JP5468201B2 - ダンプ冷却型ガス化装置、およびダンプ冷却ライナ - Google Patents

ダンプ冷却型ガス化装置、およびダンプ冷却ライナ Download PDF

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Description

本発明は、ダンプ冷却型ガス化装置(dump cooled gasifier)に関する。
ガス化プロセスは、石炭または他の炭素含有材料を合成ガスに変えることを含む。石炭は、天然ガスや石油よりも低価格なので、ガス化技術の開発には大きな経済的インセンティブがある。既存のガス化技術の問題は、概して、資本コストが高い、稼働率が比較的低い、または、その両方である、ということである。稼働率は、装置が稼働して生産している時間の長さを表す。稼働率が低い原因の1つは、複雑で寿命が短いガス化装置のライナの設計である。ガス化装置に現在使用されているライナの例は、耐火ライナ、膜ライナ(membrane liners)および再生冷却ライナ(regeneratively cooled liners)である。耐火ライナは、毎年、耐火物を交換する必要があり、約90%の稼働率である。膜ライナは、耐火ライナよりも寿命が長いが、ライナが複雑なので、ガス化装置の価格を2倍〜3倍に上昇させる可能性がある。
再生冷却ライナも、ガス化プロセスに使われており、耐火ライナや膜ライナと違い、一般に、低価格で寿命が長い。これらの恩恵は、再生冷却ライナの壁のスラグ層を凍らせることから生まれる。耐火ライナや膜ライナを用いるガス化プラントと比較すると、再生冷却ライナは、電気の費用、水素の費用、およびガス化プラントによって生産される合成ガスの費用を大幅に低減することができる。再生冷却ライナの例は、米国特許第6,920,836号明細書(Sprouse)に開示されており、これは本願の参照となる。
再生冷却ライナは、耐火ライナや膜ライナに比べてガス化技術に大きな利益をもたらす一方で、ライナの熱膨張を管理することが、再生冷却ライナを用いることの技術的な課題の1つである。ライナは、セラミックで形成され得るものであり、通常、ガス化装置の金属裏打ち構造に取り付けられる。従って、ガス化装置内の温度が上昇するとき、セラミックライナの熱膨張と金属裏打ち構造の熱膨張とが整合していない。
再生冷却ライナに関するもう1つの課題は、閉ループの(再生)冷却回路を構築するために必要な金属/セラミック接合の特定の実装である。
ダンプ冷却型ガス化装置は、容器と、ライナと、冷却剤と、を含む。ライナは、先端と、後端と、容器の長さに沿って延在する複数の流路と、を有する。ライナの後端は、ライナの先端に対して軸方向および径方向に膨張することができる。冷却剤は、ライナの先端で入り、ライナ内を流れ、ライナの後端から容器に直接、吐出される。
図1は、ダンプ冷却型ガス化装置10の断面図を示す。ダンプ冷却型ガス化装置10は、通常、ライナ12、金属製圧力容器14、断熱材16、インジェクタ18、マニホルド20、クエンチ部22および反応チャンバ24を含む。他のライナに代えてガス化装置10にライナ12を用いると、ガス化装置10の寿命が延び、しかも低コストである。熱膨張の不整合の問題とともに、金属/セラミック接合の問題も低減または排除することによって、ガス化プロセスの様々な技術的リスクも低減される。ダンプ冷却型ガス化装置10のライナ12の構成によって、ライナ12の温度を直接、制御することができる。
容器14は、クエンチ部22より上方に位置づけられ、反応チャンバ24を含む。容器14は、ガス化装置のライナ12と断熱材16とを収容する。ライナ12は、容器14の長さに沿って延在し、先端26と、後端28と、内径30と、を含んでいる。ライナ12の先端26は、少なくとも容器14とインジェクタ18とマニホルド20とに、ライナ12の内径30で、メカニカルシール32によって接続されている。図1に見られるように、ライナ12は、その後端28が、ガス化装置10の容器14や他の要素に取り付けられずに、容器14に吊り下げられている。従って、ライナ12の後端28は、容器14内の熱変化に応じて、軸方向および径方向に、自由に膨張および収縮することができる。例示的な実施形態において、ライナ12は、約10フィート(3.0m)〜約30フィート(9.1m)の長さを有する。
反応チャンバ24内の温度が、約2000°F(1093℃)〜約6000°F(3316℃)に達すると、ライナ12を流れる冷却剤で、ライナ12に沿った温度を継続的に制御しなければならない。ライナ12と容器14との間に断熱材16が配置され、ライナ12と容器14との温度を動作限界内に維持する助けをする。ライナ12の適切な温度範囲は、約1000°F(538℃)〜約2000°F(1093℃)である。ライナ12の特に適切な温度範囲は、約1200°F(649℃)〜約1800°F(982℃)である。図1に示されている断熱材16は、ライナ12に直接取り付けられているが、代替例において、断熱材16は、ライナ12に直接取り付けられていなくてもよい。
マニホルド20は、インジェクタ18とライナ12の先端26との間に収容されている。マニホルド20からライナ12に流れる冷却剤の容器14への漏れ、または容器14から大気中への漏れを防ぐために、ライナ12は、少なくともライナ12の内径30でシールされており、ライナ12は、インジェクタ18に対してシールし、かつ、ライナ12は、容器14に対してシールし、容器14は、インジェクタ18に対してシールする。金属/セラミック接合の問題は、ライナ12を金属製圧力容器14に直接シールせずに、インジェクタ18にシールすることによって排除される。金属で形成された容器14と、セラミック、セラミック複合材または異種金属で形成されたライナ12と、の間の熱膨張の不整合の問題も、ライナ12の後端28が自由に膨張および収縮できるようにすることで、防止される。ライナ12の後端28は容器14に取り付けられていないので、熱膨張の不整合は、全てライナ12の先端26に限られる。ライナ12の先端26は、容器14とインジェクタ18との間でメカニカルシール32によって挟まれて固定されている。ライナ12の先端26は、インジェクタ18に、わずか数インチに亘って取り付けられ、インジェクタ18とライナ12との間に管理しやすい荷重を生じさせる。金属ライナの熱膨張は、約5.5×10-6インチ/インチ・華氏温度(in/in・°F)〜約8.0×10-6in/in・°Fである。これに比べ、セラミックマトリクス複合ライナの熱膨張は、約1.7×10-6in/in・°F〜約3.3×10-6in/in・°Fである。例示の実施形態においては、ライナ12を形成する材料は、セラミック、セラミックマトリクス複合材および耐食性金属を含むが、これらに限定されない。市販の耐食性金属の例は、インコネル(Inconel)625と、インディアナ州ココモ所在のHaynes International,Inc.,社製のヘインズ(Haynes)188およびHR−160と、を含むが、これらに限定されない。ガス化装置10は、マニホルド20を含むとして論じられるが、ガス化装置10は、本発明の範囲を逸脱することなく、マニホルドなしで構成することもでき、異なる配置のマニホルドと共に構成することもできる。
運転時、マニホルド20に冷却剤が流れ、ライナ12の先端26に導入される。ライナ12とインジェクタ18との接続箇所、および、ライナ12と容器14との接続箇所で、冷却剤がわずかに漏れる場合があるが、冷却剤は最終的に容器14に抜け出るので、その漏れは許容することができる。冷却剤はライナ12を流れながら、反応チャンバ24から熱を奪い、ライナ12を冷却する。ライナ12の後端28は、容器14内に吊り下げられるので、冷却剤は、最終的に、クエンチ部22のすぐ上流で容器14の中へダンプする。適切な冷却剤の例は、蒸気、窒素、二酸化炭素および合成ガスを含むが、これらに限定されない。冷却剤の適切な温度範囲は、約100°F(38℃)〜約1200°F(649℃)である。冷却剤の特に適切な温度範囲は、約600°F(316℃)〜約1000°F(760℃)である。
冷却剤は、ライナ12の外面36に沿ったスラグ層34を凍らせるのに十分な流量でライナ12を流れる。スラグ層34は、反応チャンバ24を流れる炭素リッチ燃料の灰分から形成される。ガス化装置10が作動する高温では、灰はスラグになる。ライナ12を通る冷却剤の温度は十分に低いので、ライナ12の温度を、スラグ層34を外面36上に凍らせる温度に保つ。スラグ層34は、ライナ12が高速の粒子によって削られることから保護し、ライナ12が反応チャンバ24にある気相の反応種によって化学的侵食されないように保護する。あるいは、スラグ層34がライナ12の外面36に沿って堆積されていない場合、ライナ12を、磨耗に耐えるように硬化またはコーティングされ、かつ化学的侵食に耐える表面温度に冷却された地金で形成してもよい。
ライナ12からの冷却剤の出口速度は、ライナ12の後端28にスラグ落下リップ38も作る。スラグ落下リップ38は、ライナ12の後端28を出る冷却剤が高温であるために生じ、ライナ12の後端28にスラグが積み重なることを防ぐ。従って、スラグ落下リップ38があることで、ライナ12の後端28からスラグを取り除くために必要な保守時間および費用を低減し、かつ、ライナ12からクエンチ部22に入る冷却剤をスラグが妨げないようにする。
図2は、ライナ12の例示的な実施形態の斜視図を示す。ライナ12は、複数の管40で組み立てられた管壁ライナであり、冷却剤は、管40の円形断面またはほぼ円形の断面を流れる。管40は、一体型としても非一体型としてもよい。管40の各々は、先端42と、後端44と、先端42と後端44との間の本体46と、を有する。管40は、全ての管40の先端42と後端44との各々が、円形の断面を形成するように互いに並べられている。管40の先端42が協力してライナ12の先端26を形成し、管40の後端44が協力してライナ12の後端28を形成する。このように、管40の先端42は、円形の取付けフランジ48に取り付けられる。例示的な実施形態において、管40の各々は、約0.3インチ(0.8cm)〜約1.5インチ(3.8cm)の内径を有する。
前述のように、冷却剤は、ライナ12の先端26を通って容器14に入る。管40の先端42が冷却剤を受け入れ、冷却剤は、その後、管40の本体46を通って管40の後端44に流れる。冷却剤は、ライナ22を通った後、容器14に直接ダンプする(図1に示す)。ライナ12の温度は、管40を通る冷却剤の流量を調節することによって、直接、制御することができる。管40を通る冷却剤の流量が増えると、ライナ12の温度が低下する。管40を通る冷却剤の流量が減ると、ライナ12の温度は上昇する。非限定的な例において、冷却剤がライナ12に入るときの流量が、反応チャンバ24にさらされるライナの表面積1平方フィート(0.093平方メートル)あたり、毎秒約0.2ポンド(lbs/sec)(0.091キログラム/秒)〜約10lbs/sec(4.54キログラム/秒)のとき、ライナ12の外面36は、約1200°F(649℃)〜約1800°F(982℃)の温度を有する。
図3は、取付けフランジ48に接続されたライナ12の先端26の部分的な拡大図である。取付けフランジ48は、内側端50と、外側端52と、複数の開口54と、を有する。複数の開口54は、内側端50と外側端52との間に取付けフランジ48を貫通し、互いに隣接するように配列されている。図3に見られるように、管40の先端42は、取付けフランジ48の開口54からわずかに突き出るように、開口54を通り抜ける。開口54の位置によって、管40の各々は、取付けフランジ48の内側端50の近くに位置づけられている。図3の管40は円形断面を有するが、管40は、楕円形、長楕円形を含む他の断面を有してもよく、しかもこれらに限定されない。
図4は、ライナ56の実施例の部分的な拡大図である。図3に示すライナ12と同様に、ライナ56の先端58は、取付けフランジ48内に位置づけられている。しかし、ライナ56は、管壁ライナではなく流路壁ライナであり、冷却剤は、長方形またはほぼ長方形の断面を通って流れる。ライナ56の複数の流路60は、内壁62と、外壁64と、シート66と、によって形成されている。シート66は、内壁62と外壁64との間に配置され、蛇行形状に曲げられている。または、多くの個々のシート66を利用して、蛇行形状以外の流路60を作ってもよい。内壁62と外壁64との間に作られたシート66の形状が、流路60を画定する。冷却剤は、内壁62と外壁64との間を通ってライナ56を流れるが、同時に、流路60によって分割される。
図5は、ライナ68の実施例の部分的な拡大図である。ライナ56と同様に、ライナ68も流路壁ライナであり、流路70は、ほぼ長方形の断面を有する。ライナ68の流路70は、第1のカバーシート72と、第2のカバーシート74と、中壁76と、を用いて、形成されている。第1のカバーシート72と第2のカバーシート74とは、互いにほぼ平行に位置づけられ、中壁76は、第1のシート72と第2のシート74との間に、これらのシートに対してほぼ垂直に位置づけられている。従って、流路70は、第1のシート72と、第2のシート74と、中壁76とが交差する間に形成される。一実施例において、ライナ68の流路70は、第1のシート72に適用されるサブトラクティブ法によって形成されている。例えば、第1のシート72に第2のシート74をレーザ溶接することにより、流路70が画定され得る。
ダンプ冷却型ガス化装置は、ダンプ冷却ライナを用いることによって、金属/セラミック接合の問題だけでなく、熱膨張の不整合の問題も低減または排除することができる。ライナは、金属、セラミックまたはセラミックマトリクス複合材から形成される。ライナは、先端がガス化装置のインジェクタによって囲まれ、後端が自由端となるように吊り下げられている。ライナは、後端で吊り下げられているので、ライナの熱膨張がガス化装置の性能や安定性に影響しないように、自由に膨張および収縮することができる。冷却剤は、マニホルドによってライナに導入され、ライナを形成する複数の管つまり流路を通ってライナを通る。従って、ライナの温度は、ライナの管つまり流路を通る冷却剤の流量を制御することによって、直接、制御することができる。冷却剤はライナを通った後、ガス化装置の容器にダンプされる。
本発明を好ましい実施形態を参照して記述したが、当業者であれば、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、形態および細部に変更がなされ得ることを理解されよう。
ダンプ冷却型ガス化装置の断面図。 ダンプ冷却型ガス化装置のライナの斜視図。 ダンプ冷却型ガス化装置の管壁ライナの例示の実施形態の部分拡大図。 ダンプ冷却型ガス化装置の流路壁ライナの例示の実施形態の部分拡大図。 ダンプ冷却型ガス化装置の流路壁ライナの例示の実施形態の部分拡大図。

Claims (11)

  1. 反応チャンバを含む容器と、
    先端と、後端と、前記反応チャンバを前記容器の壁に接触させないように前記容器の壁と前記反応チャンバとの間で前記容器の長さに沿って延在する複数の流路と、を有する、前記先端から自由に吊り下げられたライナであって、このライナの前記後端が該ライナの前記先端に対して軸方向および径方向に膨張することができるように、前記先端が前記容器に接続される、ライナと、
    記ライナの前記先端で入り、前記ライナの前記後端で前記容器に直接吐出されるように前記ライナ内を流れる冷却剤であって前記ライナは、第1のシートと、前記第1のシートから半径方向に離間した第2のシートとを有してなる流路壁ライナであり、前記流路は、前記第1のシートと前記第2のシートとの間に配置される、冷却剤と、
    を備えたガス化装置。
  2. 前記ライナの外面に沿って延在するスラグ層をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のガス化装置。
  3. 前記複数の流路が、一体化して接続されていることを特徴とする請求項1に記載のガス化装置。
  4. 前記ライナが、セラミックおよびセラミックマトリクス複合材からなる群のうち少なくとも1つで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガス化装置。
  5. 前記ライナが、耐食性金属で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガス化装置。
  6. 前記ライナおよびインジェクタが、メカニカルシールによって接続されていることを特徴とする請求項1に記載のガス化装置。
  7. クエンチ部と
    前記クエンチ部より上方に位置づけられる、反応チャンバを有した容器と、
    複数の細長い一体型の流路と、前記容器に接続された先端と、後端と、を有するライナであって、前記容器の壁と前記反応チャンバとを分離するように前記先端から前記容器に自由に吊り下げられたライナと、
    記ライナに冷却剤を導入する開口であって前記冷却剤が、前記ライナの前記後端から、前記クエンチ部の直ぐ上流の前記容器の前記反応チャンバに吐出され、前記ライナは、第1のシートと、前記第1のシートから半径方向に離間した第2のシートとを有してなる流路壁ライナであり、前記流路は、前記第1のシートと前記第2のシートとの間に配置される、開口と、
    を備えガス化装置。
  8. 前記ライナの外面に沿って延在するスラグ層をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のガス化装置。
  9. 記ライナが、セラミックおよびセラミックマトリクス複合材からなる群のうち少なくとも1つで形成されていることを特徴とする請求項に記載のガス化装置。
  10. 記ライナが、耐食性金属で形成されていることを特徴とする請求項に記載のガス化装置。
  11. 記ライナとインジェクタとが、メカニカルシールによって接続されていることを特徴とする請求項に記載のガス化装置。
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