JP5463554B2 - 超音波診断システム、超音波診断装置用ロボット、及びプログラム - Google Patents
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Description
前記プローブ状態変化量検出手段では、前記現画像内の所定部分に一致する部分を有する前記記憶画像が得られる前記超音波プローブの位置と、前記目標画像が得られる前記超音波プローブの位置との離間距離に基づいて前記変化量を求める、という構成を採っている。
前記超音波プローブを動作させるプローブ動作手段と、所定範囲内で予め前記超音波プローブを移動させた際に、当該移動中の各位置での超音波画像を記憶画像として記憶する記憶手段と、現在得られている超音波画像と前記各記憶画像との対比により、目標の超音波画像が得られる前記超音波プローブの最適位置及び最適姿勢に対する変化量を求めるプローブ状態変化量検出手段と、当該プローブ状態変化量検出手段で求めた前記変化量がゼロになるように前記プローブ動作手段の動作制御を行う動作制御手段とを備える、という構成を採っている。
所定範囲内で予め前記超音波プローブを移動させた際に、当該移動中の各位置での超音波画像を記憶画像として記憶する記憶手段と、現在得られている超音波画像と前記各記憶画像との対比により、目標の超音波画像が得られる前記超音波プローブの最適位置及び最適姿勢に対する変化量を求めるプローブ状態変化量検出手段として前記コンピュータを機能させる、という構成を採っている。
ψx=k1(Z1−Z2) (1)
ここで、k1は、予め設定された定数であり、Z1は、前記第1のマッチング記憶画像に対応して記憶された当該マッチング記憶画像における目標画像Tからの離間距離(z軸方向の並進距離)であり、Z2は、前記第2のマッチング記憶画像に対応して記憶された当該マッチング記憶画像における目標画像Tからの離間距離(z軸方向の並進距離)である。
ψy=k2(Z3−Z4) (2)
ここで、k2は、予め設定された定数であり、Z3は、前記第3のマッチング記憶画像に対応して記憶された当該マッチング記憶画像における目標画像Tからの離間距離(z軸方向の並進距離)であり、Z4は、前記第4のマッチング記憶画像に対応して記憶された当該マッチング記憶画像における目標画像Tからの離間距離(z軸方向の並進距離)である。
x=(X1+X2)/2 (3)
ここで、X1は、現画像Nの第1の領域M1内における画像情報の目標画像Tに対するx軸方向の移動量(x軸方向の並進距離)であり、X2は、現画像Nの第2の領域M2内における画像情報の目標画像Tに対するx軸方向の移動量(x軸方向の並進距離)である。ここでは、テンプレートマッチングにより、現画像Nの第1及び第2の領域M1,M2それぞれの画像情報が、目標画像Tの第1及び第2の領域S1,S2内のどの部分に存在するか特定し、当該各画像情報について、目標画像Tに対するx軸方向の位置の差分をそれぞれ求め、それら各差分の平均がx軸回りの並進変化量xとなる。
y=Y2 (4)
となる。ここで、Y2は、現画像Nの第2の領域M2内における画像情報の目標画像Tに対するy軸方向の移動量(y軸方向の並進距離)である。ここでは、テンプレートマッチングにより、現画像Nの第2の領域M2の画像情報が、目標画像Tの第2の領域S2内のどの部分に存在するか特定した後、当該画像情報について、目標画像Tに対するy軸方向の位置の差分を移動量Y2とし、当該移動量Y2がy軸回りの並進変化量yとなる。なお、ここでは、以下の理由により、皮膚に近い第1の領域M1は使用していない。すなわち、超音波プローブ14のy軸方向の上下運動は、皮下組織の圧縮によって生ずるが、超音波プローブ14から近い上側の第1の領域M1に相当する体内部分は、超音波プローブ14を皮膚に押し込んだときに移動、変形し易く、超音波プローブ14に対して移動しにくい。このため、第1の領域M1の画像情報は、超音波プローブ14が上下に動いても、超音波画像内であまり動かないため、下側の第2の領域M2のみを使用している。
ψz=k3(X1−X2) (5)
ここで、k3は、予め設定された定数であり、X1、X2は、上式(3)で用いた第1及び第2の領域M1,M2のx軸方向の移動量である。
なお、上式(5)に代え、以下の式(6)を用いてz軸回りの回転変化量ψzを求めることもできる。
ψz=k4(Y3−Y4) (6)
ここで、k4は、予め設定された定数であり、Y3は、現画像Nの第3の領域M3における画像情報の目標画像Tに対するy軸方向の移動量(y軸方向の並進距離)であり、Y4は、現画像Nの第4の領域M4における画像情報の目標画像Tに対するy軸方向の移動量(y軸方向の並進距離)である。ここでは、テンプレートマッチングにより、現画像Nの第3及び第4の領域M3,M4のそれぞれの画像情報が、目標画像Tの第3及び第4の領域S3,S4内のどの部分に存在するか特定し、当該各画像部分について、目標画像Tに対するy軸方向の位置の差分をそれぞれ求め、当該各差分の差に定数k4を乗じることで、z軸回りの回転変化量ψzが求められる。
z=Z1 (7)
となる。ここで、Z1は、上式(1)で用いた第1の領域M1のz軸方向の移動量である。なお、ここでは、前記第1〜第4の領域M1〜M4のうち、回転の影響を最も受け難い超音波プローブ14から一番近い第1の領域M1のみを使用している。
11 超音波診断装置
12 超音波診断装置用ロボット
14 超音波プローブ
15 超音波画像生成手段
17 ロボットアーム(プローブ動作手段)
20 記憶手段
20A 記憶画像
21 プローブ状態変化量検出手段
22 動作制御手段
C 対比用画像
N 現画像
T 目標画像
Claims (5)
- 超音波パルスの送波及びエコーの受波を行う超音波プローブと、当該超音波プローブからの信号により超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波プローブを動作させるプローブ動作手段と、所定範囲内で予め前記超音波プローブを移動させた際に、当該移動中の各位置での超音波画像を記憶画像として記憶する記憶手段と、現在得られている超音波画像である現画像と前記各記憶画像との対比により、目標の超音波画像となる目標画像が得られる前記超音波プローブの最適位置及び最適姿勢に対する変化量を求めるプローブ状態変化量検出手段と、当該プローブ状態変化量検出手段で求めた前記変化量がゼロになるように前記プローブ動作手段の動作制御を行う動作制御手段とを備え、
前記記憶手段には、前記記憶画像として、前記最適位置を挟む所定範囲内で前記超音波プローブを前記最適姿勢と同一姿勢で直線移動させた際に、一定の移動間隔毎に得られた複数の前記超音波画像である対比用画像と、前記目標画像とが前記超音波プローブの位置に対応して記憶され、
前記プローブ状態変化量検出手段では、前記現画像内の所定部分に一致する部分を有する前記記憶画像が得られる前記超音波プローブの位置と、前記目標画像が得られる前記超音波プローブの位置との離間距離に基づいて前記変化量を求めることを特徴とする超音波診断システム。 - 前記プローブ状態変化量検出手段では、前記超音波画像の上下左右の4箇所の領域について、現画像を前記記憶画像と対比し、各領域それぞれについて前記離間距離を求めた上で、相互に直交する3本の座標軸のうちで前記超音波画像の画面を左右させる方向に延びるx軸回りの回転における前記変化量と、前記画面を上下させる方向に延びるy軸回りの回転における前記変化量と、前記画面を直交する方向に延びるz軸方向の並進における前記変化量とを求めることを特徴とする請求項1記載の超音波診断システム。
- 前記プローブ状態変化量検出手段では、前記x軸方向及びy軸方向の並進における前記変化量と、前記z軸方向の回転における前記変化量とを求めることを特徴とする請求項2記載の超音波診断システム。
- 超音波診断装置の超音波プローブを保持して所定の空間内を動作させる超音波診断装置用ロボットにおいて、
前記超音波プローブを動作させるプローブ動作手段と、所定範囲内で予め前記超音波プローブを移動させた際に、当該移動中の各位置での超音波画像を記憶画像として記憶する記憶手段と、現在得られている超音波画像である現画像と前記各記憶画像との対比により、目標の超音波画像となる目標画像が得られる前記超音波プローブの最適位置及び最適姿勢に対する変化量を求めるプローブ状態変化量検出手段と、当該プローブ状態変化量検出手段で求めた前記変化量がゼロになるように前記プローブ動作手段の動作制御を行う動作制御手段とを備え、
前記記憶手段には、前記記憶画像として、前記最適位置を挟む所定範囲内で前記超音波プローブを前記最適姿勢と同一姿勢で直線移動させた際に、一定の移動間隔毎に得られた複数の前記超音波画像である対比用画像と、前記目標画像とが前記超音波プローブの位置に対応して記憶され、
前記プローブ状態変化量検出手段では、前記現画像内の所定部分に一致する部分を有する前記記憶画像が得られる前記超音波プローブの位置と、前記目標画像が得られる前記超音波プローブの位置との離間距離に基づいて前記変化量を求めることを特徴とする超音波診断装置用ロボット。 - 所定の空間内で超音波診断装置の超音波プローブを移動させる超音波診断装置用ロボットの動作に関する処理を行うコンピュータを機能させるためのプログラムにおいて、
所定範囲内で予め前記超音波プローブを移動させた際に、当該移動中の各位置での超音波画像を記憶画像として記憶する記憶手段と、現在得られている超音波画像である現画像と前記各記憶画像との対比により、目標の超音波画像となる目標画像が得られる前記超音波プローブの最適位置及び最適姿勢に対する変化量を求めるプローブ状態変化量検出手段として前記コンピュータを機能させ、
前記記憶手段では、前記記憶画像として、前記最適位置を挟む所定範囲内で前記超音波プローブを前記最適姿勢と同一姿勢で直線移動させた際に、一定の移動間隔毎に得られた複数の前記超音波画像である対比用画像と、前記目標画像とが前記超音波プローブの位置に対応して記憶され、
前記プローブ状態変化量検出手段では、前記現画像内の所定部分に一致する部分を有する前記記憶画像が得られる前記超音波プローブの位置と、前記目標画像が得られる前記超音波プローブの位置との離間距離に基づいて前記変化量を求めることを特徴とするプログラム。
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