JP5467951B2 - ニューラルネットワーク学習装置 - Google Patents
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Description
また、内燃機関の経年変化に応じて学習モデルが追加学習されるので、経年変化による学習モデルの出力の精度低下を抑制することが可能となる。
図1は、本実施形態に係るニューラルネットワーク学習装置1の構成を示す図である。
ニューラルネットワーク学習装置1は、入力パラメータベクトルuに対して、この入力パラメータベクトルuに応じた出力yを出力するニューラルネットワーク2を備える。このニューラルネットワーク2の入力パラメータベクトルuの成分は、図示しないエンジン、又は、エンジンの吸排気系あるいは燃焼室における各種センサの検出値に基づいて構成されている。そして、このニューラルネットワーク2は、入力パラメータベクトルuに対する出力yが、上記エンジン及びその吸排気系や燃焼室における所定の物理量に一致するように学習されている。なお、ニューラルネットワーク学習装置1はエンジンに搭載されている。
入力層に入力された入力パラメータベクトルuのN個の成分は、それぞれ、中間層を構成するM個のニューロンN1,…,NMに入力される。
ニューロンNiの中心位置ベクトルtiは、自己組織的なクラスタリング手法により決定することが好ましい。以下では、その一例として自己組織化マップ(SOM(Self Organizing Maps))を用いて決定する例について説明する。なお、この中心位置ベクトルtiの決定では、上記式(4)の学習データのうち、入力データベクトルXk(k=1〜P)のみを使用する。
STEP2では、下記式(6)に示すように、M個の参照ベクトルmi(i=1〜M)のうち、上記選択したN次元入力データベクトルXkとのN次元ユークリッド距離が最小となる参照ベクトルmC(以下、「勝者ベクトル」という)を有するノードNDCを選択する。
また、下記式(8)において、ベクトルrCは、ノードNDCの2次元平面上での位置ベクトルを示し、ベクトルriは、i番目のノードNDiの2次元平面上での位置ベクトルを示す。
以上のようにして中心位置ベクトルtiを決定した後、各ニューロンの結合荷重Wi、W0は、準備した学習データ(上記式(4)参照)に基づいて、例えば、最小2乗法により決定することができる。すなわち、下記式(10)に示すような学習データの出力データYkと出力y(Xk)の誤差の二乗和Jが最小になるようなWi、W0を探索する。
以下、上記実施形態のニューラルネットワーク学習装置を、エンジンから排出されるNOx(フィードNOx)の量の推定に適用した例を実施例1として説明する。
以下、上記実施形態のニューラルネットワーク学習装置を、エンジンの排気ガスの空燃比(λ)の実測値(LAFセンサ値)の推定をオンボード上で行うことに適用した例を実施例2として説明する。
本実施例2においてオンボード上でLAFセンサ値を推定することにより、経年変化によるエンジンの劣化判定を行うことができると共に、劣化後の状態におけるLAFセンサ値の推定精度が上がるように燃料噴射量を調整し、調整された燃料噴射量を補正後の燃料噴射量として燃料噴射量制御に用いることができる。
また、ニューロンを追加しても十分な推定精度が得られない場合には、劣化後の状態のLAFセンサ値と入力パラメータベクトルuを再収集するようにしてもよい。
ここで、例えば、劣化後のニューラルネットワークの学習が2回目の場合、初期状態で学習した結合荷重及び1回目の劣化状態で学習した結合荷重の両方を固定して、2回目の劣化状態での学習のために追加された結合荷重の学習を行う。また、3回目以降も同様に行う。
(1)本実施形態によれば、CPUは、M個の結合荷重Wi(i=1〜M)を固定して、少なくとも第一状態と異なる第二状態下に関する入力パラメータベクトルuに基づきN個の結合荷重Wi(i=a1〜aN)の学習を行う。これにより、第一状態においてのニューラルネットワークの出力の精度を保ったまま第二状態における結合荷重Wi(i=a1〜aN)の学習を行うことができるので、第一状態及び第二状態のいずれの状態であっても、ニューラルネットワークの出力を精度の高いものにすることが可能となる。
また、エンジンの経年変化に応じてニューラルネットワークが追加学習されるので、経年変化によるニューラルネットワークの出力の精度低下を抑制することが可能となる。
2…ニューラルネットワーク
Claims (1)
- ニューラルネットワークによる学習モデルと、
第一状態下に関する入力パラメータに基づき前記学習モデルにおける第一特性パラメータの学習を行う第一学習手段と、
前記第一学習手段により学習完了した学習モデルに新たにニューロンを追加すると共に第二特性パラメータの学習を行う第二学習手段と、を備え、
前記第二学習手段は、前記第一学習手段により学習完了した前記第一特性パラメータを固定すると共に、少なくとも前記第一状態と異なる第二状態下に関する入力パラメータに基づき前記第二特性パラメータの学習を行い、
前記学習モデルは、内燃機関に備えられており、
前記第一状態は、内燃機関の第一運転状態であり、
前記第二状態は、前記第一運転状態とは異なる第二運転状態であり、
前記第一学習手段は、前記第一運転状態を示す入力パラメータに基づき学習を行い、
前記第二学習手段は、前記第一運転状態及び前記第二運転状態の両方の入力パラメータに基づき学習を行うことを特徴とするニューラルネットワーク学習装置。
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