JP5453948B2 - データ受信処理方法及びデータ受信処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は,データ受信処理方法及びデータ受信処理装置に関する。
無線通信システム,例えばWiMAX,において,MAC(Medium Access Control:媒体接続制御)層は物理層に共通のプロトコルであり,基地局と移動局との間でデータのやり取りをする場合に,基地局と移動局との間でMAC層どうしの対応付け(マッピング)が行われコネクションが確立される。
データのやり取りは複数のパケットで行われるが,このパケットはMACプロトコルで規定されたプロトコルデータユニット(以下,MAC−PDU,または単にPDU(Protocol Data Unit)と称する)の形態を持つ。MAC−PDUは,PDUの構成方式や長さ,コネクションID(CID)などの情報を有するMACヘッダ部と,データが含まれるペイロード部とで構成される。ただし,ペイロード部はオプションである。また,MACヘッダには,一般MACヘッダ(Generic MAC Header: GMAC)とMAC制御ヘッダ(MAC Control Header)とがある。
バーストは,1つ以上のPDUの束であり,フレームは,1つ以上のバーストの束である。受信装置は,フレームからバースト領域を区分し,バースト内のPDUのMACヘッダ内のコネクションIDをチェックし自身宛のPDUのみを選別して処理する。
一方,無線通信などにおいては,送信側と受信側との間の通信媒体上の状態に応じて,受信データにエラーが発生する。そのため,上記の無線通信では,受信側でエラーを検出できるように,MACヘッダ部とペイロード部は,巡回冗長検査ビット(Cyclic Redundancy Check: CRC)などの誤り訂正符号ビットを有する。MACヘッダ部内のCRCは,ヘッダ検査シーケンス(HCS:Header Check Sequence)と呼ばれ,ペイロード部とPDU全体に対するエラーを検出するCRCは,フレームチェックシーケンス(FCS:Frame Check Sequence)と呼ばれる。
受信処理装置は,バースト毎に,バースト内のPDUのエラーチェックとデータ処理を順番に行う。たとえば,PDUのMACヘッダ内のHCSビットによるエラーチェックがOKの場合は,そのMACヘッダ内のコネクションIDが自身宛であれば,そのPDUのデータ処理を行い,自身宛でなければそのPDUを破棄して,次のPDUのエラーチェックとデータ処理を行う。MACヘッダ内にはPDUのデータ長の情報を有する長さフィールドがあり,受信処理装置は,この長さフィールド内のデータ長に基づいて,次のPDUを抽出する。
HCSビットによるエラーチェックがNG(No Good)の場合は,そのPDUのデータは信用できないので,次のPDUの先頭を特定することができない。したがって,そのバースト内のそれ以降のPDUは全て破棄することが行われる。しかし,この方法ではバースト内の残りのPDUが全て破棄されスループットが急激に低下する。
そこで,HCSビットによるエラーチェックがNGの場合には,次のMACヘッダをスキャンして次のPDUの先頭を推測することが提案されている。それによれば,1バイトシフトしてスキャン毎に,MACヘッダ内のHCSビットによるエラーチェックを行い,チェック結果がOKの場合に推測したPDUが正しいと判断してデータ処理を行うことで,そのPDUを救済する。たとえば,特許文献1である。
また,通信システムにおけるPDUの処理については,例えば,特許文献2,3などに提案されている。
特開2007−195185号公報 特開2008−17467号公報 特開2001−358699号公報
まず,HCSビットによるエラーチェックでNGになった場合に,処理中のバースト内のそれ以降のPDUを全て破棄することはスループットが急激に低下するので好ましくない。
さらに,上記特許文献1によるPDUの救済方法では,ノイズの強い通信環境下においては,MACヘッダ内のHCSビットによるエラーチェックがOKであっても,PDUのCRCビットによるエラーチェック結果がNGになる可能性が高い。そのため,PDUの救済処理を行っても,結果的にはそのPDUがCRCビットによるエラーチェックでNGとなり破棄されることになり,かえってデータ受信処理のパフォーマンスの低下を招く。
そこで,本発明の目的は,データ受信処理のパフォーマンス低下を伴わずにPDUの救済を行うデータ受信処理方法及びデータ受信処理装置を提供することにある。
データ受信処理方法のひとつの側面は,ヘッダを有するデータユニットを処理するデータ受信処理方法において,前記ヘッダのエラーチェックを行う工程と,前記ヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,前記ヘッダを含む誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数に基づいて,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行うか否かを判定する工程とを有する。
上記の側面によれば,スループットを低下させずにエラーを有するヘッダを救済することができる。
モバイルWiMAXにおけるデータユニットの構成を示す図である。 本実施の形態における受信装置の構成図である。 本発明者がある受信装置による実験で求めた,ビットエラーレートBERとビットエラーレートとの関係を示す図表である。 本実施の形態におけるデータ受信処理装置の構成図である。 本実施の形態における受信処理ユニット50の処理手順を示すフローチャート図である。 次のGMHの探索方法を説明する図である。 FECブロック内でのGMHの探索方法を説明する図である。 本実施の形態のデータユニット救済方法を説明するためのバースト例を示す図である。
図1は,モバイルWiMAXにおけるデータユニットの構成を示す図である。フレームFRには1以上のバーストBSTが含まれ,バーストBSTには1以上のデータユニット10が含まれる。モバイルWiMAXでは,このデータユニット10は,MAC−PDU(Protocol Data Unit)である。図1では,バーストBSTは3つのデータユニットMAC−PDU#0,#1,#2を有している。
そして,MAC-PDUは,データユニット10に示されるとおり,ヘッダであるGMH(Generic MAC Header)12と,可変長のペイロード14と,MAC-PDUの誤り訂正符号である4バイト(32ビット)のCRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)ビット16とを有する。ペイロード14とCRCビット16はオプションであるが,GMH12は必ず含まれる。
さらに,ヘッダのGMH12は,6バイト(48ビット)固定長であり,ヘッダのタイプ(一般MACヘッダ,MAC制御ヘッダ)を示すヘッダタイプ121,ペイロードの暗号化の有無を示すエンクリプションコントロール122と,種々の情報が格納されたヘッダコンテンツ123と,ヘッダの誤りをチェックするヘッダチェックシーケンス(HCS)124とを有する。このヘッダコンテンツ123内には,図1に示されるとおり,タイプ,ESF(Extended Subheader Field),CI(CRC Indicator),EKS(Encryption Key Sequence),MAC-PDUの長さを示すLength,コネクションID(CID)などが含まれる。
データ受信処理装置は,このヘッダ内のコネクションIDに基づいて,自身宛のMAC-PDUか否かを判定する。また,データ受信処理装置は,ヘッダ内の長さ情報に基づいて,次のMAC-PDUの先頭の位置を検出することができる。
バーストBST内には,それぞれデータ長が異なる複数のMAC-PDUが含まれている。送信装置は,バーストBSTを決められたルールに基づいて複数の固定長の誤り訂正処理ブロックに分割し,それぞれの誤り訂正処理ブロックで,畳み込み符号化などの前方誤り訂正符号化を行う。それに伴って,受信装置は,無線信号を受信処理し,ベースバンドの受信データの前方誤り訂正を行って可能な範囲でエラービットの誤り訂正処理を行い,後段のデータ受信処理装置に誤り訂正した受信データを供給する。
この前方誤り訂正符号化の対象である誤り訂正処理ブロックは,FEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)ブロックと称され,受信装置は,高周波受信回路の直後で前方誤り訂正を行う。
そして,後段のデータ受信処理装置は,誤り訂正された受信データを受信バッファ内に一時的に格納し,バーストBST内の各MAC-PDUのヘッダを解析し,コネクションID(CID)に基づいて自身宛のデータユニットを検出し,検出したデータユニットについて適切なデータ処理を行う。データ受信処理装置は,ヘッダ内の長さ情報に基づいて次のMAC-PDUを受信バッファから読み出して,順番にMAC-PDUがエラーを有していないか,自身宛のデータユニットかなどの処理を行う。
また,データ受信処理装置は,ヘッダであるGMH12内の8ビット固定長のHCSビット124に基づいて,GMH内にエラーが存在するか否かをチェックする。このHCSビット124は,例えばCRCコードであり,GMH内のHCSビット124とそれ以外のデータとを演算することで,GMH内にエラーが存在するか否かを検出することができる。さらに,エラービットが1ビットの場合は,エラービットの位置を特定することができ,1ビットのエラービットを反転すれば誤り訂正をすることができる。ただし,HCSビットでは,通常,エラービットの数を特定することはできない。
さらに,データユニットであるMAC-PDU10も,ペイロード14が設けられている場合は,4バイト固定長のCRCビット16を有する。したがって,データ受信処理装置は,このCRCビット16に基づいて,MAC-PDU内にエラーが存在するか否かをチェックする。
図2は,本実施の形態における受信装置の構成図である。受信装置は,アンテナ20で受信した高周波信号を処理する高周波アナログ回路RFと,受信デジタル信号について周波数同期制御SYNCや位相同期制御DETを行い,FECブロック毎に前方誤り訂正を行う物理層回路PHYと,ローレベルMAC層回路LMACとを有する。
高周波アナログ回路RFは,ローノイズアンプLNA,ミキサMIX,直交復調器Q-DEM,ローパスフィルタLPF,可変ゲインアンプVGA,アナログデジタルコンバータADCなどを有する。高周波アナログ回路RFは,受信した高周波信号を処理し,ベースバンドの受信データを生成し,物理層回路PHYに供給する。また,物理層回路PHYは,周波数同期制御部SYNCと,位相同期制御部DETと,前方誤り訂正部FECとを有する。この前方誤り訂正部FECが,FECブロック毎に前方誤り訂正を行う。この処理により,FECブロック内での誤り訂正数,または誤り訂正率(誤り訂正数をFECブロックのビット数で除算した率)を得ることができる。
そして,ローレベルMAC層回路LMACは,受信データ内に混在する複数のバーストを再構築しながら受信バッファ内に一時的に格納し,各バースト内の自身宛のMAC-PDUを検出するバースト再構築回路22と,検出した自身宛のMAC-PDUのCRCビットによるエラーチェックを行うCRC回路24と,CRCチェックでエラーがなかった場合に,暗号化されたMAC-PDUを復号化する復号化回路26とを有する。暗号が解かれたMAC-PDUが,図示しない後段の処理回路でデータ処理される。
本実施の形態において,上記のバースト再構築回路22が,データ受信処理装置に対応している。そして,本実施の形態では,このバースト再構築回路22が,バースト内のMAC-PDU内のHCSビットによるエラーチェック結果がNG(NO Good)の場合に,そのエラーが検出されたMAC-PDUとそれ以降のMAC-PDUの救済を,受信処理のパフォーマンスを大きく低下させることなく行う。
たとえば,図1に示した3つのMAC-PDUを有するバーストBSTにおいて,2番目のMAC-PDU#1のヘッダ12のHCSビット124によるエラーチェック結果がNGの場合(エラーが検出された場合),そのヘッダ内の情報,特に次のMAC-PDUのヘッダ位置を特定するために必要な長さ情報は,エラービットが含まれている可能性があり確からしくない。そのため次のMAC-PDUの先頭位置を知ることができない。そこで,一般的なデータ受信処理では,そのバーストBST内のエラーが検出されたMAC-PDU#1以降の全てのデータユニットMAC-PDU#1,#2を破棄して,次のバーストBSTから同様のデータ受信処理を行う。
しかし,上記の処理方法では,バースト内の残りのMAC-PDUを全て破棄することになり,その中に含まれているかもしれない自身宛のMAC-PDUを受信することができない可能性があり,スループットの大幅な低下を招く。
前述の特許文献1によれば,n番目のMAC-PDUのヘッダであるGMHのHCSチェック結果がNGの場合に,ヘッダ内の長さ情報にはエラーが存在しないと仮定して,その長さ情報に基づいて,受信バッファ内の次のMAC-PDUの先頭にジャンプし,次のn+1番目のMAC-PDUのGMHに相当する6バイトのデータを読み出し,そのGMHのHCSチェックを行う。このHCSチェック結果がOKの場合には,上記の長さ情報が正しかったとみなすことができ,上記のn+1番目のMAC-PDUから通常処理を再開する。また,HCSチェック結果がNGの場合には,長さ情報が正しくなかったとみなすことができ,上記のn番目のMAC-PDUの先頭から受信バッファ内を1バイトずつずらしてスキャンしながら6バイトのデータを読み出し,その読み出した6バイトデータをGMHとみなしてHCSチェックを行い,HCSチェック結果がOKになるまで,そのスキャン検索を行う。
上記の方法によれば,n番目のMAC-PDUのヘッダGMHのHCSチェック結果がNGの場合でも,少なくともn+1番目のMAC-PDUから救済することができる可能性があり,スループットの大幅な低下を回避できる。
しかしながら,ノイズの強い通信環境下では,n+1番目のMAC-PDUの救済を行っても,CRC回路24でのCRCビット16によるMAC-PDU全体のエラーチェックでエラーが検出される可能性が高く,結局は救済したn+1番目のMAC-PDUは破棄される可能性が高い。その場合,救済処理が無駄に終わり,全体のパフォーマンスがかえって低下することになる。
また,n+1番目のMAC-PDUのスキャン検索において,GMH内のHCSビットによるエラーチェックでエラーなしになる確率が1/256(0.39%)であり,GMHでない箇所をGMHと誤認識する可能性がある。よって,HCSビットによるエラーチェックだけでそのGMHが正しいと判定することは認識を招来し,パフォーマンスの低下につながる場合がある。
さらに,HCSエラーチェックでNGになったn番目のMAC-PDUは救済されないので,そのMAC-PDUが自身宛の場合にはスループットの低下を招くことになる。
本実施の形態のデータ受信処理装置は,HCSビットによるエラーチェックでNGとなったn番目のMAC-PDUを含めて,確度の高い救済処理を行う。そのために,FECブロックに対する前方誤り訂正で得られる誤り訂正数が基準値以下の場合に,n番目のMAC-PDUを含めて救済処理を行い,基準値より大きい場合には救済処理を行わずに次のFECブロック内のMAC-PDUを検出して受信処理を行う。前方誤り訂正は,図2で示したとおり物理層回路PHYで行われるので,バースト再構築回路22は,処理中のMAC-PDUが含まれているFECブロックの誤り訂正数を事前に取得することができる。
受信装置は送信装置が送信した送信データを取得できない。したがって,受信装置は,受信信号からは送信側と受信側の間の通信媒体上での信号伝送品質を示すBER(Bit Error Rate:ビットエラーレート)を知ることはできない。しかし,受信装置では,高周波アナログ回路の直後で前方誤り訂正を行い,その誤り訂正によって訂正されたビット数を知ることはできる。つまり,受信装置は,誤り訂正数または誤り訂正率(誤り訂正数をFECブロックのビット数で除した値)を知ることはできる。
そして,BERと誤り訂正数との間には一定の相関関係があることが知られている。たとえば,ビットエラーレートBERが1つのFECブロックに対してKビットの場合,そのFECブロックの前方誤り訂正ではKビット以下のLビットを訂正することができる。つまり,K≧Lである。そして,BERが高くなれば受信データ内のエラービット数が増加し,誤り訂正数も増加する。逆に,BERが低くなれば受信データ内のエラービット数が減少し,誤り訂正数も減少する。従って,誤り訂正数または誤り訂正率に基づいて,受信データのBERを推定することができる。
CCやCTCの畳み込み符号など前方誤り訂正で利用される誤り訂正符号は,DSK,QPSK,16QAM,64QAMなどの変調方式の違いに応じて,または畳み込み符号の符号レート(mビットの情報シンボルが符号化によってn(≧m)ビットシンボルに変換された場合の符合レートはm/n)に応じて,誤り訂正能力が異なる。さらに,誤り訂正符号の誤り訂正能力は,受信装置の性能によっても異なる。
したがって,あらかじめ実験によって,受信装置毎に,異なる変調方式と符合レートとに応じて,前方誤り訂正による誤り訂正数または誤り訂正率とビットエラーレート(BER)との関係を求めておく。そして,その誤り訂正数または誤り訂正率について,n番目のMAC-PDUのHSCビットによるエラーチェックでNGになったときに,そのn番目のMAC-PDUを含めて救済処理を行うか否かを判断する基準値を設定しておく。データ受信処理装置は,FECブロックの前方誤り訂正で取得した誤り訂正数または誤り訂正率が基準値以下の場合に,MAC-PDUの救済処理を行い,基準値より高い場合にはそのFECブロック内のそれ以降のMAC-PDUを破棄し,次のFECブロックから処理を行う。つまり,受信装置は,通信媒体中のビットエラーレートBERを知ることはできないので,誤り訂正数や率から通信媒体中のBERを推定し,推定したBERが基準値より低い場合に,救済処理を実行するのである。これにより,無駄な救済処理の実行を抑制し,スループットを上げることができる。
モバイルWiMAXにおいて,6バイト(48ビット)のGMHのHCSビットは1バイト(8ビット)で構成され,残りの5バイトのGMHを演算することで生成される。そして,データ受信処理装置は,受信データ内のHCSビットと残りの5バイトのデータとに基づいて演算することで,エラーが存在するか否かを検出することができる。さらに,データ受信処理装置は,GMH内のエラービットが1ビットのみの場合は,HCSチェックによる演算結果により,どのビットが誤っているかを特定することができる。ただし,1ビットのエラーか否かを知ることはできない。
たとえば,HCSの生成多項式が
8+X2+X1+1
の場合に,以下のGMH1,GMH0のようにMSB(47ビット目)のみが反転していた場合,それらのLSBが「5」と「3」の違いがあっても,HCSチェック演算の結果は同じになる。
LSB=5
GMH1=0x80AA AA0F 0FD5 HCS Check = 0x00 (OK)
GMH0=0x00AA AA0F 0FD5 HCS Check = 0xE0 (NG)
LSB=3
GMH1=0x80AA AA0F 0FD3 HCS Check = 0x00 (OK)
GMH0=0x00AA AA0F 0FD3 HCS Check = 0xE0 (NG)
つまり,HCSチェック結果が0xE0であれば,1ビットのエラーの位置はMSB(47ビット目)であることがユニークに特定できる。ただし,1ビットしかエラーが発生していないことが前提である。
そこで,GMHが1ビットのみエラー(反転)していることを知る必要がある。本実施の形態では,GMHが6バイト(48ビット)のビット列を有するので,ビットエラーレートBERが1/48以下であれば,GMH内のエラーが1ビット以下である可能性が高い。もちろんビットエラーレートBERは,ビットエラーが一カ所に集中する場合もあり,必ずGMH内のエラーが1ビット以下になる保証はないが,少なくともその可能性は高いといえる。
そこで,本実施の形態では,ビットエラーレートBERがそれより1桁以上低い1/10−3以下であれば,GMH内のエラーが1ビット以下である可能性が極めて高いとみなして,BER=1/10−3に対応する誤り訂正数または誤り訂正率を実験で求めておき,その誤り訂正数または誤り訂正率をHSCエラーが検出されたMAC-PDUの救済を行うか否かの基準値とする。
図3は,本発明者がある受信装置による実験で求めた,ビットエラーレートBERとビットエラーレートとの関係を示す図表である。この図表では,3種類のBER毎に,変調方式(Modulation),符合レート(Cording Rate)に対応する,FECブロック(60バイト)での前方誤り訂正による誤り訂正率を示している。通信環境である3種類のBERにおいて,変調方式と符合レートを変更して,それぞれの誤り訂正率を求めた。この実験例ではFFTサイズが1024の例である。
誤り訂正率は,FECブロック内の誤り訂正数をFECブロックのビット数で除したものであるので,FECブロックのビット数が固定長であれば,誤り訂正率と誤り訂正数とは1対1に対応する。したがって,図3において,2種類のBERに対応して誤り訂正数を求めて置いても良い。図3において,BER=1.00 -E03 (1/1000)に対応する誤り訂正率が,基準値として採用される。
図4は,本実施の形態におけるデータ受信処理装置の構成図である。このデータ受信処理装置は,図2に示したバースト再構築回路22である。バースト再構築回路22は,受信した複数のデータユニットMAC-PDUを一時的に格納する受信バッファ32と,受信バッファ32内のヘッダGMHのエラーチェックを行い,ヘッダエラーチェックでエラーを検出した場合に,ヘッダGMHを含む誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数42に基づいて,エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行うか否かを判定する受信処理ユニット50とを有する。
もしくは,バースト再構築回路22は,受信した複数のデータユニットMAC-PDUを一時的に格納する受信バッファ32と,受信バッファ内のヘッダGMHのエラーチェックを行い,ヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,ヘッダを含む誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数または誤り訂正率42が基準値以下の場合には,エラーが検出されたヘッダを含むデータユニット以降のデータユニットの救済処理を行い,基準値より大きい場合には,誤り訂正処理ブロック内のエラーが検出されたヘッダ以降のデータユニットを破棄する受信処理ユニット50とを有する。
図4において,前段の物理層回路PHYから供給される受信データが書き込み制御ユニット30により,受信バッファ32内に一時的に格納される。受信データには複数のバーストが混在しているので,書き込み制御ユニット30は受信データをそれらのバースト毎に区別して受信バッファ32内のそれぞれ対応する領域に書き込むことで,複数のバーストを再構築する。
受信処理ユニット50は,GMHアナライザ34と,HCSチェックユニット36と,HCSビットによるエラー訂正処理ユニット38と,GMHスキャンユニット40とを有する。GMHアナライザ34には,物理層回路PHYの前方誤り訂正回路FECが検出した誤り訂正数42が供給される。そして,GMHアナライザ34は,図3に示した基準値の対応テーブルを内部に備え,現在のFECブロックの誤り訂正数42が,基準値以下か基準値より大きいかに基づいて,エラーが検出されたMAC-PDUの救済を行うか否かを判定する。
図5は,本実施の形態における受信処理ユニット50の処理手順を示すフローチャート図である。このフローチャート図に沿って,本実施の形態における受信データ処理について説明する。
まず,ヘッダアナライザ34は,受信バッファ32に一時的に格納されているあるバースト内のGMHを読み出す(S10)。例えば,バーストの先頭のGMHのアドレスはバーストの先頭アドレスと同じであり,次のGMHのアドレスは先頭GMHのアドレスからそのMAC-PDUの長さ情報だけずらしたアドレスになる。
ヘッダアナライザ34は,受信バッファ32からFECブロック内のGMHを読み出す(S10)。そして,読み出したGMHについてHCSエラーチェックを行う(S12)。HCSエラーチェックは,HCSエラーチェックユニット36が行う。このHCSエラーチェック結果がOKであれば,そのGMHのMAC-PDUについて通常の処理を行う(S14)。この通常処理では,MAC-PDU内のCRCエラーチェックでOKであれば,コネクションIDにもとづいて自身宛のデータユニットか否かを判定し,自身宛であればペイロードのデータを後段の回路に提供する。そして,ヘッダアナライザ34は,GMH内の長さ情報に基づいて次のGMHのアドレスまでジャンプし,受信バッファから次のGMHを読み出す(図中Aに戻る)。
上記のHCSエラーチェック工程S12で,HCSエラーチェック結果がNGの場合は,ヘッダアナライザ34は,当該GMHを含むFECブロックの前方誤り訂正での誤り訂正数42が,あからじめ求めていた基準値以下か否かを判定する(S16)。ヘッダアナライザ34は,誤り訂正数42が基準値以下の場合は(S16のYES),以下に示すMAC-PDUの救済処理を行う(S18-S24)。
一方,誤り訂正数42が基準値を超える場合は(S16のNO),現在のFECブロック内のHCSエラーチェックがNGであったGMHのMAC-PDU以降を破棄し,次のFECブロック内でGMHを探索する(S28)。この次のFECブロック内でのGMHの探索については,後述する。
誤り訂正数42が基準値以下の場合(S16のYES),ヘッダアナライザ34は,HCSエラーチェック結果がNGだったGMHについて,誤り訂正演算により特定されたエラービットを反転して訂正する(S18)。このエラー訂正処理はエラー訂正処理ユニット38によって行われる。ヘッダアナライザ34は,エラービットが1ビット以下であることを確認することはできないが,前方誤り訂正での誤り訂正数が基準値以下の場合は,通信環境がBERが1/1000であるので,48ビットのGMH内のエラービット数は高々1ビットであると高い可能性を持って推定することができる。よって,このエラービット訂正S18により,HCSエラーチェックがNGであっても,高い可能性でそのGMHのエラーを訂正することができる。これにより,GMH内の正しい長さ情報を高い可能性で取得できる。
次に,ヘッダアナライザ34は,エラー訂正されたGMH内の長さ情報に基づいて,受信バッファ32内の次のGMHのアドレスまでジャンプし,その次のGMHのデータを読み出す(S20)。さらに,ヘッダアナライザ34は,HCSチェックユニット36にその読み出したGMHのデータについてHCSチェックを行わせる(S20)。このHCSチェック結果がOKであれば(S20のYES),最初にエラー訂正されたGMHの長さ情報が正しいことを意味するので,最初のエラー訂正されたGMHのMAC-PDUから通常処理を行う(S22)。通常処理については,工程S14と同等である。これにより,最初のエラー訂正されたMAC-PDUを救済することができ,もしこのMAC-PDUが自身宛の場合はスループットを大幅に改善できる。
一方,HCSチェック結果がNGであれば(S20のNO),最初のエラー訂正されたGMHの長さ情報にエラーが含まれている可能性があるので,ヘッダアナライザ34は,最初のエラー訂正されたGMHを含むMAC-PDUの次のMAC-PDUを探索する(S24)。
図6は,次のGMHのスキャン探索を説明する図である。ヘッダアナライザ34は,スキャンユニット40を使用して,最初のエラービット訂正されたGMH60のアドレスから,図中64に示すとおり,アドレスをインクリメントしながら6バイト(48ビット)のデータ62を受信バッファ32から読み出す。そして,ヘッダアナライザ34は,HCSチェックユニット36を利用して,読みだした6バイト(48ビット)のデータ62の最後の8ビットをHCSビット列と仮定して,HCSエラーチェックを行う。エラーチェック結果がNGであれば,その読み出した6バイトデータ62はGMHではないと仮定し,スキャンユニット40は,次のアドレスの6バイトデータ62を受信バッファ32から読み出す。そして,HCSチェックユニット36が上記と同様のHCSチェックを行う。これらの動作を繰り返すことで,図6中の次のGMH66を抽出することができる。つまり,6バイトデータ62のHCSチェック結果がOKであれば,その6バイトデータ62が正しいGMHと推定することができる。
そして,ヘッダアナライザ34は,探索により検出したMAC-PDUから通常処理を行う(S26)。この通常処理も,工程S14と同等である。
前述のとおり,現在のFECブロック内のHCSエラーチェックがNGであったGMHのMAC-PDU以降を破棄し,次のFECブロック内でGMHを探索する(S28)。この探索方法を次の通りである。
図7は,FECブロック内でのGMHの探索方法を説明する図である。図7において,FECブロック#2のデータが破棄された場合,次のFECブロック#3の先頭アドレスから,6バイト(48ビット)データ72が受信バッファ32から読み出される。この読み出しは,スキャンユニット40により行われる。そして,前述と同様に,ヘッダアナライザ34は,HCSチェックユニット36を利用して,読みだした6バイトのデータ72の最後の8ビットをHCSビット列と仮定して,HCSエラーチェックを行う。エラーチェック結果がNGであれば,その読み出した6バイトデータ72はGMHではないと仮定し,スキャンユニット40は,次のアドレスの6バイトデータ72を受信バッファ32から読み出す。そして,HCSチェックユニット36が上記と同様のHCSチェックを行う。これらの動作を図中74のように繰り返すことで,図7中のFECブロック#3内の最初のGMH76を抽出することができる。
そして,工程S28で検出されたGMHのMAC-PDUから通常処理が再開される(S26)。
図8は,本実施の形態のデータユニット救済方法を説明するためのバースト例を示す図である。図8には1つのバーストBSTが示され,この1つのバーストに5つのMAC-PDU#0−#4が含まれ,ビット長が等しい(60バイト)の3つのFECブロックFEC Block #0−#2と,それらよりビット長が短いが互いに等しい2つのFECブロックFEC Block #3, #4とが含まれている。そして,図中に,各FECブロックの前方誤り訂正での誤り訂正数と基準値Nthとの関係が示され,各MAC-PDUのGMHのHCSチェック結果OKまたはNGが示されている。そこで,図9を例にして,図5に示したデータ受信処理装置50におけるデータユニットの救済処理について説明する。
バーストBSTの最初のMAC-PDU#0のGMHが受信バッファ32から読み出され,そのHCSチェック結果がNGとなるが,そのFECブロック#0の誤り訂正数が基準値Nth以下であるので(S16のYES),データ受信処理装置は,そのMAC-PDU#0のHCSビットによりGMHのエラービット訂正を行う(S18)。そして,次のMAC-PDU#1のGMHについてHCSエラーチェック結果がOKとなり(S20のYES),MAC-PDU#0から通常処理が行われる(S22)。
次に,MAC-PDU#2のGMHが受信バッファ32から読み出され,そのHCSエラーチェック結果がNGとなるが,そのFECブロック#1の誤り訂正数が基準値Nth以下であるので(S16のYES),データ受信処理装置は,そのMAC-PDU#2のHCSビットによりGMHのエラービット訂正を行う(S18)。そして,次のMAC-PDU#3のGMHについてもHCSエラーチェック結果がNGとなり(S20のNO),データ受信処理装置は,MAC-PDU#2のGMHからスキャンして次のGMHを探索する(S24)。そして,MAC-PDU#3のGMHが検出されると,そのMAC-PDU#3から通常の処理が再開される(S26)。
次に,MAC-PDU#4のGMHが受信バッファ32から読み出され,そのHCSエラーチェック結果がNGとなるが,そのFECブロック#2の誤り訂正数が基準値Nthより大きいいので(S16のNO),そのFECブロック#2内のMAC-PDU#4以降のデータを破棄する(S28)。そして,次のFECブロック#3の先頭アドレスからスキャンして次のGMHを探索する(S28)。
そして,FECブロック#3において,MAC-PDU#5のGMHのHCSエラーチェック結果がOKであるので,そのMAC-PDU#5から通常処理が行われる(S14)。
以上のとおり,本実施の形態によれば,スループットの低下を伴わずに,エラーが検出されたMAC-PDUとそれ以降のMAC-PDUの救済を行うことができる。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
ヘッダを有するデータユニットを処理するデータ受信処理方法において,
前記ヘッダのエラーチェックを行う工程と,
前記ヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,前記ヘッダを含む誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数に基づいて,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行うか否かを判定する工程とを有するデータ受信処理方法。
(付記2)
付記1のデータ処理方法において,さらに,
前記誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数が基準値より大きい場合に,前記エラーが検出されたヘッダを含む前記誤り訂正処理ブロック内に含まれ,前記エラーが検出されたヘッダのデータユニット以降のデータユニットを破棄し,次の誤り訂正処理ブロック内のヘッダのエラーチェックを行う工程を有するデータ受信処理方法。
(付記3)
付記1のデータ受信処理方法において,さらに,
前記誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数が基準値以下の場合に,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行う工程を有するデータ受信処理方法。
(付記4)
付記3のデータ受信処理方法において,
前記ヘッダはヘッダデータと,ヘッダデータから算出された誤り訂正ビットとを有し,
前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行う工程は,前記ヘッダデータと誤り訂正ビットとに基づいてエラー位置を特定し,当該特定されたエラー位置のビットを修正するデータ受信処理方法。
(付記5)
付記3のデータ処理方法において,さらに,
前記エラー訂正処理が行われたヘッダ内の前記データユニットの長さ情報に基づいて,次のヘッダのエラーチェックを行い,当該次のヘッダのエラーが検出されない場合に,前記エラー訂正処理が行われたヘッダを有するデータユニットのデータを処理する工程を有するデータ受信処理方法。
(付記6)
付記5のデータ処理方法において,さらに,
前記エラー訂正処理が行われたヘッダ内の前記データユニットの長さ情報に基づいて,受信バッファ内の次のヘッダのエラーチェックを行い,当該次のヘッダのエラーが検出された場合に,前記エラー訂正処理が行われたヘッダから前記受信バッファ内をスキャンして次のヘッダを推測し,当該推測されたヘッダのエラーチェックでエラーが検出されない場合に,当該推測されたヘッダを有するデータユニットのデータを処理する工程を有するデータ受信処理方法。
(付記7)
付記1乃至6のデータ処理方法において,さらに,
1以上の前記データユニットを有するバーストを受信して受信バッファに格納する工程と,
前記バーストを前記誤り訂正処理ブロックに分割し,前記誤り訂正処理ブロック毎に誤り訂正処理を行い前記誤り訂正数を検出する工程とを有するデータ受信処理方法。
(付記8)
付記2または3のデータ処理方法において,
変調方式または誤り訂正符号化の符号化レート,及び通信環境に応じて,前記基準値が複数種類あらかじめ設定され,
前記複数種類の基準値のうち,そのときの前記変調方式または誤り訂正符号化の符号化レートに対応した基準値が使用されるデータ受信処理方法。
(付記9)
付記1乃至3のいずれかのデータ処理方法において,
前記誤り訂正数は,前記誤り訂正処理ブロックのビット数に応じた誤り訂正された数を有することをデータ受信処理方法。
(付記10)
ヘッダを有するデータユニットを処理するデータ受信処理方法において,
前記ヘッダのエラーチェックを行う工程と,
前記ヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,前記ヘッダを含む誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数または誤り訂正率が基準値以下の場合に,前記エラーが検出されたヘッダを含むデータユニット以降のデータユニットの救済処理を行い,前記基準値より大きい場合に,前記誤り訂正処理ブロック内の前記エラーが検出されたヘッダ以降のデータユニットを破棄する救済処理工程とを有するデータ受信処理方法。
(付記11)
付記10のデータ処理方法において,
前記救済処理工程では,
前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行い,
当該エラー訂正処理が行われたヘッダ内のデータユニットの長さ情報に基づいて,当該ヘッダの次のヘッダのエラーチェックを行い,
前記次のヘッダのエラーチェックでエラーが検出されない場合に,前記エラー訂正処理が行われたヘッダのデータユニットを処理し,
前記次のヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,前記エラー訂正処理が行われたヘッダから受信バッファ内をスキャンして次のヘッダを推定し,当該推定したヘッダのエラーチェックでエラーが検出されない場合に当該推定したヘッダのデータユニットを処理するデータ受信処理方法。
(付記12)
ヘッダを有するデータユニットを処理するデータ受信処理方法において,
前記ヘッダのエラーチェックを行う工程と,
前記ヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行う工程と,
当該エラー訂正処理が行われたヘッダの次のヘッダのエラーチェックを行う工程と,
前記次のヘッダのエラーチェックでエラーが検出されない場合に,前記エラー訂正処理が行われたヘッダのデータユニットを処理する工程とを有するデータ受信処理方法。
(付記13)
付記12のデータ処理方法において,さらに,
前記次のヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,前記エラー訂正処理が行われたヘッダから受信バッファ内をスキャンして次のヘッダを推定し,当該推定したヘッダのエラーチェックでエラーが検出されない場合に当該推定したヘッダのデータユニットを処理する工程を有するデータ受信処理方法。
(付記14)
ヘッダを有するデータユニットを処理するデータ受信処理装置において,
受信した複数のデータユニットを一時的に格納する受信バッファと,
前記受信バッファ内の前記ヘッダのエラーチェックを行い,前記ヘッダエラーチェックでエラーを検出した場合に,前記ヘッダを含む誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数に基づいて,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行うか否かを判定する受信処理ユニットとを有するデータ受信処理装置。
(付記15)
付記14において,
前記受信処理ユニットは,前記誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数が基準値より大きい場合に,前記エラーが検出されたヘッダを含む前記誤り訂正処理ブロックの次の誤り訂正処理ブロック内のヘッダのエラーチェックを行うデータ受信処理装置。
(付記16)
付記14において,
前記受信処理ユニットは,前記誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数が基準値以下の場合に,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行うデータ受信処理装置。
(付記17)
付記16において,
前記ヘッダはヘッダデータと,ヘッダデータから算出された誤り訂正ビットとを有し,
前記受信処理ユニットは,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理では,前記ヘッダデータと誤り訂正ビットとに基づいてエラー位置を特定し,当該特定されたエラー位置のビットを修正するデータ受信処理装置。
(付記18)
ヘッダを有するデータユニットを処理するデータ受信処理装置において,
受信した複数のデータユニットを一時的に格納する受信バッファと,
前記受信バッファ内の前記ヘッダのエラーチェックを行い,前記ヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,前記ヘッダを含む誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数または誤り訂正率が基準値以下の場合には,前記エラーが検出されたヘッダを含むデータユニット以降のデータユニットの救済処理を行い,前記基準値より大きい場合には,前記誤り訂正処理ブロック内の前記エラーが検出されたヘッダ以降のデータユニットを破棄する受信処理ユニットとを有するデータ受信処理装置。
(付記19)
ヘッダを有するデータユニットを処理するデータ受信処理装置において,
受信した複数のデータユニットを一時的に格納する受信バッファと,
前記受信バッファ内の前記ヘッダのエラーチェックを行い,前記ヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行い,当該エラー訂正処理が行われたヘッダ内のデータユニットの長さ情報に基づいて,当該ヘッダの次のヘッダのエラーチェックを行い,前記次のヘッダのエラーチェックでエラーが検出されない場合に,前記エラー訂正処理が行われたヘッダのデータユニットを処理する受信処理ユニットとを有するデータ受信処理装置。
22:バースト再構築回路,データ受信処理装置
50:受信処理ユニット
32:受信バッファ
34:ヘッダアナライザ

Claims (10)

  1. ヘッダを有するデータユニットを処理するデータ受信処理方法において,
    前記ヘッダのエラーチェックを行う工程と,
    前記ヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,前記ヘッダを含む誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数に基づいて,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行うか否かを判定する工程と,
    前記誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数が基準値より大きい場合に,前記エラーが検出されたヘッダを含む前記誤り訂正処理ブロック内に含まれた,前記エラーが検出されたヘッダのデータユニット以降のデータユニットを破棄し,次の誤り訂正処理ブロック内のヘッダのエラーチェックを行う工程とを有するデータ受信処理方法。
  2. 請求項1のデータ受信処理方法において,さらに,
    1以上の前記データユニットを有するバーストを受信して受信バッファに格納する工程と,
    前記バーストを前記誤り訂正処理ブロックに分割し,前記誤り訂正処理ブロック毎に誤り訂正処理を行い前記誤り訂正数を検出する工程とを有するデータ受信処理方法。
  3. 請求項1または請求項2のデータ受信処理方法において,さらに,
    前記誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数が基準値以下の場合に,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行う工程を有するデータ受信処理方法。
  4. 請求項1乃至3のデータ受信処理方法において,
    変調方式または誤り訂正符号化の符号化レート,及び通信環境に応じて,前記基準値が複数種類あらかじめ設定され,
    前記複数種類の基準値のうち,そのときの前記変調方式または誤り訂正符号化の符号化レートに対応した基準値が使用されるデータ受信処理方法。
  5. ヘッダを有するデータユニットを処理するデータ受信処理方法において,
    前記ヘッダのエラーチェックを行う工程と,
    前記ヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,前記ヘッダを含む誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数または誤り訂正率が基準値以下の場合に,前記エラーが検出されたヘッダを含むデータユニット以降のデータユニットの救済処理を行い,前記基準値より大きい場合に,前記誤り訂正処理ブロック内の前記エラーが検出されたヘッダ以降のデータユニットを破棄する救済処理工程とを有するデータ受信処理方法。
  6. 請求項5のデータ受信処理方法において,
    前記救済処理工程では,
    前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行い,
    前記エラー訂正処理が行われたヘッダ内のデータユニットの長さ情報に基づいて,前記ヘッダの次のヘッダのエラーチェックを行い,
    前記次のヘッダのエラーチェックでエラーが検出されない場合に,前記エラー訂正処理が行われたヘッダのデータユニットを処理するデータ受信処理方法。
  7. 請求項5または請求項6のデータ受信処理方法において,さらに,
    1以上の前記データユニットを有するバーストを受信して受信バッファに格納する工程と,
    前記バーストを前記誤り訂正処理ブロックに分割し,前記誤り訂正処理ブロック毎に誤り訂正処理を行い前記誤り訂正数または誤り訂正率を検出する工程とを有するデータ受信処理方法。
  8. ヘッダを有するデータユニットを処理するデータ受信処理装置において,
    受信した複数のデータユニットを一時的に格納する受信バッファと,
    前記受信バッファ内の前記ヘッダのエラーチェックを行い,前記ヘッダエラーチェックでエラーを検出した場合に,前記ヘッダを含む誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数に基づいて,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行うか否かを判定する受信処理ユニットとを有し,
    前記受信処理ユニットは,前記誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数が基準値より大きい場合に,前記エラーが検出されたヘッダを含む前記誤り訂正処理ブロック内に含まれた,前記エラーが検出されたヘッダのデータユニット以降のデータユニットを破棄し,次の誤り訂正処理ブロック内のヘッダのエラーチェックを行うデータ受信処理装置。
  9. ヘッダを有するデータユニットを処理するデータ受信処理装置において,
    受信した複数のデータユニットを一時的に格納する受信バッファと,
    前記受信バッファ内の前記ヘッダのエラーチェックを行い,前記ヘッダのエラーチェックでエラーが検出された場合に,前記ヘッダを含む誤り訂正処理ブロックにおける誤り訂正数または誤り訂正率が基準値以下の場合には,前記エラーが検出されたヘッダを含むデータユニット以降のデータユニットの救済処理を行い,前記基準値より大きい場合には,前記誤り訂正処理ブロック内の前記エラーが検出されたヘッダ以降のデータユニットを破棄する受信処理ユニットとを有するデータ受信処理装置。
  10. 請求項9のデータ受信処理装置において,
    前記受信処理ユニットは,前記救済処理において,前記エラーが検出されたヘッダのエラー訂正処理を行い,前記エラー訂正処理が行われたヘッダ内のデータユニットの長さ情報に基づいて,前記ヘッダの次のヘッダのエラーチェックを行い,前記次のヘッダのエラーチェックでエラーが検出されない場合に,前記エラー訂正処理が行われたヘッダのデータユニットを処理するデータ受信処理装置。
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