JP5470268B2 - エラストマーに室温加硫できるオルガノポリシロキサン組成物及び新規オルガノポリシロキサン重縮合触媒 - Google Patents
エラストマーに室温加硫できるオルガノポリシロキサン組成物及び新規オルガノポリシロキサン重縮合触媒 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5470268B2 JP5470268B2 JP2010538840A JP2010538840A JP5470268B2 JP 5470268 B2 JP5470268 B2 JP 5470268B2 JP 2010538840 A JP2010538840 A JP 2010538840A JP 2010538840 A JP2010538840 A JP 2010538840A JP 5470268 B2 JP5470268 B2 JP 5470268B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion
- catalyst system
- group
- organopolysiloxane composition
- organopolysiloxane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J183/00—Adhesives based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J183/04—Polysiloxanes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J31/00—Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
- B01J31/16—Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing coordination complexes
- B01J31/22—Organic complexes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/06—Preparatory processes
- C08G77/08—Preparatory processes characterised by the catalysts used
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/0091—Complexes with metal-heteroatom-bonds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/56—Organo-metallic compounds, i.e. organic compounds containing a metal-to-carbon bond
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/14—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
- C08G77/16—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups to hydroxyl groups
Description
−反応性α,ω−ジヒドロキシジオルガノポリシロキサンポリマー、
−架橋剤、一般にシリケート又はポリシリケート、
−スズ触媒、及び
−水
を含む。
a)前記触媒系Xが、以下の式(1):
[Zn(L1)r1(L2)r2(Y)x] (1)
(式中:
−r1=1又は2であり、r2=0又は1であり且つx=0又は1であり;
−記号L1は、β−ジカルボニラト陰イオン又はβ−ジカルボニル含有化合物のエノラト陰イオンである配位子を表し、r1=2である場合には、複数個の記号L1は、同一であるか又は異なり、
−記号L2は、L1と異なる陰イオン性配位子を表し、及び
−記号Yは中性配位子を表す)
の少なくとも1つの金属錯体又は塩Aを含むこと、並びに
b)前記触媒系Xが、次の工程:
−工程1:前記金属錯体又は塩Aを、少なくとも1つの油性オルガノポリシロキサンポリマーK(その粘度は、少なくとも100mPa.s、好ましくは少なくとも5000mPa.s、さらに好ましくは少なくとも10000mPa.sである)に分散させる;及び
−工程2:前記混合物を、場合により混練後に、前記触媒系Xである均一混合物が得られるまで粉砕する;
に従って調製されることを特徴とする。
[Zn(L1)r1(L2)r2] (2)
(式中:
−r1=1又は2であり且つr2=0又は1であり;r1+r2=2であり;
−記号L1は、β−ジカルボニラト陰イオンであるか又はβ−ジカルボニル含有化合物のエノラト陰イオンである配位子を表し、r1=2である場合には、複数の記号L1は、同一であるか又は異なり、及び
−記号L2は、L1と異なる陰イオン性配位子を表す)
の金属錯体又は塩Aを使用することが好ましい。
(3):[Zn(t−Bu−acac)2](式中、(t−Bu−acac)=2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオナト陰イオン又は2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオンのエノラト陰イオンである);
(4):[Zn(2,4−ペンタンジオナト)2];
(5):[Zn(3,5−ヘプタンジオナト)2];及び
(6):[Zn(2,6−ジメチル−3,5−ヘプタンジオナト)2]
の錯体によって構成される群から選択される。
R1COCHR2COR3 (7)
(式中:
−R1は、飽和又は不飽和、直鎖又は分岐C1−C30炭化水素基あるいは飽和又は不飽和芳香族基を表し、
−R2は、水素を表すか又は炭化水素基、有利には最大で4個の炭素原子を有する一般的にはアルキル基を表し、
−R3は、飽和又は不飽和、直鎖、環状又は分岐C1−C30炭化水素基、飽和又は不飽和芳香族基又は基−OR4(式中、R4は、飽和又は不飽和、直鎖、環状又は分岐C1−C30炭化水素基を表す)を表し、
−R1とR2は、一緒に結合して環を形成してもよく、及び
−R2とR4は、一緒に結合して環を形成してもよい)
のβ−ケトエステルから誘導されるβ−ケトエステラト陰イオンである。
a)前記触媒系Xが、以下の式(1):
[Zn(L1)r1(L2)r2(Y)x] (1)
(式中:
−r1≧1であり、r2=0又は1であり且つx=0又は1であり;
−記号L1は、β−ジカルボニラト陰イオン又はβ−ジカルボニル含有化合物のエノラト陰イオンである配位子を表し、r1=2である場合には、複数の記号L1は同一であるか又は異なり、
−記号L2は、L1と異なる陰イオン性配位子を表し、及び
−記号Yは中性配位子を表す)
の少なくとも1つの金属錯体又は塩Aを含むこと、並びに
b)前記触媒系Xが、次の工程:
−工程1:前記金属錯体又は塩Aを、少なくとも1つの油性オルガノポリシロキサンポリマーK(その粘度は、少なくとも100mPa.s、好ましくは少なくとも5000mPa.s、さらに好ましくは少なくとも10000mPa.sである)に分散させる、及び
−工程2:前記混合物を、場合により混練後に、前記触媒系Xである均一混合物が得られるまで粉砕する、
に従って調製されることを特徴とする触媒系Xに関する。
a)前記触媒系Xが、以下の式(2):
[Zn(L1)r1(L2)r2] (2)
(式中:
−r1=1又は2であり且つr2=0又は1であり;r1+r2=2であり;
−記号L1は、β−ジカルボニラト陰イオンであるか又はβ−ジカルボニル含有化合物のエノラト陰イオンである配位子を表し、r1=2である場合には、複数の記号L1は、同一であるか又は異なり、及び
−記号L2は、L1と異なる陰イオン性配位子を表す)
の少なくとも1つの金属錯体又は塩Aを含むことを特徴とする触媒系Xに関する。
シリコーンベースBの説明:
重縮合反応によって架橋し、硬化する本発明で使用されるシリコーンベースは、周知である。これらのシリコーンベースは、特に多数の特許明細書に詳しく記載されており、市販されている。
−重縮合によってエラストマーに架橋させることができる少なくとも1つのポリオルガノシロキサン油C;
−場合により少なくとも1つの架橋剤D;
−場合により少なくとも1つの接着促進剤E;及び
−場合により少なくとも1つのケイ質有機及び/又は非ケイ質無機充填剤F
を含んでもよい。
−次の一般式:
R1 kSi(OR2)(4-k)
(式中、記号R2は、同一であるか又は異なり、1〜8個の炭素原子を有するアルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基又は2−エチルヘキシル基、C3−C6オキシアルキレン基を表し、記号R1は、直鎖又は分岐、飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基、飽和又は不飽和及び/又は芳香族単環式又は多環式炭素環基を表し、及びkは、0、1又は2に相当する)
のシラン;及び
−このシランの部分加水分解生成物
を挙げることができる。
CH3OCH2CH2−
CH3OCH2CH(CH3)−
CH3OCH(CH3)CH2−
C2H5OCH2CH2CH2−
を挙げることができる。
−C1−C10アルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基又はデシル基;
−ビニル基及びアリル基;並びに
−C5−C8シクロアルキル基、例えばフェニル基、トリル基及びキシリル基
を包含するC1−C10炭化水素基を表す。
−プロピルトリメトキシシラン;
−メチルトリメトキシシラン;
−エチルトリメトキシシラン;
−ビニルトリエトキシシラン;
−メチルトリエトキシシラン;
−ビニルトリエトキシシラン;
−プロピルトリエトキシシラン;
−テトラエトキシシラン;
−テトラプロポキシシラン;
−1,2−ビス(トリメトキシシリル)エタン;
−1,2−ビス(トリエトキシシリル)エタン;及び
−テトライソプロポキシシラン、
あるいは、CH3Si(OCH3)3;C2H5Si(OC2H5)3;C2H5Si(OCH3)3;CH2=CHSi(OCH3)3;CH2=CHSi(OCH2CH2OCH3)3;C6H5Si(OCH3)3;[CH3][OCH(CH3)CH2OCH3]Si[OCH3]2;Si(OCH3)4;Si(OC2H5)4;Si(OCH2CH2CH3)4;Si(OCH2CH2CH2CH3)4;Si(OC2H4OCH3)4;CH3Si(OC2H4OCH3)3;ClCH2Si(OC2H5)3
を挙げることができる。
(1)ケイ素原子に結合された1個以上の加水分解性基、及び
(2)1個以上の有機基であって、窒素原子を含む基で置換されるか、又はアクリル酸(メタクリル酸)基、エポキシ基及びアルケニル基の群から選択される、さらに好ましくは単独で又は混成物として採用される以下の化合物:
ビニルトリメトキシシラン(VTMO);
3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(GLYMO);
メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン(MEMO);
[H2N(CH2)3]Si(OCH2CH2CH3)3;
[H2N(CH2)3]Si(OCH3)3;
[H2N(CH2)3]Si(OC2H5)3;
[H2N(CH2)4]Si(OCH3)3;
[H2NCH2CH(CH3)CH2CH2]SiCH3(OCH3)2;
[H2NCH2]Si(OCH3)3;
[n−C4H9−HN−CH2]Si(OCH3)3;
[H2N(CH2)2NH(CH2)3]Si(OCH3)3;
[H2N(CH2)2NH(CH2)3]Si(OCH2CH2OCH3)3;
[CH3NH(CH2)2NH(CH2)3]Si(OCH3)3;
[H(NHCH2CH2)2NH(CH2)3]Si(OCH3)3;
−重縮合によってエラストマーに架橋させることができるポリオルガノシロキサン油C 100部;
−架橋剤D 0〜20部;
−接着促進剤E 0〜20部;及び
−充填剤F 0〜50部
を含み得る。
−オルガノポリシロキサンの重縮合反応用触媒としての本発明の及び前記の触媒系X、及び、
−前記架橋剤D又は重縮合によってエラストマーに架橋させることができるポリシロキサン油C
を含み、他方の部分が前記の種を含有していない
ことを特徴とする二成分系からなる。
−アルコキシ、オキシム、アシル及び/又はエノキシ型、好ましくはアルコキシ型の官能化末端を有する少なくとも1つの架橋性直鎖ポリオルガノポリシロキサン;
−充填剤;及び
−本発明の及び前記の触媒系X
を含むことを特徴とする、水分の非存在下での保存中安定であり且つ水の存在下でエラストマーに架橋する単一成分ポリオルガノシロキサン組成物からなる。
(a)前記シリコーンベースBであって、
−重縮合によって架橋させることができる少なくとも1つのポリオルガノシロキサン油C(これは、反応性α,ω−ジヒドロキシジオルガノポリシロキサンポリマーであり、その有機基は、炭化水素基、好ましくは1〜20個の炭素原子を有するアルキル基;3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基;2〜8個の炭素原子を有するアルケニル基及び5〜8個の炭素原子を有するシクロアルケニル基によって構成される群から選択される炭化水素基である)100重量部当たり;
−ポリアルコシキシラン、ポリアルコキシシランの部分加水分解により生じる生成物、及びポリアルコキシシランによって構成される群から選択される少なくとも1つの架橋剤D 0.1〜60重量部;
−前記の接着促進剤E 0〜60重量部;
−少なくとも1つのケイ質有機及び/又は非ケイ質無機充填剤F 0〜250重量部、好ましくは5〜200重量部;
−水0.001〜10重量部;
−直鎖ホモポリマー又はコポリマーからなる少なくとも1つの非反応性直鎖ポリオルガノシロキサンポリマーG(分子当たり、その1価の複数の有機置換基は、他方の置換基と同一であるか又は異なり且つケイ素原子に結合され、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基、アルキルアリーレン基及びアリールアルキレン基から選択される)0〜100重量部;
−ポリオルガノシロキサン樹脂H 0〜70重量部;
−着色ベース又は着色剤I 0〜20重量部;及び
−当業者に公知の補助添加剤J、例えば可塑剤、架橋遅延剤、鉱油、抗微生物剤又は熱安定剤、例えば酸化チタン、酸化鉄又は酸化セリウム0〜20重量部
を含むシリコーンベースB;並びに
(b)本発明の及び前記の触媒系X 0.1〜50重量部
を含む。
(1)互いに接触させるべき金属表面を入念に機械仕上げすること、及び
(2)得られる組立て品を強制的に締め付けること
は、無用である。これらの際立った特徴は、通常、組立て品の部品を補強し、強化することを意図する締結シール、スペーサー又はリブを使用せずに済ますことを可能にする。
−家庭用電化製品用、特に例えばオーブンのガラス及び金属壁などの組立て部品、電気掃除機並びにアイロン部品用;
−例えば、自動車産業で使用される電子部品ハウジング(例えば、ブレーキ出力ディストリビューターなど)用;及び
−例えば、自動車産業でのタンクの組立て、接着、シール形成用
のシール及び/又は接着剤を製造するのに使用できる。
−本発明のオルガノポリシロキサン組成物、又は
−前記の二成分系の部分P1とP2の混合により得られるオルガノポリシロキサン組成物
を周囲温度で硬化させることによって調製される自己接着性シール及び/又は接着剤に関する。
本発明のその他の利点及び特徴は、以下の実施例を読むと明らかであろう。以下の実施例は、例示として示すものであり、決して限定するものではない。
1)本発明の触媒系の調製
錯体[Zn(t−Bu−acac)2]を、2つの異なる粘度を有するシリコーン油:
−a1:鎖末端のそれぞれで(CH3)2(OH)SiO0.5単位で保護され、25℃で14000mPa.sの粘度を有するヒドロキシル化ポリジメチルシロキサン油
−a4:鎖末端のそれぞれで(CH3)3SiO0.5単位で保護され、25℃で50mPa.sの粘度を有するポリジメチルシロキサン油
に6.1%又は10%の濃度で分散させた。
2)重縮合反応により室温で架橋するシリコーン組成物
表2及び3に詳述した二成分組成物を調製した。以下に示す成分が、実施例1〜4及び比較例1〜3に使用した成分である:
−a1:鎖末端のそれぞれで(CH3)2(OH)SiO0.5単位で保護され、25℃で14000mPa.sの粘度を有するヒドロキシル化ポリジメチルシロキサン油;
−a2:鎖末端のそれぞれで(CH3)2(OH)SiO0.5単位で保護され、25℃で3500mPa.sの粘度を有するヒドロキシル化ポリジメチルシロキサン油;
−a3:鎖末端のそれぞれで(CH3)2(OH)SiO0.5単位で保護され、25℃で750mPa.sの粘度を有するヒドロキシル化ポリジメチルシロキサン油;
−a4:鎖末端のそれぞれで(CH3)2(OH)SiO0.5単位で保護され、25℃で50mPa.sの粘度を有するヒドロキシル化ポリジメチルシロキサン油;
−b1:200m2/gのBET比表面積を有するヒュームドシリカ;
−b2:10μmの平均粒径を有する粉砕石英;
−b3:HMDZで処理し、a1と、鎖末端のそれぞれで(CH3)3SiO0.5単位で保護されたポリジメチルシロキサン油との混合物に分散させた200m2/gのBET比表面積を有するヒュームドシリカ;
−c:水;
−d1:本発明の触媒系X:a1に6%の濃度で分散させ且つ前記パラグラフ1)に記載の手順に従って調製した[Zn(t−Bu−acac)2]
−d2:本発明の触媒系X:a1に10%の濃度で分散させ且つ前記パラグラフ1)に記載の手順に従って調製した[Zn(t−Bu−acac)2]
−d4:有機溶媒(酢酸エチル)に37.4%の濃度に希釈した[Zn(t−Bu−acac)2];
−d5:Fomrez(登録商標)触媒UL−28:ジメチルビス[(1−オキソネオデシル)オキシ]スタナン=[C9H19COO]2Sn(Me)2
−d6:Si(OC2H5)4と、式:[CH3(CH2)3]2Sn[OCOCH3]2のジブチルスズジアセテート(DBTDA)との反応生成物(反応温度=130℃)であるスズ−ケイ素化合物;
−e:エチルポリシリケート;
−f:式:H2N(CH2)2NH(CH2)3Si(OCH3)3のオルガノアミノシラン化合物
表4の結果は、特に実施例1及び比較例1は、特許請求した触媒系の調製方法の有効性を強調している。また、実施例2及び3は、毒性生成物を含有しておらず且つ施用するのに適したポットライフ(すなわち、使用可能にするのに十分に長いが、23℃で遅くとも24時間後に取り扱うことができる目的物を得るのに十分に短いポットライフ)を有するエラストマーを得るためにこの触媒系を使用する利点を実証している。
−TS=引張強さ(MPa、測定は、ASTM−D412又はAFNOR−T−46002規格の説明書に従って行った)。
5)自己接着性組成物に関する試験:
表7及び8の結果は、迅速な硬化時間と種々の支持体に対する良好な接着性を有するRTV組成物を得るための前記触媒系の有効性を実証している。組成物の接着性は、ガラス/ステンレス鋼を使用する異なる材料同士の間に接着層を生じさせることによって測定した(MNRPS−748規格、1mm厚シール)。
−凝集破壊:測定は、MNRPS−748規格の説明書に従って行った。
Claims (17)
- オルガノポリシロキサン組成物であって、一方で、重縮合反応によってシリコーンエラストマーに硬化させることができるシリコーンベースBと、他方で、触媒有効量の少なくとも1つの触媒系Xとを含み、
a)前記触媒系Xが、以下の式(1):
[Zn(L1)r1(L2)r2(Y)x] (1)
(式中:
−r1=1又は2であり、r2=0又は1であり且つx=0又は1であり;
−記号L1は、β−ジカルボニラト陰イオン又はβ−ジカルボニル含有化合物のエノラト陰イオンである配位子を表し、r1=2である場合には、複数個の記号L1は、同一であるか又は異なり、
−記号L2は、L1と異なる陰イオン性配位子を表し、及び
−記号Yは中性配位子を表す)
の少なくとも1つの金属錯体又は塩Aを含むこと、並びに
b)前記触媒系Xが、次の工程:
−工程1:前記金属錯体又は塩Aを、少なくとも1つの油性オルガノポリシロキサンポリマーK(その粘度は、少なくとも100mPa.sである)に分散させる;及び
−工程2:前記混合物を、場合により混練後に、前記触媒系Xである均一混合物が得られるまで粉砕する;
に従って調製されることを特徴とする、オルガノポリシロキサン組成物。 - 前記粉砕が3本ロールミルで行われ、前記ロール同士の間の圧締圧が均一混合物をもたらすように調整されることを特徴とする、請求項1に記載のオルガノポリシロキサン組成物。
- 前記触媒系Xが、以下の式(2):
[Zn(L1)r1(L2)r2] (2)
(式中:
−r1=1又は2であり、r2=0又は1であり;r1+r2=2であり;
−記号L1は、β−ジカルボニラト陰イオンであるか又はβ−ジカルボニル含有化合物のエノラト陰イオンである配位子を表し、r1=2である場合には、複数の記号L1は、同一であるか又は異なり、
−記号L2は、L1と異なる陰イオン性配位子を表す)
の少なくとも1つの金属錯体又は塩Aを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のオルガノポリシロキサン組成物。 - 一方で、重縮合反応によってシリコーンエラストマーに硬化させることができるシリコーンベースBと、他方で、以下の式(3)〜(6):
(3):[Zn(t−Bu−acac)2](式中、(t−Bu−acac)=2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオナト陰イオン又は2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオンのエノラト陰イオンである);
(4):[Zn(2,4−ペンタンジオナト)2];
(5):[Zn(3,5−ヘプタンジオナト)2];及び
(6):[Zn(2,6−ジメチル−3,5−ヘプタンジオナト)2]
の錯体によって構成される群から選択される金属錯体又は塩Aである触媒有効量の少なくとも1つの重合触媒とを含むことを特徴とする、請求項3に記載のオルガノポリシロキサン組成物。 - 前記β−ジカルボニラト配位子L1が、β−ジケトンから誘導されるβ−ジケトナト陰イオンであるか又は次式:
R1COCHR2COR3 (7)
(式中:
−R1は、飽和又は不飽和、直鎖又は分岐C1−C30炭化水素基あるいは飽和又は不飽和芳香族基を表し、
−R2は、水素を表すか又は炭化水素基を表し、
−R3は、飽和又は不飽和、直鎖、環状又は分岐C1−C30炭化水素基、飽和又は不飽和芳香族基又は基−OR4基(式中、R4は、飽和又は不飽和、直鎖、環状又は分岐C1−C30炭化水素基を表す)を表し、
−R1とR2は、一緒に結合して環を形成してもよく、及び
−R2とR4は、一緒に結合して環を形成してもよい)
のβ−ケトエステルから誘導されるβ−ケトエステラト陰イオンであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のオルガノポリシロキサン組成物。 - 前記の式(7)のβ−ジケトンが、次のβ−ジケトン類:2,4−ペンタンジオン(acac);2,4−ヘキサンジオン;2,4−ヘプタンジオン;3,5−ヘプタンジオン;3−エチル−2,4−ペンタンジオン;5−メチル−2,4−ヘキサンジオン;2,4−オクタンジオン;3,5−オクタンジオン;5,5−ジメチル−2,4−ヘキサンジオン;6−メチル−2,4−ヘプタンジオン;2,2−ジメチル−3,5−ノナンジオン;2,6−ジメチル−3,5−ヘプタンジオン;2−アセチルシクロヘキサノン(Cy−acac);2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオン(t−Bu−acac);1,1,1,5,5,5−ヘキサフルオロ−2,4−ペンタンジオン(F−acac);ベンゾイルアセトン;ジベンゾイルメタン;3−メチル−2,4−ペンタジオン;3−アセチル−2−ペンタノン;3−アセチル−2−ヘキサノン;3−アセチル−2−ヘプタノン;3−アセチル−5−メチル−2−ヘキサノン;ステアロイルベンゾイルメタン;オクタノイルベンゾイルメタン;4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン;4,4’−ジメトキシジベンゾイルメタン及び4,4’−ジ−tert−ブチルジベンゾイルメタンによって構成される群から選択されることを特徴とする、請求項5に記載のオルガノポリシロキサン組成物。
- L2が、次の陰イオン:フルオロ(F-)、クロロ(Cl-)、トリヨード(1-)(I3)-、ジフルオロクロラト(1-)[ClF2]-、ヘキサフルオロヨーダト(1-)[IF6]-、オキソクロラト(1-)(ClO)-、ジオキソクロラト(1-)(ClO2)-、トリオキソクロラト(1-)(ClO3)-、テトラオキソクロラト(1-)(ClO4)-、ヒドロキシド(OH)-、メルカプト(SH)-、セラニド(SeH)-、ヒペルオキソ(O2)-、オゾニド(O3)-、ヒドロキソ(OH-)、ヒドロジスルフィド(HS2)-、メトキソ(CH3O)-、エトキソ(C2H5O)-、プロポキシド(C3H7O)-、メチルチオ(CH3S)-、エタンチオラト(C2H5S)-、2−クロロエタノラト(C2H4ClO)-、フェノキシド(C6H5O)-、フェニルチオ(C6H5S)-、4−ニトロフエノラト[C6H4(NO2)O]-、ホルマト(HCO2)-、アセタト(CH3CO2)-、プロピオナト(CH3CH2CO2)-、ニトリド(N3)-、シアノ(CN)-、シアナト(NCO)-、チオシアナト(NCS)-、セレノシアナト(NCSe)-、アミド(NH2)-、ホスフィノ(PH2)-、クロロアザニド(ClNH)-、ジクロロアザニド(Cl2N)-、[メタンアミナト(1-)](CH3NH)-、ジアゼニド(HN=N)-、ジアザニド(H2N−NH)-、ジホスフェニド(HP=P)-、ホスホニト(H2PO)-、ホスホニナト(H2PO2)-、カルボキシラト、エノラト、アミド、アルキラト及びアリーラトによって構成される群から選択される陰イオン性配位子であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のオルガノポリシロキサン組成物。
- L2が、次の陰イオン:酢酸イオン、シュウ酸イオン、プロピオン酸イオン、酪酸イオン、イソ酪酸イオン、ジエチル酢酸イオン、安息香酸イオン、2−エチルヘキサン酸イオン、ステアリン酸イオン、メトキシドイオン、エトキシドイオン、イソプロポキシドイオン、tert−ブトキシドイオン、tert−ペントキシドイオン、8−ヒドロキシキノリン酸イオン、ナフテン酸イオン及びトロポロネートイオンによって構成される群から選択される陰イオン性配位子であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のオルガノポリシロキサン組成物。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載の触媒有効量の少なくとも1つの触媒系Xと、シリコーンベースBであって、
−重縮合によってエラストマーに架橋させることができる少なくとも1つのポリオルガノシロキサン油C;
−場合により少なくとも1つの架橋剤D;
−場合により少なくとも1つの接着促進剤E;及び
−場合により少なくとも1つのケイ質有機及び/又は非ケイ質無機充填剤F
を含むシリコーンベースBとを含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のオルガノポリシロキサン組成物。 - 重縮合反応によってシリコーンエラストマーに加硫させることができる請求項9に記載のオルガノポリシロキサン組成物の前駆物質である二成分系であって、前記組成物を形成するために混合することを意図する2つの別々の部分P1及びP2であること、並びにこれらの部分の1つが、
−オルガノポリシロキサンの重縮合反応用触媒としての請求項1〜8のいずれか一項に記載の触媒系X、及び
−重縮合反応によってエラストマーに架橋させることができる前記架橋剤D又はポリオルガノシロキサン油C
を含み、他方の部分が前記の種を含まないことを特徴とする、請求項9に記載のオルガノポリシロキサンの前駆物質である二成分系。 - 湿分の非存在下での保存中に安定であり且つ水の存在下でエラストマーに架橋する単一成分ポリオルガノシロキサン組成物であって、
−アルコキシ、オキシム、アシル及び/又はエノキシ型の官能化末端を有する少なくとも1つの架橋性直鎖ポリオルガノポリシロキサン;
−充填剤;及び
−請求項1〜8のいずれか一項に記載の触媒系X
を含むことを特徴とする、単一成分ポリオルガノシロキサン組成物。 - 請求項9に記載のオルガノポリシロキサン組成物であって、重縮合反応によってシリコーンエラストマーに加硫させることができ、
(a)前記シリコーンベースBが、
−重縮合によって架橋させることができる少なくとも1つのポリオルガノシロキサン油C(これは、反応性α,ω−ジヒドロキシジオルガノポリシロキサンポリマーであり、その有機基は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基;3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基;2〜8個の炭素原子を有するアルケニル基及び5〜8個の炭素原子を有するシクロアルケニル基によって構成される群から選択される炭化水素基である)100重量部当たり;
−ポリアルコシキシラン、ポリアルコキシシランの部分加水分解により生じる生成物、及びポリアルコキシシランによって構成される群から選択される少なくとも1つの架橋剤D 0.1〜60重量部;
−接着促進剤E 0〜60重量部;
−少なくとも1つのケイ質有機及び/又は非ケイ質無機充填剤F 0〜250重量部;
−水0.001〜10重量部;
−直鎖ホモポリマー又はコポリマーからなる少なくとも1つの非反応性直鎖ポリオルガノシロキサンポリマーG(分子当たり、その1価の複数の有機置換基は、他方の置換基と同一であるか又は異なり且つケイ素原子に結合され、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基、アルキルアリーレン基及びアリールアルキレン基から選択される)0〜100重量部
−着色ベース又は着色剤H 0〜20重量部;
−ポリオルガノシロキサン樹脂I 0〜70重量部;及び
−可塑剤、架橋遅延剤、鉱油、抗微生物剤及び熱安定剤から選択される補助添加剤J 0〜20重量部;並びに
(b)請求項1〜8のいずれか一項に記載の触媒系X 0.1〜50重量部
を含む、請求項9に記載のオルガノポリシロキサン組成物。 - 良好な耐熱性を有し且つ請求項10に記載の二成分系あるいは請求項1〜9又は11〜12のいずれか一項に記載の組成物を架橋又は硬化させることによって得られるエラストマー。
- 触媒系Xであって、
a)前記触媒系Xが、以下の式(1):
[Zn(L1)r1(L2)r2(Y)x] (1)
(式中:
−r1≧1であり、r2=0又は1であり且つx=0又は1であり;
−記号L1は、β−ジカルボニラト陰イオン又はβ−ジカルボニル含有化合物のエノラト陰イオンである配位子を表し、r1=2である場合には、複数の記号L1は同一であるか又は異なり、
−記号L2は、L1と異なる陰イオン性配位子を表し、及び
−記号Yは中性配位子を表す)
の少なくとも1つの金属錯体又は塩Aを含むこと、並びに
b)前記触媒系Xが、次の工程:
−工程1:前記金属錯体又は塩Aを、少なくとも1つの油性オルガノポリシロキサンポリマーK(その粘度は、少なくとも100mPa.sである)に分散させる、及び
−工程2:前記混合物を、場合により混練後に、前記触媒系Xである均一混合物が得られるまで粉砕する、
に従って調製されることを特徴とする触媒系X。 - 請求項14に記載の触媒系Xであって、
a)前記触媒系Xが、以下の式(2):
[Zn(L1)r1(L2)r2] (2)
(式中:
−r1=1又は2であり且つr2=0又は1であり;r1+r2=2であり;
−記号L1は、β−ジカルボニラト陰イオンであるか又はβ−ジカルボニル含有化合物のエノラト陰イオンである配位子を表し、r1=2である場合には、複数の記号L1は、同一であるか又は異なり、及び
−記号L2は、L1と異なる陰イオン性配位子を表す)
の少なくとも1つの金属錯体又は塩Aを含むことを特徴とする、請求項14に記載の触媒系X。 - オルガノポリシロキサンの重縮合反応用触媒としての請求項1〜8又は14〜15のいずれか一項に記載の触媒系Xの使用。
- 自己接着性シール及び/又は接着剤であって、
−請求項1〜9又は11〜12のいずれか一項に記載のオルガノポリシロキサン組成物、又は
−請求項10に記載の二成分系の部分P1及びP2の混合により得られるオルガノポリシロキサン組成物
を周囲温度で硬化させることによって調製される自己接着性シール及び/又は接着剤。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0708919A FR2925511A1 (fr) | 2007-12-20 | 2007-12-20 | Composition organopolysiloxanique vulcanisable a temperature ambiante en elastomere et nouveaux catalyseurs de polycondensation d'organopolysiloxanes. |
FR0708919 | 2007-12-20 | ||
PCT/FR2008/001773 WO2009106723A1 (fr) | 2007-12-20 | 2008-12-18 | Composition organopolyseloxanique vulcanisable a temperature ambiante en elastomere et nouveaux catalyseurs de polycondensation d'organopolysiloxanes |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011506742A JP2011506742A (ja) | 2011-03-03 |
JP5470268B2 true JP5470268B2 (ja) | 2014-04-16 |
Family
ID=39590505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010538840A Expired - Fee Related JP5470268B2 (ja) | 2007-12-20 | 2008-12-18 | エラストマーに室温加硫できるオルガノポリシロキサン組成物及び新規オルガノポリシロキサン重縮合触媒 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8367790B2 (ja) |
EP (1) | EP2222772B1 (ja) |
JP (1) | JP5470268B2 (ja) |
KR (2) | KR20130006718A (ja) |
CN (1) | CN101939368B (ja) |
FR (1) | FR2925511A1 (ja) |
WO (1) | WO2009106723A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2925510A1 (fr) * | 2007-12-20 | 2009-06-26 | Bluestar Silicones France Soc | Composition organopolysiloxanique vulcanisable a temperature ambiante en elastomere et nouveaux catalyseurs de polycondensation d'organopolysiloxanes. |
FR2925514A1 (fr) * | 2007-12-20 | 2009-06-26 | Bluestar Silicones France Soc | Composition organopolysiloxanique vulcanisable a temperature ambiante en elastomere et nouveaux catalyseurs de polycondensation d'organopolysiloxanes. |
FR2925512A1 (fr) * | 2007-12-20 | 2009-06-26 | Bluestar Silicones France Soc | Composition organopolysiloxanique vulcanisable a temperature ambiante en elastomere et nouveaux catalyseurs de polycondensation d'organopolysiloxanes. |
CN102223953B (zh) * | 2008-10-13 | 2015-05-20 | 蓝星有机硅法国公司 | 用于异氰酸酯和醇之间的反应的新的催化剂 |
WO2010146253A1 (fr) * | 2009-06-19 | 2010-12-23 | Bluestar Silicones France | Composition silicone reticulable par deshydrogenocondensation en presence d'un catalyseur metallique |
KR101526040B1 (ko) | 2010-03-16 | 2015-06-04 | 블루스타 실리콘즈 프랑스 에스에이에스 | 파워 트레인 부품의 밀봉 및 조립을 위한 방법 및 조성물 |
EP2492323A1 (en) | 2011-02-23 | 2012-08-29 | Akzo Nobel Coatings International B.V. | Biofouling resistant composition |
JP5852239B2 (ja) | 2011-07-20 | 2016-02-03 | ダウ コーニング コーポレーションDow Corning Corporation | 亜鉛含有錯体及び縮合反応触媒、この触媒を調製する方法、及びこの触媒を含有する組成物 |
MX2014001831A (es) | 2011-08-18 | 2014-02-27 | Akzo Nobel Coatings Int Bv | Composicion resistente a la contaminacion que comprende esteroles y/o derivados de los mismos. |
US9139699B2 (en) | 2012-10-04 | 2015-09-22 | Dow Corning Corporation | Metal containing condensation reaction catalysts, methods for preparing the catalysts, and compositions containing the catalysts |
WO2014096572A1 (fr) * | 2012-12-20 | 2014-06-26 | Bluestar Silicones France Sas | Article présentant des propriétés antisalissures et destiné à être utilisé dans des applications aquatiques en particulier marines |
US9512294B2 (en) | 2012-12-20 | 2016-12-06 | Bluestar Silicones France Sas | Organopolysiloxane composition suitable for vulcanisation into an elastomer at room temperature and new organopolysiloxane polycondensation catalysts |
KR102201787B1 (ko) | 2013-02-26 | 2021-01-12 | 아크조노벨코팅스인터내셔널비.브이. | 불소화된 옥시알킬렌-함유 폴리머 또는 올리고머를 포함하는 방오 조성물 |
EP3077468B1 (en) | 2013-12-03 | 2018-02-28 | Akzo Nobel Coatings International B.V. | A method for coating an aged coating layer on a substrate, and a coating composition suitable for use in this method |
CN104660691B (zh) * | 2015-02-06 | 2018-05-11 | 中国农业大学 | 云视频服务系统 |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3453300A (en) * | 1967-12-14 | 1969-07-01 | Grace W R & Co | Preparation of zinc ethyl acetoacetate chelate |
CA1063288A (en) * | 1973-11-21 | 1979-09-25 | Melvin D. Beers | Curable compositions and process |
FR2634768A1 (fr) * | 1988-07-29 | 1990-02-02 | Rhone Poulenc Chimie | Procede de preparation de diorganopolysiloxanes a groupements terminaux alcoxy |
US5246979A (en) * | 1991-05-31 | 1993-09-21 | Dow Corning Corporation | Heat stable acrylamide polysiloxane composition |
GB9219208D0 (en) * | 1992-09-10 | 1992-10-28 | Dow Corning Gmbh | Elastomer-forming composition |
JP3499393B2 (ja) * | 1996-02-16 | 2004-02-23 | 鐘淵化学工業株式会社 | ケイ素系化合物を主成分とする予備硬化物及びそれを用いた成形体の作製方法 |
US5770672A (en) * | 1997-04-03 | 1998-06-23 | Elf Atochem North America, Inc. | Catalyst for low temperature cure of blocked isocyanates |
US5962583A (en) * | 1997-06-10 | 1999-10-05 | Dow Corning Corporation | Oil resistant silicone sealants |
JPH11130914A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-18 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | ゴム組成物 |
US5962568A (en) * | 1998-03-31 | 1999-10-05 | Morton International, Inc. | Coating powder for high temperature resistant coatings |
US6248824B1 (en) * | 1999-04-09 | 2001-06-19 | Morton International, Inc. | Translucent high-temperature powder coatings |
JP2001031869A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-06 | Dow Corning Toray Silicone Co Ltd | シリコーンゴムの製造方法 |
FR2856694B1 (fr) * | 2003-06-25 | 2006-11-24 | Rhodia Chimie Sa | Compositions polyorganosiloxanes (pos) monocomposantes reticulant par des reactions de polycondensation en elastomeres a temperature ambiante et en presence d'eau, et elastomeres ainsi obtenus |
FR2856695B1 (fr) * | 2003-06-27 | 2005-09-16 | Rhodia Chimie Sa | Composition polyorganosiloxane monocomposante reticulant en elastomere silicone |
FR2887552B1 (fr) * | 2005-06-24 | 2007-10-12 | Rhodia Chimie Sa | Utilisation d'une composition organopolysiloxanique vulcanisable des la temperature ambiante pour former un elastomere auto adherent |
EP1801166A1 (de) * | 2005-12-23 | 2007-06-27 | Degussa GmbH | Pyrogen hergestelltes silanisiertes Siliciumdioxid |
JP4766679B2 (ja) * | 2006-02-21 | 2011-09-07 | 信越化学工業株式会社 | 加熱硬化型オルガノポリシロキサン組成物 |
DE102006055739A1 (de) * | 2006-11-25 | 2008-05-29 | Bayer Materialscience Ag | Abformmassen |
JP2011506738A (ja) * | 2007-12-20 | 2011-03-03 | ブルースター・シリコーン・フランス・エスアエス | エラストマーを得るための室温加硫可能なオルガノポリシロキサン組成物および新規なオルガノポリシロキサン重縮合触媒 |
FR2925514A1 (fr) * | 2007-12-20 | 2009-06-26 | Bluestar Silicones France Soc | Composition organopolysiloxanique vulcanisable a temperature ambiante en elastomere et nouveaux catalyseurs de polycondensation d'organopolysiloxanes. |
FR2925512A1 (fr) * | 2007-12-20 | 2009-06-26 | Bluestar Silicones France Soc | Composition organopolysiloxanique vulcanisable a temperature ambiante en elastomere et nouveaux catalyseurs de polycondensation d'organopolysiloxanes. |
FR2925510A1 (fr) * | 2007-12-20 | 2009-06-26 | Bluestar Silicones France Soc | Composition organopolysiloxanique vulcanisable a temperature ambiante en elastomere et nouveaux catalyseurs de polycondensation d'organopolysiloxanes. |
-
2007
- 2007-12-20 FR FR0708919A patent/FR2925511A1/fr active Pending
-
2008
- 2008-12-18 KR KR1020127033834A patent/KR20130006718A/ko not_active Application Discontinuation
- 2008-12-18 US US12/808,732 patent/US8367790B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2008-12-18 CN CN200880126249XA patent/CN101939368B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2008-12-18 WO PCT/FR2008/001773 patent/WO2009106723A1/fr active Application Filing
- 2008-12-18 JP JP2010538840A patent/JP5470268B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2008-12-18 KR KR1020107016114A patent/KR101249092B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2008-12-18 EP EP08872850A patent/EP2222772B1/fr not_active Not-in-force
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2009106723A1 (fr) | 2009-09-03 |
CN101939368A (zh) | 2011-01-05 |
US8367790B2 (en) | 2013-02-05 |
CN101939368B (zh) | 2013-03-27 |
KR20100105714A (ko) | 2010-09-29 |
EP2222772A1 (fr) | 2010-09-01 |
FR2925511A1 (fr) | 2009-06-26 |
EP2222772B1 (fr) | 2013-04-03 |
JP2011506742A (ja) | 2011-03-03 |
KR20130006718A (ko) | 2013-01-17 |
KR101249092B1 (ko) | 2013-03-29 |
US20100324213A1 (en) | 2010-12-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5470268B2 (ja) | エラストマーに室温加硫できるオルガノポリシロキサン組成物及び新規オルガノポリシロキサン重縮合触媒 | |
KR101487109B1 (ko) | 엘라스토머로 실온 가황가능한 오르가노폴리실록산 조성물 및 신규 오르가노폴리실록산 중축합 촉매 | |
JP5470269B2 (ja) | 室温でエラストマーに加硫可能なオルガノポリシロキサン組成物及びオルガノポリシロキサン重縮合のための新規触媒 | |
KR101260110B1 (ko) | 엘라스토머로 실온 가황가능한 오르가노폴리실록산 조성물 및 신규 오르가노폴리실록산 중축합 촉매 | |
JP5247819B2 (ja) | 室温で加硫してエラストマーを得ることができるオルガノポリシロキサン組成物および新規オルガノポリシロキサン重縮合触媒 | |
KR101443544B1 (ko) | 탄성중합체로의 실온 가황가능한 오르가노폴리실록산 화합물 및 신규 오르가노폴리실록산 중축합 촉매 | |
KR101327589B1 (ko) | 탄성중합체로의 실온 가황가능한 오르가노폴리실록산 화합물 및 신규 오르가노폴리실록산 중축합 촉매 | |
JP5401674B2 (ja) | 室温において加硫してエラストマーになることができるオルガノポリシロキサン組成物及び新規のオルガノポリシロキサン重縮合触媒 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140203 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |