JP5448774B2 - 安全靴 - Google Patents

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工事現場で働く人や宅配業の荷物や商品の運送者等が主として履く、安全靴に関するものである。
こうした種類の安全靴として例えば、特許文献1に示すように、靴底と、周縁部分が靴底と中底との間に固定された甲覆い革とを有し、甲覆い革は芯材が装着されたつま先を覆う部分と、開閉可能な履き口部とを有し、履き口部は脚挿入口と、この脚挿入口の開口を開くための切り込みを脚挿入口と一連に形成するとともに、靴を履いた後、この切り込みを覆い、閉じた状態に保持する1枚の舌状の締め具を切り込み部分に設けてある。
前記特許文献1における靴底は甲覆い部分の投影面積と略同じ面積でありその図2に示されるように、靴底が厚く曲がりにくいことから、なじみが悪い上、つま先立ちの作業では脚を踏ん張って力を込め難いという問題もあった。
そこで、靴底に関して特許文献2に示すように靴底を耐油製で滑り止可能な材質で形成するとともに下面に溝を縦横に形成することにより、底面部分をブロック化してしたものが提案されているが、当該公報の安全靴においても、靴底は甲覆い部分の投影面積と略同じ面積であることから、脚を踏ん張って力を込め難いという問題を解消することができなかった。
登録実用新案第3049457号公報 特開2009−261975号公報
本発明は上記問題点に鑑み提案されたもので、簡単な構造で力を入れやすく安全性の高い安全靴を提供できるようにすることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明にかかる安全靴は、靴底と、周縁部分が靴底と中底との間に固定された甲覆い革とを有し、甲覆い革は芯材が装着されたつま先を覆う部分と、開閉可能な履き口部とからなり、履き口部は脚挿入口と、この脚挿入口の開口を開くための切り込みと、当該切り込みを開閉するとともに切り込みを閉じた状態に保持する締め具を備えてなる安全靴において、靴底の小指側の側縁部分を甲覆い革の小指側の側縁部分より外方に突出させ、靴底の残余の側縁部分は甲覆い革の残余の側縁部分と同じ位置または内方へ後退させたことを最も主要な特徴とするものである。
また、本発明にかかる安全靴は、靴底のかかと側部分を甲覆い革のかかと側の側縁部分より外方に突出させたこと、靴底の接地面のかかと部分からつま先部分にいたる間にわたって、少なくとも1本の深い縦溝を形成するとともに、この縦溝に直する複数の深い横溝を形成することにより、靴底の接地面をブロック化したことも特徴とするものである。
本発明にかかる安全靴によれば、力を入れて踏ん張る場合、小指側の側縁部分に大きな力が作用することになるが、靴底の小指側の側縁部分を甲覆い革の小指側の側縁部分より外方に突出させる簡単な構造でありながら、この小指側の側縁部分に作用する大きな力を、小指側の側縁部分を甲覆い革の小指側の側縁部分より外方に突出させた部分がしっかりと受け止めるので、力を入れやすく安全性の高い安全靴にすることができる利点がある。
また、本発明にかかる安全靴が、靴底のかかと側部分を甲覆い革のかかと側の側縁部分より外方に突出させたものでは、上述したのと同様に、例えば坂道を制動する場合のように、かかとに大きな負荷がかかる場合でも、かかと側部分を甲覆い革のかかと側の側縁部分より外方に突出させるだけの簡単な構造でありながら、外方に突出した部分がその負荷を受け止めるので、安全性の高い安全靴にすることができる利点がある。
さらに、本発明にかかる安全靴が、靴底の接地面のかかと部分からつま先部分にいたる間にわたって、少なくとも1本の深い縦溝を形成するとともに、この縦溝に直交する複数の深い横溝を形成することにより、靴底の接地面をブロック化させると、各ブロックが夫々独立したように作用し、大きな荷重を分散して接地面に伝えるので安定性を大幅に向上させることができる利点がある。
は本発明にかかる安全靴の平面図である。 は本発明にかかる安全靴の側面図である。 は本発明にかかる安全靴の正面図である。 は本発明にかかる安全靴の背面図である。 は本発明にかかる安全靴の底面図である。 は本発明にかかる安全靴の使用過程を示す平面図である。 は本発明にかかる安全靴の使用状態の斜視図である。
以下、本発明にかかる安全靴の最も好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明にかかる安全靴の平面図、図2は安全靴の側面図、図3は安全靴の正面図、図4は安全靴の背面側図であって、図中符号1は安全靴を全体的に示す。
この安全靴1は、靴底2と、周縁部分が靴底2と中底3との間に固定された甲覆い革4とを有し、甲覆い革4は芯材(図示せず)が装着されたつま先を覆う部分5と、開閉可能な履き口部6とからなる。
履き口部6は、脚挿入口7と、この脚挿入口7の開口を開くための切り込み8と、この切り込み8を開閉するとともに切り込み8を閉じた状態に保持する締め具9を備えてなる。
上記甲覆い革4は、適当な靭性と厚みを有するメッシュ素材で、つま先を覆う部分5から甲部分10ならびにかかと部分11の表面を覆う状態に形成され、甲覆い革4の下端周縁部分は中底3と後述する靴底2との間に挟持された状態で貼り付けられている。
そして、甲覆い革4のかかと側部分には、履き口部6が形成されており、この履き口部6は、図7に示す足首部分12の大きさをした脚挿入口7と、この脚挿入口7からつま先側に向けて脚の甲のなかほどまでにU形に切り込まれた上記切り込み8が一連に形成されている。
この切り込み8は、安全靴1を履くときに脚挿入口を大きく開口させるためのもので、その内方部分には当該切り込み8を蓋する舌片状の甲当て片14が設けてあり、切り込み8の上面にはこの切り込み8を閉じた状態に保持するための上記締め具9が設けてある。
締め具9は、切り込み8の長手方向に略直交する状態で、操作方向を異ならせた3本のバンド15で形成されている。
各バンド15の内、脚挿入口側の2本のバンド15は、切り込み8で左右に分けられた一方の甲覆い部分16に基部が固定され、他方の甲覆い部分16に設けられた折り返し環17を挿通して折り返し、バンド15の基端部側半部に設けられたフック状の面ファスナ部分18に、バンド15の先端側半部に設けられたループ状の面ファスナ部分19を掛合させて貼り付けるようにしてある(図6参照)。
また、図6に示すように、つま先側のバンド15は、一方の甲覆い部分16に基部が固定されたバンド15の先端側半部に設けられたループ状の面ファスナ部分19を、他方の甲覆い部分16に取り付けられたフック状の面ファスナ部分18に掛合させて貼り付けるようになっている。
一方、靴底2の上方には中底3が設けられ、この中底3は薄いシート素材で形成されており、上記甲覆い革4の下端の周縁部は中底3と靴底2との間に挟持された状態で溶着若しくは接着により固定されている。
そして、靴底2は、例えば、ポリウレタン、ゴム等の可撓性を有する比較的硬度の高い材料により、図1乃至図3に示すように、靴底2のつま先側から小指側の側縁部分20を甲覆い革4の小指側の側縁部分より外方に突出させるとともに、図1、図2、図7に示すように、靴底2のかかと側部分を甲覆い革4のかかと側の側縁部分より外方に突出するように形成して、靴底2が甲覆い革4の投影面積より大きくなるようにしてある。
上記のように甲覆い革4の投影面積より大きく形成された靴底2には、図5に示すように、靴底2の接地面のかかと部分11からつま先部分にいたる間にわたって、1本の深い縦溝21を形成し、つま先側にはこの縦溝21に略平行な2本の深い縦溝22を形成するとともに、この縦溝21,22に直交する複数の深い横溝23を形成して、靴底2の接地面をブロック化してある。
因みに、縦横に形成される上記の深い溝21、22、23は、かかと側の靴底2の厚みがT=22mmであるのに対して、溝の深さD=13mm(D/T≒59%)にしてあり、つま先側では靴底2の厚みT=14mmであるのに対して、溝の深さD=11mm(D/T≒79%)にしてある。
これにより、つま先側が屈曲しやすく、脚の屈曲に良く馴染む一方、かかと側はかかと部分をしっかりと保持するようになっている。
此処で、縦横に形成される上記の深い溝21、22、23の靴底2に対する深さの比率(D/T)は、つま先においては70%〜85%の範囲内で設定することが望ましく、かかと側においては55%〜65%の範囲内で設定されるのが望ましい。
上記のように構成された安全靴1は、締め具9を緩めて切り込み8部分を開き、大きく開口した脚挿入口7から脚をれた後、締め具9を固定すると、安全靴1の脚への装着が完了する。
斯くして脚に装着された安全靴1で作業する場合、靴底2のかかと側部分を甲覆い革4のかかと側の側縁部分より外方に突出するように形成された部分で大きな荷重、例えばかかと部分11を使って坂道を制動しながら下る場合等のように、かかと部分11にかかる大きな荷重をこのかかと部分11でしっかりと受けることができるとともに、低い位置の荷物を引き上げたり、つま先立ちの作業のようにつま先部分を曲げて荷重を支えたり、さらには傾斜した接地面で荷重を支えるような場合には、ブロック化された部分が独立して夫々荷重を地面に分散した状態で伝えられる。
これにより、大きな荷重にも充分に対応することができ、安全性の高いものにすることができる。
尚、上記実施例では、靴底2の接地面のかかと部分11からつま先部分にいたる間にわたって、1本の深い縦溝21を形成し、つま先側にはこの縦溝21に略平行な2本の深い縦溝22を形成するとともに、この縦溝21、22に直交する複数の深い横溝23を形成して、靴底2の接地面をブロック化するようにしてあるが、当該縦横に形成される溝21、22、23の数は、図示のものに限られず、靴底2の材質等によって任意な本数や形状にすることができるのはいうまでもないことである。
1・・・安全靴
2・・・靴底
3・・・中底
4・・・甲覆い革
5・・・つま先を覆う部分
6・・・履き口部
7・・・脚挿入口
8・・・切り込み
9・・・締め具
10・・・甲部分
11・・・かかと部分
12・・・足首部分
14・・・甲あて片
15・・・バンド
16・・・甲覆い部分
17・・・折り返し部分
18・・・フック状の面ファスナ部分
19・・・ループ状の面ファスナ部分
20・・・側縁部分
21・22・・・縦溝
23・・・横溝
24・・・側縁部分

Claims (3)

  1. 靴底と、周縁部分が靴底と中底との間に固定された甲覆い革とを有し、甲覆い革は芯材が装着されたつま先を覆う部分と、開閉可能な履き口部とからなり、履き口部は脚挿入口と、この脚挿入口の開口を開くための切り込みと、当該切り込みを開閉するとともに切り込みを閉じた状態に保持する締め具を備えてなる安全靴において、
    靴底の小指側の側縁部分を甲覆い革の小指側の側縁部分より外方に突出させ、靴底の残余の側縁部分は甲覆い革の残余の側縁部分と同じ位置または内方へ後退させたことを特徴とする安全靴。
  2. 靴底のかかと側部分を甲覆い革のかかと側の側縁部分より外方に突出させたことを特徴とする請求項1に記載の安全靴。
  3. 靴底の接地面のかかと部分からつま先部分にいたる間にわたって、少なくとも1本の深い縦溝を形成するとともに、この縦溝に直する複数の深い横溝を形成することにより、靴底の接地面をブロック化したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の安全靴。
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