを入手して、入局情報に作業件名、作業内容などを含めてもよい。一方、入局情報に含まれる入局者Mの氏名と、作業管理データベース52の作業スケジュールに記憶されている作業名とを照合して、入局の可否を判断するようにしてもよい。
1 無人局管理システム
2 山上無線中継局(無人局)
21 入局ドア
22 局外リーダ(読取手段)
23 局内リーダ(読取手段)
24 開閉スイッチ(検知手段)
25 ロックスイッチ(ロック手段)
261 局外ランプ
262 局内ランプ
3 監視センタ
4 無線局装置
5 センタ装置
51 監視盤
52 作業管理データベース(データベース)
53 コンピュータ本体
M 入局者
M1 ICカード

Claims (3)

  1. 無人局への人の入局、退局を管理する無人局管理システムであって、
    前記無人局に配設された無線局装置と、監視センタに配設されたセンタ装置とが通信可能に接続され、
    前記無線局装置は、入局者の識別情報を読み取る読取手段と、前記無人局の入局ドアの開閉を検知する検知手段と、データ伝送可能に接続され、
    前記無線局装置は、前記入局者が入局する際に前記読取手段で読み取られた識別情報が、予め登録された識別情報と一致しない場合には前記センタ装置に警報信号を送信し、予め登録された識別情報と一致する場合には、前記識別情報に基づいて、入局日時と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる入局情報を前記センタ装置に送信するとともに、所定時間内は前記検知手段の検知結果を前記センタ装置に送信せず、所定時間後は前記検知手段の検知結果を前記センタ装置に送信し、
    前記センタ装置は、前記入局情報を受信すると、該入局情報に基づいて入局記録をデータベースに記憶する、
    ことを特徴とする無人局管理システム。
  2. 前記無線局装置は、前記入局者が退局する際に前記読取手段で読み取られた識別情報が、予め登録された識別情報と一致しない場合には前記センタ装置に警報信号を送信し、予め登録された識別情報と一致する場合には、前記識別情報に基づいて、退局日時と識別情報に対応した氏名、部署とが含まれる退局情報を前記センタ装置に送信するとともに、所定時間内は前記検知手段の検知結果を前記センタ装置に送信しない、
    前記センタ装置は、前記退局情報を受信すると、該退局情報に基づいて退局記録を前記データベースに記憶する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無人局管理システム。
  3. 前記無線局装置は、前記入局ドアが開状態であると強制的に認識させるロック手段と、データ伝送可能に接続され、
    前記無線局装置は、前記ロック手段が作動している場合には、前記検知手段の検知結果を前記センタ装置に送信せず、前記入局者の退局時に前記読取手段で識別情報が読み取られた際に、前記ロック手段の作動が解除されているか否かを判断し、解除されていない場合には警報を発する、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の無人局管理システム。
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