JP5473701B2 - 分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品 - Google Patents

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Description

本発明は、イソロイシン、ロイシンおよびバリンの分岐鎖アミノ酸を有効成分とする焼物菓子形態の総合栄養食品に関する。
更に詳しくは、分岐鎖アミノ酸の配合量が100kcalあたり3.0〜4.5g、カゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱくの少なくとも1種のたんぱく質原料および食物繊維が配合され、たんぱく質が20〜26エネルギー%、脂質が15〜35エネルギー%であり、焼成後の保形性が1.0〜1.15、水分量が3〜10重量%である分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品に関するものである。
肝硬変患者は、たんぱく質とエネルギーの代謝異常をきたし、たんぱく質とエネルギーの両方が不足するたんぱく質・エネルギー低栄養状態(protein energy malnutrition;PEM)が高頻度に出現する。エネルギー代謝異常は、肝臓の萎縮によるグリコーゲン貯蔵量の減少とインスリン抵抗性による末梢組織での糖の取り込み不良が原因と考えられている。特に、早朝空腹時にはエネルギー基質の燃焼率に異常がみられ、糖質の燃焼率が低下し、脂質の燃焼率が上昇する。肝硬変患者の早朝の飢餓状態は、健常人における2〜3日間の絶食時の代謝状態に相当すると言われている。この飢餓状態を回避する目的で、分割食や夜間就寝前補食(late evening snack;LES)を投与し、エネルギー代謝異常が改善することが明らかにされてきた(非特許文献1)。
また、肝硬変患者の低たんぱく栄養状態を改善するために分岐鎖アミノ酸が投与され効果をあげてきた。分岐鎖アミノ酸も夜間あるいは就寝前に投与するほうが、たんぱく合成に有利であることも報告されている(非特許文献2)。すなわち、分岐鎖アミノ酸およびエネルギーともに、夜間あるいは就寝前に重点的に投与すると、肝硬変患者のたんぱく質とエネルギーの代謝の改善に有用なことが証明されている。
このため、イソロイシン、ロイシンおよびバリンの3種の分岐鎖アミノ酸を有効成分として含有し、エネルギーも摂取できる製剤は、肝硬変患者の栄養状態の改善に有効であると考えられる。現在、肝性脳症を伴う慢性肝不全患者の栄養状態の改善を目的として、3種の分岐鎖アミノ酸、糖質および脂質などを配合した製剤が市販されている。これらは、摂取時に顆粒を水に溶かして液状とする(アミノレバン(登録商標)EN、ヘパンED(登録商標))、あるいはあらかじめ液状になっている(ヘパス、ヘパスII)。いずれの製剤も、摂取形態は液状であり水分摂取をともなう。これらの製剤をLESとして使用する場合、腹部膨満感あるいは胃もたれがあり、睡眠が妨げられる、また、寝る前の水分摂取による夜間のトイレタイムに苦痛を伴うという難点があった(非特許文献3)。特に高齢者には服用性の観点から課題があった。
そこで、分岐鎖アミノ酸を有効成分とし、エネルギーも摂取でき、できるだけ水分量を少なくする製剤としては固形のものが好適であり、焼物菓子形態が最適と考えた。しかしながら、通常の焼物菓子を調製する方法で分岐鎖アミノ酸を多く配合した焼物菓子を調製すると、調製中に保形性がなくなり、調製することが困難であり、従来技術では、以上のような要求に全て応えることができる有効な手段はなかった。
森脇久隆,栄養評価と治療,23(1),2006,pp.79−81. 福島秀樹,肝胆膵,50(5),2005,pp.739−747. 栄養評価と治療,24(3),2007,pp.64−73.
本発明の目的は、上述の状況を鑑みてなされたもので、肝性脳症を伴う慢性肝不全患者などの肝硬変患者のPEMを改善することであり、LESとしても使用でき、分岐鎖アミノ酸を有効成分とし、エネルギーも摂取できる焼物菓子形態の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を提供するものである。
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、有効成分であるイソロイシン、ロイシンおよびバリンの3種の分岐鎖アミノ酸にカゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱくの少なくとも1種のたんぱく質原料および食物繊維が配合することにより、焼成後も保形性を有する焼物菓子形態の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を得られることを見出し、この知見に基づき本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下の(1)〜(5)に示したものである。
(1) イソロイシン、ロイシンおよびバリンの分岐鎖アミノ酸を配合する焼物菓子形態の総合栄養食品であって、3種の分岐鎖アミノ酸の配合量が100kcalあたり3.0〜4.5g、たんぱく質は保形用たんぱく質としてカゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱくの少なくとも1種を含有し、前記保形用たんぱく質原料が、イソロイシン、ロイシンおよびバリンの分岐鎖アミノ酸の合計1重量部に対し、0.05〜0.3重量部であり、さらに保形用食物繊維を含有し、前記たんぱく質が20〜26エネルギー%、脂質が15〜35エネルギー%であり、焼成後の保形性が1.0〜1.15、水分量が3〜10重量%であり、前記保形食物繊維が、グアーガム酵素分解物、セルロース、サイリウム種皮、コーンファーバー、レジスタントスターチ、小麦ふすま、またはイヌリンの少なくとも1種である分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品。
(2) 前記保形用食物繊維が、イソロイシン、ロイシンおよびバリンの分岐鎖アミノ酸の合計1重量部に対し、0.1〜0.5重量部である上記(1)に記載の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品。
(3) イソロイシン、ロイシンおよびバリンの配合割合が0.9〜1.1:1.8〜2.2:0.9〜1.1である上記(1)または(2)に記載の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品。
(4) ビタミン類およびミネラル類が配合された上記(1)から(3)のいずれかに記載の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品。
(5) 実質的に鉄化合物を配合しない上記(1)から(4)のいずれかに記載の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品。
以上述べたように、本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品は、有効成分であるイソロイシン、ロイシンおよびバリンの3種の分岐鎖アミノ酸にカゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱくの少なくとも1種のたんぱく質原料および食物繊維を配合することにより、焼成後も保形性を有するものである。肝性脳症を伴う慢性肝不全患者などの肝硬変患者のPEMを改善することができ、そして、分岐鎖アミノ酸含有総合栄養を摂取する際に過剰な水分の摂取を伴わないので、LESとしての使用にも好適であり、、分岐鎖アミノ酸を有効成分とし、エネルギーも摂取できる焼物菓子形態の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を提供することができる。
以下、本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を詳細に説明する。
本発明に示される「焼物菓子」とは、生地を賦型後、加熱焼成して成形したものを意味する。生地に使用する原料は、従来より焼物菓子を調製する際に使用されているものはいずれも可能であり、例えば、小麦粉、糖類、食用油脂を主原料とし、必要に応じて食塩、乳製品、卵、膨張剤などを加えたものである。この目的に合致する焼物菓子に属するものの代表例としては、クッキー類、ビスケット類、サブレ類などを挙げることができる。
本発明の「保形性」とは、4〜8mm厚の均一な板状に伸ばした生地を、直径5.5〜8cmの型により型抜きし、円盤状に成形された焼成前の生地の大きさ(面積)を1とし,焼成後の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の面積割合を画像解析ソフトを用いて計測した際の変化値を意味する。
本発明で面積割合を計測する際に使用した画像解析ソフトとしては、例えば、Scion Image(Scion Corporation)が挙げられる。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品に使用する分岐鎖アミノ酸としては、食品添加物公定書の規格を満たすものである限り、特に、限定されるものではない。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品に配合する分岐鎖アミノ酸の配合量は、100kcalあたり3.0〜4.5g、好ましくは3.5〜4.3gの範囲である。分岐鎖アミノ酸の配合量が、3.0gより少ないと、目的とする分岐鎖アミノ酸量を摂取できなくなり、好ましくない。また、4.5gを越えると、焼成後の焼物菓子が十分な保形性を有さなくなり、食品として好ましくない。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品に使用する保形性を付与するために用いられる保形用たんぱく質としては、カゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱくの少なくともいずれか一方のたんぱく質が必要である。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品に配合するカゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱくの配合量は、イソロイシン、ロイシンおよびバリンの分岐鎖アミノ酸の合計1重量部に対し、好ましくは0.05〜0.3重量部、より好ましくは0.1〜0.2重量部の範囲である。カゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱくの配合量が、0.05重量部より少ないと、焼成後の焼物菓子が十分な保形性を有さなくなり、食品として好ましくない。また、0.3重量部を越えると、硬くなり、食べにくくなるため、好ましくない。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品には、カゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱく以外、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、従来から食品に慣用されるたんぱく質原料を配合してもよい。カゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱく以外のたんぱく質原料としては、植物性たんぱく質原料として、例えば、大豆たんぱく、濃縮大豆たんぱく、小麦たんぱく、コーングルテンミールなどが例示できる。また、動物性たんぱく質原料として、例えば、牛乳、脱脂乳などの乳製品の他、カゼインナトリウム以外のカゼイン、乳清、トータル・ミルク・プロテイン(TMP)、ミルク・プロテイン・コンセントレート(MPC)などの乳たんぱく、卵白、コラーゲン、プロタミンなどを例示することができる。特に、栄養の点で、イソロイシン、ロイシンおよびバリンの分岐鎖アミノ酸の含有割合の高い乳清が好ましい。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品中のたんぱく質の割合は、20〜26エネルギー%、好ましくは22〜25エネルギー%の範囲である。たんぱく質の割合が、20エネルギー%より少ないと、目的とするたんぱく質量を摂取できなくなり、好ましくない。また、26エネルギー%を越えると、硬くなり、食べにくくなるため、食品として好ましくない。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品は、保形性を付与するために用いられる保形用食物繊維が必要である。配合する食物繊維としては、従来,食品で利用されてきている公知の各種の食物繊維が、1種単独でまたは2種以上混合して使用できる。例えば、グアーガム酵素分解物、低分子化アルギン酸ナトリウム、グルコマンナン、イヌリン、リンゴ食物繊維などの水溶性食物繊維やコーンファイバー、レジスタントスターチ、サイリウム種皮、ビートファイバー、アップルファイバー、サトウキビ食物繊維、小麦ふすま、発酵大麦ファイバー、エンドウファイバー、夕顔果実食物繊維、シトラスファイバー、セルロース、小麦ファイバー、オート麦ファイバー、ポテトファイバー、大豆ファイバーなどの不溶性食物繊維が挙げられる。これらの食物繊維の中で、特に、グアーガム酵素分解物またはセルロース、サイリウム種皮、コーンファイバー、レジスタントスターチ、小麦ふすま、イヌリンの少なくとも1種を用いることが好ましい。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品に配合する食物繊維の配合量は、イソロイシン、ロイシンおよびバリンの分岐鎖アミノ酸の合計1重量部に対し、0.1〜0.5重量部、好ましくは0.2〜0.4重量部の範囲である。食物繊維の配合量が、0.1重量部より少ないと、焼成後の焼物菓子が十分な保形性を有さなくなり、食品として好ましくない。また、0.5重量部を越えると、硬くなり、食べにくくなるため、好ましくない。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品に配合する脂質としては、従来,食品で利用されてきている公知の各種の食用油脂類が、1種単独でまたは2種以上混合して使用できる。例えば、アマニ油、エゴマ油、オリーブ油、ゴマ油、米油、米糠油、サフラワー油、シソ油、大豆油、コーン油、ナタネ油、胚芽油、パーム油、パーム核油、ヒマワリ油、綿実油、ヤシ油、ナッツ油、落花生油、カカオ脂などの植物性油脂やラード、牛脂、魚油、乳脂などの動物性油脂、中鎖脂肪酸、高度不飽和脂肪酸、DHA、EPA、ジアシルグリセロールなどの加工油脂。また、これら油脂を含有するバター、マーガリン、ショートニングなどの油脂加工品などが挙げられる。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品中の脂質の割合は、15〜35エネルギー%、好ましくは15〜30エネルギー%の範囲である。たんぱく質の割合が、15エネルギー%より少ないと、目的とする脂質量を摂取できなくなり、好ましくない。また、35エネルギー%を越えると、摂取する脂質量が多くなり、総合栄養食品として好ましくない。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品に使用する糖質としては、従来より食品で利用されてきている公知の各種のもののいずれも使用できる。例えば、ブドウ糖(グルコース)、乳糖(ラクトース)、果糖(フルクトース)などの単糖類、蔗糖、グラニュー糖、麦芽糖、トレハロース、マルトース、イソマルトースなどの二糖類、グリコーゲン、デキストリン、デンプン(小麦デンプンなど)などの多糖類や水飴、還元水飴、はちみつ、異性化糖、転化糖、オリゴ糖(イソマルトオリゴ糖、還元キシロオリゴ糖、還元ゲンチオオリゴ糖、キシロオリゴ糖、ゲンチオオリゴ糖、ニゲロオリゴ糖、テアンデオリゴ糖、大豆オリゴ糖など)、粉飴、糖アルコール(マルチトール、エリスリトール、ソルビトール、パラチニット、キシリトール、ラクチトールなど)、砂糖結合水飴(カップリングシュガー)などが挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせてもよい。
また、従来公知もしくは将来知られうる甘味成分も糖類の代わりに用いることができる。具体的には、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、アリテーム、ネオテーム、カンゾウ抽出物(グリチルリチン)、サッカリン、サッカリンナトリウム、ステビア抽出物、ステビア末などの甘味成分を用いても良いが、前述の脂質およびたんぱく質のエネルギー%に関する記載から明らかな通り、本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の糖質は39〜65エネルギー%であるので、これら甘味成分の配合には糖質のエネルギー%に留意して配合する必要がある。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を製造する際には、製品の種類に応じて通常用いられる適当なビタミン類やミネラル類などの成分を配合することが出来る。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品に用いるビタミン類としては、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなどが挙げられ、これら複数をできる限り組み合わせて配合するのが好ましい。ビタミンとして、ビタミン誘導体を使用してもよい。
ビタミンの配合量としては、分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品100kcalあたり、下記の範囲が適当である。
ビタミンB1 0.1〜40mg、好ましくは0.3〜25mg
ビタミンB2 0.1〜20mg、好ましくは0.33〜12mg
ビタミンB6 0.1〜60mg、好ましくは0.3〜10mg
ビタミンB12 0.1〜100μg、好ましくは0.60〜60μg
ナイアシン 1〜300mg、好ましくは3.3〜60mg
パントテン酸 0.1〜55mg、好ましくは1.65〜30mg
葉酸 10〜1000μg、好ましくは60〜200μg
ビオチン 1〜1000μg、好ましくは14〜500μg
ビタミンC 10〜2000mg、好ましくは24〜1000mg
ビタミンA 0〜3000μg、好ましくは135〜600μg
ビタミンD 0.1〜50μg、好ましくは1.5〜5.0μg
ビタミンE 1〜800mg、好ましくは2.4〜150mg
ビタミンK 0.5〜1000μg、好ましくは2〜700μg
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品に用いるミネラル類として、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンおよび亜鉛などが挙げられ、これら複数をできる限り組み合わせて配合するのが好ましい。これらは、無機電解質成分として配合されていても良いし、有機電解質成分、として配合されていてもよい。無機電解質成分としては、例えば、塩化物、硫酸化物、炭酸化物、リン酸化物などのアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩類が挙げられる。また、有機電解質成分としては、有機酸、例えばクエン酸、乳酸、アミノ酸(例えば、グルタミン酸、アスパラギン酸など)、アルギン酸、リンゴ酸またはグルコン酸と、無機塩基、例えばアルカリ金属またはアルカリ土類金属との塩類が挙げられる。例えば、塩化カルシウム、クエン酸カルシウム、グリセロリン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、水酸化カルシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアロイル乳酸カルシウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、ピロリン酸二水素カルシウム、硫酸カルシウム、リン酸三カルシウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸二水素カルシウム、未焼成カルシウム、塩化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、リン酸三マグネシウム、グルコン酸亜鉛、硫酸亜鉛などが挙げられる。
ミネラルの配合量としては、分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品100kcalあたり、下記の範囲が適当である。
ナトリウム 5〜6000mg、好ましくは10〜3500mg
カリウム 1〜3500mg、好ましくは25〜1800mg
マグネシウム 1〜740mg、好ましくは25〜300mg
カルシウム 10〜2300mg、好ましくは250〜600mg
リン 1〜3500mg、好ましくは25〜1500mg
亜鉛 0.1〜30mg、好ましくは1〜15mg
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品は、前記主成分の他に、必要に応じて、栄養価を高めたり、風香味を付与したり、着色したりする目的で用いられる種々の添加物を更に含有することができる。該添加物としては、例えば、風香味付与を目的とする香料(合成香料および天然香料)、醤油、味噌、化学調味料、風味物質(チーズ、チョコレートなど)など、着色を目的とするカラメル、天然着色料など、その他、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチンなど)、安定剤、防腐剤などをそれぞれ挙げることができる。これらの添加剤はそれぞれ1種単独でも2種以上組み合わせても利用することができる。
なお、本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品には、食塩、イースト、酵素、膨張剤などを必要に応じて添加することもできる。酵素としては、例えば、製菓用に一般によく知られている各種のプロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼなどを例示することができる。膨張剤としては、食品業界で汎用されている、例えば炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウムなどおよびこれらを含むものを例示することができる。その代表例としては市販のベーキングパウダーを例示することができる。これら食塩、イースト、酵素、膨張剤などの添加配合量は、通常これらが配合される量と同様のものであることができ、一般には約1重量%程度までとすることができる。
本発明に係る分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の製造方法においては、まず上記各成分を含有する生地を作成する。これは上記各成分の所定量を水と混合し、混合物を混練することにより行ない得る。
上記各成分の混合、混練による生地の調製は、得られる生地が均一になるように適宜通常の装置、条件などを利用して行うことができる。例えばまず粉末状の各原料成分を秤量、混合し、混合粉末に水および水分を多く含む液状動物性たんぱく質素材(牛乳、全卵など)を混合する。この際、水および液状たんぱく質素材は予め約50℃程度に加温して用いることもでき、これによって得られる生地の温度を約30〜35℃程度に上げて生地を柔らかくして、引続く生地の成型を容易にすることができる。
本発明では、次いで上記で得られる生地を任意の形状に賦型する。この賦型は、通常の方法に従い、例えば、麺棒あるいは、デポジター、圧延ローラーなどの機械を用いて生地を伸ばし、型抜きして行う。その際の形状は任意のものとすることができる。製造の容易性、得られる食品の食べやすさなどを考慮すれば、通常、厚さ4〜8mm程度の板状体などとするのが望ましい。これら賦型物の大きさおよび長さは最終製品の食べ易さ、取扱いの容易さなどを考慮して適宜定めればよい。必要に応じ生地を裁断してもよい。
本発明においては上記生地を加熱焼成することを不可欠とし、これによって保形性を有し、分岐鎖アミノ酸を高含有する本発明の目的とする焼物菓子形態の総合栄養食品を得ることができる。
加熱焼成の条件は、使用した原料素材、生地の水分含量などに応じて適宜選択でき、一般に製菓製造において採用されているそれらの条件と特に異なるものではない。通常、加熱温度範囲は約60〜250℃の範囲から選ばれ、加熱時間は約2〜60分の範囲から選ばれる。殊に好ましい温度および時間は約160〜220℃および8〜15分程度である。
上記加熱焼成のための熱源としては、特に制約はなく熱水、蒸気、電気ヒーター、ガスオーブンなどの燃焼熱を利用するもの、電子レンジなどのマイクロ波、遠赤外線、赤外線などの各種のものを用いることができる。
本発明において製造に際しては上記に説明した組成範囲に基づいて更に、後述の実施例や焼物菓子の製造法として従来から知られている方法、もしくは今後新しく提供される方法を利用すれば、本発明で目的とする分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を製造することができる。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の保形性は、1.0〜1.15の範囲である。分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の保形性が、1.0より小さいと、分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品が硬くなり、食べにくくなるため、好ましくない。また、1.15を越えると、焼成後の焼物菓子が十分な保形性を有さなくなり、食品として好ましくない。
本発明の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の水分量は、3〜10重量%、好ましくは4〜8重量%の範囲である。分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の水分量が、3重量%より少ないと、分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品が硬くなり、食べにくくなるため、好ましくない。好ましくない。また、10重量%を越えると、長期間保存することに適さなくなる。
このようにして得られた分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品は、有効成分であるイソロイシン、ロイシンおよびバリンの3種の分岐鎖アミノ酸にカゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱくの少なくとも1種のたんぱく質原料および食物繊維を配合することにより、焼成後も保形性を有し、肝性脳症を伴う慢性肝不全患者などの肝硬変患者のPEMを改善することができ、LESとしても使用でき、分岐鎖アミノ酸とエネルギーも摂取することができる。
次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
表1に示す配合に基づき、調製法1の方法により分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を得た。なお、表1中のビタミンミックスの組成は表2に示したとおりである。得られた分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の保形性は1.11であり、水分量は6.3重量%であった。
Figure 0005473701
Figure 0005473701
(調製法1)
マーガリン(ブロンテ,株式会社ADEKA)、グラニュー糖および乳化剤(サンソフトNo.818H、太陽化学株式会社)を4.8L容ステンレルボウルに入れ、ミキサー(KitchenAid 型式:KSM5、平面ビーター、株式会社エフ・エム・アイ)を用い、速度目盛り2で2分間ミキシングした。次に、凍結全卵(製菓用,キユーピータマゴ株式会社)を加えて、速度目盛り2で2分間ミキシングした。さらに、ミクロカルマグS、ビタミンミックスおよびグルコン酸亜鉛を加えて、速度目盛り2で3分間ミキシングした後、ロイシン、イソロイシン、バリン(L−ロイシン、L−イソロイシン、L−バリン、いずれも協和発酵バイオ株式会社)、食物繊維(グアーガム酵素分解物、サンファイバーR、太陽化学株式会社)、濃縮大豆たんぱく(ARCON S、日本新薬株式会社)および乳清たんぱく(Lacprodan DI−9224、アーラフーズイングレディエンツジャパン株式会社)を加えて、速度目盛り1で30秒間、速度目盛り2で30秒間ミキシングした。最後に、小麦粉(日清フラワー薄力小麦粉、日清フーズ株式会社)を加えて、速度目盛り1で30秒間、速度目盛り2で1分間ミキシングして分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品用生地を調製した。得られた生地を麺棒で7mm厚の均一な板状に伸ばし、直径6cmの型により型抜きした。その後、型抜きした生地をオーブンレンジ(品番:NE−M250、松下電器産業株式会社)で170℃、11分間焼成し、分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を得た。
(評価法1)
実施例1から3の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品と比較例1から4の試料の保形性は、焼成前の大きさ(面積)を1にした場合の焼成後の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の面積割合を画像解析ソフト(Scion Image、Scion Corporation)を用いてThreshold機能により閾値を設定し、2値化処理を行い、計測した。計測は、n=3で行い、結果は、平均値で記した。結果を表3に示す。
(評価法2)
実施例1から3の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品と比較例1から4の試料の水分量は、赤外線水分計(型番:AD−4715、株式会社エー・アンド・デイ)を用いて、110℃で測定した。測定は、n=3で行い、結果は、平均値で記した。結果を表3に示す。
Figure 0005473701
(実施例2)
実施例1において、濃縮大豆たんぱくをカゼインナトリウム(Sodium Caseinate S、日本新薬株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を得た。得られた分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の保形性は1.10であり、水分量は6.8重量%であった。結果を表3に示す。
(比較例1)
実施例1において、濃縮大豆たんぱくをカゼインカルシウム(Calcium Caseinate S、日本新薬株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して試料を得た。得られた試料の保形性は1.35であり、水分量は7.2重量%であった。結果を表3に示す。
(比較例2)
実施例1において、濃縮大豆たんぱくおよび乳清たんぱくをすべて乳清たんぱくに変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して試料を得た。得られた試料の保形性は1.36であり、水分量は7.1重量%であった。結果を表3に示す。
(実施例3)
実施例1において、食物繊維を不溶性食物繊維(セルロース、セオラス(登録商標)、旭化成ケミカルズ株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を得た。得られた分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の保形性は1.11であり、水分量は7.0重量%であった。結果を表3に示す。
(実施例4)
実施例1において、食物繊維を水溶性・不溶性混合食物繊維(サイリウム種皮、ヘルシーガム(登録商標)、大日本住友製薬株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を得た。得られた分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の保形性は1.06であり、水分量は5.0重量%であった。結果を表3に示す。
(実施例5)
実施例1において、食物繊維を不溶性食物繊維(コーンファーバー、日食セルファー、日本食品化工株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を得た。得られた分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の保形性は1.04であり、水分量は4.9重量%であった。結果を表3に示す。
(実施例6)
実施例1において、食物繊維を不溶性食物繊維(レジスタントスターチ、日食ロードスター、日本食品化工株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を得た。得られた分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の保形性は1.10であり、水分量は5.2重量%であった。結果を表3に示す。
(実施例7)
実施例1において、食物繊維を不溶性食物繊維(小麦ふすま、ブランエース粉状P、日本製粉株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を得た。得られた分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の保形性は1.06であり、水分量は4.6重量%であった。結果を表3に示す。
(実施例8)
実施例1において、食物繊維を水溶性食物繊維(イヌリン、フィブリン インスタント、サンエイ糖化株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品を得た。得られた分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品の保形性は1.12であり、水分量は4.9重量%であった。結果を表3に示す。
(比較例3)
実施例1において、食物繊維を配合しなかった以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して試料を得た。得られた試料の保形性は1.24であり、水分量は5.6重量%であった。結果を表3に示す。
(比較例4)
実施例1において、食物繊維を水溶性食物繊維(難消化性デキストリン、パインファイバー、松谷化学工業株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して試料を得た。得られた試料の保形性は1.32であり、水分量は6.8重量%であった。結果を表3に示す。
(比較例5)
実施例1において、食物繊維を水溶性食物繊維(水溶性大豆多糖類、ソヤファイブ(登録商標)ーS−ZR100、不二製油株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して試料を得た。得られた試料の保形性は1.16であり、水分量は7.0重量%であった。結果を表3に示す。
(比較例6)
実施例1において、食物繊維を水溶性食物繊維(ポリデキストロース、ライテスウルトラ(ライテスIII)、ダニスコジャパン株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して試料を得た。得られた試料の保形性は1.20であり、水分量は4.5重量%であった。結果を表3に示す。
(比較例7)
実施例1において、食物繊維を水溶性食物繊維(アラビアガム、アラビアガムA、伊那食品工業株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して試料を得た。得られた試料の保形性は1.19であり、水分量は5.0重量%であった。結果を表3に示す。
(比較例8)
実施例1において、食物繊維を水溶性・不溶性混合食物繊維(寒天、伊那食品工業株式会社)に変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して試料を得た。得られた試料の保形性は1.25であり、水分量は5.3重量%であった。結果を表3に示す。
本発明は、有効成分であるイソロイシン、ロイシンおよびバリンの3種の分岐鎖アミノ酸にカゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱくの少なくとも1種のたんぱく質原料および食物繊維を配合することにより、焼成後も保形性を有し、肝性脳症を伴う慢性肝不全患者などの肝硬変患者のPEMを改善することができ、LESとしても使用でき、分岐鎖アミノ酸を有効成分とし、エネルギーも摂取できる焼物菓子形態の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品に関するものであって、産業上十分に利用できるものである。

Claims (5)

  1. イソロイシン、ロイシンおよびバリンの分岐鎖アミノ酸を配合する焼物菓子形態の総合栄養食品であって、3種の分岐鎖アミノ酸の配合量が100kcalあたり3.0〜4.5g、たんぱく質は保形用たんぱく質としてカゼインナトリウムまたは濃縮大豆たんぱくの少なくとも1種を含有し、前記保形用たんぱく質原料が、イソロイシン、ロイシンおよびバリンの分岐鎖アミノ酸の合計1重量部に対し、0.05〜0.3重量部であり、さらに保形用食物繊維を含有し、前記たんぱく質が20〜26エネルギー%、脂質が15〜35エネルギー%であり、焼成後の保形性が1.0〜1.15、水分量が3〜10重量%であり、前記保形食物繊維が、グアーガム酵素分解物、セルロース、サイリウム種皮、コーンファーバー、レジスタントスターチ、小麦ふすま、またはイヌリンの少なくとも1種である分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品。
  2. 前記保形用食物繊維が、イソロイシン、ロイシンおよびバリンの分岐鎖アミノ酸の合計1重量部に対し、0.1〜0.5重量部である請求項1に記載の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品。
  3. イソロイシン、ロイシンおよびバリンの配合割合が0.9〜1.1:1.8〜2.2:0.9〜1.1である請求項1または2に記載の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品。
  4. ビタミン類およびミネラル類が配合された請求項1から3のいずれかに記載の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品。
  5. 実質的に鉄化合物を配合しない請求項1から4のいずれかに記載の分岐鎖アミノ酸含有総合栄養食品。
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