JP5448089B2 - センサ出力補正回路及び補正方法 - Google Patents
センサ出力補正回路及び補正方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5448089B2 JP5448089B2 JP2010135277A JP2010135277A JP5448089B2 JP 5448089 B2 JP5448089 B2 JP 5448089B2 JP 2010135277 A JP2010135277 A JP 2010135277A JP 2010135277 A JP2010135277 A JP 2010135277A JP 5448089 B2 JP5448089 B2 JP 5448089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- output voltage
- amount
- change
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
一対の電極と、
前記一対の電極間に形成された固体高分子電解質層と、を備えたセンサが、
付与された曲率に応じて出力する出力電圧を補正する補正回路であって、
前記出力電圧の変化量を監視する監視回路と、
前記変化量が所定の基準値よりも小さい場合、前記センサが静止状態であると判定し、目標電圧を設定する状態判定回路と、
前記静止状態であると判定された場合、前記センサに対し前記出力電圧が前記目標電圧に近づく方向に前記出力電圧と前記目標電圧とのずれに応じた量の電荷を注入する補正電流生成回路と、を備えるセンサ出力補正回路である。
これにより、センサに付与される曲率とセンサからの出力電圧との間の線形性を保持することができる。
前記状態判定回路は、前記変化量が所定の基準値よりも大きい場合、前記センサが動作状態であると判定し、
前記動作状態であると判定された場合、前記補正電流生成回路は、前記センサに対し前記変化量を緩和する方向に電荷を注入することを特徴とするセンサ出力補正回路である。
これにより、より確実に、センサに付与される曲率とセンサからの出力電圧との間の線形性を保持することができる。
前記動作状態であると判定された場合、前記センサに対し注入される前記電荷の量が、前記変化量によらず一定であることを特徴とするセンサ出力補正回路である。
これにより、より迅速に補正することができる。
前記静止状態であると判定された場合、前記センサに対し注入される前記電荷の量が、PWM制御されることを特徴とするセンサ出力補正回路である。PWM制御は、具体的な制御方法として好適である。
前記監視回路が積分回路を含むことを特徴とするセンサ出力補正回路である。具体的回路構成として好適である。
前記監視回路が微分回路を含むことを特徴とするセンサ出力補正回路である。具体的回路構成として好適である。
前記固体高分子電解質層が非水系高分子固体電解質層であることを特徴とするセンサ出力補正回路である。具体的回路構成として好適である。
一対の電極と、
前記一対の電極間に形成された固体高分子電解質層と、を備えたセンサが、
付与された曲率に応じて出力する出力電圧を補正する補正方法であって、
前記出力電圧の変化量を監視するステップと、
前記変化量が所定の基準値よりも小さい場合、前記センサが静止状態であると判定し、目標電圧を設定するステップと、
前記静止状態であると判定した場合、前記センサに対し前記出力電圧が前記目標電圧に近づく方向に前記出力電圧と前記目標電圧とのずれに応じた量の電荷を注入するステップと、を備えるセンサ出力補正方法である。
これにより、センサに付与される曲率とセンサからの出力電圧との間の線形性を保持することができる。
前記変化量が所定の基準値よりも大きい場合、前記センサが動作状態であると判定するステップと、
前記動作状態であると判定した場合、前記センサに対し前記変化量を緩和する方向に電荷を注入するステップと、を更に備えることを特徴とするセンサ出力補正方法である。
これにより、より確実に、センサに付与される曲率とセンサからの出力電圧との間の線形性を保持することができる。
前記動作状態であると判定した場合、前記センサに対し注入する前記電荷の量が、前記変化量によらず一定とすることを特徴とするセンサ出力補正方法である。
これにより、より迅速に補正することができる。
前記静止状態であると判定した場合、前記センサに対し注入する前記電荷の量を、PWM制御することを特徴とするセンサ出力補正方法である。PWM制御は、具体的な制御方法として好適である。
前記固体高分子電解質層が非水系高分子固体電解質層であることを特徴とするセンサ出力補正回路である。特に非水系高分子固体電解質層を用いたセンサの出力電圧の補正方法として好適である。
図1を参照して本発明の第1の実施の形態に係る補正回路を備えた曲率センサについて説明する。図1は、実施の形態1に係る補正回路を備えた曲率センサのブロック図である。図1に示す補正回路100は、A/D(アナログ/デジタル)変換回路101、積分回路102、積分結果判定回路103、補正電流生成回路104を備えている。曲率センサ200は、上部電極202a、下部電極202b、SPE層201を備えている。
101 変換回路
102 積分回路
103 積分結果判定回路
104 補正電流生成回路
200 曲率センサ
201 SPE層
202 炭素電極
202a 上部電極
202b 下部電極
203 導電層
204 保護膜
205 リード
301 シェーカー
302 板バネ
302 ホルダ
Claims (12)
- 一対の電極と、
前記一対の電極間に形成された固体高分子電解質層と、を備えたセンサが、
付与された曲率に応じて出力する出力電圧を補正する補正回路であって、
前記出力電圧の変化量を監視する監視回路と、
前記変化量が所定の基準値よりも小さい場合、前記センサが静止状態であると判定し、目標電圧を設定する状態判定回路と、
前記静止状態であると判定された場合、前記センサに対し前記出力電圧が前記目標電圧に近づく方向に前記出力電圧と前記目標電圧とのずれに応じた量の電荷を注入する補正電流生成回路と、を備えるセンサ出力補正回路。 - 前記状態判定回路は、前記変化量が所定の基準値よりも大きい場合、前記センサが動作状態であると判定し、
前記動作状態であると判定された場合、前記補正電流生成回路は、前記センサに対し前記変化量を緩和する方向に電荷を注入することを特徴とする請求項1に記載のセンサ出力補正回路。 - 前記動作状態であると判定された場合、前記センサに対し注入される前記電荷の量が、前記変化量によらず一定であることを特徴とする請求項2に記載のセンサ出力補正回路。
- 前記静止状態であると判定された場合、前記センサに対し注入される前記電荷の量が、PWM制御されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のセンサ出力補正回路。
- 前記監視回路が積分回路を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のセンサ出力補正回路。
- 前記監視回路が微分回路を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のセンサ出力補正回路。
- 前記固体高分子電解質層が非水系高分子固体電解質層であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のセンサ出力補正回路。
- 一対の電極と、
前記一対の電極間に形成された固体高分子電解質層と、を備えたセンサが、
付与された曲率に応じて出力する出力電圧を補正する補正方法であって、
前記出力電圧の変化量を監視するステップと、
前記変化量が所定の基準値よりも小さい場合、前記センサが静止状態であると判定し、目標電圧を設定するステップと、
前記静止状態であると判定した場合、前記センサに対し前記出力電圧が前記目標電圧に近づく方向に前記出力電圧と前記目標電圧とのずれに応じた量の電荷を注入するステップと、を備えるセンサ出力補正方法。 - 前記変化量が所定の基準値よりも大きい場合、前記センサが動作状態であると判定するステップと、
前記動作状態であると判定した場合、前記センサに対し前記変化量を緩和する方向に電荷を注入するステップと、を更に備えることを特徴とする請求項8に記載のセンサ出力補正方法。 - 前記動作状態であると判定した場合、前記センサに対し注入する前記電荷の量を、前記変化量によらず一定とすることを特徴とする請求項9に記載の補正方法。
- 前記静止状態であると判定した場合、前記センサに対し注入する前記電荷の量を、PWM制御することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載のセンサ出力補正方法。
- 前記固体高分子電解質層が非水系高分子固体電解質層であることを特徴とする請求項8〜11のいずれか一項に記載のセンサ出力補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010135277A JP5448089B2 (ja) | 2010-06-14 | 2010-06-14 | センサ出力補正回路及び補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010135277A JP5448089B2 (ja) | 2010-06-14 | 2010-06-14 | センサ出力補正回路及び補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012002540A JP2012002540A (ja) | 2012-01-05 |
JP5448089B2 true JP5448089B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=45534720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010135277A Expired - Fee Related JP5448089B2 (ja) | 2010-06-14 | 2010-06-14 | センサ出力補正回路及び補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5448089B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10209516A (ja) * | 1997-01-17 | 1998-08-07 | Toyota Motor Corp | 圧電素子の状態検出方法および圧電素子装置 |
JP4427665B2 (ja) * | 2004-07-28 | 2010-03-10 | 国立大学法人広島大学 | 曲げ変形センサおよび変形測定装置 |
JP2007336790A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Kuraray Co Ltd | 高分子電気化学素子 |
CN101925793A (zh) * | 2008-01-28 | 2010-12-22 | 可乐丽股份有限公司 | 具有柔性的变形传感器 |
JP2009258008A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Kuraray Co Ltd | 透明性を有する可撓性変形センサ |
JP5638211B2 (ja) * | 2008-09-12 | 2014-12-10 | 株式会社ユポ・コーポレーション | エレクトレット化フィルム |
JP5207937B2 (ja) * | 2008-11-27 | 2013-06-12 | 株式会社クラレ | 繊維状変形センサおよび布帛状変形センサ |
-
2010
- 2010-06-14 JP JP2010135277A patent/JP5448089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012002540A (ja) | 2012-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109312727B (zh) | Sma致动组件的居中控制 | |
JP6346922B2 (ja) | ホール起電力補正装置及びホール起電力補正方法 | |
US8446475B2 (en) | Shape memory alloy actuation apparatus | |
JP5875382B2 (ja) | 力覚センサ、ロボット装置、ロボットハンド及び検出装置 | |
US8448435B2 (en) | Control of a shape memory alloy actuation arrangement | |
CN109923389A (zh) | 扭矩传感器 | |
EP3098866B1 (en) | Piezoelectric power generation module and remote controller | |
US9157969B2 (en) | Magnetic element control device, magnetic device control method, and magnetic detecting device | |
US10036674B2 (en) | Capacitance measuring device and capacitance measurement method for dielectric elastomer | |
WO2008129290A1 (en) | Control circuits for an sma actuator | |
KR101695330B1 (ko) | 충격발생 액추에이터 및 터치패널 | |
JP5799640B2 (ja) | 電歪センサ | |
CN104569086A (zh) | 用于电化学传感器的恒电位电路 | |
JP5448089B2 (ja) | センサ出力補正回路及び補正方法 | |
US8552620B2 (en) | Method of measuring and evaluating mechanical outputs of piezoelectric actuators, controlling method of the same, and apparatus using those methods | |
JP2021006792A (ja) | チャージアンプ、力センサー、及びロボット | |
JP2011080792A (ja) | 慣性駆動アクチュエータのキャリブレーション方法及び慣性駆動アクチュエータ装置 | |
WO2021205715A1 (ja) | Memsアクチュエータ、memsアクチュエータの駆動方法、及びmemsアクチュエータ制御プログラム | |
JP2008139136A (ja) | 力学量センサおよびその製造方法 | |
KR20180058636A (ko) | 용량성 가속도계 | |
JP6706990B2 (ja) | 装置 | |
JP2018132433A (ja) | 圧力変化測定装置、高度測定装置、及び圧力変化測定方法 | |
Hong et al. | The quantitative analysis for a contact-mode triboelectric energy harvesting device | |
JP2010216989A (ja) | 慣性駆動アクチュエータのキャリブレーション方法及び慣性駆動アクチュエータ装置 | |
JP4714909B2 (ja) | 容量検出回路出力信号の補正方法及び傾斜センサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20130607 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130612 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130610 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |