JP5464453B2 - エレベータ用ワイヤロープ交換機 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータ用ワイヤロープ交換機に関するものである。
従来、ロープ式のエレベータにおいてワイヤロープを交換する際には、エレベータのかごを最上階などに固定し、人力のみで、または、ウインチを使って、ワイヤロープを人手で交換していた。
エレベータのワイヤロープを交換する装置の一例は、特開2005−138917号公報(特許文献1)に記載されている。
特開2005−138917号公報
人力のみで行なわれていたエレベータのワイヤロープ交換は、時間と労力を要する。また、エレベータのワイヤロープの交換に用いられる従来の一般的なウインチでは、ドラムの外周にワイヤロープを掛けるには、ワイヤロープの一方の端を持ってきてウインチに挿入する必要がある。しかし、エレベータ用のワイヤロープの端は、かごや釣合おもりに結合されるために変形させられていたり専用金具が既に付けられていたりして、そのままではウインチに挿入できるような状態ではないことが多い。
また、たとえば現場でどの程度の長さのワイヤロープが必要であるかが事前に詳細にわからない場合には、余裕をもって実際に必要な長さよりもはるかに長いワイヤロープを現場に持参して作業を開始することとなるが、その場合、ウインチによる巻き取り作業をするためにいちいちワイヤロープの端から順に通していかなければならないとすると作業効率が著しく悪くなる。
ワイヤロープの端がどのような形状になっていようと影響を受けることなくワイヤロープに対する牽引作業が行なえることが好ましい。また、実際に必要な長さよりはるかに長いワイヤロープが用意されている場合であっても途中の必要な箇所から作業を開始できることが好ましい。
また、人力に頼らない形で作業ができることが好ましい。作業時間の短縮および安全作業のより安定した確立を図ることも望まれる。
そこで、本発明は、エレベータのワイヤロープの交換作業の現場において、ワイヤロープ端が変形させられている、もしくは、専用金具などが既に取り付けられているワイヤロープにおいても、または、長いワイヤロープの切れ目のない途中部分においても、ワイヤロープを切ることなくドラムの外周に掛ける作業を容易に行なえるエレベータ用ワイヤロープ交換機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づくエレベータ用ワイヤロープ交換機は、ワイヤロープを外周面に巻き掛けて保持するために回転駆動されるドラムと、上記ワイヤロープを上記ドラムの外周面に対して押圧する第1姿勢と上記ワイヤロープを押圧せず上記ドラムの外周面から上記ワイヤロープを出し入れできる程度に離隔する第2姿勢との間で相互に切り替えることができる押さえローラ部と、上記ドラムを収容するハウジングとを備え、上記ハウジングは、上記押さえローラ部が上記第2姿勢にある状態において、外部から持ち込まれる上記ワイヤロープの途中部分を上記ドラムの外周面に掛ける作業、および、上記ドラムの外周面に巻き掛けられている状態の上記ワイヤロープを上記ドラムから取り外して持ち出す作業を行なえる程度に、上記ドラムの外周面の少なくとも一部を露出させる作業開口部を有する。
本発明によれば、エレベータ用ワイヤロープ交換機は、第1姿勢と第2姿勢との間で相互に切り替えることができる押さえローラ部を備えており、なおかつ、作業開口部を有するので、エレベータのワイヤロープの交換作業の現場において、ワイヤロープ端が変形させられている、もしくは、専用金具などが既に取り付けられているワイヤロープにおいても、または、長いワイヤロープの切れ目のない途中部分においても、ワイヤロープを切ることなくドラムの外周に掛ける作業を容易に行なうことができる。
本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機にワイヤロープを掛け、蓋を開けた状態の正面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機の蓋を閉めた状態の正面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機の側面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機の蓋を開けた状態の正面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機の押さえローラ部を回動させることによって押さえローラをドラムから離隔させた状態の正面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機にワイヤロープを掛ける作業時の状態の正面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機において押さえローラ部を元の位置に戻す作業の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機において下側固定ピンを挿入した状態の正面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機においてワイヤロープを掛け終わり、蓋を閉じた状態の正面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機において押さえローラ部を外した状態の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機に備わる押さえローラ部の正面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機に備わる押さえローラ部の側面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機に備わる押さえローラ部のボギー構造近傍の第1の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機に備わる押さえローラ部のボギー構造近傍の第2の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機に備わる押さえローラ部のボギー構造近傍の第3の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第1の例のうち、直径12mmのワイヤロープを扱うために用意された押さえローラ部の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第1の例のうち、直径14mmのワイヤロープを扱うために用意された押さえローラ部の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第1の例のうち、直径16mmのワイヤロープを扱うために用意された押さえローラ部の正面透視図である。 直径12mmのワイヤロープのための押さえローラに関連して、(a)は押さえローラ近傍の側面図であり、(b)はワイヤロープをドラムに押さえ付けた様子の断面図である。 直径14mmのワイヤロープのための押さえローラに関連して、(a)は押さえローラ近傍の側面図であり、(b)はワイヤロープをドラムに押さえ付けた様子の断面図である。 直径16mmのワイヤロープのための押さえローラに関連して、(a)は押さえローラ近傍の側面図であり、(b)はワイヤロープをドラムに押さえ付けた様子の断面図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第2の例の第1の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第2の例の第2の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第2の例のうち、直径12mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした押さえローラ部近傍の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第2の例のうち、直径14mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした押さえローラ部近傍の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第2の例のうち、直径16mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした押さえローラ部近傍の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第3の例の第1の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第3の例の第2の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第3の例のうち、直径12mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした押さえローラ部近傍の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第3の例のうち、直径14mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした押さえローラ部近傍の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態1において、異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第3の例のうち、直径16mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした押さえローラ部近傍の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態2におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機の蓋を開けた状態の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態2におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機の押さえローラ部を回動させることによって押さえローラをドラムから離隔させた状態の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態2におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機の押さえローラ部の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態3におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機の正面透視図である。 本発明に基づく実施の形態4におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機の正面透視図である。
(実施の形態1)
(構成)
図1〜図9を参照して、本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機について説明する。図1では、本実施の形態におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機101にワイヤロープ1を掛けた状態を示している。図1では、エレベータ用ワイヤロープ交換機101の内部の様子がわかるように蓋5を開けた状態で表示している。
本実施の形態におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機101は、ワイヤロープ1を外周面に巻き掛けて保持するために回転駆動されるドラム2と、ワイヤロープ1を前記ドラムの外周面に対して押圧する第1姿勢とワイヤロープ1を押圧せずドラム2の外周面から、ワイヤロープ1を出し入れできる程度に、離隔する第2姿勢との間で相互に切り替えることができる押さえローラ部3と、ドラム2を収容するハウジング4とを備える。ハウジング4は、押さえローラ部3が第2姿勢にある状態において、外部から持ち込まれるワイヤロープ1の途中部分をドラム2の外周面に掛ける作業、および、ドラム2の外周面に巻き掛けられている状態のワイヤロープ1をドラム2から取り外して持ち出す作業を行なえる程度に、ドラム2の外周面の少なくとも一部を露出させる作業開口部10を有する。
ここで押さえローラ部3のとりうる2通りの姿勢として、「第1姿勢」と「第2姿勢」とに言及したが、図1に示したのは押さえローラ部3が第1姿勢にある状態である。押さえローラ部3は、下側固定ピン12、上側固定ピン13、ロックボルト14およびロックナット15によってハウジング4に対して取り付けられている。下側固定ピン12および上側固定ピン13は、押さえローラ部3とハウジング4とを重ねて貫通するように挿入されたピンであり、作業者が抜き差しすることができる。ロックボルト14およびロックナット15は、上側固定ピン13を支点(回転中心)として押さえローラ部3をドラム2に近接させ、下側固定ピン12を容易に抜き差しさせるとともに離れないように固定するものである。ロックボルト14およびロックナット15の操作については、後に詳しく述べる。
エレベータ用ワイヤロープ交換機101は、上端に取付金具7を備える。取付金具7はたとえば環状の部分を有する。取付金具7は、作業現場に予め用意されたフックなどにエレベータ用ワイヤロープ交換機101全体を掛けるためのものである。
エレベータ用ワイヤロープ交換機101は、下部の内部にモータ8を備える。モータ8は、ドラム2を回転させるためのものである。
エレベータ用ワイヤロープ交換機101は、下部の側方に制御箱9を備える。制御箱9はモータ8を制御するためのものである。
(ワイヤロープをセットする作業)
引続き、エレベータ用ワイヤロープ交換機101にワイヤロープ1が掛かっていない状態からワイヤロープ1をセットし終えるまでの作業手順について説明する。
初期状態のエレベータ用ワイヤロープ交換機101を図2に示す。エレベータ用ワイヤロープ交換機101にはワイヤロープ1はセットされておらず、手前の蓋5が閉まっている。蓋5は、ハウジング4の一方の端に設けられた蝶番5aによって回動可能となっている。蓋5は、中間に蝶番5bを備えているので、2つに折ることもできる。ただし、図2に示した状態では、蓋5は不用意に開かないようにキャッチクリップ11a,11bによって固定されている。
この状態のエレベータ用ワイヤロープ交換機101を側方から見たところを図3に示す。ハウジング4の裏側には減速機17が配置されている。
まず、作業者は手作業でキャッチクリップ11a,11bを外し、蓋5を手前に引くことによって開ける。これにより、図4に示す状態になる。この状態では作業開口部10が露出している。
作業者は手作業で下側固定ピン12を抜き取る。さらに、作業者は手作業でロックナット15を緩め、ロックボルト14を押さえローラ部アーム33から取り外して傾ける。図5において矢印91に示すように、上側固定ピン13を中心として押さえローラ部3を回動させる。こうすることによって、押さえローラ部3に設けられた複数個の押さえローラ16はドラム2から離隔する。この状態が押さえローラ部3の第2姿勢に相当する。
図6に示すように、ロックボルト14によって押さえローラ部3を支える。この状態で、交換用のワイヤロープ1の中間部分をエレベータ用ワイヤロープ交換機101内へ持ち込む。ワイヤロープ1の中間部分を作業開口部10から挿入し、ドラム2の外周に掛ける。ワイヤロープ1は矢印95で示す向きに荷重が作用することが予定されているものである。たとえばワイヤロープ1に160kgの荷重が下向きに作用する状態で矢印95の向きにゆっくり巻き下げていく作業が想定される。あるいは、この代わりに、ワイヤロープ1を矢印95とは逆の向きにゆっくり巻き上げていく作業を想定してもよい。
図7に示すように、ロックボルト14をずらし、矢印92に示すように押さえローラ部3を回動させ、再び押さえローラ部3の押さえローラ16がドラム2に巻き掛けられたワイヤロープ1に当接する状態に戻す。すなわち、押さえローラ部3を第1姿勢に戻す。押さえローラ部3がドラム2から離れないように、矢印93に示すようにロックボルト14を引っ掛け、押さえローラ部3の下側穴18cの位置がハウジング4の下側穴18と重なって下側固定ピン12を挿入できるようになるまで、ロックナット15を締め付ける。
図8に示すように、押さえローラ部3およびハウジング4に連通するように下側固定ピン12を挿入し、公知技術による抜け止めの措置を行なう。このようにすることで、第1姿勢にある押さえローラ部3は第1姿勢のまま安定的に保持される。
図9に示すように、蓋5を閉じてキャッチクリップ11a,11bを掛ける。こうして、ワイヤロープ1をセットする作業が完了する。
既にドラム2に掛けてあるワイヤロープ1を外す際には、ここで説明したのと逆の順序で各作業を行なえばよい。
(作用・効果)
本実施の形態におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機101では、第1姿勢と第2姿勢との間で相互に切り替えることができる押さえローラ部3を備えており、なおかつ、作業開口部10を有するので、エレベータのワイヤロープの交換作業の現場において、ワイヤロープの端が変形させられている、または、専用金具などが既に取り付けられているワイヤロープにおいても、あるいは、長いワイヤロープの切れ目のない途中部分においても、ワイヤロープを切ることなくドラムの外周に掛ける作業を容易に行なうことができる。
(蓋の構造)
なお、本実施の形態では既に蓋5の存在も示しているが、エレベータ用ワイヤロープ交換機101は、作業開口部10を覆う開閉自在な蓋5を有することが好ましい。蓋5は本発明にとって必須のものではないが、備わっていることが好ましい。
さらに、本実施の形態で示したように、蓋5が中間部に蝶番5bを有するものであれば、蓋5は根元の蝶番5aによって開閉するだけでなく、蝶番5bによって折り畳むこともできるので、コンパクトに収めることができ、狭い作業スペースで作業する際に好都合である。蓋5の途中の蝶番によって折り曲げられる箇所は図2では1ヶ所としていたが、1ヶ所だけでなく複数箇所設けてもよい。
蓋5は透明な部材で形成してもよい。蓋5を透明な部材で形成すれば、蓋5を閉めた後でもハウジング4内部の様子が視認できるので好ましい。
(押さえローラ部の構造)
押さえローラ部3は交換することができる。図5〜図7では、上側固定ピン13が残ったままとなっており、押さえローラ部3は上側固定ピン13を中心に回動することとなっていたが、上側固定ピン13も抜き取れば、図10に示すように、押さえローラ部3を完全に取り外すことができる。図10では、押さえローラ部3を外した後のハウジング4に下側穴18および上側穴19があるのが見えている。一方、取り外された押さえローラ部3には下側穴18cおよび上側穴19cが設けられている。
押さえローラ部3を単独で拡大したところを図11に示す。押さえローラ部3を図11における右側から見たところを図12に示す。図11に示すように、押さえローラ部3は、2個の押さえローラ16を備える。ここでは一例として押さえローラ16の個数を2個としているが他の個数であってもよい。2個の押さえローラ16は、リンク部材31によって回動自在に保持されている。リンク部材31は軸35によって押さえローラ部アーム33に回動自在かつスライド自在に取り付けられている。軸35がスライドできる方向は、ドラム2の半径方向のみである。押さえローラ部アーム33はドラム2の接線方向に延在する部材である。押さえローラ部アーム33には案内金具36が設けられており、案内金具36を取り囲むようにばね34が配置されている。ばね34の働きにより押さえローラ16はドラム2に向かって押さえ付けられる。
2個の押さえローラ16は、リンク部材31によって保持され、なおかつ、軸35を中心にリンク部材31ごと姿勢を変えることができるので、押さえローラ部3はボギー構造を含んでいるといえる。ボギー構造によって押さえローラ16の姿勢が変わる様子を図13、図14および図15に示す。
エレベータ用ワイヤロープ交換機101においては、押さえローラ部3がこのようにボギー構造を含むことが好ましい。ボギー構造となっていれば、ドラム2の外周に対して傾きの誤差を吸収して確実に押し当たることができるからである。
(異なる径のワイヤロープに対応する構成の第1例)
異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第1の例について説明する。本実施の形態では、押さえローラ部3を交換することによって、異なる径のワイヤロープに対応することができる。ここでは、ワイヤロープの径のバリエーションとして、直径12mm、直径14mm、直径16mmの3通りが存在するものとして説明する。
図16、図17、図18に、順に、直径12mm、直径14mm、直径16mmの各ワイヤロープ用の押さえローラ部3i,3j,3kを示す。押さえローラ部3i,3j,3kは、押さえローラの直径が異なる。
直径12mmのワイヤロープのために用意された押さえローラ部3iは、直径45mmの押さえローラ16iを備える。
直径14mmのワイヤロープのために用意された押さえローラ部3jは、直径37mmの押さえローラ16jを備える。
直径16mmのワイヤロープのために用意された押さえローラ部3kは、直径35mmの押さえローラ16kを備える。
押さえローラの直径がそれぞれ異なることによりリンク部材31の形状も少しずつ異なる。
図19(a)、図20(a)、図21(a)に、順に、直径12mm、直径14mm、直径16mmの各ワイヤロープに対応するための押さえローラの近傍の様子を示す。
図19(b)、図20(b)、図21(b)に、順に、直径12mm、直径14mm、直径16mmの各ワイヤロープ1i,1j,1kを押さえローラ部3i,3j,3kでそれぞれドラム2に押さえ付けた様子の断面図を示す。ドラム2の外径はいずれも共通して358mmである。
ドラム2は外周にワイヤロープ1を受け入れるための溝(以下「外周溝」という。)を有する。直径が異なるワイヤロープに対しても、この溝がワイヤロープを受け入れて安定し、この安定した状態のワイヤロープを押さえローラが押さえ付けることが必要である。ドラム2の外周溝は断面がテーパ状となっており、底に近づくほど幅が狭くなっている。ワイヤロープの径が異なると、溝の中でワイヤロープが安定して保持される位置の深さが異なる。太いワイヤロープを用いる場合、外周溝の浅い位置でワイヤロープが引っ掛かって支持されるが、細いワイヤロープを用いる場合、ドラム2の外周溝の奥までワイヤロープ1が入り込む。各径のワイヤロープに対応する押さえローラの径はそれぞれワイヤロープの引っ掛かる位置に対応するように設定されている。
図19(a),(b)に示すように直径12mmのワイヤロープ1iの場合、軸35の中心から49.74mmの位置でワイヤロープ1iを押さえることができるように押さえローラ16iが備わっている。
図20(a),(b)に示すように直径14mmのワイヤロープ1jの場合、軸35の中心から44.12mmの位置でワイヤロープ1jを押さえることができるように押さえローラ16jが備わっている。
図21(a),(b)に示すように直径16mmのワイヤロープ1kの場合、軸35の中心から38.5mmの位置でワイヤロープ1kを押さえることができるように押さえローラ16kが備わっている。
このように、ワイヤロープの径に応じて押さえローラの径が異なる複数の押さえローラ部を用意しておき、押さえローラ部を必要に応じて交換することとすれば、本実施の形態におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機101は、異なる径のワイヤロープにも対応することができる。したがって、本実施の形態においては、押さえローラ部が交換可能であり、前記押さえローラ部を交換することによって異なる径のワイヤロープに対応することができるものであることが好ましい。
(異なる径のワイヤロープに対応する構成の第2例)
異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第2の例について説明する。この例においては、押さえローラ部を交換しなくても、異なる径のワイヤロープに対応することが可能である。なぜなら、押さえローラの径が共通であっても、押さえローラを支持する位置を少しずつ変えることによって異なる径のワイヤロープに対応することができるからである。押さえローラを支持する位置を変えるためには、たとえば図22に示す構成を採用すればよい。このエレベータ用ワイヤロープ交換機102は、押さえローラ部3wを備える。押さえローラ部3wは、複数の位置固定穴21を有する。ハウジング4は、図22におけるドラム2の縦の中心線81からの距離がそれぞれ異なる複数の下側穴に相当する位置調整穴20を有する。位置調整穴20は一直線上に並んでいてもよいが、図22に示すように一直線上ではない配列であってもよい。図22に示した例では、位置調整穴20として3つの穴が三角形をなす位置関係で配置されている。押さえローラ部3wは、上側固定ピン13を中心として回動させることによって、押さえローラ16のドラム2に対する相対位置を決定する。決定した位置において、対応する位置調整穴20のいずれかと位置固定穴21のいずれかとを一括して貫通するように下側固定ピン12が挿入される。図22に示した例では、3個ある位置調整穴20の上側穴19からの図中上下方向の距離が2通りに分かれているので、位置固定穴21は、1個では足りず2個設けられている。上側固定ピン13を抜けば、図23に示すように、押さえローラ部3wはハウジング4から取り外すことができる。図24〜図26では、複数ある穴のうち固定ピンが挿入されているものを黒丸で表示する。
押さえローラ部3wを、直径12mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした状態を、図24に示す。
押さえローラ部3wを、直径14mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした状態を、図25に示す。
押さえローラ部3wを、直径16mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした状態を、図26に示す。
ここで示した位置調整穴20の数および位置固定穴21の数は、あくまで一例であって、このとおりでなければならないわけではない。このように、ワイヤロープの径に応じて押さえローラの位置が異なるように複数の位置調整穴を設けておき、押さえローラ部の固定位置を必要に応じて選択することとすれば、エレベータ用ワイヤロープ交換機102は、異なる径のワイヤロープにも対応することができる。
ここでは、上側固定ピン13を押さえローラ部3wの回転中心として、調整後の位置を下側固定ピンによって決定する構成を示したが、上側固定ピンと下側固定ピンとで役割を逆にしてもよい。
(異なる径のワイヤロープに対応する構成の第3例)
異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第3の例について説明する。図27に、上側の固定ピンを1本だけ挿入してこの上側固定ピン13を中心に回動させる途中の状態を示す。図28に示すように、エレベータ用ワイヤロープ交換機103では、下側固定ピン12(図29〜図31参照)が通るための下側穴18,18cが複数設けられているだけでなく上側固定ピン13が通るための上側穴19,19cも複数設けられている。エレベータ用ワイヤロープ交換機103は、ハウジング4に設けられた穴と、押さえローラ部3yに設けられた穴とを利用して上下ともそれぞれ固定位置を調整することができる。
押さえローラ部3yを、直径12mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした状態を、図29に示す。
押さえローラ部3yを、直径14mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした状態を、図30に示す。
押さえローラ部3yを、直径16mmのワイヤロープに対応するための取付位置とした状態を、図31に示す。
(実施の形態2)
(構成)
図32〜図34を参照して、本発明に基づく実施の形態2におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機について説明する。図32に示すように、エレベータ用ワイヤロープ交換機104は、押さえローラ部23を備える。他の部分の構成は、基本的に実施の形態1で説明したものと同様である。押さえローラ部23は、ドラム2の外周に沿って並ぶように配置された複数のボギー構造を含む。図32に示した例では、押さえローラ部23は軸35a,35bによる少なくとも2つのボギー構造を含んでいる。これらの2つのボギー構造は、軸37による1つの大きなボギー構造の中に配置されている。
下側固定ピン12を抜いて、上側固定ピン13を中心に押さえローラ部23を回動させることによって押さえローラ16をドラム2から離隔させた状態を図33に示す。押さえローラ部23を単独で取り出したところを図34に示す。中心角の広いV字形状の第1アーム33aの内側に、同様に中心角の広いV字形状の第2アーム33bが配置されている。第2アーム33bは軸37によって回動自在に第1アーム33aに取り付けられている。リンク部材31a,31bはそれぞれ2個ずつの押さえローラ16を備えている。リンク部材31a,31bはそれぞれ軸35a,35bを中心に第2アーム33bに対して回動自在に取り付けられている。
(作用・効果)
本実施の形態では、ドラム2の外周に沿って並ぶように配置された複数のボギー構造が設けられているので、ワイヤロープ1に対する保持力を大きくすることができる。ドラム2の外周上の複数箇所で、より均等に近い状態でワイヤロープを押さえ付けることとなるので、ワイヤロープに対する保持力が安定する。
なお、押さえローラ16を直接支持するボギー構造の数に関しては、ここでは、1つの押さえローラ部に2つのボギー構造が設けられた例を説明したが、1つの押さえローラ部に3つ以上のボギー構造が設けられた構成としてもよい。また、本実施の形態で示した軸37による構造のように、複数のボギー構造を包含するさらに大きなボギー構造を設けてもよい。
(実施の形態3)
(構成)
図35を参照して、本発明に基づく実施の形態3におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機について説明する。図35に示すように、エレベータ用ワイヤロープ交換機105においては、押さえローラ部は2つの部分に分かれている。押さえローラ部は、ドラム2を挟んで互いに対向する第1の側方および第2の側方から、ドラム2を、ドラム2の中心に向かって同時にそれぞれ押圧する第1押さえローラ部3aおよび第2押さえローラ部3bを含む。第1押さえローラ部3aは、上側固定ピン13aで上端を固定された状態でロックボルト14aおよびロックナット15aによって下端が締め付けられ、下側固定ピン12aで固定されている。第2押さえローラ部3bは、上側固定ピン13bで上端を固定された状態でロックボルト14bおよびロックナット15bによって下端が締め付けられ、下側固定ピン12bで固定されている。
他の部分の構成は、基本的に実施の形態1で説明したものと同様である。
(作用・効果)
本実施の形態では、押さえローラ部が2つの部分に分かれ、これらの部分がドラム2を挟んで互いに対向する2つの側方から押さえ付ける構成となっているので、引き出されるワイヤロープのいずれの側が荷重のかかる側であっても対応することができる。
また、押さえローラ部が2つの部分に分かれていることによって、2ヶ所でワイヤロープに対する押圧を行なえるので、ワイヤロープ1に対する保持力を大きくすることができ、保持力が安定する。
(実施の形態4)
(構成)
図36を参照して、本発明に基づく実施の形態4におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機について説明する。図36に示すように、エレベータ用ワイヤロープ交換機106においては、押さえローラ部は2つの部分に分かれている。その各部分にはボギー構造が2つずつ設けられている。本実施の形態における構成は、実施の形態2,3の構成を組み合わせたものということもできる。エレベータ用ワイヤロープ交換機106は、押さえローラ部として第1押さえローラ部23aおよび第2押さえローラ部23bを備える。第1押さえローラ部23aは、上側固定ピン13aで上端を固定された状態でロックボルト14aおよびロックナット15aによって下端が締め付けられ、下側固定ピン12aで固定されている。第2押さえローラ部23bは、上側固定ピン13bで上端を固定された状態でロックボルト14bおよびロックナット15bによって下端が締め付けられ、下側固定ピン12bで固定されている。
他の部分の構成は、基本的に実施の形態1で説明したものと同様である。
(作用・効果)
本実施の形態におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機106では、ドラム2の外周の合計4ヶ所においてワイヤロープ1に対するボギー構造による押圧が行なわれることとなる。こうすることによって、ワイヤロープ1に対する保持力をより大きくすることができる。本実施の形態では、押圧点の増加により保持力がさらに安定する。
なお、実施の形態1では、ガイドシーブ6を備えた構成(図1参照)を前提に説明したが、元々、本発明にとってはガイドシーブ6は必須ではない。ガイドシーブ6に関しては、以下のことがいえる。
エレベータ用ワイヤロープ交換機は、上端に設けられた取付金具7で吊り下げて使用することが通常であるので、実施の形態1,2で説明したように、左右対称ではない構成では、作業中の姿勢の安定のためには、ワイヤロープの引出し部のうち荷重がかかる側は、ドラム2の中心点の真下に位置することが好ましい。言い換えると、ドラム2の外周面に巻き掛けられている状態のワイヤロープ1の引き出された部分のうち1本を、ドラム2の中心を通って延在する直線上に位置するように導く、ガイドシーブ6を備えることが好ましい。実施の形態1,2で示したガイドシーブ6もこれに相当する。
この構成を採用することにより、作業時にワイヤロープ1を介して作用する荷重は、ドラム2の中心点を通るように作用するので、このエレベータ用ワイヤロープ交換機の姿勢を回転させることなく、安定させることができる。
ただし、実施の形態3,4のように、エレベータ用ワイヤロープ交換機をほぼ左右対称な構成とする場合には、引き出されるワイヤロープ1のうちの一方だけを完全にドラム2の中心点の真下に位置させなくても、なるべく中心点の真下に近い位置に導くこととするだけでもよい。実施の形態3,4に示した各エレベータ用ワイヤロープ交換機は、ガイドシーブ6a,6bを備える。
なお、上記実施の形態のうち複数を適宜組み合わせて採用してもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1,1i,1j,1k ワイヤロープ、2 ドラム、3,3i,3j,3k,3w,3y,23 押さえローラ部、3a,23a 第1押さえローラ部、3b,23b 第2押さえローラ部、4 ハウジング、5 蓋、5a,5b 蝶番、6,6a,6b ガイドシーブ、7 取付金具、8 モータ、9 制御箱、10 作業開口部、11a,11b キャッチクリップ、12,12a,12b 下側固定ピン、13,13a,13b 上側固定ピン、14,14a,14b ロックボルト、15,15a,15b ロックナット、16,16i,16j,16k 押さえローラ、17 減速機、18,18c 下側穴、19,19c 上側穴、20 位置調整穴、21 位置固定穴、31,31a,31b リンク部材、32 ブラケット、33 押さえローラ部アーム、33a 第1アーム、33b 第2アーム、34 ばね、35,35a,35b (リンク部材を取り付ける)軸、36 案内金具、37 (第2アームを取り付ける)軸、81 中心線、91,92,93,95 矢印、101,102,103,104,105,106 エレベータ用ワイヤロープ交換機。

Claims (7)

  1. ワイヤロープを外周面に巻き掛けて保持するために回転駆動されるドラムと、
    前記ワイヤロープを前記ドラムの外周面に対して押圧する第1姿勢と前記ワイヤロープを押圧せず前記ドラムの外周面から前記ワイヤロープを出し入れできる程度に離隔する第2姿勢との間で相互に切り替えることができる押さえローラ部と、
    前記ドラムを収容するハウジングとを備え、
    前記ハウジングは、前記押さえローラ部が前記第2姿勢にある状態において、外部から持ち込まれる前記ワイヤロープの途中部分を前記ドラムの外周面に掛ける作業、および、前記ドラムの外周面に巻き掛けられている状態の前記ワイヤロープを前記ドラムから取り外して持ち出す作業を行なえる程度に、前記ドラムの外周面の少なくとも一部を露出させる作業開口部を有する、エレベータ用ワイヤロープ交換機。
  2. 前記作業開口部を覆う開閉自在な蓋を有する、請求項1に記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
  3. 前記押さえローラ部がボギー構造を含む、請求項1または2に記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
  4. 前記押さえローラ部が前記ドラムの外周に沿って並ぶように配置された複数のボギー構造を含む、請求項1または2に記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
  5. 前記押さえローラ部が交換可能であり、前記押さえローラ部を交換することによって異なる径のワイヤロープに対応することができる、請求項1から4のいずれかに記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
  6. 前記押さえローラ部は、前記ドラムを挟んで互いに対向する第1の側方および第2の側方から、前記ドラムを、前記ドラムの中心に向かって同時にそれぞれ押圧する第1押さえローラ部および第2押さえローラ部を含む、請求項1から5のいずれかに記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
  7. 前記ドラムの外周面に巻き掛けられている状態の前記ワイヤロープの引き出された部分のうち1本を、前記ドラムの中心点を通って延在する直線上に位置するように導く、ガイドシーブを備える、請求項1から6のいずれかに記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
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