JP5446560B2 - 環状のゴム生地の製造方法 - Google Patents
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圧縮成形によって成形品を成形するための材料となる環状のゴム生地の製造方法において、
押し出し機によって、ゴム生地を紐状に押し出す第1工程と、
押し出される紐状のゴム生地を多重に巻いていく第2工程と、
紐状に押し出されるゴム生地を切断して、押し出し機から押し出される紐状のゴム生地と、多重に巻かれたゴム生地とを切り離す第3工程と、
を備え、
第1工程において紐状に押し出されるゴム生地の外径寸法は、成形品の線径よりも細く設定されると共に、
第2工程においては、紐状のゴム生地を多重に巻く際の径と巻き数が予め定められていることを特徴とする。
<圧縮成形>
本発明の実施例に係る環状のゴム生地の製造方法の説明に先立ち、図1を参照して、圧縮成形について簡単に説明する。ここでは、Oリングを圧縮成形によって成形する場合を例に説明する。
図2及び図3を参照して、本発明の実施例に係る環状のゴム生地10の製造方法について説明する。図2はゴム生地10を製造するための機器の概略構成を示したものである。本実施例に係る製造方法に用いる製造機器は、押し出し機30と、押し出し機30の出口に取り付けられている口金31付近に配置されているカッター40と、モータ50と、モータ50によって回転する芯棒60とを備えている。
以上のように、本実施例に係る製造方法によれば、紐状に押し出されるゴム生地11を多重に巻くことによって、所望サイズ(内径及び外径)の環状のゴム生地10を得ることができる。そのため、環状のゴム生地10のサイズに関係なく、単位時間当たりに押し出されるゴム生地の量を少なくすることができる。従って、筒状に押し出されるゴム生地を切断する方法の場合に比べて、環状のゴム生地10の重量の精度を高めることができる。ひいては、圧縮成形によって得られる最終製品の品質を安定させることができる。また、環状のゴム生地10の重量の精度を高めることが可能となるため、例えば、従来のような高頻度の抜き取り検査が不要となり、ゴム生地の重量の管理負担を軽減させることが可能となる。
イズの環状のゴム生地10における内径寸法と略等しい外径を有する芯棒60を用いることによって、所望サイズの環状のゴム生地10を簡単に得ることができる。なお、環状のゴム生地10のサイズ(内径寸法)を変更する場合には、所望の外径の芯棒60に交換するだけでよいので、従来のように口金を交換する場合に比して、交換作業は容易である。また、各種サイズの環状のゴム生地10に対応するために、外径の異なる複数種類の芯棒60を用意しておく必要があるものの、複数種類の口金を用意する場合に比べて、コストを抑制できることは言うまでもない。
上記の製造方法を採用した具体例を説明する。この具体例は、最終製品であるアクリルゴムからなるOリング(内径が103.6mm,線径が3.10mm)を、圧縮成形により成形するための材料となる環状のゴム生地10を製造する場合の例である。このOリングの生地重量を6gとし、重量の公差を10%以内とする場合、生地重量を5.7g以上6.3g以下とする必要がある。また、圧縮成形機に適切に入れることができるように、環状のゴム生地10の内径寸法は100mmとした。より具体的には、外径寸法が100mmの芯棒60によって、紐状のゴム生地11を巻き取るようにした。
上記実施例に係る製造方法により得られる環状のゴム生地10は、Oリングを圧縮成形により成形するための材料に限らず、各種環状のゴム製品(オイルシールやパッキン)を圧縮成形するための材料として適用できることは言うまでもない。
用する場合を示した。しかしながら、環状のゴム生地10を所望の内径にするための手法としては、これに限られることはない。例えば、押し出し機30の下方に、平面方向に移動可能、かつその位置制御が可能なテーブルを設置して、このテーブルを旋回させることで、所望サイズの環状のゴム生地10を得ることができる。また、押し出し機30を旋回可能に構成することで、押し出し機30を旋回させながら床面に紐状のゴム生地11を垂らしていくことによっても、所望サイズの環状のゴム生地10を得ることできる。
11 (紐状の)ゴム生地
15 成形品
21 下型
21a キャビティ
22 上型
30 押し出し機
30a 胴体部
31 口金
31a 貫通孔
40 カッター
50 モータ
60 芯棒
Claims (3)
- 圧縮成形によって成形品を成形するための材料となる環状のゴム生地の製造方法において、
押し出し機によって、ゴム生地を紐状に押し出す第1工程と、
押し出される紐状のゴム生地を多重に巻いていく第2工程と、
紐状に押し出されるゴム生地を切断して、押し出し機から押し出される紐状のゴム生地と、多重に巻かれたゴム生地とを切り離す第3工程と、
を備え、
第1工程において紐状に押し出されるゴム生地の外径寸法は、成形品の線径よりも細く設定されると共に、
第2工程においては、紐状のゴム生地を多重に巻く際の径と巻き数が予め定められていることを特徴とする環状のゴム生地の製造方法。 - 第2工程においては、軸心を中心として回転可能に設けられた芯棒に、紐状のゴム生地を巻いていくことを特徴とする請求項1に記載の環状のゴム生地の製造方法。
- 第3工程においては、前記芯棒が予め設定した回転数分だけ回転した時点で、紐状のゴム生地を切断することを特徴とする請求項2に記載の環状のゴム生地の製造方法。
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