JP5473364B2 - フレアチップ - Google Patents

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この発明は、石油、ガス採掘、化学プラント等から排出される可燃性ガスの安全焼却処理及び環境保全に供するフレアスタックのフレアガス燃焼部分であるフレアチップに関するものである。
上記プラント等から排出される可燃性ガスを、フレアスタックにより大気中で自然拡散燃焼させ、無害化して大気中に放散する。このフレアスタックの先端に装着されるフレアチップで前記可燃性ガスを焼却するための着火源としてパイロットバーナを常時燃焼させているが、従来、着火源として燃焼継続の信頼性を確保するため、当該パイロットバーナに専用の燃料を送り込んでいる。すなわち、圧力、発熱量の安定したパイロットバーナ専用の燃料ガス供給ラインの設置が不可欠であった。これは、米国の石油学会(American Petroleum Institute)で発行している「API推奨プラクティス521」の「Guide for Pressure-Relieving andDepressuring Systems」(圧力緩和及び減圧システムのためのガイド)の第104頁の図D.3−典型的なフレア装置の解説図においても、フレアスタックに対してパイロット及びイグニションへの燃料ガス専用の配管を設けている。この文献は広く一般にフレア設計のバイブルとして使用されており、日本で使用されているフレアスタックの99%以上はこの文献をベースに設計され、使用されている。また、特許文献1はこの様なパイロットバーナ専用の燃料ガス供給装置を有しているフレアスタックの一例である。
「API推奨プラクティス521」の「Guide for Pressure-Relieving andDepressuring Systems」(圧力緩和及び減圧システムのためのガイド)表紙及び第104頁 特開2003−176914号公報
しかしながら、石油やガスを海上で採掘するオフショアプラントでは、安定したパイロットバーナ用燃料ガス供給ライン又は装置を得ることが困難であった。また、陸上でも、パイロットバーナ用燃料ガス供給ライン又は装置を用意しなければならず、かつパイロットバーナ用燃料費もかかり、コスト高となっている。
この発明はこのような従来技術を考慮したものであって、焼却対象の可燃性ガスの主流路からパイロットバーナ用燃料を分岐させてパイロットバーナに導入することにより前記専用のパイロットバーナ用燃料ガス供給ライン又は装置を不要とし、さらに前記排出可燃性ガスを確実に着火でき、かつ安定して燃焼を継続できる信頼性の高いフレアチップを提供することを目的としたものである。
そこで、請求項1の発明は、フレアスタック先端に取り付ける管状のフレアチップ本体(ガスライザーとエアライザーから成るものを含む)の上端側部に筒状のパイロットバーナを設け、前記フレアチップ本体の側部にパイロットガスパイプを設け、当該パイロットガスパイプの一方の開口部を有する下端部を前記フレアチップ本体内に挿入し、当該フレアチップ本体内に前記パイロットガスパイプの一方の開口部を可燃性ガスの流れに対向して設け、前記パイロットガスパイプの他方の開口部を有する他端部を、前記パイロットバーナ内に導入し、 前記パイロットガスパイプの他方の開口部を前記パイロットバーナの上端開口部より下に位置させてパイロットバーナの筒体内に固定し、当該パイロットバーナの筒体内の前記パイロットガスパイプの脇を通したイグナイターガイドパイプの上部からイグナイターを、前記パイロットガスパイプの他方の開口部より上方に突出させ、このイグナイターより上方に、多数の孔を有する保炎板を前記パイロットバーナの筒体中空部をほぼ塞ぐように設けた、フレアチップとした。
また、請求項の発明は、請求項の発明において、前記パイロットバーナの筒体内に熱検知体ガイドパイプを通し、その上端から熱検知体を突出させ、当該熱検知体の先端を前記保炎板に当接させるか又は保炎板の孔を通して当該保炎板の上方まで突出させ、当該パイロットバーナの燃焼による熱を検知すると前記イグナイターの作動を停止させる構成であるフレアチップとした。また、請求項の発明は、請求項1又は2の発明において、前記可燃性ガスの流れに対向して設けた前記パイロットガスパイプの一方の開口部を、前記フレアチップ本体のベロシティシールの吐出口に対向して設けたフレアチップとした。
請求項1の発明によれば、独立したパイロットバーナ用燃料供給ラインの設置が不要となりフレアスタック全体の設備が簡素化される。また、これらの燃料供給ラインの設置費用及び専用燃料費が不要となり、フレアスタック全体のコストが軽減される。特に、海上石油・ガス採掘装置でのフレアスタック設置・運転が従来に比べ、きわめて容易になる。また、前記パイロットバーナには、フレアチップ本体から分岐させた一定径のパイロットガスパイプから燃料ガスを供給しているため、フレアチップ本体内を流れる可燃性ガスの流量に左右されずに、常に一定の燃料ガスを供給され、安定した燃焼が保持される。
またさらに、当該パイロットバーナでは、保炎板の上で燃焼が行われる保炎構造としているため、安定した燃焼炎を形成することができ、信頼性の高いフレアチップとなる。また、イグナイターは前記保炎板の下方にあるため、燃焼炎の影響を受けず、耐久性がある。
また、請求項の発明では、上記請求項1の発明の効果に加え、前記保炎板上で燃焼が始まると熱検知体が熱を検知し、これによりイグナイターの作動を止めさせるため、イグナイターの作動を効率的にでき、その耐久性を高めることができる。また、請求項の発明は、上記請求項1又は2の発明の効果に加え、前記可燃性ガスの流れに対向して設けた前記パイロットガスパイプの開口部を、前記フレアチップ本体のベロシティシールの吐出口に対向して設けているので、可燃性ガスを一様に効率よくパイロットバーナに導入することができる。
この発明は、フレアスタック先端に取り付ける管状のフレアチップ本体の上端側部に、当該フレアチップ本体の開口部と自体の開口部を並べて筒状のパイロットバーナを設け、前記フレアチップ本体の側部にパイロットガスパイプを設け、当該パイロットガスパイプの一方の開口部を有する下端部を前記フレアチップ本体内に挿入し、当該フレアチップ本体内に前記パイロットガスパイプの一方の開口部を可燃性ガスの流れに対向して設け、前記パイロットガスパイプの他方の開口部を有する他端部を、前記パイロットバーナ内に導入したフレアチップとした。
以下、この発明の実施例1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の一部断面正面図、図2はこの発明の平面図、図3はこの発明のパイロットバーナ部分の拡大縦断面図である。
フレアスタック先端に装着する管状のフレアチップ本体1の上端両側部に、当該フレアチップ本体1の開口部と自体の開口部を並べて略筒状のパイロットバーナ2、2が夫々設けられている。また、前記フレアチップ本体1の両側部にパイロットガスパイプ3、3が夫々設けられ、当該各パイロットガスパイプ3の一方の開口部を有する下端部3aは、前記フレアチップ本体1の側面からフレアチップ本体1内に夫々挿入され、当該フレアチップ本体1内に設けたガス取り入れ管4に連結されている。このガス取り入れ管4はその開口部を可燃性ガスの流れに対向して設けられている。また、前記各パイロットガスパイプ3の他方の開口部を有する上端部3bは、前記パイロットバーナ2内に導入されている。
前記筒状の各パイロットバーナ2は、図3に示すように、外周がパイロットフード2aで形成され、このパイロットフード2a内に前記パイロットガスパイプ3が下から挿入され、その上端部3bは前記パイロットフード2aの上端から離れた低い位置に固定されている。さらに、このパイロットフード2a内にイグナイターガイドパイプ5及び熱検知体ガイドパイプ6が夫々下から挿入され、前記パイロットガスパイプ3と平行して立ちあがっている。前記イグナイターガイドパイプ5の上端は前記パイロットガスパイプ3の上端と同じ位置になっており、その上端からイグナイター7が一定距離だけ上方に突出している。
また、前記パイロットフード2a内の前記イグナイター7のすぐ上に、パイロットフード2aの通路を塞ぐように保炎板8が設けられ、当該保炎板8は支持脚8aを前記パイロットガスパイプ3の上端部に固定している。この保炎板8は、図2に示すように、ドーナツ型で環状部に多数の小孔を有している。そして、前記パイロットガスパイプ3の上端より低い位置にある、前記熱検知体ガイドパイプ6の上端から熱検知体9が突出し、前記保炎板8の中央孔を通って当該保炎板8の上方まで達している。この熱検知体9は熱電対から成る。
また、前記フレアチップ本体1内の下部にはベロシティシール10が設けられ、また、当該フレアチップ本体の上端部外周には、側面に多数の小孔を有するウインドシールド11が設けられている。また、当該フレアチップ本体1の上面開口部には、フレームホルダー12が設けられている。
以上の構成により、フレアスタック(図示省略)からフレアチップ本体1内に入った可燃性ガスは、フレアチップ本体1の上端開口部から排出されるが、その一部はフレアチップ本体1内に設けたガス取り入れ管4に取り込まれ、各パイロットガスパイプ3に入り、各パイロットガスパイプ3の上端部3bから放出される。そこでパイロットガスパイプ3の可燃性ガスをガス検知器(図示省略)が感知し、或いは熱検知体9による温度が設定値以下となったことを感知し、イグナイター7が自動的に作動して、当該イグナイター7により可燃性ガスに点火され、燃焼する。そして、この炎で、フレアチップ本体1の上端開口部から排出された可燃性ガスに引火し、可燃性ガスが燃焼する。
その際、パイロットバーナ2では、保炎板8の上で燃焼が行われ、前記保炎板8の下にあるイグナイター7はその影響を受けない。また、保炎板8の上での燃焼による熱を熱検知体9が感知し、これによりイグナイター7の作動を停止させる構成となっている。そして、常時パイロットガスパイプ3の上端開口部から可燃性ガスが供給され、前記保炎板8の上で、パイロットバーナ2の炎は安定した燃焼炎となり、フレアチップ本体1の上端開口部から排出する可燃性ガスの燃焼を保持する。
また、フレアチップ本体1内で可燃性ガスが流れてこなくなると、フレアチップ本体1の上端開口部での燃焼及びパイロットバーナ2の燃焼は停止する。そして、再び、フレアチップ本体1内に可燃性ガスが流れてくると、前記パイロットガスパイプ3内にも可燃性ガスは流入し、これをガス検知器(図示省略)等が感知してイグナイター7が作動し、パイロットバーナ2が燃焼を開始する。
図4乃至図6はこの発明の実施例2を示し、図4は実施例2の正面図、図5は同平面図、図6は同パイロットバーナ部分の拡大縦断面図である。この実施例2のフレアチップはガスライザー15にエアライザー16が付いた無煙化タイプのものである。従って、このタイプではガスライザー15及びエアライザー16によりフレアチップ本体を構成している。
このタイプのものは、上述のように、筒状のガスライザー15の上部外周に大径の筒状のエアライザー16が被覆されている。このエアライザー16の下部一側にエア供給ノズル17が設けられ、ここから空気がエアライザー16に取り込まれ、ガスライザー15の上端から排出する可燃性ガスとエアライザー16から排出する空気とが混合されて可燃性ガスが燃焼するため、無煙化される。
そして、前記エアライザー16の上端両側部に筒状のパイロットバーナ18が支持固定されている。また、エアライザー16の両側部に夫々設けた各パイロットガスパイプ19の下端部19aはガスライザー15の下部側面から内部に挿入され、ガスライザー15の内部に設けたガス取り入れ管20に連結されている。このガス取り入れ管20はその開口部を可燃性ガスの流れに対向して設けられている。また、これらの各パイロットガスパイプ19の上端部19bはそれぞれ前記パイロットバーナ18に導入されている。
前記筒状の各パイロットバーナ18は、図6に示すように、外周がパイロットフード18aで形成され、このパイロットフード18a内に前記パイロットガスパイプ19が下から挿入され、その上端部19bは前記パイロットフード18aの上端から離れた低い位置に固定されている。さらに、このパイロットフード18a内にイグナイターガイドパイプ21及び熱検知体ガイドパイプ22が夫々下から挿入され、前記パイロットガスパイプ19と平行して立ちあがっている。前記イグナイターガイドパイプ21の上端は前記パイロットガスパイプ19の上端と同じ位置になっており、その上端からイグナイター23が一定距離だけ上方に突出している。
また、前記パイロットフード18a内の前記イグナイター23のすぐ上に、パイロットフード18aの通路を塞ぐように保炎板24が設けられ、当該保炎板24はその支持脚24aを前記パイロットガスパイプ19の上端部に固定している。この保炎板24は,図5に示すように、ドーナツ型で環状部に多数の小孔を有している。そして、前記パイロットガスパイプ19の上端より低い位置にある、前記熱検知体ガイドパイプ22の上端から熱検知体25が突出し、前記保炎板24の中央孔を通って当該保炎板24の上方まで達している。この熱検知体25は熱電対から成る。また、前記ガスライザー15内の下部にはベロシティシール26が設けられ、また、前記エアライザー16の側面には吊り金具27が設けられている。
以上の構成により、フレアスタック(図示省略)からガスライザー15内に入った可燃性ガスは、ガスライザー15の上端開口部から排出されるが、その一部はガスライザー15内に設けたガス取り入れ管20に取り込まれ、各パイロットガスパイプ19に入り、各パイロットガスパイプ19の上端部19bから放出される。そこでパイロットガスパイプ19の可燃性ガスをガス検知器(図示省略)が感知し、或いは熱検知体25による温度が設定値以下となったことを感知し、イグナイター23が自動的に作動して、当該イグナイター23により可燃性ガスに点火され、燃焼する。そして、この炎で、ガスライザー15の上端開口部から排出され、エアライザー16の空気と混合された可燃性ガスに引火し、可燃性ガスが燃焼する。
その際、パイロットバーナ18では、保炎板24の上で燃焼が行われ、前記保炎板24の下にあるイグナイター23はその影響を受けない。また、保炎板24の上での燃焼による熱を熱検知体25が検知し、これによりイグナイター23の作動を停止させる構成となっている。そして、常時パイロットガスパイプ19の上端開口部から可燃性ガスが供給され、前記保炎板24の上で、パイロットバーナ18の炎は安定した燃焼炎となり、ガスライザー15の上端開口部から排出する、空気と混合した可燃性ガスの燃焼を保持する。その他の動作はすべて前記実施例1と同じである。
また、前記実施例1及び2では、フレアチップ本体1又はエアライザー16の上端側部に、当該フレアチップ本体1又はエアライザー16の開口部と自体の開口部を並べて略筒状のパイロットバーナ2又は18が設けられているが、この発明では、パイロットバーナ2又は18をフレアチップ本体に並べなくてもよい。要はパイロットバーナ2又は18は、フレアチップ本体1等の上端開口部から排出される可燃性ガス又は混合ガスを点火できる位置に設けられていればよい。また、前記実施例1及び2では、熱検知体9又は25を、保炎板8又は24の上方に突出させているが、このようにせず、熱検知体9又は25の先端を保炎板8又は24に当接させた構成にしても、パイロットバーナ2又は18の燃焼を検知できる。
また、前記ガス取り入れ管4又は20の開口部は前記ベロシティシール10又は26の近傍に対向して設けた場合、可燃性ガスを一様に効率よくパイロットバーナ2又は18に導入することができる。なお、上記各実施例では、フレアチップ本体1の両側部にパイロットバーナ2を、また、エアライザー15の両側部にパイロットバーナ18を夫々設けているが、これらのパイロットバーナ2又は18の数は任意である。また、前記各実施例のパイロットバーナ及びパイロットガスパイプは夫々筒状体であるが、これらの断面は円形、角型、多角形等を含むものである。
この発明の実施例1の一部断面正面図である。 この発明の実施例1の平面図ある。 この発明の実施例1のパイロットバーナ部分の拡大縦断面図である。 この発明の実施例2の一部断面正面図である。 この発明の実施例2の平面図である。 この発明の実施例2のパイロットバーナ部分の拡大縦断面図である。
1 フレアチップ本体 2 パイロットバーナ
2a パイロットフード 3 パイロットガスパイプ
3a 下端部 3b 上端部
4 ガス取り入れ管 5 イグナイターガイドパイプ
6 熱検知体ガイドパイプ 7 イグナイター
8 保炎板 8a 支持脚
9 熱検知体 10 ベロシティシール
11 ウインドシールド 12 フレームホルダー
15 ガスライザー 16 エアライザー
17 エア供給ノズル 18 パイロットバーナ
18a パイロットフード 19 パイロットガスパイプ
19a 下端部 19b 上端部
20 ガス取り入れ管 21 イグナイターガイドパイプ
22 熱検知体ガイドパイプ 23 イグナイター
24 保炎板 24a 支持脚
25 熱検知体 26 ベロシティシール
27 吊り金具

Claims (3)

  1. フレアスタック先端の管状のフレアチップ本体の上端側部に筒状のパイロットバーナを設け、
    前記フレアチップ本体の側部にパイロットガスパイプを設け、当該パイロットガスパイプの一方の開口部を有する下端部を前記フレアチップ本体内に挿入し、当該フレアチップ本体内に前記パイロットガスパイプの一方の開口部を可燃性ガスの流れに対向して設け、
    前記パイロットガスパイプの他方の開口部を有する他端部を、前記パイロットバーナ内に導入し、
    前記パイロットガスパイプの他方の開口部を前記パイロットバーナの上端開口部より下に位置させてパイロットバーナの筒体内に固定し、
    当該パイロットバーナの筒体内の前記パイロットガスパイプの脇を通したイグナイターガイドパイプの上部からイグナイターを、前記パイロットガスパイプの他方の開口部より上方に突出させ、
    このイグナイターより上方に、多数の孔を有する保炎板を前記パイロットバーナの筒体中空部をほぼ塞ぐように設けたことを特徴とする、フレアチップ。
  2. 前記パイロットバーナの筒体内に熱検知体ガイドパイプを通し、その上端から熱検知体を突出させ、当該熱検知体の先端を前記保炎板に当接させるか又は保炎板の孔を通して当該保炎板の上方まで突出させ、当該パイロットバーナの燃焼による熱を検知すると前記イグナイターの作動を停止させる構成とした、請求項1に記載のフレアチップ。
  3. 前記可燃性ガスの流れに対向して設けた前記パイロットガスパイプの一方の開口部を、前記フレアチップ本体のベロシティシールの吐出口に対向して設けたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のフレアチップ。
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