JP5448307B2 - ベローズバルブ - Google Patents
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Description
一般に、液体食品又は医薬品を製造するサニタリープラントにおいては、殺菌工程以後の工程にあっては、製品の二次的な細菌汚染を防止するために、液体通路の開口部を開閉するためにベローズバルブが用いられている。このようなベローズバルブは、管内を流通する液体の流量を制御するためのコントロールバルブとして使用されている。
8と、上記バルブボディー78内に収納配置されるバルブ本体82とを有して
いる。上記バルブ本体82は、バルブ軸部71と、上記バルブ軸部71の先端
部に設けられたバルブヘッド72と、上記バルブ軸部71の周囲を包囲するベ
ローズ部73とを有している。
即ち、管路83から開口部77を介してバルブボディー78内に流入する液流は、上記バルブヘッド72に当接した後、バルブボディー78の横方向へ流れ、流出孔部84へ向かう液流C1と、バルブボディーの内方曲面部85に当接した液流C2とに分かれる。
この場合、流出孔部84へ向かう液流C1は流出孔部84から流出するが、バルブボディーの内方曲面部85に当接した液流C2は、反射してバルブ本体82へ向かう渦流C3を形成する。
図16に示すように、この渦流C3が発生した場合には、渦流C3によりベローズ74を構成する各山部80が夫々バルブ軸方向に沿って振動するものであり、流速やバルブ開度により渦流C3が発生する部位及び、渦流C3が発生する部位の大きさが異なり、上記各山部80の振幅の大きさも変化する。
そして、上記渦流C3により、ベローズ74の山部80はバルブ軸方向に沿って反復して往復振動することから、その結果、山部80の間の谷部81には継続的にバルブ軸方向に沿った反対方向の応力が作用することから、所定時間経過後には、金属疲労によりクラックが発生したり、又は破断等の事態が発生することとなる。
請求項2記載の発明にあっては、バルブヘッド本体部は全体略円錐形状に形成されると共に、上記整流部は上記バルブヘッド本体部のバルブ軸部側に隣接して形成され、平面略多角形状に形成されていることを特徴とする。
上記バルブヘッド本体部の全体形状は角部を有する形状であればよい。
請求項4記載の発明にあっては、上記バルブヘッド本体部は平面略五角形状に形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明にあっては、上記バルブヘッド本体部は平面略四角形状に形成されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明にあっては、上記バルブヘッド本体部は平面略三角形状に形成されていることを特徴とする。
実験の結果、バルブヘッド本体部が平面略多角形の全体形状であれば、互いに打ち消しあう複数の液流が有効に形成されることが判明している。
請求項8記載の発明にあっては、上記整流部は、6つの突部により形成されていることを特徴とする。
請求項9記載の発明にあっては、上記整流部は、5つの突部により形成されていることを特徴とする。
請求項10記載の発明にあっては、上記整流部は、4つの突部により形成されていることを特徴とする。
請求項11記載のはつめいにあっては、上記整流部は、3つの突部により形成されていることを特徴とする。
請求項13記載の発明にあっては、流体管路内に配置されたバルブボディー内に配置され、流体管路の開口部を開閉するベローズバルブであって、バルブ軸部と、上記バルブ軸部の先端部に設けられたバルブヘッドと、上記バルブ軸部の周囲を包囲するベローズ部とを有し、上記バルブヘッドは、バルブヘッド本体部と、上記バルブヘッド本体部の反バルブ軸部側に設けられた整流部とを有することを特徴とする。
請求項15記載の発明にあっては、上記整流部は、バルブヘッド本体部に固定されるカップ状部材により形成され、バルブヘッド本体部への固定孔部が開設された平面円形状の底部と、この底部の周縁部から略直角に立ち上がり形成され、上記整流壁部を構成する側壁部とを有し、上記側壁部には、所定間隔をおいて複数の開口部が形成されていることを特徴とする。
請求項17記載の発明にあっては、上記側壁部には、所定間隔をおいて5つの開口部が形成されていることを特徴とする。
請求項18記載の発明にあっては、上記側壁部には、所定間隔をおいて4つの開口部が形成されていることを特徴とする。
請求項19記載の発明にあっては、上記側壁部には、所定間隔をおいて3つの開口部が形成されていることを特徴とする。
請求項20記載の発明にあっては、上記側壁部には、所定間隔をおいて2つの開口部が形成されていることを特徴とする。
図1に示すように、本発明に係る第一の実施の形態に係るベローズバルブ10は、管路を形成する液体流通パイプの端部において流体管路内に配置されたバルブボディー21と、バルブボディー21内に配置されたバルブ本体12とを備えている。
上記バルブ本体12は、バルブボディー21内において、上記流入側パイプ接合部31の開口部25を閉止可能な状態に配置されている。
図1乃至図5に示すように、上記バルブ本体12は、バルブ軸部13と、上記バルブ軸部13の先端部に設けられたバルブヘッド14と、上記バルブ軸部13の周囲を包囲するベローズ部15とを有している。
上記バルブヘッド14は、上記液体流通パイプの開口部25内に出没可能に配置されて開口部を閉止しうるバルブヘッド本体部42と、上記バルブヘッド本体部42の外方へ突出する整流部16とを有している。
上記整流部16は、上記バルブヘッド本体部42から外方へ突出する略台形状の6つの突部17により形成されている。上記突部17は、上記バルブヘッド本体部42の接線方向に形成される直線により斜辺部18が形成されている。
一方、上記各突部17,17に衝接した液流は流通方向がバルブ本体12の軸方向に対して横方向へ変化し、バルブボディー21の内側曲面部22に当接して反射され、バルブ本体12へ向かう液流Bとなる。
従って、本実施の形態にあっては、整流部16には6つの突部17が形成されていることから、この6つの突部17と、各突部17の間を流通する液流が夫々形成され、これらの液流の間で互いに打ち消されあうことから、従来のような図16に示すベローズ74の各山部80に発生していた激しい振動がなくなり、その結果、ベローズ74の各谷部81に発生していたクラックの発生や、破損の事態を有効に防止することができる。
本実施の形態にあっては、ベローズバルブ40のバルブヘッド41は、バルブヘッド本体部42と、上記バルブヘッド本体部42のバルブ軸部43の反対側に設けられた整流部44とを有している。
上記整流部44は、バルブヘッド本体部42に固定されるカップ状部材45により形成され、バルブヘッド本体部42への固定孔部が開設された平面円形状の底部47と、この底部47の周縁部から略直角に立ち上がり形成された側壁部48とを有し、この側壁部48により大きな開口部53が形成されている。上記側壁部48には、所定間隔をおいて、6つの側面逆三角形状に形成された整流開口部49が形成されている。
従って、本実施の形態に係るベローズバルブ40が前記実施の形態に係るベローズバルブ10の場合と同様の条件で、液体流通パイプに装着されてコントロールバルブとして使用された場合には、開口部25からバルブボディー21内に流入する液流の一部は、整流壁部50の頂部に形成された6個の液流ガイド部51に沿って直線状にバルブの軸方向に沿って流れる6つの液流となる。
図6及び図7に示すように、他の実施例に係るベローズバルブ10にあっては、整流部16aは、平面略五角形状に形成されていると共に、整流部16aは5つの略台形状の突部17を備えている。整流部16aの形状については、全体略円錐形状に形成されている。
また、図8及び図9に示すように、他の実施例に係るベローズバルブ10にあっては、整流部16bは、平面略四角形状に形成されていると共に、整流部16bは4つの略台形状の突部17を備えている。整流部16aの形状については、全体略半球ドーム形状に形成されている。
また、図10及び図11に示すように、他の実施例に係るベローズバルブ10にあっては、整流部16cは、平面略三角形状に形成されていると共に、整流部16cは3つの略台形状の突部17を備えている。整流部16cの形状については、全体略半球ドーム形状に形成されている。
また、図14に示すように、他の実施例に係るベローズバルブ40にあっては、カップ状部材45を有する整流部を用いる場合において4つの開口部49を有する整流壁部50により形成されている。
実験の結果、上記突部17は6個以下であれば渦流の発生を防止できることが判明しており、また、カップ状部材45を有する整流部を用いる場合であっても、4個の開口部49であれば渦流の発生を有効に防止することが可能であることが判明している。
出願人は、本発明に係るベローズバルブ10,40に関する上記効果を検証するためにベローズバルブ振動可視化検証試験を行った。
「可視化検証試験」とは、一定試験条件下におけるベローズ19の振動の有無を目視にて確認する試験である。すなわち、ベローズバルブ振動可視化検証試験は、本発明に係るベローズバルブ10,40のベローズ19の振動の有無を目視にて確認し、従来のベローズ74における振動との比較により振動の減少を検証することを目的とする試験である。
従って、振動が抑えられていることが判明した場合には、ベローズ19が破損する事態を防止することができることになる。
なお、目視にて直接確認できない領域における振動については、ストロボスコープを用いることにより可視化を可能とした。
ここで、「標準コントロールバルブ仕様」とは、コントロールバルブが本来備えるべき基準仕様である。即ち、当該仕様範囲においてはコントロールバルブとしての性能が発揮されることが必要である。
可視化検証試験を行うにあたっての試験条件を以下のように設定した。
標準コントロールバルブ仕様範囲内での試験条件としては、バルブ開度を20%〜100%の間で設定し、流速を0.5m/s〜3m/sの間で設定し、2次側圧力を0.1MPaで設定した。
また、2次側圧力の違いによる振動の差異の有無を確認するために、バルブ開度を40%,60%,80%に設定し、流速を2m/sとし、2次側圧力を0MPa(2次側開放),及び0.1MPaに設定し、上記の各条件を組み合わせて可視化検証試験を行ったものである。
なお、コントロールバルブ仕様範囲外の許容範囲を確認するために他の条件により可視化検証試験を行うことも可能である。また、可視化の目的によって条件を定めているものである。
「Aレベル」は目視確認が困難な微弱な振動レベル、「Bレベル」は目視確認ができる振動レベル、「Cレベル」は目視確認が容易な大きな振動レベル、破損は「Cレベル」以上の非常に大きな振動又は短時間で振動割れを起こすレベルの意である。
上記評価結果を「バルブ開度」、「1次側圧力(流入側パイプ接合部31内の圧力)と2次側圧力(流出側パイプ接合部32内の圧力)との差圧」、及び「配管流速から換算した配管流量」の各要素の関係を示したグラフにプロットし、標準コントロールバルブ仕様範囲内での振動レベルが「Aレベル」以上の場合には、「使用可能」として合格と判断した。
そして、例えば図18に示すように、上記「バルブ開度」、「差圧」、「配管流量」の各関係を、「開度−差圧関係」を示すグラフ(図18c)、「流量−差圧関係」を示すグラフ(図18d)、及び「開度−流量関係」を示すグラフ(図18e)にそれぞれ記入し、振動特性を分析した。夫々のグラフに同一のデータを記入しているが、データのプロットは異なり、ベローズバルブ10の特性を詳細に分析することができた。
ベローズバルブ10の比較は、条件値、条件数及びコントロールバルブ仕様範囲内を同条件にして行い、ベローズ割れ危険値を次式で算出する。ベローズ割れ危険値がより小さい場合に優れていると判定できる。
なお、図17に示すように、振動レベル評価の5段階を更にレベル分けして点数化した。具体的には、振動レベル評価点として、目視確認できないレベルを0点、A−レベルを1点、Aレベルを2点、A+レベルを3点、B−レベルを4点、Bレベルを5点、B+レベルを6点、C−レベルを7点、Cレベルを8点、C+レベルを9点、破損レベルを10点とする。
(数1)ベローズ割れ危険値=振動レベル評価合計点/可視化条件数
図18(c)〜(e)は、標準べローズバルブを使用した可視化試験結果のグラフである。バルブヘッド本体部は、図18(a) 及び(b)に示すように、平面円形状に形成されている。
図18(c)は開度−差圧関係図、同図(d)は流量−差圧関係図、同図(e)は開度−流量関係図を表している。なお、以降の試験結果のグラフに関しても対応関係は同様であるので、この対応関係についての説明は省略する。
グラフ中の点線で囲まれた範囲が出願人が定める「標準コントロールバルブ仕様範囲」であり、実線で囲まれた範囲が可視化検証試験結果により得られたベローズの振動レベルをAレベル以上とする使用可能範囲である。なお、以降の実験結果に関する全てのグラフについて同様である。
図18(c)〜(e)に示すように、標準べローズバルブを使用した場合には、標準コントロールバルブ仕様範囲内において使用不可能な領域が存在した。
また、ベローズ割れ危険値は、振動レベル評価点89点及び可視化検証条件数19により、4.68と算出できた。
なお、試験を行ったバルブに関するベローズ割れ危険値については、最後に表1としてまとめた。
図19(c)〜(e)に示すように、六角べローズバルブを使用した場合には、標準コントロールバルブ仕様範囲内において使用不可能な領域が存在する。
ベローズ割れ危険値は、振動レベル評価点63点及び可視化検証条件数19により、3.32と算出できた。六角べローズバルブを使用した場合には、標準べローズバルブを使用した場合のベローズ割れ危険値4.68と比較すると、危険値は減少した。
なお、組み付け方向の違いによる振動レベルが同レベルであることを検証済みである。
図20(c)〜(e)に示すように、五角べローズバルブを使用した場合には、標準コントロールバルブ仕様範囲内の全域において使用可能である。
ベローズ割れ危険値は、振動レベル評価点44点及び可視化検証条件数55により、0.80と算出でき、標準べローズバルブを使用した場合のベローズ割れ危険値4.68と比較すると、危険値は大幅に減少した。
従って、バルブヘッド本体部が平面略五角形状に形成された五角べローズバルブを使用した場合には、ベローズが破損する事態を有効に防止することができる。
なお、組み付け方向の違いによる振動レベルに差異がないことを検証済みである。
図21(c)〜(e)に示すように、四角べローズバルブを使用した場合には、標準コントロールバルブ仕様範囲内の全域において使用可能である。
ベローズ割れ危険値は、振動レベル評価点42点及び可視化検証条件数52により、0.81と算出でき、標準べローズバルブを使用した場合のベローズ割れ危険値4.68と比較すると、危険値は大幅に減少した。
従って、バルブヘッド本体部が平面略四角形状に形成された四角べローズバルブを使用した場合には、ベローズが破損する事態を有効に防止することができる。
なお、組み付け方向の違いによる振動レベルに差異がないことを検証済みである。
図22(c)〜(e)に示すように、三角べローズバルブを使用した場合には、標準コントロールバルブ仕様範囲内の全域において使用可能である。
ベローズ割れ危険値は、振動レベル評価点70点及び可視化検証条件数52により、1.35と算出でき、標準べローズバルブを使用した場合のベローズ割れ危険値4.68と比較すると、危険値は大幅に減少した。
従って、バルブヘッド本体部が平面略三角形状に形成された三角べローズバルブを使用した場合には、ベローズが破損する事態を有効に防止することができる。
なお、組み付け方向の違いによる振動レベルに差異がないことを検証済みである。
図23(b)〜(d)に示すように、四開口べローズバルブを使用した場合には、標準コントロールバルブ仕様範囲内において使用不可能な領域が存在する。
ベローズ割れ危険値は、振動レベル評価点99点及び可視化検証条件数25により、3.96と算出できる。四開口べローズバルブを使用した場合には、標準べローズバルブを使用した場合のベローズ割れ危険値4.68と比較すると、危険値は減少した。
なお、組み付け方向の違いによる振動レベルが同レベルであることを検証済みである。
12 バルブ本体
13 バルブ軸部
14 バルブヘッド
15 ベローズ部
16 整流部
16a 整流部
16b 整流部
16c 整流部
17 突部
18 斜辺部
19 ベローズ
20 固定プレート
21 バルブボディー
22 内方曲面部
25 開口部
30 アセプティックコントロールバルブ
31 流入側パイプ接合部
32 流出側パイプ接合部
33 駆動制御部
40 ベローズバルブ
41 バルブヘッド
42 バルブヘッド本体部
42a バルブヘッド本体部
43 バルブ軸部
44 整流壁部
45 カップ状部材
46 固定孔部
47 底部
48 側壁部
49 開口部
50 整流壁部
51 液流ガイド部
53 開口部
70 ベローズバルブ
71 バルブ軸部
72 バルブヘッド
73 ベローズ部
74 ベローズ
75 バルブ本体部
76 流量制御部
77 開口部
78 バルブボディー
80 山部
81 谷部
82 バルブ本体
83 管路
84 流出孔部
85 内方曲面部
Claims (21)
- 流体管路内に配置され、流体管路の開口部を開閉するベローズバルブであって、バルブボディーと、バルブボディー内に配置されたバルブ本体とを備え、上記バルブ本体は、バルブ軸部と、上記バルブ軸部の先端部に設けられたバルブヘッドと、上記バルブ軸部の周囲を包囲するベローズ部とを有し、
上記バルブヘッドは、上記開口部を閉止可能に配置されるバルブヘッド本体部と、上記バルブヘッド本体部の外方へ突出する整流部とを有することを特徴とするベローズバルブ。 - バルブヘッド本体部は全体略円錐形状に形成されると共に、上記整流部は上記バルブヘッド本体部のバルブ軸部側に隣接して形成され、平面略多角形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のベローズバルブ。
- 上記バルブヘッド本体部は平面略六角形状に形成されていることを特徴とする請求項2記載のベローズバルブ。
- 上記バルブヘッド本体部は平面略五角形状に形成されていることを特徴とする請求項2記載のベローズバルブ。
- 上記バルブヘッド本体部は平面略四角形状に形成されていることを特徴とする請求項2記載のベローズバルブ。
- 上記バルブヘッド本体部は平面略三角形状に形成されていることを特徴とする請求項2記載のベローズバルブ。
- 上記整流部は、上記バルブヘッド本体部から外方へ突出する略台形状の複数の突部により形成され、流体は上記各突部の間を流通するように形成されていることを特徴とする請求項2記載のベローズバルブ。
- 上記整流部は、6つの突部により形成されていることを特徴とする請求項3記載のベローズバルブ。
- 上記整流部は、5つの突部により形成されていることを特徴とする請求項4記載のベローズバルブ。
- 上記整流部は、4つの突部により形成されていることを特徴とする請求項5記載のベローズバルブ。
- 上記整流部は、3つの突部により形成されていることを特徴とする請求項6記載のベローズバルブ。
- 上記突部は、上記バルブヘッド本体部の接線方向に形成される直線により斜辺部が形成されていることを特徴とする請求項7〜11記載のベローズバルブ。
- 流体管路内に配置されたバルブボディー内に配置され、流体管路の開口部を開閉するベローズバルブであって、バルブ軸部と、上記バルブ軸部の先端部に設けられたバルブヘッドと、上記バルブ軸部の周囲を包囲するベローズ部とを有し、
上記バルブヘッドは、バルブヘッド本体部と、上記バルブヘッド本体部の反バルブ軸部側に設けられた整流部とを有することを特徴とするベローズバルブ。 - 上記整流部は、上記バルブ軸部の軸方向に沿って、バルブヘッド本体部の周縁部に突設された整流壁部により形成されていることを特徴とする請求項13記載のベローズバルブ。
- 上記整流部は、バルブヘッド本体部に固定されるカップ状部材により形成され、バルブヘッド本体部への固定孔部が開設された平面円形状の底部と、この底部の周縁部から略直角に立ち上がり形成され、上記整流壁部を構成する側壁部とを有し、
上記側壁部には、所定間隔をおいて複数の開口部が形成されていることを特徴とする請求項14記載のベローズバルブ。 - 上記側壁部には、所定間隔をおいて6つの開口部が形成されていることを特徴とする請求項15記載のベローズバルブ。
- 上記側壁部には、所定間隔をおいて5つの開口部が形成されていることを特徴とする請求項15記載のベローズバルブ。
- 上記側壁部には、所定間隔をおいて4つの開口部が形成されていることを特徴とする請求項15記載のベローズバルブ。
- 上記側壁部には、所定間隔をおいて3つの開口部が形成されていることを特徴とする請求項15記載のベローズバルブ。
- 上記側壁部には、所定間隔をおいて2つの開口部が形成されていることを特徴とする請求項15記載のベローズバルブ。
- 上記開口部は、側面逆三角形状に形成されていることを特徴とする請求項15〜20記載のベローズバルブ。
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