JP5470630B2 - X線造影用マイクロバブル造影剤製造装置 - Google Patents

X線造影用マイクロバブル造影剤製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、X線造影方法に使用するマイクロバブル造影剤の製造方法およびその装置に関するものである。
従来、X線を利用した血管造影用造影剤としてヨード造影剤が使用されている。
上記ヨード造影剤は、周囲組織よりX線吸収が大きい、いわゆる陽性造影剤であるが、空気、酸素、炭酸ガス等の気体から構成される陰性造影剤(周囲組織よりX線吸収が少ない)も知られている。
上記ヨード造影剤は、周囲組織とのコントラストの差が大きく現れることから描写能に優れている反面、腎毒性やアレルギー性の副作用がある。
一方、上記陰性造影剤としての炭酸ガスは、ヨード造影剤のような副作用がなく安全である反面、描写能については上記ヨード造影剤よりも劣っている。なぜなら、図5に示すように、気体である炭酸ガスは、血管V内で血液から浮いて血液と炭酸ガスからなる気液二相流を生じるため、実際の血管径よりも小さく計測されるからであり、また、血液から分離した炭酸ガスは分岐枝管Vaに流入しにくいため、微細な血管を診断することができないからである。
このように、炭酸ガスが安価で安全であるにもかかわらず、現在のX線診断においてヨード造影剤の代替として普及していないのには、脈管の診断性能において液体であるヨード造影剤に及ばないという事情がある。
また、マイクロバブルを超音波検査用の造影剤として用いることも実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
マイクロバブルを非常に少量、血管内に投与すると、マイクロバブルは血流に乗って全身をめぐり、例えば、がん等の病変部(病変部には血管が多くできている)があれば、超音波をあてるとその病変部が短時間で白く映ることで、がんの有無がわかるとされている。
特開平8−176017号公報
しかしながら、上記ヨード造影剤の腎毒性は、診断対象となる糖尿病患者が増加し、また、高齢化が進む現状を考慮すると、その副作用を無視することはできないため、ヨード造影剤に代わる安全且つ診断性能に優れた造影剤の開発が要望されている。
なお、上記マイクロバブルを用いた超音波検査では、極めて少量のマイクロバブルを投与するものであるため、X線吸収値の差を利用して描出するX線診断用造影剤として使用することは不可能である。しかも、超音波用造影剤として使用するマイクロバブルは、界面活性剤を含有する水と気体とを撹拌する工程と、撹拌後、浮力差により微小直径の気泡を分別する浮力分別工程とを経て製品化されたものが使用される。したがって、炭酸ガスを用いて発生させたマイクロバブルのように作り置きがきかないものについては、製品化に至っていない。
本発明は以上のような従来の造影剤における課題を考慮してなされたものであり、安全かつ診断性能に優れた造影剤を、検査時に簡便に生成することができるマイクロバブル造影剤の製造方法およびその装置を提供するものである。
本発明のX線造影用マイクロバブル造影剤の製造方法は、
等張液および炭酸ガスを所定の注入速度でカテーテルに供給し、
上記カテーテル内を流れる上記等張液と上記炭酸ガスとを、上記カテーテルの先端に設けられたマイクロバブル発生器に導入してマイクロバブル化することを要旨とする。
本発明のX線造影用マイクロバブル造影剤の製造方法において、マイクロバブル発生器にて気泡径1μm〜500μmのマイクロバブルを生成することを要旨とする。
また、上記等張液を0.5〜50ml/sec、10〜1000psiで上記カテーテルに吐出することを要旨とし、
また、上記炭酸ガスを0.1〜5ml/sec、圧力10〜1000psiに調整して上記カテーテルに送ることを要旨とする。
本発明のX線造影用マイクロバブル造影剤の製造方法において、上記等張液として生理食塩水を使用することを要旨とする。
本発明のX線造影用マイクロバブル造影剤製造装置は、
等張液が充填された等張液容器と、
炭酸ガスが充填された炭酸ガスボンベと、
カテーテルと、
上記等張液容器と上記カテーテルとを接続する等張液流路と、
上記炭酸ガスボンベと上記カテーテルとを接続する炭酸ガス流路と、
上記カテーテルの先端に設けられ、そのカテーテルに供給された上記等張液および上記炭酸ガスをマイクロバブル化するマイクロバブル発生器と、
を備えてなることを要旨とする。
本発明のX線造影用マイクロバブル造影剤製造装置において、上記等張液容器としてシリンジを有し、そのシリンジのプランジャを前進させ、上記等張液を所定の注入速度で上記シリンジから吐出させる吐出機構をさらに備えることができる。
また、上記吐出機構は、上記等張液を0.5〜50ml/sec、10〜1000psiで上記カテーテルに吐出するように構成することが好ましく、上記吐出機構は、上記炭酸ガスを0.1〜5ml/sec、圧力10〜1000psiに調整して上記カテーテルに送るように構成することが好ましい。
本発明のX線造影用マイクロバブル造影剤製造装置において、上記マイクロバブル発生器は、上記等張液と上記炭酸ガスとの混合流を旋回流にしキャビテーションを発生することにより気泡径が1μm〜500μmのマイクロバブルを生成するノズルから構成されていることを要旨とする。
また、本発明のX線造影用マイクロバブル造影剤製造装置において、上記等張液として生理食塩水を用いることが好ましい。
本発明によれば、安全かつ診断性能に優れた造影剤を、検査時に簡便に生成することができる。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
血管内に造影剤を注入しX線撮影によって得られた画像データを診断に使用する方法や、造影剤を注入する前に撮影して得られたマスク画像データと上記画像データとの差分処理から、DSA(Digital-subtraction angiography)装置によって血管画像を作成し、診断に使用する方法が知られている。
上記DSA装置によって血管造影が可能な陰性造影剤としては現状では気体しか存在せず、その気体の中でも血管内に安全に投与できるものは、炭酸ガスに限られる。
ところが、炭酸ガスは気体であるためにヨード造影剤と比較すると、取り扱いが難しく、加えて血管描写能が劣っている。
そこで、本発明では炭酸ガスと、等張液としての生理食塩水とをカテーテルに供給し、そのカテーテル先端に設けたマイクロバブル発生器によってマイクロバブル化することにより、従来、気体であるがために造影剤として使用しづらかった炭酸ガスを、血液の流れに追従して液体と同様の挙動を示す陰性造影剤として使用できるようにしている。
そのためのマイクロバブル造影剤の製造方法について以下に説明する。
炭酸ガスマイクロバブルは、気体の炭酸ガスに比べて血液内で極めて遅く浮上する特性を有するため、血液内に均一に分散させることが可能であり、従来の炭酸ガスとは異なり気液二相流とならないために微細な血管にも流入させることができる。
ただし、本実施形態において上記マイクロバブルとは、1μm〜500μmの超微細気泡を意味する。
気泡径を小さくすればマイクロバブル特有の物理化学特性は安定するが、液体中の気泡の占める割合(ボイド率)を低下させる要因となる。なお、描出される血管像と周囲とのコントラストを強くするためにはX線の透過性を高くする必要があり、このためにはボイド率を高くする必要がある。
これとは逆に、気泡径がミリバブルに近づくと、その挙動はマイクロバブル固有の物理化学特性、具体的には、(a)気泡同士の合体や吸収が起こらず、液中に長く留まる、(b)浮上速度が極めて遅いため水平方向への拡散性に優れている等の特性を失い、気液二相流を生じることになる。
また、本実施形態のマイクロバブル造影剤を構成する炭酸ガスと生理食塩水はともに無害であり、体内への投与も許可されているように安全性は証明されている。しかも、ヨード造影剤に比べ、格段に低コストである。
したがって、X線撮影と同時に、炭酸ガスと生理食塩水とによってマイクロバブル造影剤を製造し、カテーテルから体内に注入することが可能になれば、作り置きのきかない炭酸ガスであっても炭酸ガス造影の臨床への導入が可能になる。
上記マイクロバブル造影剤が実用化されると、その造影剤は無害であるため、使用量に制約がなく、しかも極めて安価であることからヨード造影剤の代替としての使用が期待できる。
なお、炭酸ガスをマイクロバブル化する目的は以下の通りである。
マイクロバブル化された気泡は、互いに接近しても付着せず、また、合一も起こさないため、限られたスペースに気泡を大量に凝集させることが可能である。
その大量に凝集した気泡はX線の透過性を亢進させることになり、その結果、血管を正確に描出することができるようになるからである。
図1は、炭酸ガスと生理食塩水との混合流をマイクロバブル化するマイクロバブル造影剤製造装置1の原理図を示したものである。
同図において、2は従来公知のシリンジを搭載することができる造影剤自動注入装置であり、そのヘッド3には等張液としての生理食塩水SWを蓄えたシリンジ(等張液容器)4がセットされている。
シリンジ4のプランジャ4aは、プログラムされた駆動装置(図示しない)によって矢印A方向に押されると、所定の注入速度、例えば、0.5〜50ml/sec、10〜1000psiで生理食塩水SWをシリンジ4から吐出するようになっている。
上記造影剤自動注入装置2は、シリンジ4内のプランジャ4aを前進させ、生理食塩水SWを所定の注入速度でシリンジから吐出させる吐出機構として機能する。
また、5は炭酸ガスCDが所定圧で充填されている炭酸ガスボンベである。
上記シリンジ4から吐出された生理食塩水SWは、等張液流路としてのチューブ6、エクステンションチューブ7を介してカテーテル8に送られ、また、炭酸ガスボンベ5から吐出された炭酸ガスCDは、圧力調整弁9、流量調整弁10が介設されている炭酸ガス流路としてのチューブ11、エクステンションチューブ12を介して上記カテーテル8に送られるようになっている。
なお、カテーテル8に送られる炭酸ガスCDは、注入速度0.1〜5ml/sec、圧力10〜1000psiに調整される。
上記カテーテル8は、ダブルルーメンタイプ(1本のカテーテル内に独立した2つの内腔を持つカテーテル)からなり、一方のルーメンに上記炭酸ガスCDを通し、他方のルーメンに上記生理食塩水SWを通すようになっている。
カテーテル8の先端にはマイクロバブル発生器13が設けられており、各ルーメンを通して送られてきた炭酸ガスCDと生理食塩水SWがその入口部13aで合流するようになっている。
図2は上記マイクロバブル発生器13の構成を拡大して示した縦断面図である。
同図において、マイクロバブル発生器13内には流体の流れ方向においてガイドベーン13bとカレントカッター13cが設けられており、マイクロバブル発生器13内に流入した炭酸ガスCDと生理食塩水SWとの混合流は、交差した2枚のガイドベーン13bによって螺旋流に変えられ、強いひねりが与えられて加速するとともに、遠心力が与えられる。
旋回する上記混合流は、比重差によって異なる流体層に別れ、マイクロバブル発生器13の内壁に設けられたカレントカッター13cに対して衝突・分断が繰り返され、それにより、マイクロバブルMBが生成されるようになっている。
なお、マイクロバブル発生器13は上記した構成に限らず、低圧で効率良く気泡を生成することができれば、例えばエジェクタ方式等の任意の方式のマイクロバブル発生器を使用することができる。
従来の炭酸ガス造影剤のように、炭酸ガスのみを使用しようとすると、血管内でその炭酸ガスが血液から浮いてしまい、血液と炭酸ガスからなる気液二相流を生じるため、血管径の計測精度の低下や、微細な血管を診断することができないという欠点があったが、上記実施形態で説明したように、生理食塩水SWと炭酸ガスCDを混合してマイクロバブル化することにより、実質的に液体として扱うことが可能になり、それにより、血管造影に適した造影剤とすることができる。
図3は、本発明のマイクロバブル造影剤を血管内に注入した状態を示したものである。
血流の方向は図左から右向きとする。
同図に示すように、マイクロバブル化された炭酸ガス・生理食塩水は、血管V内で血液から浮きあがることなく拡散し、それにより、実際の血管径を忠実に描出することができるようになる。また、分岐枝管Vaについてもマイクロバブル造影剤を十分に流入させることができ、分岐枝管Vaについても忠実に描出することが可能になる。
また、上記マイクロバブル造影剤製造装置1は装置構成がシンプルであるため、検査室にてX線撮影中にマイクロバブル造影剤を必要な量だけ簡単に製造することができるという利点がある。
また、本発明における等張液は上記実施形態では生理食塩水を使用したが、これに限らず、体内投与可能なほとんどの液体が可能なため、これに抗癌剤等の治療薬を使用すれば、血管造影下で治療薬が目的血管に投与されていく状態を描出することもでき、マイクロバブルの物理化学特性を利用した治療へも応用できる。
次に、図4は、マイクロバブル造影剤を例えば試験用として連続的に製造するための装置を示したものである。
同図において、マイクロバブル造影剤製造装置20は、カテーテル21と、そのカテーテル21の先端部に接続されたマイクロバブル発生器22と、カテーテル21の基端側にある気体導入口21aに対し炭酸ガス流路23を介して接続されている炭酸ガスボンベ24と、同じく基端側にある液体導入口21bに対し生理食塩水流路25を介して接続され、生理食塩水を貯溜している生理食塩水容器(等張液容器)26とから主として構成されている。
以下、各部の構成について説明する。
上記生理食塩水容器26には生理食塩水SWが貯溜されており、この生理食塩水SWを上記カテーテル21に供給する生理食塩水流路25には、生理食塩水SWが流れる方向に向けて、逆止弁27、生理食塩水SWを吸引して所定流量吐出するポンプ28、圧力計29、リリーフ弁30、切換弁31および流量計32が備えられている。
なお、上記切換弁31は、閉動作して生理食塩水流路25を遮断する閉位置aと生理食塩水流路25を連通させる開位置bとに切り換えることができるようになっており、通常は閉位置aに保持されている。
また、リリーフ弁30は、生理食塩水流路25内を流れる生理食塩水の圧力が設定圧以上になった場合に帰還流路25aを通じて生理食塩水を生理食塩水容器26に逃がすようになっており、上記設定圧は、200〜1000psiに調整されている。
上記構成により、注入速度0.5〜50ml/sec、圧力200〜1000psiに調整された生理食塩水SWがカテーテル21に供給されるようになっている。
なお、上記生理食塩水の注入速度は、一般的に血管造影で使用する造影剤注入速度0.5〜50ml/secと同じである。また、生理食塩水の圧力を200〜1000psiに調整しているのは、使用するカテーテル、コネクターの許容耐圧以下で使用するためである。
一方、密閉された炭酸ガスボンベ24の炭酸ガスCDを上記カテーテル21に供給する炭酸ガス流路23には、開閉弁33、流量調整弁34、流量計35が備えられている。
上記流量調整弁34により、上記炭酸ガスCDの注入速度は0.1〜5ml/secの範囲に調整される。
上記マイクロバブル発生器22は、図1に示したマイクロバブル発生器13と基本的に同じ構成である。
次に、上記構成を有するマイクロバブル造影剤製造装置20の動作について説明する。
なお、切換弁31および開閉弁33はともに閉動作している。
ポンプ28を駆動させると、生理食塩水容器26から汲み上げた生理食塩水SWが所定の流量で生理食塩水流路25に移送され、切換弁31上流側の生理食塩水流路25内で圧力が上昇する。
生理食塩水SWの圧力が設定した圧力以上になると、リリーフ弁30が働いて生理食塩水SWは帰還流路25aを通じて生理食塩水容器26に逃げ、それにより、切換弁31上流側の生理食塩水流路25内の生理食塩水SWが所定圧に保持される。
一方、炭酸ガスボンベ24内には炭酸ガスが所定圧で充填されている。
したがって、開閉弁33と切換弁31をともに開けば、所定の注入速度で炭酸ガスCDがカテーテル21の気体導入口21aに供給され、所定の注入速度で生理食塩水SWが液体導入口21bに供給される。
炭酸ガスCDと生理食塩水SWが混合した状態で供給されるカテーテル21内では、炭酸ガスCDと生理食塩水SWとが混合流となって流れ、その先端に設けられたマイクロバブル発生器22において旋回、衝突が行なわれ、混合流のマイクロバブル化が行なわれる。
本発明に係るマイクロバブル造影剤製造装置の構成図である。 図1に示すマイクロバブル発生器の拡大縦断面図である。 本発明のマイクロバブル造影剤の血管内挙動を示す説明図である。 本発明に係るマイクロバブル造影剤製造装置の他の実施形態を示す構成図である。 従来の炭酸ガス造影剤の血管内挙動を示す説明図である。
符号の説明
1 マイクロバブル造影剤製造装置
2 造影剤自動注入装置(吐出機構)
3 ヘッド
4 シリンジ(等張液容器)
4a プランジャ
5 炭酸ガスボンベ
6 チューブ(等張液流路)
7 エクステンションチューブ(等張液流路)
8 カテーテル
9 圧力調整弁
10 流量調整弁
11 チューブ(炭酸ガス流路)
12 エクステンションチューブ(炭酸ガス流路)
13 マイクロバブル発生器
13a 入口部
13b ガイドベーン
13c カレントカッター
CD 炭酸ガス
SW 生理食塩水(等張液)

Claims (6)

  1. 等張液が充填された等張液容器と、
    炭酸ガスが充填された炭酸ガスボンベと、
    カテーテルと、
    上記等張液容器と上記カテーテルとを接続する等張液流路と、
    上記炭酸ガスボンベと上記カテーテルとを接続する炭酸ガス流路と、
    上記カテーテルの先端に設けられ、そのカテーテルに供給された上記等張液および上記炭酸ガスをマイクロバブル化するマイクロバブル発生器と、
    を備えてなることを特徴とするX線造影用マイクロバブル造影剤製造装置。
  2. 上記等張液容器としてシリンジを有し、そのシリンジのプランジャを前進させ、上記等張液を所定の注入速度で上記シリンジから吐出させる吐出機構をさらに備えてなる請求項1記載のX線造影用マイクロバブル造影剤製造装置。
  3. 上記吐出機構は、上記等張液を0.5〜50ml/sec、10〜1000psiで上記カテーテルに吐出するように構成されている請求項2記載のX線造影用マイクロバブル造影剤製造装置。
  4. 上記炭酸ガス流路は、流量調整弁と圧力調整弁を有するものであり、上記炭酸ガスを0.1〜5ml/sec、圧力10〜1000psiに調整して上記カテーテルに送るように構成されている請求項2または3記載のX線造影用マイクロバブル造影剤製造装置。
  5. 上記マイクロバブル発生器は、上記等張液と上記炭酸ガスとの混合流を旋回流にしキャビテーションを発生することにより気泡径が1μm〜500μmのマイクロバブルを生成するノズルから構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のX線造影用マイクロバブル造影剤製造装置。
  6. 上記等張液として生理食塩水が用いられる請求項1〜5のいずれか1項に記載のX線造影用マイクロバブル造影剤製造装置。
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