JP5449466B2 - 情報処理システム、類似カテゴリ特定方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、類似カテゴリ特定方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は情報処理システム、類似カテゴリ特定方法、およびプログラムに関する。
いわゆる電子商取引などネットワークを用いてユーザに商品を提示するシステムでは、販売する商品をカテゴリに分けてデータベースに登録している。カテゴリの用い方として、特許文献1の基本分類表に示すように商品を分類するカテゴリを予め厳密に定めておき、商品を自動的にカテゴリに分類することが考えられる。しかし、実際は商品販売の状況などによってカテゴリを柔軟に登録できるようにしておき、販売店の判断で商品をカテゴリに分類する方法が一般的になっている。また、料理情報や宿泊施設の情報を提供するシステムなどでも、情報提供の対象となるオブジェクトを情報提供者側でカテゴリに分類することが一般的である。
特開平11−328217号公報
例えば、電子商取引のサイトで扱う商品の数が増えるなどの理由でオブジェクトを分類するカテゴリの数が増えると、2つのカテゴリの一方に分類されるオブジェクトと他方に分類されるオブジェクトとの間で、性質が非常に近くなるケースが生じる。以下ではこのような2つのカテゴリを、互いに類似するカテゴリという。このような場合、例えば商品検索や購入履歴の集計などのために互いに類似するカテゴリを把握しておくことが望ましいが、カテゴリ名やカテゴリに分類されたオブジェクトを人の手で確認すると手間がかかりすぎるという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、オブジェクトを分類する複数のカテゴリから互いに類似するカテゴリを見つける手間を軽減する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明にかかる情報処理システムは、予め定められた複数のカテゴリのいずれかにそれぞれ分類された複数の対象のうち2つの対象に対してユーザが行う所定の操作に基づいて、当該2つの対象を比較対象として推定する比較対象推定手段と、前記2つの対象が前記比較対象推定手段により比較対象として推定された回数に基づいて、当該2つの対象がそれぞれ分類された2つのカテゴリを類似カテゴリとして決定する類似カテゴリ決定手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる類似カテゴリ特定方法は、予め定められた複数のカテゴリのいずれかにそれぞれ分類された複数の対象のうち2つの対象に対してユーザが行う所定の操作に基づいて、当該2つの対象を比較対象として推定するステップと、前記2つの対象が比較対象として推定された回数に基づいて、当該2つの対象がそれぞれ分類された2つのカテゴリを類似カテゴリとして決定するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、予め定められた複数のカテゴリのいずれかにそれぞれ分類された複数の対象のうち2つの対象に対してユーザが行う所定の操作に基づいて、当該2つの対象を比較対象として推定する比較対象推定手段、および、前記2つの対象が前記比較対象推定手段により比較対象として推定された回数に基づいて、当該2つの対象がそれぞれ分類された2つのカテゴリを類似カテゴリとして決定する類似カテゴリ決定手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、オブジェクト(対象)を分類する複数のカテゴリから、互いに類似するカテゴリを見つける手間を軽減することができる。
本発明の一態様では、前記比較対象推定手段は、前記ユーザが比較のために一画面に表示させた複数の対象のうち2つを、比較対象として推定してもよい。
本発明の一態様では、前記比較対象推定手段は、前記ユーザが入力したキーワードにより対象検索手段が検索した複数の対象を表示する画面を経由せずに当該ユーザが比較のために一画面に表示させた複数の対象からは比較対象を推定しなくてもよい。
本発明の一態様では、前記比較対象推定手段は、前記ユーザが入力したあるキーワードにより対象検索手段が検索した複数の対象のうち、前記ユーザが対象詳細表示手段に詳細を表示させるよう指示した複数の対象のうち2つを比較対象として推定してもよい。
本発明の一態様では、前記比較対象推定手段は、一覧表示の対象となる複数の対象が分類されるカテゴリの種類の数が所定の閾値より大きい場合には、当該一覧表示の対象となる複数の対象から比較対象を推定しなくてもよい。
本発明の一態様では、情報処理システムは、前記ユーザが入力した1つのキーワードにより対象検索手段が検索した対象の数のカテゴリごとの割合と、前記ユーザが入力した他のキーワードにより対象検索手段が検索した対象の数のカテゴリごとの割合とが互いに類似する2つのキーワードを取得する手段をさらに含み、前記比較対象推定手段は、前記2つのキーワードにより検索された複数の対象のうち、前記ユーザが対象詳細表示手段に詳細を表示させるよう指示した複数の対象のうち2つを比較対象として推定してもよい。
本発明の一態様では、前記比較対象推定手段は、一覧表示の対象となる複数の対象のうち、前記ユーザが後で閲覧する対象のリストに登録した複数の対象のうち2つを、比較対象として取得してもよい。
本発明の一態様では、前記複数のカテゴリはツリー状の階層構造を有し、前記類似カテゴリ決定手段は、前記対象の組合せに含まれる2つの対象がそれぞれ分類される2つのカテゴリが親子関係を有する場合に、前記2つのカテゴリを互いに類似するカテゴリとして決定しなくてもよい。
本発明の一態様では、前記比較対象推定手段は、前記所定の操作が自動巡回プログラムによる場合には、当該操作に基づいて比較対象を推定しなくてもよい。
本発明の一態様では、前記比較対象推定手段は、前記比較対象を前記ユーザの属性と関連づけて推定し、前記類似カテゴリ決定手段は、前記推定された2つの対象が分類されるカテゴリと当該カテゴリに関連づけられる属性に基づいて、前記属性ごとに互いに類似する2つのカテゴリを決定してもよい。
本発明の一態様では、前記複数のカテゴリはツリー状の階層構造を有し、前記類似カテゴリ決定手段は、同じカテゴリに類似すると決定された2つのカテゴリのそれぞれの親となるカテゴリが類似する場合に、当該2つのカテゴリを互いに類似するカテゴリとして決定してもよい。
本発明の一態様では、前記類似カテゴリ決定手段は、同じカテゴリに類似すると決定された2つのカテゴリのそれぞれのカテゴリ名称に基づいて、当該2つのカテゴリを互いに類似するカテゴリとするか否か決定してもよい。
本発明の一態様では、前記類似カテゴリ決定手段は、同じカテゴリに類似すると決定された2つのカテゴリのそれぞれに含まれる対象が検索された検索キーワードに基づいて、当該2つのカテゴリを互いに類似するカテゴリの組とするか否か決定してもよい。
本発明の一態様では、情報処理システムは、対象に関する履歴を取得する履歴取得手段と、前記対象が分類されるカテゴリを用いて前記対象に関する履歴を集計する履歴集計手段と、をさらに含み、前記履歴集計手段は、前記互いに類似する2つのカテゴリをまとめたグループを用いて前記履歴を集計してもよい。
本発明の一態様では、情報処理システムは、前記ユーザが対象を一覧し比較対象となる対象を選択する画面のデータを出力する一覧出力手段と、前記ユーザが前記画面を用いて選択した比較対象となる対象の詳細を示す画面のデータを出力する比較表示手段と、をさらに含み、前記一覧出力手段は、前記ユーザが比較対象となる対象を選択した場合に、前記選択された対象が分類されるカテゴリに類似するカテゴリに分類される対象の表示態様が変化するように、前記選択する画面のデータを出力してもよい。
本発明の一態様では、情報処理システムは、ユーザが指示したカテゴリを含む検索条件を用いて対象を検索する手段と、前記対象検索手段が検索した対象の一覧を表示する手段と、をさらに含み、前記対象を検索する手段は、前記ユーザが指示した検索条件により検索された対象が所定の閾値より少ない場合に、前記ユーザが指示したカテゴリに類似するカテゴリを含む検索条件を用いて対象を検索してもよい。
本発明の一態様では、情報処理システムは、ユーザに推奨する対象を取得し、当該取得された対象の数が所定の閾値より少ない場合に、前記取得された対象に加えて当該取得された対象が分類されるカテゴリに類似するカテゴリに分類される対象のいずれかを前記ユーザに推奨する推奨手段をさらに含んでもよい。
本発明の実施形態にかかる電子商取引システムの構成の一例を示す図である。 電子商取引サーバおよび類似カテゴリ特定サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる電子商取引システムが実現する機能を示す機能ブロック図である。 電子商取引サーバの処理フローの一例を示す図である。 電子商取引サーバの処理フローの一例を示す図である。 検索履歴の一例を示す図である。 商品一覧画面の一例を示す図である。 商品比較画面の一例を示す図である。 比較履歴の一例を示す図である。 商品閲覧履歴の一例を示す図である。 商品詳細画面の一例を示す図である。 比較商品取得部の処理フローの一例を示す図である。 比較商品取得部が出力した商品の組合せの一例を示す図である。 比較商品取得部の処理フローの他の一例を示す図である。 類似カテゴリ決定部の処理フローの一例を示す図である。 カテゴリの組の出現頻度を集計した集計データの一例を示す図である。 カテゴリ間の親子および類似関係の一例を示す図である。 レコメンド部の処理フローの一例を示す図である。 レコメンド画面の一例を示す図である。 商品一覧画面の他の一例を示す図である。 あるキーワードと他のキーワードについての商品の割合の分布の一例を示す図である。
以下では、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。同じ符号を付された構成については、それらの間で違いがない限り、重複する説明を省略する。以下ではカテゴリに分類されるオブジェクトが商品である場合について、電子商取引システムを用いて発明を説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる電子商取引システムの構成の一例を示す図である。電子商取引システムは、電子商取引サーバ1と、類似カテゴリ特定サーバ2と、ユーザクライアント3とを含む。これらは、ネットワークの一種であるインターネット4を介して接続されている。本実施形態はWebを用いたシステムであるが、いわゆるクライアントサーバの形式であってもよい。
電子商取引サーバ1は、電子商取引を行う店舗の機能を実現するサーバである。より具体的には、電子商取引サーバ1は電子商店街を実現し、商品検索、商品紹介、決済物流支援などの機能を提供する。類似カテゴリ特定サーバ2は、電子商取引サーバ1が出力する各種の履歴情報を用いて互いに類似するカテゴリを特定するサーバである。また、ユーザクライアント3は、ユーザが操作するコンピュータであり、例えばパーソナルコンピュータや携帯端末などである。
図2は、電子商取引サーバ1および類似カテゴリ特定サーバ2のハードウェア構成の一例を示す図である。電子商取引サーバ1および類似カテゴリ特定サーバ2のそれぞれは、プロセッサ11、記憶部12、通信部13、入出力部14を含む。電子商取引サーバ1および類似カテゴリ特定サーバ2は、例えばデータセンタなどに設置されるサーバコンピュータであってよい。
プロセッサ11は、記憶部12に格納されているプログラムに従って動作する。またプロセッサ11は通信部13、入出力部14を制御する。なお、上記プログラムは、インターネット4等のネットワークを介して提供されるものであってもよいし、DVD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納されて提供されるものであってもよい。
記憶部12は、RAMやフラッシュメモリ等のメモリ素子やハードディスクドライブ等によって構成されている。記憶部12は、上記プログラムを格納する。また、記憶部12は、各部から入力される情報や演算結果を格納する。
通信部13は、ユーザクライアント3などの他の装置と通信する機能を実現するものであり、例えば有線LANを構成する集積回路や通信端子を有するネットワークカードにより構成されている。通信部13は、CPU11の制御に基づいて、他の装置から受信した情報をCPU11や記憶部12に入力し、他の装置に情報を送信する。
入出力部14は、表示出力デバイスや入力デバイスとのやりとりを行う回路であり、例えば表示出力デバイスに画像を出力させるグラフィックボードや、キーボードやマウスなどの入力デバイスからのデータを取得するUSBコントローラなどにより構成される。入出力部14は、プロセッサ11の制御に基づいて、画像データ等を表示出力デバイスに対して出力し、入力デバイスより操作者(ユーザ)からの情報を取得する。
図3は、本発明の実施形態にかかる電子商取引システムが実現する機能を示す機能ブロック図である。電子商取引サーバ1は機能的に、検索条件取得部51と、商品検索部52と、一覧出力部53と、比較表示部54と、詳細表示部55と、ユーザリスト登録部56と、購入処理部57と、レコメンド部58と、カテゴリ商品情報格納部61と、検索閲覧履歴格納部62と、比較履歴格納部63と、ユーザ商品リスト格納部64とを含む。また、類似カテゴリ特定サーバ2は、機能的に、比較商品取得部71と、類似カテゴリ決定部72と、類似カテゴリ格納部65と、履歴取得部73と、履歴集計部74とを含む。これらの機能は、プロセッサ11が記憶部12に格納されたプログラムを実行し、通信部13等を制御することで実現される。カテゴリ商品情報格納部61と、検索閲覧履歴格納部62と、比較履歴格納部63と、ユーザ商品リスト格納部64とは電子商取引サーバ1の記憶部12を中心として実現され、類似カテゴリ格納部65は類似カテゴリ特定サーバの記憶部12を中心として実現されるが、他のサーバに含まれる記憶装置により構成されてもよい。また、これらは、単に記憶装置だけでなく、他のサーバに含まれるデータベース管理システムにより実現されてもよい。
カテゴリ商品情報格納部61には、商品データベースと、カテゴリ情報とが格納されている。商品データベースは、商品ごとに存在する複数のレコードを含んでいる。各レコードは、商品ID、商品名、商品が属するカテゴリのID、価格、商品説明、および商品を販売する店舗の店舗IDを含む。また、カテゴリ情報は、カテゴリIDとカテゴリ名と、親カテゴリIDとを含み、親カテゴリIDによりカテゴリの親子関係が表現される。カテゴリの親子関係は、「医薬品・医薬部外品 / 医薬部外品 / 滋養強壮・肉体疲労」のように、「滋養強壮・肉体疲労」カテゴリの親カテゴリは「医薬部外品」であり、「医薬部外品」の親カテゴリが「医薬品・医薬部外品」であるといった、複数の階層から成る階層構造を有する。この階層構造はルートとなる仮想的なカテゴリからみてツリー状であり、1つのカテゴリが一又は複数のカテゴリの親となる。
はじめに、電子商取引サーバ1の処理を説明しつつ、類似カテゴリの抽出に用いられるユーザの操作の履歴のデータについて説明する。
図4および図5は、電子商取引サーバ1の処理フローの一例を示す図である。以下では処理フローに従って、電子商取引サーバ1が実現する機能について説明する。
検索条件取得部51は、プロセッサ11、記憶部12および通信部13を中心として実現される。検索条件取得部51は、検索条件を入力させる画面をユーザクライアント3に表示させるデータをユーザクライアント3に送信し、ユーザが入力した検索条件として検索キーワードを取得する(ステップS101)。なお、検索条件は必ずしも検索キーワードだけでなくてもよく、カテゴリや価格などの条件を含んでもよい。
商品検索部52は、プロセッサ11、記憶部12を中心として実現される。商品検索部52は、カテゴリ商品情報格納部61に格納されている商品データベースから、取得された検索キーワードを検索条件として商品を検索し、検索された商品を商品リストに追加する(ステップS102)。より具体的には、商品検索部52は、商品データベースから商品名や商品説明に検索キーワードが含まれるレコードを取得し、そのレコードが示す複数の商品(具体的には商品ID等)を商品リストとして取得する。なお、本実施形態では、商品は商品IDにより一意に識別されるものとする。
次に、商品検索部52は検索履歴を検索閲覧履歴格納部62に格納する(ステップS103)。図6は、検索履歴の一例を示す図である。検索履歴は、検索条件を入力し検索を指示したユーザのユーザIDと、商品検索部52が商品を検索する際の検索キーワードと、検索日時の情報とを含む。なお、検索履歴には、他に検索結果の商品リストや、ログインせずに検索操作を行ったユーザを識別するためのアクセス識別情報(IPアドレスやセッションIDなど)を含んでもよい。
一覧出力部53は、プロセッサ11、記憶部12および通信部13を中心として実現される。一覧出力部53は、検索された商品の商品リストの少なくとも一部を一覧する画面を表示させる一覧表示情報をユーザクライアント3に送信し、ユーザクライアント3にその画面を表示させる(ステップS104)。
図7は、商品一覧画面の一例を示す図である。商品一覧画面には、商品リストにある商品のうち、一画面に表示できる件数を上限とする商品が表示される。一覧表示画面に表示される各商品の欄には、「比較」チェックボックスとボタンが配置されている。ユーザが、比較したい商品のチェックボックスをチェックして「比較」ボタンを押下すると、ユーザクライアント3は電子商取引サーバ1に比較の指示と比較対象の商品の情報を送信する。また、商品名はリンクになっており、ユーザが商品名をクリックすると、ユーザクライアント3はその商品を識別する情報と商品を詳細表示させる指示を電子商取引サーバ1に送信する。
次に、一覧出力部53は、一覧表示画面に関するユーザの入力を取得する(ステップS105)。ユーザが商品の比較の指示をした場合には(ステップS106のY)、比較表示部54は、ユーザが指示する商品を識別する情報を取得し、カテゴリ商品情報格納部61からその商品の詳細情報を取得する。さらに比較表示部54は、それらの詳細情報を含む商品比較画面を出力させる比較表示情報を生成しユーザクライアント3に向けて出力する(ステップS107)。
ここで、比較表示部54は、プロセッサ11、記憶部12および通信部13を中心として実現される。図8は、商品比較画面の一例を示す図である。商品比較画面では、商品名、画像、価格、商品説明等の商品の属性ごとに行が設けられ、商品ごとに列が設けられた表形式で商品の詳細が一画面に表示される。ユーザは、比較したい商品を、その属性ごとに比較検討することができる。また、商品名はリンクになっており、ユーザが商品名をクリックすると、ユーザクライアント3はその商品を詳細表示させる指示を電子商取引サーバ1に送信する。
また、比較表示部54は、比較された商品の情報を含む比較履歴を比較履歴格納部63に格納する(ステップS108)。図9は、比較履歴の一例を示す図である。比較履歴は、ユーザIDと、リファラと、比較日時と、比較対象となる複数の商品の商品IDとを含む。リファラは、比較の指示のHTTPリクエスト中に存在し、そのHTTPリクエストをした(比較の指示をした)画面のURLが入っている。例えばブログに記載された直接リンクであればブログのURLが、ブックマークからのアクセスであれば空の情報がリファラに格納される。なお、比較履歴は、ログインせずに検索操作を行ったユーザを識別するためのアクセス識別情報(IPアドレスやセッションIDなど)を含んでもよい。そして、比較表示部54は、上記の処理の後に、ユーザからの入力を取得する(ステップS109)。
詳細表示部55は、プロセッサ11、記憶部12および通信部13を中心として実現される。詳細表示部55は、ユーザが指示した商品の詳細を表示する商品詳細表示情報を出力する。具体的には、詳細表示部55ははじめに、ユーザが商品の比較の指示をしない場合(ステップS106のN)、あるいはステップS105の後に、直近のユーザの入力が商品の詳細表示の指示かを判定する(ステップS110)。入力が商品の詳細表示の指示でない場合には(ステップS110のN)、エラーであるとして処理を終了する。入力が商品の詳細表示の指示である場合には(ステップS110のY)、詳細表示部55はユーザが指示しユーザクライアント3から送信された商品IDを取得し、商品IDが示す商品(ユーザが指示した商品)の属性や属するカテゴリの名前などの詳細な情報をカテゴリ商品情報格納部61から取得する(S111)。次に、その商品の属性を含み商品詳細画面を表示させる商品詳細表示情報を出力する(ステップS112)。
また、詳細表示部55は、詳細表示が指示された商品の商品IDと閲覧日時とを商品閲覧履歴として検索閲覧履歴格納部62に格納する(ステップS113)。図10は、商品閲覧履歴の一例を示す図である。商品閲覧履歴は、ユーザIDと、商品IDと、閲覧日時と、この商品を選択した商品一覧画面に表示する商品を検索する際の検索条件(ここでは検索キーワード)とを含む。商品閲覧履歴のレコードは、ユーザが商品詳細画面を表示させるごとに検索閲覧履歴格納部62に追加される。
図11は、商品詳細画面の一例を示す図である。商品詳細画面には、商品名、画像、価格、詳細の説明といった商品の属性の他に、数量を入力するフィールドや「カートに入れる」ボタン、「お気に入り」ボタンが配置されている。ユーザが商品詳細画面を介して数量を上記フィールドに入力し、「カートに入れる」ボタンを押下すると、ユーザクライアント3はカートの処理の指示を電子商取引サーバ1に送信する。また、ユーザが「お気に入り」ボタンを押下すると、ユーザクライアント3は表示されている商品をお気に入りとして登録する指示を電子商取引サーバ1に送信する。そして、詳細表示部55はユーザからの入力を取得する(ステップS114)。
ユーザリスト登録部56は、プロセッサ11、および記憶部12を中心として実現される。ユーザリスト登録部56は、ユーザがお気に入りとして登録することを指示した商品をユーザ商品リストに追加する。より具体的には、ステップS114で入力されたユーザの指示が商品をお気に入りとして登録する指示である場合には(ステップS115のY)、ユーザリスト登録部56は、表示されている商品と詳細表示の前に一覧表示させた検索条件とをユーザ商品リストに追加する(ステップS116)。そして、ステップS114に戻り、次のユーザの入力する処理から繰り返す。
ここで、ユーザがトップページなどから「お気に入り画面」を表示させる指示をすると、その「お気に入り画面」に、「お気に入り」に登録された商品が一覧表示される。ユーザは商品一覧画面と同様に、そこから商品詳細画面へ遷移することや、一覧表示される商品の一部を比較表示する商品比較画面へ遷移することができる。つまり、ユーザ登録リストはユーザが後で閲覧すると決めた商品のリストである。またこのリストはユーザ毎に設けられる。
購入処理部57は、プロセッサ11、記憶部12および通信部13を中心として実現される。購入処理部57は、ステップS114で入力されたユーザの指示が商品をお気に入りとして登録する指示でなく(ステップS115のN)、商品をカートに入れる指示である場合には(ステップS117)、購入処理部57はカートに商品を追加し、さらなるユーザの指示に応じて購入処理を進める(ステップS118)。なお、ユーザが購入した商品やそのユーザなどの情報は購入履歴として記憶部12に格納される。
これまでに説明した処理により、類似カテゴリの抽出に用いられるユーザの操作の履歴である、比較履歴、検索履歴、商品閲覧履歴、ユーザ商品リスト等が生成される。なお、レコメンド部58の処理については後述する。
以下では、類似カテゴリ特定サーバ2が実現する各機能の処理について処理フローを用いながら説明する。
比較商品取得部71は、プロセッサ11および記憶部12を中心として実現される。比較商品取得部71は、ユーザが行った商品の閲覧に関する操作に基づいて、それぞれが互いに比較される2つの商品を含む複数の組合せ(比較対象)を取得(推定)する。
図12は、比較商品取得部71の処理フローの一例を示す図である。本図は、比較履歴から商品の組合せを取得する処理を示す。比較商品取得部71は、はじめに、比較履歴に順にアクセスするための変数iに1を代入する(ステップS201)。次に、比較商品取得部71はi番目の比較履歴が存在するか確認し(ステップS202)、i番目の比較履歴が存在しない場合には(ステップS202のN)、処理を終了し、存在する場合には(ステップS202のY)、以下に示す例外の条件を満たすか確認する。
例外の条件の1つは、このi番目の比較履歴を生成する契機となった比較の指示等の操作が、自動巡回プログラム(いわゆるボット)の操作によりなされたか否かである(ステップS203)。自動巡回プログラムは、電子商取引サーバ1から送信される画面のデータを表示手段に表示させることなく、自らその画面のデータを解析して電子商取引サーバ1に閲覧等の指示をするデータを送信するプログラムである。比較商品取得部71は、いわゆるボットからの指示である場合には(ステップS203のY)、i番目の比較履歴からは商品の組合せをリストに追加しないようにステップS206の前の処理をスキップする。なお、ボットの操作であるか否かを判定する方法はいくつかある。例えばボットのユーザIDやアクセス識別情報をブラックリストとして予め登録しておき、比較履歴に含まれるユーザIDやアクセス識別情報がそのブラックリストに存在する場合にボットからのアクセスと判定してもよいし、このアクセス識別情報による前後のアクセスログを取得し、一定時間ごとにアクセスしている場合にはボットからのアクセスと判定してもよいし、単にHTTPリクエストのuser−agent属性を用いて判断してもよい。
例外の条件のもう1つは、このi番目の比較履歴のアクセスが外部サイトやブックマークを経由したアクセスであるか否かである(ステップS204)。比較商品取得部71は、比較履歴に対応する商品比較画面を表示する指示が、外部サイトやブックマークを経由したアクセスである場合、言い換えれば、比較対象として表示させる商品を、商品一覧画面やお気に入り画面のように電子商取引サーバ1が出力した画面を経由してユーザが明示的に指定することなしに商品比較画面を出力させている場合には(ステップS204のY)、i番目の比較履歴からは商品の組合せをリストに追加しないようにステップS206の前の処理をスキップする。具体的には、比較商品取得部71は比較履歴に格納されるリファラに格納されるURLが、電子商取引サーバ1が生成した画面からのアクセスを示しているか、外部のサーバのURLからのアクセスやブックマークからの直接アクセスを示しているかにより、この例外の条件を満たすか判定する。
商品比較画面は、通常は電子商取引サーバ1の処理で説明したように商品一覧画面やお気に入り画面を介した指示により表示される。しかし、Web技術では、比較対象の情報を外部サイトのページのリンク(URL)に埋め込み、単にリンクをクリックするだけで商品比較画面を表示させることも可能である。後者の方法で表示される場合、ユーザが比較対象を選択する意思がなかったと考えられるため、商品の組合せとしては不適切であると考えられる。これがステップS104の処理を行う理由である。
比較商品取得部71は、上述の例外に該当しない場合には(ステップS104のN)、i番目の比較履歴に含まれる商品(商品ID)の組合せをリストに追加する(ステップS205)。そして、比較商品取得部71は変数iの値に1を加算し(ステップS206)、ステップS202の処理から繰り返す。
図13は、比較商品取得部71が生成した商品の組合せのリストの一例を示す図である。このリストは記憶部12に記憶されており、リストに含まれる1つのレコードの内容は、比較対象となると判断された2つの商品の組合せ(2つの商品ID)と、ユーザIDからユーザデータベースにアクセスして取得されるユーザの属性(男性・女性、年代など)とである。このデータは、類似カテゴリ決定部72の処理で用いられる。
図14は、比較商品取得部71の処理フローの他の例を示す図である。本図は、検索履歴と商品閲覧履歴とから、比較された商品の組合せを取得する処理を示す。比較商品取得部71は、はじめに、検索履歴に順にアクセスするための変数iに1を代入する(ステップS211)。次に、比較商品取得部71はi番目の検索履歴が存在するか確認し(ステップS212)、i番目の検索履歴が存在しない場合には(ステップS212のN)、処理を終了し、存在する場合には(ステップS212のY)、以下に示すように検索された商品閲覧履歴を取得する。
比較商品取得部71は、検索履歴が示す検索結果の商品についての商品閲覧履歴を取得する(ステップS213)。ここで、取得する商品閲覧履歴については、検索時間から一定の時間などの条件を満たすもののみに限定してもよい。さらに、i番目の検索履歴のキーワードに類似するキーワードを用いた検索履歴を検索閲覧履歴格納部62に格納された検索履歴から探す(ステップS214)。以下ではステップS214の処理について説明する。
はじめに、比較商品取得部71は、i番目の検索履歴のキーワードに類似するキーワードを、i+1番目以降の検索履歴に含まれるキーワードから探す。この際、比較商品取得部71はi番目の検索履歴のキーワードにより検索された商品の数のカテゴリごとの割合の分布と、それと異なるキーワード(検索履歴に含まれるキーワードである)により検索された商品のカテゴリごとの割合の分布とが類似する場合に、比較商品取得部71はその異なるキーワードをi番目の検索履歴のキーワードに類似するキーワードとして取得する。比較商品取得部71はあるキーワードについてのカテゴリごとの商品の割合の分布を、そのキーワードにより検索された商品の数をカテゴリごとに集計し、さらに集計された数をそのキーワードにより検索された商品の総数で割ることで取得する。
また、比較商品取得部71はカテゴリごとにあるキーワードにおけるそのカテゴリの商品の割合と他のキーワードにおけるそのカテゴリの商品の割合との差を取得し、その差の2乗の和を類似の指標とし、その指標が閾値以下の場合に類似と判断する。なお、比較商品取得部71は各キーワードについて特徴ベクトルを生成し、そのうち2つのキーワードの特徴ベクトルの距離が閾値以下の場合にこれらのキーワードが類似であると判断してもよい。ここで、特徴ベクトルの要素はカテゴリごとに設けられ、要素の値は、その要素に対応するカテゴリの商品の割合である。ここで、特徴ベクトルは、要素の値をカテゴリの商品の数とするベクトルを正規化することで取得されてもよい。比較商品取得部71はi+1番目以降の検索履歴(他の検索履歴)のそれぞれに含まれるキーワードが類似するキーワードか否かを判定することで、類似するキーワードを用いた検索履歴を取得する。
そして、類似するキーワードを用いた検索履歴がある場合には、その検索履歴が示す検索結果の商品についての商品閲覧履歴を取得する(ステップS215)。こうすることで、互いに異なっていても、同種のものを検索するために入力した2つの検索キーワードにより閲覧された商品の商品閲覧履歴が取得される。これらは比較対象である可能性が高いため、後述の処理対象として適切であると考えられる。なお、検索キーワードの検索結果の商品についての商品閲覧履歴から、何度か繰返し閲覧されている複数の商品だけを取得してもよい。こうすれば、比較対象である可能性がより高い商品が抽出される。
図21は、あるキーワードと他のキーワードについての商品の数の分布の一例を示す図である。図21では、検索キーワードとして「ドリンクA」が入力された場合に商品検索部52が検索した商品についてのカテゴリごとの数の分布と、検索キーワードとして「ドリンクB」が入力された場合のカテゴリごとの数の分布とを示している。この2つの検索キーワードが類似している場合に、「ドリンクA」の検索結果のうちカテゴリ2に属する商品が詳細表示部55により詳細表示され、かつ、「ドリンクB」の検索結果のうちカテゴリ5に属する商品が詳細表示部55により詳細表示されたときは、後述の処理でカテゴリ2とカテゴリ5とが類似すると判断されうる。また、これにより、より少ないデータから類似するカテゴリを判定することが可能になる。
次に、比較商品取得部71は、以下に示す例外の条件を満たすか確認する。例外の条件の1つは、商品の閲覧の操作が、自動巡回プログラム(いわゆるボット)の操作によりなされたか否かである(ステップS216)。比較商品取得部71は、いわゆるボットからの指示による商品閲覧である場合には(ステップS216のY)、ステップS218までの処理をスキップする。
もう1つの例外の条件は、検索結果の商品(一覧出力部53の出力対象となる商品)が属するカテゴリの数がカテゴリ数の閾値を超えるか否かである(ステップS217)。例えば、商品が紹介されたテレビ番組の名前を検索キーワードにして商品を検索した場合、そのカテゴリが広く分散してしまう傾向がある。このような状況で閲覧される商品の属するカテゴリは関連性が他の場合に比べ低くなると考えられるので、カテゴリの関連性を判断するためのデータからは取り除くことが望ましい。具体的には比較商品取得部71は検索履歴に示す検索キーワードにより商品データベースが検索された複数の商品について、それらの商品が属するカテゴリの種類の数を集計し、その種類の数がカテゴリ数の閾値を超える場合には(ステップS217のY)、ステップS218の処理をスキップする。
そして、比較商品取得部71は上述の2つの例外条件を満たさない場合には(ステップS217のN)、ステップS213やステップS215で取得された商品(商品ID)の組合せとユーザIDからユーザデータベースにアクセスして取得されるユーザの属性(男性・女性、年代など)とをリストに追加する(ステップS218)。そして、比較商品取得部71は変数iの値に1を加算し(ステップS219)、ステップS212の処理から繰り返す。
なお、比較商品取得部71は図13に示す例の商品閲覧履歴の代わりに、ユーザ商品リストにある商品や検索キーワードの情報を用いて互いに比較される商品の組合せのリストを取得してもよい。
類似カテゴリ決定部72は、プロセッサ11および記憶部12を中心として実現される。類似カテゴリ決定部72は、複数のカテゴリのうち互いに類似する2つのカテゴリを、1つのカテゴリに分類される商品と、他のカテゴリに分類される商品とが比較対象として推定される回数に基づいて決定する。この回数は、類似カテゴリ決定部72が、複数のカテゴリのうち2つからなる組について集計した回数であり、言い換えれば、ある組に属する1つのカテゴリに分類される対象とその組に属する他のカテゴリに分類される対象とが比較対象として推定される回数である。
図15は、類似カテゴリ決定部72の処理フローの一例を示す図である。はじめに、類似カテゴリ決定部72は、リストから取得する商品の組合せの順位を示す変数jに1を代入する(ステップS301)。次に、リストにj番目の商品の組合せがあるかを確認する(ステップS302)。リストにj番目の商品の組合せが無い場合には(ステップS302のN)、類似カテゴリ決定部72は後述の処理を行わずにステップS308以降の処理を行う。
リストにj番目の商品の組合せがある場合には(ステップS302のY)、類似カテゴリ決定部72はリストからj番目の商品の組合せを取得し(ステップS303)、その組合せに属する2つの商品のそれぞれが属するカテゴリを取得する(ステップS304)。カテゴリは、類似カテゴリ決定部72がこの2つの商品の商品IDで商品データベースを検索することで取得される。そして、2つのカテゴリが親子関係を有していない場合には(ステップS305のN)、類似カテゴリ決定部72はこの2つのカテゴリの組をユーザの属性に関連づけてカテゴリ組リストに登録し(ステップS306)、2つのカテゴリが親子関係を有する場合には(ステップS305のY)、ステップS306の処理をスキップする。親子関係があるカテゴリは類似関係を有しないことが明らかであるので、このように処理することによりノイズが除かれる。そして、類似カテゴリ決定部72は変数jの値に1を加算し(ステップS307)、ステップS302から処理を繰り返す。
なお、類似カテゴリ決定部72は、2つのカテゴリのいずれかが特定のカテゴリである場合にはカテゴリ組リストに登録しなくてもよい。例えば雑多な商品を分類するためのカテゴリを特定のカテゴリとして予め定めておけば、誤ったカテゴリ間の類似関係を検出することを防ぐことが可能になる。
そして、リストに含まれる全ての商品の組合せについてステップS303からS306の処理を行うと(ステップS302のN)、類似カテゴリ決定部72はカテゴリ組リストに含まれるカテゴリの組の出現頻度を集計する(ステップS308)。
図16は、カテゴリの組の出現頻度を集計した集計データの一例を示す図である。集計データは、カテゴリの組を構成する1つのカテゴリ(カテゴリ1とする)と、もう1つのカテゴリ(カテゴリ2とする)と、カテゴリ1とカテゴリ2との組合せがカテゴリ組リストに含まれる件数、言い換えればカテゴリ1の商品とカテゴリ2の商品とが比較された回数との情報を含むレコードがカテゴリ1とカテゴリ2との組合せごとに存在する。なお、図16ではカテゴリとしてカテゴリの階層構造を「/」で区切って名称で示しているが、処理上は単にカテゴリIDを格納してもよい。また、カテゴリ組リストにカテゴリ1が含まれるレコードの数、言い換えればカテゴリ1に含まれる商品が比較される比較回数や、同様にカテゴリ2に含まれる商品の比較回数も集計データのレコードに記憶される。なお、ユーザ属性ごとに別々に集計してもよい。ここで、カテゴリ1とカテゴリ2との組合せについての比較回数は、カテゴリ1に分類されるある商品と、カテゴリ2に分類されるある商品とが比較された回数をそのカテゴリの組合せについて合計した値に相当する。
図16には図示していないが、類似カテゴリ決定部72はカテゴリ1に含まれる商品の比較回数と、カテゴリ2に含まれる商品の比較回数と、カテゴリ1の商品とカテゴリ2の商品との比較回数とを用いて、2つのカテゴリ間の関連性を示すスコアを生成し、集計データのレコードに格納する。スコアは、例えばカテゴリ1の商品とカテゴリ2の商品との比較回数を正規化して生成してよい。
次に、類似カテゴリ決定部72は、集計データに基づいて、互いに類似するカテゴリの組を決定する(ステップS309)。具体的には、類似カテゴリ決定部72は集計データにあり、前述のスコアがスコアの閾値以上であるカテゴリの組のうち、そのカテゴリ組を構成するカテゴリの間の比較回数が一定の値を超えるものを、互いに類似するカテゴリとして決定する。決定された互いに類似するカテゴリを関連づける情報は、類似カテゴリ格納部65に格納される。なお、類似カテゴリ決定部72は、類似するカテゴリ組をユーザ属性ごとに決定し、そのカテゴリ組をユーザ属性と関連づけて類似カテゴリ格納部65に格納してもよい。
さらに、類似カテゴリ決定部72は、同じカテゴリに類似する2つのカテゴリのうち以下の条件を満たすものを、互いに類似するカテゴリとして決定し、関連づけて記憶部12に記憶する(ステップS310)。これは、あるカテゴリに類似するカテゴリにさらに類似するカテゴリについて、以下の条件を満たす場合はこれらのカテゴリを類似カテゴリの群として見なすことと等価である。
条件は何種類かあり、そのうち1つが満たされていればよいとする。以下では、あるカテゴリAがカテゴリBに類似し、またカテゴリCがカテゴリBに類似しているとして条件を説明する。
1つ目の条件は、カテゴリAの親カテゴリと、カテゴリBの親カテゴリとが、同じカテゴリであるか互いに類似するカテゴリであることである。図17は、カテゴリ間の親子および類似関係の一例を示す図である。図17の一点鎖線で囲まれたカテゴリ同士は類似であることを示している。ここで、「和洋裁材料」と「ビーズ」カテゴリが類似し、「ビーズ」カテゴリと「アクセサリーキット」カテゴリとが類似する場合、「和洋裁材料」カテゴリの親カテゴリである「手芸・クラフト・生地」カテゴリと、「アクセサリーキット」カテゴリの親カテゴリである「アクセサリー」カテゴリとが類似していれば、類似カテゴリ決定部72は「和洋裁材料」カテゴリと「アクセサリーキット」カテゴリとを互いに類似するカテゴリとして決定し、これらのカテゴリを関連づける情報を類似カテゴリ格納部65に格納する。
2つ目の条件は、カテゴリAのカテゴリ名の文字列と、カテゴリCのカテゴリ名の文字列との類似性のスコアを計算し、そのスコアがある程度以上類似しているを示すことである。3つ目の条件は、閲覧履歴や検索履歴から、カテゴリAに含まれる商品が検索された検索キーワードと、カテゴリBに含まれる商品が検索された検索キーワードを取得し、前者と後者で検索キーワードがある程度より重複することである。これらのいずれかの条件を満たす場合、カテゴリAとカテゴリCにある程度の関連性があり、互いに類似していると考えてもよい。
他には、類似カテゴリ決定部72は、カテゴリAとカテゴリBとカテゴリCとのそれぞれに分類される商品を比較対象として比較表示部54が一画面に表示した比較履歴が残っている場合に、カテゴリAとカテゴリCとが互いに類似するとしてもよい。
類似カテゴリ格納部65に格納された情報は、電子商取引サーバ1を用いてカテゴリを用いた商品検索を行った場合や、電子商取引サーバ1により購入された購入履歴のカテゴリ別の集計などで用いられる。以下では利用される例についていくつか説明する。
類似カテゴリの情報は、ユーザに対する商品のレコメンドにも用いられる。レコメンド部58は、プロセッサ11、記憶部12および通信部13を中心として実現される。レコメンド部58は、ユーザの購入操作により生成された購入履歴を検索することで、ユーザが閲覧した商品を購入した他のユーザが購入した他の商品を検索し、その他の商品を一覧表示することで閲覧中のユーザに対して購入の検討を勧める。なお、購入履歴には、ユーザID、ユーザが購入した商品、価格などの情報が含まれる。
図18は、レコメンド部58の処理フローの一例を示す図である。はじめに、レコメンド部58は、一定の時間内にユーザが閲覧した商品と、その商品のカテゴリの情報とを取得する(ステップS401)。レコメンド部58は購入履歴から、取得された商品を購入したユーザを検索する(ステップS402)。そして、レコメンド部58は、検索されたユーザが購入した他の商品のうち、取得されたカテゴリ内の商品を購入履歴から検索する(ステップS403)。そして、検索された商品の件数が出力用の閾値(例えば5件)より少ない場合には(ステップS404のY)、レコメンド部58は類似カテゴリ格納部65から取得されたカテゴリに類似するカテゴリを取得し(ステップS405)、検索されたユーザが購入した他の商品のうち、その類似するカテゴリ内の商品を購入履歴から検索する(ステップS406)。なお、ステップS403で検索された商品の件数が出力用の閾値(例えば5件)以上であれば、ステップS405とS406はスキップされる。そして、レコメンド部58はステップS403やステップで検索された商品を表示するレコメンド画面のデータをユーザクライアント3に向けて出力する(ステップS407)。なお、ステップS405において、商品を閲覧しているユーザの属性に関連づけられた互いに類似するカテゴリ組を用いて、類似カテゴリを取得してもよい。こうすると、例えば男性・女性によりカテゴリの類似の判断が異なるようなケースにも対応できる。また、ステップS401において必ずしもカテゴリの情報を取得しなくてもよい。その場合、ステップS405では、レコメンド部58は検索されたレコメンド用の商品が属するカテゴリを取得し、そのカテゴリに類似するカテゴリの情報を取得すればよい。
図19は、レコメンド画面の一例を示す図である。例えばインスタントうどんのカテゴリと生うどんのカテゴリとが類似カテゴリであれば、片方のカテゴリから抽出されるレコメンド件数が少ない場合により多くの件数を勧めることが可能になる。なお、レコメンド部58は、購入履歴から商品を検索する機能と、検索された商品を一覧表示する機能との2つの機能を有することは明らかである。
なお、レコメンドだけでなく、商品検索部52や一覧出力部53の処理、特にキーワードなどの検索条件で商品データベースを検索して一覧表示する処理でも類似カテゴリを用いることが可能である。この場合、図18に示す処理フローで、購入履歴の代わりに商品データベースを検索対象とし、閲覧した商品の代わりにカテゴリ以外の検索条件を用いて検索を行えばよい。また、一覧出力部53等でカテゴリ内の検索などがされる場合には、一覧出力部53等は、類似カテゴリをまとめて処理する代わりに、類似カテゴリの処理をユーザが指示することを可能にするリンク等を画面に配置する表示データを出力してもよい。例えば商品の一覧を表示する画面やカテゴリに関する商品の購入ランキングを表示する画面に、類似カテゴリの商品一覧や購入ランキングを表示する画面へのリンクを表示させるよう画面データを出力してもよい。
また、一覧出力部53は、商品一覧画面でユーザが比較対象となる商品を1つ選択した場合に、前記選択された商品が属するカテゴリに属する商品や、そのカテゴリに類似するカテゴリに属する商品の表示態様が変化する(例えば商品の詳細を表示する部分の背景色が変化したり光ったりする)ように、前記選択する画面のデータを出力してもよい。このようにすれば、ユーザが比較したい商品を選択することが容易になる。図20は、商品一覧画面の他の一例を示す図であり、選択された商品に類似するカテゴリの商品の欄が光る例を示している。
上述のように類似するカテゴリの取得が容易になり、検索やレコメンドにおいて類似カテゴリを考慮できるようになることで、類似するカテゴリの一方だけが検索やレコメンドをされるという状況を避ける事ができる。そして、他方のカテゴリにしか登録されていない商品を見つけられない状況を避けることができるので、販売店が販売機会を逸することを減らすことが可能となる。
他には、売上状況の分析のための、購入履歴や閲覧履歴などの商品に関する履歴の集計に類似カテゴリが用いられる。履歴取得部73および履歴集計部74は、プロセッサ11と記憶部12とを中心として実現される。履歴取得部73は、閲覧履歴や購入履歴などの商品に関する履歴を取得する。履歴集計部74は、取得された履歴を、カテゴリを用いて集計するが、類似カテゴリ格納部65に格納され、互いに類似するカテゴリについてはそれらのカテゴリをまとめたグループを用いて履歴を集計する。例えば、「医薬品・医薬部外品 / 医薬部外品 / 滋養強壮・肉体疲労」のカテゴリの商品の売り上げと、「健康食品 / 栄養・健康ドリンク / 栄養ドリンク剤」のカテゴリの商品の売り上げとが合算された値を出力する。こうすることで、複数のカテゴリに商品が分散することによる統計への影響を軽減すること、また購入履歴等をより正確に分析することが可能になる。
これまでの説明では、カテゴリに商品が分類される場合について説明しているが、カテゴリに料理情報や宿泊施設などの他の対象が分類されていてもよい。このような場合でも、一覧表示される、ユーザの指示により詳細が表示され、比較される特性を有しているからである。
なお、上述の説明では2つの対象が何らかの操作により比較されることを検出して類似カテゴリを決定する場合を中心に取り上げたが、3つ以上の対象が比較されることを利用して類似カテゴリを決定する場合も本願発明の適用範囲に含まれることは言うまでもない。3つ以上の対象の比較は、その中の2つの比較を含むからである。
1 電子商取引サーバ、2 類似カテゴリ特定サーバ、3 ユーザクライアント、4 インターネット、11 プロセッサ、12 記憶部、13 通信部、14 入出力部、51 検索条件取得部、52 商品検索部、53 一覧出力部、54 比較表示部、55 詳細表示部、56 ユーザリスト登録部、57 購入処理部、58 レコメンド部、61 カテゴリ商品情報格納部、62 検索閲覧履歴格納部、63 比較履歴格納部、64 ユーザ商品リスト格納部、65 類似カテゴリ格納部、71 比較商品取得部、72 類似カテゴリ決定部、73 履歴取得部、74 履歴集計部。

Claims (19)

  1. 予め定められた複数のカテゴリのいずれかにそれぞれ分類された複数の対象のうち2つの対象に対してユーザが行う所定の操作に基づいて、当該2つの対象を比較対象として推定する比較対象推定手段と、
    前記2つの対象が前記比較対象推定手段により比較対象として推定された回数に基づいて、当該2つの対象がそれぞれ分類された2つのカテゴリを類似カテゴリとして決定する類似カテゴリ決定手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記比較対象推定手段は、前記ユーザが比較のために一画面に表示させた複数の対象のうち2つを、比較対象として推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記比較対象推定手段は、前記ユーザが入力したキーワードにより対象検索手段が検索した複数の対象を表示する画面を経由せずに当該ユーザが比較のために一画面に表示させた複数の対象からは比較対象を推定しない、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記比較対象推定手段は、前記ユーザが入力したあるキーワードにより対象検索手段が検索した複数の対象のうち、前記ユーザが対象詳細表示手段に詳細を表示させるよう指示した複数の対象のうち2つを比較対象として推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記比較対象推定手段は、一覧表示の対象となる複数の対象が分類されるカテゴリの種類の数が所定の閾値より大きい場合には、当該一覧表示の対象となる複数の対象から比較対象を推定しない、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 前記ユーザが入力した1つのキーワードにより対象検索手段が検索した対象の数のカテゴリごとの割合と、前記ユーザが入力した他のキーワードにより対象検索手段が検索した対象の数のカテゴリごとの割合とが互いに類似する2つのキーワードを取得する手段をさらに含み、
    前記比較対象推定手段は、前記2つのキーワードにより検索された複数の対象のうち、前記ユーザが対象詳細表示手段に詳細を表示させるよう指示した複数の対象のうち2つを比較対象として推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記比較対象推定手段は、一覧表示の対象となる複数の対象のうち、前記ユーザが後で閲覧する対象のリストに登録した複数の対象のうち2つを、比較対象として取得する、
    ことを特徴とする請求項1,4から6のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. 前記複数のカテゴリはツリー状の階層構造を有し、
    前記類似カテゴリ決定手段は、前記対象の組合せに含まれる2つの対象がそれぞれ分類される2つのカテゴリが親子関係を有する場合に、前記2つのカテゴリを互いに類似するカテゴリとして決定しない、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の情報処理システム。
  9. 前記比較対象推定手段は、前記所定の操作が自動巡回プログラムによる場合には、当該操作に基づいて比較対象を推定しない、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の情報処理システム。
  10. 前記比較対象推定手段は、前記比較対象を前記ユーザの属性と関連づけて推定し、
    前記類似カテゴリ決定手段は、前記推定された2つの対象が分類されるカテゴリと当該カテゴリに関連づけられる属性に基づいて、前記属性ごとに互いに類似する2つのカテゴリを決定する、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の情報処理システム。
  11. 前記複数のカテゴリはツリー状の階層構造を有し、
    前記類似カテゴリ決定手段は、同じカテゴリに類似すると決定された2つのカテゴリのそれぞれの親となるカテゴリが類似する場合に、当該2つのカテゴリを互いに類似するカテゴリとして決定する、
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の情報処理システム。
  12. 前記類似カテゴリ決定手段は、同じカテゴリに類似すると決定された2つのカテゴリのそれぞれのカテゴリ名称に基づいて、当該2つのカテゴリを互いに類似するカテゴリとするか否か決定する、
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の情報処理システム。
  13. 前記類似カテゴリ決定手段は、同じカテゴリに類似すると決定された2つのカテゴリのそれぞれに含まれる対象が検索された検索キーワードに基づいて、当該2つのカテゴリを互いに類似するカテゴリとするか否か決定する、
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の情報処理システム。
  14. 対象に関する履歴を取得する履歴取得手段と、
    前記対象が分類されるカテゴリを用いて前記対象に関する履歴を集計する履歴集計手段と、
    をさらに含み、
    前記履歴集計手段は、前記互いに類似する2つのカテゴリをまとめたグループを用いて前記履歴を集計する、
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の情報処理システム。
  15. 前記ユーザが対象を一覧し比較対象となる対象を選択する画面のデータを出力する一覧出力手段と、
    前記ユーザが前記画面を用いて選択した比較対象となる対象の詳細を示す画面のデータを出力する比較表示手段と、
    をさらに含み、
    前記一覧出力手段は、前記ユーザが比較対象となる対象を選択した場合に、前記選択された対象が分類されるカテゴリに類似するカテゴリに分類される対象の表示態様が変化するように、前記選択する画面のデータを出力する、
    ことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の情報処理システム。
  16. ユーザが指示したカテゴリを含む検索条件を用いて対象を検索する手段と、
    前記対象検索する手段が検索した対象の一覧を表示する手段と、
    をさらに含み、
    前記対象を検索する手段は、前記ユーザが指示した検索条件により検索された対象が所定の閾値より少ない場合に、前記ユーザが指示したカテゴリに類似するカテゴリを含む検索条件を用いて対象を検索する、
    ことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の情報処理システム。
  17. ユーザに推奨する対象を取得し、当該取得された対象の数が所定の閾値より少ない場合に、前記取得された対象に加えて当該取得された対象がカテゴリに類似するカテゴリに分類される対象のいずれかを前記ユーザに推奨する推奨手段をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の情報処理システム。
  18. 予め定められた複数のカテゴリのいずれかにそれぞれ分類された複数の対象のうち2つの対象に対してユーザが行う所定の操作に基づいて、当該2つの対象を比較対象として推定するステップと、
    前記2つの対象が比較対象として推定された回数に基づいて、当該2つの対象がそれぞれ分類された2つのカテゴリを類似カテゴリとして決定するステップと、
    を含むことを特徴とする、コンピュータが実行する類似カテゴリ特定方法。
  19. 予め定められた複数のカテゴリのいずれかにそれぞれ分類された複数の対象のうち2つの対象に対してユーザが行う所定の操作に基づいて、当該2つの対象を比較対象として推定する比較対象推定手段、および
    前記2つの対象が前記比較対象推定手段により比較対象として推定された回数に基づいて、当該2つの対象がそれぞれ分類された2つのカテゴリを類似カテゴリとして決定する類似カテゴリ決定手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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