JP5447802B2 - 装着型電気刺激装置 - Google Patents

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本発明は、リハビリに使用する装着型電気刺激装置に係り、特に、人体の筋収縮を筋電信号として検出し、筋収縮した部位に電気刺激信号を印加するに好適な装着型電気刺激装置に関する。
従来から、脳卒中の上肢麻痺などの麻痺は、発症から3ヶ月以上経過すると、ほとんど機能がプラトーになるといわれている。そこで、近年は、さまざまな麻痺改善の療法が提唱されており、たとえば、訓練ロボット、上肢装具、及び電気刺激装置などを用いた麻痺改善療法が挙げられている。
例えば、脳卒中を例に挙げると、厚生労働省大臣官房統計情報部の平成11年度の患者調査によると脳卒中の患者は147万人であり、日本ではかなりたくさんの患者がいる疾患である。脳卒中の一番問題は、脳の血管が詰まったり破れたりして脳が障害された部分の筋肉が動かなくなり、片麻痺が起こることである。この発作によって寝たきりになると更に、使わない筋肉がこわばって更に動かなくなるという問題があり、いかにリハビリを行って、この麻痺を回復されるかがポイントとなってくる。
このような点を鑑みた電気刺激装置として、制御装置から一方的に筋肉に電気刺激信号を印加するものや、制御装置から筋収縮の状態に応じて電気刺激信号を印加するものなどを挙げることができる。例えば、後者の電気刺激装置としては、筋収縮を筋電信号として検出し、筋収縮した部位に電気刺激信号を印加する電極と、該電極によって検出された筋電信号の大きさに応じた電気刺激信号出力する制御手段と、を備えた電気刺激装置が提案されている(特許文献1参照)。
この電気刺激装置によれば、例えば脳卒中の患者の意思で、健全時に比べて僅かにしか筋収縮しない部位の微弱な筋電信号を検出し、筋電信号を増幅させた電気刺激信号を、その部位に印加することにより、筋肉を刺激することができる。この筋肉の刺激により、脳卒中の患者の意思で、動かそうとした体の部位(例えば手や指など)を、健常時に近い動作で、アシスト的に動かすことができる。このように、電気刺激によるリハビリは、脳卒中患者のうち、自己動作ができる段階の患者であれば8〜9割の患者に適用ができる。
また、この電気刺激装置は、電極に筋収縮を検出する機能と、電気信号を印加する機能とを、一つの電極で行うので、装置のコンパクト化が図られている。このような観点から、特許文献1では、その一例として、この電気刺激装置を膝関節サポータに取り付けた例が示されている。
特開2002−331007号公報
ところで、この筋収縮を検出して電気刺激を行う治療方法は、機能改善効果が検証されている。今までの報告から、電気刺激訓練はできるだけ毎日、短時間でも行うことが効果的であることがわかっている。さらに、長時間に亘って日常生活動作を行いながら装着することが、より好ましいことがわかっている。
しかしながら、例えば、特許文献1に記載の電気刺激装置を用いた場合であっても、患者は、リハビリセンターなどの所定の治療機関に通院し、特別なリハビリを受けなければならず、家庭内で治療を行うことができなかった。これは、機能的な電気刺激を行う標的筋の位置は個人差があり、この位置を正確に知るには、経験と知識が必要であり、専門医によって装着した電極を、一度人体の部位から外した場合、同じ位置に再度電極を装着することは、煩雑であり難しいからである。従って、たとえ、サポータを用いて携帯的な装置の使用を行ったとしても、長期に亘って脱着を繰返しながら、日常生活動作で、適切に装置を使用することは難しい。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置の再装着時に専門医によらず装置を装着し、その個人差に応じた最適な人体の部位に電気刺激を付与することができ、これにより、日常生活動作と共に長時間繰返しリハビリに使用することができる装着型電気刺激装置を提供することにある。
前記課題を解決すべく、本発明に係る装着型電気刺激装置は、人体(B)の刺激すべき刺激部位(SP)に接触して、筋収縮を筋電信号(M)として検出すると共に、電気刺激信号(S)を電気刺激として前記刺激部位(SP)に印加する電極部(21)、及び、該電極部(21)からの前記筋電信号(M)に基づいて前記電気刺激信号(S)を演算し、前記電極部(21)に出力するための該電気刺激信号(S)を制御する制御部(25)を含む電気刺激部(20)と、該電気刺激部(20)と共に人体(B)に装着される装着部(30)と、を少なくとも備えた装着型電気刺激装置(10)であって、前記装着部(30)は、前記刺激部位(SP)を覆うように人体(B)に巻付いて装着される装着帯体(31)と、人体(B)の形状に合わせて、前記装着帯体(31)を人体(B)の所定の位置に位置決めする位置決め部(34)と、前記装着帯体(31)が位置決めされて装着されたときに、前記刺激部位(SP)に前記電極部(21)が接触するように、前記電極部(21)を所望の位置で取着する電極取着部(35)と、を少なくとも備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、以下の3つの段階で、その効果を期待することができる。まず、第一に、装着型電気刺激装置(10)の初期の装着時において、以下の効果を期待できる。すなわち、装着部(30)の位置決め部(34)を人体(B)形状に合わせて位置決めしたときに、装着者ごとに僅かに異なる最適な位置(刺激部位(SP))に電極部(21)が接触するように、最適な取着位置に電極部(21)の位置を決め、電極取着部(35)のその位置に、電極部(21)を取着することができる。また、この位置決め部(34)により位置決めされた装着部(30)の装着帯体(31)を、人体(B)に巻付ける。これにより、所望の刺激部位(SP)に、電極部(21)を安定して接触させることができる。
第二に、装着型電気刺激装置(10)の使用時において、以下の効果を期待することができる。すなわち、本発明によれば、上述した装着部(30)の装着状態を維持しつつ、電気刺激部(20)の電極部(21)により、僅かにしか筋収縮しない刺激部位(SP)に対して、装着者の意思による筋収縮時の微弱な筋電信号(M)を、電極部(21)により検出する。次に、電気刺激部(20)の制御部(21)において、検出した筋電信号(M)に基づいて、電気刺激信号(S)を演算し、制御部(21)から、電気刺激信号(S)を電極部(21)に出力する。これにより、電気刺激信号(S)を刺激部位(SP)に印加することができ、刺激部位(SP)の標的筋を刺激することができる。この標的筋の刺激により、装着者の意思で、動かそうとした体の部位を、健常時に近い動作で動かすことができる。さらに、装着部(30)が、電気刺激部(20)と共に人体(B)に装着されるので携帯性に優れているばかりでなく、電極取着部(35)に電極部(21)が取着された状態で装置の使用を行うので、装置を携帯しながら使用した場合であっても、電極部(21)の位置ずれはし難い。
第三に、装着型電気刺激装置(10)を初期の装着後、人体(B)から取り外し、再度取着するときに、以下の効果をも期待することができる。すなわち、本発明によれば、既に最適な取着位置に電極部(21)が取着されているので、装着者に、再度装着型電気刺激装置(10)を装着する際に、位置決め部(34)により装着帯体(31)の位置決めをし、この装着帯体(31)を人体(B)に巻きつけて装着すれば、初期の位置と同じ位置(刺激部位)に、電極部を接触させることができる。これにより、装置の脱着にかかわらず、煩雑な作業なく、その個人差に応じた最適な人体の部位に電気刺激を付与することができる。このようにして、装着者自ら(専門医によらず)、装着型電気刺激装置(10)を装着したまま日常生活が送れ、機能的電気刺激によって麻痺した手指の動きがより大きくなり(動きがよりよくなり)、日常生活動作も拡大させること自体がリハビリ訓練となる。長時間これを携帯して日常生活動作を行うことができ、さらには継続的に、繰返し使用することができ、これにより神経・筋肉の機能促通が可能となる。
また、本発明に係る装着型電気刺激装置(10)の前記装着帯体(31)は、外側面(31A)に、前記制御部(25)が収納される収納部(32)と、内側面(31B)に、該内側面(31B)を覆うように配置されたインナーシート(37)と、を備え、前記内側面(31B)と前記インナーシート(37)との間には、前記制御部(25)と前記電極部(21)とを接続する信号線(29a)が収容されていることがより好ましい。
本発明によれば、装着帯体(31)の内側面(31B)と、この内面に内張りされたインナーシート(37)との間に、信号線(29a)が収容されているので、これらの間における信号線(29a)は保護されることになる。この結果、装着者による装着時の信号線(29a)の引っ掛りによる断線等を回避することができ、装着時の作業性を向上させることができる。
また、このインナーシート(37)は、人体の皮膚に直接接触するので、メッシュなど網目状の繊維材からなるシートであることがより好ましい。これにより、長期装着時におけるムレなどが起因した皮膚の炎症等を抑えることができる。なお、本発明にいう、装着帯体の「内側面」とは、装着時に体に接触する側の表面をいい、装着帯体の「外側面」とは、装着時に露出する側の表面をいう。
さらに、本発明に係る装着型電気刺激装置の前記電極部(21)は、前記刺激部位(SP)に付着するパッド部(21A)と、該パッド部(21A)に嵌着する電極端子部(21B)と、を含み、前記電極取着部(35)は、少なくとも前記刺激部位(SP)を覆うと共に、前記パッド部(21A)と前記電極端子部(21B)とが、網目(35b)を介して嵌着される網目状シート(35a)を有することがより好ましい。
本発明によれば、装置の初期の装着時において、以下の効果を期待することができる。具体的には、その作業として、まず、電極部(21)のパッド部(21A)を、人体の所望の刺激部位(SP)に付着させ、このパッド部(21A)を、電極取着部(31)の網目状シート(35a)で覆う。そして、この網目状シート(35a)で覆われたパッド(21A)を、網目状シート(35a)の網目(35b)を介して、電極端子部(21B)に嵌着することができる。これにより、装着者ごとに僅かに異なる所望の刺激部位(SP)に電極部(21)が接触するように、電極取着部(35)の最適な取着位置に確実に位置合わせしながらに電極部(21)を取着することができる。
本発明に係る装着型電気刺激装置の前記装着帯体(31)は、内側面(31B)側から、該電極部(21)を被覆する導電性シート(36A)を備えることがより好ましく、さらに、前記装着帯体(31)の外側面(31A)のうち前記制御部(25)が収容される収容部(32)の外側面に、前記制御部(25)を被覆する導電性シート(36B)を備えることがより好ましい。
本発明によれば、装着帯体(31)の内面側から、導電性シート(36A)を用いて、電極部(21)を被覆することにより、導電性シート(36A)が、電極部(21)への外部からのノイズを遮断する。これにより、電極部(21)は、ノイズを筋電信号として誤検出することがないので、装置の誤作動を防止することができる。さらに、内側面(31B)に配置された導電性シート(36A)と、収納部(32)の外側面の導電性シート(36B)により、制御部(25)を包み込むことができるので、制御部(25)への外部からのノイズを遮断でき、制御部(25)がシールドBOXで覆われていなくても、日常生活において携帯電話使用時など外来ノイズが多い環境下で、装置の誤動作を防止することができる。
また、本発明に係る装着型電気刺激装置の前記装着帯体(31)は、外側面(31A)に、前記装着帯体(31)の捩れを矯正するための捩れ矯正線(38)が設けられていることがより好ましい。
本発明によれば、装着帯体(31)を装着後、装着帯体(31)が捩れて、人体(B)に巻きつけられたとき、この捩れ矯正線(38)を確認しながら、装着帯体(31)の捩れを矯正することができる。この装着帯体(31)の捩れを矯正することにより、より確実かつ正確な位置に、電極部(21)を配置することができると共に、装置使用時において、捩れ方向に作用する力により、電極部(21)の位置ずれを防止することができる。
また、本発明に係る装着型電気刺激装置(10)は、リハビリのために電気刺激を作用させたい人体(B)の部位、例えば、上腕、腕、膝関節などの人体(B)の形状に合わせて、装着部の構造を決定することができ、人体(B)の形状に合わせて、位置決め部により、好適に、装着帯体(31)を含む装着部(30)を人体に装着できるのであれば、特に、その構造は限定されるものではない。
より好ましくは、本発明に係る装着型電気刺激装置の前記装着帯体(31)は、腕(L)に装着されるものであり、前記位置決め部(34)は、少なくとも親指(F)の付け根を囲繞する環状部分(34a)を有しており、該環状部分(34a)は、前記装着帯体(31)に一体的に形成されている。
本発明によれば、位置決め部(34)の環状部分(34a)を、親指(F)の付け根を囲繞することにより、確実な位置に位置決めを行うことができる。さらに、環状部分は、装着帯体(31)に一体的に形成されているので、親指が開く方向に力が作用するように、この環状部分(34a)を装着することができる。これにより、この装着部(30)を、リハビリ効果を促す装具として機能させることができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決するための手段に記載の括弧付きの符号は、図面に記載の符号に対応させたが、これらの符号を付した構成は、以下に示す図面及び実施形態のみに限定的に解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更も、それらに含まれるものである。
本発明によれば、装置の再装着時に専門医によらず装置を装着し、その個人差に応じた最適な人体の部位に電気刺激を付与することができる。これにより、家庭内において、日常生活動作と共に長時間繰返してリハビリに使用することができる。
第一実施形態に係る装着型電気刺激装置を、腕に装着した際の模式的外観図。 図1に示す装着型電気刺激装置のA−A矢視断面図。 図1に示す装着型電気刺激装置の電気刺激部を説明するための図であり、(a)は図1に示す電気刺激部の模式的概念図であり、(b)は、筋電信号及び電気刺激信号の波形を示した図。 図1に示す装着型電気刺激装置の装着帯体を、腕から取り外した状態を説明するための図。 図1に示す装着型電気刺激装置を装着した際の側面図。 第二実施形態に係る装着型電気刺激装置を、肩に装着した模式的外観図。
以下に、図面を参照して、本発明に係る装着型電気刺激装置のいくつかの実施形態を説明する。
図1は、第一実施形態に係る装着型電気刺激装置を、腕に装着した際の模式的外観図であり、図2は、図1に示す装着型電気刺激装置のA−A矢視断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る装着型電気刺激装置10は、電気刺激部20と、装着部30を最小限の構成として備えている。電気刺激部20は、リハビリを行う対象となる手を動かす標的筋Tの筋電信号Mを検出し、電気刺激信号Sを印加して、標的筋Tに電気刺激を行うことを目的とするものである(後述する図3参照)。
電気刺激部20は、図1に示すように、電極部21と、信号線29aを介して電極部21に接続された制御部25と、電力供給線29bを介して制御部25に接続された電源28と、を備えている。
電極部21は、人体Bの刺激すべき刺激部位SPに接触して、筋収縮を筋電信号Mとして検出すると共に、電気刺激信号Sを電気刺激として刺激部位SPに印加するものである。具体的には、図2に示すように、電極部21は、刺激部位SPに付着するパッド部21Aと、該パッド部21Aに嵌着する電極端子部21Bと、を備えている。パッド部21Aは、電極本体21aと、シート状の付着部21bを備えている。
電極本体21aは、筋電信号M及び電気刺激信号Sの双方が導電可能な導電材料からなり、上面には、電極端子部21Bに対してスナップ嵌めにより嵌着するための凸部が形成されており、下面が、人体Bの刺激部位と接触するようになっている。さらに、電極本体21aの周縁は、付着部21bと結合されている。付着部21bは、人体Bの表皮に付着するゼリー状の粘着面を有しており、電極本体21aを囲繞するように形成されている。
一方、電極部21を構成する電極端子部21Bは、信号線29aの一端に接続されており、その中央には、上述し電極本体21aの凸部に嵌着する凹部が形成されている。本実施形態では、電極本体21aに凸部を形成し、電極端子部21Bの凹部を形成したが、双方が、後述するように網目35bを介して嵌着することができるのであれば、特にその形状は限定されるものではない。
また、図1に示す制御部25は、電極部21からの筋電信号Mに基づいて電気刺激信号Sを演算し、電極部21に出力するものであり、装着部30の収納部に収納されている。この制御部25の機能(電気刺激部20の動作)を、図3を参照して以下に簡単に説明する。
図3は、電気刺激部20の動作を説明するための図であり、(a)は図1に示す電気刺激部20の模式的概念図であり、(b)は、筋電信号M及び電気刺激信号Sの波形を示した図ある。また、図4は、図1に示す装着型電気刺激装置10の装着帯体を、腕から取り外した状態を説明するための図である。
図3(a)に示すように、制御部25は、電力供給線29bを介して、電源28の電力が供給され、この電源28により、電極部21からの筋電信号Mに基づいて電気刺激信号Sを演算し、電極部21に出力するばかりでなく、光源25Aの点灯の制御も行うことができる。
制御部25は、図3(b)に示すように、電極部21からの筋収縮を筋電信号(筋活動電位信号)Mとして検出すると、この筋電信号Mに応じた電気刺激信号Sを演算する。この演算される電気刺激信号Sの刺激パターンは、筋電信号Mの振幅に比例した値(強度)の信号を出力するように演算される。例えば、電気刺激信号Sは、周期的に出力されるパルスをPWM(pulse width modulation)やAM(amplitude modulation)などで強度を制御してもよい。また、制御部25には、この電気刺激信号Sの大きさを、外部から可変にして調整する可変調整抵抗(図示せず)が設けられている。
さらに、この刺激パターンとは別の刺激パターンとして、筋電信号Mの大きさが、閾値を超えた場合に、一定の期間、一定の大きさの電気刺激信号Sを出力するパターンを演算させてもよい。これにより、安定した電気刺激を、刺激部位SPに付与することができる。特に、この後者の刺激パターンを用いることは、麻痺患者の筋電位は非常に不安定であるため、リハビリ効果を高めるだけでなく、日常生活での、物体把持にも効果がある。なお、両者の刺激パターンを2つのモードとして、外部から切り換えるようにしてもよい。
また、制御部25には、光源(LED)25Aが接続されており、筋電信号Mの検出時、電気刺激信号Sの出力時のいずれかの場合に、光源25Aが点灯するように、制御部25は光源25Aを点灯させる。このようなに光源25Aを点灯させることにより、装着者である患者の随意信号を、視覚的に確認することができるので、患者のリハビリ効果を高めることがでる。
さらに、筋電信号Mの検出時に光源25Aを点灯させる場合に、この光源25Aが点灯しているにもかかわらず、人体Bが全く動かないときは、電極部21が適切に配置されていないか、電気刺激信号Sが故障により出力されていないかのいずれかであると判断することができる。一方、電気刺激信号Sの出力時に光源25Aを点灯させる場合に、電気刺激信号Sの刺激パターンを認識できるばかりでなく、この光源25Aが点灯しているにもかかわらず、人体Bが全く動かないときは、電極部21が適切に配置されていないと判断することができる。
このような制御部25は、図1または後述する図5に示すように、装着部30の外側面31Aに設けられた収納部32に収納されており、収納部32は、光源25Aの光が透過するように、網目状の素材や、透明な素材など光透過性シートで、その一部が構成されている。これにより、装置使用時において、光源25Aの点灯状態を容易に確認することができる。また、電源28は、装着部30の基端側(腕側)に収容されている。
次に、本実施形態の装着型電気刺激装置10の特徴点である装着部30を、再び図1及び図2を参照すると共に、図4及び図5も参照して以下に説明する。図4は、図1に示す装着型電気刺激装置の装着帯体を、腕から取り外した状態を説明するための図であり、図5は、図1に示す装着型電気刺激装置を装着した際の側面図である。
図1及び図4に示すように、装着部30は、上述した電気刺激部20と共に、これ自体を人体Bに装着するものである。装着部30は、装着帯体31と、装着帯体31と一体的に形成された位置決め部34と、装着帯体31の内側に形成された電極取着部35を、最小限の構成として備えている。
図1に示すように、装着帯体31は、刺激部位SPを覆うように人体Bの腕Lに巻付いて装着されるものである。装着帯体31は、例えばベロア素材やナイロン素材などの伸縮性及び可撓性を有した素材からなる。装着帯体31の巻き付け方向の両縁部には、ファスナ33Aが設けられており、さらにその基端側(腕側)には、面ファスナ33Bが設けられている。
ファスナ33Aは、装着の際に指先から腕に沿った方向に向かって、把手部33aをスライドさせることにより、装着帯体31の一部を、腕Lに巻き付けることができる。また、面ファスナ33Bは、内側面31Bに縫合されたフック状に起毛された部分と、外側面31Aに縫合された、ルーブ上に密集して起毛された部分からなり、この2つを重ね合わせることにより、基端側において、装着帯体31よりしっかりと固定的に装着させることができる。なお、伸縮性及び可撓性を有する装着帯体31は、装着者ごとの腕の太さの違いによらず、装着時には少なくとも巻き付け方向に伸展する。これにより安定的な装着状態を維持することができる。
また、図4に示すように、装着帯体31の内側面31B(人体Bの表皮に接触する側の表面)には、内側面31Bの少なくとも一部を覆うように内張りされたインナーシート37が設けられ、装着帯体31は、二重構造となっている。インナーシート37は、メッシュなど網目状の繊維材からなるシート材からなり、その周縁37aは、内側面31Bの縁に沿って縫合されている。インナーシート37は、装着時に腕Lの表皮に直接接触するので、このようなシート材を用いることにより、長期装着時におけるムレなどが起因した皮膚の炎症等を抑えることができる。
図2及び図4に示すように、装着帯体31の内側面31Bと、インナーシート37との間には、電気刺激部20の信号線29a及び電力供給線29bが収容されている。これによりこれらの間における信号線29a及び電力供給線29bは、装着時に保護されることになる。この結果、装着者による装着時の信号線29a及び電力供給線29bの引っ掛りによる断線等を回避することができ、装着時の作業性を向上させることができる。
また、装着帯体31は、内側面31B側から、電極部21を被覆する導電性シート36Aを備えており、その周縁の一部は、装着帯体31の内側面31Bに縫合されている。導電性シート36Aは、導電性を有する材料からなり、例えば、金属糸により織り込まれた織布であり、金属糸は、銀糸など外部からのノイズを遮断することができる材料からなることがより好ましい。
この導電性シート36Aを設けることにより、装着帯体31の内面側から、導電性シート36Aを用いて、電極部21を被覆することができ、導電性シート36Aが、電極部21への外部からのノイズを遮断する。これにより、電極部21は、ノイズを筋電信号として誤検出することがないので、装置の誤作動を防止することができる。
一方、図1及び図4に示すように、装着帯体31の外側面31A(装着時に露出する側の表面)には、前述したように収納部32が形成されており、収納部32は、電気刺激部20の制御部(制御盤)25が収納されている。また、収納部32には、制御部25を取り出しできるような基盤取出口が設けられており、その基盤取出口には、ファスナ33Aが設けられている。
また、光源25Aの光が透過する部分以外の収容部32の外側面には、導電性シート36Bが設けられており、導電性シート36Bも、導電性シート36と同じ材料からなることが好ましい。このようにして、内側面に配置された導電性シート36Aと、収納部32の外側面の導電性シート36Bとにより、装置使用時には、制御部25を包み込むことができる。これにより、制御部25への外部からのノイズを遮断でき、制御部25がシールドBOXで覆われていなくても、日常生活において携帯電話使用時など外来ノイズが多い環境下で、装置の誤動作を防止することができる。
さらに、図5に示すように、外側面31Aには、装着時における装着帯体31の捩れを矯正するための捩れ矯正線38が設けられている。この捩れ矯正線38は、装着帯体31を腕Lに巻きつけたとき、この筒状となった装着帯体31の軸方向(装着時の肩から指先に向かう方向)に沿って設けられている。
また、捩れ矯正線38は、装着帯体31にステッチを入れることにより設けることができ、例えば、装着帯体31の表面が、黒色である場合には、捩れ矯正線38は、白色であることが好ましく、色彩のコントラストなどを利用して、視覚的に容易に判別できるものがより好ましい。このように、捩れ矯正線38を設けることにより、装着帯体31を装着後、装着帯体31が捩れて、腕Lに巻きつけられたとき、捩れ矯正線38を確認しながら、装着帯体31の捩れを矯正することができる。この装着体の捩れを矯正することにより、より確実かつ正確な位置に、電極部21を配置することができると共に、装置使用時において、捩れ方向に作用する力により、電極部21の位置ずれを防止することができる。
また、図1及び4に示すように、位置決め部34は、装着帯体31と一体的に形成されており、人体Bの親指Fの形状に合わせて、装着帯体31を人体Bの所定の位置に位置決めするものである。より、具体的には、位置決め部34は、親指Fの付け根を囲繞する環状部分34aを有しており、環状部分34aが、装着帯体31に一体的に形成されている。この位置決め部34を設けたことにより、より正確な位置に、装着帯体31を巻き付けることができる。
さらに、図1、図2、及び図4に示すように、電極取着部35は、装着帯体31が位置決めされて装着されたときに刺激部位SPに電極部21が接触するように、電極部21を所望の位置において、取着するものである。具体的には、電極取着部35は、少なくとも刺激部位SPを覆う網目状シート35aを有しており、図2に示すように、この網目状シート35aの網目35bを利用することにより、パッド部21Aと電極端子部21Bとが、網目35bを介してスナップ嵌めにより嵌着されている。
本実施形態に係る装着型電気刺激装置10の作用について、以下に詳述する。まず、第一の段階として、専門医による装着型電気刺激装置10の初期の装着段階を説明する。この段階では、電極部の取り付けが重要である。具体的には、その作業として、専門医は、患者(装着者)のリハビリを行うために、適切な標的筋Tが位置する刺激部位SPを確認し、電極部21のパッド部21Aを、人体Bの腕Lの所望の刺激部位SPに付着させる。
次に、装着部30の位置決め部34の環状部分34aを親指Fに取り付けて、装着帯体31の位置決めを行う。このパッド部21Aを、電極取着部35の網目状シート35aで覆う。網目状シート35aで覆われたパッド部21Aの凸部を、網目状シート35aの網目35bを貫通させる。この貫通した凸部に、電極端子部21Bの凹部を嵌め込んで、双方を嵌着させる。
このようにして、網目状シート35aを用いたことにより、パッド部21Aを腕Lの最適な位置に付着させ、この付着状態を維持しながら、パッド部21Aを含む電極部21を取着することができる。これにより、電極部21の取り付け位置の再調節等煩雑な作業をする必要がない。
次に、装着帯体31の内面側から、導電性シート36を用いて、電極部21を被覆する(図4参照)。装着帯体31を人体Bに巻きつけて、装着の際に指先から腕に沿った方向に向かって、把手部33aをスライドさせて、ファスナ33Aを閉じる。これにより、末端側(指先側)において、装着帯体31を固定することができる。さらに、その後、面ファスナを重ね合わせることにより、基端側(肩側)において、装着帯体31をよりしっかりと固定的することができる。
次に第二の段階として、装着時における装置の使用段階を説明する。上述した装着部30の装着状態を維持しつつ、電気刺激部20の電極部21により、僅かにしか筋収縮しない刺激部位SPに対して、患者の意思による標的筋Tの筋収縮時の微弱な筋電信号Mを、電極部21により検出する。電気刺激部20の電極部21において、検出した筋電信号Mを増幅すべく、電気刺激信号Sを演算し、電極部21から、電気刺激信号Sを電極部21に出力する。
このように、電気刺激信号Sを刺激部位SPに印加することができ、刺激部位SPの標的筋を刺激することができる。この標的筋Tの刺激により、装着者の意思で動かそうとした手を、健常時に近い動作で動かすことができる。さらに、装着部30が、電気刺激部20と共に人体Bに装着されるので携帯性に優れているばかりでなく、電極取着部35に電極部21が取着された状態で装置の使用を行うので、装置を携帯しながら使用した場合であっても、電極部21の位置ずれはし難い。
さらに、図5に示すように、位置決め部34の環状部分34aは、装着帯体31に一体的に形成されているので、親指が開く方向に力が作用するように(図5の矢印参照)、この環状部分を装着することができる。これにより、この装着部30を、リハビリ効果を促す装具として機能させることができる。
次に、第三の段階として、第一の段階後、電極部21を取着した状態で、装着型電気刺激装置10を腕Lから取り外し、その後、専門医によらず好適に装置を再度取着することができる。具体的には、既に最適な取着位置に電極部21が取着されているので、患者の腕Lに、再度、装着型電気刺激装置10を装着する際に、位置決め部34により装着帯体31の位置決めをし、捩れ矯正線38を確認しながら、この装着帯体31を人体Bの腕Lに巻きつけて装着すれば、初期の位置と同じ位置(刺激部位SP)に、電極部を接触させることができる。
これにより、装置の脱着にかかわらず、煩雑な作業なく、その個人差に応じた最適な人体の部位に電気刺激を付与することができる。このようにして、専門医によらず、装着型電気刺激装置10を装着し、長時間これを携帯して日常生活動作を行うことができ、さらには継続的に、繰返し使用することができる。
図6は、第二実施形態に係る装着型電気刺激装置を、肩に装着した模式的外観図である。第二実施形態に係る装着型電気刺激装置10’は、装着位置が相違により装着部の形態が相違するのみであり、電気刺激部は同じである。従って、第一実施形態と共通する機能は、その符号に’を付し、電気刺激部は、第一実施形態と同じ符号を付した。
図6に示すように、本実施形態に係る装着型電気刺激装置10’は、肩から胸部に装着される装着部30’を備えている。この装着部30’の装着帯体31’は、刺激部位SPである肩を覆うよう肩から胸部に巻付いて面ファスナ33B’により装着されている。また、位置決め部34’は、肩Dの付け根の形状に合わせて、これを囲繞するように構成されており、装着帯体31’を人体Bの所定の位置に位置決めする。
さらに、電極取着部35’は、装着帯体31’が位置決めされて装着されたときに肩の刺激すべき部位に、電極部21が接触するように、電極部21が取着されるようになっている。そして、これらの素材は、第一実施形態と同様であって、第一実施形態で示した部材で、第二実施形態で適用できる部材(例えば、インナーシート、導電性シートなど)を同様に備えていてもよい。このようして、肩Dの標的筋Tの筋電信号を検出して、これに応じた電気刺激信号Sを出力して、腕Lのリハビリを行うことができる。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更があっても、それらは本発明に含まれるものである。
第一実施形態では、親指の付け根を装着部の位置決め部とし、手が動くように、腕の所定の部位に電気刺激を付与したり、第二実施形態では、腕の付け根を装着部の位置決め部として、腕が動くように、肩の所定の部位に電気刺激を付与したりするように、装置構成をしたが、人体の形状に合わせて、位置決め部を決定でき、さらに、所望の刺激部位に電気刺激を付与することができるのであれば、これらの実施形態に限定されるものではない。例えば、足のリハビリを行う場合には、踵の形状に合わせて位置決め部を設け、足の所定の部位に電気刺激を付与するように、装置構成をしてもよい。
10,10’:装着型電気刺激装置、20:電気刺激部、21:電極部、21A:パッド部、21B:電極端子部、21a:電極本体、21b:付着部、25:制御部、25A:光源、28:電源、29a:信号線、29b:電力供給線、30,30’:装着部、31,31’:装着帯体、31A:外側面、31B:内側面、32:収納部、33A:ファスナ、33B,33B’:面ファスナ、33a:把手部、34,34’:位置決め部、34a:環状部分、35:電極取着部、35a:網目状シート、35b:網目、36A,36B:導電性シート、37:インナーシート、38:捩れ矯正線、B:人体、D:肩、F:親指、L:腕、M:筋電信号、S:電気刺激信号、SP:刺激部位(人体の刺激すべき部位)、T:標的筋

Claims (4)

  1. 人体(B)の刺激すべき刺激部位(SP)に接触して、筋収縮を筋電信号(M)として検出すると共に、電気刺激信号(S)を電気刺激として前記刺激部位(SP)に印加する電極部(21)、及び、該電極部(21)からの前記筋電信号(M)に基づいて前記電気刺激信号(S)を演算し、前記電極部(21)に出力するための該電気刺激信号(S)を制御する制御部(25)を含む電気刺激部(20)と、
    該電気刺激部(20)と共に人体(B)に装着される装着部(30)と、を少なくとも備えた装着型電気刺激装置(10)であって、
    前記装着部(30)は、前記刺激部位(SP)を覆うように人体(B)に巻付いて装着される装着帯体(31)と、人体(B)の一部を囲繞する環状部分により前記装着帯体(31)を人体(B)の所定の位置に位置決めする位置決め部(34)と、前記装着帯体(31)が位置決めされて装着されたときに前記刺激部位(SP)に前記電極部(21)が接触するように、前記電極部(21)を所望の位置で取着する電極取着部(35)と、を少なくとも備え
    前記電極部(21)は、前記刺激部位(SP)に付着するパッド部(21A)と、該パッド部(21A)に嵌着する電極端子部(21B)と、を含み、
    前記電極取着部(35)は、少なくとも前記刺激部位(SP)を覆うと共に、前記パッド部(21A)と前記電極端子部(21B)とが、網目(35b)を介して嵌着される網目状シート(35a)を有することを特徴とする装着型電気刺激装置。
  2. 前記装着帯体(31)は、外側面(31A)に、前記制御部(25)が収納される収納部(32)と、内側面(31B)に、該内側面(31B)を覆うように配置されたインナーシート(37)と、を備え、前記内側面(31B)と前記インナーシート(37)との間には、前記制御部(25)と前記電極部(21)とを接続する信号線(29a)が収容されていることを特徴とする請求項1に記載の装着型電気刺激装置。
  3. 前記装着帯体(31)は、内側面(31B)側から、該電極部(21)を被覆する導電性シート(36A)、または、前記装着帯体(31)の外側面(31A)のうち前記制御部(25)が収容される収容部(32)の外側面に、前記制御部(25)を被覆する導電性シート(36B)を備えることを特徴とする請求項1または2記載の装着型電気刺激装置。
  4. 前記装着帯体(31)は、外側面(31A)に、前記装着帯体(31)の捩れを矯正するための捩れ矯正線(38)が設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の装着型電気刺激装置。
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