JP5459152B2 - 接続端子および非接触給電システム - Google Patents

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本発明は、電線と他の部材とを接続する接続端子に関し、特に大電流が流される給電経路の継ぎ目部分に用いられる接続端子および当該接続端子を備える非接触給電システムに関する。
従来、半導体デバイス等の製造工場では、製造物およびその材料の運搬のために、軌道に沿って走行する無人搬送車が用いられる。また、半導体デバイス等の清浄な環境が要求される工場では、粉塵の発生を抑制するという観点から、無人搬送車への給電方式として一般に非接触給電方式が採用される。
具体的には、無人搬送車には、軌道に沿って敷設された給電線から電磁誘導現象により非接触で受電することのできる受電ユニットが備えられる。無人搬送車は、この受電ユニットを介して給電線からの電力の供給を受けながら軌道に沿って走行する。
このように、非接触給電方式により無人搬送車を駆動する場合、給電線に流される電流は非常に大きく、例えば、100アンペアを超える場合もある。
そのため、例えば、電力供給側の端子台と給電線との接続部分である電線接続部分では、接触抵抗の増大に起因して高熱が発生する場合がある。
そこで、非接触給電システムにおける高熱の発生を検知するための技術も開示されている。例えば特許文献1には、電線接続部分の近傍にサーモスタットを備えることで、当該電線接続部分における高熱の発生を検知する構成が開示されている。
特許第4211836号公報
しかしながら、従来では、電線接続部分における確実な発熱の検知は困難であった。
図8は、従来の、電線接続部分における発熱検知のための温度センサの配置位置を示す図である。
図8では、給電線510と端子台610とが、接続端子520を介して接続されている。具体的には、給電線510の端部が電線接続部521に挿入された状態で電線接続部521がかしめられ、これにより給電線510と接続端子520とが連結される。
さらに、接続端子520のボルト当接部523と、端子台610とが金属製のボルト620で締結され、これにより、給電線510と端子台610とが接続端子520を介して接続される。なお、図8ではボルト620と螺合するナットの図示は省略している。
このように接続された給電線510と端子台610との接続部分、具体的には、接続端子520、ボルト620、および端子台610の相互間の接触部分における高熱の発生を検知するために、従来では、図8に示すように、電線接続部521または端子台610の少なくとも一方に温度センサ(740または741)が取り付けられる。
ここで、例えば、ボルト620が緩むことで、図9に示すように接続端子520が端子台610に対して傾いた場合を想定する。
この場合、例えば、図9に示す[a]および[b]の少なくとも一方で接触抵抗が増大し高熱が発生する可能性がある。
しかし、このような場合、温度センサ740および温度センサ741のいずれも、この高熱の発生を正確に検知するための取り付けが困難である。これは以下の理由による。
すなわち、電線接続部521の周面はほぼ曲面で構成され、かつ、凹凸も多い。そのため、温度センサ740を電線接続部521に取り付ける場合、温度センサ740と電線接続部521との接触面積を、正確な温度検知に十分なだけ確保するのは困難である。
そのため、温度センサ740が、所定の閾値を越える発熱である異常発熱を検知した時点では、[a]または[b]の部分が当該閾値を大きく越えた温度になっている可能性がある。
また、温度センサ740は、結束バンドまたは熱収縮チューブなどで電線接続部521に密接するように取り付けられるが、電線接続部521の現実の形状は、電線接続部521ごとに様々である。そのため、複数の接続端子520のそれぞれにおける温度センサ740による温度検知の性能が一定ではないという問題も生じる。
また、端子台610に取り付けられた温度センサ741について検討すると、端子台610は一般に、体積および表面積が比較的大きく、そのために放熱効果が大きい。従って、例えば[b]で高熱が発生した場合であっても、端子台610の放熱効果が大きいことにより、温度センサ741による当該高熱の発生の迅速な検知が妨げられる。
また、例えば[a]で高熱が発生した場合は、[b]で高熱が発生した場合以上に、温度センサ741への熱伝達量が小さい。そのため、温度センサ741は[a]での高熱の発生の検知が困難である。
本発明は、上記従来の課題を考慮し、電線と他の部材とを電気的に接続するための接続端子であって、当該接続部分の異常発熱の検知の確実性を向上させることのできる接続端子、および異常発熱の検知の確実性が向上された非接触給電システムを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するため、本発明の一態様に係る接続端子は、電線と他の部材とを電気的に接続するための接続端子であって、前記電線と接続される電線接続部と、前記他の部材と前記接続端子とを締結部材で締結するための孔が形成された締結部材当接部と、温度センサを前記接続端子に取り付けるためのセンサ取付部であって、前記電線接続部および前記締結部材当接部と一体に設けられ、かつ、前記電線接続部および前記締結部材当接部とは異なる位置に配置されたセンサ取付部とを備える。
この構成によれば、温度センサは、当該接続端子に設けられた温度センサの取り付けのための専用部分に取り付け可能である。
従って、電線接続部の形状に影響されることなく、かつ、接続相手である他の部材の放熱効果の大きさに影響されることなく、温度センサによる、正確な温度の検知が可能となる。
つまり、本態様の接続端子によれば、電線と他の部材との電気的な接続部分における異常発熱の発生の検知の確実性が向上する。
また、本発明の一態様に係る接続端子において、前記センサ取付部は、当該接続端子において、前記締結部材当接部を挟んで前記電線接続部とは反対側に配置されているとしてもよい。
この構成によれば、例えば、従来の接続端子の製造方法を用いて、センサ取付部を備える接続端子を製造することができる。そのため、例えば、本態様の接続端子を安価に製造することができる。
また、本発明の一態様に係る接続端子において、前記センサ取付部は、当該接続端子において、前記締結部材当接部に対して前記電線接続部と同じ側に配置されているとしてもよい。
この構成によれば、例えば、他の部材である端子台側にセンサ取付部のためのスペースがない場合であっても、当該端子台に本態様の接続端子を接続することができる。
このように、センサ取付部は、電線接続部および締結部材当接部に対して様々な位置に配置可能である。そのため、例えば、接続端子が用いられる位置の周囲の空間の形状に応じて、センサ取付部の最適な配置位置を決定することができる。
また、本発明の一態様に係る非接触給電システムは、給電経路に沿って移動する移動体に非接触で電力を供給するための非接触給電システムであって、前記給電経路を形成する給電線に接続される、上記いずれかの態様に係る接続端子と、前記接続端子に取り付けられた温度センサによる検知結果に基づいて異常発熱を検知した場合、異常発熱の発生を報知する報知部とを備える。
この構成により、大電流が流される給電経路の継ぎ目部分における異常発熱の発生が確実に検出され、かつ報知される。つまり、本発明により、従来より安全な非接触給電システムを提供することが可能となる。
本発明によれば、電線と他の部材とを電気的に接続するための接続端子であって、当該接続部分における異常発熱の発生の検知の確実性を向上させることのできる接続端子を提供することができる。
また、本発明によれば、異常発熱の検知の確実性が向上された非接触給電システムを提供することができる。
本発明の実施の形態における非接触給電システムの概要を示す図である。 本発明の実施の形態の非接触給電システムにおける、天井走行車に対する非接触給電の仕組みを説明するための図である。 本発明の実施の形態における接続端子の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態における接続端子の構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態における接続端子と端子台とを締結するボルトが緩んだ状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態における接続端子の第一の変形例を示す側面図である。 本発明の実施の形態における接続端子の第二の変形例を示す平面図である。 従来の、電線接続部分における発熱検知のための温度センサの配置位置を示す図である。 従来の、電線接続部分におけるボルトが緩んだ状態を示す側面図である。
本発明の実施の形態における接続端子および非接触給電システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態における非接触給電システムの概要を示す図である。
図1に示す非接触給電システム100は、無人搬送車の一種である天井走行車200に対して電力を供給するシステムである。天井走行車200は、本発明の非接触給電システムにより電力の供給を受ける移動体の一例である。
天井走行車200は、電力供給装置400から供給される電力を、軌道150に沿って敷設された給電線を介して非接触で受け取ることができる。これにより、天井走行車200は、電力供給を受けながら軌道150に沿って移動することができる。
また、天井走行車200は、物品を保持する保持部205を有する。天井走行車200は、保持部205により、軌道150の下方に配置されたポート(図示せず)、および、物品の一時的な保管場所である載置台300に対する物品の受け渡しを行うことができる。
ここで、本実施の形態の非接触給電システム100は、複数の天井走行車200に非接触で電力供給するシステムであり、給電経路には例えば数10アンペア〜100アンペア超の大電流が流される。そのため、例えば給電経路の継ぎ目部分において電気抵抗が増加した場合、当該部分で異常発熱が発生する可能性がある。
そのため、非接触給電システム100は、異常発熱報知部160を備えている。異常発熱報知部160は、給電経路の継ぎ目部分に配置された接続端子に取り付けられた温度センサの検知結果に基づいて異常発熱を検知した場合、異常発熱の発生を報知する装置である。
本実施の形態における接続端子およびその変形例については、図3〜図7を用いて後述する。
図2は、本発明の実施の形態の非接触給電システム100における、天井走行車200に対する非接触給電の仕組みを説明するための図である。
図2は、具体的には、天井走行車200の上部の、正面から見た断面構造を示している。
図2に示すように、天井走行車200は、フレーム210の上部に取り付けられたガイド輪212と駆動輪215とを備える。
駆動輪215は軌道150の内側上面に当接し、かつ、図示しないモータにより回転駆動されることで、天井走行車200を軌道に150沿って走行させることができる。
また、複数のガイド輪212が、軌道150の内面に当接しており、これにより、天井走行車200の安定的な走行が図られる。
また、フレーム210の下部には受電ユニット220が配置されている。受電ユニット220は、軌道に150沿って敷設された給電線110に近接した位置に、ピックアップコイル(図示せず)を有し、ピックアップコイルに発生する誘導電流から電力を取り出す。
つまり、天井走行車200は、受電ユニット220を介して給電線110からの電力の供給を受けることができる。
なお、本実施の形態では、天井走行車200は左右に受電ユニット220を備えている。これは、軌道150のレイアウトに応じて、天井走行車200の走行方向に対し左または右の少なくともいずれか一方に上下一対の給電線110が敷設されるためである。
つまり、天井走行車200は、左側の上下一対の給電線110、および、右側の上下一対の給電線110のいずれからも電力の供給が受けられるように、左右に受電ユニット220を備えている。そのため、左側および右側のいずれか一方にのみ給電線110が敷設される場合は、それに対応する位置に受電ユニット220が配置されればよい。
このような構成を有する非接触給電システム100における給電経路の継ぎ目部分には、本発明の実施の形態の接続端子が用いられる。これにより、給電経路の継ぎ目部分における異常発熱発生の検知の確実性が向上される。
図3は、本発明の実施の形態における接続端子の構成を示す側面図である。
図4は、本発明の実施の形態における接続端子の構成を示す平面図である。
なお、図3、図4および後述する図5〜図7のそれぞれにおいて、ボルト420と螺合するナットの図示は省略されている。また、図4および後述する図7では、端子台410およびボルト420の図示は省略されている。
本発明の実施の形態における接続端子120は、電線と他の部材とを電気的に接続するための部材であり、図3および図4に示すように、給電線110と接続される電線接続部121、および、ボルト当接部123を備える。ボルト当接部123には、端子台410と接続端子120とを、締結部材である金属製のボルト420で締結するための孔が形成されている。
電線接続部121は、図3および図4の紙面に垂直な断面形状が略円筒形状であり、接続端子120は、全体として、一般に丸端子と呼ばれる形状である。
また、電線接続部121の内方に給電線110の端部が挿入された状態で電線接続部121がかしめられ、これにより、接続端子120は給電線110に接続される。
接続端子120はさらに、温度センサ140を接続端子120に取り付けるためのセンサ取付部125を備える。センサ取付部125は、電線接続部121およびボルト当接部123と一体に設けられ、かつ、電線接続部121およびボルト当接部123とは異なる位置に配置されている。
センサ取付部125は、より詳細には、温度センサ140の取り付け面の形状に対応した形状をしている。本実施の形態において、温度センサ140の取り付け面は平面であるため、センサ取付部125は平面を有している。これにより、温度センサ140とセンサ取付部125との接触面積は、温度センサ140による正確な温度検知に十分なほどに確保される。
なお、端子台410には、電力供給装置400からの電力が、直接または他の給電線を介して供給されており、この電力は接続端子120を介して、接続端子120に接続された給電線110に送られ、天井走行車200に供給される。
このように構成された接続端子120において、図3および図4に示すようにセンサ取付部125に温度センサ140が取り付けられた場合、ボルト420の近傍の接続端子120および端子台410の部分における高熱の発生を確実に検知することができる。
図5は、本発明の実施の形態における接続端子120と端子台410とを締結するボルト420が緩んだ状態を示す側面図である。
例えば、振動等の要因により、ボルト420が緩んだ場合を想定する。この場合、例えば図5に示すように、接続端子120が端子台410に対して傾くことになる。
また、本実施の形態の非接触給電システム100は上述のように大電流が流れるシステムであり、その結果、図5に示す[A]または[B]の少なくともいずれか一方で接触抵抗の増大により異常発熱が発生する可能性がある。
しかしながら、[A]および[B]のいずれで異常発熱が発生した場合であっても、センサ取付部125に取り付けられた温度センサ140は、迅速に異常発熱の発生を検知することができる。
具体的には、温度センサ140が取り付けられているセンサ取付部125は、接続端子120の一部分である。即ち、温度センサ140は接続端子120に直接取り付けられている。従って、異常発熱の発生箇所からの熱伝達における熱の減衰量は極めて小さく、異常発熱の発生を確実かつ迅速に検知することが可能である。
さらに、センサ取付部125は、温度センサ140の取り付けのための専用部分として設けられている。そのため、従来の接続端子のように、温度センサ140との接触面積が十分でないという問題も発生しない。なお、図3〜図5のそれぞれにおいて図示は省略されているが、温度センサ140は、センサ取付部125に密接した状態で、例えば熱収縮チューブによって固定される。
また、非接触給電システム100において、複数の接続端子120を用いた場合であっても、これら接続端子120のそれぞれに対し、温度センサ140を同じように密接させることができる。つまり、これら接続端子120における温度センサ140による温度検知の性能の間に差異はほとんどなく、いずれも同様に高水準である。
このようにして、温度センサ140が異常発熱を検知した場合、具体的には、温度センサ140が検知した温度が、所定の閾値を超えた場合、異常発熱報知部160は、音声、画像、振動、または光など所定の方法で、異常発熱を報知する。
これにより、非接触給電システム100の管理者は、異常発熱の発生を知ることができ、その後の適切な処置を実行することができる。
このように、本実施の形態における接続端子120は、温度センサ140の取り付けのためのセンサ取付部125を備えており、これにより、給電線110と端子台410との接続部分において発生する異常発熱の検知の確実性を向上させることができる。
なお、図5を用いて、ボルト420の緩みに起因して接触抵抗が増大し、その結果、異常発熱が発生する場合について説明したが、他の原因により、異常発熱が発生する場合もある。
例えば、電線接続部121におけるかしめが十分でなく、接続端子120と電線接続部121との間における接触抵抗が増加する場合に、電線接続部121において異常発熱が発生することがある。
このような場合であっても、温度センサ140は、センサ取付部125に取り付けられていれば、電線接続部121における異常発熱の発生を確実に検知することができる。
また、図3〜図5に示す接続端子120において、センサ取付部125は、ボルト当接部123を挟んで電線接続部121とは反対側に配置されている。しかしながら、センサ取付部125は他の位置に配置されてもよい。
図6は、本発明の実施の形態における接続端子120の第一の変形例を示す側面図であり、図7は、本発明の実施の形態における接続端子120の第二の変形例を示す平面図である。
例えば図6に示すように、センサ取付部125は、接続端子120において、ボルト当接部123に対して電線接続部121と同じ側に配置されてもよい。
例えば、非接触給電システム100において、温度センサ140のケーブルを給電線110の方向(図6における左方向)に向けたほうが効率的なケーブルの配線ができる場所については、図6に示す接続端子120を採用することが考えられる。
また、例えば図7に示すように、センサ取付部125は、接続端子120において、ボルト当接部123の側方に配置されてもよい。つまり、平面視において、電線接続部121とボルト当接部123との並び方向からずれた位置にセンサ取付部125が配置されてもよい。
例えば、非接触給電システム100において、ボルト当接部123の側方に空間的な余裕が発生する場所については、図7に示す接続端子120を採用することが考えられる。
以上説明した、図6および図7のそれぞれに示す接続端子120におけるセンサ取付部125は、いずれも、電線接続部121およびボルト当接部123と一体に設けられ、かつ、電線接続部121およびボルト当接部123とは異なる位置に配置されている。
従って、いずれも、給電線110と端子台410との接続部分において発生する異常発熱の検知の確実性を向上させることができる。
以上、本発明の接続端子および非接触給電システムについて、実施の形態に基づいて説明した。しかしながら、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものも、あるいは、上記説明された複数の構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、本発明の実施の形態における非接触給電システム100による電力の供給先は、天井走行車200でなくてもよく、例えば、地上に設けられたレール上を走行する無人搬送車であってもよい。
また、例えば本発明の実施の形態における接続端子120が備える電線接続部121は、かしめられることで給電線110と接続されるとした。しかしながら、電線接続部121は、他の手法で給電線110と接続されてもよく、例えば、はんだにより電線接続部121と給電線110とが接続されていてもよい。
本発明の接続端子は、当該接続端子に取り付けられた温度センサに、異常発熱を確実に検知させることができる。そのため、例えば大電流が流される給電経路の継ぎ目部分に用いられる接続端子として有用である。
また、本発明の非接触給電システムは、本発明のいずれかの態様に係る接続端子を備えている。そのため、異常発熱の発生を確実に検知できる安全性の高い非接触給電システムが実現される。従って、本発明の非接触給電システムは、例えば、無人搬送車に電力を供給する非接触給電システムとして有用である。
100 非接触給電システム
110 給電線
120 接続端子
121 電線接続部
123 ボルト当接部
125 センサ取付部
140 温度センサ
150 軌道
160 異常発熱報知部
200 天井走行車
205 保持部
210 フレーム
212 ガイド輪
215 駆動輪
220 受電ユニット
300 載置台
400 電力供給装置
410 端子台
420 ボルト

Claims (2)

  1. 電線と他の部材とを電気的に接続するための接続端子であって、
    前記電線と接続される電線接続部と、
    前記他の部材と前記接続端子とを締結部材で締結するための孔が1つのみ形成された締結部材当接部と、
    温度センサを前記接続端子に取り付けるためのセンサ取付部であって、前記電線接続部および前記締結部材当接部と一体に設けられ、かつ、前記電線接続部および前記締結部材当接部とは異なる位置に配置されたセンサ取付部とを備え、
    前記センサ取付部は、当該接続端子において、前記締結部材当接部を挟んで前記電線接続部とは反対側に配置されており、
    前記接続端子は、前記締結部材当接部を1つのみ備える
    接続端子。
  2. 給電経路に沿って移動する移動体に非接触で電力を供給するための非接触給電システムであって、
    前記給電経路を形成する給電線に接続される、請求項に記載の接続端子と、
    前記接続端子に取り付けられた温度センサによる検知結果に基づいて異常発熱を検知した場合、異常発熱の発生を報知する報知部と
    を備える非接触給電システム。
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