JP5465486B2 - 電子記録債権申請システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子債権記録機関に対する売掛債権の電子記録の申請、および記録原簿に電子記録された電子記録債権の情報の管理を行う技術に関し、特に、対象の売掛債権の発生の基礎である物流情報および商流情報(受発注のような取引情報を含む。以下同じ)と関連付けて電子記録の申請、および電子記録債権の情報の管理を行う電子記録債権申請システムに適用して有効な技術に関するものである。
近年、経済・金融のIT化がますます進む流れの中で、企業が保有する手形や売掛債権などを電子化し、取引の安全を確保しつつ債権の流動化を促進することで、特に中小企業の資金調達を円滑化・活性化させることを目的として電子記録債権法が成立・施行され、電子記録債権制度が創設された(非特許文献1など参照)。ここで、電子記録債権とは、指名債権でも手形債権でもない新しい類型の金銭債権であり、磁気ディスク等をもって電子債権記録機関が作成する記録原簿への電子記録を債権の発生、譲渡等の効力要件とするものである。
この電子記録債権制度により、債権を電子記録することによって法的安定性が高まるとともに債権の分割譲渡が可能となるため、担保や決済手段としての使い勝手が向上することから、例えば非特許文献2などに記載されているように、電子記録債権が活用される可能性を有する種々のビジネスモデルが検討されている。非特許文献2の中では、例えば、近年先進的なサービスや電子データの活用が進んでいるエリアとして、一括決済(ファクタリング)方式や、手形の電子化、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)、融資の電子化、債権流動化、電子商取引、3PL(サードパーティ・ロジスティックス)などにおける電子記録債権の活用の可能性が検討されている。
具体的には例えば、企業の物流や商取引の流れにおいて、売掛債権を電子記録債権とすることにより債権の存在や権利関係が明確になることを活かして、一括決済(ファクタリング)方式などの売掛債権の流動化や売掛債権担保融資などにより企業のファイナンスに活用することが検討されている。また、電子債権記録機関に記録された電子記録債権の情報と企業が保有する在庫情報や物流情報とをマッチングさせることにより、在庫担保融資から売掛債権担保融資までをシームレスに取り扱う仕組みの構築の可能性などが指摘されている。
金融庁民事局、"電子記録債権法の概要"、[online]、金融庁ホームページ、[平成21年3月17日検索]、インターネット<URL:http://www.moj.go.jp/MINJI/minji138.html> ファイナンス事業懇談会・電子債権を活用したビジネスモデル検討ワーキンググループ、"電子債権構想−IT社会における経済・金融インフラの構築を目指して−"、[online]、平成17年4月13日、経済産業省ホームページ、[平成21年3月17日検索]、インターネット<URL:http://www.meti.go.jp/policy/economic_industrial/report/data/g50413aj.html>
上述したような企業の物流や商取引におけるこれまでの電子記録債権の利用可能性の検討では、売掛債権を電子記録債権とすることにより債権の存在や権利関係が明確になることを活かしたファイナンスへの活用や、電子記録債権の情報に在庫情報や物流情報をマッチングさせることにより、売掛債権についての物流や商取引の裏付け情報とする仕組みなどが主に検討されてきた。しかし、これらの情報を実際に提供する具体的なシステム基盤については検討されておらず未整備であった。
そこで本発明の目的は、売掛債権の発生の基礎である、企業が保有する物流情報および商流情報に基づいて、発生した売掛債権の電子債権記録機関への電子記録の申請、および記録原簿に電子記録された電子記録債権についての物流情報および商流情報と関連付けた管理を行う電子記録債権申請システムを提供することにある。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態による電子記録債権申請システムは、金融機関から資金調達を行う借入人が、自身が保有する売掛債権を電子記録債権として電子債権記録機関に電子記録するための申請を支援する電子記録債権申請システムであって、以下の特徴を有するものである。
すなわち、電子記録債権申請システムは、前記電子債権記録機関とネットワークを介して接続し、前記借入人とその仕入先および販売先との間の物流情報および商流情報を管理するサプライチェーンマネジメント(以下では単に「SCM」と記載する場合がある)部と、前記借入人が保有する、前記電子債権記録機関に電子記録された前記電子記録債権の識別情報と、前記電子記録債権として電子記録された前記売掛債権に係る前記SCM部に保持された前記物流情報および前記商流情報とを関連付け、さらに、前記借入人が保有する動産の情報と合わせて資産管理情報として管理する資産管理部と、前記電子債権記録機関が有する記録原簿に対する前記売掛債権についての前記電子記録債権の発生記録、および前記記録原簿に電子記録された前記電子記録債権の情報の取得および更新記録の申請を行い、申請に係る履歴を電子記録履歴情報として記録する電子記録申請部とを有する電子記録債権管理部と、前記電子債権記録機関に対する接続インタフェース、および前記借入人のクライアント端末に対するユーザインタフェースを含む基盤部とを有する。
また、前記電子記録申請部は、前記借入人に発生した前記売掛債権について、前記クライアント端末を利用した前記借入人からの要求を受け、前記電子債権記録機関に対して前記電子記録債権の発生記録の申請を行い、前記電子債権記録機関に電子記録された前記電子記録債権の識別情報と、前記売掛債権に係る前記SCM部に保持された前記物流情報および前記商流情報とを関連付けて前記資産管理情報に記録することを特徴とするものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によれば、売掛債権に関する情報を取得するためにSCMシステム(SCM部)と連携もしくは融合することで、対象の企業の物流情報および商流情報に基づいて、発生した売掛債権の電子債権記録機関への電子記録の申請を業務処理の中でシームレスに行うことが可能となる。
また、本発明の代表的な実施の形態によれば、記録原簿に電子記録された電子記録債権について、裏付けとなる物流情報および商流情報と関連付けて管理を行うことができ、さらに、売掛債権に変わる前の棚卸資産の情報と合わせて一元的に管理することができる。これにより、資産(動産・売掛債権)担保融資を受ける際の有効な情報を得ることができ、資金調達手段としての資産担保融資の促進に資することができる。
本発明の一実施の形態である電子記録債権申請システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施の形態における資産管理情報のデータ構造とデータの例を示した図である。 本発明の一実施の形態における電子記録履歴情報のデータ構造とデータの例を示した図である。 本発明の一実施の形態における売掛債権についての電子債権記録機関への電子記録の申請の処理フローの例を示した図である。 本発明の一実施の形態における売掛債権についての電子債権記録機関への電子記録の申請の処理フローの別の例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本発明の一実施の形態である電子記録債権申請システムは、電子債権記録機関への接続インタフェースを有し、また、売掛債権に関する情報(売掛債権の発生に関する情報や、対応する物流情報および商流情報など)を取得するためにSCMシステム(SCM部)と連携もしくは融合する。
これにより、金融機関等から資金調達を行う借入人が、自身が保有する債権(売掛債権)を電子記録債権として電子債権記録機関に記録するための申請を支援し、また、電子記録債権の識別情報と、その裏付けとなる物流情報および商流情報とを関連付けて管理を行い、さらに、売掛債権に変わる前の棚卸資産の情報と合わせて一元的に管理する機能を実現する。
[システム構成]
図1は、本発明の一実施の形態である電子記録債権申請システムの構成例を示す図である。電子記録債権申請システム300は、PCやサーバ等のコンピュータシステムによって構成され、インターネット等のネットワーク500を介して、PC等のクライアント端末により借入人400、仕入先410、販売先420などのユーザが接続する構成となっている。また、ネットワーク500もしくは他のネットワークを介して接続機関200に接続し、これを介して電子債権記録機関100に接続可能な構成となっている。
電子債権記録機関100は、後述する接続機関200を介した利用者からの申請内容に基づき、債権について発生や譲渡等の電子記録を行う機関(現在一部金融機関等において設立予定)である。電子記録債権に係る各種電子記録情報は、記録原簿101としてデータベースに記録される。
接続機関200は、利用者からの申請に基づき、利用者の認証を行うとともに、電子債権記録機関100に対する債権の電子記録に係る申請の受付・仲介を行う機関である。接続機関200の業務は、例えば、電子債権記録機関100が指定する金融機関や、金融機関の子会社などの事務受託会社が行うことが想定されている。接続機関200は、利用者による債権の発生や、譲渡等による更新についての電子記録の申請、および記録原簿101に電子記録された債権についての参照の要求等を受け付け、電子債権記録機関100に接続して処理するためのインタフェースである記録機関接続部210を有する。また、これらの処理に伴う履歴等の情報を保持するデータベースとして記録情報201を有する。
なお、上記の各機関は、実体としては各機関での固有の業務をそれぞれ行う情報処理システムを指す。また、本実施の形態では、電子記録債権申請システム300は接続機関200を介して電子債権記録機関100に接続する構成となっているが、必ずしもこのような構成になるとは限らない。電子債権記録機関100への接続のために接続機関200が設立されている場合は接続機関200を介して接続し、設立されていない場合は電子債権記録機関100に直接接続する場合も想定される。従って、以降では特に区別しない限り、電子債権記録機関100は、接続機関200も含んだ広義の電子債権記録機関であるものとして取り扱う。
電子記録債権申請システム300は、例えば、電子記録債権管理部310、SCM部320、および基盤部340の各部を有し、これら各部はそれぞれソフトウェアプログラムにより実装される。電子記録債権管理部310は、例えば、資産管理部311、電子記録申請部312と、資産管理情報313、電子記録履歴情報314の各データベースを有する。
資産管理部311は、後述する借入人400について電子債権記録機関100に電子記録された電子記録債権の識別情報と、後述するSCM部320に保持する物流情報および商流情報とを関連付けて管理を行う。さらに、売掛債権に変わる前の棚卸資産の情報と合わせて一元的に管理することも可能である。
電子記録申請部312は、借入人400や販売先420等において、商品の検品等の作業により借入人400に売掛債権が発生した場合に、クライアント端末を利用した借入人400や販売先420のユーザからの要求、もしくは物流情報および商流情報の内容に基づいて売掛債権の発生を検知したSCM部320からの要求により、接続機関200を介して電子債権記録機関100に電子記録債権の発生記録の申請を行う。
また、記録原簿101に電子記録された電子記録債権についての譲渡等による更新記録の申請や、内容の参照の申請を行うこともできる。なお、電子債権記録機関100もしくは接続機関200に対する申請等の際に暗号化や本人認証等を行うために、電子債権記録機関100等から発行された電子証明書や暗号鍵等を保持して管理してもよい。
資産管理情報313には、借入人400が保有する資産(棚卸資産や売掛債権などの流動資産)の情報と、電子債権記録機関100に電子記録された電子記録債権の識別情報とを関連付けて保持する。各資産の内容は、後述するSCM部320が保持する物流情報および商流情報と関連付けられる。これにより、例えば、電子記録債権として電子記録された売掛債権について、対象の商品の現実の所在などの実態情報を把握することができる。一方、電子記録履歴情報314には、電子記録申請部312による申請の履歴情報(処理のログ)を保持する。
SCM部320は、借入人400が自社および自社と他の企業(仕入先410や販売先420など)との間の物流情報や商流情報を管理するいわゆるSCMシステムに相当する機能を提供する。なお、本実施の形態では、電子記録債権申請システム300が上述の電子記録債権管理部310とSCM部320とを有する構成としているが、これに限らず、例えば、電子記録債権管理部310のみを独立した電子記録債権申請システム300として構成し、SCM部320を独立したSCMシステム(例えば既存のSCMシステム)として構成して、これらをネットワーク500等を介して相互に連携する構成としてもよい。また、電子記録債権管理部310の機能をSCMシステムの中に組み込む構成とすることも可能である。
SCM部320(SCMシステム)は、多くのベンダーから業種などに応じて種々のものが提供されており、その機能等についての詳細な説明は省略するが、一般的には例えば、計画管理部321、商談管理部322、調達管理部323、製造管理部324、在庫管理部325、販売管理部326、運輸管理部327などの各部を有する。また、対象の1つ以上の企業(借入人400など)について、物流情報や商流情報として、例えば、計画情報328、商品情報329、取引情報330、在庫情報331などの各種情報をデータベースとして保持する。これらの情報は、売掛債権に対する裏付けの情報として利用することができる。
計画管理部321は、借入人400における仕入計画、生産計画、物流計画、販売計画等、種々の計画を実施・管理する機能を有する。商談管理部322は、個別商品についての商談のフロー管理や実績管理、商談支援などの機能を有する。調達管理部323は、仕入や購買についての情報管理や、発注処理・支払処理などの機能を有する。製造管理部324は、原材料等を仕入れて加工等する場合の生産・製造の実行を管理する機能を有する。在庫管理部325は、倉庫等に対する商品の入出庫の処理や在庫数の管理、棚卸の機能などを有する。販売管理部326は、商品の販売についての受注処理や請求処理などの機能を有する。運輸管理部327は、販売する商品の輸送・配送の実行などの機能を有する。
また、計画情報328は、借入人400における仕入・生産から販売にいたるまでの計画情報を保持する。商品情報329は、借入人400が仕入もしくは生産して販売する商品の内容および属性についての情報を保持する。取引情報330は、借入人400と仕入先410・販売先420との商取引の内容(受発注などの商流情報)を保持する。在庫情報331は、商品を仕入もしくは生産した後の動産(棚卸資産)の有高や、自社の倉庫にあるか販売先の倉庫で検品前の状態であるかなどの動産の所在の情報(物流情報)を保持する。
基盤部340は、借入人400等のクライアント端末に処理画面等を表示するユーザインタフェースや、電子債権記録機関100、接続機関200等の外部システムに対する接続インタフェース、データベース管理プログラム等のミドルウェアなど、各種基盤機能を有する。具体的には、例えばユーザインタフェースの機能として、Webサーバプログラムを有し、電子記録債権管理部310やSCM部320によって生成された画面をクライアント端末上のWebブラウザに表示する機能などを有する。
借入人400は、自身が保有する資産に基づいて、これら資産を担保とした融資(資産担保融資)や、債権の譲渡等により、金融機関等から資金調達を行う、もしくはこれらを希望する企業である。借入人400は、PC等のクライアント端末上のWebブラウザ等を利用して、電子記録債権申請システム300の基盤部340を介して電子記録債権管理部310やSCM部320の各機能にアクセスし、自社の物流や商取引についての処理を行ったり、物流情報および商流情報を確認・更新等したり、また、電子記録債権の記録申請等を行ったりすることができる。
仕入先410および販売先420は、それぞれ、借入人400が原材料や部品、商品等を調達する仕入先、および、借入人400が仕入れた商品や、加工・製造等により生産した商品を販売する販売先の企業である。これらの各企業は、同様にPC等のクライアント端末上のWebブラウザ等を利用して、電子記録債権申請システム300の基盤部340を介して電子記録債権管理部310やSCM部320の各機能にアクセスし、借入人400との間の取引についての処理を行ったり、物流情報および商流情報を確認・更新等したり、また、電子記録債権の記録申請を行ったりすることができる。
なお、本実施の形態では、電子記録債権申請システム300における電子記録債権管理部310、およびSCM部320の機能をASP(Application Service Provider)等によるサービスとしてネットワーク500を介して借入人400や他の企業に提供する構成としているが、借入人400が独自に電子記録債権申請システム300を保持し、仕入先410や販売先420などの他の企業がこれにアクセスする構成であってもよい。
[データ構成]
図2は、本実施の形態の電子記録債権申請システム300における資産管理情報313のデータ構造とデータの例を示した図である。電子記録債権管理部310が有する資産管理情報313は、例えば、資産ID、資産種別、商品ID、商品名、単価、数量、状態、電子記録債権ID、債務者、予約債権者、更新日などの項目を有し、借入人400が保有する管理対象の資産(動産(棚卸資産)・債権(売掛債権))毎にその内容や状態等を保持する。
資産IDの項目は、電子記録債権申請システム300において管理対象の資産(動産・債権)を一意に識別するためのIDを保持する。この資産IDは、例えば、SCM部320によって割り振られたものとし、SCM部320の取引情報330や在庫情報331などでも動産(棚卸資産)を共通のIDによって管理するものとする。資産種別は、対象の資産が棚卸資産、当座資産、その他の資産のいずれであるのか、具体的には、「動産(棚卸資産)」であるのか、「債権(売掛債権)」であるのかを識別する情報を保持する。
基本的には、資産管理部311によって、SCM部320から取得した動産(棚卸資産)の情報が資産管理情報313に資産種別を「動産」として記録され、対象の動産について売掛債権が発生した場合に、資産種別が「債権」に更新される。なお、動産については、対象の動産について後述するように将来の売掛債権の譲渡予約が行われた場合に資産管理情報313に記録されるようにしてもよい。
商品IDおよび商品名の項目は、対象の資産に対応する商品を識別する情報を保持する。単価および数量の項目は、対象の資産に対応する商品の販売単価および販売数量もしくは在庫数量の情報を保持する。状態の項目は、対象の資産についての電子記録債権としての状態を示す情報を保持する。ここでは、対象の資産(売掛債権)が電子債権記録機関100に電子記録されている状態であるか、電子記録の申請済であるがまだ電子記録されていない状態であるかなどを区別する。
電子記録債権IDの項目は、対象の資産の資産種別が「債権」である場合に、電子債権記録機関100において対象の売掛債権が電子記録債権として記録された際に付与されたIDを、対象の資産と関連付けるために保持する。例えば、この電子記録債権IDの項目の値をキーとして、電子記録申請部312や接続機関200の記録機関接続部210などを介して電子債権記録機関100の記録原簿101を参照することで、対象の資産に対応する売掛債権に係る電子記録債権の詳細な情報を取得することができる。
債務者の項目は、対象の資産(動産の場合は将来的に売掛債権となった場合)の債務者、すなわち借入人400から見た販売先420を識別する情報を保持する。予約債権者の項目は、対象の資産(未だ売掛債権が発生していない動産)について、後述するように将来の売掛債権に対する譲渡や質権設定等の予約が行われた場合に、相手方、すなわち借入人400から見た債権者を識別する情報を保持する。更新日の項目は、対象の資産の情報が更新された日付の情報を保持している。
図3は、本実施の形態の電子記録債権申請システム300における電子記録履歴情報314のデータ構造とデータの例を示した図である。電子記録債権管理部310が有する電子記録履歴情報314は、例えば、ログID、処理種別、資産ID、電子記録債権ID、処理者、対象者、処理日時などの項目を有し、電子記録申請部312による電子債権記録機関100への電子記録の申請についての履歴(ログ)情報を保持する。
ログIDの項目は、各履歴情報にユニークに割り振られるIDの情報を保持する。処理種別の項目は、対象の履歴に係る処理内容を示す情報を保持する。ここでは、対象の履歴に係る処理が、電子記録申請部312による電子記録債権の発生や譲渡等による更新の記録申請の処理であるか、電子債権記録機関100もしくは接続機関200からの電子記録の応答を受信したときの処理であるかなどを区別する。
資産IDおよび電子記録債権IDの項目は、対象の履歴に係る処理の対象である資産(売掛債権)を識別する情報を保持する。これらの内容は、図2の資産管理情報313のものと同様である。処理者の項目は、対象の履歴に係る処理を実行した主体の情報を保持する。例えば、電子記録債権の発生や譲渡などの記録申請の処理をユーザが手動で行った場合は、当該ユーザの情報が記録される。また、後述するように、SCM部320からの要求により自動で行った場合は、例えばブランクや特定の値を設定する等により、システムが自動的に処理を実行したことが特定できるようにする。
対象者の項目は、対象の履歴に係る処理の対象者(相手方)の情報を保持する。例えば、電子記録債権の発生記録の申請の場合は、対象の売掛債権の債務者の情報が記録される。また、譲渡記録の申請の場合は、譲渡先の債権者の情報が記録される。処理日時の項目は、対象の履歴に係る処理を実行した日時の情報を保持する。
なお、以上で説明した、図2の資産管理情報313および図3の電子記録履歴情報314の各項目はあくまでも一例であり、これらとは異なる項目を有していてもよい。
[処理フロー]
図4は、本実施の形態の電子記録債権申請システム300における、売掛債権についての電子債権記録機関100への電子記録の申請の処理フローの例を示した図である。まず、販売先420が、借入人400が販売する商品に対する発注処理を行う(S101)。ここでは、例えば、販売先420のユーザが、クライアント端末を利用して電子記録債権申請システム300にアクセスし、SCM部320内の販売管理部326によって発注処理を行い、その情報が取引情報330に記録される。
なお、図4の例では、販売先420が電子記録債権申請システム300のSCM部320にアクセスして発注処理を行うものとしているが、借入人400が発注情報を別の手段で販売先420から取得し、借入人400のユーザがSCM部320にアクセスして発注情報を登録する形態であってもよい。
次に、販売先420からの発注を受けた借入人400が、当該発注に対して受注処理を行う(S102)。ここでは、例えば、借入人400のユーザが、クライアント端末を利用して電子記録債権申請システム300にアクセスし、SCM部320内の販売管理部326によって受注処理を行い、その情報が取引情報330に記録される。
次に、受注を受けた借入人400が、販売先420に対して対象の商品を出荷する(S103)。ここでは、例えば、借入人400のユーザが電子記録債権申請システム300にアクセスし、SCM部320内の在庫管理部325や運輸管理部327によって出荷指示を行い、その情報が在庫情報331に記録される。なお、図4の例では、借入人400のユーザがSCM部320によって出荷指示を行うものとしているが、出荷指示や出荷処理は別の手段で行い、その情報をSCM部320にアクセスして登録する形態であってもよい。
次に、借入人400から出荷された商品の納入を受けた販売先420が、当該商品についての検品処理を行う(S104)。ここでは、例えば、販売先420のユーザが電子記録債権申請システム300にアクセスし、SCM部320内の在庫管理部325によって検品処理の結果の情報を登録し、その情報が在庫情報340に記録される。なお、本実施の形態では、検品処理が行われたタイミングで借入人400に売掛債権が発生するものとしている。
次に、借入人400に発生した売掛債権について、債務者である販売先420が、電子記録債権として記録するための要求処理を行う(S105)。ここでは、例えば、販売先420のユーザが電子記録債権申請システム300にアクセスし、電子記録債権管理部310内の電子記録申請部312によって電子記録債権の発生記録の要求処理を行う。なお、図4の例では、販売先420のユーザが電子記録債権管理部310にアクセスして発生記録の要求処理を行うものとしているが、ステップS104での検品処理の結果の入力を受けたSCM部320が、入力の内容に基づいて売掛債権の発生を検知して自動で電子記録債権管理部310に対して発生記録の要求処理を行うようにしてもよい。
次に、電子記録債権の発生記録の要求を受けた電子記録債権管理部310が、電子債権記録機関100もしくは接続機関200に対して電子記録債権の発生記録の申請処理を行う(S106)。ここでは、例えば、電子記録債権管理部310が、資産管理情報313における対象の資産に情報を記録するとともに、電子記録履歴情報314に処理のログ情報を記録する。
次に、電子記録債権の発生記録の申請を受けた電子債権記録機関100が、記録原簿101に対象の売掛債権を電子記録債権として電子記録し(S107)、処理結果を電子記録債権管理部310に応答する。その後、応答を受けた電子記録債権管理部310が、電子記録債権の情報の登録処理を行う(S108)。ここでは、例えば、電子記録債権管理部310が、電子記録債権として記録された情報を、資産管理情報313における対象の資産に関連付けて登録するとともに、電子記録履歴情報314に処理のログ情報を記録する。また、例えば、対象の売掛債権の債権者である借入人400に対して電子記録された旨を電子メール等により通知するようにしてもよい。
最後に、対象の売掛債権の債権者である借入人400が、電子記録債権として記録された情報を確認して(S109)、処理を終了する。確認の手段としては、例えば、電子記録債権管理部310の資産管理情報313、もしくは電子債権記録機関100の記録原簿101を参照し、電子記録債権管理部310の電子記録申請部312を介して、電子債権記録機関100に対して確認した旨を通知することなどが想定される。
なお、本実施の形態では、図4(後述の図5でも同様)に示すように、売掛債権について電子記録の申請をする際に、債務者である販売先420が最初に発生記録の申請を行い、電子債権記録機関100における電子記録が行われた後に債権者である借入人400が確認を行うフローとなっているが、これは一例である。記録申請に係る処理フロー(プロトコル)は、電子債権記録機関100および接続機関200によって異なる場合があるため、接続する電子債権記録機関100もしくは接続機関200によって、電子記録申請部312での取り扱いは異なるものとなる。
図5は、本実施の形態の電子記録債権申請システム300における、売掛債権についての電子債権記録機関100への電子記録の申請の処理フローの別の例を示した図である。販売先420による発注処理(S201)と、借入人400による受注処理(S202)については、図4の処理フローの発注処理(S101)、受注処理(S102)とそれぞれ同様であるため、説明は省略する。
ここで、借入人400が早期の資金調達を行うために、例えば、動産(流動資産)から売掛債権までをセットにして金融機関等に担保拠出して資産担保融資を受けるような場合は、対象の動産についての売掛債権が電子記録債権として電子債権記録機関100に発生記録されると同時に債権者に対する譲渡もしくは質権設定による更新記録がされるよう、予約しておくことができる(S203)。ここでは、例えば、借入人400のユーザが電子記録債権申請システム300にアクセスし、電子記録債権管理部310内の資産管理部311によって対象の資産についての譲渡等の予約を行う。
次に、予約を受けた電子記録債権管理部310の資産管理部311が、予約した内容を登録する(S204)。ここでは、例えば、資産管理部311が資産管理情報313に、予約の対象の資産を資産種別が「動産」、状態が「申請予約」として登録する(S204)。
その後の出荷処理(S205)から、売掛債権が電子記録債権として電子債権記録機関100の記録原簿101に記録され、電子債権記録機関100からの発生記録の応答を受けた電子記録債権管理部310による、電子記録債権の情報の登録処理(S210)までの処理については、図4の処理フローの出荷処理(S103)から登録処理(S108)までとそれぞれ同様である。
電子債権記録機関100において電子記録された電子記録債権の情報が資産管理情報313に登録されると直ちに、電子記録債権管理部310が、電子債権記録機関100もしくは接続機関200に対して、対象の電子記録債権についての債権者に対する譲渡もしくは質権設定等による更新記録の申請処理を行う(S211)。ここでは、例えば、電子記録債権管理部310が、資産管理情報313の対象の資産の情報を更新するとともに、電子記録履歴情報314に処理のログ情報を記録する。
次に、譲渡等の更新記録の申請を受けた電子債権記録機関100が、記録原簿101に対象の売掛債権の譲渡もしくは質権設定等について更新記録し(S212)、処理結果を電子記録債権管理部310に応答する。その後、応答を受けた電子記録債権管理部310が、電子記録債権の情報の登録処理を行う(S213)。ここでは、例えば、電子記録債権管理部310が、資産管理情報313の対象の資産について状態等を更新するとともに、電子記録履歴情報314に処理のログ情報を記録する。また、例えば、対象の売掛債権の債権者である借入人400に対して電子記録された旨を電子メール等により通知するようにしてもよい。
最後に、対象の売掛債権の債権者である借入人400が、電子記録債権として記録された情報を確認して(S214)、処理を終了する。確認処理(S214)については、図4の処理フローの確認処理(S109)と同様である。
以上に説明したように、本実施の形態の電子記録債権申請システム300によれば、売掛債権に関する情報(売掛債権の発生に関する情報や、対応する物流情報および商流情報など)を取得するためにSCMシステム(SCM部320)と連携もしくは融合することで、業務処理の流れの中でシームレスに、売掛債権を電子記録債権として記録するための申請を行うことができる。
また、電子記録債権の識別情報と、その裏付けとなる物流情報および商流情報とを関連付けて管理を行い、さらに、売掛債権に変わる前の棚卸資産の情報と合わせて一元的に管理する。これにより、資産(動産・売掛債権)担保融資を受ける際の有効な情報を得ることができ、資金調達手段としての資産担保融資の促進に資することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、電子債権記録機関に対する売掛債権の電子記録の申請、および記録原簿に電子記録された電子記録債権の情報の管理を行う電子記録債権申請システムに利用可能である。
100…電子債権記録機関、101…記録原簿、
200…接続機関、201…記録情報、210…記録機関接続部、
300…電子記録債権申請システム、310…電子記録債権管理部、311…資産管理部、312…電子記録申請部、313…資産管理情報、314…電子記録履歴情報、320…SCM(サプライチェーンマネジメント)部、321…計画管理部、322…商談管理部、323…調達管理部、324…製造管理部、325…在庫管理部、326…販売管理部、327…運輸管理部、328…計画情報、329…商品情報、330…取引情報、331…在庫情報、340…基盤部、
400…借入人、410…仕入先、420…販売先、
500…ネットワーク。

Claims (3)

  1. 金融機関から資金調達を行う借入人が、自身が保有する売掛債権を電子記録債権として電子債権記録機関に電子記録するための申請を支援する電子記録債権申請システムであって、
    前記電子債権記録機関とネットワークを介して接続し、
    前記借入人とその仕入先および販売先との間の物流情報および商流情報を管理するサプライチェーンマネジメント部と、
    前記借入人が保有する、前記電子債権記録機関に電子記録された前記電子記録債権の識別情報と、前記電子記録債権として電子記録された前記売掛債権に係る前記サプライチェーンマネジメント部に保持された前記物流情報および前記商流情報とを関連付け、さらに、前記借入人が保有する動産の情報と合わせて資産管理情報として管理する資産管理部と、前記電子債権記録機関が有する記録原簿に対する前記売掛債権についての前記電子記録債権の発生記録、および前記記録原簿に電子記録された前記電子記録債権の情報の取得および更新記録の申請を行い、申請に係る履歴を電子記録履歴情報として記録する電子記録申請部とを有する電子記録債権管理部と、
    前記電子債権記録機関に対する接続インタフェース、および前記借入人のクライアント端末に対するユーザインタフェースを含む基盤部とを有し、
    前記電子記録申請部は、前記借入人に発生した前記売掛債権について、前記クライアント端末を利用した前記借入人からの要求を受け、前記電子債権記録機関に対して前記電子記録債権の発生記録の申請を行い、前記電子債権記録機関に電子記録された前記電子記録債権の識別情報と、前記売掛債権に係る前記サプライチェーンマネジメント部に保持された前記物流情報および前記商流情報とを関連付けて前記資産管理情報に記録し、
    また、前記資産管理部は、前記借入人が保有する前記動産について、前記動産について将来発生する前記売掛債権が前記電子記録債権として前記電子債権記録機関に発生記録されると同時に、前記借入人の債権者に対する譲渡もしくは質権設定による更新記録がされるよう、前記クライアント端末を利用した前記借入人からの予約登録の要求を受け、前記予約登録の内容を前記資産管理情報に記録し、
    前記電子記録申請部は、前記動産について発生した前記売掛債権について前記電子債権記録機関に対して前記電子記録債権の発生記録の申請を行い、前記電子記録債権が電子記録された際に、直ちに前記電子記録債権について前記予約登録の内容に基づいて譲渡もしくは質権設定による更新記録の申請を行うことを特徴とする電子記録債権申請システム。
  2. 請求項1に記載の電子記録債権申請システムにおいて、
    前記サプライチェーンマネジメント部は、前記借入人に前記売掛債権が発生したことを検知した際に、前記電子記録申請部に対して、前記売掛債権について前記電子債権記録機関に対して前記電子記録債権の発生記録の申請を要求することを特徴とする電子記録債権申請システム。
  3. 金融機関から資金調達を行う借入人が、自身が保有する売掛債権を電子記録債権として電子債権記録機関に電子記録するための申請を支援する電子記録債権申請システムであって、
    前記電子債権記録機関、および、前記借入人とその仕入先および販売先との間の物流情報および商流情報を管理するサプライチェーンマネジメントシステムとネットワークを介して接続し、
    前記借入人が保有する、前記電子債権記録機関に電子記録された前記電子記録債権の識別情報と、前記電子記録債権として電子記録された前記売掛債権に係る前記サプライチェーンマネジメントシステムに保持された前記物流情報および前記商流情報とを関連付け、さらに、前記借入人が保有する動産の情報と合わせて資産管理情報として管理する資産管理部と、
    前記電子債権記録機関が有する記録原簿に対する前記売掛債権についての前記電子記録債権の発生記録、および前記記録原簿に電子記録された前記電子記録債権の情報の取得および更新記録の申請を行い、申請に係る履歴を電子記録履歴情報として記録する電子記録申請部と、
    前記電子債権記録機関、および前記サプライチェーンマネジメントシステムに対する接続インタフェース、および前記借入人のクライアント端末に対するユーザインタフェースを含む基盤部とを有し、
    前記電子記録申請部は、前記借入人に発生した前記売掛債権について、前記クライアント端末を利用した前記借入人からの要求を受け、前記電子債権記録機関に対して前記電子記録債権の発生記録の申請を行い、前記電子債権記録機関に電子記録された前記電子記録債権の識別情報と、前記売掛債権に係る前記サプライチェーンマネジメントシステムに保持された前記物流情報および前記商流情報とを関連付けて前記資産管理情報に記録し、
    また、前記資産管理部は、前記借入人が保有する前記動産について、前記動産について将来発生する前記売掛債権が前記電子記録債権として前記電子債権記録機関に発生記録されると同時に、前記借入人の債権者に対する譲渡もしくは質権設定による更新記録がされるよう、前記クライアント端末を利用した前記借入人からの予約登録の要求を受け、前記予約登録の内容を前記資産管理情報に記録し、
    前記電子記録申請部は、前記動産について発生した前記売掛債権について前記電子債権記録機関に対して前記電子記録債権の発生記録の申請を行い、前記電子記録債権が電子記録された際に、直ちに前記電子記録債権について前記予約登録の内容に基づいて譲渡もしくは質権設定による更新記録の申請を行うことを特徴とする電子記録債権申請システム。


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