JP5471041B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

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本発明は、器体に収容された内鍋を加熱して炊飯や保温を行う電気炊飯器に関し、特に、起伏するハンドルを持った電気炊飯器に関するものである。
この種の電気炊飯器は、下記の特許文献1などで広く知られ、特許文献1が開示するように図5に示すようなほぼU字型のハンドルaの両端が器体bの肩部両側に軸cにより枢支し、後方に伏倒した位置と起立した位置との間で起伏できるようにされる。多くの場合、ハンドルaは特許文献1が開示するように器体bの肩部後部に設けたハンドル受dにより伏倒位置に受け止められて安定するようにされる。従って、炊飯器を持ち運ぶときは、ハンドルaを起立させて把持することにより電気炊飯器を持ち運ぶことになる。
一方、特許文献1は開示していないが、器体bは図5、図6に示すように、電気炊飯器として商用電源からの給電を受けるためにプラグfを接続するプラグ受gを外面に持っている。プラグfは、プラグ受gに接続した状態で、プラグfを持った電源コードに万一人が引っ掛かった場合の引っ張りによる問題を、引っ張り作用時に接続が容易に解除されるいわゆるマグネットプラグが多用されている。これに対応したプラグ受gは、器体bの外面から突出した端部にプラグfを受け入れて電気的に接続し、この接続状態が電磁的に保持されるようにするプラグ受け口が開口している。
特開2009−5949号公報
ところで、ハンドルaは器体bの後方への伏倒時に、器体bの肩部などと干渉しないように、自由端部側で器体bの肩部との間の隙間sを大きくして、特許文献1の開示例ではハンドルaの厚みとほぼ同等とし、軸cによる枢支側に徐々に狭くなり枢支位置では接触して器体bの両側方向へのガタつきが生じないようにしている。
これに加え、特許文献1に開示はないが、プラグ受gは器体bの側周の底部近くに設けられて、通常、器体bの側周面に若干突出している。本出願人製品も含め、平面視して後部の左右の一方に偏った、取り扱いや使用上邪魔になりにくい位置、に設けることが行われ、特に、角形の器体bでは図5に示すように後部左右の一方の側のコーナ部に設けることが多い。
このような偏った位置は、器体bの肩部とハンドルaとの隙間sが小さくなる領域であると認識するものの、特許文献1に開示で代表されるような大きな隙間sの設定では、平面視すると図5に示すように、プラグ受gの端部は器体bの肩部とハンドルaとの間の隙間s内に位置している。これのため、図示しない蒸気口から噴き出される蒸気による随伴結露水や随伴おねばが飛び散ったり、蓋hが仮想線のように後方に傾斜して安定する最大開き位置とされる途中や、最終位置で、蓋内面の結露水やおねばが伝い落ちたりするのに、それら結露水やおねばが隙間sを通じてプラグ受g上、特にプラグ受gの外端g1とプラグ受gの受入れ口に挿入されたプラグfとの嵌め合い境界部jに及ぶことを防げない問題がある。飛び散りは、近時普及度が延びている小容量炊飯器での過剰な給水条件時に発生しやすくなっている。以上のように、プラグ受gの外端g1から境界部jに及ぶ結露水やおねばは、毛細管現象によりプラグfとプラグ受gの受け入れ口との間の隙間に侵入し、双方の電磁接続部に達してショートや接続不良、発熱の原因になる恐れがある。
本発明は、上記の点に鑑み、特別な部材の新設なしに、従って、特に構造の複雑化やコスト上昇の原因にならずに、プラグ受の外端やプラグ受およびプラグの境界部に結露水やおねばが及ぶのを防止できる電気炊飯器を提供することを課題としている。
上記のような課題を解決するために、本発明の電気炊飯器は、器体の側周の両側上部に両端部が枢支されて起立位置と後部への伏倒位置との間で起伏するハンドルと、器体の側周の後部側の下部に突出した外端からプラグを受け入れることにより外部電源に接続されるプラグ受とを備えた電気炊飯器において、平面視して、器体側周のハンドル受まで伏倒したハンドルの鉛直下にプラグ受の外端が位置するようにしたことを1つの特徴としている。
このような構成では、器体側周のハンドル受まで伏倒したハンドルと器体の側周面との間に隙間ができ、ここに及ぶことのある結露水やおねばを落下させることになるが、この隙間の鉛直下にプラグ受の外端がないので、プラグ受の外端より手前、従って器体の側周側に落ちやすくするので、プラグ受とプラグとの境界部に及ぶのを防止しやすい。
本発明の電気炊飯器は、また、器体の側周の両側上部に両端部が枢支されて起立位置と後部への伏倒位置との間で起伏するハンドルと、器体の側周の後部側の下部に突出した外端とこの外端から器体の側周までの途中の少なくとも上面に両側へ開放した溝を持ち、外端からプラグを受け入れることにより外部電源に接続されるプラグ受とを備えた電気炊飯器において、平面視して、伏倒したハンドルの鉛直下にプラグ受上面の前記溝の後部側の周面が位置するようにしたことを別の特徴としている。
このような構成では、伏倒したハンドルと器体の側周面との間の隙間の鉛直下にプラグ受の外端から溝までの部分がないので、結露水やおねばが同隙間を落下することがあっても、プラグ受上面の外端より手前の溝から器体側に落ちやすく、溝をプラグ受の外端側に乗り越えにくくするので、プラグ受とプラグとの境界部に及ぶのをより防止しやすいし、プラグ受上面途中の溝は、ここに受け入れる結露水やおねばが器体側に乗り越えるのを防止しながら、溝から器体側に落ちる結露水やおねばを受け入れるので、プラグ受と器体側周との境界部に侵入しにくくする
本発明の電気炊飯器の1つの特徴によれば、器体側周のハンドル受まで伏倒したハンドルと器体の側周面との間に隙間ができ、ここに及ぶことのある結露水やおねばを落下させることになるが、この隙間の鉛直下にプラグ受の外端がなく、プラグ受の外端より手前、従って器体の側周側に落ちやすく、プラグ受とプラグとの境界部に及びにくくするので、プラグ受、プラグ間の電気的接続部の安全性を高められる。
本発明の電気炊飯器の別の特徴によれば、伏倒したハンドルと器体の側周面との間の隙間の鉛直下にプラグ受の外端より手前の溝から器体側周側が位置して、同隙間から結露水やおねばが落下することがあっても、プラグ受上面の溝から器体の側周側に落ちやすく、溝をプラグ受の外端側に乗り越えにくく、溝を通じてプラグ受の両側に流し去って、プラグ受とプラグとの境界部により及びにくくするので、特に構造の複雑化やコスト上昇の原因にならずに、プラグ受、プラグ間の電気的接続部の安全性をより高められるし、プラグ受上面途中の溝は、ここに受け入れる結露水やおねばが器体側に乗り越えるのを防止しながら、溝から器体側に落ちる結露水やおねばを受け入れるので、プラグ受と器体側周との境界部に侵入しにくくする
本発明の実施の形態に係る1つの例の電気炊飯器の要部の平面図である。 同電気炊飯器のハンドルとプラグ受との側面視した位置関係を示すハンドルを断面して見た要部の側面図である。 本発明の実施の形態に係る別の例の電気炊飯器の要部の平面図、およびハンドル受けとハンドルとの関係をハンドル受けを断面して見た要部の側面図である。 本発明の実施の形態に係る他の例の電気炊飯器の要部の背面図である。 従来の電気炊飯器のハンドルとプラグ受との平面視した位置関係を示す平面図である。 同電気炊飯器のハンドルとプラグ受との側面視した位置関係を示すハンドルを断面して見た要部の側面図である。
以下、本発明に係る電気炊飯器の実施の形態の幾つかの例について、図1〜図4を参照しながら詳細に説明し本発明の理解に供する。以下の説明は本発明の具体例であって、特許請求の範囲の記載を限定するものではない。
本実施の形態に係る図1、図2に示す具体例、図3に示す具体例、図4に示す具体例の電気炊飯器100、200、300は、いずれも、図示しない内鍋、この内鍋を収容する器体1、器体1を閉じる蓋2を備え、器体1は中空で、内部に、器体1に収容した内鍋を加熱して炊飯や保温を行う加熱手段と、それを器体1の図示しない操作面からの操作条件や初期設定条件に応じて、蓋2側に内蔵した加熱手段も含め制御し、炊飯や保温を行う制御装置とを内蔵し、蓋2を閉じ状態で炊飯や保温を実行する。この炊飯や保温動作のために、制御装置は、前記操作面に設定状態や動作状態を表示する制御も行う。これらの具体的な構成は、既に知られたものでよく、特別な構成を必要としないので具体的な説明は省略する。
これら電気炊飯器100、200、300は、いずれも、上記に併せ、器体1の側周の両側上部に両端部3a、3a(図1に片側で代表して示す)が軸3bにより枢支されて起立位置と各図に示す後部への伏倒位置との間で起伏する、持ち運びのためのハンドル3と、器体1の側周の後部側の下部に突出した外端4aからプラグ5の少なくとも電気接続部を受け入れることにより外部電源に接続されて給電を受けるプラグ受4と、を備えたことを基本的な構成としている。
ここに、プラグ受4、プラグ5はそのような電気接続形態を採るものであれば、どのような電気接続方式のものでもよいが、プラグ5は、プラグ受4に挿入接続した状態で、プラグ5を持った電源コード6に万一人などが引っ掛かった場合の引っ張りによる問題を、引っ張り作用時に接続が容易に解除されるいわゆるマグネットプラグが多用されている。これに対応した図示例でのプラグ受4は、器体1の外面から突出した外端4aからプラグ5を受け入れて電気的に接続し、この接続状態が電磁的に保持されるようにするプラグ受け口4bが開口している。プラグ受口4bは図4に代表して示す奥壁4cの両側にプラグ受口4bの開口からは少し入り込んだ位置まで突出する接続端子4d、4dが位置し、それら接続端子4d、4dの間にプラグ5側のマグネットと電磁吸着する磁性体4eが位置
している。一方、プラグ5は、図示しないが先端の両側の前記接続端子4d、4dを受け入れて自身の接続端子に電気的に接続させる接続凹部と、これら接続凹部間でプラグ5の先端に露出して前記磁性体4eと電磁吸着するマグネットとを有している。なお、ハンドル3を枢支する軸3bは、一般に、ハンドル3に一体成形したものとされるが、これに限られることなない。
本実施の形態の電気炊飯器100、200、300の各例は、共通して、以上のような基本構成において、図1〜図3に示すように、平面視して、伏倒したハンドル3の鉛直下にプラグ受4の外端4aが位置するようにした位置条件を有している。これにより、伏倒したハンドル3と器体1の側周面との間の隙間11の鉛直下にプラグ4受の外端4aがないので、結露水やおねばが同隙間11を落下することがあっても、プラグ受4の外端より手前、従って器体4の側周側に落ちやすくするので、プラグ受4とプラグ5との境界部12に及ぶのを防止しやすい。従って、伏倒したハンドル3と器体4の側周面との間の隙間11の鉛直下にプラグ受4の外端4aがなく、同隙間11から結露水やおねばが落下することがあっても、プラグ受4の外端4aより手前、従って図2で代表して示す円直線13よりも器体4の側周側に落ちやすく、プラグ受4とプラグ5との境界部12に及びにくくするので、特に構造の複雑化やコスト上昇の原因にならずに、プラグ受4、プラグ5間の電気的接続部の安全性を高められる。具体的には、侵入した結露水やおねばにより電気接続部がショートしたり、発熱したりすることや、侵入おねばの固化によって次回以降の電気的接続が不良になったり不能になったりするのを回避することができる。
また、本発明の実施の形態の全般において、従って、図1、図2の例、図3の例、図4の例に共通して、プラグ受4が、器体1の側周の後部側の下部に突出した外端4aとこの外端4aから器体1の側周までの間の少なくとも上面に両側へ開放した溝4fを持ち、図1、図2の例、図3の例で代表して示すように、外端4aからプラグ5を受け入れることにより外部電源に接続されるようにされ、平面視して、伏倒したハンドル3の鉛直下にプラグ受4の前記溝4fの後部側の周面が位置するようにした条件をも満足している。これにより、伏倒したハンドル3と器体1の側周面との間の隙間11の鉛直下にプラグ受4の外端4aから溝4fまでが位置しないので、結露水やおねばが同隙間11を落下することがあっても、プラグ受4の外端4aより手前の溝4fから器体1側に落ちやすく、溝4fをプラグ受4の外端4a側に乗り越えにくくするので、プラグ受4とプラグ5との境界部12に及ぶのをより防止しやすい。従って、伏倒したハンドル3と器体1の側周面との間の隙間11の鉛直下にプラグ受4の外端4aより手前の溝4fから器体側周側が位置して、同隙間11から結露水やおねばが落下しても、プラグ受4の溝4fから器体1の側周側に落ちやすく、プラグ受4の外端4a側の溝4fに落ち、または器体1側から入ってもプラグ受4の外端4a側に乗り越えにくく、溝4fを通じてプラグ受の両側に流し去って、プラグ受4とプラグ5との境界部12により及びにくくするので、特に構造の複雑化やコスト上昇の原因にならずに、プラグ受4、プラグ5間の電気的接続部の安全性をより高められる。
溝4fは、図示するようにプラグ受4の側面にまで連続するように設けることで、そこに受け入れた結露水やおねばを、プラグ受4の外端4a側にいささかも移動させずにプラグ受4下に伝い落とすことができ、プラグ受4およびプラグ5の境界部12に結露水やおねばが及んでしまうのを確実に防止することができる。
さらに、図3の例では、プラグ受4が、平面視して、ハンドル受13の鉛直下にプラグ受4の外端4aが位置する条件をも満足したものとしている。このような条件単独でも、伏倒したハンドル3を器体1の側周面で受け止めるハンドル受13の鉛直下にプラグ受4の外端4aが位置して、器体1の側周面と伏倒したハンドル3との隙間11には関係なく、結露水やおねばが同隙間11を落下することがあっても、ハンドル受13が受け止めて
、ハンドル受13上のハンドル受載境界部14から器体1の側周側域、最悪でもハンドル受載境界部14で両側に案内し、ハンドル受13の両側縁からプラグ受4の両側、プラグ受4から外れた位置に伝い落とせるで、プラグ受4上は勿論、プラグ受4とプラグ5との境界部12に及ぶのをより防止しやすい。従って、器体1の側周面のプラグ受4の鉛直上にハンドル受13が位置して、伏倒したハンドル3と器体1の側周面との間の隙間11から結露水やおねばが落下することがあっても、プラグ受4の上には勿論、プラグ受4とプラグ5との境界部12に及ばず、特に構造の複雑化やコスト上昇の原因にならずに、落下してくることのある結露水やおねばに対するプラグ受4、プラグ5間の電気的接続部の安全性をより高められる。
ここで、既述の、プラグ受4の外端4aないしは溝4fのハンドル3の鉛直下に位置する条件をも、併せ満足することにより、隙間11からハンドル受13上に落ちた結露水やおねばのハンドル受3上のハンドル3による両側への伝い落ち位置を、プラグ受4の両側に伝い落ちさせるのに、万が一ハンドル受13の下面側プラグ受4側に回り込んで、プラグ受4側に伝い落ちたとしても、その落下域は、プラグ受4の外端4aないし溝4fから器体1の側周側域に抑えられるので、特に構造の複雑化やコスト上昇の原因にならずに、プラグ受4およびプラグ5の境界部12に及ばないようにできる。しかし、このようなハンドル受13の下面への結露水やおねばの回り込みは、ハンドル受13の両側縁に図3(b)に示すような下向きの水切りリブ13aを設けておけば回避できる。
さらに、本発明の実施の形態の全般において、従って、図1、図2の例、図3の例、図4の例に共通して、ハンドル3は図1で代表して示すように、器体1側周に対し後部中央域で最大に離れ、後部両側および器体1への軸3bによる枢支位置に向け徐々に近接する従来形態を採用するのに併せ、図3に示すように、プラグ受4は、器体1の後部両側の一方、図示例では左側に片寄って位置するようにできる。これによって、ハンドル3が軸3bを中心に起伏されるのに器体1の側周との隙間11を器体1との干渉防止上、器体1の後部の中央域よりも小さくできる隙間域に対応してプラグ受4が位置することになり、結露水やおねばが同隙間11を落下することがあっても、プラグ受4の外端4a、または溝4fよりもより遠い側、従って器体1の側周側により近寄って落ちやすく、特に構造の複雑化やコスト上昇の原因にならずに、プラグ受4とプラグ5との境界部12に及ぶのをより確実に防止することができる。図示例では、ハンドル受13の片寄位置は、平面視してほぼ角型の器体1の後部両側一方のコーナ部に位置していて、壁際などに設置したりするのに、まわりへの最も邪魔になりにくい位置になっている。
ハンドル3も、伏倒したハンドル3上に落ちて伝い落ちることのある結露水やおねばの水切り位置は、プラグ受4の外端4aから器体1の側周側、従って、よりよくは溝4fから器体1の側周側に対応するように規制できるのが好適である。それには、プラグ受4の外端4aよりも器体1側またはプラグ5側に伝い落とすように案内する図2に実線で示す横断面形状により器体1の側周側に水切り縁3cを形成し、または図2に仮想線で示す断面形状としてプラグ5側に水切り縁3d、矢印21または22で示す伝い落ち位置となるように規制したり、図4に示すように、プラグ受4の鉛直上からハンドル3長手方向に離れる側に伝い落とすように矢印31、32のように案内する下向きに傾斜または湾曲するなどした長手方向形状、の少なくとも1つの案内形状を満足するようにすればよい。これにより、ハンドル3の横断面形状またはおよび長手方向形状をハンドル3上に落ちる結露水やおねばの伝い落ち案内面に利用して、プラグ受4の外端よりも器体1側またはプラグ5側に伝い落とすようにすること、プラグ受4の鉛直上からハンドル3長手方向に離れる側に伝い落とすこと、の少なくとも1つを実現することができる。従って、特に構造の複雑化やコスト上昇の原因にならずに、プラグ受4、プラグ5間の電気的接続部の安全性を上記いずれの場合よりもさらに高められる。
ハンドル3の長手方向矢印31、32が示す向きへの案内は、ハンドル3の上縁3fまたはおよび下縁3g側においてできる。上縁3f側では、幅方向への伝い落ち速度とプラグ受4から双方に外れていく速度との関係をクリアする必要がある。具体的には、幅方向への伝い落ちを抑制するほどプラグ受4から外しやすくなる。それには、横断面形状の丸みを抑えるのがよく、よりよくは、平坦面や凹曲面などとするのが有利である。下縁3g側では横断面上最低部に達してからハンドル3の長手方向矢印31、32の向きに伝わせることになるので、幅方向での伝い落ちを配慮する必要はないが、ハンドル3を長手方向に伝い落ちながらの自然落下位置をプラグ受4の側方へ確実に外すには、上縁3gでのハンドル3の長手方向矢印31、32の向きへの伝い落とし機能を併用するのが有利である。もし、結露水やおねばの、ハンドル3の長手方向矢印31、32の向きへの伝い落ちながらの自然落下位置を規制するのであれば、それ以上の伝い落ちを制限する水切り用の段部やリブを設ければよい。
なお、水切り縁3dを用いるのであれば、隙間11を極限に小さくすること、つまり、ハンドル3の内周が器体1の側周に近いことを確保しながら、ハンドル3の外周を器体1の外周からより遠い側に位置させるのが好適である。これを言い換えれば、ハンドル3の少なくともプラグ受4の鉛直上域を、内周が器体1の側周に近く外周が遠くなるような位置を確保して厚みを大きくすることもできる。もっとも、ハンドル3は水切り縁3c、3dの双方を持った横断面形状とすることもできる。
本発明は、電気炊飯器に実用して、不使用時伏倒状態とされるハンドルや、ハンドル受を利用して、ハンドルとの間、あるいはハンドル上から結露水やおねばが落ちても、特に構造が複雑化したりコスト上昇の原因にならずに、器体側周に突出するプラグ受とこれに電気接続したプラグとの電気接続部への電気的影響を防止できる。
1 器体
2 蓋
3 ハンドル
3a 端部
3b 軸
3c、3d 水切り縁
3f 上縁
3g 下縁
4 プラグ受
4a 外端
4b 受け入れ口
4c 奥壁
4d 接続端子
4f 溝
5 プラグ
11 隙間
12 プラグ受、プラグ間の境界部
13 ハンドル受
14 ハンドル受上のハンドル載置境界部

Claims (2)

  1. 器体の側周の両側上部に両端部が枢支されて起立位置と後部への伏倒位置との間で起伏するハンドルと、器体の側周の後部側の下部に突出した外端からプラグを受け入れることにより外部電源に接続されるプラグ受とを備えた電気炊飯器において、
    平面視して、器体側周のハンドル受まで伏倒したハンドルの鉛直下にプラグ受の外端が位置するようにしたことを1つの特徴とする電気炊飯器。
  2. 器体の側周の両側上部に両端部が枢支されて起立位置と後部への伏倒位置との間で起伏するハンドルと、器体の側周の後部側の下部に突出した外端とこの外端から器体の側周までの途中の少なくとも上面に両側へ開放した溝を持ち、外端からプラグを受け入れることにより外部電源に接続されるプラグ受とを備えた電気炊飯器において、
    平面視して、伏倒したハンドルの鉛直下にプラグ受上面の前記溝の後部側の周面が位置するようにしたことを別の特徴とする電気炊飯器。
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