JP5460907B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、読み取った画像をPC等の情報処理装置に送信する機能を備えるスキャナやMFP等の画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラムに関する。
スキャナやMFP等の画像処理装置では、読取部で読み取った画像を送信する場合に、疑似プッシュスキャン(PushScan)方式が使用されることがある。
疑似プッシュスキャン方式とは、例えばMFPからプルスキャン(PullScan)ドライバを有するホストPC等の情報処理装置に対して自機でのプルスキャンの実行要求を送信し、ホストPC等からMFPでのスキャンを実行させる方式である。
MFPでスキャンされた画像は、ホストPC等に送信され、ホストPC等は、受信した画像を予め設定した画像の保存先情報に基づいて自身のメモリ等に保存する。これらの手順により、MFPからの指示で所望のホストPC等にスキャンした画像を送信(保存)することが可能となり、疑似的にMFPからのプッシュスキャンが実現される。
この疑似プッシュスキャン方式は、スタンドアロンでプッシュスキャンを行うMFP(特許文献1)と比較し、MFP側で複数の通信プロトコルをサポートする必要がなくコストが抑えられ、また、煩雑なネットワーク設定が不要となりユーザビリティが向上する。
そして、従来では、MFP側から疑似プッシュスキャンを実行する場合、ユーザはMFPの表示部に表示されるホストPC名から所望するものを選択する操作を行っている。
しかし、疑似プッシュスキャン方式でホストPCに設定されているスキャン設定を用いてMFPでスキャンを行う場合、ホストPC側でスキャン機能の設定を複数有していてもホストPCと対応付けられる設定は一つとなる。このため、同一のホストPCにおいて異なる条件(解像度、保存先フォルダ等)でMFPによりスキャンを行う場合、条件ごとにMFPからのスキャン実行に対応するホストPC側のスキャン設定を変更する必要がある。
そこで、MFP側でホストPCが保持する複数のスキャン設定を利用可能とするため、スキャンサーバを用いた技術が提案されている(特許文献2)。
特開2003−198819号公報 特開2001−217980号公報
しかし、上記特許文献2では、サーバを用意する必要があり、また、ホストPCが保持する複数のスキャン設定をジョブテンプレートとして事前にユーザ操作によりサーバに登録する必要があるため処理が煩雑となる。
そこで、本発明は、情報処理装置が保持する複数のスキャン設定を用いて画像処理装置が原稿のスキャンを実行するにあたって、これらの問題をなくすことを目的とする。即ち、専用のサーバや事前の煩雑なユーザ操作をなくして、より利便性が向上した画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、画像処理装置であって、複数の情報処理装置それぞれを示す識別情報を表示部に選択可能に表示する第1の表示制御手段と、前記第1の表示制御手段により前記表示部に表示された複数の識別情報の中から何れかの識別情報が選択されるのに応じて、スキャン設定を特定するための複数のスキャン設定特定情報を前記表示部に選択可能に表示する第2の表示制御手段と、前記第2の表示制御手段により前記表示部に表示された複数のスキャン設定特定情報の中から何れかのスキャン設定特定情報が選択された場合に、当該選択されたスキャン設定特定情報にて特定されるスキャン設定にてスキャンを実行するように、前記選択された識別情報に対応する情報処理装置へ要求する要求手段と、前記要求手段による要求に応じて前記情報処理装置から送信されたスキャン指示であって前記選択されたスキャン設定特定情報によって特定されたスキャン設定を含んだスキャン指示を受信する受信手段と、前記受信手段によるスキャン指示の受信に応じて、前記スキャン指示に含まれたスキャン設定に従って読取部による原稿の画像の読取処理を実行させる読取制御手段と、前記読取部により読み取られた原稿の画像データを前記情報処理装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置が保持する複数のスキャン設定を用いて画像処理装置が原稿のスキャンを実行するにあたって、専用のサーバや事前の煩雑なユーザ操作をなくして、より利便性を向上させることができる。
本発明の画像処理装置の実施形態の一例であるMFPを説明するためのシステム構成図である。 制御部の構成例を説明するためのブロック図である。 MFPのCCD又はCISで読み取られたスキャン画像の蓄積処理について説明するためのブロック図である。 ホストPCからプルスキャンを行う場合に、ホストPCの表示部に表示される画面例を示す図である。 図4に示す画面の設定キーが押下された場合に、ホストPCの表示部に表示される画面例を示す図である。 MFPとホストPCとの間の基本的なシーケンスについて説明するための図である。 ユーザ操作により疑似プッシュスキャンのメニューが選択された場合に、MFPの表示部に表示される選択画面例を示す図である。 MFPの動作例を説明するためのフローチャート図である。 MFPでの登録ホストPC一覧の更新処理を説明するためのフローチャート図である。 ホストPCの動作例を説明するためのフローチャート図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の画像処理装置の実施形態の一例であるMFPを説明するためのシステム構成図である。
図1に示すように、本実施形態のMFP101は、読取部13、画像出力部45、制御部102、及び操作表示部150を備え、LAN等のネットワーク105を介してホストPC103等の情報処理装置と通信可能に接続される。
読取部13は、原稿の画像を読み取る機能を持つスキャナユニット11と、原稿を搬送する機能を持つ原稿給紙ユニット12とで構成され、原稿の画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。
画像出力部45は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット43と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット41と、印字された記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット42とで構成される。
制御部102は、読取部13を制御して原稿の画像データを読み取り、また、画像出力部45を制御して読み取った画像データを記録紙に出力するコピー機能を提供する。また、制御部102は、読取部13で読み取った画像データを、ネットワーク105を介してホストPC103等に送信する機能を提供する。
操作表示部150は、LCD等の表示部135やハードキー等で構成され、MFP101を操作するためのユーザI/Fを提供する。
図2は、制御部102の構成例を説明するためのブロック図である。
図2において、スキャナI/F10には、AFE(アナログフロントエンド)15を介してCCD17、CIS18が接続されている。スキャナI/F10は、CCD17及びCIS18からの読取画像信号を入力処理し、入力された画像データは、メモリ制御部70によりDMA転送されてメインメモリ100上に展開される。
スキャナ画像処理部20は、スキャナI/F10の処理によりメインメモリ100に展開された画像データに対して、画像処理動作モード(カラーコピー、モノクロコピー、カラースキャン、モノクロスキャン等)に応じた画像処理を実行する。
バッファ調停部77は、スキャナI/F10とスキャナ画像処理部間のデータの受け渡しをメインメモリ100上のリングバッファ領域を介して行う場合、データの書き込みと、読み出しを調停する。
プリンタ画像処理部30は、入力する画像データの領域編集や解像度変換処理を行い、処理後の画像データをプリンタ出力するための処理ユニットである。プリンタI/F40は、画像処理部(LBP)45に画像処理結果を出力するためのインタフェースである。
バッファ調停部78は、プリンタ画像処理部30とプリンタI/F40間のデータの受け渡しをメインメモリ100上のリングバッファ領域を介して行う場合、データの書き込みと、読み出しを調停する。バッファ調停部77,78は、基本構成は同一であるが、用途により制御方法が異なる。
JPEGモジュール50及びJBIGモジュール60は、所定の規格に準拠した画像データの圧縮、伸張処理を実行する処理部である。
メモリ制御部70は、画像処理系の第1バス83、第2バス84及びコンピュータ系の第3バスとそれぞれ接続し、メインメモリ(SDRAM)100に対するデータの書き込み、読み出しのためのデータ転送制御を行なう。
DMAC(DMCコントローラ)90は、メモリ制御部70と協働して、ROMISA97を介してROM95と接続される。DMAC90は、外部デバイスや種々のインタフェース制御部170とメインメモリ100との間のデータ授受に関しDMA制御するための所定のアドレス情報を生成、設定する。
画像処理DMAC91は、メモリ制御部70と協働して、各画像処理部10,20,30,40とメインメモリ100との間のデータ授受に関し、DMA制御するための所定のアドレス情報を生成、設定する。
例えば、画像処理DMAC91は、CCD17又はCIS18に応じて、スキャナI/F10で読み取り処理された画像データをメインメモリ100にDMA転送するためのアドレス情報をDMAのチャンネルごとに生成する。また、画像処理DMAC91は、メインメモリ100に展開された画像データをスキャナ画像処理部20にDMA転送する等、各画像処理部10,20,30,40とメインメモリ100間におけるDMA制御をメモリ制御部70と共に司るユニットとして機能する。
ROM95は、CCD17及びCIS18に応じた制御パラメータや制御プログラムデータ等を格納する。このため、CCD17及びCIS18の個別のデータ出力形式に応じた画像データの入力処理が可能となり、専用のインタフェース回路を設ける必要がなくなる。
第1バス83は、メインメモリ100から読み出したデータを画像処理系の処理部10〜60に送出することが可能なバスである。第2バス84は、画像処理系の処理部10〜60から読み出したデータをメインメモリ100に送出することがバスである。第1バス83及び第2バス84は、対になって画像処理ブロックとメインメモリ100間の画像データの授受を行う。第3バス85は、CPU180、インタフェース制御部170、メカトロ系制御部125、画像処理系の制御レジスタ、及びDMAC90が接続するコンピュータ系のバスである。
メカトロ系制御部125には、モータ制御部110と、モータの駆動タイミングや画像処理系の処理の同調を制御するためのタイミング制御を司る割り込みタイマ制御部120とが含まれる。
LCD制御部130は、種々の設定や処理状況等を表示部135に表示するための表示制御を司るユニットである。USBインタフェース140,150は、周辺の機器との接続を可能にするインタフェース部である。MAC(メディアアクセス)制御部160は、接続機器に対してデータをどのタイミングで送出すればよいか等を制御するユニットであり、LAN105等を介して他の機器(ホストPC103やクライアントPC104等)と通信する場合にも使用される。CPU180は、MFP101全体の制御を司る。
次に、図3を参照して、MFP101のCCD17又はCIS18で読み取られたスキャン画像の蓄積処理について説明する。
CCD17又はCIS18でスキャンされた原稿の画像データは、AFE15でA/D変換処理等がされた後、スキャナI/F10を介してスキャン画像処理部20の入力画像バッファ302に蓄積される。この時点では、画像データは、モノクロの場合は1画素につき1バイト、カラーの場合は1画素につき3バイトの多値として扱われている。ここで、入力画像バッファ302は、1ページ分まとめて確保しておく必要はなく、次の2値化処理部303で行う2値化処理の処理単位の大きさ分だけ確保できていればよい。
2値化処理部303では、多値画像を一定のデータ量毎に2値画像に変換して、ページバッファ304に格納する。
次に、操作表示部150でのユーザ操作に基づきCPU180から第3バス85を介して画像回転制御のための設定(たとえば回転の有無、回転方向・角度等)を行い、該設定に応じて画像回転部305で画像回転処理を行う。画像回転処理を行った画像は、ページバッファ306に格納される。その後、ページバッファ306に格納された2値画像は、モノクロの場合はJBIGモジュール60、カラーの場合はJPEGモジュール50でそれぞれエンコード処理が行われ、メインメモリ100に格納される。
ここで、本実施形態では、プルスキャン、疑似プッシュスキャンを行う場合は、ほとんどの画像処理をホストPC103で行うため、画像回転部305での画像回転や画像のエンコード処理を行わず、スキャン画像をそのままメインメモリ100に格納する。なお、ハードウェア構成によっては、スキャン画像をHDDに格納することも可能である。
次に、MFP101からの画像の送信処理について説明する。
CPU180は、ROM95に格納されたプロトコルや送信仕様を実現するための制御プログラムを実行する。具体的には、CPU180は、メインメモリ100に蓄積された画像データに対して符号化、パケットヘッダの付加などを行い、第3バス85からLAN等のネットワーク105を介して例えばホストPC103に送信する。なお、本実施形態では、TCP/IPを利用して、TCP/IP上で疑似プッシュスキャンを行うための通信を行う。疑似プッシュスキャンのためのシーケンスについては、後述する。
次に、図4を参照して、ホストPC103のドライバでの読み取り設定について説明する。
ホストPC103からプルスキャンを行う場合、ホストPC103の不図示の表示部には、ボタン502〜505、及び設定キー506が配置された画面501が表示される。ボタン502〜505には、それぞれどのような読み取りを行うかのカスタムスキャン設定が割り当てられている。そして、ボタン502〜505のいずれかのボタンが押下されることにより、MFP101は、原稿の読み取りを開始し、読み取った画像データをホストPC103に送信する。
設定キー506が押下されると、ホストPC103の表示部には図5に示す画面601が表示される。画面601には、複数のボタン602〜605が配置され、例えば、ボタン602を押下すると、「スキャン1」キーのカスタム設定が行われる。この選択操作により、各フィールド606〜612には以前にユーザが入力した設定値かデフォルトの設定値として表示され、ユーザはこれらの値を所望の値に変更することができる。
例えば、フィールド606では、カスタムスキャンキーの名前そのものを変更することが可能である。後述するが、ここでキーの名前を変更すると、変更したキー名がMFP101の表示部135にも反映される。
フィールド607では、読み取り時の原稿の種類を選択でき、選択肢としては、カラー文書、モノクロ文書などが存在する。フィールド608では、JPEG、TIFF、PDF、BMPなど保存する際のファイルの形式を指定でき、フィールド609では、スキャンを行う原稿のサイズを指定できる。
フィールド610では、スキャンを行う画像の解像度を指定でき、フィールド611では、画像を保存する場所(パス)を指定できる。フィールド612では、保存ファイルの名前を指定できる。
以上のように、フィールド607〜610の設定値に基づいてスキャン画像に画像処理を施し所望の画像を得ることになるが、画像処理はMFP101及びホストPC103のいずれで行ってもよい。本実施形態では、ホストPC103側で画像処理を行うものとする。
なお、疑似プッシュスキャンでは、MFP101側からホストPC103に対してプルスキャンのスタート、つまり図4の画面501のボタン502〜505を押下させる依頼を行うことにより、画像の送信を実現する。
次に、図6を参照して、MFP101とホストPC103との間の基本的なシーケンスについて説明する。
図6において、ステップS731は、ホストPC103にプルスキャンドライバをインストールするステップである。これにより、ホストPC103はプルスキャンを行うことが可能となる。
ステップS732では、ホストPC103がホストPC名およびスキャン設定名を生成するステップである。このステップは、例えば、ホストPC103にドライバがインストールされるタイミング、ホストPC103が起動されるタイミング、ドライバ上のスキャン設定が変更されるタイミング等で実行される。また、このステップは、ホストPC103がMicroSoft社のWindows(登録商標)のようにマルチユーザインターフェースを有する場合のログオンユーザ切り替えタイミングで実行される。
ステップS733では、ホストPC103がステップS732で生成したホストPC名(識別情報)およびスキャン設定名の情報721をMFP101に送信するステップである。ここで、スキャン設定名は、図5におけるボタン602〜605に対応する。また、図4に示すように、スキャン設定のボタン502〜505が複数存在する場合は、情報721はボタン数分だけ送信される。
ステップS711では、MFP101がステップS733でホストPC103から送信された情報721を受信するステップである。MFP101は、受信した情報721を登録し、登録した情報721を表示部135に選択メニュー画面として表示する。
ステップS734では、ホストPC103において、MFP101の操作表示部150でスキャン実行が指示されたか否かを確認するステップである。このステップでは、ホストPC103からMFP101のスキャン実行の状態を確認するためのポーリングパケット722が該MFP101に送信される。
ポーリングパケット722を受信したMFP101は、スキャン実行状態をホストPC103に通知するために、Ackパケット723をホストPC103に送信する。この場合、MFP101は、後述するスキャン実行指示をホストPC103に送信していない場合は、「スキャン指示なし」として返信する。なお、ホストPC103からMFP101へ送信されるポーリングパケットは、スキャナドライバが動作可能である間、定期的に送信される。
ステップS712では、MFP101がスキャンを実行するためのステップである。このステップでは、MFP101は、表示部135にユーザがホストPC及びスキャン設定を選択するための画面(図7)を表示する。図7では、選択画面801のコピー802、FAX803およびスキャン804のいずれかをユーザが操作表示部150のキー操作により選択すると、選択画面810が表示されるが、詳細は後述する。
ステップS735では、ステップS734と同様に、ホストPC103において、MFP101の操作表示部150でスキャン実行が指示されたか否かを確認するステップである。このステップでは、ホストPC103からMFP101のスキャン実行の状態を確認するためのポーリングパケット724が該MFP101に送信される。
ポーリングパケット724は、ポーリングパケット722と同様に、MFP101のスキャン実行状態を確認するためのものである。
ステップS713では、MFP101は、ステップS712で選択されたホストPC名とスキャン設定名に基づき、スキャン実行指示を送信するホストPCおよび該ホストPCに設定されているスキャン設定を決定する。
ここで、MFP101は、受信したポーリングパケット724の送信元であるホストPC103がステップS712で選択されたホストPC名と一致しない場合は、上記同様に、「スキャン指示なし」のAckパケット723をホストPC103に送信する。
一方、MFP101は、受信したポーリングパケット724の送信元であるホストPC103がステップS712で選択されたホストPC名と一致する場合は、ホストPC103に対して情報725を送信する。情報725には、ステップS712で選択されたスキャン設定名とスキャン実行指示(プルスキャン開始要求)が含まれる。
ステップS736では、ホストPC103は、MFP101からの情報725を受信し、プルスキャンを開始する。このとき、ホストPC103は、受信した情報725の内容に基づき、図4のボタン502〜505のいずれのカスタムスキャン設定によるプルスキャンを開始するかを判断する。そして、ホストPC103は、前記判断した内容でスキャンするようにMFP101に対して読取開始指示情報726を送信する。
ステップS714では、MFP101は、ホストPC103から送信された読取開始指示情報726に基づいて読取部13による原稿の読取処理を開始し、読み取った原稿の画像データ727をホストPC103に送信する。尚、S714の処理は、本実施例における第2の送信手段の一例である。
ステップS737では、ホストPC103は、受信した画像データ727に対して、指定されたスキャン設定のパラメータに基づき画像処理を行い、図5の画面の「保存設定」のフィールド(保存する場所)611で指定されたフォルダに格納する。
次に、図8を参照して、MFP101の動作例について説明する。図8での各処理は、MFP101のROM95等に記憶された制御プログラムが不図示のRAMにロードされて、CPU180により実行される。
ステップS901では、CPU180は、MFP101に保持されているホストPC名の一覧を参照し、ステップS902に進む。
ステップS902では、CPU180は、ホストPC名の一覧に複数のホストPC名が登録されているか否かを判断する。そして、CPU180は、ホストPC名の一覧に複数のホストPC名が登録されている場合は、ステップS903に進み、1つのみのホストPC名が登録されている場合は、ステップS905に進む。
ステップS903では、CPU180は、図7の画面810に示すように、登録されているホストPC名の一覧を表示部135に表示して、ユーザによる操作表示部150のキー操作により画面810からホストPC名を選択させ、ステップS904に進む。
ステップS904では、CPU180は、画面810上で、ユーザが操作表示部150を操作して選択したホストPC名(811又は812)をOKキーの押下により確定した場合は、ステップS905に進む。また、CPU180は、画面810上で、ユーザが操作表示部150を操作してホストPC名(811又は812)を選択し、スタートキー405の押下した場合は、ステップS910に進む。
ステップS910では、CPU180は、ステップS904で選択操作されたホストPC名のホストPCに登録されている図4のボタン502〜505のスキャン設定の中で、最も若い番号のボタンに登録されている設定をデフォルト設定とする。そして、CPU180は、デフォルトのスキャン設定を用いてスキャンを実行するようにホストPC103に対してスキャン設定名及びスキャン実行指示を送信し、処理を終了する。
ステップS905では、CPU180は、ホストPCに登録されているスキャン設定名が複数存在するか否かを判断し、複数存在する場合は、ステップS906へ進み、一つのみの場合は、ステップS908に進む。
ステップS908では、CPU180は、ホストPCに登録されている一つのスキャン設定を用いてスキャンを実行するようにホストPC103に対してスキャン設定名及びスキャン実行指示を送信し、処理を終了する。
ステップS906では、CPU180は、図7の画面820に示すように、登録されているスキャン設定名を表示部135に表示し、ステップS907に進む。
ステップS907では、CPU180は、画面820上で、ユーザが操作表示部150を操作して選択操作したスキャン設定名をOKキーの押下により確定すると、ステップS909に進む。
ステップS909では、CPU180は、ステップS907で確定したスキャン設定を用いてスキャンを実行するようにホストPC103に対してスキャン設定名及びスキャン実行指示を送信し、処理を終了する。
尚、S903,S904,S906,S907,S909の処理は、それぞれ本実施例における第2の表示手段、第2の確定手段、第1の表示手段、第1の確定手段、第1の送信手段の一例である。
図9は、MFP101での登録ホストPC一覧の更新処理を説明するためのフローチャート図である。図9での各処理は、MFP101のROM95等に記憶された制御プログラムが不図示のRAMにロードされて、CPU180により実行される。
ステップS1001では、CPU180は、ホストPC103からのポーリングタイムアウトを監視するためのカウンタ値を所定のタイムアウト時間Nに設定し、ステップS1002に進む。
ステップS1002では、CPU180は、ホストPC103からのポーリングパケットを受信したか否かを判断し、受信した場合は、ステップS1006に進み、受信しない場合は、ステップS1003に進む。
ステップS1003では、CPU180は、ポーリングパケットを受信しなかったので、ポーリングタイムアウトのカウンタ値を減算(カウンタ値=カウンタ値−1)し、ステップS1004に進む。
ステップS1004では、CPU180は、カウンタ値が0か否かを確認する。そして、CPU180は、カウンタ値が0でない場合は、ホストPC103との通信はタイムアウトでないと判断して、ステップS1002に戻り、カウンタ値が0の場合は、ホストPC103との通信がタイムアウトしたと判断し、ステップS1005に進む。
ステップS1005では、CPU180は、タイムアウトしたホストPC103を登録ホストPC一覧から削除し、処理を終了する。
ステップS1006では、CPU180は、ポーリングパケットを送信したホストPC103が登録ホストPC一覧に登録されているか否かを確認する。そして、CPU180は、ホストPC103が登録ホストPC一覧に登録されている場合は、ステップS1008に進み、ホストPC103が登録ホストPC一覧に未登録の場合は、ステップS1007に進む。
ステップS1007では、CPU180は、未登録のホストPC103から受信したポーリングパケットに基づき、該ホストPC103のホストPC名を登録ホストPC一覧に登録し、ステップS1008に進む。
ステップS1008では、CPU180は、受信したポーリングパケットにおいてスキャン設定名の変更が通知されているか否かを確認する。なお、このステップでは、ステップS1007で新規に登録されたホストPC103のスキャン設定名についても同様に確認する。
そして、CPU180は、スキャン設定名が変更されていない場合は、ステップS1001へ戻って、タイムアウトのカウンタ値を初期状態に戻して処理を継続し、スキャン設定名が変更されていた場合は、ステップS1009へ進む。
ステップS1009では、CPU180は、スキャン設定名の再登録を行った後、ステップS1001へ戻って、タイムアウトのカウンタ値を初期状態に戻し、処理を継続する。
次に、図10を参照して、ホストPC103の動作例について説明する。図10での各処理は、ホストPC103の不図示のROMやHDD等に記憶された制御プログラムが不図示のRAMにロードされて、不図示のCPUにより実行される。
ステップS1101では、CPUは、MFP101に設定するホストPC名が変更されているか否かを確認する。そして、CPUは、ホストPC名が変更されている場合は、ステップS1102に進み、ホストPC名が変更されていない場合は、ステップS1103に進む。
ステップS1102では、CPUは、変更されたホストPC名の情報をポーリングパケットに付加し、ステップS1103に進む。
ステップS1103では、CPUは、ホストPC103に登録されているスキャン設定の名称が変更されているか否かを確認する。そして、CPUは、スキャン設定名が変更されている場合は、ステップS1104に進み、スキャン設定名が変更されていない場合は、ステップS1105に進む。
ステップS1104では、CPUは、変更されたスキャン設定名の情報をポーリングパケットに付加し、ステップS1105に進む。
ステップS1105では、CPUは、生成されたポーリングパケットをMFP101に送信し、ステップS1106に進む。
ステップS1106では、CPUは、送信したポーリングパケットの返信情報722又は725(図6)をMFP101から受信し、受信した返信情報を基に、スキャン実行可能か否かを確認する。そして、CPUは、スキャン実行が不可能な場合は、ステップS1101に戻り、スキャン実行が可能な場合は、ステップS1107に進む。
ステップS1107では、CPUは、MFP101で指示されたスキャン設定を用いてプルスキャンを実行し、ステップS1101に戻り、処理を継続する。
以上説明したように、本実施形態では、ホストPC103が保持する複数のスキャン設定を、MFP101の表示部135の画面から選択可能にして選択したスキャン設定で原稿のスキャンを実行することができる。また、定期的にホストPC103がスキャン設定をMFP101に通知(ポーリング)するので、スキャン設定を変更した場合にその都度ユーザがMFP101を操作してMFP101に保持されるスキャン設定の内容を手動で変更しなくてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
また、本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)を画像処理装置や情報処理装置等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
10 スキャナI/F
13 読取部
15 AFE
17 CCD
18 CIS
20 スキャナ画像処理部
45 画像出力部
70 メモリ制御部
95 ROM
100 メインメモリ
101 MFP
102 制御部
103 ホストPC
105 ネットワーク
135 表示部
150 操作表示部
180 CPU

Claims (10)

  1. 画像処理装置であって、
    複数の情報処理装置それぞれを示す識別情報を表示部に選択可能に表示する第1の表示制御手段と、
    前記第1の表示制御手段により前記表示部に表示された複数の識別情報の中から何れかの識別情報が選択されるのに応じて、スキャン設定を特定するための複数のスキャン設定特定情報を前記表示部に選択可能に表示する第2の表示制御手段と、
    前記第2の表示制御手段により前記表示部に表示された複数のスキャン設定特定情報の中から何れかのスキャン設定特定情報が選択された場合に、当該選択されたスキャン設定特定情報にて特定されるスキャン設定にてスキャンを実行するように、前記選択された識別情報に対応する情報処理装置へ要求する要求手段と、
    前記要求手段による要求に応じて前記情報処理装置から送信されたスキャン指示であって前記選択されたスキャン設定特定情報によって特定されたスキャン設定を含んだスキャン指示を受信する受信手段と、
    前記受信手段によるスキャン指示の受信に応じて、前記スキャン指示に含まれたスキャン設定に従って読取部による原稿の画像の読取処理を実行させる読取制御手段と、
    前記読取部により読み取られた原稿の画像データを前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記複数のスキャン設定のそれぞれは、複数の設定項目を含み、前記情報処理装置においてスキャン設定特定情報と対応づけて登録されていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の表示制御手段は、複数の情報処理装置それぞれから送信された各情報処理装置の識別情報を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の表示制御手段は、前記第1の表示制御手段によって前記表示部に表示された識別情報の中から選択された識別情報が示す情報処理装置から送信された複数のスキャン設定特定情報を表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 複数の情報処理装置それぞれから送信されたスキャン設定特定情報を保存する保存手段と、
    前記複数の情報処理装置それぞれから定期的に送信されるスキャン設定特定情報に基づいて、前記保存手段に保存されるスキャン設定特定情報を変更する変更手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記情報処理装置から所定の時間の間にスキャン設定特定情報が送信されなかった場合、前記保存手段に保存されているスキャン設定特定情報を削除する削除手段を更に有することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記スキャン設定特定情報は、前記情報処理装置において予め設定されたスキャン設定を特定するための特定情報であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記スキャン設定特定情報は、スキャン設定の内容を示す名称であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置の制御方法であって、
    複数の情報処理装置それぞれを示す識別情報を表示部に選択可能に表示する第1の表示制御ステップと、
    前記第1の表示制御ステップにより前記表示部に表示された複数の識別情報の中から何れかの識別情報が選択されるのに応じて、スキャン設定を特定するための複数のスキャン設定特定情報を前記表示部に選択可能に表示する第2の表示制御ステップと、
    前記第2の表示制御ステップにおいて前記表示部に表示された複数のスキャン設定特定情報の中から何れかのスキャン設定特定情報が選択された場合に、当該選択されたスキャン設定特定情報にて特定されるスキャン設定にてスキャンを実行するように、前記選択された識別情報に対応する情報処理装置へ要求する要求ステップと、
    前記要求に応じて前記情報処理装置から送信されたスキャン指示であって前記選択されたスキャン設定特定情報によって特定されたスキャン設定を含んだスキャン指示を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップによるスキャン指示の受信に応じて、前記スキャン指示に含まれたスキャン設定に従って読取部による原稿の画像の読取処理を実行させる読取制御ステップと、
    前記読取部により読み取られた原稿の画像データを前記情報処理装置に送信する送信ステップと、
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  10. 請求項9記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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