JP5453413B2 - 小型歯科用インプラント - Google Patents

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Description

本発明は、一般的に歯科修復に関し、より詳細には歯科用インプラントに関する。
インプラント歯科学は、人工要素を使用する患者の口内の一つ以上の歯の修復を含む。かかる人工要素は典型的には、歯科用インプラント、及び歯科用インプラントに固定される補綴歯、アバットメント(単一またはマルチユニット)及び/またはブリッジまたはアーチを含む。
歯科用インプラントは典型的には純チタンまたはチタン合金から作られる。歯科用インプラントは典型的には本体部分及びカラーを含む。本体部分は、歯槽骨中に延びかつそれとオッセオインテグレートするように構成されている。カラーの上部表面は典型的には顎骨の稜と同一平面に置かれる。アバットメント(例えば最終アバットメント)は典型的には、上部表面上に置かれ、歯槽骨の上にある軟組織を通って延びる。最近、幾つかの歯科用インプラントは、顎骨の稜の上にかつ軟組織を完全に通って延びるカラーを持つ。
種々の先細りの及び種々のねじ山輪郭を持つインプラントが従来から知られている。例えば、米国特許第5427527号は円錐形インプラント設計を記載し、それはインプラントの冠状面、すなわちその最も幅広の端部に骨圧縮を誘発するために円筒状骨切り部位中に置かれる。他のねじ山輪郭及びパターンが従来から知られている。最も一般的な設計は米国特許第5897319号に示されたような対称的なV形状外観を含む。可変ねじ山輪郭は米国特許第5435723号及び第5527183号に開示され、それは咬合負荷下の応力伝達に対し数学的に最適化されている。米国特許第3797113号及び第3849887号は、インプラントの冠状端に面する平坦架を持つ雄ねじ状特徴を持つ歯科用インプラントを記載する。
かかる従来技術の歯科用インプラントは成功したけれども、歯槽骨とオッセオインテグレートする歯科用インプラントの能力を改良し、かつ歯槽骨内の歯科用インプラントの安定性を改良するための継続的な希望がある。例えば、歯科用インプラントは部分的または完全に無歯の患者を及び/または口の後方領域内の一つ以上の歯を修復するために使用されることが多い。口の後方領域は前方領域より利用可能な骨のより小さい高さを持つことが多い。歯の喪失後に残る骨の骨密度は口の前方領域より後方領域でより小さいことが多い。
本発明の一つの側面は、口の前方部のために元々構成された短い歯科用インプラントを単に使用することが後方領域で利用できる骨を最適に使用しないという認識である。従って、口の後方領域での使用のために特に構成された歯科用インプラントに対する要求が存在する。
従って、一実施態様は、外表面、頂端、冠状端、ねじ付き部及び縦軸を含む本体を含む歯科用補綴物を支持するための歯科用インプラントを含む。本体の冠状端はカラーを含む。ねじ付き部は、皮質骨と係合するように構成された冠状部、及び海綿骨と係合するように構成された頂端部を含む。ねじ付き部はさらに、歯根表面から延びる少なくとも一つのねじを含み、この少なくとも一つのねじは冠状側フランク、頂端側フランク、及び冠状側フランクと頂端側フランクの間に延びる長さを規定するねじ面を含む。ねじ面の長さはねじの冠状部より頂端部で小さく、ねじ山はねじ山の冠状部でねじの頂端部のねじ山深さd4より小さいねじ山深さd3を持ち、冠状部のねじの冠状側フランクと頂端側フランクはねじの冠状側フランクと頂端側フランクにより形成された角度より大きい角度を形成する。
ここに開示された一実施態様は歯科用補綴物を支持するための歯科用インプラントである。このインプラントは、外表面、頂端、冠状端、冠状部、ねじ付き部、及び縦軸を持つ本体を含むことができる。冠状部は、頂端から冠状端に向けて見たときに縦軸に対して内向きに先細りとなるカラーを含む。ねじ付き部は中間部及び頂端部を含み、中間部は縦軸に対して第一角度で内向きに先細りとなり、頂端部は縦軸に対して第一角度より小さい第二角度で内向きに先細りとなる。少なくとも一つのねじ山がねじ付き部の外表面上に設けられる。ねじ山は冠状側フランク、頂端側フランク、及び冠状側フランクと頂端側フランクの間に延びる面を持つ。
ここに開示された別の実施態様は外表面、頂端、冠状端、ねじ付き部及び縦軸を含む本体を持つ歯科用インプラントを含む。本体の冠状端はカラーを含む。ねじ付き部は冠状部、中間部及び頂端部を含む。ねじ付き部はさらに歯根表面から延びる少なくとも一つのねじを含む。この少なくとも一つのねじは冠状側フランク、頂端側フランク、及び冠状側フランクと頂端側フランクの間に延びる面を含む。ねじ面は一般的に冠状部から頂端部に増える厚さを持つ。
本発明のさらなる実施態様は従属請求項により規定される。本発明のこれらの及び他の実施態様は、添付図面を参照した好適な実施態様の以下の詳細な説明から当業者には容易に明らかとなるであろう。本発明は、開示されたいかなる特定の好適な実施態様にも限定されない。
ここに開示された本発明の上述の及び他の特徴は好適な実施態様の図面を参照して以下に説明される。図示された実施態様は説明することを意図しており、本発明を限定することを意図しない。図面は以下の図を含む。
図1は、患者の顎骨内に埋入された歯科用インプラントの断面側面図である。
図1Aは、本発明の一実施態様による歯科用インプラントの側面図である。
図1Bは、図1Aの歯科用インプラントの透視図である。
図1Cは、面E−Eに沿って取った図1Dの歯科用インプラントの断面上面図である。
図1Dは、図1Aの歯科用インプラントの断面側面図である。
図1Eは、円1Eで囲まれた図1Dの歯科用インプラントの一部の分解図である。
図1Fは、円1Fで囲まれた図1Eの歯科用インプラントの一部の分解図である。
図1Gは、図1Aの歯科用インプラントの別の側面図である。
図2Aは、歯科用インプラントの別の実施態様の側面図である。
図2Bは、図2Aの歯科用インプラントの透視図である。
図3は、歯科用インプラントの別の実施態様の側面図である。
図1は、患者の顎骨10中に埋入された歯科用インプラント20の一実施態様を示す。下顎骨の後方領域は、歯科用インプラント20と係合するために利用できる骨をあまり持たず、従って歯科用インプラント20の移植により起こる骨吸収の量を減らすことが重要である。加えて、患者の顎骨は、硬くて緻密な皮質骨12の外層と、海綿状の多孔質海綿骨14の内層を含む。以下に説明されるように、歯科用インプラント20は、特に下顎の後方領域のために構成され、そこでは短いインプラントが補綴物を良好に支持することができる。
歯科用インプラント20は、冠状端22、冠状端22に略隣接した冠状部26、頂端24、及び頂端24に略隣接した頂端部28を含む。示されるように、歯科用インプラント20はまた、ねじ付き部34及びカラー36を含むインプラント本体32を含む。インプラント20のねじ付き部34は、ねじ付き部34の歯根表面40上に設けられている一対のねじ山38を含むことができる。ねじ山38のそれぞれは、ねじ面58により連結されている頂端側フランク54及び冠状側フランク56を含む。各ねじ山38のベースに歯根表面40がある。
図1と1Gに示されるように、好適な実施態様では、歯科用インプラント20の冠状部26内のねじ山38は、皮質骨12の層と係合するように構成された皮質層ねじ山100を含む。歯科用インプラント20の頂端部28では、海綿層ねじ山102は海綿骨14の層と係合するように構成されている。皮質骨12は硬くて緻密であるため、皮質層ねじ山100は一般的に、海綿層ねじ山102に比べたとき比較的浅いねじ山深さd3を持つ。逆に、海綿骨14は海綿状かつ多孔性であるため、海綿層ねじ山102は一般的に、皮質層ねじ山100に比べたとき比較的深いねじ山深さd4を持つ。ある実施態様では、海綿層ねじ山102は皮質層ねじ山100より約50%から約100%大きいねじ山深さを持つことができる。言い換えれば、比率d4/d3は約1.5〜約2の範囲である。海綿層ねじ山102のねじ山深さが大きいほど、海綿層ねじ山102を海綿骨中へ深く侵入させ、それは海綿層ねじ山102からのより大きな表面積を海綿骨と係合させ、それにより浅いねじ山に比べたときより安定な連結を形成する。
ある実施態様では、ねじ山38間の距離を指すことができるねじ山ピッチは、インプラント20の冠状部26でより細かく、頂端部28でより粗くすることができる。単一のねじ山38を持つインプラント20に対しては、ねじ山ピッチは一般的に一定である。二つ以上のねじ山38を持つインプラント20に対しては、別個に考察すると、ねじ山38のそれぞれのねじ山ピッチは、他のねじ山38に対して一般的に同一であり、従って各ねじ山38は、インプラント20が患者の顎骨10内で回転されるときにインプラント20を同じ距離進める。しかし、インプラント20が均一に間隔を置いて離れている例えば二つのねじ山38を持つとき、二つのねじ山間のねじ山ピッチは、第一と第二ねじ山間の距離として測定したとき、別個の単一のねじ山38に対するねじ山ピッチの半分である。従って、冠状部26内のねじ山ピッチは、冠状部26に対して追加のねじ山(図示せず)を追加することにより比較的細かくすることができる。例えば、インプラント20は、冠状部26から頂端部28に延びて走る単一のねじ山38、及び冠状部26内のみに設けられている第二のねじ山38を持つことができる。この態様では、冠状部26内の有効ねじ山ピッチは、細かいねじ山が皮質骨と係合する一方で粗いねじ山が海綿骨と係合するように頂端部28内の有効ねじ山ピッチより大きくすることができる。さらに別の実施態様では、冠状部26内で四つのねじ山が使用されることができ、一方、頂端部内で二つのねじ山が使用されることができる。
皮質及び海綿骨部分のそれぞれとの係合をさらに容易にするために、皮質層ねじ山100は、約60度であることができる角度a1を形成するねじ山フランク54と56で比較的幅広であることができ、一方、海綿層ねじ山102は、約35度であることができる角度a2を形成するねじ山フランク54と56で比較的細かいものであることができる。ある実施態様では、角度a1は約50度〜約70度であることができる。ある実施態様では、角度a2は約25度〜約45度であることができる。
同様に、皮質層ねじ山100は一般的に、海綿層ねじ山102より鋭く、皮質層ねじ山100の面58は、海綿層ねじ山102の厚さt2より小さい厚さt1を持つ。示されるように、皮質層ねじ山100の厚さt1はゼロに近づくことができ、本質的に刃である面58をもたらす。この態様では、浅くて鋭いねじ山が硬い皮質骨12に装填するために使用されることができ、一方、深くて鈍いねじ山が軟らかい海綿骨14に装填するために使用されることができる。一実施態様では、皮質層ねじ山100の厚さt1は約0.1mm以下であり、一方、海綿層ねじ山の厚さt2は0.1mm以上である。一実施態様では、厚さt1は約0mm〜約0.1mmの範囲であり、厚さt2は約0.1mm〜約0.3mmの範囲である。
図1を続けて参照すると、カラー36はまた、患者の歯茎と係合するように構成されることができる。カラーを外向きに先細りとすることにより、インプラント20は歯茎組織をあまり変位させず、それにより組織をあまり妨害せずかつ患者の歯茎をより良好に保護する。示された実施態様では、カラー36は、インプラント20の冠状端26の歯根表面40の最大直径に略等しい上面22の直径まで先細りとなる。使用の一実施態様では、インプラント20は、インプラント20の冠状端26の歯根表面の直径に略等しい骨に形成された穴中に挿入される。この態様では、カラー36の下方部はこの骨及び/またはそれにかぶさった歯茎組織の穴よりわずかに大きくすることができる。
従って、図1のインプラントでは、ねじ山38は二つの異なるタイプの骨組織に対して最適化される。この態様では、歯科用インプラント20はより短く作られることができ、骨組織との確実な連結を形成するために利用できる限られた空間をより効果的に使用することができる。加えて、カラー36は、ねじ山38がインプラント20の安定性を付加するために全体の利用できる皮質骨の利益を獲得するように、軟組織中に置かれるように構成される。
さて図1A−1Gを参照すると、図1Aのインプラント20がより詳細に説明されるであろう。示されるように、小型の歯科用インプラント20は縦軸Lを持つ。示された実施態様では、インプラント20は、冠状端22から頂端24まで測定したときに長さ約6.5mmである。他の実施態様では、インプラント20は長さ約5mm〜8mm、または約5.5mm〜7.5mm、または約6mm〜7mmであることができる。冠状端22の直径は約3mm〜5mm、または約4mm、または約4.1mmであることができる。頂端24の直径は約2mm〜5mm、または約4mm、または約3.9mmであることができる。カラー36の高さは、縦軸Lに沿って測定すると約1mm〜約2mm、または約1.5mmであることができる。カラー36の頂端部の直径は約3mm〜6mm、または約5mm、または約4.9mmであることができる。ねじ付き部34の高さは約3mm〜7mm、または約4mm〜6mm、または約5mmであることができる。上述のように、歯科用インプラント20の示された実施態様は、患者の顎骨中にしっかりと移植されるために歯科用インプラント20が一般的に標準的な歯科用インプラントよりあまり利用できる貫入深さを持たないので、顎骨の深さが比較的浅いときに特に有用である。上述のように、ねじ付き部及びカラー36は、保持を促進しかつ骨吸収を抑制するために後方領域の利用できる貫入深さを最適に使用するように構成される。加えて、カラー36は、患者の歯茎のような患者の軟組織と係合するように構成されることができる。
以下に説明されるように、示された実施態様は、インプラント20の周りにそれぞれが螺旋状に延びる一対のねじ山38を含むが、修正された実施態様はより多いまたはより少ないねじ山を含むことができる。加えて、以下に説明されるように、ねじ山38の面58により形成される表面及び/または歯根表面40は一般的に円錐形であるかまたは頂端方向に内向きに先細りとなることができる。ある実施態様では、ねじ山38の面58及び/または歯根表面40により形成される表面は以下に説明されるように、少なくとも二つの異なる逓減度を含む。しかし、他の実施態様では、ねじ山38の面58及び/または歯根表面40により形成される表面は実質的に円筒状であるかまたは別の形状であることができる。インプラント20はチタンから作られることができるが、種々のタイプのセラミック、プラスチックまたは複合体のような他の材料も使用することができる。
本明細書の説明では、「内向きに」「先細り」となる種々の構造に言及されるであろう。他に特記しない限り、内向きに先細りは、参照された構造の表面が一般的に、この構造がインプラント20の頂端24に向けて動くときに歯科用インプラント20の縦方向中心により近づくようになっていることを意味する。従って、「外向きに先細り」は、参照された構造の表面が一般的に、この構造がインプラント20の頂端に動くときにインプラント20の縦方向中心からさらに遠くになっていることを意味する。従って、図1Aを参照すると、示された実施態様では、カラー36は一般的に外向きに先細りとなるが、一方、ねじ付き部34は一般的に内向き先細りとなる。
示された実施態様では、インプラント本体32は外表面または骨付着成長表面40を含み、それはオッセオインテグレーションを促進するように構成されることができる。一実施態様では、骨付着成長表面40は、本体32の表面積を増やすことによりオッセオインテグレーションを促進するように構成される。この関連では、骨付着成長表面40は、例えば、酸腐蝕、グリットブラスティング、及び/または機械加工によるような幾つかの異なる態様でインプラン本体32を粗面化することにより形成されることができる。これに代えて、骨付着成長表面40は、オッセオインテグレーションを促進するために下方表面をある物質で被覆することにより形成されることができる。ある実施態様では、これは、インプラント本体32の表面積を減少または増加することをもたらすことができる。リン酸三石灰(TCP)及びヒドロキシアパタイト(HA)のようなリン酸カルシウムセラミックは、外表面40の化学的性質を変えることによりオッセオインテグレーションを強化することができる材料の例である。他の実施態様では、外表面40は、例えばオッセオインテグレーションを促進するように構成されているねじ山、微細ねじ山、くぼみ、及び/または溝のような巨視的構造を含むことができ、かつ単独でまたは上述の粗面化及び/または被覆と組み合わせて使用されることができる。一実施態様では、外表面40は低マイクロメーター範囲の開放細孔を持つ高結晶かつリン酸塩富化酸化チタン微細構造表面のような微細構造表面を含む。かかる表面の例はNobel Biocare ABにより商標TiUnite(登録商標)の下に販売されている。別の実施態様では、本体32は、微細構造表面を提供するために多孔性ジルコニウムで被覆されることができるジルコニウムセラミックまたは他のセラミック材料から形成されることができる。別の実施態様では、微細構造表面は、オッセオインテグレーションを促進するように構成された物質(例えばBMP)で被覆されることができる。
続けて図1Aを参照すると、カラー36は冠状端からねじ付き部34まで位置することができかつ、示された実施態様では、ねじ付き部34と一体的に形成されることができまたはそれに永久的に取付けられることができる。カラー36は少なくとも部分的に側壁44により構成されることができる。示された実施態様では、側壁44は、縦軸Lに対して略α度である角度で頂端方向に外向きに先細りとなる。ある実施態様では、αは略0度〜30度、または略0度〜20度である。
ある実施態様では、カラー36の冠状部は、斜めに切られたまたは面取りされた縁42を持つ。面取りされた縁42は縦軸Lに対して約30度〜60度、好ましくは約45度の角度で方向付けられることができる。面取りされた縁42の高さは、縦軸Lに沿って測定したときに約0.05mm〜約0.3mm、好ましくは約0.1mmであることができる。ある実施態様では、カラー36の頂端部は、一般的にインプラント本体32のねじ付き部に隣接している円筒状部43を含むことができる。円筒状部43の高さは約0.05mm〜約0.3mm、または約0.2mmであることができる。カラー36を外向きに先細りとすることにより、インプラント20は歯茎組織をあまり変位させず、それにより組織をあまり妨害せずかつ患者の歯茎をより良く保護する。
上述のように、外向きに先細りとなるカラー36は、患者の歯茎のような軟組織と係合するように構成されることができる。カラー36は表面模様付きのまたは滑らかな表面を持つことができる。滑らかな表面はカラー36の表面上の歯垢または歯石の蓄積を減らすことができるが、一方、粗い表面はカラー36への軟組織係合を促進することができ、それはより美的外観をもたらすことができる。外向きに先細りとなるカラー36の直径は、歯科用インプラント20と共に使用されるアバットメントの寸法にマッチさせられることができる。例えば、ある実施態様では、冠状端22の直径は約3mm〜5mm、または約4mm、または約4.1mmであり、カラー36の頂端部の直径は約3mm〜6mm、または約5mm、または約4.9mmである。カラーの寸法及び形状は種々のプラットフォーム寸法にマッチするように変更されることができる。
修正された実施態様では、カラー36は、米国特許出願11/739034に記載されたような溝を備えることができる。この特許出願の全体は参考としてここに組み込まれる。他の実施態様では、周囲の突起または微細ねじ山をカラー36上に設けることができる。
図1A−1Gに示されかつ上に言及したような実施態様では、ねじ山38のそれぞれは、面58により連結される頂端側フランク54と冠状側フランク56を含む。各ねじ山38のベースに歯根表面40がある。上述のように、示された歯科用インプラント20は、頂端24の対向側面で始まりかつインプラント本体32のねじ付き部34に沿って対向位置を維持しながらねじ付き部34に沿って冠状端22に向けて進む一対のねじ山38を含む。従って、示された実施態様では、ねじ山38のそれぞれは特別なねじ山38の面58間に略同じ距離を持つ。示された実施態様では、ねじ山38は約1.6mmのピッチを持ち、それは従来技術で普通であるように、連続ねじ山ピーク間の軸方向距離として規定される。他の実施態様では、ねじ山38は約0.5〜2.5mm、または1mm〜2mmのピッチを持つ。示された実施態様は二つのねじ山38を示すが、一つまたは三つのような他の好適な数のねじ山38もまた使用されることができることは認められるであろう。一般的に、もし多数のねじ山38が使用されるなら、ねじ山38の始まる位置は頂端24の周りに互いから略均一に間隔を置かれる。加えて、上述のように、ある実施態様では、冠状部26は、有効ピッチが冠状部26でより細かいように頂端部28より多数のねじ山を含むことができる。
図1Gに示されるように、ねじ面58、側壁44及び歯根表面40は縦軸Lに対して複数の異なる角度を規定することができる:第一角度αは上述のようにカラー36の側壁44により規定されることができ;第二角度βは本体32の頂端部28上のねじ山38の面58により規定されることができ;第三角度γは本体32の冠状部26上のねじ山38の面58により規定されることができ;第四角度δは本体32の頂端部28上の歯根表面40により規定されることができ;第五角度εは本体32の冠状部26上の歯根表面40により規定されることができ;第六角度ζはインプラント本体32の冠状部26と頂端部28の間の中間部29の歯根表面40により規定されることができる。
ある実施態様では、第一角度αは約0度〜30度、または約0度〜20度であることができ;第二角度βは約0度〜30度、または約0度〜15度であることができ;第三角度γは約0度〜30度、または約0度〜15度であることができ;第四角度δは約0度〜30度、または約0度〜15度であることができ;第五角度εは約0度〜30度、または約0度〜15度であることができ;かつ第六角度ζは約0度〜45度、または約0度〜30度であることができる。
図1Gを参照すると、ある実施態様では、歯根表面40の先細り形状は上述のような可変角度を含むことができる。可変角度は、縦軸に対して歯根表面40の頂端部28の角度が略同じ逓減度でより先細りとなり、または冠状部26のそれよりあまり先細りでないように変動することができる。さらに、ねじ山38の面58により形成される表面は上述のように変動する円錐角を規定することができる。ねじ山38の面58により規定される角度は、歯根表面40により形成される変動する円錐角と異なることができる。すなわち、インプラント本体32の歯根表面40により規定される円錐角は、ねじ山38の面58により形成される円錐角より縦軸に対してより急勾配またはより先細りであることができる。一実施態様では、インプラント本体32の歯根表面40により規定される円錐角は、ねじ山38の面58により形成される円錐角より大きくすることができる。別の実施態様では、インプラント本体32の歯根表面40により規定される円錐角は、ねじ山38の面58により形成される円錐角と略同じであることができる。示された実施態様は上述の円錐角関係を利用するけれども、他の好適な関係も使用されることができる。かかる好適な関係は、面58が略円筒状形状を規定する及び/またはねじ山38の面58がインプラント本体32の歯根表面40の円錐角に密接にマッチする円錐角を規定するねじ山38を含むことができる。さらに他の実施態様では、ねじ山38の面58により規定される角度及び/または歯根表面40により規定される角度は、それらが実質的に円筒状であるようにインプラント20の縦軸に略平行であることができる。この態様で、インプラント20は、利用できる骨をより効果的に使用しかつ、特に、各タイプの骨のために最も効果的なねじ山形状を提供するように有利に構成される。
図1Aと1Bを参照すると、示された実施態様では、歯科用インプラント20のねじ付き部34は、歯科用インプラント20の頂端部28上に配置された二つの縦溝48を含む。縦溝48は、歯科用インプラント20を挿入する際に補助するように構成される。縦溝48は一般的に螺旋形状を含むことができる。さらに、縦溝48は頂端24から歯科用インプラント20の冠状部26に向けて延びることができる。縦溝48はインプラント本体32のねじ付き部34に沿って略対向位置に設けられることができる。ある実施態様では、各縦溝48は約30度〜150度回転、または約60度〜120回転、または約90度回転する。示された実施態様では、縦溝48は、歯科用インプラント20が反時計方向に回転されるとき、骨を切断し、または除去するように構成される。さらに、縦溝48は、歯科用インプラント20が骨を切断または除去することなく時計方向に回転されることができるように構成される。従って、示された実施態様では、縦溝48は、インプラント20が骨中に回転されるときに最小の切断を提供しかつ錐として作用する前縁70を含む。後縁72はまた、もしインプラント20が反時計方向に回転されるなら骨を除去するために使用されることができる切断表面を提供する。
歯科用インプラント20の示された実施態様は、歯科用インプラント20が反時計方向に回転されるときに切断するように構成された縦溝48で示されているが、他の好適な縦溝または縦溝配向もまた使用されることができる。かかる好適な縦溝または縦溝配向は、歯科用インプラント20が時計方向に回転されるときに切断しまたはタッピング機能を提供するように構成された縦溝を含むことができる。
図1A,1E及び1Fに示されるように、一実施態様では、ねじ付き部34はまた、インプラント20の頂端部28の各対のねじ山間のインプラント本体32上に設けられた溝50を含む。ある実施態様では、溝50はインプラント20の冠状部26のねじ山の頂端側フランク54上に設けられることができる。ねじ山38間の溝50はまた、冠状部26中に延びることができるが、一方、頂端側フランク54上の溝50は頂端部28中に延びることができる。
一般的に、溝50は略螺旋パターンで延びる。二つの溝50を持つ示された実施態様では、それぞれの溝50は実質的に連続している。しかし、変更された実施態様では、一つまたは両方の溝50は非連続であるように形成されることができる。例えば、溝50は、略螺旋パターンを一緒に形成する一連の短い溝、くぼみ、またはへこみから形成されることができる。しかし、骨組織が連続導管に沿って成長しやすいことが観察されたように成長して連続溝が骨付着を有利に促進することができる。
図1Eと1Fに示したように、溝50は、丸い底部の方に内向きに先細りとなる断面形状を持つ。溝50の文脈において、内向きに先細りは、略v−形状断面を指し、そこでは溝50の頂部は底部より幅広であり、外向きに先細りは、略逆v−形状断面を指し、そこでは溝50の頂部は底部より狭い。ある実施態様では、溝50は先細りでなくまたは外向きに先細りとなることができる。他の実施態様では、溝50の底部は丸くなく、代わりに平坦または尖頭であることができる。ある実施態様では、溝50の頂部は約0.025mm〜約0.4mm幅、または約0.05mm〜0.2mm幅、または約0.1mm幅である。ある実施態様では、丸い底部は約0.01mm〜0.06mm、または約0.015mm〜0.045mm、または約0.03mmの曲率半径を持つ。ある実施態様では、溝50は約0.02〜0.2mmの深さ、または約0.04〜0.14mmの深さ、または約0.07mmの深さである。
図1A,1E及び1Fを続けて参照すると、溝50は、例えばオッセオインテグレーションのための追加の表面を提供するために歯科用インプラント20上に設けられる。溝50は、歯科用インプラント20の頂端24で始まることができ、インプラント本体32の頂端部28の外面35上の一対のねじ山38間に形成されることができる。示された実施態様では、溝50は頂端部28の実質的部分に渡ってインプラント20の冠状端22に向けて延びることができる。冠状部26では、溝50はねじ山38の頂端側面54上に延びることができる。変更された実施態様では、冠状部26の溝50は、示された配置に加えてまたはそれに代えてねじ山38の面58及び/または冠状側部56上に延びることができる。同様な実施態様では、頂端部28の溝は、ねじ山の面58、頂端側部54及び/または冠状側部56上にあることができる。上述のように、一対のねじ山38間の溝50は、インプラント20の一部が両方の溝50を含むようにねじ山38の頂端側部54上に形成された溝と軸的に重複することができる。
外面35は、溝50がインプラント20の冠状端22に向けて散開及び/または先細りとなるように形成されることができる。溝50の散開及び/または先細りはインプラント20の略1/4〜1/2回転内の距離に渡って起こることができるが、他の実施態様ではこの距離は1/4〜1/2回転より大きいかまたはそれより小さくすることができる。ある実施態様では、散開及び/または先細りを越えるねじ山間の外面35の部分は溝50を含まないであろう。
溝50は、溝50がねじ山38間の頂端側部54の外面35の一部のみを占めるような寸法であることができる。他の実施態様では、溝50は、それらがねじ山38間の外面35の部分の実質的に全てを占めるような寸法であることができることが認められるであろう。追加的にまたは代替的に、溝50はねじ山38の面58及び/または上方フランク56及び/または下方フランク54上に形成されることができる。
図1Cと1Dでわかるように、歯科用インプラント20はまた、歯科用インプラント20の冠状端22で開いている中空部または内部連結界面66を含むことができる。示された実施態様では、中空部66は円錐形室68、六角形連結凹所74及びねじ付き室70を含む。円錐形室68と連結凹所74はアバットメントを受けるように構成されることができ、ねじ付き室70は結合ねじを受けるように構成されることができる。
ねじ付き室70は、一般的にアバットメント室68の下に設けられることができる。上述したように、ねじ付き室70は、アバットメントをインプラント20に取付けるように構成された結合ねじ(図示せず)を受けるように構成されることができる。
図1A〜1Dに示された特別な実施態様は円錐形室68と略六角形状の連結凹所74で示されたが、他の好適な形状及び凹所の形もまた使用されることができる(例えば、方形、丸形でない、及び他の形状)。さらに、歯科用インプラント20のある実施態様は中空部66をまとめて省くことができ、外部結合装置(例えば外部六角形)及び/または一体形成アバットメントを使用することができることが当業者により認められることができるだろう。示された実施態様に関して、中空部66の追加の詳細及び変更実施態様は、「歯科用インプラント及び歯科用要素連結」と題する2007年4月23日出願の米国出願No.11/739024号として代理人番号NOBELB.265Aの下に本出願と同じ日に出願された本出願人の同時係属出願中に見出されることができ、その全体は参考としてここにまた組み込まれる。
示されたソケット66は、強化された連結界面を提供し、インプラント20が多くのタイプの歯科用要素とかみ合うことができるような柔軟性を提供するように構成されることが有利である。特に、上述のように、円錐形部68は、インプラント20の縦軸Lに対して内向きに先細りとなる側壁を含み、ソケット66のためのより広い初期開口を提供する。図1Dを参照すると、円錐室68の特別な形状は、縦軸Lに対して円錐半角θを規定する。一実施態様では、円錐半角は約5度〜約20度である。すなわち、円錐形室68の内壁80と縦方向中心線Lとの間の角度は約5度〜約20度である。一実施態様では、円錐半角は約12度である。
一実施態様では、円錐形部68の長さ(d1)と連結凹所74の長さ(d2)との間の比は約1:2である。一つの好適な実施態様では、円錐形室68の深さ(d1)は少なくとも約0.8mmであり、連結凹所74の深さ(d2)は少なくとも約1.6mmである。図1Dに示されるように、円錐形部68の長さ(d1)は、インプラント20の上面21から円錐形部68の先細り表面80が終わるソケット66の部分まで垂直方向に測定した距離である。連結凹所74の長さ(d2)は、円錐形部68の終りから連結凹所74の終わりまで垂直方向に測定される。円錐形部68の比及び長さと連結凹所74の深さ及び長さは、インプラントが患者中に入れられるときに、十分な駆動トルクがインプラント20に伝達されることができるように効果的封止を提供するための十分に長い先細り連結の利益を十分に長い連結凹所74の持つ利益と組み合わせることが有利である。
示された実施態様のさらに別の利点は、インプラント20の実質的に平坦な上面21の面積または厚さである。一実施態様では、インプラント20の上面21は有利には、インプラント20の上面21上にある歯科修復を支持するための表面を提供することができる。追加的または代替的に、上面21は、連結凹所74をバイパスする要素を支持するために使用されることができる。従って、一実施態様では、インプラント20の上面21は、上面21の外周と内周の間で測定したときに少なくとも約0.2mmより大きい厚さを持ち、別の実施態様では、少なくとも約0.3mmより大きい厚さを持つ。一実施態様では、上面21の厚さは約0.38mmである。
上述の実施態様は、歯槽骨中に埋入したときの歯科用インプラントの改善された安定性を提供する。さらに、本発明のある実施態様は空間の効率的利用を提供する。例えば、上述のように、冠状部26では、溝50は内部連結界面66を含む本体32のねじ山38上に(面58、冠状側部56、及び/または頂端側部54上に)設けられることができる。従って、この場所のインプラント20の本体の強度は影響を受けないままである。もし溝50がこの部分の本体32上に設けられたなら、本体強度を維持するために特別の寸法の最小壁厚を維持しながら内部連結界面66のために利用可能な空間がより少ないであろう。従って、上述のように配置された溝50を持つことは連結界面66のために利用できる空間を改善し、さらにインプラント20の改善された安定性を提供する。ある実施態様では、もし溝50が連結凹所74の部分の面58にのみ設けられるが、少なくとも部分的にねじ付き室70の場所に設けられないなら、壁厚は十分であるだろう。
図1Gに示されるように、内部連結界面66を含まない本体32の部分では、溝は本体32上に設けられることができる。示された実施態様のインプラント20はこの部分に内部凹所66を全く含まないので、これはインプラント20の強度を実質的に低下しないであろう。これは可変ねじ山厚さのような、この場所のねじ山38のより薄い面を持つ選択を提供し、それはさらになお改善されたインプラント20の安定性を提供することができる。従って、溝50の場所はそれら自身の並びにそれらの特定の場所の安定性を提供する。加えて、強度を弱めることなく利用可能な空間の効率的利用が提供される。溝50のための場所は内部連結界面66または外部連結界面のいずれかを持つインプラント上で使用されることができるので、この場所はまた、柔軟性を提供する。
図2Aと2Bは、骨レベルインプラントとして使用するために特に好適な歯科用インプラント20の別の実施態様を示す。歯科用インプラント20のこの実施態様はカラーを欠き、従ってこの歯科用インプラント20は患者の顎骨内に実質的に完全に配置されるように構成される。この歯科用インプラントは冠状端22、頂端24、冠状部26及び頂端部28を持つ。
示されたように、歯科用インプラント20は、歯科用インプラント20の頂端24から冠状端22まで延びる均一に離れて間隔を置かれかつ同じピッチを持つ二重ねじ山38を持つ。加えて、ねじ山38の第一組と同じピッチを持ちかつそれから均一に離れて間隔を置かれた二つの追加のねじ山38が、インプラント20の冠状部26上に設けられている。従って、冠状部26は四重ねじ付きであり、一方、頂端部28は二重ねじ付きである。これは、皮質骨と係合するより細かなねじ付き冠状部26と、海綿骨と係合するより粗いねじ付き頂端部28をもたらす。加えて、上述のように、冠状部26のねじ山深さは、歯科用インプラント20の頂端部28のねじ山深さより実質的に浅い。例えば一実施態様では、冠状部26のねじ山深さは約0.2〜約0.15mmであることができ、頂端部28ではねじ山深さは約0.6〜約0.7mmであることができる。一実施態様では、インプラントの冠状部の直径は約4.3mmである。
図3は、図2A及び2Bの実施態様と同様の歯科用インプラントの別の実施態様を示す。この実施態様では、インプラント20は、約0.5mmの高さを持つ短い面取りカラー36を持つ。先の実施態様のように、このインプラントは実質的に骨レベルに配置されることができる。一実施態様では、このインプラントはカラー36で約5.0mmの直径を持つことができる。
この発明は特定の好適な実施態様及び実施例で開示されたが、本発明は具体的に開示された実施態様を越えて他の代替実施態様及び/または本発明の使用及び明らかな変更及びそれらの均等物まで拡大されることは当業者により理解されるであろう。加えて、本発明の多数の変更例が示されかつ詳細に述べられたが、この発明の範囲内の他の変更例がこの開示に基づいて当業者には容易に明らかとなるであろう。また、実施態様の特定の特徴及び態様の種々の組み合わせまたは副組み合わせがなされることができかつ本発明の範囲内になお入ることができることは予想される。従って、開示された実施態様の種々の特徴及び態様が開示された発明の変化モードを実施するために互いに組み合わされ、または置換されることができることは理解されるべきである。従って、ここに開示された本発明の範囲は、上述の特に開示された実施態様により限定されるべきでなく、請求項の正しい解釈によってのみ決定されるべきであることが意図されている。

Claims (9)

  1. 歯科用補綴物を支持するための歯科用インプラントであって、このインプラントが、外表面、頂端、冠状端、ねじ付き部及び縦軸を含む本体を含み、本体の冠状端がカラーを含み、ねじ付き部が、皮質骨と係合するように構成された冠状部及び海綿骨と係合するように構成された頂端部を含み、ねじ付き部がさらに、本体の縦軸側を形成する歯根表面から延びる少なくとも一つのねじ山を含み、この少なくとも一つのねじ山が冠状側フランク、頂端側フランク、及び冠状側フランクと頂端側フランクの間に延びる長さを規定するねじ面を含み、さらにねじ面の長さが冠状部より頂端部で大きく、ねじ山がねじ山の冠状部で頂端部のねじ山深さd4より小さいねじ山深さd3を持ち、冠状部の冠状側フランクと頂端側フランクが、頂端部の冠状側フランクと頂端側フランクにより形成された角度より大きい角度を形成し、少なくとも一つのねじ山の少なくとも一部分のねじ面が平坦であることを特徴とする歯科用インプラント。
  2. 比率d4/d3が1.5〜2であることを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
  3. 冠状部のねじ山の冠状側フランクと頂端側フランクが50〜70度の角度を形成し、頂端部のねじ山の冠状側フランクと頂端側フランクが25〜45度の角度を形成することを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
  4. 冠状部のねじ面の長さが0.1mmに等しいかまたはそれより小さく、頂端部のねじ面の長さが0.2mmより大きいかまたはそれに等しいことを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
  5. 冠状端から頂端までを測定したときに歯科用インプラントの長さが6〜7mmであることを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
  6. 歯科用インプラントのカラーが歯科用インプラントの縦軸に対して外向きに先細りとなることを特徴とする請求項5に記載の歯科用インプラント。
  7. 冠状部の歯根表面の最大直径がカラーの最小直径に等しいことを特徴とする請求項5に記載の歯科用インプラント。
  8. 本体の歯根表面上に形成されかつ隣接した頂端側及び冠状側フランク間に設けられた溝をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
  9. 本体のねじ面上に形成されかつ隣接した頂端側及び冠状側フランク間に設けられた溝をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の歯科用インプラント。
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