JP5472976B2 - 対象物検出装置、対象物検出方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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本発明は、対象物検出装置、対象物検出方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
動画像に写された不特定多数の人物、車両、動物等の物体を検出し、それらの動きを追跡する追跡処理は、施設等への入退場人数の計測や、スポーツ競技中の選手の動きの解析、移動調査、個体認識の用途などに用いられている(例えば、特許文献1、2参照)。動画像は、特定の場所に設置したカメラ等で撮影されたものを用いることが多い。前記検出や追跡は、客層分析、セキュリティ、デジタルサイネージ用データの取得、POSシステム(販売時点情報管理)への組み込み等その目的に応じて、また、カメラの設置条件等によっても、パラメータを最適化する必要がある。例えば、店舗の利用者を検出・追跡する場合、入り口付近に内向きにカメラを設置すると、店舗から出ようとする人物の姿を正面から捉えることができる。この場合、人物の顔面がわかりやすい画像を得ることができるので、店舗利用者の性別、年齢等の属性情報を得ることができる。一方、駅のホームの場合、ホーム端からホーム全体を見渡せる位置にカメラを設置すると、ホームで電車を待つ人物は線路に向かう方向にならぶことが多いので、画像には人物の横顔が多く写ることになる。このような場合は、横顔から属性を判断するデータ構築しておくことも効果的である。
これらの例のように、一見してカメラの設置場所から、得られる画像が推測される場合には、初期設定において撮影範囲の大きさや撮影角度等、検出のパラメータのある程度の最適化が可能である。しかし、多くの場合は、実際に稼働させて得られたデータおよび経験から、カメラ毎に前記パラメータの最適化を人手で行う必要があった。また、カメラ設置場所周囲の状態が、天候や季節、曜日、時刻等によって変化する場合であっても、一旦最適化された状態から現場の状況に応じてパラメータを変更することは困難であった。
特開2004−348618号公報 特開2004−46647号公報
そこで、本発明は、カメラ設置場所毎の最適パラメータ調整の手間とコストの軽減がされ、また、カメラ設置場所の周囲の状態の変化に合わせて、最適な条件で画像取得することで、高速に、かつ、誤検出が少なく、対象物の検出を行うことのできる対象物検出装置、対象物検出方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の対象物検出装置は、
画像を撮影し、画像情報を取得する画像情報取得手段と、
前記画像情報から対象物を検出する対象物検出手段とを有し、
前記二手段の作動が、準備作動と実動作動とに分けられ、
前記準備作動において、画像情報取得パラメータおよび検出パラメータを、前記実動作動で用いるものよりも広い範囲で設定して前記二手段を作動することにより、分析用データを取得する分析用データ取得手段と、
前記取得された分析用データから、前記画像情報取得パラメータおよび前記検出パラメータの少なくとも1つを選択して最適パラメータを決定する最適パラメータ決定手段とを有し、
前記実動作動において、前記決定された最適パラメータを用いて前記二手段を作動することにより、対象物を検出することを特徴とする。
また、本発明の対象物検出方法は、
画像を撮影し、画像情報を取得する画像情報取得工程と、
前記画像情報から対象物を検出する対象物検出工程とを有し、
前記二工程が、準備工程と実動工程とに分けられ、
前記準備工程において、画像情報取得パラメータおよび検出パラメータを、前記実動工程で用いるものよりも広い範囲で設定して前記二工程を実施することにより、分析用データを取得し、
前記取得された分析用データから、前記画像情報取得パラメータおよび前記検出パラメータの少なくとも1つを選択して最適パラメータを決定し、
前記実動工程において、前記決定された最適パラメータを用いて前記二工程を実施することにより、対象物を検出することを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記本発明の対象物検出方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、前記本発明のプログラムを記録していることを特徴とする。
本発明によれば、カメラ設置場所毎の最適パラメータ調整の手間とコストの軽減がされ、また、カメラ設置場所の周囲の状態の変化に合わせて、最適な条件で画像取得することで、高速に、かつ、誤検出が少なく、対象物の検出を行うことのできる対象物検出装置、対象物検出方法、プログラムおよび記録媒体を提供することができる。
図1(a)は、本発明の対象物検出装置の実施形態1における一例の構成を示すブロック図である。 図1(b)は、本発明の対象物検出装置の実施形態1におけるその他の例の構成を示すブロック図である。 図2は、フレーム間での人物の移動距離を説明する図である。 図3は、フレーム間での人物の頭部の大きさの差を説明する図である。 図4は、本発明の対象物検出装置の実施形態2における一例の構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の対象物検出装置を用いた部品情報検出システムの一例の構成を示すブロック図である。 図6は、実施形態4の説明図である。 図7は、実施形態4の他の説明図である。 図8は、実施形態5の説明図である。 図9は、実施形態5の他の説明図である。
本発明の対象物検出装置において、さらに、前記検出された対象物を追跡する対象物追跡手段を有し、
前記対象物追跡手段を含む三手段の作動が、準備作動と実動作動とに分けられ、
前記準備作動において、画像情報取得パラメータ、検出パラメータおよび追跡パラメータを、前記実動作動で用いるものよりも広い範囲で設定して前記三手段を作動することにより、分析用データを取得する分析用データ取得手段と、
前記取得された分析用データから、前記画像情報取得パラメータ、前記検出パラメータおよび前記追跡パラメータの少なくとも1つを選択して最適パラメータを決定する最適パラメータ決定手段とを有し、
前記実動作動において、前記決定された最適パラメータを用いて前記三手段を作動することにより、対象物を検出し、さらに、前記検出された対象物の動きを追跡することが好ましい。
また、本発明の対象物検出方法において、さらに、前記検出された対象物を追跡する対象物追跡工程を有し、
前記対象物追跡工程を含む三工程が、準備工程と実動工程とに分けられ、
前記準備工程において、画像情報取得パラメータ、検出パラメータおよび追跡パラメータを、前記実動工程で用いるものよりも広い範囲で設定して前記三工程を実施することにより、分析用データを取得し、
前記取得された分析用データから、前記画像情報取得パラメータ、前記検出パラメータおよび前記追跡パラメータの少なくとも1つを選択して最適パラメータを決定し、
前記実動工程において、前記決定された最適パラメータを用いて前記三工程を実施することにより、対象物を検出し、前記検出された対象物の動きを追跡することが好ましい。
以下、本発明の対象物検出装置、対象物検出方法について、詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態1)
図1(a)に、本発明の対象物検出装置の一例の構成を示す。図示のとおり、この対象物検出装置10は、画像情報取得手段11と、対象物検出手段12と、分析用データ取得手段14と、最適パラメータ決定手段15とを備える。前記画像情報取得手段11は、前記対象物検出手段12に電気的に接続されている。前記画像情報取得手段11と、前記対象物検出手段12とは、前記分析用データ取得手段14に電気的に接続されている。前記分析用データ取得手段14は、前記最適パラメータ決定手段15に電気的に接続されている。そして、前記最適パラメータ決定手段15は、前記画像情報取得手段11と、前記対象物検出手段12とに電気的に接続されている。本実施形態の対象物検出装置は、任意の構成部材として出力手段を備えていることも好ましい。
図1(b)に、本発明の対象物検出装置のその他の例の構成を示す。図示のとおり、この対象物検出装置20は、画像情報取得手段11と、対象物検出手段12と、対象物追跡手段13と、分析用データ取得手段14と、最適パラメータ決定手段15とを備える。前記画像情報取得手段11は、前記対象物検出手段12に電気的に接続されている。前記対象物検出手段12は、前記対象物追跡手段13に電気的に接続されている。前記画像情報取得手段11と、前記対象物検出手段12と、前記対象物追跡手段13とは、前記分析用データ取得手段14に電気的に接続されている。前記分析用データ取得手段14は、前記最適パラメータ決定手段15に電気的に接続されている。そして、前記最適パラメータ決定手段15は、前記画像情報取得手段11と、前記対象物検出手段12と、前記対象物追跡手段13とに電気的に接続されている。本実施形態の対象物検出装置は、任意の構成部材として出力手段を備えていることも好ましい。
前記画像情報取得手段11としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラ、イメージスキャナ等があげられる。前記対象物検出手段12、前記対象物追跡手段13および前記最適パラメータ決定手段15としては、例えば、中央処理装置(CPU)等があげられる。前記分析用データ取得手段14としては、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。前記分析用データ取得手段14は、装置内蔵型であってもよいし、外部記憶装置のような外付け型であってもよい。前記出力手段としては、例えば、映像により出力するモニター(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、ブラウン管(CRT)ディスプレイ等の各種画像表示装置等)、印刷により出力するプリンター等があげられる。前記画像情報取得手段、前記対象物検出手段、前記対象物追跡手段、前記分析用データ取得手段、前記最適パラメータ決定手段および出力手段については、後述の実施形態においても同様である。
つぎに、図1(b)に基づき、本実施形態の対象物検出方法を説明する。ここでは、対象物追跡手段13を有する態様について説明するが、図1(a)に示す構成の場合は、前記対象物追跡手段を有さないこと以外は同様である。本実施形態の対象物検出装置20では、まず、前記画像情報取得手段11は、画像情報取得工程において画像情報aを取得する。前記画像情報aの取得は、設定された画像情報取得パラメータによる条件下で行われる。前記画像情報取得手段11は、前記対象物検出手段12および前記分析用データ取得手段14に、前記画像情報aを電気的信号として出力する。前記対象物検出手段12は、前記画像情報aを受け取り、対象物検出工程において対象物を検出して、前記対象物追跡手段13および前記分析用データ取得手段14に、前記対象物の位置や大きさ等の対象物データbを電気的信号として出力する。前記対象物データbは、設定された検出パラメータによる条件下で得られたものである。前記対象物追跡手段13は、前記対象物データbを受け取り、対象物追跡工程において複数フレームの画像における前記対象物データbを分析し、前記複数フレームの画像中の対象物の同一性を判断して、前記分析用データ取得手段14に対象物追跡結果データcを、電気的信号として出力する。前記対象物追跡結果データcは、設定された追跡パラメータによる条件下で得られたものである。
前記画像情報a、前記対象物データbおよび前記対象物追跡結果データcは、前記分析用データ取得手段14を用いて取得される。前記画像情報a、前記対象物データbおよび前記対象物追跡結果データcは、前記分析用データ取得手段14に蓄積されてもよい。前記最適パラメータ決定手段15は、前記分析用データ取得手段14に取得されたデータから、前記画像情報取得パラメータ、前記検出パラメータおよび前記追跡パラメータを最適化した、最適パラメータdを決定する。前記最適パラメータdとしては、各々のパラメータをそれぞれ最適化したパラメータであってもよいし、選択される一部のパラメータを最適化したパラメータであってもよい。また、例えば、前記追跡パラメータから、検出された対象物の移動確率といった特定のパラメータを選択するというように、現場に応じたパラメータ種類を決定するものであってもよい。
決定された最適パラメータdは、前記画像情報取得手段11、前記対象物検出手段12および前記対象物追跡手段13にフィードバックされる。フィードバック後は、前記画像情報取得手段11、前記対象物検出手段12および前記対象物追跡手段13は、前記決定された最適パラメータdを用いて特化した最適条件で、作動する。
本発明は、対象物検出装置の実動作動を開始する前に、予め、前記画像情報取得パラメータ、前記検出パラメータおよび前記追跡パラメータを広い範囲で設定して準備作動を行い詳細な分析用データを取得し、この詳細な分析用データに基づき、実動作動時の最適パラメータを取得し、適用させることが特徴である。パラメータを最適条件で作動する結果、当該パラメータに特化した高速アルゴリズムを使用できるので、処理時間の短縮、誤検出の減少を実現することができる。
前記準備作動段階では、前記画像情報取得工程において、例えば、メモリ上に連続したフレームを保存したり、他の画像保存装置(HDD等)に画像を保存することでフレームレートを高く設定したり、画像を高精細に設定する等の方法で、詳細な画像情報を得ることができる。例えば、フレームレートを30fps、60fps等、高い値に設定して前記準備作動を行うことが好ましい。詳細な画像情報を用いることで、詳細な分析を行うことが可能となり、前記実動作動段階での最適なパラメータを得ることができる。対象物検出工程においては、対象物の大きさ、位置、向き等を詳細に調査し、あり得る範囲を抽出する。例えば、対象物として人物の追跡を行う際に、人物の検出を人物の頭部で行う場合、前記準備作動段階での画像情報中で、正面付近を向いた大きな頭部の出現頻度が高く、それ以外はほとんど出現しないのであれば、前記実動作動段階では正面付近を向いた所定範囲の大きさの頭部の検出に限定した検出パラメータを最適パラメータ決定工程において決定すればよい。また、対象物追跡工程においては、フレームレートが高い場合、対象物のフレーム間での移動距離が短くなるため、対象物の追跡が容易であり、また、追跡の精度も高くなる。前記準備作動段階で得られるデータを用いると、詳細に追跡が可能であるため、あるフレームに写っている人物が、次のフレームやそれ以降のフレームにおいて、どこにいる確率が高いか、という統計情報を得ることができる。前記準備作動段階において、例えば、フレームF1中の位置P1にいる人物が、所定時間後のフレームF2において、位置P2にいる確率が98%、位置P2’にいる確率が2%であったとすると、前記実動作動段階では、対象物の追跡はP1からP2の方向で行うように、追跡パラメータを設定すればよい。最適パラメータを取得し適用させることで、前記実動作動段階ではフレームレートを、例えば、5fps程度にまで下げることも可能となる。
対象物検出手段12における対象物の検出には、テンプレートマッチングや、輪郭抽出などの手法を採用することができる。そして、検出された前記対象物の位置、大きさ等の対象物データを取得する。例えば、人物の動きを追跡する場合、人物自体を前記対象物としてもよいし、人物の一部である頭部を対象物として検出することで人物の動きを検出してもよい。頭部を対象物とした場合、対象物データとしては、位置と大きさに加え、頭部の向き、色彩等を取得することができる。対象物データの種類が多ければ、後の対象物追跡手段13での追跡精度を向上させることができる。
対象物追跡手段13は、複数フレームの画像における前記対象物データを分析し、対象物の追跡を実施する。あるフレーム画像に写っている人物が、前のフレーム画像において写っているか否かは、例えば、前記対象物データの相関の高低によって判断することができる。例えば、n番目のフレーム画像に1名の人物Wが検出されており、n−1番目のフレーム画像に3名の人物A、BおよびCが検出されているとする。この場合、人物Wの対象物データWと、n−1番目のフレーム画像に写っている人物A、BおよびCの各々の対象物データAn−1、Bn−1およびCn−1とを比較する。その結果、最も相関が高いと判断された人物が、人物Wと同一人物と判定され、n−1番目とn番目の両フレーム間での人物Wの移動が追跡されることになる。
人物の同一性を判定するための対象物データのパラメータとしては、以下のものをあげることができる。ただし、これらのパラメータに限定されない。
<移動距離>
通常、同一人物の位置は、連続するフレーム間で急激に変化しない。例えば、図2に示すように、n−1番目のフレームにおける任意の候補者の位置を(Xn−1,Yn−1)、n番目のフレームにおける人物の位置を(X,Y)とした場合に、これらの2点間の距離diffdist=[(Xn−1−X+(Yn−1−Y1/2が、小さいほど人物の同一性が高いと考えられる。
<予測位置との比較>
あるフレームの画像に写っている人物が、次のフレームの画像においてどの位置に移動するかは、予測可能である。例えば、n−1番目のフレームの画像に写っている人物が次のn番目のフレームでどの位置に移動するかは、n−1番目のフレームの画像およびn−2番目以前のフレームの画像から予測可能である。n−1番目のフレームにおいて予測したn番目のフレーム画像での人物の位置と、n番目のフレームにおける実際の位置との2点間の距離が小さいほど、人物の同一性が高いと考えられる。
<頭部の大きさ>
通常、同一人物の頭部の大きさは、連続するフレーム間で急激に変化しない。例えば、図3に示すように、n−1番目のフレームにおける任意の人物の頭部の大きさをhn−1、n番目のフレームにおける頭部の大きさをhとすると、これらの大きさの差(diffhead−size)が、小さいほど人物の同一性が高いと考えられる。
<頭部の向き>
一般的に、人間は一定の方向を向いて移動するため、あるフレームにおける頭部の向きとその次のフレームにおける頭部の向きが極端に異なることは稀である。よって、n−1番目のフレームにおける頭部の向きと、n番目のフレームにおける頭部の向きとを比較することで、人物の同一性を判定可能である。n−1番目のフレームにおける頭部の向きと、n番目のフレームにおける頭部の向きとの差が小さいほど、人物の同一性が高いと考えられる。
また、移動時に頭部が向いている方向は、その人物の進行方向と一致すると考えられる。したがって、n−1番目のフレームの頭部の向きから予測した移動方向と、n−1番目のフレームからn番目のフレームの間に移動した方向とを比較することによって、人物の同一性を判定できる。n−1番目のフレームにおける頭部の向きと、n−1番目のフレームからn番目のフレームの間に移動した方向との差が小さいほど、人物の同一性が高いと考えられる。
<服装の共通性>
同一人物の衣服の大きさは、連続するフレーム間で急激に変化しない。よって、フレーム画像に写っている人物の服装を基に、人物の同一性を判定可能である。フレーム画像において人物の頭部を検出した場合、その直下の部分はその人物の胸部であると推定できる。したがって、あるフレーム画像における人物の頭部の直下の部分(胸部領域)における色成分のヒストグラム分布と、その後のフレーム画像における胸部領域における色成分のヒストグラム分布とは、同一人物であればほぼ同じとなる。したがって、n−1番目のフレームにおける胸部領域の色成分のヒストグラム分布と、n番目のフレームにおける胸部領域の色成分のヒストグラム分布との差が小さいほど、人物の同一性が高いと考えられる。
<顔の類似度>
同一人物の顔は、連続するフレーム間で急激に変化しない。よって、フレーム画像に写っている人物の顔を基に、人物の同一性を判定可能である。フレーム間での人物の顔の相違は、テンプレートマッチング等によって数値化できる。これらの方法で数値化した値が小さいほど、人物の同一性が高いと考えられる。
<性別度>
同一人物の顔の女性らしさや男性らしさは、連続するフレーム間で急激に変化しない。よって、フレーム画像に写っている人物の女性らしさや男性らしさを基に、人物の同一性を判定可能である。ここで、女性らしさや男性らしさを性別度として定義すると、性別度は識別器によって顔画像を基に出力可能である。例えば、フレーム画像に写っている人物の顔が女性らしいほど0に近い値を出力し、男性らしいほど1に近い値を出力するようにすればよい。上記のように性別度を出力する場合、n−1番目のフレームにおける性別度と、n番目のフレームにおける性別度との差が小さいほど、人物の同一性が高いと考えられる。
<年齢>
同一人物の年齢は、連続するフレーム間で急激に変化しない。よって、フレーム画像に写っている人物の年齢を基に、人物の同一性を判定可能である。人間の年齢は連続量を扱う識別器によって、顔画像を基に推定することが可能である。n−1番目のフレームにおいて推定された年齢と、n番目のフレームにおいて推定された年齢との差が小さいほど、人物の同一性が高いと考えられる。
<移動の確率>
前記準備作動段階で、移動距離および移動方向の移動の確率を算出しておく。実動作動段階において、同一人物の移動は、所定間隔のフレーム間で、前記確率から大きく外れないと考えられる。よって、前記移動の確率を基に、人物の同一性を判定可能である。n−1番目のフレームの頭部の位置からの移動の確率の分布と、n番目のフレームの頭部の位置とを比較することによって、人物の同一性を判定できる。前記移動の確率の分布の高い場所に存在する位置にある頭部であるほど、人物の同一性が高いと考えられる。
上記のような各パラメータに関しては、人物の追跡に用いる否かを個別に設定可能である。
最適パラメータ決定手段15におけるパラメータ最適化は、例えば、上記の各パラメータをスコア化して閾値を設定することで行うことができる。複数のフレーム間で検出された2つの頭部が同じ人物かどうかを判定する際、上記の各パラメータの情報のうち複数の情報を用いて決定することが好ましい。このとき、用いる情報として前記移動の確率を追加することで、当該画像情報取得場所における人物の動きのパターンに合致したものはスコアを高く、そうでないものはスコアが低くすることができる。そのため、フレーム間での人物の追跡の判定をより精度よく行うことができるようになる。
(実施形態2)
図4に、本実施形態の対象物検出装置の一例の構成を示す。同図において、図1(b)と同一部分には同一の符号を付している。図4に示すとおり、この対象物検出装置40は、最適パラメータ更新手段46をさらに備えること以外は、実施形態1の対象物検出装置と同様の構成を有する。すなわち、この対象物検出装置40は、画像情報取得手段11と、対象物検出手段12と、対象物追跡手段13と、分析用データ取得手段14と、最適パラメータ決定手段15と、最適パラメータ更新手段46とを備える。前記最適パラメータ更新手段46は、前記分析用データ取得手段14および前記最適パラメータ決定手段15に、電気的に接続されている。本実施形態の対象物検出装置は、任意の構成部材として出力手段を備えていることも好ましい。
つぎに、図4に基づき、本実施形態の対象物検出方法を説明する。本実施形態の対象物検出装置40では、実施形態1と同様に、準備作動と実動作動とに分けて前記画像情報取得手段11、前記対象物検出手段12および前記対象物追跡手段13が作動する。
(準備工程)
前記画像情報取得手段11は、画像情報取得工程において画像情報aを取得する。前記画像情報aの取得は、設定された画像情報取得パラメータによる条件下で行われる。前記画像情報取得手段11は、前記対象物検出手段12および前記分析用データ取得手段14に、前記画像情報aを電気的信号として出力する。前記対象物検出手段12は、前記画像情報aを受け取り、対象物検出工程において対象物を検出して、前記対象物追跡手段13および前記分析用データ取得手段14に、前記対象物の位置や大きさ等の対象物データbを電気的信号として出力する。前記対象物データbは、設定された検出パラメータによる条件下で得られたものである。前記対象物追跡手段13は、前記対象物データbを受け取り、対象物追跡工程において複数フレームの画像における前記対象物データbを分析し、前記複数フレームの画像中の対象物の同一性を判断して、前記分析用データ取得手段14に対象物追跡結果データcを、電気的信号として出力する。前記対象物追跡結果データcは、設定された追跡パラメータによる条件下で得られたものである。
準備工程で設定された前記画像情報取得パラメータ、前記検出パラメータおよび前記追跡パラメータは、実動工程で用いる各パラメータよりも広い範囲で設定されたものである。
前記画像情報a、前記対象物データbおよび前記対象物追跡結果データcは、前記分析用データ取得手段14を用いて取得される。前記画像情報a、前記対象物データbおよび前記対象物追跡結果データcは、前記分析用データ取得手段14に蓄積されてもよい。前記最適パラメータ決定手段15は、前記分析用データ取得手段14に取得されたデータから、前記画像情報取得パラメータ、前記検出パラメータおよび前記追跡パラメータを最適化した、最適パラメータdを決定する。前記最適パラメータdとしては、各々のパラメータをそれぞれ最適化したパラメータであってもよいし、選択される一部のパラメータを最適化したパラメータであってもよい。また、例えば、前記追跡パラメータから、検出された対象物の移動確率といった特定のパラメータを選択するというように、現場に応じたパラメータ種類を決定するものであってもよい。決定された最適パラメータdは、前記画像情報取得手段11、前記対象物検出手段12および前記対象物追跡手段13にフィードバックされる。
(実動工程)
実動工程は、準備工程で決定された最適パラメータdを用いて特化した最適条件で、前記画像情報取得手段11、前記対象物検出手段12および前記対象物追跡手段13を、作動することで実施される。
(更新工程)
実動工程を実施中に、画像情報の取得場所の状況が変化する場合がある。例えば、天候、季節、曜日、時間帯等により、人物の数、移動の速度、移動の方向等が、準備工程を実施した時点から変化する可能性がある。そのため、前記最適パラメータdを用いて特化した最適条件であっても、長時間作動させていると、検出や追跡の性能に変化が生じることが予測される。そこで、本実施形態においては、前記実動工程においても分析用データを取得し、最適パラメータ更新手段46で、前記分析用データに基づき前記最適パラメータを更新する。更新された最適パラメータd’は、前記画像情報取得手段11、前記対象物検出手段12および前記対象物追跡手段13にフィードバックされ、実動工程が継続される。
(実施形態3)
図5に、本発明の対象物検出装置を用いた対象物追跡システムの一例の構成を示す。図示のとおり、この対象物追跡システムは、画像情報取得装置51a、51b、51cと、出力装置52a、52b、52cと、通信インターフェイス55a、55b、55cと、サーバ53を備える。画像情報取得装置51aおよび出力装置52aは、通信インターフェイス55aに接続されている。画像情報取得装置51a、出力装置52aおよび通信インターフェイス55aは、場所Aに設置されている。画像情報取得装置51bおよび出力装置52bは、通信インターフェイス55bに接続されている。画像情報取得装置51b、出力装置52bおよび通信インターフェイス55bは、場所Bに設置されている。画像情報取得装置51cおよび出力装置52cは、通信インターフェイス55cに接続されている。画像情報取得装置51c、出力装置52cおよび通信インターフェイス55cは、場所Cに設置されている。そして、前記通信インターフェイス55a、55b、55cと、前記サーバ53とが、回線網54を介して接続されている。
この対象物追跡システムでは、前記サーバ53側に対象物検出手段および対象物追跡手段を有し、前記サーバ53に分析用データが格納される。例えば、場所Aで前記画像情報取得装置51aを用いて取得された準備工程における画像情報を、サーバ53に送信し、前記サーバ53側で対象物データおよび対象物追跡結果データを得て、これらの分析用データを前記サーバ53に格納する。格納された前記分析用データをCPUで読み取り、最適パラメータを決定し、決定された最適パラメータを前記画像情報取得装置51aに送信し、撮影条件を最適化する。また、得られた対象物データおよび対象物追跡結果データを、前記出力装置52aにより出力する。
本実施形態の対象物追跡システムによれば、画像情報取得装置および出力装置を現場に設置し、サーバ等は他の場所に設置して、オンラインでの操作やパラメータの最適化が可能である。そのため、装置の設置に場所を取ることなく、メンテナンスも容易である。また、各設置場所が離れている場合であっても、一か所での集中管理や遠隔操作が可能となる。遠隔操作としては、カメラ等の画像情報取得装置のズーム、角度およびピントを調整することも可能である。これらの調整を行った場合であっても、本発明の対象物検出装置によると、準備作動において詳細なデータを取得しているため、最適パラメータの決定や更新が容易であり、手動での調整は不要である。
(実施形態4)
本実施形態は、店舗等の入り口にカメラを設置し、人物の検出と追跡を実施する場合の最適パラメータ決定の具体例である。図6および図7は本実施形態の説明図である。本実施形態の図6(a)は、カメラからの画像を模式的に示した図である。本図においては、画像中の人物の頭部を3フレーム分の画像を重ねて示している。図示されている丸印は、画像における頭部の大きさを示す。図中の矢印は、実際の各人物の動きの方向を示す。
本発明における準備工程を実施して、詳細な分析用データを取得したときの画像中の領域S1において検出された頭部領域のサイズの分布を図6(b)に、領域S2において検出された頭部領域のサイズの分布を図6(c)に示す。領域S1は領域S2に比べ、カメラからの距離が離れているため、頭部サイズは領域S2において、より大きい範囲に分布していることがわかる。ついで、検出確率を高めるため、検出頻度に閾値を設け検出パラメータを最適化する。例えば、領域S1においては、頭部サイズが37〜54ピクセルを検出範囲とし、領域S2においては、頭部サイズが48〜68ピクセルを検出範囲と設定する。このように、領域ごとに検出可能性のある範囲のみを検出するように最適化することで、高速で、かつ、誤検出が少なく、対象物の検出が可能となる。
次に、追跡パラメータの最適化を行う。図7(a)はn−1番目のフレーム画像(フレーム1)とn番目のフレーム画像(フレーム2)を示す。フレーム1には、検出された対象物Aおよび対象物Bが示されている。フレーム2には、検出された対象物aおよび対象物bが示されている。本発明における準備工程を実施して、詳細な分析用データを取得して得られた対象物Aが次に移動する場所の確率分布を図7(b)に、同じく対象物Bが次に移動する場所の確率分布を図7(c)に図示する。これらの確率分布図から、このカメラ設置場所においては、フレームの上下方向への移動の可能性が高いことがわかる。よって、対象物Aがフレーム間で移動する確率は、A→bよりもA→aのほうが高いといえる。同様に、対象物Bがフレーム間で移動する確率は、B→aよりもB→bのほうが高いといえる。この対象物の移動確率を追跡パラメータとして使用することで、フレーム間の対象物の関連付けを好適に行うことができ、誤判定を減少させることができる。よって、追跡の判定をより精度よく行うことが可能となる。
(実施形態5)
本実施形態は、入退場ゲートにカメラを設置し、人物の検出と追跡を実施する場合の最適パラメータ決定の具体例である。図8および図9は本実施形態の説明図である。図8(a)は、カメラの設置場所と撮影範囲を示す模式図である。図8(b)は、カメラからの画像を模式的に示した図である。本図においては、画像中の人物の頭部を3フレーム分の画像を重ねて示している。図示されている丸印は、画像における頭部の大きさを示す。図中の矢印は、実際の人物の動きの方向を示す。
本発明における準備工程を実施して、詳細な分析用データを取得したときの画像中の領域S1において検出された頭部領域のサイズの分布を図8(c)に、領域S2において検出された頭部領域のサイズの分布を図8(d)に示す。領域S1は領域S2に比べ、カメラからの距離が離れているため、頭部サイズは領域S2において、より大きい範囲に分布していることがわかる。ついで、検出確率を高めるため、検出頻度に閾値を設け検出パラメータを最適化する。例えば、領域S1およびS2においては、頭部サイズが、図8(c)および図8(d)の横軸にそれぞれ矢印で示した範囲を検出範囲と設定する。このように、領域ごとに検出可能性のある範囲のみを検出するように最適化することで、高速で、かつ、誤検出が少なく、対象物の検出が可能となる。
次に、追跡パラメータの最適化を行う。図9(a)はn−1番目のフレーム画像(フレーム1)とn番目のフレーム画像(フレーム2)を示す。フレーム1には、検出された対象物Aが、フレーム2には、検出された対象物aが示されている。本発明における準備工程を実施して、詳細な分析用データを取得して得られた対象物Aが次に移動する場所の確率分布を図9(b)に図示する。この確率分布図から、このカメラ設置場所においては、フレームの左右方向への移動の可能性が高いことがわかる。よって、対象物Aがフレーム間で移動する確率分布を追跡パラメータとして使用することで、フレーム間の対象物の関連付けを好適に行うことができ、誤判定を減少させることができる。よって、追跡の判定をより精度よく行うことが可能となる。
(実施形態6)
本実施形態のプログラムは、前述の対象物検出方法を、コンピュータ上で実行可能なプログラムである。または、本実施形態のプログラムは、例えば、記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体としては、特に限定されず、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。
本発明によれば、カメラ設置場所毎の最適パラメータ調整に手間とコストの軽減がされ、また、カメラ設置場所の周囲の状態の変化に合わせて、最適な条件で画像取得することで、高速に、かつ、誤検出が少なく、対象物の検出を行うことのできる対象物検出装置、対象物検出方法、プログラムおよび記録媒体を提供することができる。その結果、従来では設置や調整が困難であった場所においても対象物の追跡を行うことが容易となり、幅広い用途で適用することが可能となる。
10、20、40 対象物検出装置
11 画像情報取得手段
12 対象物検出手段
13 対象物追跡手段
14 分析用データ取得手段
15 最適パラメータ決定手段
46 最適パラメータ更新手段
51a、51b、51c 画像情報取得装置
52a、52b、52c 出力装置
53 サーバ
54 回線網
55a、55b、55c 通信インターフェイス

a 画像情報
b 対象物データ
c 対象物追跡結果データ
d 最適パラメータ

Claims (12)

  1. 画像を撮影し、画像情報を取得する画像情報取得手段と、
    前記画像情報から対象物を検出する対象物検出手段と
    前記検出された対象物を追跡する対象物追跡手段とを有し、
    前記手段の作動が、準備作動と実動作動とに分けられ、
    前記準備作動において、画像情報取得パラメータ検出パラメータおよび追跡パラメータを、前記実動作動で用いるものよりも広い範囲で設定して前記手段を作動することにより、分析用データを取得する分析用データ取得手段と、
    前記取得された分析用データから、前記画像情報取得パラメータ前記検出パラメータおよび前記追跡パラメータの少なくとも1つを選択して最適パラメータを決定する最適パラメータ決定手段とを有し、
    前記追跡パラメータとして、前記検出された対象物の移動距離および移動方向の移動確率を含み、
    前記実動作動において、前記決定された最適パラメータを用いて前記手段を作動することにより、対象物を検出することを特徴とする対象物検出装置。
  2. さらに、実動作動において、分析用データを取得し、取得した分析用データに基づき前記
    最適パラメータを更新する更新手段を含む、請求項1記載の対象物検出装置。
  3. さらに、前記対象物の検出結果を出力する出力手段を含む、請求項1または2に記載の対象物検出装置。
  4. さらに、前記対象物の検出結果および追跡結果を出力する出力手段を含む、請求項1または2に記載の対象物検出装置。
  5. 画像を撮影し、画像情報を取得する画像情報取得工程と、
    前記画像情報から対象物を検出する対象物検出工程と
    前記検出された対象物を追跡する対象物追跡工程とを有し、
    前記工程が、準備工程と実動工程とに分けられ、
    前記準備工程において、画像情報取得パラメータ検出パラメータおよび追跡パラメータを、前記実動工程で用いるものよりも広い範囲で設定して前記工程を実施することにより、分析用データを取得し、
    前記取得された分析用データから、前記画像情報取得パラメータ検出パラメータおよび追跡パラメータの少なくとも1つを選択して最適パラメータを決定し、
    前記追跡パラメータとして、前記検出された対象物の移動距離および移動方向の移動確率を含み、
    前記実動工程において、前記決定された最適パラメータを用いて前記工程を実施することにより、対象物を検出することを特徴とする対象物検出方法。
  6. さらに、実動工程において、分析用データを取得し、取得した分析用データに基づき前記最適パラメータを更新する更新工程を含む、請求項に記載の対象物検出方法。
  7. さらに、前記対象物の検出結果を出力する工程を含む、請求項5または6に記載の対象物検出方法。
  8. さらに、前記対象物の検出結果および追跡結果を出力する工程を含む、請求項5または6に記載の対象物検出方法。
  9. 前記対象物が、人物である、請求項5から8のいずれか一項に記載の対象物検出方法。
  10. 人物の検出を人物の頭部で行う、請求項に記載の対象物検出方法。
  11. 請求項5から10のいずれか一項に記載の対象物検出方法をコンピュータに実行させることを特徴とする、プログラム。
  12. 請求項11記載のプログラムを記録していることを特徴とする記録媒体。
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