JP6936777B2 - 無線リソース割り当て制御を行う基地局装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

無線リソース割り当て制御を行う基地局装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線リソース割当制御に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)では、低消費電力かつ通信可能エリアの広い通信を志向して、各チャネルの信号を繰り返し送信することによってカバレッジエリアを拡大するCE mode(Coverage Enhancement mode)が導入されている(非特許文献1参照)。
3GPP TS36.211 V13.2.0、2016年6月
基地局装置と1つの端末装置との間で繰り返し送信による通信が行われる場合、時間的に連続する無線リソースがその通信のために割り当てられる。ここで、繰り返し送信の回数が増大すると、連続して割り当てられる無線リソースの数も増大する。このため、1つの端末装置との通信のために、非常に長い時間にわたって無線リソースが占有され、他の端末装置が通信できなくなる場合があるという課題があった。
本発明はかかる課題に鑑みなされたものであり、状況に応じて、端末装置に対して通信機会を適切に割り当てる技術を提供する。
本発明の一態様による基地局装置は、端末装置と無線で通信する通信手段と、第1の端末装置との通信のためにそれぞれ時間的に連続した1つ以上の第1の無線リソースを割り当てている場合であって、前記第1の端末装置との通信より優先すべき第2の端末装置の通信が要求された場合に、前記1つ以上の第1の無線リソースに含まれる第2の無線リソースにおいて、前記第1の端末装置との通信を行わずに前記第2の端末装置との通信を行うように前記通信手段を制御する制御手段と、を有し、前記第2の端末装置は、前記基地局装置から信号を受信したことに応答して前記基地局装置へ信号を送信するように構成され、前記制御手段は、前記1つ以上の第1の無線リソースのうち前記第1の端末装置から前記基地局装置へ信号を送信するために割り当てられる第3の無線リソースにおいて、前記第2の端末装置が前記応答の信号を送信しないように、前記第2の端末装置へ信号を送信するのに用いる第4の無線リソースを割り当てる、ことを特徴とする
本発明によれば、状況に応じて、端末装置に対して通信機会を適切に割り当てることができる。
無線通信システムの構成例を示す図である。 無線リソースの割り当ての例を示す図である。 無線リソースの割り当ての例を示す図である。 基地局装置のハードウェア構成例を示す図である。 基地局装置の機能構成例を示す図である。 基地局装置が実行する処理の流れの例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(システム構成)
本実施形態に係る無線通信システムの構成例を図1に示す。本無線通信システムは、一例において、基地局装置101、第1の端末装置102、及び第2の端末装置103を含んで構成される。なお、図1では、説明を簡単にするために1つの基地局装置及び2つの端末装置を含む例を示しているが、無線通信システムは、通常のセルラ通信システムのように、多数の基地局装置及び多数の端末装置を含みうる。また、以下では、第1の端末装置102をUE Aと呼び、第2の端末装置103をUE Bと呼ぶ場合がある。
本無線通信システムは、3GPPで規定されるMTC(Machine Type Communication)を少なくとも利用可能であり、上述のCE modeを用いてカバレッジを拡張した通信を実行可能であるものとする。すなわち、本無線通信システムは、MTC用の周波数帯域(6リソースブロック分の周波数帯域)を用いて、基地局装置101とUE A又はUE Bとの間で、信号を繰り返し送信することにより所定の無線品質(例えばSIR(信号対干渉電力比)=3dB)での通信を実行可能とするように構成される。なお、ここでの繰り返し送信は、3GPPで規定されているRepetitionのことを指すが、これ以外の繰り返し送信技術が用いられてもよい。以下では、本無線通信システムでMTCによる通信を行うものとするが、これ以外の低電力で広いカバレッジを提供可能な任意のシステムでの通信が行われてもよい。
また、UE A及びUE Bは、ハーフデュプレクス方式を採用し、下りリンク(基地局装置101からUE AやUE Bへの方向の無線リンク)での通信と上りリンク(UE AやUE Bから基地局装置101の方向の無線リンク)での通信とを、時間的に切り替えて実行する。すなわち、下りリンクでの通信時には上りリンクでの通信を行わず、上りリンクでの通信時には下りリンクでの通信を行わない。一方、基地局装置101は、フルデュプレクス方式を採用し、上りリンクでの通信と下りリンクでの通信とを同時に行うことができる。すなわち、基地局装置101は、例えばUE Aと下りリンクで通信している間に、UE Bと上りリンクで通信を行うことができる。
CE modeで繰り返し通信を行う場合、あるUEとの間で多数回の繰り返し回数を使用して通信を行う場合、その通信のために長期にわたって無線リソースが占有され、その間に他のUEとの通信ができなくなる場合がありうる。また、このときに、他のUEとの通信がリアルタイム性を要する通信(例えばVoLTE(Voice over Long Term Evolution)である場合、リアルタイム性の要求を満たすことができないなどの問題が生じうる。同様に、優先して送信されるべきデータが、優先されない繰り返し回数の多い通信が開始された後にはその通信が完了するのを長期間にわたって待たなければならない場合があり、システムの運用上、不都合が生じる場合がある。
このため、本実施形態では、基地局装置101が、第1のUEとの通信のためにそれぞれ時間的に連続した1つ以上の第1の無線リソースを割り当てている状態において、その第1のUEとの通信より優先すべき第2のUEの通信が要求された場合に、割り当てられている第1の無線リソースに含まれる第2の無線リソースにおいて、第1のUEとの通信を行わずに、第2のUEとの通信を行うようにする。これによれば、相対的に優先度の低い通信のために無線リソースが割り当てられていても、優先されるべき通信の割り込みを許容し、その優先されるべき通信が完了するまでの遅延を抑制することができる。この様子を図2に例示する。
図2の(A)は、まず、相対的に優先度の低い通信を行うUE Aのために無線リソースの割り当てが行われた状態を示している。この割り当てでは、UE Aに対する下りリンクチャネル(MPDCCH(MTC Physical Downlink Control Channel)及びPDSCH(Physical Downlink Shared Channel))のための無線リソースが、それぞれ繰り返し回数に対応して4サブフレーム及び8サブフレーム分だけ用意されている。そして、この下りリンクデータの伝送中(例えばMPDCCHの2サブフレーム目)に、UE Bに対して送信されるべき、優先度の高いトラヒックの送信要求が発生したものとする。この場合、従来では、UE Aへのデータ送信の完了後(例えば、トラヒックの送信要求の発生から12サブフレーム後)まで、UE Bのための無線リソースが割り当てられない。これに対して、本実施形態では、UE Bとの通信が、UE Aとの通信より優先されるため、UE Aとの通信のために割り当てられた無線リソースを、UE Bとの通信のために使用する。図2(B)では、トラヒックの送信要求が発生した次のサブフレームから、UE Bとの通信のためのチャネル割り当てが行われた状態を示している。ここでは、UE Bとの通信のためのMPDCCHとPDSCHとして、それぞれ2つ及び4つのサブフレームが割り当てられた例を示している。このような割り当てによれば、優先度の高いトラヒックについては、送信要求の発生後すぐに無線リソースを割り当てることができる確率を向上させることができる。
なお、基地局装置101は、このような無線リソースの割り当てを行う際に、UE Aに対して上りリンクでの信号の送信のために割り当てていた無線リソースにおいて、UE Bが上りリンクでの信号を送信することがないように、無線リソースの割り当てを調整する。すなわち、UE Aは、例えば図2(A)のようにして一度割り当てられた無線リソースに従って上りリンクでのHARQ応答を返信するように動作し、これを変更することはできない。したがって、基地局装置101は、UE Bから同じタイミングでHARQ応答等の上りリンク信号が受信されるような無線リソースの割り当てを行うと、上りリンク信号同士が干渉してしまう。このため、基地局装置101は、UE Bに対して、このような干渉が発生するのを防ぐような無線リソースの割り当てを行う。例えば、図2(A)のような割り当てが行われた場合に、UE Bとの間でのMPDCCH、PDSCH、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)の繰り返し送信回数が、それぞれ2回、4回、4回である場合や、これらより少ない回数である場合は、図2(B)のように、無線リソースが割り当てられる。一方、MPDCCH、PDSCH、PUCCHのいずれかの繰り返し送信回数が上記の回数より多い場合には、基地局装置101において、上りリンク信号が同じタイミングで受信されることとなる。このため、図2(B)のような無線リソースの割り当てを行うことはできない。このため、基地局装置101は、例えば、図2(C)のように、上りリンク信号を同じタイミングで受信しないような所定のタイミングで、UE Bのための無線リソースの割り当てを開始しうる。図2(C)の例では、MPDCCHとPDSCHの繰り返し送信回数が、それぞれ、4回及び8回である場合の例を示している。この場合、トラヒックの送信要求が発生した次のサブフレームからMPDCCHの送信を開始すると、UE AによるPUCCHの送信と、UE BのPUCCHの送信とのタイミングが一致してしまい、上りリンクで干渉が生じてしまう。このため、基地局装置101は、MPDCCHの送信開始タイミングを遅らせて、UE BのPUCCHの送信タイミングがUE AのPUCCHの送信期間の終了後となるようにする。
また、基地局装置101は、UE Bに対してデータ信号を送信させるための無線リソースの割り当てのための下りリンク信号(MPDCCH)の送信のために、上述のようにして、無線リソースの割り当てを行いうる。すなわち、基地局装置101は、UE Bから送信されるPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)が、UE Aが送信するPUCCHに干渉しないようなタイミングで送信されるように、MPDCCHを送信する。例えば、UE Bとの通信におけるMPDCCHの繰り返し送信回数がX回で、PUSCHの繰り返し送信回数がY回であり、MPDCCHの送信終了からPUSCHの送信までのサブフレーム数がCである場合、トラヒックの発生後すぐにMPDCCHを送信した場合、X+C+1サブフレーム目からX+C+Yサブフレーム目までがPUSCHの送信タイミングとなる。このため、基地局装置101は、これらのY個のサブフレームの送信中に、UE AによるPUCCHの送信が行われない場合には、トラヒックの発生後すぐに、UE Aへ割り当てていた下りリンクの無線リソースをMPDCCHの送信のために使用すると決定する。一方、基地局装置101は、これらのY個のサブフレームの送信中に、UE AによるPUCCHの送信が行われる場合には、UE AのPUCCHの送信の完了後のタイミングでUE BのPUSCHが送信されるように、MPDCCHの送信タイミングを遅延させる。これにより、上りリンクで干渉が発生することを防ぎながら、優先されるべき通信を早期に実行することが可能となる。
なお、上述の例では、基地局装置101が、UE AのPUCCHと同じタイミングでUE BのPUCCH又はPUSCHを受信しないように、UE Aに割り当てていた下りリンク無線リソースを、UE Bの通信のために使用すると説明したが、これに限られない。すなわち、UE AのPUSCHについても、PUCCHと同様に、同じタイミングでUE Bの上りリンクが使用されないようにする。すなわち、UE Aの全ての上りリンクの通信のために割り当てられている第3の無線リソースにおいて、UE Bの上りリンク通信が行われないように、UE Bのための第4の無線リソースの割り当てが行われる。
なお、基地局装置101は、例えば、UE AのPUCCHやPUSCHなどの上りリンク信号のために複数の無線リソースが割り当てられている場合に、その一部の無線リソース分だけの信号を受信した時点でその上りリンク信号の受信に成功した場合、その後はその上りリンク信号が干渉を受けても問題がないと判断することができる。このため、基地局装置101は、UE Aのための上りリンク信号に割り当てた無線リソースの一部においてその信号の受信に成功した場合、残りの一部においてはUE Bのための上りリンク信号が送信されることを許容して無線リソースの割り当てを行いうる。このときの無線リソースの割り当ての例を図3に示す。本例では、図3(A)に示すように、UE Aに対して上りリンク無線リソースを割り当てるためのMPDCCHが4回繰り返して送信された後に、UE AからのPUSCHが16回繰り返し送信される場合の例を示している。ここで、図2の例と同様に、MPDCCHの2回目の送信時に、UE Bのトラヒックの送信要求が発生したものとする。この場合、UE Bの信号が繰り返し送信される限り、トラヒックの送信要求の発生直後にUE Bのために無線リソースを割り当てることはできない。これに対して、例えば、基地局装置101が、16回繰り返し送信されるUE Aからの上りリンク信号(PUSCH)の受信に3回目で成功したとする。この場合、4回目以降に送信されるUE Aからの上りリンク信号に対しては、干渉を与えても問題ないと言える。このため、基地局装置101は、UE Aからの上りリンク信号の受信に成功したと判定したことに応じて、それ以降は、UE Aの上りリンク信号送信期間であっても、UE Bからの上りリンク信号が発生することを許容して、無線リソースの割り当てを行いうる。図3(B)は、UE Bに対して上りリンク信号(PUSCH)送信のための無線リソースを割り当てる例であり、UE Aの上りリンク信号の受信に成功した後に、PUSCHのための無線リソースを割り当てることを通知する下りリンク制御信号(PDSCH)が送信される。図3(C)は、UE Bに対して下りリンク信号(PDSCH)を送信する無線リソースを割り当てると共に、その応答信号としてPUCCHを送信させるための無線リソースを割り当てる例である。このようにすることで、優先度の低い通信を行うUE Aに上りリンク無線リソースが長期間にわたって割り当てられている場合であっても、そのUE Aからの信号の受信に成功した時点から、そのUE Aからの信号に対する干渉を許容した無線リソースの割り当てが可能となるため、優先度の高い通信を行うUE Bに対して迅速に無線リソースを割り当てることが可能となる。
なお、この場合、UE Aが送信した上りリンク信号に対してUE Bが送信した上りリンク信号が干渉するが、同様に、UE Bが送信した上りリンク信号に対してUE Aが送信した上りリンク信号が干渉する。このため、基地局装置101は、UE BからUE Aの信号と同じタイミングで信号を受信した場合に、UE Bの上りリンク信号を正確に受信するためには、UE Aからの信号の影響を抑制する必要がある。基地局装置101は、この時点でUE Aからの信号の受信に成功しており、その信号を既知信号として扱うことができる。このため、基地局装置101は、受信信号からUE Aの信号のレプリカを減算するなどの信号処理により、UE Bの信号に対する干渉成分であるUE Aの信号をキャンセルし、UE Bからの信号を正確に受信することができる。図3(B)の例では、基地局装置101は、UE BからのPUSCHを受信するタイミングにおいて、UE Aからのすでに受信に成功している信号の成分を信号処理によって受信信号から除去して、UE BからのPUSCHを正確に受信することができるようにする。同様に、図3(C)の例では、基地局装置101は、UE BからのPUCCHを受信するタイミングにおいて、すでに受信成功しているUE Aからの信号成分を信号処理によって受信信号から除去して、UE BからのPUCCHを正確に受信することができるようにする。これによれば、優先度の低いUE Aからの上りリンク信号の成功後に、その上りリンク信号と同じタイミングで受信されるUE Bからの上りリンク信号について、干渉の影響を低減して、受信に成功する確率を向上させることができる。
基地局装置101は、UE Bとの通信を行うために無線リソースを使用する間、UE A宛ての信号を送信しない。このとき、UE Aは、自装置が割り当てられた無線リソースの状態が例えば図2(A)のようなものであると認識しているため、その無線リソースでUE B宛てのデータが送信されると、少なくともその無線リソースではデータの受信に失敗することとなる。しかしながら、例えば図2(B)のMPDCCHの最初の2サブフレーム分とPDSCHの最後の4サブフレーム分は、UE A用のデータが送信されているため、UE Aは、この部分の受信により、信号の受信に成功することができる場合もある。一方、UE Bへの無線リソースの割り当てにより、UE Aの通信に使用することができる無線リソースが非常に少なくなった場合などでは、UE Aの通信が成功する確率は非常に低くなる。このため、基地局装置101は、例えばUE Bへの無線リソースの割り当てによる、UE Aの通信品質の劣化の程度を推定して、その程度に応じて、UE Bへは割り当てられない無線リソースでUE Aへの信号を送信するか否かを決定しうる。すなわち、基地局装置101は、例えば、UE Bへの無線リソースの割り当てによってUE Aが使用可能な無線リソースが大きく減少する場合には、通信品質の劣化が大きいと推定し、その無線リソースにおいてUE A宛ての信号を送信しないようにしうる。これにより、UE Aが受信に成功できないことが予想される信号を不必要に送信することによる、他の信号への干渉を抑制することが可能となる。また、このときに、基地局装置101は、例えば第3の端末装置との通信のためにこの使われなくなった無線リソースを使用してもよい。これにより、システム全体としての周波数利用効率を改善することができる。
なお、基地局装置101は、UE Bのトラヒックの送信要求が発生した場合に、UE Bとの通信がUE Aとの通信より優先されるべきか否かを判定し、UE Bの方が優先されるべきと判定した場合に上述の処理を実行しうる。なお、基地局装置101は、例えば、UE Bとの通信が、緊急呼である場合と、リアルタイム通信である場合と、許容遅延を超えている場合との少なくともいずれかの場合に、UE Aとの通信より優先すべきと判定しうる。なお、基地局装置101は、UE Aとの通信が緊急呼である場合と、リアルタイム通信である場合と、許容遅延を超えている場合との少なくともいずれかの場合には、UE Bとの通信が緊急呼である場合と、リアルタイム通信である場合と、許容遅延を超えている場合との少なくともいずれかの場合であっても、UE Bを優先すると判定しなくてもよい。
また、基地局装置101は、UE Aとの通信において繰り返し送信が用いられない場合や、繰り返し送信回数が所定数以下である場合には、上述の処理を実行しなくてもよい。このような場合には、上述のようにしてUE Bの通信を割り込ませなくても、UE Bに対して通信機会を与えるまでの期間を十分に短く抑えることができるからである。また、このような場合にUE Bとの通信を割り込ませないようにすることで、UE Aとの通信に失敗して、その通信を再度やり直すことを防ぐことができる。
(装置構成)
続いて、上述のような処理を実行する基地局装置101の構成例について図4を用いて説明する。基地局装置101は、一例において、プロセッサ401、ROM402、RAM403、記憶装置404、及び通信回路405を含んで構成される。プロセッサ401は、汎用のCPU(中央演算装置)や、ASIC(特定用途向け集積回路)等の、1つ以上の処理回路を含んで構成されるコンピュータであり、ROM402や記憶装置404に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、基地局装置101の全体の処理や、上述の各処理を実行する。ROM402は、基地局装置101が実行する処理に関するプログラムや各種パラメータ等の情報を記憶する読み出し専用メモリである。RAM403は、プロセッサ401がプログラムを実行する際のワークスペースとして機能し、また、一時的な情報を記憶するランダムアクセスメモリである。記憶装置404は、例えば着脱可能な外部記憶装置等によって構成される。通信回路405は、例えば、有線通信又は無線通信用の回路によって構成される。基地局装置101は、UE AやUE Bとの通信のための通信回路405として、例えば、MTCとLTEとのそれぞれのためのベースバンド回路及びRF回路等とアンテナとを含んで構成される。また、基地局装置101の通信回路405は、例えば、他の基地局装置やネットワークノードとの(有線または無線)通信を行うための回路を含んでもよい。なお、図4では、1つの通信回路405が図示されているが、基地局装置101は、複数の通信回路を有しうる。
図5に、基地局装置101の機能構成例を示す。基地局装置101は、一例において、通信部501及び通信制御部502を含んで構成される。また、通信制御部502は、例えば、リソース割当部503、優先度判定部504、及び干渉除去部505を含んで構成される。
通信部501は、UE AやUE Bとの間で通信を行うための機能部である。通信制御部502は、通信部501による通信を制御する。例えば、通信制御部502は、UE AやUE Bとの通信における繰り返し送信回数の決定や、無線リソースの割り当てを行い、各UEとの間で、そのUEに割り当てた無線リソースを用いて通信を行うように通信部501を制御する。
リソース割当部503は、CE modeを用いる場合の繰り返し送信を考慮して周波数/時間の無線リソースを、基地局装置101の展開するセル内に位置するUEに対して割り当てる。また、リソース割当部503は、第1のUEとの優先度の低い通信のために時間的に連続する無線リソースを割り当てている際に、第2のUEとの優先度の高い通信が要求された場合に、その割り当てた無線リソースの少なくとも一部の無線リソースにおいて、第1のUEと通信を行わず、第2のUEと通信を行うように通信部501を制御する。すなわち、優先度の高い通信を、優先度の低い通信に割り込ませるような無線リソース割当制御が実行される。また、リソース割当部503は、このとき、第1のUEの上りリンク通信のために割り当てられている無線リソースにおいて、第2のUEが上りリンク信号を送信しないように、または、第1のUEの上りリンク通信が成功した後にのみその無線リソースにおいて第2のUEの上りリンク通信を許容するように、無線リソース割当を行う。具体的な処理の例については、上述の通りであるため、ここでの説明については省略する。
優先度判定部504は、第2のUEについてトラヒックの送信要求が発生した場合に、その時点においてすでに無線リソースが割り当てられている第1のUEとの間の通信と、第2のUEとの間の通信とのどちらが優先されるべきかを判定する。第2のUEとの通信が優先されるべきと優先度判定部504が判定した場合には、リソース割当部503が、上述のように、第2のUEの通信を第1のUEの通信に割り込ませる等の処理を実行する。一方、第1のUEとの通信が優先されるべきと優先度判定部504が判定した場合には、リソース割当部503は、第2のUEとの通信を第1のUEとの通信に割り込ませず、第1のUEとの通信の後に第2のUEとの通信が行われるように無線リソース制御を実行する。
干渉除去部505は、リソース割当部503によって、第1のUEの上りリンク信号と第2のUEの上りシンク信号とが同時に受信されるような無線リソース割当が行われた場合に、第2のUEの信号の受信精度を向上させるために、第1のUEの上りリンク信号を干渉成分として除去する。干渉除去部505は、第1のUEの上りリンク信号と第2のUEの上りシンク信号とが同時に受信される場合には、第1のUEの上りリンク信号の受信に成功しているため、例えば、その受信に成功した信号内のデータを用いて、レプリカ信号を生成し、受信信号から除去する。より具体的には、第1のUEの信号内のデータに対して、そのデータを含んだ信号を送信する際にUE Aが行う誤り訂正符号化や変調を施し、それらの処理後の信号に対して、第1のUEから基地局装置101までの伝送路に関する伝送路推定値を乗算することによって、第1のUEからの上りリンク信号のレプリカが生成される。そして、これを受信信号から減算することにより、第1のUEからの上りリンク信号の成分が受信信号から取り除かれる。このため、第2のUEからの上りリンク信号に対する第1のUEからの上りリンク信号の干渉の影響を低減することができる。
(処理の流れ)
最後に、上述の基地局装置101が実行する処理の流れについて概略的にまとめる。図6は、基地局装置101が実行する処理の流れを概略的に説明する図である。基地局装置101は、新たなトラヒックの送信要求が発生した場合(S601でYES)に、以下の処理を実行する。そのような要求が存在しない場合には(S601でNO)、図6の残りの処理は実行されない。基地局装置101は、新たなトラヒックの送信要求が発生した時点で、すでに無線リソースを割り当て済みのUEが存在するか否かを判定する(S602)。基地局装置101は、無線リソースを割り当て済みのUEが存在しない場合(S602でNO)は、発生した新たなトラヒックについて、従来と同様にして無線リソースを割り当てれば足りるため、図6の処理を終了する。一方、基地局装置101は、無線リソースを割り当て済みのUEが存在する場合(S602でYES)、その割り当て済みのUEの通信と新たなトラヒックの通信との優先度を比較する(S603)。そして、基地局装置101は、新たなトラヒックの通信の優先度の方が低いと判定した場合(S603でNO)は、その新たなトラヒックを割り込ませずに、割り当て済みのUEの通信を終了後に無線リソースを割り当てて通信を行うため、処理を終了する。一方、基地局装置101は、新たなトラヒックの通信の優先度の方が高いと判定した場合(S603でYES)、割り当て済みの無線リソースを用いて、新たに発生したトラヒックの通信を実行する(S604)。すなわち、新たに発生したトラヒックの通信を、すでに無線リソースの割り当てられた通信に対して割り込ませる。なお、上述の各処理についての詳細は上述のとおりであるため、ここでは繰り返さない。
なお、基地局装置101は、新たに発生したトラヒックの方が優先度が高い場合であっても、緊急呼やリアルタイム通信である場合、又はそのトラヒックの許容遅延を超えている場合などの所定の条件を満たさない限りは、割り込みを許容しないでもよい。
このような処理により、優先度の低い通信が完了しないことによって、優先度の高い通信を実行することができない状態となることを防ぎ、又はその状態が長期化することを防ぐことが可能となる。

Claims (9)

  1. 基地局装置であって、
    端末装置と無線で通信する通信手段と、
    第1の端末装置との通信のためにそれぞれ時間的に連続した1つ以上の第1の無線リソースを割り当てている場合であって、前記第1の端末装置との通信より優先すべき第2の端末装置の通信が要求された場合に、前記1つ以上の第1の無線リソースに含まれる第2の無線リソースにおいて、前記第1の端末装置との通信を行わずに前記第2の端末装置との通信を行うように前記通信手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記第2の端末装置は、前記基地局装置から信号を受信したことに応答して前記基地局装置へ信号を送信するように構成され、
    前記制御手段は、前記1つ以上の第1の無線リソースのうち前記第1の端末装置から前記基地局装置へ信号を送信するために割り当てられる第3の無線リソースにおいて、前記第2の端末装置が前記応答の信号を送信しないように、前記第2の端末装置へ信号を送信するのに用いる第4の無線リソースを割り当てる、
    とを特徴とする基地局装置。
  2. 前記第1の端末装置との間の通信は、信号の繰り返し送信を用いて行われ、
    前記制御手段は、前記1つ以上の第1の無線リソースのうち前記第1の端末装置から前記基地局装置へ信号を送信するために割り当てられる第3の無線リソースの一部において前記第1の端末装置からの信号の受信に成功した場合、前記第3の無線リソースのうちの前記一部においては前記第2の端末装置が信号を送信しないように、かつ、前記第3の無線リソースのうち他の一部においては前記第2の端末装置が信号を送信することを許容するように、前記第2の端末装置へ信号を送信するのに用いる第4の無線リソースを割り当てる、
    ことを特徴とする請求項に記載の基地局装置。
  3. 前記第2の端末装置が前記第3の無線リソースのうち前記他の一部において信号を送信した場合に、前記第1の端末装置から送信され受信に成功した信号の成分を、前記通信手段によって受信した受信信号から除去する除去手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の基地局装置。
  4. 前記1つ以上の第1の無線リソースのうち前記基地局装置から前記第1の端末装置へ信号を送信するために割り当てられる第5の無線リソースのうち、前記第4の無線リソースと異なる無線リソースにおいて、前記第1の端末装置へ信号を送信するように前記通信手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の基地局装置。
  5. 前記制御手段は、要求された通信が、前記1つ以上の第1の無線リソースが割り当てられている前記第1の端末装置との通信より優先されるべきか否かを判定する判定手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の基地局装置。
  6. 前記判定手段は、前記要求された通信が、緊急呼である場合と、リアルタイム通信である場合と、許容遅延を超えている場合との少なくともいずれかの場合に、前記1つ以上の第1の無線リソースが割り当てられている前記第1の端末装置との通信より優先されるべきと判定する、
    ことを特徴とする請求項に記載の基地局装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1の端末装置との間の通信が信号の繰り返し送信を用いて行われる場合に前記制御を行い、前記第1の端末装置との間の通信が信号の繰り返し送信を用いずに行われる場合に前記制御を行わない、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の基地局装置。
  8. 端末装置と無線で通信する通信手段を有する基地局装置の制御方法であって、
    制御手段が、第1の端末装置との通信のためにそれぞれ時間的に連続した1つ以上の第1の無線リソースを割り当てている場合であって、前記第1の端末装置との通信より優先すべき第2の端末装置の通信が要求された場合に、前記1つ以上の第1の無線リソースに含まれる第2の無線リソースにおいて、前記第1の端末装置との通信を行わずに前記第2の端末装置との通信を行うように前記通信手段を制御する制御工程を有し、
    前記第2の端末装置は、前記基地局装置から信号を受信したことに応答して前記基地局装置へ信号を送信するように構成され、
    前記制御工程では、前記1つ以上の第1の無線リソースのうち前記第1の端末装置から前記基地局装置へ信号を送信するために割り当てられる第3の無線リソースにおいて、前記第2の端末装置が前記応答の信号を送信しないように、前記第2の端末装置へ信号を送信するのに用いる第4の無線リソースを割り当てる、
    とを特徴とする制御方法。
  9. 端末装置と無線で通信する通信手段を有する基地局装置に備えられたコンピュータに、
    第1の端末装置との通信のためにそれぞれ時間的に連続した1つ以上の第1の無線リソースを割り当てている場合であって、前記第1の端末装置との通信より優先すべき第2の端末装置の通信が要求された場合に、前記1つ以上の第1の無線リソースに含まれる第2の無線リソースにおいて、前記第1の端末装置との通信を行わずに前記第2の端末装置との通信を行うように前記通信手段を制御させる、
    ためのプログラムであって、
    前記第2の端末装置は、前記基地局装置から信号を受信したことに応答して前記基地局装置へ信号を送信するように構成され、
    前記制御において、前記1つ以上の第1の無線リソースのうち前記第1の端末装置から前記基地局装置へ信号を送信するために割り当てられる第3の無線リソースにおいて、前記第2の端末装置が前記応答の信号を送信しないように、前記第2の端末装置へ信号を送信するのに用いる第4の無線リソースを割り当てさせる、
    ことを特徴とするプログラム
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