JP5453266B2 - X線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載の、カニューレを有するシリンジ・キャップを検査するためのX線装置に関する。
ここに記述したタイプのX線装置は知られている。X線装置は、カニューレを有するシリンジ・キャップを検査するために用いられる。このタイプのキャップは、カニューレを有するシリンジに装着される。その目的は、一方では、カニューレを有するシリンジに滅菌カバーを被せるためであり、他方では、損傷を防止するためである。このタイプのシリンジ・キャップは、しばしば、弾性的な栓を含む。この栓へ、カニューレが突き刺される。ここに記述したタイプのシリンジ・キャップを、既にカニューレを備えたシリンジに装着することができる。このカニューレは、シリンジ本体に取り付ける際に、曲がり、あるいは、そこに、斜めに挿入されることができる。それ故に、カニューレは、栓に突き刺されるとき、既に斜めである。しかしまた、ここに記述されたタイプのシリンジ・キャップは、カニューレを備えており、つまり、いわば予め取り付けられており、次に、シリンジに装着されることができる。予め取り付けられているときでも、カニューレを、栓に、斜めに挿入し、突き刺しの際に曲げることができる。ここに記述したタイプのX線装置は、シリンジ・キャップの中で斜めに載っているカニューレを検出するために用いられる。X線装置は、2つのX線源を有する。これらのX線源は、シリンジ・キャップを、2つの方向から、好ましくは、45°ないし90°だけずれた方向からX線で検査する。2つの形成された画像を用いて、カニューレが、シリンジ・キャップ内に斜めに設けられているのか否かを、確定することができる。所定の角度位置から上では、シリンジ・キャップが取り除かれる。その目的は、カニューレの先端が、場合によっては、シリンジ・キャップの壁部を突き刺すことを防止するためである。突き刺しにより、一方では、カニューレの滅菌が最早なされず、他方では、損傷の危険性が生じるのである。ここに記述したタイプのX線装置は、高価である。何故ならば、一方では、2つのX線源が、他方では、2つのX線源の画像を評価する1つの画像評価回路が必要だからである。
本発明の目的は、従って、単純な構造になっており、かつ安価に製造されることができるX線装置を提供するころである。
この目的を解決するために、カニューレを有するシリンジ・キャップを検査するためのX線装置であって、請求項1に記載の特徴、すなわち、X線源と、X線検出器と、保持装置と、を有するX線装置が提案される。X線装置は、シリンジ・キャップの縦軸が、ビーム路の縦軸と一致するように、シリンジ・キャップがビーム路に設けられていることを特徴とする。従って、シリンジ・キャップには、上方または下方からX線ビームが当てられる。その目的は、カニューレの位置を検査するためである。シリンジ・キャップがビーム路にかように配置される際に、X線検出器によって、カニューレが予期されてなる位置で、一点が検出されるとき、カニューレは、ビーム路に同軸にまたは共軸に整列されている。従って、カニューレは、シリンジ・キャップの縦軸に共軸に位置している。このタイプの検査にとっては、カニューレが、別個のシリンジ・キャップに収容されていても、およびシリンジ・キャップと共にシリンジに装着されても、あるいは、シリンジ・キャップが、カニューレを有するシリンジに装着されていても、重要ではない。しかし、カニューレがX線検出器内で線として表わされるとき、カニューレが、シリンジ・キャップの縦軸に正確に位置しておらず、縦軸に対し或る角度で位置していることが仮定されねばならない。この場合、カニューレは取り除かれる。
X線装置の好ましい実施の形態では、X線源と検査個所との間には、少なくとも1つのコリメータがビーム路に設けられていることが提案されている。コリメータは、検査個所の周囲に位置している領域へのビームの照射を最小限に減じるためである。
追加的に第1の基準素子が設けられていることを特徴とする、X線装置の実施の形態が、特に好ましい。この基準素子は、X線検出器におけるシリンジ・キャップの画像を作り出す際に第1の基準信号を提供するために用いられる。基準素子が円形の開口部を有することは好ましい。
好ましくは円形に形成されている第2の基準素子を有することを特徴とするX線装置の、その実施の形態が、特に好ましい。この基準素子も、X線検出器において基準信号を作り出すために用いられる。2つの基準信号によって、カニューレが斜めに延びており、従って、シリンジ・キャップの縦軸に対し或る角度で延びているか否か、および斜め位置がまだ受け入れ可能であるか否かを決めることは、特に容易に可能である。
X線装置の他の実施の形態は、従属請求項から明らかである。
X線装置の原理図を示す。 3つのシリンジ・キャップと、X線検査の際に撮影された、これらのシリンジ・キャップの画像とを示す。 3つのシリンジ・キャップと、X線検査の際に撮影された、これらのシリンジ・キャップの画像とを示す。 3つのシリンジ・キャップと、X線検査の際に撮影された、これらのシリンジ・キャップの画像とを示す。 X線装置の第1の実施の形態を示す。 X線装置の第2の実施の形態を示す。 斜めに位置しているシリンジ・キャップを有するシリンジの側面図を示す。 図5に示した、シリンジ・キャップを有するシリンジの、その平面図を示す。 正確に整列されたシリンジ・キャップを有するシリンジの側面図を示す。 図7に示した、シリンジ・キャップを有するシリンジの平面図を示す。
以下、図面を参照して本発明を詳述する。図1に示した略原理図からは、シリンジ・キャップ3を検査するために用いられるX線装置1と、X線ビーム7を放射する、略示されたX線源5とが見て取れる。X線源5から間隔をあけて、X線検出器9が設けられている。X線検出器は、そこに当たるX線ビームを評価する。X線ビーム7は、X線検出器9の方向に、コリメータ11を通って延びている。コリメータは、X線源5から出るビームを遮蔽し、X線ビーム7の一部のみを、X線検出器9の方向にスムーズに通過させる。従って、X線検出器9の方向に広がるビーム路13が生じる。このビーム路では、シリンジ・キャップ3が、検査個所15(Untersuchungsort)に、しかも、シリンジ・キャップの縦軸17が、ビーム路13の主軸19と一致するように、設けられている。シリンジ・キャップ34を検査個所15にかように配置することにより、垂直方向に上方または下方からシリンジ・キャップにX線ビームを当て、かくて、X線検出器9に、X線画像を得ることが可能である。
コリメータ11の、X線源5から離隔した側に、第1の基準素子21が設けられている。この基準素子は、コリメータ11のように、X線源5から検査個所15の方向に延びているX線ビーム7の、そのコーンの幅を制限し、所定の、コーン状のビーム路を作り出す。第1の基準素子21が、環状の開口部23を有することは好ましい。この開口部は、X線検出器9によって検出され、そこに表わされる画像を限定する。基準素子21は、環状にまたはプレート状に形成されていてもよい。円形の開口部23が基本的である。
図1では、X線源5とX線検出器9との間に、ここでは、第1の基準素子21の上方に、第2の基準素子25が設けられている。この第2の基準素子も、コリメータ11および第1の基準素子21のように、X線源5によって放射されたX線ビーム7の領域に設けられている。X線源5から見て、第2の基準素子25は、第1の基準素子21に対しビームの下流にある。ここに示した好ましい実施の形態では、第2の基準素子は、検査個所15の直前に設けられている。ここに図示しない他の実施の形態では、第2の基準素子25は、ビーム路の中で、検査個所15の向こう側に、好ましくはX線検出器9の直前に設けられている。第2の基準素子25は、環状にかつ肉薄に形成されている。それ故に、この基準素子は、X線検出器9の中で、薄いリングとして表わされる。
第2の基準素子25の外径は、開口部23の内径よりも小さい。この基準素子は、ビーム路13の主軸19に対し同軸に設けられている。このことは、第1の基準素子21の開口部23に対しても当て嵌まる。
図2は、図1にも示した3つのシリンジ・キャップ3を示す。この図2では、シリンジ・キャップ3の内部にあるカニューレ27が認められる。図2aでは、カニューレ27は、シリンジ・キャップ3の縦軸17に対し同軸に設けられていない。カニューレは、むしろ、このシリンジ・キャップに対し左側へ延びている。それ故に、カニューレは、縦軸17と共に、図2aで下方に開いた鋭角を形成する。カニューレ27の逸れは、当然ながら、図2aの画面とは異なった平面にも位置していてもよい。
左側のシリンジ・キャップの下方には、図1に示されたX線検出器9によって検出される、a)が付された画像が再現されている。外側のリング29として、上面31からX線で検査される、シリンジ・キャップ3の壁部が表わされる。外側のリング29に同軸に、薄い内側リング33が認められる。この内側リングは、第2の基準素子25の画像を表わしている。
内側リング33の中心点35から左側へ、黒い線が延びている。この線は、左に曲げられたカニューレ27の画像37を表わしている。
図2bの例では、カニューレ27が、シリンジ・キャップ3の縦軸17に同軸に延びている。カニューレの下方に位置している、シリンジ・キャップ3の画像b)からは、この場合にX線検出器9の中のカニューレ27が点37´として表わされ、この点は、内側リング33の中心点35と一致し、この中心点を通ってシリンジ・キャップ3の縦軸17も延びていることが見て取れる。
図2cには、右に逸れたカニューレ27を有するシリンジ・キャップ3が見て取れる。シリンジ・キャップの下方には、X線検出器9の中のこのようなタイプのシリンジ・キャップ3の、c)が付された画像が再現されている。ここには、中心点25と内側リング33との間で右側に延びている線が認められ、この線は、カニューレ27の画像37を表わしていることが明らかである。
結局、正確に同軸に形成されたかニューレア27が、内側リング33の中心点35と一致する点37´として表わされることが明らかになる。カニューレ27がシリンジ・キャップ3の縦軸17から逸らされ、すなわち曲げられるや否や、カニューレは線として表わされる。
内側リング33の内径によって、カニューレ27の逸れの、まだ受け入れ可能な程度を定めることができる。カニューレが、シリンジ・キャップ3の縦軸17に対し、最大限、カニューレが内側リング33に接触するほどまで、曲げられるとき、シリンジ・キャップ3を、適合しているとして分類することができる。しかし、万が一、逸らされたシカニューレ27の画像37が、内側リング33の外側で終わっているならば、このようなシリンジ・キャップ3が、受け入れ難いとして取り除かれるだろう。
図2の、この図に表わされたシリンジ・キャップ3の、3つの例a),b)およびc)は、同軸のカニューレ27を有するシリンジ・キャップ3を、カニューレがシリンジ・キャップ3の縦軸17から曲げられまたは逸らされていてなるシリンジ・キャップと区別することが容易に可能であることを示す。ここでは、カニューレ27が、シリンジ・キャップ3が装着されてなるシリンジに、斜めに取り付けているか、あるいは、シリンジ・キャップ3の装着の際に、カニューレ27が、元来正確な位置から逸らされるかは、重要ではない。
X線装置1は、従って、予め取り付けられておりかつ既にカニューレを有するシリンジ・キャップ3の検査のために用いられることができる。しかしまた、X線装置は、シリンジ・ボディに取り付けられたカニューレを有し、かつシリンジ・キャップ3が装着されていてなるシリンジを、検査するために使用されることができる。このとき、2つの場合では、シリンジ・キャップ3を、その上面31からしかしまたは向かい側からX線で検査することが、可能である。シリンジ・キャップ3が、従って、場合によっては対応のシリンジも、検査個所15で、コーン状のビーム路13の主軸19に同軸に設けられていて、それ故に、シリンジ・キャップ3の縦軸17が主軸19と一致することのみが、重要である。
図3では、X線装置1の第1の実施の形態が示されている。このX線装置は、図1および2を参照して説明した基本原理に基づいて作動し、カニューレ27が、シリンジ・キャップ3の縦軸17に対して逸らされているか否かを確認すべく、カニューレ27を有するシリンジ・キャップ3を検査するために用いられる。
図3からは、X線装置のX線源5、更に、コリメータ11、第1の基準素子21および第2の基準素子25が認められる。X線源5から放射されるX線ビーム7も示されている。X線ビームは、コリメータ11および第1の基準素子21を通過し、コーン状のビーム路13を生じる。
基準素子21の、X線源5から離隔した側には、第1の実施の形態では、第2の基準素子25は、検査個所15に設けられたシリンジ・キャップ15に設けられたシリンジ・キャップ3の直前に位置している。図1に説明したように、この基準素子は、同様に環状に形成されている。
シリンジ・キャップ3の上方には、ここに図示しないX線検出器9が位置しており、このX線検出器は、シリンジ・キャップ3の画像を提供する。
X線装置1の、図3に図示した実施の形態では、ビーム路13に組み込まれておりかつ第1の保持ユニット41を有する保持装置39が設けられている。保持ユニットは、シリンジ・キャップ3を検査個所15で所望の方向に保持する。保持ユニットは、シリンダ状の部分43を有する。この部分の内径は、内径の内側が、シリンジ・キャップ3を出来る限り遊びなしに保持し、シリンジ・キャップの中心軸がビーム路13の主軸19と一致するように、選択されている。このことによって、シリンジ・キャップ3は、ビーム路13に対し、シリンジ・キャップの縦軸17が、ビーム路13の主軸19と一致するように、整列される。ここでは、シリンジ・キャップ3が、その上面31からX線で検査される。しかしまた、第1の保持ユニット41を、場合によっては対応のシリンジを有する、シリンジ・キャップ3が、逆に、検査個所15に保持され、従ってまた、下からX線で検査されるように、形成することも考えられる。
第1の保持ユニット41は、インサートとして形成されている。保持ユニットは、保持装置39のベース47に形成された、適切なリセス45に嵌め込まれることができる。かようにして、種々の第1の保持ユニット41を、同じ保持装置39と組み合わせることが可能である。
図3からは、保持装置39が、シリンジ・キャップ3が装着されることができてなる第2の保持ユニット49を有することが見て取れる。保持装置39の、ここに図示した実施の形態では、第2の保持ユニット49は、かような取付の際に、シリンジ・キャップ3の上面31が、上から、第2の保持ユニット49によって保持されるように、形成されている。シリンジ・キャップ3を、第1の保持ユニット41のシリンダ状の部分43への挿入前に、180°回転しなければならないことは明らかである。このことを手動でまたは適切な操作によって行なうことができる。
第2の保持ユニット49も、保持装置39に挿入可能な従ってまた交換可能なインサートとして形成されていてもよい。その目的は、保持装置39を、種々のシリンジ・キャップ3に適合させることができるためである。
図3に示した実施の形態では、保持装置39は、他の保持ユニットと異なって形成された第3の保持ユニット51も有する。保持装置は、他のタイプのシリンジ・キャップ3´または同様のものを保持するために用いられてもよい。このシリンジ・ギャップは、X線装置1によって検査されることが意図され、X線検査がなされるべきとき、検査個所15へ移動される。
第1の保持ユニット41のように形成されている複数の同種の保持ユニットを有する保持装置39の実施の形態が、好ましい。例えば、このタイプの保持ユニットを、保持装置39のベース47に環状に設けることもできるだろう。このとき、第1のシリンジ・キャップ3の検査後には、シリンジ・キャップ3を有するすぐ次の保持ユニットが、検査個所15に設けられるまで、保持装置39を回転させることが可能である。複数の保持ユニットが、保持装置39のベース47の中で一列に設けられていることが可能なのは非常によい。この場合、次に、保持装置39を、横断運動に晒す。その目的は、シリンジ・キャップを有する複数の保持ユニットを順繰りに検査個所15に送りかつ検査することができるためである。
保持装置39が、ここでは単に略示されているデータ媒体53を有することは好ましい。シリンジ・キャップ3の検査の際には、これらのシリンジ・キャップを、一回ごとに、保持装置39によって、X線装置による検査のために運ぶことが可能である。このとき、保持装置39が検出され、製造工程の追跡のために記憶されることが可能である。
図3からは、コリメータ11が保持装置39の下方に設けられていること、および、第1の基準素子21が、保持装置39の下面の、幾らか上方に位置していることが見て取れる。第1の基準素子21を検査個所15に一層近づけ、例えば、図3に示した第2基準素子25の位置に運ぶことは、全く可能である。この結果、X線源5のビームの焦点が、試験個所15に一層良好に合わせられる。この場合、次に、第2の基準素子25が、ビーム方向に見て、X線検出器9の手前で、試験個所の、X線源5から離隔した側に、設置される。この基準素子をX線検出器9の直前に設けることができるのは好ましい。それ故に、第2の基準素子25の特に鮮明な画像が生じる。それ故に、この基準素子を、非常に薄いリングとして表示することもできる。
最後に、ここでおよび以下に述べるタイプの如何なるX線装置1でも、互いに同軸に位置している2つの環状の基準素子を用いることができる。従って、カニューレ27の逸れがまだ受け入れられてなる許容範囲を決めることができる。
X線装置1の変更の実施の形態が、図4に示されている。同一のおよび機能的に同じの部材には、同一の参照符号が付されている。従って、ここでは、前の記述を参照するよう指摘する。
X線装置1は、X線ビームをX線検出器9の方向に放射するX線源5を有する。ビーム路13が、ここでは、単に略示されているだけである。ビーム路の主軸19は、ここ図4では、X線源5から検査個所15を通ってX線検出器9へ、垂直方向上方に延びている。
ここでは、検査個所15には、シリンジ55が認められる。このシリンジは、適切な保持装置39によって検査個所15に保持され、シリンジの縦軸57がビーム路13の主軸19と一致するように、整列されている。
シリンジ55には、シリンジ・キャップ3が装着されている。シリンジ・キャップは、ここでは、例えばシリンジ55に斜めに載っている。それ故に、シリンジ・キャップ3の縦軸17が、ビーム路13の主軸19に対し或る角度を有する。
図4に示した実施の形態では、シリンジ55およびシリンジ・キャップ3が、下方からX線で検査されることが明瞭に認められる。従って、シリンジ・キャップ3は、図1ないし3に示した例と異なって、上面31が上方に向いているように、設けられている。
ビーム路13には、X線源5から見て、検査個所15の向こう側に、ミラーを有する偏向装置59が設けられている。この偏向装置は、X線ビーム7に対し透過性があるが、光線を偏向する。
X線装置1は、画像検出ユニット61を有する。この画像検出ユニットは、例えば、カメラ63を有する。破線65によって、画像検出ユニットが、シリンジ・キャップ3の上面31からの画像を検出することが略示されている。
X線検出器9からの信号および画像検出ユニット61の信号は、統合され、線67によって略示されるように、共同で評価され、すなわち重ね合わされる。X線検出器9からの信号および画像検出ユニット61からの信号を評価するために、ここでは詳細に示されていない画像評価ユニット69が用いられる。
参照符号Aによって、X線検出器9および画像検出ユニット61からの画像信号の重なりが略示されている。外側の円71によって、主軸19に対し同軸に位置している目標位置が、予め設定される。この目標位置は、例えば、シリンジ55に対応する。
Aの場合、中央に、同心の、内側の円73が認められる。この円は、同心の配列の際の、すなわち、シリンジ・キャップの縦軸17がビーム路13の主軸19と一致するときの、シリンジ・キャップ3の光学画像を示す。この場合、カニューレ27は、カニューレが、シリンジ・キャップ3の縦軸に対し同軸に設けられているとき、点37´として表わされる。
Aに示す例では、左には、同様に、外側の円71が認められる。円71の中には、ビーム路13の主軸19に対し斜めに設けられたシリンジ・キャップ3の例が認められる。このシリンジ・キャップは、画像検出ユニット61によって楕円75と見なされる。外側の円71の中心点35から出ている線が認められ、この線が、相応に逸らされたカニューレ27の、X線検出器9によって検出された画像37を表わしていることも、明らかになる。
カニューレ37が、シリンジ・キャップ3と同じ方向に逸らされていることが明らかになる。従って、シリンジ・キャップ3およびカニューレ27が、同一方向に曲げられていること、従って、カニューレ27が、シリンジ・キャップ3の外壁をどこも突き通さないこと、および、従って、このシリンジ・キャップ3がまだ受け入れられることが仮定される。
このことに対応して、Aに示した例では、全く右に、外側の円71が認められる。ここでも、画像検出ユニット61によって、シリンジ・キャップ3が右上に逸らされていることが、認められる。ここでも、このことは、楕円75によって認められる。カニューレ27の画像37が、楕円75の中心軸に位置している。従って、シリンジ・キャップ3およびカニューレ27が、同一方向に逸らされており、従って、カニューレ27が、Aに示した左側の例のように、シリンジ・キャップ3と同軸に設けられていることが前提となる。従って、Aで示された例は、すべて適合されているシリンジ・キャップ3を示す。
X線検出器3および画像検出ユニット61の画像の重なりによって生じた、図4の例Bを観察するとき、ここでも、X線検出器9によって検出されているシリンジ55の外郭が、再度認められ、外側の円71によって略示される。Bに示した左側の例では、画像検出ユニット61によって、シリンジ・キャップ3が右に逸らされているので、楕円の中心軸が、仮想の水平線H上に位置していることが認められる。X線検出器は、線として、カニューレ27の画像を示す。カニューレは、明らかに、垂直方向下方に逸らされており、従って、楕円75の中心軸の方向には逸らされていない。このことによって、画像評価ユニット69は、シリンジ・キャップ3が正常でないことを認識する。
楕円75の中心軸従ってまたシリンジ・キャップ3の逸れと、X線検出器9により線37によって表わされるカニューレ27の逸れとのこのような偏差は、例Bで全く右に示される。このようなシリンジ・キャップ3も、画像評価ユニット69によって、不正確であると認識される。
Bに示した例の中央では、以下のことが認識可能である。外側の円61によって、同様に、目標位置が、あるいは、しかし、シリンジ55の、X線検出器9によって認識された壁部が予め設定される。円71の中心点と一致する点37´が、ビーム路13の主軸19に対し同軸に整列されたカニューレ27を示す。画像評価ユニット69は、シリンジ・キャップ3が斜めに載っていることを認識した。このことは、円71の中心点に偏心的に示された円77によって略示されている。シリンジ・キャップ3の縦軸17が、カニューレ27の縦軸と一致しないことは、明らかである。X線検出器9によるX線画像の評価および画像検出ユニット61によるシリンジ・キャップ3の検出は、従って、ここでは、シリンジ・キャップ3内のカニューレ27の不正確な整列があることを明らかにする。画像評価ユニット69は、ここでも、不良品を認識する。それ故に、不良品は、取り除かれる。
図5は、シリンジ・キャップ3を有するシリンジ55を側面図で示す。前記複数の図面を参照して既述した部材には、同一の参照符号を付する。
シリンジ55は、縦軸57を有する。この縦軸に対し、シリンジ・キャップの縦軸17が旋回されている。図5では、シリンジ・キャップ3が鋭角で左へ傾斜されている。何故ならば、シリンジ・キャップは、シリンジ55に不正確に装着されているからである。従って、シリンジ・キャップに位置しておりかつ図5に略示されているだけのカニューレ27は、シリンジ55の中心軸57に対し傾斜されている。
図5は整列装置79を示す。この整列装置は、シリンジ・キャップ3をシリンジ55に対し正確に整列するために用いられる。それ故に、整列誤差が回避される。整列装置79によって、シリンジ・キャップ3は、シリンジ・キャップの縦軸17がシリンジ55の中心軸57と一直線になるように、整列される。
整列装置79は、シリンジ・キャップ3を検出するように、形成されている。整列装置は、ここでは、互いに間隔をあけて設けられている2つの把持要素81および83を有する。これらの把持要素の間隔は、斜めに載っているシリンジ・キャップ3さえも有するシリンジ55が、把持要素81と83との間に設けられることができるように、選択されている。
図6は、図5に示したシリンジ55を平面図で示す。シリンジ・キャップ3が認識される。ここでは、シリンジ・キャップの上面31のみならず、シリンジ・キャップの周面85の部分も見られる。光学的な画像検出は、従って、シリンジ・キャップ3の斜め位置を容易に認識することができる。
斜めに載っているシリンジ・キャップ3を有する、ここに示したシリンジ55が、上記タイプのX線装置1によって、上から下へまたは下から上へX線で検査されるとき、カニューレ27は線として示される。カニューレ27の画像37が、図6に描かれている。
X線装置1は、カニューレ27の斜め位置が、カニューレ27の線状の画像37で認識されるように、設計されている。画像検出ユニット61によって表わされる、シリンジ・キャップ3の像を、シリンジ・キャップの斜め位置を認識するために用いることも考えられる。X線検出器9および画像検出ユニット61からの信号が、共に評価され、特に重ね合わされることは好ましい。
カニューレ27の像37は、シリンジ55の中心軸57から出て、そこから、実質的に垂直方向左に延びている。これに対応して、シリンジのカニューレ3の、環状に表わされた上面31の右に、周面85の、三日月形の領域が認識される。X線検出器9によって検出された、カニューレ27の像37から、および図6に三日月形に表わされた周面85の位置から、シリンジ・キャップ3およびカニューレがどの方向に旋回されているかが、検出される。
整列装置79は、シリンジ・キャップ3の逆方向移動を適切に引き起こすことができる。
整列装置79の把持要素81および83が、V字形の内側面87および89を有することは好ましい。内側面87および89の面部分の交点が、仮想の線91上に位置している。この線は、シリンジ55の中心軸57を通っている。
図7は、図5に示したシリンジ55を、同様に側面図で示す。矢印93,93´によって、把持要素81および83が、互いに向かって、すなわち、シリンジ55の中心軸57の方向に移動されることができることが略示される。これらの把持要素は、シリンジ・キャップの縦軸17が中心軸57と一直線になり、シリンジ55上に正確に設けられているように、シリンジ・キャップ3に作用する。従って、カニューレ27は、縦軸17従ってまた中心軸55に同軸に位置している。
図8に示した平面図からは、内側面87および89が、この位置で、シリンジ・キャップ3を心合わせすることであって、それ故に、カニューレ27が、X線装置1またはX線装置のX線検出器9によって、点37´として表わされることが認められる。シリンジ・キャップ3の光学的検出は、シリンジ・キャップの上面31を円として表わすだろう。シリンジ・キャップ3の周面85の幾つかの領域は、ここでは、最早見られない。X線検出器9によって得られた、カニューレの画像、画像検出ユニット61によって作られた、シリンジ・キャップ3の画像とは、シリンジ・キャップが、今や、正確に整列されていることを示す。
互いに向かって移動される把持要素81,83によって、および把持要素のV字形の内側面87および89によって、シリンジ・キャップ3は、シリンジ55の中心軸57に対し正確に整列される。仮想の線91に対する調整は、V字形の内側面87および89が、まさしくこの線に対し整列されていることによって、なされる。把持要素81および83が、シリンジ55の中心軸57を通って延びておりかつ線91上で垂直に位置している仮想の中心面95に対し対称的に移動されるとき、この中心面95に対するシリンジ・キャップ3の正確な整列が、容易に保証されている。整列装置の起動は、X線検出器9および/または画像検出ユニット61がシリンジ55に対するシリンジ・キャップの間違った位置を示すとき、自動的になされる。
整列装置79の実施の形態を変更することができることを再度指摘しておこう。X線検出器9または画像検出ユニット61から得られた画像を評価しつつ、任意の形状の1つまたは複数の把持手段によって、例えばシリンジ・キャップ3を、上面31が、シリンジ55の中心軸57に同軸に整列されており、または、しかし、カニューレ27が点37´として表わされているように、整列することも考えられる。
上面31を中心軸57に同軸に整列し、同時に、カニューレ27を、中心面59と線91との交点上の点として、表わすことが、万が一できないときは、カニューレ27をシリンジ・キャップ3に同軸に設けられていないことを仮定としなければならない。
図6および8には、1本の線によって、X線検出器9に第2の基準素子25を使用することによって表わされる内側リング33が略示されている。このX線検出器は、カニューレ27が所望の位置から逸らされているとき、このカニューレが、まだ受け入れ可能な範囲にあるか否かを確認するために用いられる。従って、図2a〜図2cおよび4(そこの例AおよびBを参照せよ)に示した画像評価のための複数の記述を参照されたい。
概して、場合によってはシリンジ55と共の、シリンジ・キャップのX線検査が、X線装置1によって、容易に、以下のことを、すなわち、カニューレ27が、シリンジ・キャップ3の内に正確に設けられているか、少なくとも、第2の基準素子25または内側リング33によって規定されかつ読み取られることができる許容範囲内にあるかを検査することが明らかになる。
いずれにせよ、シリンジ・キャップがX線源5のビーム路13に同軸に設けられており、従って、X線源の縦軸17がビーム路13の主軸17と一致しつつ、シリンジ・キャップ1を上からまたは下からX線で検査するために用いられる只1つのX線源5で十分である。
X線装置に関する説明から、以下のことが明らかになる。すなわち、X線装置が、シリンジ・キャップ3を、その縦軸17に沿ってX線で検査することである。X線装置は、ガラスおよびプラスチックを金属と区別することができる。かようにして、金属からなるカニューレ27をシリンジ・キャップ3内で、しかも、カニューレが、シリンジ・キャップ3の予め取り付けられた要素として設けられているか、あるいは、シリンジ・キャップ3が装着されているシリンジに取り付けられているかに関係なく、検出することが可能である。
X線装置1の重要な基準は、従って、ガラスおよび/またはプラスチックを含む環境のなかで金属性の物体を検出する可能性である。
図面を参照して説明したX線装置は、X線で検査されるシリンジ・キャップ3に、その縦軸に沿って、ビームが当てられることを特徴とする。しかし、更に、シリンジ・キャップ3におけるカニューレ27の整列に関する追加の情報を得るために、検査個所15にも、横方向に、X線ビームを当てることが提案されてもよい。この際に、検査の方向および検査の数を、広い範囲で自由に選択することができる。その目的は、製品の質に関する最高の信頼度を達成するためである。通常は、検査個所に設けられたシリンジ、またはシリンジのシリンジ・キャップ3が、横方向に、従って同一の高さからX線で検査される。しかし、シリンジ・キャップ3が横方向斜めに下からまたは上から検査されるように、X線源を設けることも可能である。実際また、検査を、カニューレ27の最適なコースに対し垂直に、種々の角度で実行することができる。その目的は、疑わしい場合に、シリンジ・キャップ3内のカニューレ27のコースに関する正確な情報を得るためである。
従って、シリンジ・キャップ3内のカニューレ27のコースを検出するために、ビームによってシリンジ・キャップ3を検査する、すべての装置が、X線装置という概念に含まれることが意図される。従って、本発明は、特にX線に限定されておらず、シリンジ・キャップ3の同種の検査を可能にするすべてのビームを含む。
3 シリンジ・キャップ
5 X線源
9 X線検出器
13 ビーム路
15 検査個所
17 キャップの縦軸
19 縦軸
27 カニューレ

Claims (21)

  1. カニューレ(27)を有するシリンジ・キャップ(3)を検査するためのX線装置であって、X線源(5)と、X線検出器(9)と、前記シリンジ・キャップ(3)をビーム路(13)で検査個所(15)に保持する保持装置(39)と、を具備するX線装置において、
    前記シリンジ・キャップ(3)は、このシリンジ・キャップの縦軸(17)が、前記ビーム路(13)の縦軸(19)と一致するように、前記ビーム路(13)に設けられていることを特徴とするX線装置。
  2. 前記X線源(5)と前記検査個所(15)との間には、少なくとも1つのコリメータ(11)が前記ビーム路(13)に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のX線装置。
  3. 前記X線源(5)と前記検査個所(15)との間に、第1の基準素子(21)が組み込まれており、この基準素子は、開口部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のX線装置。
  4. 前記第1の基準素子は、前記少なくとも1つのコリメータ(11)と前記検査個所(15)との間に組み込まれていることを特徴とする請求項3に記載のX線装置。
  5. 前記開口部は円形であることを特徴とする請求項3または4に記載のX線装置。
  6. 前記X線源(5)と前記検査個所(15)との間に、第2の基準素子(25)が組み込まれていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のX線装置。
  7. 前記第2の基準素子は、前記少なくとも1つのコリメータ(11)と前記検査個所(15)との間に、組み込まれていることを特徴とする請求項6に記載のX線装置。
  8. 前記第2の基準素子は、前記第1の基準素子(21)と前記検査個所(15)との間に、組み込まれていることを特徴とする請求項6または7に記載のX線装置。
  9. 前記第2の基準素子(25)は、ビーム方向に見て、前記検査個所(15)の直前に設けられていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載のX線装置。
  10. 前記第2の基準素子(25)は、ビーム方向に見て、前記X線検出器(9)の直前に設けられていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載のX線装置。
  11. 前記第2の基準素子(25)は、薄いリングとして形成されていることを特徴とする請求項6ないし10のいずれか1項に記載のX線装置。
  12. 画像検出ユニット(61)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載のX線装置。
  13. 前記検査個所(15)と前記X線検出器(9)との間に偏向装置(59)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載のX線装置。
  14. 前記X線検出器(9)の画像および前記画像検出ユニット(61)の画像が、画像評価ユニット(69)に供給されることを特徴とする請求項12または13に記載のX線装置。
  15. 前記X線検出器(9)および前記画像検出ユニット(61)の画像は、重ね合わされることを特徴とする請求項14に記載のX線装置。
  16. 前記検査個所(15)の領域には整列装置(79)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載のX線装置。
  17. 前記シリンジ・キャップ(3)用の保持ユニット(41)を有する保持装置(39)が、前記ビーム路(13)に入れられることができることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1項に記載のX線装置。
  18. 前記保持装置(39)は、少なくとも1つの第2の保持ユニット(49)を有することを特徴とする請求項17に記載のX線装置。
  19. 前記保持装置(39)は、少なくとも1つの第3の保持ユニット(51)を有することを特徴とする請求項17または18に記載のX線装置。
  20. 少なくとも前記第1の保持ユニット(41)は、前記保持装置(39)に入れることができるインサートとして形成されていることを特徴とする請求項17ないし19のいずれか1項に記載のX線装置。
  21. 前記検査個所(15)を一方の側からX線で検査する少なくとも1つの追加的なX線源が設けられていることを特徴とする請求項1ないし20のいずれか1項に記載のX線装置。
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