JP5470146B2 - 水中音波撮像装置 - Google Patents
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Description
なお、前方照射型のソーナーの場合は、埋没物体からのエコー信号を反映したピーク値の時間変化は破線64で示すようになる。この場合には、ソーナー画像の遠距離側の端からではなく、画像の中よりの位置から閾値を超えるピークが現れたことを検出して埋没機雷と判別するように判別部を構成する。
線《97学術・物理》図《JIS Z 8114: 1999 製図》36・造船用語》力用語》方向》》対する図》図9は本発明の別の実施例であり、可動部を有するソーナーについて説明するものである。図9(a)、(b)はそれぞれ音波照射時のソーナーを真上、真横から見た図である。ソーナーの移動方向92は前方もしくは後方である。ここでソーナー10には音波の送信方向を回転させる可動部90を有しており、音波の照射方向をある回転角度91内で任意に変化させることができる。送信方向をある方向に固定したときの音波照射の領域(フットプリント)93は限られているが、回転によって拡大したフットプリント94で海底面に音波を照射することができる。このとき、埋没物体が画像中に描出される領域33および、埋没物体が描出されない領域34も同様に広範囲になり、物体の移動92に伴った埋没物体の消滅出現ライン36の移動を用いて、埋没/沈底の判定を行うことができる。可動部90としては機械的に首振りを行う形の可動部であっても良いし、またアレイ型超音波発信器を電子的にスキャンすることで回転角度を変化させることができる電子的な可動部であってもよい。
11 海底面
12 臨界俯角
13 ソーナー画像
14 沈底機雷(沈底物体)
15 埋没機雷(埋没物体)
16 音波投影面(フットプリント)
17 検出取りこぼし領域
21 臨界角が出現する底質(粒径)
22 周波数が低い場合の底質に対する臨界俯角
23 周波数が高い場合の底質に対する臨界俯角
30 ソーナー移動方向(後方照射)
31 音波ビーム
32 音波照射方向の指向角
33 堆積層内が描出される画像領域
34 堆積層内が描出されない画像領域
35 ソーナー移動方向(前方照射)
36 埋没物体の消滅/出現ライン
40 送信部
41 受信部
42 信号処理部
43 画像表示部
44 検出部
45 判定部
46 指示部
47 送信制御部
50 検出結果の指示
51 判定結果の指示
55 筐体
60 ソーナー画像群
61 信号強度ライン群
62 沈底物体の信号強度
63 埋没物体の信号強度(消滅判定の場合)
64 埋没物体の信号強度(出現判定の場合)
65 閾値
66 埋没物体出現/消滅箇所の推定点
67 信号強度の大きさ(縦軸)
68 信号強度の時間に対する微分値(縦軸)
69 埋没物体の信号強度の微分値
72 アスペクト比の時間変化
601 閾値
602 トレーニングデータ
70 アスペクト比
71 音波照射方向の物体の長さ
80 音線図
81 臨界俯角近辺の拡大図
82 臨界俯角近辺の音線
90 可動部
91 回転角度
92 ソーナー移動方向
93 一回照射時のフットプリント
94 拡大したフットプリント
1001 送信側移動体に取り付けられたソーナー
1002 受信側移動体に取り付けられたソーナー
1003 海底堆積層内に透過する音波
1004 海底面で反射する音波
1100 移動体
1101 送受信機
1102 移動体と海底面との距離
1104 受信機1002によるソーナー画像
1105 受信機1001によるソーナー画像
1106 処理後画像
1107 受信機1002よるソーナー画像
1108 受信機1001によるソーナー画像
1109 移動方向
1201 トウドアレイ
1202 航走体
1203 1アレイのフットプリント
1204 ソーナー画像全体
1300 サイドスキャンソーナー
1301 送受信機
1302 移動方向
1303 可動部
1400 送受信機
1401 低周波の送信音波
1402 高周波の送信音波
1403 低周波のソーナー画像
1404 高周波のソーナー画像
1405 減算・除算時の処理画像
1406 和算・乗算時の処理画像
1500 受信音波
1501 ローパスフィルタを掛けた受信音波
1502 閾値
1503 埋没物が存在する可能性が高い領域
1504 埋没物が存在する可能性が低い領域
1505 埋没物が存在する可能性が高い領域の指示
1506 埋没物が存在する可能性が低い領域の指示
1507 送信制御部の明示的な形
1508 底質表示部
Claims (11)
- 水中もしくは水上を航行する移動体に取り付けられており、
水底に向けて音波を送信する送信部と、
送信された音波が、少しずつ送波音波の投影面を異にした水底面からの反射音波を逐次受信する受信部と、
受信された信号を処理し、逐次音波画像を生成する信号処理部と、
前記信号処理部の処理結果に基づく音波画像を逐次表示する画像表示部と、
受信信号中にある対象物の信号を検出する検出部と、
前記検出部において検出された対象物からの受信信号強度もしくは受信信号強度から算出された判定用信号を逐次受信される信号間において追跡し、追跡の途中で前記受信信号強度もしくは前記判定用信号の値が一定の閾値を横切って上昇したもしくは下降した場合に前記対象物が水底堆積層内に存在すると判定し、追跡の最後まで前記受信信号強度もしくは前記判定用信号の値が前記閾値を横切らない場合に前記対象物が水底面に存在すると判定する判定部と、
を備える水中音波撮像装置。 - 請求項1に記載の水中音波撮像装置において、前記検出部で検出された対象物を音波画像中に指示する表示と、前記判定部の判定結果である前記対象物が水底面に存在するか水底堆積層内に存在するかの区別を指示する表示とを前記音波画像に重ねて表示させる指示部を更に有することを特徴とする水中音波撮像装置。
- 請求項1に記載の水中音波撮像装置において、前記判定用信号として前記対象物からの受信信号の強度の絶対値またはその微分値、前記受信信号を反映する画像の輝度またはその微分値、もしくは前記受信信号をフーリエ変換した値を用いることを特徴とする水中音波撮像装置。
- 請求項1および3のいずれかに記載の水中音波撮像装置において、前記一定の閾値は前記検出部にて対象物が検出された箇所以外の任意の箇所における受信信号強度もしくは受信信号強度に基づく演算結果を用いて算出された値であることを特徴とする。
- 請求項1に記載の水中音波撮像装置において、前記判定部での判定用信号として、検出信号の検出幅もしくは音波画像中の対象物のアスペクト比(縦横比)を利用することを特徴とする水中音波撮像装置。
- 請求項1に記載の水中音波撮像装置において、前記判定部による前記対象物からの受信信号強度もしくは受信信号強度から算出された判定用信号の追跡の際に、値が前記閾値を横切った推定点に従い、前記音波画像の領域を、画像中に埋没物体を描出する領域と、沈低物体は描出しても埋没物体は描出しない領域の2つに分ける分割部を有し、分割した2つの領域の区分を前記音波画像に表示することを特徴とする水中音波撮像装置。
- 請求項1に記載の水中音波撮像装置において、前記判定部による前記対象物からの受信信号強度もしくは受信信号強度から算出された判定用信号の追跡の際に、値が前記閾値を横切った推定点に応じて、前記送信部による音波の送信条件を変化させる送信制御部を有することを特徴とする水超音波撮像装置。
- 請求項1に記載の水中音波撮像装置において、前記判定部による前記対象物からの受信信号強度もしくは受信信号強度から算出された判定用信号の追跡の際に、値が前記閾値を横切った推定点から、水底の臨界角を算出し、算出した臨界角から底質を推定して前記臨界角と合わせて表示する底質表示部を有することを特徴とする水中音波撮像装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の水中音波撮像装置において、音波の送受信方向を回転させる機械的可動部およびもしくは電子的可動部を有し、回転によって異なる水底投影面の音波画像を得ることを特徴とする水中音波撮像装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の水中音波撮像装置において、前記送信部と前記受信部とが同一の移動体の前後に離して取り付けられ、もしくは異なる移動体に取り付けられ、互いに向き合って送信、受信動作を行なうことを特徴とする水中超音波撮像装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の水中音波撮像装置において、1つの移動体に送信部と受信部もしくは送受信部との組を複数組取り付けられ、前記判定部での判定に用いる信号として、各組の受信部もしくは送受信部で得られた受信信号を用いることを特徴とする水中音波撮像装置。
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JP2010095620A JP5470146B2 (ja) | 2010-04-19 | 2010-04-19 | 水中音波撮像装置 |
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