JP5445349B2 - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

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本発明は、光源装置及びプロジェクター、特に、プロジェクターに用いられる光源装置に関する。
近年、プロジェクターの高性能化に関して、広色域かつ高効率な光源としてレーザーが注目されている。従来、プロジェクターに用いられる光源装置の一つとして、レーザー光を励起光として、励起光とは異なる波長の蛍光を発生させる光源装置が提案されている。例えば、特許文献1には、蛍光体で発生した蛍光を効率良く射出可能とするために、蛍光体に対して励起光源側にダイクロイック膜を設ける技術が提案されている。ダイクロイック膜は、励起光を透過させ蛍光を反射するように波長特性を設定することで、励起光源からの励起光を透過させて蛍光体へ入射させるとともに、蛍光体で散乱した蛍光のうち励起光源へ向かって進行した光を反射して射出側へ進行させる。
特開2009−277516号公報
蛍光体へ入射した励起光は、蛍光体を励起することにより蛍光に変換される成分以外に、蛍光へ変換されずに散乱する成分も生じさせる。蛍光体で散乱した励起光のうち、励起光源へ向かって進行した成分は、ダイクロイック膜を透過して放出されることになる。光源装置は、ダイクロイック膜を透過して放出された励起光については有効利用することが困難であるために、光を供給する効率の低下が問題となる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、高い効率で光を供給可能とする光源装置、及びその光源装置を用いるプロジェクターを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光源装置は、励起光を射出する励起光射出部と、前記励起光の照射により励起され、前記励起光とは異なる波長の蛍光を発生する蛍光発生部と、前記励起光射出部及び前記蛍光発生部の間の光路中に設けられ、前記蛍光発生部から入射する前記蛍光を反射し、前記励起光射出部から入射する前記励起光を透過させる波長分離部と、を有し、前記波長分離部は、前記励起光射出部から前記波長分離部への前記励起光の最大入射角以下の角度で進行する前記励起光を透過させ、前記蛍光発生部で散乱し前記最大入射角以上の角度で進行する前記励起光の少なくとも一部を反射することを特徴とする。
蛍光発生部で散乱し励起光射出部へ戻る方向へ進行した励起光は、波長分離部へ入射する。蛍光発生部から波長分離部へ最大入射角以上の角度で入射した励起光の少なくとも一部は、波長分離部で反射し、蛍光発生部の励起に利用される。蛍光発生部から励起光射出部へ戻る方向へ進行した励起光の少なくとも一部を蛍光発生部の励起に利用することで、励起光の有効利用が可能となる。これにより、光源装置は、高い効率で光を供給することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様としては、ある角度で前記波長分離部へ入射する光についての波長と透過率との関係を表した場合に、前記波長の増大に対して前記透過率が所定の傾きで減少する部分を当該傾きに沿って延伸させて前記透過率が仮想的に100%となるときの波長を、カットオフ波長と定義するとして、前記波長分離部は、前記最大入射角で入射する光についての前記カットオフ波長が、前記励起光が持つ波長の付近に設定されることが望ましい。この条件の場合、最大入射角より大きい角度で波長分離部へ入射する光についてのカットオフ波長は、励起光の波長より短波長となる。これにより、波長分離部は、蛍光発生部で散乱し最大入射角より大きい角度で入射する励起光を反射する。
また、本発明の好ましい態様としては、複数の前記励起光射出部を有し、複数の前記励起光射出部のうち、前記波長分離部へ前記最大入射角で前記励起光を入射させる位置にある励起光射出部は、基準波長の光を前記励起光として射出し、複数の前記励起光射出部のうち、前記波長分離部へ前記最大入射角より小さい入射角で前記励起光を入射させる位置にある励起光射出部は、前記基準波長より長波長の光を前記励起光として射出することが望ましい。ここで、ある波長の光について波長分離部へ入射する入射角と透過率との関係を表した場合に、入射角の増大に対して透過率が所定の傾きで減少する部分を当該傾きに沿って延伸させて透過率が仮想的に100%となるときの入射角を、カットオフ角度と定義する。基準波長より長波長の光についてのカットオフ角度は、基準波長のカットオフ角度に比べて小さくなる。最大入射角より小さい角度で入射する励起光についてカットオフ角度を小さくすることで、蛍光発生部で散乱した励起光のうち励起光射出部へ戻る方向へ進行した成分のさらに多くを、波長分離部で反射するようにできる。これにより、光源装置は、光を供給する効率をさらに向上できる。
また、本発明の好ましい態様としては、複数の前記励起光射出部を有し、複数の前記励起光射出部が射出する前記励起光は、前記波長分離部の入射面へP偏光として入射する光であることが望ましい。波長分離部であるダイクロイック膜は、一般的に、S偏光に対してP偏光のほうが、カットオフ波長が長波長となる。励起光としてP偏光を入射させることで、励起光射出部からダイクロイック膜へ入射する励起光を効率良く透過させる。また、蛍光発生部での散乱により生じたS偏光は、P偏光よりもカットオフ波長が短波長となるため、P偏光に比べて波長分離部で反射する成分が多くなる。このため、蛍光発生部で散乱しダイクロイック膜を透過する励起光を少なくすることができる。これにより、光源装置は、光を供給する効率をさらに向上できる。
また、本発明の好ましい態様としては、前記蛍光発生部が設けられた蛍光体用基板を有し、前記波長分離部は、前記蛍光体用基板と前記蛍光発生部との間に設けられることが望ましい。蛍光発生部のできるだけ近くに波長分離部を配置することで、波長分離部で反射して蛍光発生部へ戻る蛍光及び励起光の拡がりを抑え、蛍光発生部の発光点をできるだけ小さくすることができる。光源装置の発光点をできるだけ小さくすることで、光源装置より後方に配置される光学素子において取り込まれないこととなる光を低減させ、光源装置からの光を効率良く利用することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様としては、前記励起光射出部から射出された前記励起光を前記蛍光発生部にて集光させる集光光学系を有することが望ましい。集光光学系によって蛍光発生部の発光点を収束させることで、光源装置より後方に配置される光学素子において取り込まれないこととなる光を低減させ、光源装置からの光を効率良く利用することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様としては、前記励起光は、青色光であって、前記蛍光発生部は、緑色光を含む前記蛍光を発生することが望ましい。これにより、光源装置は、青色光と緑色光とを含む光を供給する。
さらに、本発明に係るプロジェクターは、上記の光源装置から射出した光を画像信号に応じて変調して、投写することを特徴とする。効率良く光を供給可能な光源装置を備えることで、プロジェクターは、効率良く明るい画像を得ることができる。
実施例1に係るプロジェクターの概略構成図。 光源装置の概略構成図。 レーザーダイオードが配置された平面の模式図。 蛍光体の発光波長特性の例を示す図。 蛍光体へ入射する励起光と蛍光体で散乱する蛍光及び励起光を示す模式図。 入射角を異ならせた場合の透過率と入射光の波長との関係の例を表した図。 カットオフ波長について説明する図。 実施例2に係る光源装置のレーザーダイオードが配置された平面の模式図。 蛍光体へ入射する励起光について説明する模式図。 波長を異ならせた場合における透過率と入射角との関係の例を表した図。 カットオフ角度について説明する図。 実施例3に係る光源装置のレーザーダイオードが配置された平面の模式図。 P偏光及びS偏光について透過率と入射光の波長との関係の例を表した図。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプロジェクター1の概略構成図である。光源装置10は、赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光を含む照明光を射出する。コリメート光学系11は、光源装置10からの光をロッドインテグレーター12に集光する。ロッドインテグレーター12は、入射した光を内部にて多重反射させて均一化する。重畳レンズ13は、ロッドインテグレーター12にて複数に分割された光束を空間光変調装置にて重畳させる。
第1ダイクロイックミラー14は、重畳レンズ13から入射したR光及びG光を反射し、B光を透過させる。第1ダイクロイックミラー14を透過したB光は、反射ミラー16での反射により光路が折り曲げられ、入射側偏光板20Bへ入射する。入射側偏光板20Bを透過した光は、液晶パネル21Bへ入射する。液晶パネル21Bは、B光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置を構成する。液晶パネル21Bを透過した光は、射出側偏光板22Bへ入射する。射出側偏光板22Bを透過した光は、クロスダイクロイックプリズム23へ入射する。
第1ダイクロイックミラー14で反射したR光およびG光は、第2ダイクロイックミラー15へ入射する。第2ダイクロイックミラー15は、G光を反射し、R光を透過させる。第2ダイクロイックミラー15での反射により光路が折り曲げられたG光は、入射側偏光板20Gへ入射する。入射側偏光板20Gを透過したG光は、液晶パネル21Gへ入射する。液晶パネル21Gは、G光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置を構成する。液晶パネル21Gを透過した光は、射出側偏光板22Gへ入射する。射出側偏光板22Gを透過した光は、クロスダイクロイックプリズム23へ入射する。
第2ダイクロイックミラー15を透過したR光は、反射ミラー17での反射により光路が折り曲げられ、リレーレンズ18に入射する。リレーレンズ18を透過したR光は、反射ミラー19での反射により光路が折り曲げられ、入射側偏光板20Rへ入射する。入射側偏光板20Rを透過したR光は、液晶パネル21Rへ入射する。液晶パネル21Rは、R光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置を構成する。液晶パネル21Rを透過した光は、射出側偏光板22Rへ入射する。射出側偏光板22Rを透過した光は、クロスダイクロイックプリズム23へ入射する。
色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム23は、各空間光変調装置で変調された光を合成して映像光とし、投写光学系24へ進行させる。投写光学系24は、クロスダイクロイックプリズム23で合成された映像光を不図示のスクリーンへ投写する。
図2は、光源装置10の概略構成図である。光源装置10は、レーザーダイオードアレイ30、集光レンズ33、蛍光体用基板34、ダイクロイック膜35、蛍光体36を有する。レーザーダイオードアレイ30は、複数のレーザーダイオード31と、複数のコリメーターレンズ32を有する。レーザーダイオード31は、励起光を発生させて射出する励起光射出部として機能する。励起光は、例えば、450nm付近の波長のB光である。コリメーターレンズ32は、レーザーダイオード31の射出部に対向させて設けられている。コリメーターレンズ32は、レーザーダイオード31からの励起光を平行化する。
図3は、レーザーダイオードアレイ30のうち、レーザーダイオード31が配置された平面の模式図である。レーザーダイオード31は、平面上にて、5×5のアレイ状に配置されている。コリメーターレンズ32(図2参照)は、レーザーダイオード31に対応して、5×5のアレイ状に配置されている。
集光レンズ33は、レーザーダイオードアレイ30から射出された励起光を蛍光体36にて集光させる集光光学系として機能する。ダイクロイック膜35及び蛍光体36は、蛍光体用基板34のうち集光レンズ33側とは反対側の面に設けられている。ダイクロイック膜35は、蛍光体用基板34と蛍光体36との間に設けられている。蛍光体用基板34は、例えば板状のガラス部材からなる。
蛍光体36は、励起光の照射により励起され、励起光とは異なる波長の蛍光を発生する蛍光発生部として機能する。蛍光体36としては、例えば、YAG蛍光体を用いる。蛍光体36は、蛍光体用基板34のうちダイクロイック膜35が形成された上に、蛍光体材料が透明樹脂に混入された状態で塗布されて構成されている。透明樹脂は、例えばシリコンである。透明樹脂は、例えば、蛍光体の粉末材料と混練された状態で塗布され、熱硬化させる。これにより、ダイクロイック膜35の上に固着された蛍光体36が得られる。
ダイクロイック膜35は、蛍光体36から入射する蛍光を反射し、レーザーダイオードアレイ30からの励起光を透過させる波長分離部として機能する。ダイクロイック膜35は、例えば、誘電体多層膜である。ダイクロイック膜35は、例えば、TiOを高屈折率材、SiOを低屈折率材、BK7を基板とする、40層から50層の層構造をなしている。
図4は、蛍光体36の発光波長特性の例を示す図である。蛍光体36は、570nm付近を中心として、概ね490nmから750nmの波長領域の蛍光を発生させる(図中実線参照)。この蛍光には、530nm付近を中心とする波長領域のG光(図中一点鎖線参照)、630nmを中心とする波長領域のR光(図中破線参照)が含まれている。蛍光体36へ入射した励起光のうちの一部は、蛍光とともに蛍光体36から射出する。光源装置10は、G光およびR光を含む蛍光と、B光を含む励起光とを混合させることにより、白色の照明光を射出する。
図5は、蛍光体36へ入射する励起光と、蛍光体36で散乱する蛍光及び励起光について説明する模式図である。集光レンズ33から蛍光体用基板34を経てダイクロイック膜35へ入射する励起光L1の最大入射角θmは、例えば30度である。ダイクロイック膜35における入射角とは、ダイクロイック膜35のうち蛍光体用基板34側の面の法線と、入射光束の主光線とがなす角度とする。ダイクロイック膜35は、450nm付近の波長の光について、最大入射角θm以下の角度で進行する成分を透過させる。また、ダイクロイック膜35は、450nm付近の波長の光について、最大入射角θm以上の角度で進行する成分の少なくとも一部を反射するように設計されている。
図6は、入射角を異ならせた場合における透過率と入射光の波長との関係の例を表した図である。図7は、カットオフ波長について説明する図である。カットオフ波長は、波長分離部の波長特性及び入射角が決められている場合において、波長の増大に対して透過率が減少し始める波長である。カットオフ波長λcは、ある角度で波長分離部へ入射する光についての波長と透過率との関係を図7に示すように表した場合に、波長の増大に対して透過率が所定の傾きで減少する部分S1を当該傾きに沿って延伸させて、透過率が仮想的に100%となるときの波長とする。かかる入射角で入射する光については、カットオフ波長λc以下の波長である場合に100%近く、例えば95%程度の透過率を確保し、カットオフ波長λcより波長が大きくなるに従い、透過率が低下するとともに反射率が増大することになる。
ダイクロイック膜35は、入射角が大きくなるに従い、カットオフ波長λcが短波長となる波長特性を備える。ダイクロイック膜35は、最大入射角θmで入射する光についてのカットオフ波長λcが、励起光が持つ波長である450nm付近に設定されている。この条件の場合、最大入射角θmより大きい角度でダイクロイック膜35へ入射する光についてのカットオフ波長λcは、励起光の波長より短波長となる。ダイクロイック膜35のカットオフ波長λcは、例えば、入射角が0度(垂直入射)のとき475nm、入射角が30度のとき453nm、入射角が45度のとき432nm、と設定されている。
ダイクロイック膜35は、450nmの励起光については、透過及び反射の境界と定義し得る入射角θdが、最大入射角θmより若干大きくなるように設定されている(|θd|>|θm|)。最大入射角θm=30度に対して、透過及び反射の境界となる入射角θdは、例えば32度付近と設定される。このように、ダイクロイック膜35は、最大入射角θm以上の角度で進行する励起光のうち、入射角θd以上で入射する成分を反射する。また、ダイクロイック膜35は、蛍光が持つ490nm以上の波長に対しては、広い入射角について反射するように設計されている。
レーザーダイオードアレイ30からの波長450nmの励起光L1は、最大入射角θmである30度以下の入射角でダイクロイック膜35へ入射することにより、ほぼ全てがダイクロイック膜35を透過する。ダイクロイック膜35を透過し、蛍光体36へ入射した励起光L1の一部は、蛍光体36を励起し、蛍光L2に変換される。蛍光体36で発生した蛍光L2は、発光位置を中心として散乱(乱反射)する。
蛍光L2のうち、蛍光体36で散乱し、蛍光体36内部をダイクロイック膜35側とは反対側へ向かって進行した成分は、蛍光体36の外部へ射出する。蛍光L2のうち、蛍光体36の内部をレーザーダイオードアレイ30へ戻る方向へ進行した成分は、ダイクロイック膜35で反射する。ダイクロイック膜35で反射した蛍光L2は、蛍光体36の内部をダイクロイック膜35側とは反対側へ向かって進行し、蛍光体36の外部へ射出する。
蛍光体36へ入射した励起光L1のうち蛍光L2に変換された成分以外の成分は、蛍光体36にて散乱する。励起光L1のうち、蛍光体36で散乱し、蛍光体36の内部をダイクロイック膜35側とは反対側へ向かって進行した成分は、蛍光体36の外部へ射出する。励起光L1のうち、蛍光体36の内部をレーザーダイオードアレイ30へ戻る方向へ進行し、入射角θd以上の角度でダイクロイック膜35へ入射した成分は、ダイクロイック膜35で反射する。
ダイクロイック膜35で反射した励起光L1は、蛍光体36の内部をダイクロイック膜35側とは反対側へ向かって進行する。蛍光体36の内部を進行した励起光L1の一部は、蛍光体36を励起し、蛍光L2に変換される。蛍光L2に変換された成分、及び励起光L1として残存した成分は、それぞれ蛍光体36で散乱する。散乱した蛍光L2、及び励起光L1のうち、蛍光体36の内部をダイクロイック膜35側とは反対側へ向かって進行した成分は、蛍光体36の外部へ射出する。
このように、光源装置10は、蛍光体36からレーザーダイオードアレイ30へ戻る方向へ進行した励起光L1の一部を、ダイクロイック膜35での反射により、蛍光体用基板34側へ漏れさせず、蛍光体36に閉じ込める。ダイクロイック膜35での反射により蛍光体36に閉じ込めた励起光L1は、蛍光体36の励起に利用される。光源装置10は、ダイクロイック膜35による励起光L1の閉じ込め作用により、レーザーダイオードアレイ30から射出した励起光L1を有効に利用し、効率良く光を射出することが可能となる。これにより、光源装置10は、高い効率で光を供給することが可能となる。プロジェクター1は、光源装置10を適用することで、効率良く明るい画像を得ることができる。
ダイクロイック膜35は、蛍光体用基板34に一体とされた構成の中で、蛍光体36に最も近い位置に配置されている。光源装置10は、蛍光体36のできるだけ近くにダイクロイック膜35を配置することで、ダイクロイック膜35で反射して蛍光体36へ戻る蛍光L2及び励起光L1の拡がりが抑えられる。光源装置10は、蛍光L2及び励起光L1の拡がりを抑えるとともに、レーザーダイオードアレイ30からの励起光L1を集光レンズ33により集光させることで、蛍光体36における発光点をできるだけ小さくすることができる。プロジェクター1は、光源装置10の発光点をできるだけ小さくすることで、光源装置10より後方に配置される光学素子において取り込まれないこととなる光を低減させ、光源装置10からの光を効率良く利用することが可能となる。
なお、ダイクロイック膜35は、蛍光体用基板34と蛍光体36との間に設けられる場合に限られない。ダイクロイック膜35は、少なくとも、レーザーダイオードアレイ30及び蛍光体36の間の光路中に設けられていれば良い。レーザーダイオードアレイ30に設けられるレーザーダイオード31は、25個を5×5のアレイ状に配置される場合に限られない。レーザーダイオード31の数及び配置は、プロジェクター1の構成や性能等に応じて適宜変更しても良い。光源装置10は、本実施例で説明する励起光の波長や蛍光体の種類を採用する場合に限られず、他の波長の励起光や他の蛍光体を適用しても良い。
図8は、本発明の実施例2に係る光源装置のうち、レーザーダイオードアレイ40にレーザーダイオード41が配置された平面の模式図である。図9は、蛍光体36へ入射する励起光について説明する模式図である。本実施例では、複数のレーザーダイオード41のうち、ダイクロイック膜35へ最大入射角より小さい入射角で励起光を入射させるレーザーダイオード41が、基本波長より長波長の光を励起光として射出する。実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
レーザーダイオード41は、平面上にて、5×5のアレイ状に配置されている。レーザーダイオードアレイ40の中心に位置するレーザーダイオード41aは、ダイクロイック膜35の入射面に対して垂直に入射する励起光L11を射出する。レーザーダイオードアレイ40のうち四隅に位置するレーザーダイオード41bは、ダイクロイック膜35の入射面に対して最大入射角θmで入射する励起光L12を射出する。
ダイクロイック膜35へ最大入射角θmで励起光L12を入射させる位置にあるレーザーダイオード41bは、基準波長、例えば450nmの光を、励起光L12として射出する。ダイクロイック膜35へ垂直に励起光L11を入射させる位置にあるレーザーダイオード41aは、基準波長より長波長、例えば465nmの光を、励起光L11として射出する。
図10は、波長を異ならせた場合における透過率と入射角との関係の例を表した図である。図11は、カットオフ角度について説明する図である。カットオフ角度は、波長分離部の波長特性及び入射光の波長が決められている場合において、入射角の増大に対して透過率が減少し始める入射角である。カットオフ角度θcは、ある波長の光について波長分離部へ入射する入射角と透過率との関係を図11に示すように表した場合に、入射角の増大に対して透過率が所定の傾きで減少する部分S2を当該傾きに沿って延伸させて透過率が仮想的に100%になるときの入射角とする。かかる波長の光については、カットオフ角度θc以下の入射角である場合に100%近く、例えば95%程度の透過率を確保し、カットオフ角度θcより入射角が大きくなるに従い、透過率が低下するとともに反射率が増大することになる。
ダイクロイック膜35は、波長が長波長となるに従い、カットオフ角度θcが小さくなる角度特性を備える。ダイクロイック膜35は、基本波長である450nmの光についてのカットオフ角度θcが、最大入射角θm付近、例えば32度と設定されている。基準波長より長波長の光についてのカットオフ角度θcは、基準波長のカットオフ角度θcに比べて小さくなる。波長が465nmの光のカットオフ角度θcは、例えば22度と設定されている。
レーザーダイオードアレイ40からの波長450nmの励起光L11、波長465nmの励起光L12は、いずれもカットオフ角度θcより小さい入射角でダイクロイック膜35へ入射することにより、ダイクロイック膜35を透過する。波長450nmの励起光L11のうち、蛍光体36の内部をダイクロイック膜35に向かって進行し、カットオフ角度θc=32度以上の角度でダイクロイック膜35へ入射した成分は、ダイクロイック膜35で反射する。
波長465nmの励起光L12のうち、蛍光体36の内部をダイクロイック膜35に向かって進行し、カットオフ角度θc=22度以上の角度でダイクロイック膜35へ入射した成分は、ダイクロイック膜35で反射する。複数のレーザーダイオード41のうち、中心に位置するレーザーダイオード41a、四隅のレーザーダイオード41b以外の20個のレーザーダイオード41の波長は、基準波長より長波長であれば良く、適宜設定可能である。かかる20個のレーザーダイオード41の波長は、ダイクロイック膜35への入射角に応じて、基本波長である450nmと、最大波長である465nmとの間の波長としても良く、いずれも最大波長465nmと同程度の波長としても良い。レーザーダイオードアレイ40は、積極的に波長差を持たせて製造されたレーザーダイオード41を使用する他、製造ばらつきに由来する波長差を持つレーザーダイオード41を選別して配置したものとしても良い。
本実施例に係る光源装置は、最大入射角θmより小さい角度でダイクロイック膜35へ入射させる励起光を基本波長より長波長とし、カットオフ角度θcを小さくする。カットオフ角度θcを調整することで、光源装置は、蛍光体36で散乱した励起光のうちレーザーダイオードアレイ40へ戻る方向へ進行した成分を、さらに多くダイクロイック膜35で反射させ、蛍光体36に閉じ込めるようにできる。これにより、光源装置は、光を供給する効率をさらに向上できる。
光源装置は、波長分離部へ最大入射角より小さい角度で励起光を入射させる位置にある励起光射出部の全てが、基準波長より長波長の光を射出するものである場合に限られない。波長分離部へ最大入射角より小さい角度で励起光を入射させる位置にある励起光射出部には、基準波長と同じ波長の光を射出するものや、基準波長より短波長の光を射出するものが混在していても良いものとする。光源装置10は、波長分離部へ最大入射角より小さい角度で励起光を入射させる位置にある励起光射出部の少なくとも一部が、基準波長より長波長の光を射出するものであれば良い。
図12は、本発明の実施例3に係る光源装置のうち、レーザーダイオードアレイ50にレーザーダイオード51が配置された平面の模式図である。本実施例では、複数のレーザーダイオード51が、励起光としてP偏光を射出する。実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
レーザーダイオード51は、平面上にて、5×5のアレイ状に配置されている。各レーザーダイオード51は、偏光面を放射状に揃えることで、いずれも、ダイクロイック膜35の入射面へP偏光で入射する光を射出する。なお、図中の両矢印は、レーザーダイオード51から射出する光の偏光方向を表すものとする。
図13は、P偏光及びS偏光について透過率と入射光の波長との関係の例を表した図である。ここでは、ダイクロイック膜35の入射面へ45度の入射角で入射するP偏光Lp及びS偏光Lsを例として示している。一般に、ダイクロイック膜35は、P偏光に比べてS偏光のほうが反射し易い特性を持つ。ダイクロイック膜35のカットオフ波長は、S偏光に比べてP偏光のほうが長波長となる。本実施例のダイクロイック膜35は、P偏光のみに特化する波長特性で設計及び作成がなされている。
本実施例に係る光源装置は、P偏光に特化する波長特性のダイクロイック膜35へ、P偏光に揃えられた励起光を入射させることで、レーザーダイオードアレイ50からの励起光をダイクロイック膜35へ透過させ易くする。また、ダイクロイック膜35を透過して蛍光体36に入射した励起光の一部は、蛍光体36での散乱により、偏光方向が変換される。蛍光体36での散乱により生じたS偏光は、P偏光よりもカットオフ波長が短波長となるため、P偏光に比べてダイクロイック膜35で反射する成分が多くなる。このため、光源装置は、蛍光体36で散乱しダイクロイック膜35を透過する励起光を少なくすることができる。
光源装置は、蛍光体36で散乱した励起光のうちレーザーダイオードアレイ40へ戻る方向へ進行した成分を、さらに多くダイクロイック膜35で反射させ、蛍光体36に閉じ込めるようにできる。これにより、光源装置は、光を供給する効率をさらに向上できる。
光源装置10は、複数の励起光射出部の全てがP偏光を射出するものである場合に限られない。複数の励起光射出部には、P偏光以外の光を射出するものが混在していても良いものとする。光源装置10は、複数の励起光射出部の少なくとも一部が、励起光として、波長分離部の入射面へP偏光として入射する光を射出するものであれば良い。また、本実施例の光源装置も、実施例2と同様に、波長分離部へ最大入射角より小さい角度で励起光を入射させる位置にある励起光射出部が、基準波長より長波長の光を射出するものとしても良い。
プロジェクター1は、空間光変調装置に透過型の液晶パネルを用いるものに限られない。プロジェクター1は、反射型のLCOS(Liquid Crystal On Silicon)やDMD(Digital Micromirror Device)を適用しても良い。また、プロジェクター1は、画像信号に応じて変調された光を被照射面上にて走査させる走査光学系、例えばMEMSミラー等を適用しても良い。
以上のように、本発明に係る光源装置及びプロジェクターは、レーザー光を用いて画像を表示する場合に有用である。
1 プロジェクター、10 光源装置、11 コリメート光学系、12 ロッドインテグレーター、13 重畳レンズ、14 第1ダイクロイックミラー、15 第2ダイクロイックミラー、16、17、19 反射ミラー、18 リレーレンズ、20R、20G、20B 入射側偏光板、21R、21G、21B 液晶パネル、22R、22G、22B 射出側偏光板、23 クロスダイクロイックプリズム、24 投写光学系、30 レーザーダイオードアレイ、31 レーザーダイオード、32 コリメーターレンズ、33 集光レンズ、34 蛍光体用基板、35 ダイクロイック膜、36 蛍光体、40 レーザーダイオードアレイ、41、41a、41b レーザーダイオード、50 レーザーダイオードアレイ、51 レーザーダイオード、L1、L11、L12 励起光、L2 蛍光

Claims (8)

  1. 励起光を射出する励起光射出部と、
    前記励起光の照射により励起され、前記励起光とは異なる波長の蛍光を発生する蛍光発生部と、
    前記励起光射出部及び前記蛍光発生部の間の光路中に設けられ、前記蛍光発生部から入射する前記蛍光を反射し、前記励起光射出部から入射する前記励起光を透過させる波長分離部と、を有し、
    前記波長分離部は、前記励起光射出部から前記波長分離部への前記励起光の最大入射角以下の角度で進行する前記励起光を透過させ、前記蛍光発生部で散乱し前記最大入射角以上の角度で進行する前記励起光の少なくとも一部を反射することを特徴とする光源装置。
  2. ある角度で前記波長分離部へ入射する光についての波長と透過率との関係を表した場合に、前記波長の増大に対して前記透過率が所定の傾きで減少する部分を当該傾きに沿って延伸させて前記透過率が仮想的に100%となるときの波長を、カットオフ波長と定義するとして、
    前記波長分離部は、前記最大入射角で入射する光についての前記カットオフ波長が、前記励起光が持つ波長の付近に設定されることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 複数の前記励起光射出部を有し、
    複数の前記励起光射出部のうち、前記波長分離部へ前記最大入射角で前記励起光を入射させる位置にある励起光射出部は、基準波長の光を前記励起光として射出し、
    複数の前記励起光射出部のうち、前記波長分離部へ前記最大入射角より小さい入射角で前記励起光を入射させる位置にある励起光射出部は、前記基準波長より長波長の光を前記励起光として射出することを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 複数の前記励起光射出部を有し、
    複数の前記励起光射出部が射出する前記励起光は、前記波長分離部の入射面へP偏光として入射する光であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光源装置。
  5. 前記蛍光発生部が設けられた蛍光体用基板を有し、
    前記波長分離部は、前記蛍光体用基板と前記蛍光発生部との間に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 前記励起光射出部から射出された前記励起光を前記蛍光発生部にて集光させる集光光学系を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記励起光は、青色光であって、
    前記蛍光発生部は、緑色光を含む前記蛍光を発生することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光源装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の光源装置から射出した光を画像信号に応じて変調して、投写することを特徴とするプロジェクター。
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