JP5446893B2 - 画像出力装置及び画像出力プログラム - Google Patents

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本発明は、画像出力装置及び画像出力プログラムに関する。
特許文献1には、新版数図面及びそれについての旧版数図面の各図面データを格納する図面データファイルを具備し、前記図面データファイルに格納された図面データに基づいて画面上に図面を表示するCADシステムにおける図面表示方式であって、画面に表示されている新版数図面についての旧版数図面の図面データを前記図面データファイルから検索する検索手段と、前記新版数図面の図面データ及び前記検索手段によって検索された旧版数図面の図面データに基づいて両図面の各々に描かれた各投影面毎に相対位置の補正を行う位置補正手段とを備え、前記位置補正手段によって位置補正された新版数図面及び旧版数図面を同一画面上に表示することを特徴とするCADシステムにおける図面表示方式が記載されている。
特許文献2には、新版図面データとその新版図面データに対応した旧版図面データとの差異部分を抽出して新版図面データと共に画面表示する図面表示装置において、新版図面データを格納する新版図面データ格納手段と、新版図面データに対応した旧版図面データを格納する旧版図面データ格納手段と、前記新版図面データ格納手段から読み込んだ新版図面データの全部又は一部を表示する表示処理手段と、前記表示処理手段によって表示された新版図面データの表示範囲に対応した旧版図面データのビットマップ情報を作成するビットマップ情報作成手段と、新版図面データの表示範囲のビットマップイメージと前
記ビットマップ情報に基づく比較処理により新旧版図面データの差異を抽出する変更箇所抽出手段と、を有し、前記表示処理手段は、新版図面データと共に前記変更箇所抽出手段が抽出した差異を新版図面データの表示属性とは異なる表示属性により表示することを特徴とする図面表示装置が記載されている。
特許文献3には、印刷物を構成する画像や文字などをレイアウトして得た画像データを検査する画像データ検査装置であって、前記画像データをビットマップ形式の画像データに変換する変換手段と、前記変換手段により変換された2以上の画像データを比較して差異点を検出する比較手段と、前記比較手段により検出された差異点を強調処理する強調手段と、前記強調処理された差異点を表示する表示手段と、からなる画像データ検査装置が記載されている。
特許文献4には、それぞれ一又は複数の頁画像を含んでなる二つの文書を比較し、互いに相違する差分箇所を特定する差分箇所特定手段と、前記二つの文書の少なくとも一方の中から、前記特定される差分箇所を含む注目領域を画定する注目領域画定手段と、前記画定される注目領域に基づいて、出力用画像を生成する出力用画像生成手段と、を含むことを特徴とする画像処理装置が記載されている。
特開平7−234885号公報 特開平10−312407号公報 特開2000−241957号公報 特開2009−87270号公報
本発明は、複数の宛先に送付した図面が複数回改版され、各宛先に最後に送付した図面が同一とは限らない場合に、図面の宛先毎に最後に出力した図面と最新の図面との差分情報を出力する画像出力装置及び画像出力プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、出力指示された出力指示画像情報と、前記出力指示画像情報の宛先及び前記出力指示画像情報の図番を含む属性情報と、を含む画像形成指示情報を受け付ける受付手段と、過去に出力した出力済画像情報のうち最後に出力した出力済画像情報を識別するための識別符号、前記最後に出力した出力済画像情報の宛先、及び前記最後に出力した出力済画像情報の図番の対応関係が宛先毎に表わされた出力履歴情報に基づいて、前記受付手段により受け付けた前記画像形成指示情報に含まれる前記属性情報の宛先及び図番が同一の出力済画像情報を取得する取得手段と、前記受付手段により受け付けた画像形成指示情報に含まれる前記出力指示画像情報と、前記取得手段により取得した前記最後に出力した出力済画像情報と、の差分情報を生成する生成手段と、前記出力指示画像情報及び前記差分情報を出力する出力手段と、前記出力指示画像情報の識別符号が前記最後に出力した出力済画像情報の識別符号となるように、前記出力履歴情報を更新する更新手段と、を備える。
請求項2記載の発明は、前記差分情報に基づいて、前記出力指示画像情報と、前記最後に出力した出力済画像情報と、の差分を目立たせるための目立ち画像を前記出力指示画像情報に合成した目立ち画像情報を生成する目立ち画像情報生成手段を備え、前記出力手段は、前記出力指示画像情報及び前記目立ち画像情報を出力する。
請求項3記載の発明は、前記受付手段により受け付けた前記画像形成指示情報に含まれる前記属性情報の宛先及び図番が同一の出力済画像情報を取得できない場合、前記受付手段により受け付けた画像形成指示情報に含まれる前記出力指示画像情報の識別符号、前記出力指示画像情報の宛先、及び前記出力指示画像情報の図番を、前記出力履歴情報に登録する登録手段を備える。
請求項4記載の発明は、前記出力履歴情報を記憶する記憶手段を備える。
請求項5記載の発明は、コンピュータを、出力指示された出力指示画像情報と、前記出力指示画像情報の宛先及び前記出力指示画像情報の図番を含む属性情報と、を含む画像形成指示情報を受け付ける受付手段、過去に出力した出力済画像情報のうち最後に出力した出力済画像情報を識別するための識別符号、前記最後に出力した出力済画像情報の宛先、及び前記最後に出力した出力済画像情報の図番の対応関係が宛先毎に表わされた出力履歴情報に基づいて、前記受付手段により受け付けた前記画像形成指示情報に含まれる前記属性情報の宛先及び図番が同一の出力済画像情報を取得する取得手段、前記受付手段により受け付けた画像形成指示情報に含まれる前記出力指示画像情報と、前記取得手段により取得した前記最後に出力した出力済画像情報と、の差分情報を生成する生成手段、前記出力指示画像情報及び前記差分情報を出力する出力手段、前記出力指示画像情報の識別符号が前記最後に出力した出力済画像情報の識別符号となるように、前記出力履歴情報を更新する更新手段、として機能させるための画像出力プログラムである。
請求項1記載の発明によれば、前記出力履歴情報に基づいて、画像形成指示情報に含まれる宛先及び図番が同一の出力済画像情報を取得する取得手段を有さない場合と比較して、複数の宛先に送付した図面が複数回改版され、各宛先に最後に送付した図面が同一とは限らない場合に、図面の宛先毎に最後に出力した図面と最新の図面との差分情報を出力することができる、という効果を有する。
請求項2記載の発明によれば、目立ち画像情報を生成しない場合と比較して、最後に出力した図面と最新の図面との差分を確認しやすくすることができる、という効果を有する。
請求項3記載の発明によれば、出力履歴情報に登録する登録手段を有さない場合と比較して、出力履歴情報の管理が容易になる、という効果を有する。
請求項4記載の発明によれば、出力履歴情報を記憶する記憶手段を有しない場合と比較して、出力履歴情報の取得に要する時間を短縮することができる、という効果を有する。
請求項5記載の発明によれば、前記出力履歴情報に基づいて、画像形成指示情報に含まれる宛先及び図番が同一の出力済画像情報を取得する取得手段を有しない場合と比較して、複数の宛先に送付した図面が複数回改版され、各宛先に最後に送付した図面が同一とは限らない場合に、図面の宛先毎に最後に出力した図面と最新の図面との差分情報を出力することができる、という効果を有する。
画像出力システムの概略構成図である。 プリントサーバーの機能ブロック図である。 出力履歴情報の一例を示す図である。 プリントサーバーで実行される処理のフローチャートである。 出力履歴情報の更新について説明するための図である。 目立ち画像の一例について説明するための画像例を示す図である。 プリントサーバーをコンピュータで構成した場合のブロック図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1には、本実施形態に係る画像出力システム10の概略構成を示した。同図に示すように、画像出力システム10は、一例として、プリントサーバー12及びユーザー端末装置14が通信回線16を介して接続された構成となっている。プリントサーバー12には、プリンタ18が接続されている。なお、本実施形態では、プリンタ18がプリントサーバー12に直接接続された構成の場合について説明するが、プリンタ18が通信回線16を介してプリントサーバー12と接続される構成としてもよい。
本実施形態では、例えば製品の設計図面等の図面データを印刷データとして、複数の宛先用に印刷する場合について説明する。
ユーザー端末装置14は、通常のパーソナルコンピュータ等によって構成される。そして、ユーザーが、ユーザー端末装置14に記憶された、例えばベクターデータである図面データを印刷データとして指定すると共に、印刷データの宛先、印刷データの図番、版番号を指定すると、これらを含む印刷指示情報がプリントサーバー12に送信される。なお、図面データが通信回線16に接続された他の装置に記憶されている場合には、ユーザーは、図面データのファイル名等、図面データを特定するための情報を指定してプリントサーバー12に送信する。この場合、プリントサーバー12は、指定された図面データのファイル名に基づいて、図面データを取得する。
プリントサーバー12は、図2に示すように、印刷指示情報受付部20、ラスター生成部22、出力履歴情報記憶部24、出願履歴情報管理部26、差分情報生成部28、合成画像生成部30、及びプリンタ制御部32を含んで構成されている。
印刷指示情報受付部20は、ユーザー端末装置14から送信された印刷指示情報を受け付け、印刷指示情報に含まれる印刷データをラスター生成部22に出力する等、受け付けた印刷指示情報を必要に応じて各機能部へ出力する。
ラスター生成部22は、印刷指示情報受付部20で受け付けた印刷データから予め定めたフォーマットのラスターデータを生成する。本実施形態では、予め定めたフォーマットがTIFFの場合について説明するが、ラスターデータのフォーマットは、これに限られるものではない。
出力履歴情報記憶部24は、例えば図3に示すような出力履歴情報34及びラスター生成部22で生成したラスターデータを記憶する。出力履歴情報34は、図3に示すように、一例として印刷データ(を変換したラスターデータ)の宛先、印刷データの図番、版番号、及び印刷データのファイル名の対応関係を示す情報である。印刷データの宛先は、本実施形態では、一例として社名としているが、宛先を特定する情報であれば社名に限られるものではない。また、図番は、印刷データで表わされる各図面に付与された固有の番号であり、版番号は、その図面のバージョンを示し、図面が改版される毎に更新される。ファイル名は、本実施形態では、一例として図番と版番号をハイフンで連結した形式としているが、ファイル名の形式は、これに限られるものではない。
また、本実施形態においては、出力履歴情報記憶部24には、過去に印刷した印刷データのうち最後に印刷した印刷データに関する出力履歴情報のみが宛先及び図番毎に記憶される。従って、版番号及びラスターデータのファイル名は、その宛先及び図番に対して最後に印刷したものに対応する。
出願履歴情報管理部26は、詳細は後述するが、出願履歴情報記憶部24に記憶された出願履歴情報34の登録や更新等の処理を行う。
差分情報生成部28は、詳細は後述するが、印刷指示された最新の版番号のラスターデータと、印刷指示情報に含まれる宛先用に過去に印刷したラスターデータのうち、最後に印刷したラスターデータと、の差分情報を生成する。
合成画像生成部30は、差分情報に基づいて、差分情報に対応する画像を目立たせるための目立ち画像をラスターデータに対して合成した合成画像を生成したり、例えば図面作成者等の印章の画像を示す印章データや、会社のロゴの画像を示すロゴデータ等を表わす予め定めた定型画像をラスターデータに合成した合成画像等を生成する。
プリンタ制御部32は、印刷指示情報に含まれる印刷データを変換したラスターデータや差分情報に基づいて生成した合成画像等をプリンタ18に出力する。
次に、本実施形態の作用として、プリントサーバー12で実行される処理について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
なお、図4に示す処理は、ユーザー端末装置14から印刷指示情報を受信すると実行される。
まず、ステップ100では、ラスター生成部22において、受信した印刷指示情報に含まれる印刷データを、予め定めたフォーマットのラスターデータに変換することにより、ラスターデータを生成する。
ステップ102では、出力履歴情報管理部26が、出力履歴情報記憶部24に記憶された出力履歴情報34を参照し、印刷指示情報に含まれる宛先及び図番と同一の出力履歴情報が存在するか否かを判断する。
そして、印刷指示情報に含まれる宛先及び図番と同一の出力履歴情報が存在しない場合には、ステップ104へ移行し、印刷指示情報に含まれる宛先及び図番と同一の出力履歴情報が存在する場合には、ステップ110へ移行する。
ステップ104では、出力履歴情報管理部26が、印刷指示情報に含まれる宛先、図番、版番号、及びステップ102で生成したラスターデータのファイル名を、出力履歴情報34に登録する。例えば、図3に示すように、宛先が「B工業」、図番が「20233」、版番号が「K1」の印刷データを印刷するように指示された場合において、過去にこの印刷データの印刷指示がされていなかった場合には、宛先が「B工業」、図番が「20233」、版番号が「K1」、ファイル名が「20233−K1.tif」の情報を関連付けて出力履歴情報34に登録する。
ステップ106では、合成画像生成部30が、例えば図面作成者等の印章の画像を示す印章データや、会社のロゴの画像を示すロゴデータ等を表わす予め定めた定型画像を、ステップ100で生成したラスターデータに合成する。
ステップ108では、ステップ106で定型画像を合成したラスターデータをプリンタ18に出力する。これにより、印刷指示された最新の版番号の図面が印刷される。
一方、印刷指示情報に含まれる宛先及び図番と同一の出力履歴情報が存在する場合にはステップ110において、出力履歴情報管理部26が、印刷指示情報に含まれる宛先及び図番と同一の宛先及び図番に対応するラスターデータを出力履歴情報記憶部24から読み出す。
ステップ112では、差分情報生成部28が、ステップ100で読み出したラスターデータ、すなわち、印刷指示された最新の版番号のラスターデータと、ステップ110で読み出したラスターデータ、すなわち、印刷指示情報に含まれる宛先用に過去に印刷したラスターデータのうち、最後に印刷したラスターデータと、の差分情報を生成する。なお、差分情報の生成は、種々公知の技術が採用され、例えば上記特許文献4に記載された技術が採用される。
そして、次のステップ114では、合成画像生成部30が、ステップ112で生成した差分情報に基づいて、差分情報に対応する差分画像を目立たせるための目立ち画像をラスターデータに対して合成した目立ち画像情報を生成する。この目立ち画像は、例えば差分情報で表わされる差分画像を囲む破線の画像や、差分画像を指し示す矢印の画像等、最後に印刷した図面からの追加部分や変更部分等がユーザーに認識されやすくなるような画像である。
ステップ116では、出願履歴情報管理部26が、ステップ110で読み出したラスターデータに対応する出願履歴情報を更新する。すなわち、ステップ110で読み出したラスターデータのファイル名を更新すると共に、版番号を印刷指示情報に含まれる版番号に更新する。例えば、図5に示すように、印刷指示された印刷データの宛先が「A工業」、図番が「19288」、版番号が「K5」の場合に、過去に印刷した最後の印刷データの版番号が「K3」だった場合には、版番号を「K3」から「K5」に更新すると共に、ラスターデータのファイル名を「19288−K3.tif」から「19288−K5.tif」に更新する。
ステップ118では、合成画像生成部30が、前記定型画像を、ステップ100で生成したラスターデータに合成する。
ステップ120では、プリンタ制御部32が、ステップ106で定型画像を合成したラスターデータと共に、ステップ114で生成した目立ち画像情報をプリンタ18に出力する。これにより、印刷指示された最新の版番号の図面が印刷されると共に、目立ち画像を合成した画像が印刷される。これらを宛先に送付することにより、宛先では、オリジナルの最新の版番号の図面と、前回送付された図面との差が明示された目立ち画像が印刷された図面が得られる。なお、目立ち画像が合成された画像は、前回送付された図面との差を確認するためのものであるので、オリジナルの図面と同一サイズの図面である必要はないので、オリジナルの図面よりもサイズが小さい画像としてもよい。
例えば、印刷指示された印刷データの宛先が「A工業」、図番が「19288」であり、過去に印刷した最後の印刷データの版番号が「K3」の図面は、図6(A)に示すように、ファイル「19288−K3.tif」で示される図面情報の画像(ここでは、画像を模式的に「○」、「×」で示した)と、右下部に図版「19288」、版番号「K3」、データ作成者である「XYZ工業」のロゴマークの画像とが合成されて印刷される。
そして、最新の印刷指示が行われる図面の版番号が「K5」の場合に、最新の図面は例えば図6(B)のように印刷される。ここでは、版番号「K3」の図面と比較して、版番号「K5」の図面には、模式的に三角形で示した画像が追加されている。
前回印刷した版の図面と最新の版の図面の差分である目立ち画像としては、例えば図6(C)で示すように、差分情報で表される画像(三角形の部分の画像)を例えば太線にしたり、「○」や「×」で示した他の画像と色を変えたり、差分画像を囲む破線の画像を追加したり、図6(D)に示すように、差分画像を指し示す矢印や「追加」の文字等の画像を追加したりすることにより、差分画像を強調した態様で印刷することにより、前回最後に印刷した図面からの追加部分や変更部分等がユーザーに認識されやすい態様で印刷するようにしてもよい。
以下、出力履歴情報34の更新の具体例について説明する。
例えば、出力履歴情報34が出力履歴情報記憶部24に存在しないt1の時点で、宛先がともに「A工業」、図番が「19288」、「15024」、版番号がともに「K3」の2種類の図面の印刷指示を受けた場合には、「A工業」に対しては最初の印刷であるので、これらの印刷データをラスターデータに変換してプリンタ18に出力すると共に、これらの出力履歴情報を出力履歴情報記憶部24に登録する。
その後、t2の時点で、宛先がともに「B工業」、図番が「20233」で版番号が「K1」、図番が「19288」で版番号が「K4」の2種類の図面の印刷指示を受けた場合には、「B工業」に対しては最初の印刷であるので、これらの印刷データをラスターデータに変換してプリンタ18に出力すると共に、これらの出力履歴情報を出力履歴情報記憶部24に登録する。
その後、t3の時点で、宛先が「C工業」、図番が「20233」で版番号が「K3」の図面の印刷指示を受けた場合には、「C工業」に対しては最初の印刷であるので、この印刷データをラスターデータに変換してプリンタ18に出力すると共に、これらの出力履歴情報を出力履歴情報記憶部24に登録する。
その後、t4の時点で、宛先が「A工業」、「B工業」、「C工業」、図番が「19288」で版番号が「K5」の図面の印刷指示を受けた場合には、図3に示すように、「A工業」に対してはすでに版番号が「K3」の印刷データが過去に印刷されているので、出力履歴情報34に登録された版番号が「K3」のラスターデータと、印刷指示された最新の版番号である「K5」の印刷データのラスターデータと、の差分情報を生成する。
このとき、図5に示すように、宛先が「A工業」、図番が「19288」に対応する版番号を「K3」から「K5」に更新すると共に、印刷指示されたラスターデータのファイル名を、「19288−K3.tif」から「19288−K5.tif」に更新する。
また、図3に示すように、「B工業」に対してはすでに版番号が「K4」の印刷データが過去に印刷されているので、出力履歴情報34に登録された版番号が「K4」のラスターデータと、印刷指示された最新の版番号である「K5」の印刷データのラスターデータと、の差分情報を生成する。
このとき、図5に示すように、宛先が「B工業」、図番が「19288」に対応する版番号を「K4」から「K5」に更新すると共に、印刷指示されたラスターデータのファイル名を、「19288−K4.tif」から「19288−K5.tif」に更新する。
また、図3に示すように、「C工業」に対しては図番が「19288」の出力履歴情報は存在せず、「C工業」に対しては最初の印刷であるので、この印刷データをラスターデータに変換してプリンタ18に出力すると共に、この出力履歴情報を図5に示すように出力履歴情報記憶部24に登録する。
なお、プリントサーバー12は、実際には、図7に示すようなコンピュータ60を含む構成としてもよい。図7に示すコンピュータ60は、CPU(Central Processing Unit)60A、ROM(Read Only Memory)60B、RAM(Random Access Memory)60C、不揮発性メモリ60D、及び入出力インターフェース(I/O)60Eがバス60Fを介して各々接続され、I/O60Eにハードディスク60G及び通信部60Hが接続された構成となっている。この場合、図4に示した処理をコンピュータ60に実行させるプログラムを、例えばハードディスク60Gに書き込んでおき、これをCPU60Aが読み込んで実行させる。これにより、コンピュータ60がプリントサーバー12として機能する。また、プログラムは、CD−ROM等の記録媒体により提供するようにしてもよい。
また、本実施形態では、差分情報に対応する画像を目立たせるための目立ち画像をラスターデータに対して合成した目立ち画像情報を生成し、これを最新の版番号のラスターデータと共にプリンタ18に出力する場合について説明したが、目立ち画像情報を生成せずに、差分情報と最新の版番号のラスターデータとをプリンタ18に出力するようにしてもよい。
また、本実施形態では、生成した目立ち画像情報を出力履歴情報34に登録していないが、生成した目立ち画像情報を出力履歴情報34に登録するようにしてもよい。
また、本実施形態では、出力履歴記憶部24をプリントサーバー12に設けた場合について説明したが、これに限らず、出力履歴情報記憶部24を通信回線16に接続された他の装置に設けてもよい。
また、本実施形態では、プリントサーバー12が印刷データ等をプリンタ18に出力して印刷させる場合について説明したが、プリンタ18に印刷させる場合に限らず、例えば通信回線16に宛先の装置が接続されている場合には、その宛先の装置に印刷データ等を送信(出力)するようにしてもよい。
例えば、宛先が「A工業」の場合、「A工業」のメールアドレスを宛先として前記印刷データ等をプリントサーバー12が電子メールで送信するようにしてもよいし、通信回線16を介して接続される「A工業」のプリンタ装置へ前記印刷データ等をプリントサーバー12が送信して遠隔にある「A工業」のプリンタ装置で印刷させるようにしてもよい。さらに、「A工業」の図面出力担当者へ、「A工業」向けの前記印刷データが生成された旨を示す情報と、この印刷データの格納先を示す情報と、をプリントサーバー12が電子メールで通知を行い、「A工業」の図面出力担当者が、通知された印刷データの格納先を示す情報に基づいて「A工業」向けの印刷データの取得要求を行い、プリントサーバー12は、この要求に基づいて印刷データを要求元の装置へ出力するようにしてもよい。
また、本実施形態では、印刷データをプリンタ18に印刷させるシステムに本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、例えばファクシミリ通信により受信した画像を複数の宛先に出力するためのファクシミリ中継器に本発明を適用してもよい。
また、本実施形態で説明したプリントサーバー12の構成(図2参照)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりしてもよいことは言うまでもない。
また、本記実施形態で説明した制御プログラムの処理の流れ(図4参照)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
10 画像出力システム
12 プリントサーバー
14 ユーザー端末装置
16 通信回線
18 プリンタ
20 印刷指示情報受付部
22 ラスター生成部
24 出力履歴情報記憶部
26 出願履歴情報管理部
28 差分情報生成部
30 合成画像生成部
32 プリンタ制御部
34 出力履歴情報
60 コンピュータ

Claims (5)

  1. 出力指示された出力指示画像情報と、前記出力指示画像情報の宛先及び前記出力指示画像情報の図番を含む属性情報と、を含む画像形成指示情報を受け付ける受付手段と、
    過去に出力した出力済画像情報のうち最後に出力した出力済画像情報を識別するための識別符号、前記最後に出力した出力済画像情報の宛先、及び前記最後に出力した出力済画像情報の図番の対応関係が宛先毎に表わされた出力履歴情報に基づいて、前記受付手段により受け付けた前記画像形成指示情報に含まれる前記属性情報の宛先及び図番が同一の出力済画像情報を取得する取得手段と、
    前記受付手段により受け付けた画像形成指示情報に含まれる前記出力指示画像情報と、前記取得手段により取得した前記最後に出力した出力済画像情報と、の差分情報を生成する生成手段と、
    前記出力指示画像情報及び前記差分情報を出力する出力手段と、
    前記出力指示画像情報の識別符号が前記最後に出力した出力済画像情報の識別符号となるように、前記出力履歴情報を更新する更新手段と、
    を備えた画像出力装置。
  2. 前記差分情報に基づいて、前記出力指示画像情報と、前記最後に出力した出力済画像情報と、の差分を目立たせるための目立ち画像を前記出力指示画像情報に合成した目立ち画像情報を生成する目立ち画像情報生成手段を備え、
    前記出力手段は、前記出力指示画像情報及び前記目立ち画像情報を出力する
    請求項1記載の画像出力装置。
  3. 前記受付手段により受け付けた前記画像形成指示情報に含まれる前記属性情報の宛先及び図番が同一の出力済画像情報を取得できない場合、前記受付手段により受け付けた画像形成指示情報に含まれる前記出力指示画像情報の識別符号、前記出力指示画像情報の宛先、及び前記出力指示画像情報の図番を、前記出力履歴情報に登録する登録手段
    を備えた請求項1又は請求項2記載の画像出力装置。
  4. 前記出力履歴情報を記憶する記憶手段
    を備えた請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像出力装置。
  5. コンピュータを、
    出力指示された出力指示画像情報と、前記出力指示画像情報の宛先及び前記出力指示画像情報の図番を含む属性情報と、を含む画像形成指示情報を受け付ける受付手段、
    過去に出力した出力済画像情報のうち最後に出力した出力済画像情報を識別するための識別符号、前記最後に出力した出力済画像情報の宛先、及び前記最後に出力した出力済画像情報の図番の対応関係が宛先毎に表わされた出力履歴情報に基づいて、前記受付手段により受け付けた前記画像形成指示情報に含まれる前記属性情報の宛先及び図番が同一の出力済画像情報を取得する取得手段、
    前記受付手段により受け付けた画像形成指示情報に含まれる前記出力指示画像情報と、前記取得手段により取得した前記最後に出力した出力済画像情報と、の差分情報を生成する生成手段、
    前記出力指示画像情報及び前記差分情報を出力する出力手段、
    前記出力指示画像情報の識別符号が前記最後に出力した出力済画像情報の識別符号となるように、前記出力履歴情報を更新する更新手段、
    として機能させるための画像出力プログラム。
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