JP5461855B2 - 物理リソースの割当方法、装置、データ受信方法および受信側 - Google Patents

物理リソースの割当方法、装置、データ受信方法および受信側 Download PDF

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Description

本発明は無線通信技術に関し、特に、無線通信システムにおけるアップリンク、ダウンリンクの物理リソースの割当方法および装置、ならびに無線通信システムにおけるデータ受信方法および受信側に関する。
無線通信技術の発展に伴い、無線通信システムのスペクトルリソースがますます不足になっているため、如何に無線通信システムのアップリンクとダウンリンクにおけるスペクトルリソース効率を向上させ、さらに無線通信システムのアップリンクとダウンリンクのスループットを向上させるかが、無線通信システムの焦点の1つになっている。
上記技術課題を解決するために、本発明は無線通信システムにおける物理リソースの割当方法および装置を提供することで、無線通信システムの物理リソースに対する再利用を実現し、無線通信システムのスペクトル効率とスループットを向上させる。
また、上記物理リソースの割当方法に基づいて、本発明は無線通信システムにおけるデータ受信方法および受信側を提供することで、無線通信システムの物理リソースの再利用の際、データを正しく受信することを実現する。
本発明の実施例に係る無線通信システムにおける物理リソースの割当方法は、
所定範囲内の各ユーザから送信されたパイロット信号を検出し、
検出された、各ユーザから送信されたパイロット信号の受信電力を取得し、
前記受信電力に基づいてユーザスケジューリングを行って、ユーザを1つ以上組合せたユーザグループを1つ得、
前記ユーザグループ内の各ユーザに対して同じ物理リソースを割り当てる、ことを含む。
前記ユーザスケジューリングは、所定範囲内の全てのユーザを1つ以上のユーザグループに組合せ、各ユーザの受信電力に基づいて、前記1つ以上のユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択する、ことを含む。
本発明の実施例によれば、前記所定範囲内の全てのユーザを1つ以上のユーザグループに組合せることは、全てのスケジューリング対象のユーザの任意の2つずつを組合せてユーザグループを形成し、かつ、全てのスケジューリング対象のユーザにおいて最大の受信電力を有するユーザを単独で1つのユーザグループとする、ことを含む。
本発明の他の実施例によれば、前記所定範囲内の全てのユーザを1つ以上のユーザグループに組合せることは、全てのスケジューリング対象のユーザにおいて最大の受信電力を有するユーザを単独で1つのユーザグループとし、かつ、最大の受信電力を有するユーザと、それ以外のユーザのそれぞれとを組合せてユーザグループを形成する、ことを含む。
本発明の別の実施例によれば、前記所定範囲内の全てのユーザを1つ以上のユーザグループに組合せることは、全てのスケジューリング対象のユーザのPFメトリックを算出し、全てのスケジューリング対象のユーザにおいて最大のPFメトリックを有するユーザを単独で1つのユーザグループとし、ここで、単一のユーザのPFメトリックは
Figure 0005461855
と定義され、rは当該ユーザの瞬間スループットを表し、
Figure 0005461855
は当該ユーザの平均スループットを表し、全てのスケジューリング対象のユーザから任意2つのユーザをランダムに組合せたグループを複数形成し、各グループのPFメトリックを算出し、全てのグループからPFメトリックが最大となるグループを選択して1つのユーザグループとし、ここで、グループのPFメトリックは
Figure 0005461855
と定義され、r1とr2はそれぞれこの特定ユーザが対になる条件で2つのユーザの瞬間スループットを表し、
Figure 0005461855
はそれぞれ2つのユーザの平均スループットを表す、ことを含む。
前記各ユーザの受信電力に基づいて、前記1つ以上のユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択することは、各ユーザグループ内のユーザの送信信号を重ねた場合に各ユーザにおける信号対雑音干渉電力比(SINR)を前記受信電力からそれぞれ推定し、前記SINRに基づいて各ユーザグループのスペクトル効率をそれぞれ算出し、全てのユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択する、ことを含む。
前記物理リソースは、同一の周波数時間リソースを占用する物理リソースブロック(PRB)である。
前記所定範囲は1つの基地局、または2つ以上の分散配置されたアンテナ素子により形成されるサービスエリアである。
本発明の実施例に係る無線通信システムにおける物理リソースの割当装置は、
所定範囲内の各ユーザから送信されたパイロット信号を検出して、各ユーザから送信されたパイロット信号の受信電力を取得するパイロット検出ユニットと、
前記受信電力に基づいてユーザスケジューリングを行って、ユーザを1つ以上組合せたユーザグループを1つ得るユーザスケジューリングユニットと、
前記ユーザグループ内の各ユーザに対して同じ物理リソースを割り当てるリソース割当ユニットと、を含む。
前記ユーザスケジューリングユニットは、
所定範囲内の全てのユーザを1つ以上のユーザグループに組合せるグルーピングモジュールと、
各ユーザグループ内のユーザの送信信号を重ねた場合に各ユーザにおけるSINRを前記受信電力からそれぞれ推定するSINR推定モジュールと、
前記SINRに基づいて各ユーザグループのスペクトル効率をそれぞれ算出し、全てのユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択するグループ選択モジュールと、を含む。
本発明の実施例に係る無線通信システムにおけるデータ受信方法は、
受信された信号#1に対して復調および復号を行って、その中に受信電力が最大となるユーザのパケットを得るステップAと、
前記信号#1に2つ以上のユーザの信号が含まれる場合、ステップAによって得られた前記パケットを前記信号#1から除去して信号#2を生成し、前記信号#1に2つ以上のユーザの信号が含まれない場合、終了するステップBと、
前記信号#2に対して再度復調および復号を行って、前記信号#2内において受信電力が最大となるユーザのパケットを得、次いで前記信号#2を新たな信号#1とし、ステップBに戻るステップCと、を含む。
前記除去は、復号されたパケットを変調して、受信電力が最大となるユーザの送信信号を再生し、前記再生された送信信号を、当該ユーザに対応するチャネルインパルス応答と畳み込んで、前記送信信号が送信された際のチャネル環境下において基地局により受信される当該ユーザの受信信号を復元し、前記信号#1から上記復元された受信信号を差し引く、ことを含む。
ステップBを実行する前に、復号に成功したパケットの個数がFountain復号の要求を満たすかどうかを判断し、満たさない場合、ステップBを実行し、満たす場合、復号に成功したパケットに対してFountain復号を行って、対応ユーザによって送信された全体のデータフレームを得、パケット間の相関性に基づいて、前の復号に失敗したパケットに対して再復号を行い、正確なパケットを復元し、次いでステップBを実行する、ことをさらに含む。
本発明の実施例に係る無線通信システムにおける受信側は、
受信された信号#1に対して復調および復号を行って、その中に受信電力が最大となるユーザのパケットを得る復調ユニットと、
前記信号#1に2つ以上のユーザの信号が含まれる場合、復調ユニットによって出力された前記パケットを前記信号#1から除去して信号#2を生成し、前記信号#2を新たな信号#1として復調ユニットに再入力する干渉除去ユニットと、を含む。
前記受信側は、前記復調ユニットと干渉除去ユニットとの間に接続され、復調ユニットによって出力されたパケットに対してFountain復号を行って、当該ユーザによって送信された全体のデータフレームを得、パケット間の相関性に基づいて、前の復号に失敗したパケットに対して再復号を行い、正確なパケットを復元し、受信されたパケットおよび復元された正確なパケットを干渉除去ユニットに送信するFountain復号ユニットをさらに含む。
上記無線通信システムにおける物理リソース割当方法および装置は、1つの基地局のカバー範囲または2つ以上のアンテナ素子の共通カバー範囲内のユーザをグルーピングし、各グループ内のユーザに対して同じ物理リソースを割り当て、セルラーシステムにおける天然の遠近効果とマルチキャリアシステムにおける周波数選択性フェージングを利用して、ユーザの電力区分を行うことによって、物理周波数の再利用を実現し、無線通信システムのスペクトル効率とスループットを向上させる。
上記無線通信システムにおけるデータ受信方法および受信側は、キャプチャ効果および干渉除去技術を組合せることで、同じ物理リソースを占用する1つのグループ内のユーザのパケットを一々復号でき、物理リソースの再利用を実現し、無線通信システムのスペクトル効率とスループットを大幅に向上させる。
また、具体的に、本発明の実施例は、ユーザスケジューリングの場合ユーザが対になることおよび変調符号化方式を選択する方法、マルチユーザ間の干渉除去をFountain符号化で補助する方法、ならびにユーザに対して精細な電力制御を自発的に行って、システムのアップリンクのスループットをさらに向上させる方法を提供することで、無線通信システムのスペクトル効率とスループットをさらに向上させることができる。
本発明の実施例に係るアップリンク物理リソースの割当方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係るGreedyスケジューリング方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係る別のGreedyスケジューリング方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係るPFスケジューリング方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係るアップリンクデータの受信方法のフローチャートである。 本発明の別の実施例に係るアップリンクデータの受信方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係る物理リソース割当装置の内部構成を示す図である。 本発明の実施例に係る受信側の内部構成を示す図である。 本発明の別の実施例に係る受信側の内部構成を示す図である。 本発明の実施例に係るGreedyスケジューリングを採用する場合と、従来の物理リソース割当方法を採用する場合との間で、セルスループットとセル半径との関係曲線の比較を示すグラフである。 本発明の実施例に係るPFスケジューリングを採用する場合と、従来の物理リソース割当方法を採用する場合との間で、セルスループットとセル半径との関係曲線の比較を示すグラフである。 本発明の実施例に係るGreedyスケジューリングを採用する場合と、従来の物理リソース割当方法を採用する場合との間で、セルスループットとセル内ユーザ数との関係曲線の比較を示すグラフである。 本発明の実施例に係るPFスケジューリングを採用する場合と、従来の物理リソース割当方法を採用する場合との間で、セルスループットとセル内ユーザ数との関係曲線の比較を示すグラフである。
本発明の目的、解決手段をさらに明確にするために、以下、図面を参照して実施例を挙げながら、本発明についてさらに詳しく説明する。
無線通信システムにおいて、複数の無線パケットが同一時刻に基地局に到着しても、即ち、複数の無線パケットが衝突しても、その中に最大の受信電力を有する無線パケットが基地局の受信機のSINR要求をやはり満たす場合、基地局が最大の受信電力を有する無線パケットの復調・復号に成功できることが知られている。これは無線通信システムに自然に存在する現象であり、キャプチャ効果(capture effect)とも呼ばれる。本発明は、このキャプチャ効果を十分に利用してアップリンクとダウンリンクの物理リソースの再利用を実現するものである。
図1は本発明の実施例に係るアップリンク物理リソースの割当方法のフローを示す。図1に示すように、本発明の実施例に係るアップリンク物理リソースの割当方法は主に以下のステップを含む。
ステップ101で、所定範囲内の各ユーザのパイロット信号を検出し、各ユーザのパイロット信号の受信電力を取得する。
本実施例に係るアップリンク物理リソースの割当方法において、前記所定範囲とは1つの基地局により形成されるサービスエリアを言う。
ステップ102で、各ユーザの受信電力に基づいてユーザスケジューリングを行って、ユーザを1つ以上組合せたユーザグループを1つ得る。
ステップ103で、前記ユーザグループ内の各ユーザに対して同じアップリンク物理リソースを割り当てる。
本実施例では、前記アップリンク物理リソースは、OFDMシステムにおいてサブキャリアとタイムスロットにより定義された同一の周波数時間リソースブロックを占用する物理リソースブロック(PRB:Physical Resource Block)であってもよく、他の無線通信システムにおいて割り当てられる物理リソースであってもよい。
上記ステップ101〜103により、基地局はアップリンク物理リソースの割当過程を実現する。このように、当該ユーザグループ内のユーザは、基地局が当該ユーザグループ内のユーザに対して割り当てた同じアップリンク物理リソースを共有し、つまり、当該グループ内のユーザは同時に、割り当てられたアップリンク物理リソースを占用してアップリンクパケットを送信する。
上記過程からわかるように、ステップ102で基地局が如何に各ユーザの受信電力に基づいてユーザスケジューリングを行って、ユーザグループを1つ得るかが、本発明の実施例のキー技術の1つである。実際の応用では、例えば、GreedyスケジューリングまたはPFスケジューリングなどの様々なユーザスケジューリング方法を採用して、基地局のカバー範囲内の全てのユーザに対してユーザスケジューリングを行うことができる。しかしながら、いずれのユーザスケジューリング方法を採用しても、当該ユーザグループ内の各ユーザの信号がキャプチャ効果を満たすという要求を満たすべきである。つまり、各信号に対応して、当該信号の受信電力より高い全ての信号を干渉除去し、かつ当該信号の受信電力より低い全ての信号を雑音と見なす場合、当該信号のSINRが受信側の正確復号可能な閾値より大きいことはやはり可能である。即ち、数式1の条件を満たす。
Figure 0005461855
ここで、SINRは受信電力の昇順にソートされたN個のユーザ内のi番目のユーザのSINRを表し、Pはi番目のユーザの受信電力であり、Lは当該ユーザから送信されたパケットの長さを表し、
Figure 0005461855
は受信電力がPより小さい全ての信号のパワー和を表し、
Figure 0005461855
は受信電力がPより大きい全ての信号に対して干渉除去を行った後の残留信号のパワー和を表し、Nは雑音の電力スペクトル密度を表し、TはSINR閾値を表す。
キャプチャ効果により、SINRが上記数式1に示す条件を満たす信号が1つさえあれば、基地局の受信機は当該信号を復号して、対応ユーザから送信されたパケットを得ることができる。
実践の証明により、ユーザグループ内のユーザ数の増加に伴って、ユーザスケジューリングアルゴリズムの複雑性および受信機の複雑性は急激に増えている。1つのユーザグループに最大2つのユーザがあるように設定すると、アップリンクのスペクトル効率が大幅に向上できる。そして、シミュレーションにより、伝送誤りおよびチャネル残差の影響で、ユーザグループ内のユーザ数をさらに増加しても、得られたゲインが大きくないことがわかった。そのため、計算の複雑性とリンクのビット誤り率(BER)性能の考慮から、本発明の実施例において、好ましくは、1つのユーザグループに最大2つのユーザがある。以下、各グループに最大2つのユーザがあることを例として、上記ステップ102における各ユーザの受信電力に基づいてユーザスケジューリングを行って、基地局のカバー範囲内の全てのユーザの中から1つのユーザグループをスケジューリングする方法を、図面を参照して詳しく説明する。
以下、各種のスケジューリング方法を詳しく説明する。
(スケジューリング方法1:Greedyスケジューリング)
図2は本発明の実施例に係るGreedyスケジューリング方法のフローチャートである。図2に示すように、上記方法は主に以下のステップを含む。
ステップ201で、全てのスケジューリング対象のユーザの中から任意の2つのユーザU1とU2を選択して1つのユーザグループとし、この2つのユーザの受信電力に基づいて、このユーザグループのスペクトル効率と呼ばれる当該2つのユーザが同時に1つの物理リソースを占用する際のスペクトル効率の和を算出する。本ステップにおいて、全てのスケジューリング対象のユーザの任意の2つずつを組合せたユーザグループを複数形成する。
ここで、2つのユーザが同時に1つの物理リソースを占用する際、受信電力の比較的に高い信号に対応するユーザU1のSINRは、次の数式2によって算出されることができる。
Figure 0005461855
ここで、P_U1とP_U2はそれぞれ基地局で受信されたユーザU1とU2に対応する信号の受信電力を表し、Pは雑音電力を表す。
受信電力の比較的に低い信号に対応するユーザU2のSINRは次の数式3によって算出されることができる。
Figure 0005461855
ここで、P_U2は基地局で受信されたユーザU2に対応する信号の受信電力を表し、Pは雑音電力を表し、Psr_U1はユーザU1の干渉除去が行われたチャネル推定残差信号の電力を表す。
上記のように、上記ユーザU1とU2のSINRを算出した後、EESMマッピングを用いて、それによりサポートされる変調符号化方式および対応のスペクトル効率を得ることができ、その後、加算によりこのユーザ対のスペクトル効率を得ることができる。
ステップ202で、全てのスケジューリング対象のユーザにおいて最大の受信電力を有するユーザを単独で1つのユーザグループとし、当該ユーザが独自でこの物理リソースを占用する際のスペクトル効率を算出する。
ステップ203で、全てのユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択する。
図3は本発明の実施例に係る別のGreedyスケジューリング方法のフローチャートである。図3に示すように、上記方法は主に以下のステップを含む。
ステップ301で、全てのスケジューリング対象のユーザの中から、最大の受信電力を有するユーザを見つけて、当該ユーザを単独で1つのユーザグループとし、このユーザの受信電力に基づいて当該ユーザが独自で1つの物理リソースを占用する際のスペクトル効率を算出する。
ステップ302で、最大の受信電力を有するユーザと、それ以外のユーザのそれぞれとを組合せてユーザグループを複数形成する。
ステップ303で、各ユーザグループ内の2つのユーザの受信電力に基づいて、この2つのユーザが同時に1つの物理リソースを占用する際のスペクトル効率の和、即ち、当該ユーザグループのスペクトル効率S1+S2を算出する。
上記ステップ303を実現する方法について、ステップ201を参照する。
ステップ304で、全てのユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択する。
(スケジューリング方法2:PFスケジューリング)
図4は本発明の実施例に係るPFスケジューリング方法のフローチャートである。図4に示すように、上記方法は以下のステップを含む。
ステップ401で、全てのスケジューリング対象のユーザのPFメトリックを算出し、その中からPFメトリックが最大となるユーザを選択し、当該ユーザを単独で1つのユーザグループとし、ここで、単一のユーザのPFメトリックは
Figure 0005461855
と定義され、rは当該ユーザの瞬間スループットを表し、
Figure 0005461855
は当該ユーザの平均スループットを表す。
ステップ402で、最大のPFメトリックを有するユーザが独自で1つの物理リソースを占用する際のスペクトル効率を算出する。
ステップ403で、全てのスケジューリング対象のユーザから任意2つのユーザU1とU2をランダムに選択して、ユーザグループを形成し、当該ユーザグループのPFメトリックを算出し、全てのユーザ対からPFメトリックが最大となるユーザグループを選択し、ここで、ユーザグループのPFメトリックは
Figure 0005461855
と定義され、r1とr2はそれぞれこの特定ユーザが対になる条件でユーザU1とU2の瞬間スループットを表し、
Figure 0005461855
はそれぞれユーザU1とU2の平均スループットを表す。
ステップ404で、当該ユーザグループの2つのユーザが同時に1つの物理リソースを占用する際のスペクトル効率の和、即ち当該ユーザグループのスペクトル効率を算出する。
ステップ405で、ステップ402とステップ404の算出結果に基づいて、2つのユーザグループから最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択する。
上記図2、図3および図4のスケジューリング方法により、まず、スケジューリング対象のユーザを若干のユーザグループに組合せ、その後、各ユーザグループのスペクトル効率に基づいて、その中から最大のスペクトル効率を有するユーザグループを1つ選択することで、物理リソースのそれぞれに対して1つのユーザグループをスケジューリングすることを実現し、かつ、これらのスケジューリング方法においてスペクトル効率パラメータが十分に考慮されているため、スケジューリングされるユーザグループが比較的に高いスペクトル効率を有することを確保できる。また、上記ステップからわかるように、各ユーザの受信電力に基づいて、前記1つ以上のユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択することは、各ユーザグループ内のユーザの送信信号を重ねた場合に各ユーザにおけるSINRを前記受信電力からそれぞれ推定し、次いで、前記SINRに基づいて各ユーザグループのスペクトル効率をそれぞれ算出し、最後に、全てのユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択する、ことを含むようにしてもよい。
また、上記アップリンク物理リソースの割当方法以外に、本発明の実施例は上記アップリンク物理リソースの割当方法に基づくアップリンクデータの受信方法を提供し、その実現過程は図5に示すように、主に以下のステップを含む。
ステップ501で、1つのグループのユーザが同じアップリンク物理リソースを占用して送信したアップリンクパケットが混合された信号#1を受信した基地局は、受信された信号に対して直接に復調および復号を行って、その中に受信電力が最大となるユーザのパケットを得る。
本ステップにおいて、キャプチャ効果を利用して、受信電力が最大となる信号のSINRが基地局の受信機の要求を満たす場合、基地局は受信電力が最大となるユーザのパケットの復号に成功でき、このとき、それ以外のユーザからの信号は当該信号の干渉と見なされる。
ステップ502で、当該グループのユーザ数が2つ以上である場合、ステップ501によって得られた受信電力が最大となるパケットに基づいて、受信された信号に対して干渉除去を行って、上記復号によって得られたパケットを当該信号#1から除去して信号#2を生成する。
基地局は、チャネル推定過程により、全てのユーザのチャネルインパルス応答を知ることができるため、復号に成功した受信電力が最大となる信号に対応するユーザから送信されたパケットに基づいて、ユーザ信号の干渉除去を行うことができる。この干渉除去は、具体的に以下の手順を含む。
1)復号されたパケットを変調して、受信電力が最大となる信号に対応するユーザの送信信号を再生し、
2)前記再生された送信信号を、当該ユーザに対応するチャネルインパルス応答と畳み込んで、前記送信信号が送信された際のチャネル環境下において基地局により受信される当該ユーザの受信信号を復元し、
3)受信された信号から上記復元された受信信号を差し引いて、受信電力が最大となる信号が除去された信号を得る。
ステップ503で、上記信号#2に対して再度復調および復号を行って、当該信号#2内において受信電力が最大となるユーザのパケットを得る。
ステップ504で、上記信号#2も2つ以上の信号が混合されたものである場合、ステップ503によって得られた受信電力が最大となるユーザのパケットに基づいて、上記信号#2に対して再度干渉除去を行って、受信電力が最大となるユーザのパケットを前記信号#2から再度除去した後、ステップ503に戻る。
上記ステップ501〜504を繰り返すことにより、基地局は、キャプチャ効果および干渉除去技術を組合せて、同じアップリンク物理リソースを占用する1つのユーザグループ内のユーザから送信されたパケットを一々復号でき、アップリンク物理リソースの再利用を実現することで、無線通信システムにおけるアップリンクのスペクトル効率とスループットを大幅に向上させる。
しかし、上記過程からわかるように、信号内の最大の受信電力を有する信号が正確に復号されかつ干渉除去が行われてこそ、残っている信号から受信電力が二番目に大きい信号を復号することが可能である。つまり、現在の信号内の最大の受信電力を有する信号の復号が誤ったら、受信された信号内の各ユーザの信号を一々復号できなくなる。このような問題を回避するために、本発明の好ましい実施例では、上記方法を改良して、復号の過程においてFountainの符号化/復号化技術を利用して復号の誤り訂正を実現する。以下、本発明の好ましい実施例によってこれらの誤り訂正方法を詳しく説明する。
Fountain符号化とは、1フレーム内のk個の原始データパケットから、任意数の関連のFountain符号パケットを生成することである。前記Fountain復号については、前記符号パケット内の任意m個(通常、mがkと等しく、またはkより少し大きい)の正確なFountain符号パケットを受信すると、復号により高い確率でk個全ての原始データパケットの復元に成功できるため、受信側は当該フレームのk個全ての原始データパケットを正確に復号してから、全体のデータフレームを既に正確に受信したことを通知するように、Fountain中止信号を送信側に送信し、このとき、送信側は新たなデータフレームのFountain符号パケットを送信し始める。上記Fountain符号化/復号過程からわかるように、Fountain符号器は水滴(即ちFountain符号パケット)が絶えずに湧き出ている噴水のようであり、Fountain復号器は噴水から水を入れるためのコップのようである。コップに十分な水滴が入っている限り要求が満たされるが、一体どれくらいの水滴が入っているかを気にかける必要はない。
図6は本発明の実施例に係るアップリンクデータの受信方法のフローを示す。図6に示すように、上記方法は主に以下のステップを含む。
ステップ601で、1つのグループのユーザが同じアップリンク物理リソースを占用して送信したFountain符号パケットが混合された信号を受信した基地局は、直接に復調および復号を行って、その中に受信電力が最大となる信号に対応するユーザから送信されたFountain符号パケットを得る。
ステップ602で、復号に成功したFountain符号パケットの個数がFountain復号の要求を満たすかどうかを判断し、満たす場合、ステップ603を実行し、満たさない場合、ステップ604を実行する。
ステップ603で、受信電力が最大となる信号に対してFountain復号を行って、受信電力が最大となる信号に対応するユーザから送信された全体のデータフレームを得、Fountain中止信号を対応ユーザに送信し、Fountain符号パケット間の相関性に基づいて、前の復号に失敗したFountain符号パケットに対して再復号を行い、正確なFountain符号パケットを復元し、次いでステップ604を実行する。
ステップ604で、復号結果に基づいて、受信された信号に対して干渉除去を行い、受信電力が最大となる信号を受信された信号から除去する。
本ステップにおいて、前記干渉除去は、現在正確に復号されたFountain符号パケットに基づいて、現在受信された信号に対して干渉除去を行うことも、ステップ603で復元された正確なFountain符号パケットに基づいて、Fountain符号パケットに対応する受信信号に対して干渉除去を行うことも、含む。
ステップ605で、干渉除去が行われた信号に対して復調および復号を行って、その中に受信電力が最大となる信号に対応するユーザ、即ち全てのユーザにおいて受信電力が二番目に大きい信号に対応するユーザから送信されたFountain符号パケットを得る。
ステップ604における干渉除去が、現在の信号に対する干渉除去も、この前に正確に復号できなかった信号に対する干渉除去も含むため、本ステップにおいて、現在受信された受信電力が二番目に大きい信号に対応するユーザから送信されたFountain符号パケットを得ることができるだけではなく、この前に当該ユーザから送信されたFountain符号パケットを復元することもできる。
ステップ606で、復号に成功したFountain符号パケットの個数がFountain復号の要求を満たすかどうかを判断し、満たす場合、ステップ607を実行する。
ステップ607で、受信電力が二番目に大きい信号に対してFountain復号を行って、受信電力が二番目に大きい信号に対応するユーザから送信された全体のデータフレームを得、Fountain中止信号を対応ユーザに送信する。
干渉除去が行われた信号にも2つ以上の信号が含まれる場合、上記ステップ606で復号に成功したFountain符号パケットの個数がFountain復号の要求を満たさないと判断されたとき、またはステップ607の後に、Fountain符号パケット間の相関性に基づいて、前の復号に失敗したFountain符号パケットに対して再復号を行って、正確なFountain符号パケットを復元してから、上記ステップ604〜607を繰り返し実行し、受信された信号から当該グループ内の全てのユーザから送信されたFountain符号パケットを一々復号すべきである。
上記からわかるように、上記実施例に係るアップリンクデータの受信方法によれば、基地局は、キャプチャ効果および干渉除去技術を利用して、同じアップリンク物理リソースを占用する1つのユーザグループ内のユーザから送信されたパケットを一々復号し、アップリンク物理リソースの再利用を実現できるだけではなく、Fountain符号化/復号の方式により、他のFountain符号パケットを送信することなく、復号が誤ったFountain符号パケットを正確に復元できるため、無線通信システムのアップリンクのスペクトル効率とスループットをさらに向上させる。
以下、例を挙げながら、基地局が上記実施例に係る方法を利用してFountain復号を行う過程を説明する。
1つのユーザグループにはユーザ1とユーザ2と呼ばれる総2つのユーザがあり、ここで、ユーザ1の信号の受信電力は比較的に強く、ユーザ2の信号の受信電力は比較的に弱いと仮定する。2つのユーザから送信されたアップリンクパケットともFountain符号化が行われる。また、基地局が、ユーザ1のFountain符号パケットを3つ受信すると、ユーザ1から送信された1つのデータフレームを復号でき、ユーザ2のFountain符号パケットを4つ受信すると、ユーザ2から送信された1つのデータフレームを復号できる、と仮定する。
基地局が既に、ユーザ1とユーザ2から送信されたFountain符号パケットが混合された信号を3つ受信したと仮定する。ここで、2つのユーザから送信された1番目と3番目のFountain符号パケットに対する復号が正しいが、2つのユーザから送信された2番目のFountain符号パケットに対する復号が誤った(ユーザ1の2番目のFountain符号パケットに対する復号が誤ったことが、ユーザ2の2番目のFountain符号パケットに対する復号も誤ったことを引き起こす)。現在、基地局は、ユーザ1とユーザ2から送信された4番目のFountain符号パケットが混合された信号を受信して、ユーザ1から送信された4番目のFountain符号パケットの復号に成功した。そのため、基地局は、上記ステップ601〜607に基づいて、正確に復号されたユーザ1のFountain符号パケットの個数が3つに達して、ユーザ1のFountain復号の要求を満たすと判断した場合、ユーザ1に対してFountain復号を行って、ユーザ1から送信された全体のデータフレームを得てから、さらに、受信されたFountain符号パケットに基づいて、この前の復号が誤ったユーザ1から送信された2番目のFountain符号パケットを復元する。このとき、基地局は、Fountain中止信号をユーザ1に送信することにより、基地局が既に全体のデータフレームの受信に成功し、次のデータフレームを送信できることを当該ユーザに通知するようにしてよい。それと共に、基地局は、復号に成功したユーザ1から送信された4番目のFountain符号パケットと復元された2番目のFountain符号パケットとに基づいて、受信された信号に対して干渉除去を行ってから、干渉除去が行われた信号に対して復号を行って、ユーザ2から送信された4番目のFountain符号パケットと2番目のFountain符号パケットを得る。前の復号に成功したユーザ2から送信された1番目と3番目のFountain符号パケットを加えて、基地局が復号に成功したユーザ2から送信されたFountain符号パケットの個数も4つに達して、ユーザ2のFountain復号の要求を満たし、ユーザ2から送信された全体のデータクレームの復号に成功できる。このとき、基地局は、Fountain中止信号をユーザ2に送信することにより、基地局が既に全体のデータフレームの受信に成功し、次のデータフレームを送信できることを当該ユーザに通知するようにしてよい。
上記過程からわかるように、アップリンクパケットがFountain符号化された後、基地局は正確に受信されたFountain符号パケットに基づいて、復号が誤ったパケットを正確に復元することができ、パケットの誤り訂正を実現でき、伝送効率を向上させ、さらに、アップリンクのスペクトル効率とスループットを向上させる。
そのほかに、さらに、精細な電力制御を利用して上記物理リソースの再利用方法の性能を改善するようにしてもよい。例えば、1つのユーザグループ内の各ユーザは最大電力でパケットを送信し、ここで、電力が最大となるユーザは64QAMの変調モードを使用し、電力が二番目に大きいユーザがQPSKの変調モードを使用するとする。この場合、電力が最大となるユーザの送信電力を64QAMの変調モードでの最小送信電力に低減してもよい。このとき、電力が最大となるユーザの残留干渉誤差が低減しているため、電力が二番目に大きいユーザは、データレートの比較的に高い変調モードを選択でき、例えば変調モードを16QAMの変調モードに高めることができる。これにより、スペクトル効率とスループットをさらに向上させる。
上記実施例に提出されたアップリンク物理リソースの割当方法は、ある応用シナリオでダウンリンクの再利用に拡張可能である。例えば、分散アンテナシステムに、アンテナ素子間で互いに干渉するため、2つ以上の分散配置されたアンテナ素子の共通カバーエリアにより形成されるサービスエリアにおいて、普通、ダウンリンクの1つのPRBで1つのユーザしかスケジューリングできない(例えば、LTEシステムに提出されたソフト周波数再利用のリソース割当方式)。しかし、これらのアンテナ素子から各ユーザへの無線リンク間で明らかな電力差がある場合、上記図1のステップ101〜103における物理リソースの割当方法に類似するものを応用することができる。即ち、ユーザのSINRに基づいて2つ以上のアンテナ素子の共通カバーエリア内のユーザをグルーピングし、1つのPRBで2つ以上のユーザを含むユーザグループをスケジューリングし、当該ユーザグループ内のユーザに対して同じダウンリンク物理リソースを割り当てることで、ダウンリンク物理リソースの再利用を実現する。この場合、受信側となるユーザ端末は、上記図5のステップ501〜504または図6のステップ601〜607におけるデータ受信方法を用いて、キャプチャ効果および干渉除去を利用して各アンテナ素子から送信されたデータをそれぞれ復号することにより、ダウンリンクのスペクトル効率を改善し、ダウンリンクのスループットを向上させる。
上記無線通信システムにおける物理リソースの割当方法以外に、本発明の実施例は無線通信システムにおける物理リソースの割当装置も提供している。その内部構成は図7に示すように、主に、
所定範囲内の各ユーザから送信されたパイロット信号を検出し、各ユーザから送信されたパイロット信号の受信電力を取得するパイロット検出ユニットと、
前記受信電力に基づいてユーザスケジューリングを行って、ユーザを1つ以上組合せたユーザグループを1つ得るユーザスケジューリングユニットと、
前記ユーザグループ内の各ユーザに対して同じ物理リソースを割り当てるリソース割当ユニットと、を含む。
アップリンク物理リソースの割当について、前記所定範囲は1つの基地局により形成されるサービスエリアであり、ダウンリンク物理リソースの割当について、前記所定範囲は2つ以上の分散配置されたアンテナ素子により形成されるサービスエリアである。
ここで、上記のように、上記ユーザスケジューリングユニットはGreedyスケジューリング方式またはPFスケジューリング方式を採用してユーザスケジューリングを行うことができる。前記ユーザスケジューリングユニットの内部は具体的に、
所定範囲内の全てのユーザを1つ以上のユーザグループに組合せるグルーピングモジュールと、
各ユーザグループ内のユーザの送信信号を重ねた場合に各ユーザにおけるSINRを前記受信電力からそれぞれ推定するSINR推定モジュールと、
前記SINRに基づいて各ユーザグループのスペクトル効率をそれぞれ算出し、全てのユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択するグループ選択モジュールと、を含む。
また、本発明の実施例は、無線通信システムにおいてデータを受信する受信側も提供している。アップリンク方向において、前記受信側は基地局であり、ダウンリンク方向において、前記受信側はユーザ端末である。本発明の実施例に係る受信側の内部構成は図8に示すように、主に、
受信された信号#1に対して復調および復号を行って、その中に受信電力が最大となるユーザのパケットを得る復調ユニットと、
前記信号#1に2つ以上のユーザの信号が含まれる場合、復調ユニットによって出力された前記パケットを前記信号#1から除去して信号#2を生成し、さらに当該信号#2において受信電力が最大となるユーザの信号を復調するように、前記信号#2を新たな信号#1として復調ユニットに再入力する干渉除去ユニットと、を含む。
上記のように、送信側から送信されたパケットがFountain符号化された場合、本発明の実施例に係る受信側の内部構成は図9に示すように、図8に示す受信側の内部構成に比べて、復調ユニットと干渉除去ユニットとの間に、Fountain復号ユニットが追加されている。当該Fountain復号ユニットは、復調ユニットによって出力されたパケットに対してFountain復号を行って、対応ユーザによって送信された全体のデータフレームを得、パケット間の相関性に基づいて、前の復号に失敗したパケットに対して再復号を行い、正確なパケットを復元し、信号の干渉除去を行うように、受信されたパケットおよび復元された正確なパケットを干渉除去ユニットに送信する。
上記実施例に係る物理リソースの再利用方法、物理リソースの割当装置および受信側では、セルラーシステムにおける遠近効果とマルチキャリア通信における周波数選択性フェージングを十分に利用してユーザをスケジューリングし、各ユーザ端末が最大電力で送信でき、複雑な電力制御メカニズムと無線周波数デバイスを使用しなくてもよく、ユーザの送信電力を低減することなく、送信電力の低減による性能損失はなくなる。そのため、ユーザ数が多くなって選択の余地が多くなるほど、得られたシステムのスループットのゲインが大きくなる。また、各ユーザに対してFountain符号を利用して干渉除去を補助することで、パワーの比較的に高いユーザの復号失敗により、パワーの比較的に低いユーザも復号できないという影響はある程度で軽減しており、低電力ユーザの性能はさらに改善されている。
本発明の実施例に係るアップリンク物理リソースの再利用方法の性能をさらに説明するために、本発明の実施例に係る方法に対してシミュレーションを行った。シミュレーションモデルのパラメータは、表1に示す通りである。また、ユーザがセル内に均一に分布していることを想定する。チャネルモデルは、TU6チャネルを使用し、かつチャネル推定残差の影響が考慮されている。
Figure 0005461855
図10は、本発明の実施例に係るGreedyスケジューリングを採用する場合と、従来の物理リソース割当方法を採用する場合との間で、セルスループットとセル半径との関係曲線の比較を示すグラフである。図11は、本発明の実施例に係るPFスケジューリングを採用する場合と、従来の物理リソース割当方法を採用する場合との間で、セルスループットとセル半径との関係曲線の比較を示すグラフである。ここで、星印の曲線は、本発明の実施例に係る方法を採用する場合、セルスループットとセル半径との関係を表し、四角印の曲線は、従来の物理リソース割当方法を採用する場合、セルスループットとセル半径との関係を表す。図10と図11からわかるように、本発明の実施例に係る技術案は、従来の方案に比べて、周波数リソースの再利用により、スペクトル効率を顕著に改善でき、システムのスループットを増加させる。
図12は、本発明の実施例に係るGreedyスケジューリングを採用する場合と、従来の物理リソース割当方法を採用する場合との間で、セルスループットとセル内ユーザ数との関係曲線の比較を示すグラフである。図13は、本発明の実施例に係るPFスケジューリングを採用する場合と、従来の物理リソース割当方法を採用する場合との間で、セルスループットとセル内ユーザ数との関係曲線の比較を示すグラフである。ここで、星印の曲線は、本発明の実施例に係る方法を採用する場合、セルスループットとセル内ユーザ数との関係を表し、四角印の曲線は、従来の物理リソース割当方法を採用する場合、セルスループットとセル内ユーザ数との関係を表す。図12と図13からわかるように、本発明の実施例に係る技術案は、従来の方案に比べて、周波数リソースの再利用により、スペクトル効率を顕著に改善でき、システムのスループットを増加させる。また、ユーザ数が多いほど、システムの得られたゲインが大きくなる。これはユーザ数が多いほど、スケジューリングの際に選択の余地も大きくなるためである。
上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神と原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (14)

  1. 無線通信システムにおける物理リソースの割当方法であって、
    所定範囲内の各ユーザから送信されたパイロット信号を検出し、
    検出された、各ユーザから送信されたパイロット信号の受信電力を取得し、
    前記受信電力に基づいてユーザスケジューリングを行って、ユーザを1つ以上組合せたユーザグループを1つ得、
    前記ユーザグループ内の各ユーザに対して同じ物理リソースを割り当てる、
    ことを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記ユーザスケジューリングは、
    所定範囲内の全てのユーザを1つ以上のユーザグループに組合せ、
    各ユーザの受信電力に基づいて、前記1つ以上のユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択する、
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記所定範囲内の全てのユーザを1つ以上のユーザグループに組合せることは、
    全てのスケジューリング対象のユーザの任意の2つずつを組合せてユーザグループを形成し、かつ、全てのスケジューリング対象のユーザにおいて最大の受信電力を有するユーザを単独で1つのユーザグループとする、
    ことを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記所定範囲内の全てのユーザを1つ以上のユーザグループに組合せることは、
    全てのスケジューリング対象のユーザにおいて最大の受信電力を有するユーザを単独で1つのユーザグループとし、かつ、最大の受信電力を有するユーザと、それ以外のユーザのそれぞれとを組合せてユーザグループを形成する、
    ことを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記所定範囲内の全てのユーザを1つ以上のユーザグループに組合せることは、
    全てのスケジューリング対象のユーザのPFメトリックを算出し、全てのスケジューリング対象のユーザにおいて最大のPFメトリックを有するユーザを単独で1つのユーザグループとし、ここで、単一のユーザのPFメトリックは
    Figure 0005461855

    と定義され、rは当該ユーザの瞬間スループットを表し、
    Figure 0005461855

    は当該ユーザの平均スループットを表し、
    全てのスケジューリング対象のユーザから任意2つのユーザをランダムに組合せたグループを複数形成し、各グループのPFメトリックを算出し、全てのグループからPFメトリックが最大となるグループを選択して1つのユーザグループとし、ここで、グループのPFメトリックは
    Figure 0005461855

    と定義され、r1とr2はそれぞれこの特定ユーザが対になる条件で2つのユーザの瞬間スループットを表し、
    Figure 0005461855

    はそれぞれ2つのユーザの平均スループットを表す、
    ことを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記各ユーザの受信電力に基づいて、前記1つ以上のユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択することは、
    各ユーザグループ内のユーザの送信信号を重ねた場合に各ユーザにおける信号対雑音干渉電力比(SINR)を前記受信電力からそれぞれ推定し、
    前記SINRに基づいて各ユーザグループのスペクトル効率をそれぞれ算出し、
    全てのユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択する、
    ことを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記物理リソースは、同一の周波数時間リソースを占用する物理リソースブロック(PRB)であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記所定範囲は1つの基地局、または2つ以上の分散配置されたアンテナ素子により形成されるサービスエリアであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  9. 無線通信システムにおける物理リソースの割当装置であって、
    所定範囲内の各ユーザから送信されたパイロット信号を検出して、各ユーザから送信されたパイロット信号の受信電力を取得するパイロット検出ユニットと、
    前記受信電力に基づいてユーザスケジューリングを行って、ユーザを1つ以上組合せたユーザグループを1つ得るユーザスケジューリングユニットと、
    前記ユーザグループ内の各ユーザに対して同じ物理リソースを割り当てるリソース割当ユニットと、
    を含むことを特徴とする装置。
  10. 前記ユーザスケジューリングユニットは、
    所定範囲内の全てのユーザを1つ以上のユーザグループに組合せるグルーピングモジュールと、
    各ユーザグループ内のユーザの送信信号を重ねた場合に各ユーザにおけるSINRを前記受信電力からそれぞれ推定するSINR推定モジュールと、
    前記SINRに基づいて各ユーザグループのスペクトル効率をそれぞれ算出し、全てのユーザグループの中から、最大のスペクトル効率を有するユーザグループを選択するグループ選択モジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 無線通信システムにおけるデータ受信方法であって、
    受信された信号#1に対して復調および復号を行って、その中に受信電力が最大となるユーザのパケットを得るステップAと、
    前記信号#1に2つ以上のユーザの信号が含まれる場合、ステップAによって得られた前記パケットを前記信号#1から除去して信号#2を生成し、前記信号#1に2つ以上のユーザの信号が含まれない場合、終了するステップBと、
    前記信号#2に対して再度復調および復号を行って、前記信号#2内において受信電力が最大となるユーザのパケットを得、次いで前記信号#2を新たな信号#1とし、ステップBに戻るステップCと、
    を含み、
    前記除去は、
    復号されたパケットを変調して、受信電力が最大となるユーザの送信信号を再生し、
    前記再生された送信信号を、当該ユーザに対応するチャネルインパルス応答と畳み込んで、前記送信信号が送信された際のチャネル環境下において基地局により受信される当該ユーザの受信信号を復元し、
    前記信号#1から上記復元された受信信号を差し引く、
    ことを含むことを特徴とする方法。
  12. ステップBを実行する前に、
    復号に成功したパケットの個数がFountain復号の要求を満たすかどうかを判断し、満たさない場合、ステップBを実行し、満たす場合、復号に成功したパケットに対してFountain復号を行って、対応ユーザによって送信された全体のデータフレームを得、パケット間の相関性に基づいて、前の復号に失敗したパケットに対して再復号を行い、正確なパケットを復元し、次いでステップBを実行する、
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 無線通信システムにおける受信側であって、
    受信された信号#1に対して復調および復号を行って、その中に受信電力が最大となるユーザのパケットを得る復調ユニットと、
    前記信号#1に2つ以上のユーザの信号が含まれる場合、復号されたパケットを変調して、受信電力が最大となるユーザの送信信号を再生し、前記再生された送信信号を、当該ユーザに対応するチャネルインパルス応答と畳み込んで、前記送信信号が送信された際のチャネル環境下において基地局により受信される当該ユーザの受信信号を復元し、前記信号#1から上記復元された受信信号を差し引いて、信号#2を生成し、前記信号#2を新たな信号#1として復調ユニットに再入力する干渉除去ユニットと、
    を含むことを特徴とする受信側。
  14. 前記復調ユニットと干渉除去ユニットとの間に接続され、復調ユニットによって出力されたパケットに対してFountain復号を行って、当該ユーザによって送信された全体のデータフレームを得、パケット間の相関性に基づいて、前の復号に失敗したパケットに対して再復号を行い、正確なパケットを復元し、受信されたパケットおよび復元された正確なパケットを干渉除去ユニットに送信するFountain復号ユニットをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の受信側。
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