JP5447124B2 - 導電板の取付方法およびその取付装置 - Google Patents
導電板の取付方法およびその取付装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5447124B2 JP5447124B2 JP2010094137A JP2010094137A JP5447124B2 JP 5447124 B2 JP5447124 B2 JP 5447124B2 JP 2010094137 A JP2010094137 A JP 2010094137A JP 2010094137 A JP2010094137 A JP 2010094137A JP 5447124 B2 JP5447124 B2 JP 5447124B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive plate
- base
- gap
- bus bar
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 32
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 62
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 62
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 16
- 230000008569 process Effects 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 210000003323 beak Anatomy 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
Description
実施の形態1は、2つのバスバーを端子台の所定位置(取付位置)に取り付けて接続する例であって、図1と図2を参照しながら取付方法を説明する。図1には、バスバー10,11や、端子台20、固定用部材としてのボルトB1などを示す。バスバー10は板厚T1の厚みを有し、ボルトB1を通すための貫通孔10aを有する。バスバー11は板厚T2の厚みを有し、ボルトB1を通すための貫通孔11aを有する。これらのバスバー10,11はそれぞれが「導電板」に相当する。板厚T1と板厚T2との関係は任意であるが、T2>T1となるように形成するのが望ましい。端子台20の所定位置には、ボルトB1(雄ネジ)と締結可能なネジ孔20a(雌ネジ)を有する。
まず間隙設定工程では、端子台20の取付面20bと、バスバー11(具体的には取付面20bに対向する下面)との間に間隙G1を設ける。すなわち、間隙G1は取付面20bとバスバー11との相対距離である。端子台20およびバスバー11のうちで一方または双方を支持するとともに、間隙G1を確保する間隙設定手段によって実現する。間隙設定手段は、例えば治具,マニピュレータ,ロボットハンドなどが該当する。間隙G1は、これから挿入するバスバー10が挿入方向に対してずれ方向(例えば図面の上下方向)にずれ得る幅よりも大きく確保する必要がある。予め実験や実地試験を行って、バスバー10を確実に挿入できる適正量を間隙G1として設定する。
次に挿入工程では、上記間隙設定工程によって設けた間隙G1にバスバー10を挿入する。この挿入は、貫通孔10a,11aの軸心がほぼ一致するまで行う。バスバー10の挿入を実現する手段は任意であり、例えば取付作業者,スライド部材,マニピュレータ,ロボットハンドなどが該当する。図1の例では、挿入方向(矢印D1)に沿ってバスバー10を挿入している。ただし、何らかの要因でずれ方向(図面の上下方向)にずれることがあり、実線で示す位置で挿入したり、二点鎖線で示す位置で挿入したりする。
さらに取付工程では、上記挿入工程によって挿入したバスバー10を端子台20の取付面20bとバスバー11とで挟み、ボルトB1を用いてバスバー10,11を端子台20に固定して取り付ける。この取り付けによって、バスバー10,11は導通状態(同電位)になる。
実施の形態2は、2つのバスバーを端子台の所定位置に取り付けて接続する例であって、図3を参照しながら取付方法を説明する。なお、説明を簡単にするために実施の形態1と相違する点について説明し、実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。特にバスバー10については図示をも省略する。
実施の形態3は、端子台と協働して挿入する他のバスバー(バスバー10)を挟む役割を担う一のバスバー(バスバー12)を支持する支持手段を実現する例であって、図4を参照しながら取付方法を説明する。なお、説明を簡単にするために実施の形態2と相違する点について説明し、実施の形態2で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。実施の形態2と同様に、バスバー10については図示をも省略する。
実施の形態4は、導入部材を用いて他のバスバー(バスバー10)を挿入し易くする例であって、図5,図6を参照しながら取付方法を説明する。なお、説明を簡単にするために実施の形態1と相違する点について説明し、実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
以上では本発明を実施するための形態について実施の形態1〜4に従って説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
以上では発明の実施の形態について説明したが、当該実施の形態には特許請求の範囲に記載した発明の態様のみならず他の発明の態様を含む。この発明の態様を以下に列挙するとともに、必要に応じて関連説明を行う。
二面のうち一方または双方が傾斜角をなす開口部と、前記導電板が通過可能な平行部とを備える導入部材を備え、
前記間隙設定工程は、前記基台の取付面と一の前記導電板との間に前記導入部材を介在させて前記間隙を設け、
前記挿入工程は、前記導入部材の開口部から他の前記導電板を挿入することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の導電板の取付方法。
態様1の構成によれば、導入部材の開口部は先端側が開いたような形状をなすので、挿入する際に他の導電板がずれ方向にずれ得る許容量が増す。また、ずれて挿入する場合でも、導入部材の開口部が他の導電板を基台の取付面と一の導電板との間に入るように誘導する。したがって、より確実に基台の所定位置に対して複数の導電板を取り付けられる。
前記間隙設定工程の前に、前記基台および一の前記導電板のうち一方または双方に前記導入部材を固定する固定工程と、
前記挿入工程の後から前記取付工程の前までの間に、前記導入部材の固定を解除する取外工程と、
を有することを特徴とする態様1に記載の導電板の取付方法。
態様2の構成によれば、予め固定した導入部材の平行部によって間隙を安定的に確保できる。また、導入部材が固定されるので、他の導電板を挿入する際に間隙が安定し、他の導電板が挿入し易くなる。
二面のうち一方または双方が傾斜角をなす開口部と、前記導電板が通過可能な平行部とを備える導入部材を有し、
前記基台の取付面と一の前記導電板との間に前記導入部材を介在させて前記間隙を設け、前記導入部材の開口部から他の前記導電板を挿入することを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載の導電板の取付装置。
態様3の構成によれば、導入部材の開口部は例えばクチバシやラッパ等のように先端側が開いたような形状をなすので、挿入する際に他の導電板がずれ方向にずれ得る許容量が増す。また、ずれて挿入する場合でも、導入部材の開口部が他の導電板を基台の取付面と一の導電板との間に入るように誘導する。したがって、より確実に基台の所定位置に対して複数の導電板を取り付けられる。
前記導入部材は、他の前記導電板を挿入する前に前記基台および一の前記導電板のうち一方または双方に固定され、前記固定用部材を用いて前記導電板を取り付ける前に固定が解除されることを特徴とする態様3に記載の導電板の取付装置。
12b,20c テーパ面
20 端子台(基台)
20b 取付面
20d,20f 嵌合凹部(支持手段)
20e,20g 凸状部(支持手段)
20h 貫通孔(支持手段)
21 角度調整部
30,31 導入部材
30a,31a 開口部
30b 平行部
30c 取付部
B1,B2 ボルト(固定用部材)
G1,G2,G3,G4,G5,G6,G7 間隙
T1,T2 板厚
Claims (8)
- 二以上の導電板を基台の所定位置に取り付ける導電板の取付方法において、
前記基台の取付面と一の前記導電板との間に間隙を設ける間隙設定工程と、
前記間隙設定工程によって設けた間隙に他の前記導電板を挿入する挿入工程と、
前記挿入工程の後、前記基台の取付面と一の前記導電板とで他の前記導電板を挟み、固定用部材を用いて前記二以上の導電板を前記基台の所定位置に固定して取り付ける取付工程とを有し、
前記基台は、前記導電板を支持する支持手段を備え、
前記間隙設定工程は、一の前記導電板を前記支持手段で支持することにより、前記基台の取付面と一の前記導電板との間に間隙を形成することを特徴とする導電板の取付方法。 - 前記挿入工程で挿入する他の前記導電板は、前記間隙設定工程で間隙を設ける一の前記導電板よりも板厚が薄いことを特徴とする請求項1に記載の導電板の取付方法。
- 前記間隙設定工程で用いる前記基台の取付面および一の前記導電板のうち一方または双方は、前記基台の取付面と一の前記導電板とが対向する面の端部にテーパ面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の導電板の取付方法。
- 前記支持手段は、前記基台の取付面を基準面として、一の前記導電板とのなす開口角を調整する角度調整部を備え、
前記間隙設定工程は、前記角度調整部によって開口角を調整することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の導電板の取付方法。 - 二以上の導電板を基台の所定位置に取り付ける導電板の取付装置において、
前記基台の取付面と一の前記導電板との間に間隙を設ける間隙設定手段と、
前記間隙設定手段によって設けた間隙に他の前記導電板を挿入する挿入手段と、
前記基台の取付面と一の前記導電板とで他の前記導電板を挟んだ後、前記二以上の導電板を前記基台の所定位置に固定して取り付ける固定用部材とを有し、
前記基台は、前記基台の取付面と一の前記導電板との間に間隙を形成するように、一の前記導電板を支持する支持手段を有することを特徴とする導電板の取付装置。 - 前記挿入手段で挿入する他の前記導電板は、前記間隙設定手段で間隙を設ける一の前記導電板よりも板厚を薄く形成することを特徴とする請求項5に記載の導電板の取付装置。
- 前記基台の取付面および一の前記導電板のうち一方または双方は、前記基台の取付面と一の前記導電板とが対向する面の端部にテーパ面を有することを特徴とする請求項5または6に記載の導電板の取付装置。
- 前記支持手段は、前記基台の取付面を基準面として、一の前記導電板とのなす角度を調整する角度調整部を有することを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の導電板の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010094137A JP5447124B2 (ja) | 2010-04-15 | 2010-04-15 | 導電板の取付方法およびその取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010094137A JP5447124B2 (ja) | 2010-04-15 | 2010-04-15 | 導電板の取付方法およびその取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011229213A JP2011229213A (ja) | 2011-11-10 |
JP5447124B2 true JP5447124B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=45043970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010094137A Active JP5447124B2 (ja) | 2010-04-15 | 2010-04-15 | 導電板の取付方法およびその取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5447124B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE537793C2 (sv) | 2012-08-29 | 2015-10-20 | Jan Berglund Med Inco Innovation F | Kraftledare monterad på ett mönsterkort |
GB2509002B (en) * | 2012-08-29 | 2014-09-10 | Inco Innovation | Power chain on a circuit board |
CN118412675A (zh) * | 2024-07-02 | 2024-07-30 | 深圳海辰储能科技有限公司 | 汇流装置及储能装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4758861B2 (ja) * | 2006-10-12 | 2011-08-31 | 本田技研工業株式会社 | 導電部材締結構造 |
JP2009022090A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Toyota Motor Corp | ステータと外部配線との接続構造 |
-
2010
- 2010-04-15 JP JP2010094137A patent/JP5447124B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011229213A (ja) | 2011-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5500336B2 (ja) | 電池接続アセンブリ | |
EP2469625B1 (en) | Bus bar | |
JP5939421B2 (ja) | 電池配線モジュール | |
US8603661B2 (en) | Battery connection plate | |
DE10345994B4 (de) | Schmelzverbindungseinheit | |
JP7099054B2 (ja) | 配線モジュール、及び蓄電モジュール | |
JP6293112B2 (ja) | バスバーモジュール及びその製造方法 | |
CN103959575A (zh) | 连接器以及线束 | |
JP5447124B2 (ja) | 導電板の取付方法およびその取付装置 | |
CN110832712B (zh) | 充电用插座 | |
US11173790B2 (en) | Wire supporting structure supporting electric wire extending between bogie and carbody in railcar and method of connecting electric wire | |
JP5534961B2 (ja) | 楔型引留クランプ | |
JP6865724B2 (ja) | バスバーモジュールの組立方法 | |
JP6283278B2 (ja) | 端子ボックス及び出力線の接続方法 | |
KR101787068B1 (ko) | 박스와 그 조립방법 | |
JP5521639B2 (ja) | 電池接続アセンブリ | |
JP3900231B2 (ja) | リレーターミナル | |
JP6354726B2 (ja) | 動力線を基盤部材に固定する固定アセンブリ、および、固定方法 | |
KR20170092740A (ko) | 전지팩의 일체형 센싱보드 | |
JP5088229B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2009176577A (ja) | 給電線用接続端子 | |
JP3116827U (ja) | 線材保持具 | |
JP5698967B2 (ja) | バッテリーターミナル | |
KR100783163B1 (ko) | 정션박스 | |
DE102019210535A1 (de) | Verbindungs-Struktur einer Verteiler-Schiene und eines Elektro-Kabels und Verteiler-Schienen Modul |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130712 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130718 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130802 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131216 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5447124 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |