JP5454878B2 - Rofシステム、親局装置、及び伝送路遅延時間調整方法 - Google Patents

Rofシステム、親局装置、及び伝送路遅延時間調整方法 Download PDF

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本発明は、光信号伝送路の遅延時間を調整できるROFシステム、親局装置、及び伝送路遅延時間調整方法に関する。
放送や携帯電話等のシステムでは、地下街や高層ビル内等に、基地局からの電波が届きにくい電波不感地帯が生じることがある。このような場所では、無線信号で光信号を強度変調し、光ファイバで伝送するROF(radio over fiber)技術によって信号の伝送が行われる。
ROFシステムの親局装置と各子局装置は、光ファイバケーブルによって接続されており、親局装置と子局装置との間では光信号によってデータの伝送が行われる。一般に、親局装置との間の伝送路長はそれぞれの子局装置の設置位置で異なり、これに伴って伝送路に生じる遅延時間もそれぞれの子局装置で異なる。
伝送路に生じる回線遅延の影響を排除する方法として、特許文献1には、回線ごとの回線遅延と遅延調整量の和が同じ値になるように、タイミング調整部によって調整する技術が記載されている。
特開2006−270573号公報(段落0044、図3)
一般に、親局装置又は子局装置の送受信ポートには、FIFO(First In First Out)方式で信号を読み出す機構が用いられている。このような場合、送受信ポートに信号が入力するタイミングがFIFOのクロックに対して不確定であるために、子局装置から親局装置へ向かうアップリンクの遅延時間に変動が生じることがある。このため、特許文献1のように各伝送路の遅延量を揃えたとしても、FIFO方式の読み出しのために遅延時間が吸収されてしまいかねない。
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、FIFO方式のデータ読み出しによる遅延時間の変動を抑制するROFシステム、親局装置、及び伝送路遅延時間調整方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係るROF(radio over fiber)システムは、親局装置と子局装置が光信号伝送路を介して通信を行うROFシステムであって、前記親局装置は、前記子局装置から前記伝送路を介して送られたデータを、所定のクロックに同期したFIFO(First In First Out)方式で読み出す読み出し手段と、前記子局装置から送られたデータの伝送を遅延させる第1の遅延手段と、前記読み出し手段にデータが入力するタイミングと前記読み出し手段からデータが出力されるタイミングとが、それぞれ前記クロックの1周期内で一定となるよう、前記第1の遅延手段の遅延量を設定する遅延制御手段を備え、前記子局装置は、前記遅延制御手段によって設定された遅延に応じて前記親局装置から送られたデータの伝送を遅延させる第2の遅延手段を備える。
本発明の一実施形態に係る親局装置は、子局装置と光信号伝送路を介して通信を行う親局装置であって、前記子局装置から前記伝送路を介して送られたデータを、所定のクロックに同期したFIFO(First In First Out)方式で読み出す読み出し手段と、前記子局装置から送られたデータの伝送を遅延させる第1の遅延手段と、前記読み出し手段にデータが入力するタイミングと前記読み出し手段からデータが出力されるタイミングとが、それぞれ前記クロックの1周期内で一定となるよう、前記第1の遅延手段の遅延量を設定する遅延制御手段を備える。
本発明の一実施形態に係る伝送路遅延時間調整方法は、所定のクロックに同期したFIFO方式でデータを読み出す読み出し手段を備える親局装置と子局装置とが光信号伝送路を介して通信を行うROFシステムの伝送路遅延時間調整方法であって、前記読み出し手段にデータが入力するタイミングと前記読み出し手段からデータが出力されるタイミングとが、それぞれ前記クロックの1周期内で一定となるよう、前記伝送路の遅延設定し、前記設定された遅延に応じて前記子局装置から前記親局装置へ送られるデータの伝送を遅延させる。
本発明によるROFシステム、親局装置、及び伝送路遅延時間調整方法によれば、FIFO方式のデータ読み出しによる遅延時間の変動を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るROFシステムの概略構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係る親局装置と子局装置の構成を示すブロック図。 親局装置と2つの子局装置との間のデータ伝送の一例を示すタイミングチャート。 親局装置の読み出し部におけるアップリンク(UL)データの入力タイミング及び出力タイミングの一例を示す図。 ULデータがほぼ同じタイミングで読み出し部に入力する場合の、データ読み出しの一例を示す図。 本発明の一実施形態に係る遅延量設定処理を示すフローチャート。 遅延量設定処理によって遅延部の遅延量が設定されたシステムにおけるアップリンクのデータ伝送の一例を示す図。
以下、図面を参照して本発明によるROFシステムの一実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るROFシステムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すROFシステム1は、基地局2、親局装置300、及び子局装置501〜504によって構成されている。親局装置300と子局装置501〜504の間はそれぞれ、光ケーブル41〜44によって接続されている。図1には4つの子局装置501〜504が示されているが、子局装置の数はこれに限定されない。
基地局2は、移動体通信端末Tが無線接続する拠点である。基地局2は、通常はアンテナと接続する端子(図示せず)を使用して、親局装置300と同軸ケーブル等で接続し、無線信号の送受信を行う。
親局装置300は、基地局2から送られた無線信号を光信号に変換し、光ケーブル41〜44を介して子局装置501〜504へ送信する。親局装置300はまた、子局501〜504から光ケーブル41〜44を介して送られた光信号を無線信号に変換して基地局2に無線送信する。親局装置300の詳細は、図2に示される。
子局装置501〜504はそれぞれ、アンテナ61〜64を有する。子局装置501〜504は、親局装置300から光ケーブル41〜44を介して送られた光信号を無線信号に変換し、アンテナ61〜64から放射する。子局装置501〜504はまた、端末装置Tから送信された無線信号をアンテナ61〜64で受信して光信号に変換し、光ケーブル41〜44を介して親局装置300に送信する。子局装置501〜504の詳細も、図2に示される。
端末Tは、例えば携帯電話装置やモバイルコンピュータといった携帯可能な端末装置であり、子局装置501〜504のいずれかと無線通信を行う。図1では1つの端末Tが図示されているが、複数の端末Tが子局装置と無線通信を行うこともできる。
図2は、本発明の一実施形態に係る親局装置300と子局装置501の構成を示すブロック図である。
親局装置300は、子局装置501との間で光信号の送受信を行うための第1のポート#1、子局装置502との間で光信号の送受信を行うための第2のポート#2、子局装置503との間で光信号の送受信を行うための第3のポート#3、子局装置504との間で光信号の送受信を行うための第4のポート#4を有する。ポート#1〜#4は同様の構成を有するものとする。説明の簡単化のため、図2では第1のポート#1とこれに対応する子局装置501のみの詳細を示している。
図2では、親局装置300から子局装置501への光信号を伝送するダウンリンク伝送路DLと、子局装置501から親局装置300への光信号を伝送するアップリンク伝送路ULの2本の伝送路が示されているが、これらは共に光ケーブル41に備えられている。
親局装置300はまた、制御部310、アナログ回路320と325、タイミング生成回路330、発信器335、電気−光(EO)変換部380、光−電気(OE)変換部385を備えている。
また、第1のポート#1は、後述する伝送路遅延時間測定に用いられる挿入部341、カウント部342、遅延部343、検出部345を備えている。これら各部に加えて、読み出し部346も第1のポート#1に備えられている。
制御部310はCPUを有し、装置全体の動作を制御する。この制御部310は、制御プログラム等が書きこまれたROM、プログラム実行に必要なワークエリアを提供するためのRAM等を備えている。
アナログ回路320は、親局装置300に入力する無線信号(RF信号)のアナログ−デジタル変換及びパラレル−シリアル変換を行う。変換されたシリアルデータは、第1のポート#1に送られる。
アナログ回路320から入力したシリアルデータは、後述する伝送路遅延時間測定の際にテストパタンの挿入を行う回路である挿入部341を通過し、EO変換部380に送られる。EO変換部380は、送られてきたシリアルデータを光信号に変換する。この光信号は、伝送路DL(光ケーブル41)を介して子局装置501に送られる。
子局装置501から親局装置300へ、伝送路UL(光ケーブル41)を介して光信号が送られた場合、当該光信号は、光−電気(OE)変換部385によって電気信号に変換される。変換された電気信号は、デジタルのシリアルデータとなる。このシリアルデータは第1のポート#1に送られる。
第1のポート#1の遅延部343は、後述する遅延量設定処理の結果得られる遅延量の分だけ、シリアルデータの伝送を遅延させる。遅延されたシリアルデータは、遅延時間測定の際にテストパタンの検出を行う回路である検出部345を通過し、読み出し部346に送られる。
読み出し部346は、8ビット以上のデータを格納できるバッファとして機能する。読み出し部346は、タイミング生成回路330から供給されるクロックに同期して、FIFO方式でシリアルデータをアナログ回路325に出力する。タイミング生成回路330は、発振器335による25MHzの発振に基づいて、読み出し部346にクロックを供給している。本実施形態では、読み出し部346はクロックの1周期に8ビットのデータを読み出すものとする。
アナログ回路325は、入力するシリアルデータのシリアル−パラレル変換及びデジタル−アナログ変換を行い、アナログの無線信号(RF信号)を出力する。
図2では子局装置501との通信を行う第1のポート#1の詳細が示されているが、第2のポート#2、第3のポート#3及び第4のポート#4でも同様の処理が行われ、それぞれ対応する子局装置との通信が行われる。
子局装置501も親局装置300と同様に、制御部510、アナログ回路520と525、タイミング生成回路530、送受信ポート540、EO変換部580、OE変換部585を備えている。
また、送受信ポート540は、後述する伝送路遅延時間測定に用いられる挿入部541、遅延部543、検出部545を備えている。これら各部に加えて、読み出し部546も送受信ポート540に備えられている。
制御部510はCPUを有し、子局装置501の全体の動作を制御する。この制御部510は、制御プログラム等が書きこまれたROM、プログラム実行に必要なワークエリアを提供するためのRAM等を備えている。
アナログ回路520は、子局装置501に入力する無線信号(RF信号)のアナログ−デジタル変換及びパラレル−シリアル変換を行う。変換されたシリアルデータは、送受信ポート540に送られる。
アナログ回路520から入力したシリアルデータは、後述する遅延時間測定の際にテストパタンの挿入を行う回路である挿入部541を通過し、EO変換部580に送られる。EO変換部580は、送られてきたシリアルデータを光信号に変換する。この光信号は、伝送路UL(光ケーブル41)を介して親局装置300に送られる。
親局装置300から子局装置501へ、伝送路DL(光ケーブル41)を介して光信号が送られた場合、当該光信号は、光−電気(OE)変換部585によって電気信号に変換される。変換された電気信号は、デジタルのシリアルデータとなる。このシリアルデータは送受信ポート540に送られる。
送受信ポート540の遅延部543は、後述する遅延量設定処理によって設定される遅延量の分だけ、シリアルデータの伝送を遅延させる。遅延されたシリアルデータは、遅延時間測定の際にテストパタンの検出を行う回路である検出部545を通過し、読み出し部546に送られる。
読み出し部546は、8ビット以上のデータを格納できるバッファとして機能する。読み出し部546は、タイミング生成回路530から供給されるクロックに同期して、FIFO方式でシリアルデータをアナログ回路525に出力する。タイミング生成回路530は、親局装置300から送られるデータ自身からクロック信号を取り出し、読み出し部546に供給する。本実施形態では、読み出し部546はクロックの1周期に8ビットのデータを読み出すものとする。
アナログ回路525は、入力するシリアルデータのシリアル−パラレル変換及びデジタル−アナログ変換を行い、アナログの無線信号(RF信号)を出力する。
図2では第1のポート#1と通信する子局装置501の詳細が示されているが、他の子局装置502、503及び504も同構成の送受信ポート540を有する。
次に、以上のように構成された親局装置300と子局装置501間での通信に係る遅延時間の測定について説明する。以下では、親局装置300と各子局装置との間は、8ビット単位でデータが伝送されるものとする。
親局装置300と子局装置501間での通信では、親局装置遅延時間、伝送路遅延時間、及び子局遅延時間の各遅延時間が発生しうる。
親局遅延時間は、親局装置300が受信したRF信号が第1のポート#1に入力するまで、又は逆に第1のポート#1から出力されたデータがRF信号として親局装置300から出射されるまでの時間である。伝送路遅延時間は、第1のポート#1と子局装置501の送受信ポート540との間のデータ伝送路において生じる遅延時間である。子局遅延時間は、子局装置501が受信したRF信号がポート540に入力するまで、又は逆にポート540から出力されたデータがRF信号として子局装置501から出射されるまでの時間である。このうち、親局遅延時間及び子局遅延時間は、それぞれの装置製造時に予め測定され、制御部に記憶されている。親局遅延時間、伝送路遅延時間、及び子局遅延時間の合計が、親局装置300と子局装置501間の総遅延時間である。
このうちの伝送路遅延時間を測定する際にはまず、挿入部341からテストパタンが伝送路に挿入される。テストパタンが挿入されると、カウント部342が計時動作を開始する。テストパタンはEO変換部380によって光信号に変換され、伝送路DLに出力される。伝送路DLを通過した光信号は、子局装置501のOE変換部585によってシリアルデータに変換され、送受信ポート540に入力する。送受信ポート540では、検出部545がテストパタンを検出する。
検出部545がテストパタンを検出したら、挿入部541が即座に同じテストパタンを伝送路に挿入する。挿入されたテストパタンは、EO変換部580によって光信号に変換され、伝送路ULに出力される。
伝送路ULを通過した光信号は、親局装置300のOE変換部385によってシリアルデータに変換され、第1のポート#1に入力する。第1のポート#1では、検出部345がテストパタンを検出する。検出部345がテストパタンを検出したら、カウント部342における計時動作が終了する。
このように、データ伝送の一巡に要する時間を、カウント部342によって測定することができる。測定された時間の2分の1が、光ケーブル41でのデータ伝送に生じる伝送路遅延時間である。親局装置300と子局装置502、503、又は504との間でデータ伝送に生じる伝送路遅延時間の測定も、上記と同様に行うことができる。
一般に、親局装置との間の伝送路長はそれぞれの子局装置で異なり、生じる遅延時間もそれぞれ異なる。この遅延時間を調整して、全ての子局装置から出射する無線信号の位相が揃うようにすると、端末Tでの受信感度を向上させることができる。このために、測定された光ケーブル41〜44の伝送路遅延時間のうち最も大きい値に他の光ケーブルの伝送路遅延時間が一致するよう、遅延部343及び543によって調整して、各子局装置に同位相の信号が送られる。
親局装置300から各子局装置へ向かうダウンリンクのデータ伝送は、各伝送路の遅延時間を揃えることで、各子局装置から出射する無線信号の位相が揃うようにする。しかしながら、このように遅延時間を揃えても、各子局装置から親局装置300へ向かうアップリンクのデータ伝送では、読み出し部346によるFIFO方式での信号読み出しのため遅延時間が変動してしまうことがある。
以下では、この読み出し部346による遅延時間の変動について、図3、4及び5を参照して説明する。
図3は、親局装置300と2つの子局装置(例えば子局装置501、502)との間のデータ伝送の一例を示すタイミングチャートである。ここでは説明のため、遅延部343及び543による遅延時間調整は行わないものとする。また親局装置300からのデータを伝送するDL伝送路と、子局装置からのデータを伝送するUL伝送路は異なる伝送路であると仮定する。親局装置300からのデータを子局装置501に伝送する伝送路をDL1、子局装置502に伝送する伝送路をDL2とし、DL1とDL2は伝送路長が異なる(DL2>DL1)。一方、子局装置501から親局装置300にデータを伝送する伝送路、及び子局装置502から親局装置300へデータを伝送する伝送路は、共に伝送路ULとして同じ伝送路長を有するものと仮定する。
伝送路1(DL1→UL)を介したデータ伝送は、以下のように行われる。
親局装置300では、タイミング生成回路330によって生成される25MHzのクロック(親局CLK)に同期したデータ(DLデータ)が生成され、第1のポート#1から出力される。DLデータは、上述のテストパタンであってもよい。DLデータは伝送路DL1を介して伝送され、子局装置501のポート540で受信される。このDLデータの送受信に要する時間が、遅延時間TD1として発生する。
子局装置501では、タイミング生成回路530によって生成される25MHzのクロック(子局CLK1)に同期したデータ(ULデータ)が生成され、ポート540から出力される。ULデータは、DLデータと同一のデータであってもよい。ULデータは伝送路ULを介して伝送され、親局装置300の第1のポート#1で受信される。読み出し部346は、親局クロックに同期してULデータを読み出して第1のポート#1の外部へ出力する。ULデータが子局装置501から送信されてから、第1のポート#1から出力されるまでに要する時間が、遅延時間TU1として発生している。従って伝送路1では、伝送路遅延時間TD1+TU1が生じることになる。
伝送路2(DL2→UL)を介したデータ伝送は、以下のように行われる。
上述のDLデータは、第2のポート#2からも出力され、伝送路DL2を介して子局装置502のポート540でも受信される。このDLデータの送受信に要する時間が、遅延時間TD2として発生している。DL2>DL1であるので、伝送路DL2で生じる遅延時間TD2も、伝送路DL1で生じる遅延時間TD1より大きくなる(TD2>TD1)。
子局装置502でも、タイミング生成回路530によって生成される25MHzのクロック(子局CLK2)に同期したデータ(ULデータ)が生成され、ポート540から出力される。ULデータは伝送路ULを介して伝送され、親局装置300の第2のポート#2で受信される。第2のポート#2の読み出し部346は、親局クロックに同期してULデータを読み出して第2のポート#2の外部へ出力する。ULデータが子局装置501から送信されてから、第2のポート#2から出力されるまでに要する時間が、遅延時間TU2として発生している。従って伝送路2では、伝送路遅延時間TD2+TU2が生じることになる。
子局装置501から親局装置300へのアップリンク伝送路と、子局装置502から親局装置300へのアップリンク伝送路は、同じ伝送路ULであると仮定されている。このため、遅延時間Tu1とTu2は等しくなるはずである。そしてTD2>TD1であるため、伝送路1からのULデータが第1のポート#1から出力されるタイミングよりも、伝送路2からのULデータが第2のポート#2から出力されるタイミングの方が遅くなることが期待される。
しかしながら、図3に示すように、ULデータは第1のポート#1からも第2のポート#2からも同じタイミングで出力されている。すなわち、遅延時間TU2が短縮されている。これは、読み出し部346がFIFO方式でデータをバッファするため、遅延時間が吸収されていることを意味する。
図4は、親局装置300の読み出し部346におけるULデータの入力タイミング及び出力タイミングの一例を示す図である。
各ポートの読み出し部346では、最初に入れたデータを最初に取り出すFIFO方式でデータの入出力が行われている。このデータの取り出しは、タイミング生成回路330から供給される25MHzのクロックに同期して行われる。このため、どのようなタイミングで読み出し部346に入力したULデータであっても、クロックパルスの立ち上がりに同期して出力される。
従って、図4に示すように、ULデータが読み出し部346に入力されるタイミングがポート毎に異なっても、読み出し部346から出力されるタイミングが一致する。すなわち、ポート毎に入出力に要する時間が異なるようになる。このように、ULデータが読み出し部346に入力するタイミングが、親局クロックCLKに対して不確定であるために伝送路遅延時間の変動が生じる。
図5は、ULデータがほぼ同じタイミングで各読み出し部346に入力する場合のデータ読み出しの一例を示す。図5では、ULデータが第3のポート#3の読み出し部346に入力するタイミングはクロックパルスの立ち上がりより早く、ULデータが第1のポート#1と第2のポート#2の読み出し部346に入力するタイミングはクロックパルスの立ち上がりよりも遅い。この場合、第3のポート#3からのULデータの読み出しの方が、第1のポート#1と第2のポート#2からのULデータの読み出しよりも1周期分(40ns)早くなってしまう。すなわち、第3のポート#3では遅延時間が大きく短縮される。
一方、各子局装置では、親局装置300からの信号からデータを読み出すタイミング信号を生成しており、読み出し部546での入出力のタイミング(間隔)は常に一定となる。このため、FIFO方式による遅延時間の変動は生じない。
図4及び図5では、第1のポート#1、第2のポート#2、及び第3のポート#3の読み出し部346でのデータの入出力タイミングが示されているが、第4のポート#4でも同様の遅延時間の変動が生じ得る。
本実施形態では、親局装置300でのFIFO方式のデータ読み出しによって生じる遅延時間変動の効果を抑制するため、以下のように遅延部の遅延量を設定する。
図6は、本発明の一実施形態に係る遅延量設定処理を示すフローチャートである。この遅延量設定処理を実行するためのプログラムは、親局装置300の制御部310に予め記憶されている。
親局装置300の制御部310は、各ポート#1〜#4の挿入部341から各伝送路へテストパタンを挿入させ、各子局装置との間の伝送路遅延時間を測定する(ステップS11)。カウント部342によって測定された時間の2分の1が、各子局装置との間の伝送路に生じる伝送路遅延時間である。
次に制御部310は、測定された各伝送路の伝送路遅延時間のうち、最大の遅延時間Tmaxを検出する(ステップS12)。
制御部310は、検出したTmaxから基準遅延時間Trを算出する(ステップS13)。基準遅延時間Trは、式2Tr=2Tmax+2Tαから求められる。2Tαは、2Tr=8N+n(Nは自然数、n=0,1,2,3,4,5,6,7)ステップとなるような最大の数値として定められる。ここで、1ステップは各送受信ポートからのデータ読み出しの単位時間である。2Tr=8N+nより、遅延時間2Trは8ビットずつ増加する。
そして制御部310は、各アップリンク伝送路の伝送路遅延時間が基準遅延時間Trとなるように、第1〜第4のポート#1〜#4の遅延部343の遅延量を設定する(ステップS14)。また、各子局装置の遅延部546の遅延量も、同様にダウンリンク伝送路の伝送路遅延時間が基準遅延時間Trとなるように設定される。以上のようにして、遅延部343及び遅延部546の遅延量が設定される。
例えば2つの伝送路(伝送路A及び伝送路B)に対して、図6に示す遅延量設定処理によって遅延量を設定する場合、具体的には以下のように処理が行われる。
まず、ステップS11では、カウント部342によって、データの一巡に要する時間が測定される。この結果、伝送路Aをデータが一巡するのに96ステップ、伝送路Bをデータが一巡するのに118ステップを要したとすると、伝送路Aの片道の伝送路遅延時間は48ステップ、伝送路Bの片道の伝送路遅延時間は59ステップとなる。
ステップS12では、制御部310が最大の遅延時間Tmaxを検出する。この例では、伝送路Bの伝送路遅延時間が最大である(2Tmax=118ステップであるので、Tmax=59ステップ)。
ステップS13において、最大遅延時間Tmaxから基準遅延時間Trが求められる。基準遅延時間Trは、2Trが2Tmaxより大きくなり、且つ2Tr=8N+nとなる最小の数値として求められる。n=4の場合は、式:2Tr=8×5+4=120+4=124が条件を満たす最小の基準遅延時間を与え、Tr=62となる。
ステップS14で、各伝送路の遅延部に遅延量が設定される。伝送路Aでは、アップリンク及びダウンリンクの各遅延量がTr=62ステップとなるよう、Tα=14(=62−48)ステップが、遅延部343及び遅延部546の遅延量として設定される。また伝送路Bでは、アップリンク及びダウンリンクの各遅延量がTr=62ステップとなるよう、Tα=3(=62−59)ステップが遅延部343及び遅延部546の遅延量として設定される。
この遅延量設定処理では、各伝送路の遅延時間が基準遅延時間Trに揃えられるため、親局装置300から各子局装置へ向かうダウンリンクのデータ伝送では、各子局装置から出射する無線信号の位相が揃うようになる。また、各子局装置から親局装置300へ向かうアップリンクデータ伝送でも、各子局装置からの信号の位相が揃うため、親局装置300が受信する信号の強度を高め、受信感度を改善することができる。
また、基準遅延時間Trが8ビット周期に合わせて設定されるため、各子局装置から親局装置300へ向かうアップリンクのデータ伝送では、タイミング生成回路330で生成されるクロックに対して一定のタイミングでULデータが読み出し部346に入力する。このため、読み出し部346による遅延時間の変動が生じない。
例えばn=4とした場合、基準遅延時間Trは4ビットに切片を持つため、入力する8ビットデータの中央に、読み出しデータの先頭をあわせることができる。このため、図5に示すように、データの入力タイミングが近くても出力タイミングが1周期分ずれてしまうようなことを防止することができる。
図7は、上述の遅延量設定処理によって遅延部の遅延量が設定されたシステムにおけるアップリンクのデータ伝送の一例を示す図である。
図7に示す例では、各子局装置501〜504からほぼ同じタイミングでULデータが出力されている。基準遅延時間Trは、親局装置300と子局装置504との間の伝送路遅延時間をTmaxとし、n=4として定められている。各子局装置から親局装置300へは、基準遅延時間Tr後にULデータが伝達されている。ポート#4の読み出し部346では、入力するULデータの4ビット目に合わせて、当該ULデータの先頭ビットが出力されている。他のポート#1〜#3でも、ULデータの4ビット目はポート#4とほぼ同じタイミングで読み出し部346に入力している。これらのULデータの先頭ビットは、ポート#4と同じタイミングで読み出される。従って、読み出し部346へのデータの入出力に要する時間は、どのポートでもほぼ等しい。すなわち、アップリンクの伝送路遅延時間の変動が生じていないことが分かる。
以上のように、本実施形態によるROFシステムによれば、親局装置と複数の子局装置との間の伝送路遅延時間を基準遅延時間にそろえることができる。基準遅延時間は、ULデータが読み出し部へ入力するタイミングと読み出し部から出力するタイミングが所定のクロック信号に対して一定であるように定められる。このため、読み出し部でのFIFO方式のデータ読み出しによって生じるアップリンク伝送路遅延時間の変動を抑制することできる。
上述の実施形態では、タイミング生成回路330は、25MHzのクロック信号を生成するものとしたが、クロック信号の周波数はこれに限定されない。また、親局装置300と各子局装置の間でのデータ伝送は8ビットを単位として行われるものとしたが、16ビット、32ビット等、他のビット数を単位としてデータ伝送が行われてもよい。
図7では、一例として基準遅延時間Trがn=4として求められる例を示したが、nの値は読み出し部326の精度に応じて任意に定めてもよい。
上述の実施形態では、各伝送路の伝送路遅延時間を基準遅延時間Trに一致させたが、ROFシステムの用途に応じて、各伝送路の遅延時間を互いに相違させてもよい。このような場合でも、各伝送路の遅延時間を式2Tr=8N+n(Nは伝送路ごとに異なる値、nは全ての伝送路で同一の値)から算出することで、読み出し部に対するデータ入出力のタイミングを一定に保つことができる。このため、FIFO方式のデータ読み出しによる遅延時間の変動を生じさせない。
図6に示す遅延量調整処理は、光ケーブルの設置時に行われるだけでなく、所定周期(数時間毎、数日毎等)で、あるいは必要に応じて行われてもよい。光ケーブルの伝送路長は、温度変化などにより変化するため、遅延量調整処理を随時行うことで、環境に適した遅延量を設定することができる。
上述の実施形態では、図6の遅延量調整処理をROFシステムの親局と子局を接続する伝送路に適用したが、ROFシステムに限らず、装置間を接続する様々な伝送路(光ケーブル、同軸ケーブル等)に対して図6の遅延量調整処理を適用することができる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、1つの実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの実施形態に示される構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
1…ROFシステム、2…基地局、300…ROF親局装置、41…光ケーブル、42…光ケーブル、43…光ケーブル、44…光ケーブル、501…ROF子局装置、502…ROF子局装置、503…ROF子局装置、504…ROF子局装置、61…アンテナ、62…アンテナ、63…アンテナ、64…アンテナ、T…端末装置。

Claims (5)

  1. 親局装置と子局装置が光信号伝送路を介して通信を行うROF(radio over fiber)システムであって、
    前記親局装置は、
    前記子局装置から前記伝送路を介して送られたデータを、所定のクロックに同期したFIFO(First In First Out)方式で読み出す読み出し手段と、
    前記子局装置から送られたデータの伝送を遅延させる第1の遅延手段と
    前記読み出し手段にデータが入力するタイミングと前記読み出し手段からデータが出力されるタイミングとが、それぞれ前記クロックの1周期内で一定となるよう、前記第1の遅延手段の遅延量を設定する遅延制御手段を備え、
    前記子局装置は、
    前記遅延制御手段によって設定された遅延に応じて前記親局装置から送られたデータの伝送を遅延させる第2の遅延手段を備えることを特徴とするROFシステム。
  2. 前記親局装置は、
    複数の子局装置と、それぞれの子局装置に対応して個別に設けられた複数の光信号伝送路を介して通信を行い、
    前記複数の伝送路それぞれに対応して複数の前記読み出し手段及び複数の前記第1の遅延手段を更に備え、
    前記遅延制御手段は、
    前記複数の伝送路のうち遅延時間が最大となる伝送路から送られたデータが、前記読み出し手段に入力するタイミングと前記読み出し手段から出力されるタイミングが、それぞれ前記クロックの1周期内で一定となるよう当該伝送路に対応する第1の遅延手段の遅延量を設定し、
    前記複数の第1の遅延手段は、前記遅延制御手段によって設定された遅延量に応じて前記複数の子局装置から送られたデータの伝送を遅延させることを特徴とする請求項1に記載のROFシステム。
  3. 子局装置と光信号伝送路を介して通信を行う親局装置であって、
    前記子局装置から前記伝送路を介して送られたデータを、所定のクロックに同期したFIFO(First In First Out)方式で読み出す読み出し手段と、
    前記子局装置から送られたデータの伝送を遅延させる第1の遅延手段と
    前記読み出し手段にデータが入力するタイミングと前記読み出し手段からデータが出力されるタイミングとが、それぞれ前記クロックの1周期内で一定となるよう、前記第1の遅延手段の遅延量を設定する遅延制御手段を備えることを特徴とする親局装置。
  4. 前記親局装置は、
    複数の子局装置と、それぞれの子局装置に対応して個別に設けられた複数の光信号伝送路を介して通信を行い、
    前記複数の伝送路それぞれに対応して複数の前記読み出し手段及び複数の前記第1の遅延手段を更に備え、
    前記遅延制御手段は、
    前記複数の伝送路のうち遅延時間が最大となる伝送路から送られたデータが、前記読み出し手段に入力するタイミングと前記読み出し手段から出力されるタイミングが、それぞれ前記クロックの1周期内で一定となるよう当該伝送路に対応する第1の遅延手段の遅延量を設定し、
    前記複数の第1の遅延手段は、前記遅延制御手段によって設定された遅延量に応じて前記複数の子局装置から送られたデータの伝送を遅延させることを特徴とする請求項3に記載の親局装置。
  5. 所定のクロックに同期したFIFO方式でデータを読み出す読み出し手段を備える親局装置と子局装置とが光信号伝送路を介して通信を行うROFシステムの伝送路遅延時間調整方法であって、
    前記読み出し手段にデータが入力するタイミングと前記読み出し手段からデータが出力されるタイミングとが、それぞれ前記クロックの1周期内で一定となるよう、前記伝送路の遅延設定し、
    前記設定された遅延に応じて前記子局装置から前記親局装置へ送られるデータの伝送を遅延させることを特徴とする伝送路遅延時間調整方法。
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