JP5453589B2 - シリンダ装置 - Google Patents

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この発明は、シリンダ内を往復動自在にピストンおよびピストンロッドが摺動するシリンダ装置に関し、特に成型品をチャックするために使用することのできるシリンダ装置に関するものである。
一般に機械や装置の運動には回転運動と直線運動とがある。回転運動を実現させるものとしてモータと減速機・変速機との組み合わせが一般的である。一方、直線運動には直線作動機があり、その駆動の原理から流体式・電気機械式・電気式に分類される。シリンダ装置は流体式の直線作動機であり、様々な機械装置に用いられる汎用性のある部品要素として利用されている。たとえば製造ラインなどのマテリアルハンドリングで、加工工程や組み付け工程に利用される場合がある。その利用方法の一例として、加工・組み付け時のワークの固定(チャック)および位置決めなどがある。
このようなシリンダ装置の一例が特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載されたシリンダ装置は、被駆動体つまりピストンと一体となったピストンロッドを往復動自在となるように構成されている。またピストンロッドにはその外周面が球面状に形成されているロッドカバーが設けられており、その球形の外周面に嵌合する内周面を有している支持部材によりシリンダ装置が支持されている。このようにシリンダ装置が支持されていることにより三次元方向の揺動が可能となっており、それとともにピストンロッドが三次元方向に往復動可能となる。
特開平9−14207号公報
しかしながら特許文献1に記載されているシリンダ装置では、シリンダ装置が三次元方向に揺動自在に支持されて往復動可能となるが、その支持方法もしくは取付方法はロッドカバーに設けられた球形の外周面に嵌合する内周面を持つ支持部材により支持できるのみである。また、従来のシリンダ装置は上記のような特定の支持部材にのみに対応したものが多数であり、その取付方法もしくは支持方法とは異なる支持形態で使用することができず、汎用性に劣っているものが多かった。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、シリンダ装置の設置方法が複数選択でき、取り付けの汎用性に優れたシリンダ装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、圧力流体によって直線的に移動するピストンがシリンダの内部に摺動自在に設けられたシリンダ装置において、前記シリンダの外部に前記ピストンの前後動方向に対して交差する方向に延びた取付脚部を有し、その取付脚部は、前記ピストンの前後動方向に対して交差する方向の軸線を中心とした円弧面とその円弧面を結ぶ平坦面とを外面として備え、前記取付脚部は、丸棒材によって形成されるとともに、前記円弧面はその丸棒材の外周面によって形成され、さらに前記平坦面は前記丸棒材の外周部の一部を前記ピストンの前後動方向に平行に平坦にカットした形状に形成され、かつ前記取付脚部には前記平坦面に対して垂直な方向に向けてボルト孔が貫通して形成されていることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、取付脚部の謂わば断面形状が円弧面と円弧面を結ぶ平坦面とを外面として備えていることにより、その取付脚部をその外周側からクランプして支持するようにシリンダ装置を取り付けられる。このように円弧面に対して面接触してクランプすることにより支持できるため、シリンダ装置をその取付脚部を中心に回動可能に支持でき、つまりピストンロッドに角度を与えることができる。またその取付脚部が平坦面を有しているから、たとえば平面に固定する際にはクランプ等を使用せずに孔が設けられた平坦な面に対して、ボルト孔にボルトなどの締結機械要素を用いて取り付けることができる。
この発明のシリンダ装置の第1の構成例の正面図(A)およびピストンロッドが突出した状態の上面図(B)である。 この発明のシリンダ装置の第1の構成例の背面図(A)およびピストンロッドが収容された状態の上面図(B)である。 この発明のシリンダ装置の第1の構成例のピストンロッドが突出した状態の右側面図(A)およびピストンロッドが収容された状態の右側面図(B)である。 この発明の第1の構成例のシリンダ装置を任意の平面に取り付けた場合の右側面図(A)および背面図(B)である。 この発明の第1の構成例のシリンダ装置をクランプにより支持した場合の右側面図(A)および背面図(B)である。 この発明の第1の構成例のシリンダ装置をクランプにより支持した場合の右側面図(A)および背面図(B)である。 この発明の第1の構成例のシリンダ装置を使用したチャック機構においてシリンダ装置をクランプで支持した場合の側面図である。 この発明の第1の構成例のシリンダ装置をクランプにより支持した場合の右側面図(A)および背面図(B)である。 この発明のシリンダ装置の第2の構成例の正面図(A)およびピストンロッドが突出した状態の上面図(B)である。 この発明のシリンダ装置の第2の構成例の背面図(A)およびピストンロッドが収容された状態の上面図(B)である。 この発明のシリンダ装置の第2の構成例のピストンロッドが突出した状態の右側面図(A)およびピストンロッドが収容された状態の右側面図(B)である。
つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1の構成例)
図1から図5および図7、図8の符号1は、この発明の第1の構成例であるシリンダ装置を示している。このシリンダ装置1は、一端部が閉じられており、また他端部が開口されたシリンダ本体2を備えている。このシリンダ本体2は外形形状がほぼ直方体状(もしくはほぼ円筒状)となるように構成されている。このシリンダ本体2の開口部はロッドカバー(エンドプレート)3によって閉塞されている。またシリンダ本体2の軸線方向で前記一端部側には空気などの圧力流体の給排口であるポート4が設けられている。
さらにシリンダ本体2の外周の四隅には長手方向(図2(B)の上下方向)に図2の(A)に示すシリンダスイッチ5が取付可能な溝6が形成されている。この溝6にシリンダスイッチ5を収容して、そのシリンダスイッチ5に形成された孔にイモネジをねじ込むなどのことによりシリンダ本体2に締結するように構成されている。このシリンダスイッチ5は市販のものであってよく、その内部には、たとえば一対のリーフ接点が設けられていて、後述するピストン7に設けられたマグネット8によりそのリーフ接点が開閉することによってスイッチのON/OFFが切り替わる構成となっている。これによりピストン7がシリンダ本体2の開口端側にあるか、閉口端側にあるかを検出できる構成となっている。
シリンダ本体2には、シリンダ本体2の内周方向の形状に摺動自在に嵌合するピストン7が設けられている。このピストン7は底のある筒状に形成されていて、その開口部が前記シリンダ本体2の開口端側を向くようにシリンダ本体2の内部に配置されている。そのピストン7の筒状部分にリターンスプリング9が収容可能となっている。リターンスプリング9はピストン7の筒状部に収容されるとともに、ロッドカバー3に他方の端部が当接してピストン7の移動方向と反対側にピストン7を付勢する。またピストン7の外周面にはシリンダ本体2の内周面との密閉度を増すためにOリング10が備えられている。
このピストン7の中心部には、その中心軸線に沿って一方の面側に延びたピストンロッド12が一体化されている。また図1の(A)に示すように、このピストンロッド12の断面形状は丸棒材の上下両側を平面にカットしたほぼ長円形状に形成されている。
またピストン7の外周側には、マグネット8が取り付けられている。このマグネット8がシリンダスイッチ5内部のリーフ接点に近接するとその回路が閉じられる構成となっている。このピストンロッド12は、ロッドカバー3の中心部に形成された孔を摺動自在に嵌合されている。
上記の構成により密閉された圧力作用室14が形成されて、ポート4にエアなどの圧力流体を供給する図示しないコンプレッサなどにより、圧力作用室14の内圧が制御されてシリンダ本体2内でピストン7が摺動する。そして、ピストン7に設けられたマグネット8がシリンダ本体2の外周方向の四隅の上方側(図2の(A)の上方両側)に設けられたシリンダスイッチ5のリーフ接点を閉じることによりON/OFFを切り替える。
圧力作用室14の内圧の変化によりピストン7がシリンダ本体2の閉口端側もしくは開口端側に当接したときに、マグネット8とシリンダスイッチ5との組み合わせでピストン7が閉口端側もしくは開口端側に当接したことを検出することができる。
なお、このシリンダ装置1には、ピストン7がシリンダ本体2の一端部に当接した状態とシリンダ本体2の他端部に当接した状態とを検出するセンサが設けられる構成であってもよい。また、そのシリンダ本体2の一端部から他端部までの間にピストン7が位置する状態を検出できる構成であってもよい。
ここで、以上に示した構成に加えて、第1の構成例であるこのシリンダ装置1のシリンダ本体2に設けられている取付脚部17について説明する。この取付脚部17は、外周側の両側面部から突出しており、ピストン7の前後動方向に対して交差する方向に向けて設けられている。この取付脚部17は、その前後動方向に対して交差する方向の軸線を中心とした円弧面とその円弧面を結ぶ平坦面15とを外面として備えて、かつその平坦面15に対して垂直な方向に向けてボルト孔16が貫通して形成されている。言い換えれば、取付脚部17は、丸棒材の外周部の一部を平坦にカットした形状をなしている。
上記のように構成されていることにより、このシリンダ装置1は通常の流体式直線作動機として機能し、つまりピストンロッド12が往復動自在に駆動する。これに加え、その取付脚部17の形状から取付方法において汎用性を増すことができる。図4から図8に、その具体例を示す。まず、取付脚部17に平坦面15が設けられていることにより、図4に示すように任意の平面に対してボルト孔16を貫通させてボルト18などにより締結することができる。
また、取付脚部17はシリンダ本体2の外周側の両側面部から突出しており、かつ円弧面を有していることから、図5に示すように取付脚部17が挿入される部位が円筒形の内周面を有するクランプ19などに挟み込んで支持できる。これにより取付脚部17の中心軸線に揺動可能に取り付けることができる。すなわち、取付角度を無段階に調整することが可能になる。さらにこのクランプ19の支持軸20が回転自在とすれば、三次元方向に揺動自在に取り付けできて汎用性をさらに向上させることができる。
さらに図6(A)および(B)には、図5で示したクランプ19とは別のクランプ21によりシリンダ本体2の取付脚部17が支持されている。このクランプ21は、取付脚部17を嵌め合わせる部位の一方(図6(A)では上方)が開口している。この開口部22の幅L1は、取付脚部17の最小幅(取付脚部17をその軸線に対して垂直にカットした場合の前記平坦面15とこれに対向する外周部との間隔)L2より大きく、かつ最大幅(取付脚部17をその軸線に対して垂直にカットした場合の円弧の直径)L3より小さくなるように規定されている。このクランプ21にシリンダ装置1を取り付ける場合は、取付脚部17が最小幅L2により開口幅L1の開口部22を通過させたのちに所定の角度だけ回転してボルト孔23に図示しないボルトなどにより締め付けて固定する。またこのクランプ21からシリンダ装置1を取り外す場合は、ボルト孔23に締め付けられたボルトを緩めたのちに取付脚部17を所定の角度だけ回転させることにより取り外しが可能となる。このように容易に脱着できることから、組み付け性を向上できる。
さらにまたシリンダ本体2が図7に示すような自由度が「1」のチャック機構25を構成している場合は、クランプ26のような軸受メタル(ブッシュ)26jなどの回転軸受材が内部に組み込まれた支持部材を使用する。クランプ26にシリンダ本体2を取り付ける際にはボルト29などにより締結する。このチャック機構25は、4節限定連鎖を成しており、第1の節としてクランプ26と受け部27とがそれぞれに回転限定の対偶素を一つずつ有する固定節を形成する。第2の節としてクランプ26の回転限定の対偶素にはシリンダ本体2が取付脚部17により連結される。一方、第3の節として受け部27の回転限定の対偶素にはテコ28が連結される。このテコ28には、第4の節としてピストンロッド12が回転限定の対偶として連結される。そして、ピストンロッド12とシリンダ本体2とが滑り限定の対偶として連結される。このように自由度が「1」のチャック機構25が構成される。この図7の例では受け部27に設けられたパッド27pとテコ28に設けられたパッド28pとにより、たとえばワークなどをチャックするために利用することができる。このシリンダ装置1は、取付脚部17の形状からこのようなチャック機構25にも、新たに回転限定の対偶を構成する部材を用いることなく組み付けることができる。これにより汎用性をさらに向上させることができる。
そして、図8に示すようにシリンダ装置1のピストンロッド12の出入り口の反対側つまりシリンダ装置1の背面には、軸部30を設けてもよい。この軸部30をクランプ31に嵌め合せてボルト孔32に図示しないボルトなどにより締め付けることで、シリンダ装置1を支持することもできる。またこのように支持することにより、取り付けの際にクランプ31に取り付けられた軸部30の周方向に回転自在に取り付けることができる。
上記のようにこのシリンダ装置1の取付脚部17が形成されていること、およびこれに加えて軸部30が設けられていることにより、その取付方法を複数選択することができる。そして様々な取付方法をするためにシリンダ装置1の取付脚部17の形状に差異を設ける必要がないことからコストパフォーマンスを向上できる。
(第2の構成例)
図9から図11の符号33は、この発明の第2の構成例であるシリンダ装置を示している。このシリンダ装置33は、一端部が閉じられており、また他端部が開口されたシリンダ本体34を備える。このシリンダ本体34は外形形状がほぼ円筒状もしくはほぼ直方体状となるように構成されている。このシリンダ本体34の開口部はロッドカバー(エンドプレート)35によって閉塞されている。またシリンダ本体34の軸線方向で前記一端部側には空気などの圧力流体の給排口であるポート36が設けられている。
このシリンダ本体34の一端部の閉口された側には導電可能な接点37Aが組み込まれて、接点37Aに導電可能に取り付けられたリード線38Aを有する。このリード線38Aはシリンダ本体34の閉口端側外部に形成された軸部39を貫通して図示しない制御回路に接続される。さらにまた、ロッドカバー35には導電可能な接点37Bが組み込まれて、接点37Bに導電可能に取り付けられたリード線38Bを有する。このリード線38Bはロッドカバー35を貫通して図示しない制御回路に接続される。
さらにシリンダ本体34の外周の四隅には長手方向(図10(B)の上下方向)に図10の(A)に示すシリンダスイッチ40が取付可能な溝41が形成されている。この溝41にシリンダスイッチ40を収容して、そのシリンダスイッチ40に形成された孔にイモネジをねじ込むなどのことによりシリンダ本体34に締結するように構成されている。このシリンダスイッチ40は市販のものであってよく、その内部には、たとえば一対のリーフ接点が設けられていて、後述するピストン42に設けられたマグネット49によりそのリーフ接点が開閉することによってスイッチのON/OFFが切り替わる構成となっている。これによりピストン42がシリンダ本体34の開口端側にあるか、閉口端側にあるかを検出できる構成となっている。
シリンダ本体34には、シリンダ本体34の内周方向の形状に摺動自在に嵌合するピストン42が設けられている。このピストン42は底のある筒状に形成されていて、その開口部が前記シリンダ本体34の開口端側を向くようにシリンダ本体34の内部に配置されている。そのピストン42の筒状部分にリターンスプリング43が収容可能となっている。リターンスプリング43はピストン42の筒状部に収容されるとともに、ロッドカバー35に他方の端部が当接してピストン42の移動方向と反対側にピストン42を付勢する。またピストン42の外周面にはシリンダ本体34の内周面との密閉度を増すためにOリング45が備えられている。さらにこのピストン42にはシリンダ本体34の開口端側に当接し、ロッドカバー35の接点37Bに導電可能なように導電板47Aが設けられている。
このピストン42の中心部には、その中心軸線に沿って一方の面側に延びたピストンロッド44が一体化されている。また図9の(A)に示すように、このピストンロッド44の断面形状は丸棒材の上下両側を平面にカットしたほぼ長円形状に形成されている。さらに導電板47Bは接点37Aに導電可能な構成となっている。
またピストン42の外周側には、マグネット49が取り付けられている。このマグネット49がシリンダスイッチ40内部のリーフ接点に近接するとその回路が閉じられる構成となっている。このピストンロッド44は、ロッドカバー35の中心部に形成された孔を摺動自在に嵌合されている。
上記の構成により密閉された圧力作用室50が形成されて、ポート36にエアなどの圧力流体を供給する図示しないコンプレッサなどにより、圧力作用室50の内圧が制御されてシリンダ本体34内でピストン42が摺動する。そして、ピストン42に設けられたマグネット49がシリンダ本体34の外周方向の四隅の上方側(図9の(A)の上方両側)に設けられたシリンダスイッチ40のリーフ接点が閉じることによりON/OFFを切り替える。
圧力作用室50の内圧の変化によりピストン42がシリンダ本体34の閉口端側もしくは開口端側に当接したときに、マグネット49とシリンダスイッチ40との組み合わせでピストン42が閉口端側もしくは開口端側に当接したことを検出することができる。
なお、この発明においては一対の接点およびそれらの接点を導通させる導電板はピストンの前進端側にのみ設けられている構成であってもよい。つまり、シリンダ本体34の内圧が上がってピストンロッド44が突出した状態であるか否かは前進端側にのみでセンシングすることで検知することができる。
ここで、以上に示した構成に加えて、第2の構成例であるこのシリンダ装置33のシリンダ本体34に設けられている取付脚部53について説明する。この取付脚部53は、第1の構成例として示したシリンダ装置1のシリンダ本体2に形成された取付脚部17と同じ形状のものである。
上記のように構成されていることにより、このシリンダ装置33は第1の構成例に示したシリンダ装置1と同様に、通常の流体式直線作動機として機能し、つまりピストンロッド44が往復動自在に駆動する。また接点37A,37Bとリード線38A,38Bと導電板47A,47Bとを備えることにより、ピストン42およびピストンロッド44がシリンダ本体34の前進端側にあるのか、後進端側にあるのか、その状態を検知することができる。これに加え、その取付脚部53の形状から取付方法において汎用性を増すことができる。すなわち、取付脚部53に平坦面51が設けられていることにより、第1の構成例として示したシリンダ装置1と同様の支持方法、つまり図4から図7に記載の方法で同様に支持できる。また、シリンダ本体34のピストンロッド44の出入り口の反対側つまりシリンダ本体34の背面には、軸部39が設けられている。このため、軸部39が設けられたシリンダ本体34は、第1の構成例として示したシリンダ装置1と同様の支持方法、つまり図8に記載の方法で同様に支持できる。このように第2の構成例のシリンダ装置33においても第1の構成例のシリンダ装置1と同様に、その取付方法を複数選択することができる。そして様々な取付方法をするためにシリンダ装置33の取付脚部53の形状に差異を設ける必要がないことからコストパフォーマンスを向上できる。
1,33…シリンダ装置、 2,34…シリンダ本体(シリンダ)、 3,35…ロッドカバー(エンドプレート)、 4,36…ポート、 5,40…シリンダスイッチ、 6,41…溝、 7,42…ピストン、 8,49…マグネット、 9,43…リターンスプリング、 10,45…Oリング、 12,44…ピストンロッド、 14,50…圧力作用室、 15,51…平坦面、 16,52…ボルト孔、 17,53…取付脚部、 18…ボルト、 19…クランプ、 20…支持軸、 21…クランプ、 22…開口部、 23…ボルト孔、 25…チャック機構、 26…クランプ、 26j…軸受メタル(ブッシュ)、 27…受け部、 27p…パッド、 28…テコ、 28p…パッド、 29…ボルト、 30…軸部、 31…クランプ、 32…ボルト孔、 37A,37B…接点、 38A,38B…リード線、 39…軸部、 47A,47B…導電板。

Claims (1)

  1. 圧力流体によって直線的に移動するピストンがシリンダの内部に摺動自在に設けられたシリンダ装置において、
    前記シリンダの外部に前記ピストンの前後動方向に対して交差する方向に延びた取付脚部を有し、
    その取付脚部は、前記ピストンの前後動方向に対して交差する方向の軸線を中心とした円弧面とその円弧面を結ぶ平坦面とを外面として備え、
    前記取付脚部は、丸棒材によって形成されるとともに、前記円弧面はその丸棒材の外周面によって形成され、さらに前記平坦面は前記丸棒材の外周部の一部を前記ピストンの前後動方向に平行に平坦にカットした形状に形成され、かつ
    記取付脚部には前記平坦面に対して垂直な方向に向けてボルト孔が貫通して形成されている
    ことを特徴とするシリンダ装置。
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