JP5444814B2 - 折り畳み衛生用紙包装体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ティシュペーパーやペーパータオル等のように、複数組の衛生用紙が折り畳まれて積層された衛生用紙の積層体が、カートン包装又はフィルム包装されてなる折り畳み衛生用紙包装体の製造方法に関するものである。
ティシュペーパーやペーパータオル等の衛生用紙は、複数組の衛生用紙が折り畳まれて積層された衛生用紙の積層体(以下、「折り畳み衛生用紙」と記す。)をカートンや樹脂フィルムにより包装した包装体の形態で市販されることが多い。
このような包装体は、例えばロータリーシリンダー式インターフォルダー、折り板式インターフォルダー等の折り畳み加工機を用いて、複数組の衛生用紙を折り畳み、積層して折り畳み衛生用紙を形成し、この折り畳み衛生用紙をカートン包装し、又はフィルム包装する等の方法により製造することができる。
しかし、折り畳み衛生用紙は、極めて薄く軽量な衛生用紙の集合体であるため、積層体の形成後、コンベア等による搬送時に、工場内の風や気流によって折り畳み衛生用紙を構成する最上位の衛生用紙が捲れてしまう場合があった。
最上位の衛生用紙が捲れた状態のままカートン包装やフィルム包装をした場合、1)最上位の衛生用紙にシワが形成され、製品の美観を損ねる、2)最上位の衛生用紙が所定の位置に適切な形態で収まらず、カートンの取出口やフィルムパックに形成されるスリットから衛生用紙をうまく摘み上げることができない、といった問題を生ずる場合があった。また、最上位の衛生用紙の捲れは、折り畳み衛生用紙を高速搬送しようとすると、より顕著に発生するため、3)生産性が低下する、という問題もあった。
このような問題に対し、ウエブ積層体(折り畳み衛生用紙)をその積層方向に圧縮させ、ウエブ片(衛生用紙)間の結合力を強くすることにより、ウエブ片が捲れないようにしたウエブ積層体処理方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、折り畳み積層体(折り畳み衛生用紙)を搬送するコンベアの上方及び下方に、静電気帯電用電極を配設した折り畳み積層体の搬送方法等が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に開示される折り畳み積層体の搬送方法は、折り畳み積層体の上下に正負の静電気を帯電させ、静電吸着によって最上位のシート(衛生用紙)の捲れを防止しようとするものである。
特開平7−76461号公報 特開2008−74557号公報
しかしながら、特許文献1に記載のウエブ積層体処理方法は、単にウエブ積層体(折り畳み衛生用紙)を積層方向に圧縮するのみの方法であるため、ウエブ片(衛生用紙)間の結合力は不十分なものであった。従って、最上位の衛生用紙の捲れを防止する効果も未だ十分なものとは言えなかった。
また、特許文献2に記載の搬送方法は、折り畳み積層体(折り畳み衛生用紙)に静電気を帯電させるためには折り畳み積層体の搬送路に近接した位置に静電気帯電用電極を配設する必要があった。このため、折り畳み積層体が搬送時に静電気帯電用電極に引っかかり、搬送詰まりが発生する場合があるという問題があった。
本発明は、前記のような従来技術が有する課題を解決するためになされたものであり、折り畳み衛生用紙の搬送詰まりを発生させることなく、折り畳み衛生用紙を構成する最上位の衛生用紙の捲れを抑制することができる折り畳み衛生用紙包装体の製造方法を提供するものである。
本発明者らは上記課題を達成すべく鋭意検討した結果、衛生用紙を折り畳んで積層体とした後に、その最上位の衛生用紙の上面に対して液体を噴霧することにより上記課題を達成することが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
[1]複数組の衛生用紙が折り畳まれて積層された折り畳み衛生用紙が包装されてなる折り畳み衛生用紙包装体の製造方法であって、一組の衛生用紙を折り返し、その折り返された衛生用紙の間に他の一組の衛生用紙を挟み込み、更に、前記他の一組の衛生用紙を折り返すという操作を繰り返して、前記折り畳み衛生用紙を形成する折り畳み工程と、前記折り畳み衛生用紙の上面に対して液体を噴霧する液体噴霧工程と、前記液体が噴霧された折り畳み衛生用紙を包装して折り畳み衛生用紙包装体を得る包装工程と、を備え、前記折り畳み工程が、一組の長尺衛生用紙をその幅方向に折り返し、その折り返された長尺衛生用紙の間に他の一組の長尺衛生用紙を挟み込み、更に、前記他の一組の長尺衛生用紙をその幅方向に折り返すという操作を繰り返して、長尺折り畳み衛生用紙を形成するものであり、前記液体噴霧工程が、前記長尺折り畳み衛生用紙の上面に対して、前記長尺折り畳み衛生用紙を構成する最上位長尺衛生用紙の最上位合わせ目と反対側の方向から、前記液体を噴霧するものであり、前記液体が噴霧された前記長尺折り畳み衛生用紙を製品長さに切断し、前記折り畳み衛生用紙を得る切断工程を更に備えた折り畳み衛生用紙包装体の製造方法。
]前記液体噴霧工程が、前記長尺折り畳み衛生用紙の下流側に向かって前記液体を噴霧するものである前記[]に記載の折り畳み衛生用紙包装体の製造方法。
]前記液体噴霧工程が、前記長尺折り畳み衛生用紙をその積層方向に対して押圧し、前記押圧により圧縮された状態の前記長尺折り畳み衛生用紙の上面に対して前記液体を噴霧するものである前記[]又は[]に記載の折り畳み衛生用紙包装体の製造方法。
]前記液体噴霧工程が、前記液体として添加剤を含む液体を噴霧するものである前記[1]〜[]のいずれかに記載の折り畳み衛生用紙包装体の製造方法。
本発明の折り畳み衛生用紙包装体の製造方法は、折り畳み衛生用紙の搬送詰まりを発生させることなく、折り畳み衛生用紙を構成する最上位の衛生用紙の捲れを抑制することができる。
従って、前記最上位の衛生用紙の捲れに起因する、1)最上位の衛生用紙にシワが形成され、製品の美観を損ねる、2)最上位の衛生用紙が所定の位置に適切な形態で収まらず、カートンの取出口やフィルムパックに形成されるスリットから衛生用紙をうまく摘み上げることができない、3)生産性が低下する、といった問題を有効に防止することができる。
本発明の折り畳み衛生用紙包装体の製造方法の一の実施形態を模式的に示す工程図である。 図1に示す製造方法の液体噴霧工程を拡大して模式的に示す斜視図である。
以下、本発明の折り畳み衛生用紙包装体の製造方法を実施するための形態について、ティシュペーパーの包装体(カートン入りティシュ)を製造する場合の例により図面を参照しながら具体的に説明する。但し、本発明はその発明特定事項を備える製造方法を広く包含するものであり、以下の実施形態に限定されるものではない。
[1]本発明の製造方法の特徴:
本発明の製造方法は、図1及び図2に示すように、折り畳み衛生用紙47(図示の例では長尺折り畳み衛生用紙48)の上面に対して液体54を噴霧する液体噴霧工程Psを備えている点に特徴がある。
液体噴霧工程Psを備えることによって、折り畳み衛生用紙47(長尺折り畳み衛生用紙48)のうち最上位に位置する最上位衛生用紙49(図示の例では長尺最上位衛生用紙51)が液体54で湿潤する。従って、折り畳み衛生用紙47に帯電している静電気が放電され易くなり、静電気反発による衛生用紙の浮き上がり(ひいては最上位衛生用紙49の捲れ)が抑制される。また、極めて薄く軽量な最上位衛生用紙49に適度な質量が付与されるため、工場内で風や気流が生じた場合でも最上位衛生用紙49が捲れ難くなる。
また、このような方法は衛生用紙の搬送路から比較的遠距離に液体を噴霧する噴霧器等を配設しても十分にその効果を得ることができる。従って、衛生用紙の搬送路近傍に静電気帯電用電極のような搬送の障害となる部材を配設する必要がなく、折り畳み衛生用紙の搬送詰まりの発生を効果的に抑制することができる。
[2]本発明の製造方法の構成:
本発明の製造方法は、複数組の衛生用紙が折り畳まれて積層された折り畳み衛生用紙が包装されてなる折り畳み衛生用紙包装体の製造方法であり、少なくとも以下に説明する折り畳み工程、液体噴霧工程及び包装工程を備える。
[2−1]折り畳み工程:
図1に示すように、折り畳み工程Pfは、一組の衛生用紙31を折り返し、その折り返された衛生用紙31の間に他の一組の衛生用紙を挟み込み、更に、他の一組の衛生用紙を折り返すという操作を繰り返して、折り畳み衛生用紙47を形成する工程である。
前記のように、折り返された衛生用紙の間に他の衛生用紙を挟み込む折り畳み方法を採用することで、最上位衛生用紙が取り出されると、これに伴ってその直下に位置する衛生用紙が引き出され、衛生用紙を順次取出すことが可能な折り畳み衛生用紙を形成することができる(いわゆるポップアップ方式)。
「衛生用紙」の種類について特に制限はなく従来公知の衛生用紙を用いることができる。例えば、ティシュペーパー(顔ふき紙、化粧紙等と呼ばれるもの)、ちり紙、ペーパータオル(キッチンペーパー等)、トイレットペーパー(ロールを除く)、ワッティング(紙綿)等の使い捨て紙(例えば、紙パルプ技術便覧第5版、第459頁参照、1992年1月30日発行、紙パルプ技術協会編集・発行)等を挙げることができる。
「衛生用紙」の坪量も特に制限されるものではない。例えば、ティシュペーパー用途であれば、坪量10〜18g/mに抄紙されたものを好適に用いることができる。
なお、「一組の衛生用紙」とは、本発明にいう「衛生用紙」には、一枚の衛生用紙からなるものの他、複数枚の衛生用紙が積層されて一組となったマルチプライ衛生用紙も含まれることを意味する。「一組の衛生用紙」を構成する衛生用紙の枚数は特に限定されないが、通常は2枚であり、3枚以上であってもよい。
折り畳みの形態としては、例えば、2つ折り繰り返し構造(Cホールド)の他、3つ折り繰り返し構造(Z折り構造)又はこれらを組み合わせた繰り返し構造等を挙げることができる。
折り畳み工程は、例えば、ロータリーシリンダー式インターフォルダー、折り板式インターフォルダー等の従来公知の折り畳み加工機を用いることにより簡便に行うことができる。
ロータリーシリンダー式インターフォルダーは、バイス(つかみ)とタッカー(押し込み)を備えたシリンダー2本から構成された折り畳み加工機である。ロータリーシリンダー式インターフォルダーによれば、シリンダーを回転させることにより、2組の長尺衛生用紙が供給され、この2組の長尺衛生用紙が交互に折り重ねられた後カットされる操作が繰り返されていくことにより、製品形状に切断された折り畳み衛生用紙が形成される。
折り板式インターフォルダー(「マルチスタンド式インターフォルダー」とも称される。)は、折り畳み衛生用紙を構成する衛生用紙の組数に応じた長尺衛生用紙供給ロール及び折り板を備えた折り畳み加工機である(例えば、特許第3653481号公報、特開2006−240750号公報等を参照。)。
折り板式インターフォルダーによれば、図1に示すように、図示されない長尺衛生用紙供給ロールから長尺衛生用紙32が引き出され、その引き出された長尺衛生用紙32が折り板46で折り畳まれ、重ね合わされていくことによって、長尺折り畳み衛生用紙48が形成される(折り畳み工程Pf)。この長尺折り畳み衛生用紙48がカッター56により製品形状に切断されることによって、製品形状の折り畳み衛生用紙58が形成される(切断工程Pc)。
本発明の製造方法は、折り畳み工程の後に液体噴霧を行うことができる限り、前記いずれの折り畳み加工機を用いてもよい。但し、長尺折り畳み衛生用紙を連続的に形成することができ、生産性が高い点で折り板式インターフォルダーを用いて折り畳み工程を行うことが好ましい。
換言すれば、本発明の製造方法においては、折り畳み工程が、一組の長尺衛生用紙をその幅方向に折り返し、その折り返された長尺衛生用紙の間に他の一組の長尺衛生用紙を挟み込み、更に、前記他の一組の長尺衛生用紙をその幅方向に折り返すという操作を繰り返して、長尺折り畳み衛生用紙を形成するものである。このような方法は、後述する液体噴霧工程において連続的にかつ効率的に液体噴霧を行うことができる点においても有効である。
[2−2]液体噴霧工程:
図1及び図2に示すように、液体噴霧工程Psは、折り畳み衛生用紙47(図示の例では長尺折り畳み衛生用紙48)の上面に対して液体54を噴霧する工程である。
液体噴霧工程で用いることできる噴霧装置の種類について特に制限はないが、例えば、図1及び図2に示すようなノズル式噴霧器52(いわゆるスプレー式噴霧器)を挙げることができる。ノズル式噴霧器は液体の噴霧量を容易に調整することができる。従って、比較的遠距離からでも液体の噴霧を行うことができ、折り畳み衛生用紙の上面、ひいては最上位衛生用紙に対して液体を十分に付着含浸させることができる点において好ましい。例えば、ドライフォグ加湿器(商品名:AKIMist“B”、いけうち社製)に、衝突形微霧発生ノズル(商品名:AKIJet、いけうち社製)を取り付けたノズル式噴霧器等を好適に用いることができる。
「液体」としては、例えば、水;エタノール等のアルコール;グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール;等の純物質の他、水溶液、アルコール溶液等の混合物であってもよい。これらの中では、静電気放電効果が高く、衛生用紙の浮き上がりを一層効果的に防止することができる点で、水又は水溶液が好ましい。
本発明の製造方法は、液体噴霧工程が「液体」として水やアルコールのみを噴霧するものであってもよいが、「液体」として添加剤を含む液体を噴霧するものであることが好ましい。噴霧する液体に各種添加剤を含有させることにより、最上位衛生用紙の捲れを防止する効果に加えて、添加剤に基づく種々の作用効果を発揮させることができる。
添加剤としては、例えば、香料(「芳香剤」と称されるものも含む。)、消臭剤、抗菌剤等を挙げることができる。香料により芳香効果、消臭剤により消臭効果、抗菌剤により抗菌効果を付与することができる。
「香料」としては、例えば、ハーブ系(メントール、ミント、ローズマリー等)、花系(バラ、ラベンダー等)、果実系(レモン等)、樹木系(ヒノキ、ユーカリ等)等の天然香料;高級アルコール、高級アルデヒド、ベンズアルデヒド、安息香酸、ケイ皮酸、ケイ皮アルデヒド、ケイ皮アルコール、クマリン、インドール、サリチル酸系化合物、テルペノイド、バニリン等の合成香料;を挙げることができる。
「消臭剤」としては、植物抽出物中に含まれるポリフェノール化合物等が知られている。より具体的には、フィトンチッドを含むとされるヒノキ、ヒバ、杉等の精油;カミツレ、クキタンポポ、ササ、ヨモギ、シソ、茶等の抽出物を挙げることができる。また、安定化二酸化塩素や、特開2006−204445号公報に記載のシクロデキストリンを含む安定化二酸化塩素等を使用してもよい。
「抗菌剤」としては、例えば、イソプロピルメチルフェノール、エデト酢酸、塩化ベンザルコニウム、オクトピロックス、感光色素101、同201、クロロヘキシジン、サリチル酸、ジンクピリチオン、ソルビン酸カリウム、パラベン及びビオゾール等を挙げることができる。
これらの添加剤は、一種を単独で含有させてもよいし、二種以上を同時に含有させてもよい。
「液体」は、粒径10〜30μmのミスト状として噴霧することが好ましい。粒径が10μm未満であると粒子が軽くなり過ぎて、「液体」が折り畳み衛生用紙に対して定着しないおそれがある。粒径が30μmを超えると、「液体」を均一に噴霧することが困難となり、紙力の低下、紙切れの原因となる場合がある。
なお、「液体」は、エアーと混合させながら噴霧することが好ましい。「液体」をエアーと混合させながら噴霧することで、「液体」を微細な粒子として均一に噴霧することが可能となる。粒径の調整は、ノズル式噴霧器の場合であれば、ノズル径を変更する等の方法により調整することができる。
「液体」の最上位衛生用紙に対する付着量は、1〜3g/mとすることが好ましい。付着量を1g/m以上とすることにより、最上位衛生用紙の捲れ防止効果を確実に発現させることができる。また、3g/m以下とすることにより、最上位衛生用紙等、折り畳み衛生用紙に対する「液体」の付着量が多すぎて紙力が弱くなり、以後の工程で紙切れが起こるという不具合を効果的に防止することができる。
「液体」を噴霧する際の噴霧量は、必要に応じて適宜決定すればよく、特に限定されるものではない。例えば、10〜15L/時間(例えば、12L/時間)とすることができる。
本発明の製造方法は、図1及び図2に示すように、液体噴霧工程Psが、長尺折り畳み衛生用紙48の上面に対して液体54を噴霧するものであることが好ましい。折り板式インターフォルダー等の折り畳み加工機を用いて長尺折り畳み衛生用紙48を形成し、その長尺折り畳み衛生用紙48の状態で液体54を噴霧することで、製品形状に切断した後の折り畳み衛生用紙58に対して個別に液体を噴霧した場合と比較して、連続的にかつ効率的に液体噴霧を行うことができる。従って、生産性の向上に資する。
本発明の製造方法は、図1及び図2に示すように、液体噴霧工程Psが、長尺折り畳み衛生用紙48を構成する長尺最上位衛生用紙51の最上位合わせ目53と反対側の方向から、長尺折り畳み衛生用紙48の下流側に向かって液体54を噴霧するものであることが好ましい。
最上位合わせ目53と反対側の方向から液体54を噴霧することにより、衛生用紙の積層枚数が最も少なく自重がかかり難い最上位合わせ目53の間に、噴霧された液体54が吹き込まれることがなくなる。従って、噴霧された液体54の液勢によって長尺最上位衛生用紙51が捲れることが少ない。逆に、最上位合わせ目53の方向(図2奥側)から液体を噴霧した場合、衛生用紙の積層枚数が最も少なく自重がかかり難い最上位合わせ目53の間に、液体が吹き込まれることになる。従って、噴霧した液体の液勢によって長尺最上位衛生用紙51が捲れるおそれがある。
そして、長尺折り畳み衛生用紙48の下流側に向かって液体54を噴霧することにより、長尺最上位衛生用紙51の捲れをより効果的に抑制することができる。一方、長尺折り畳み衛生用紙48の最上位合わせ目53に背向する方向から液体を噴霧した場合には、長尺最上位衛生用紙51が折り畳まれて二枚重ねの構造となっている部分の下側に液体が吹き込まれ易くなり、液体を強く噴霧した場合に長尺最上位衛生用紙51が捲れるおそれがある。
なお、ここにいう「下流側に向かって」とは、長尺折り畳み衛生用紙の搬送方向に向かって、の意味である。但し、必ずしも搬送方向と同一方向に液体を噴霧する必要はなく、搬送方向(図2で言えばベルトコンベア44の進行方法)に対して0〜10°の方向に噴霧するものであれば足りる。
また、「最上位合わせ目」とは、長尺最上位衛生用紙51同士、又は長尺最上位衛生用紙51と他の長尺衛生用紙によって形成される合わせ目のうち、最も上側に位置している合わせ目であって、かつ、衛生用紙の外部に向かって解放された合わせ目を意味するものとする。即ち、液体54が吹き込まれ得る合わせ目のうち最上位に位置するものを指す。
また、同様の趣旨から、本発明の製造方法は、図1及び図2に示すように、長尺折り畳み衛生用紙48の上方(即ち、長尺折り畳み衛生用紙48より高い位置)から液体54を噴霧することが好ましい。長尺折り畳み衛生用紙48の最上位折り目53と同等以下の高さから液体を噴霧すると、液体を強く噴霧した場合に長尺最上位衛生用紙51が捲れるおそれがある。
噴霧位置の具体的な高さは特に限定されないが、長尺折り畳み衛生用紙の上面を基準として、200〜250mm高い位置から液体を噴霧することが好ましい。例えば、ノズル式噴霧器の場合であれば、ノズルの位置を前記範囲内の高さに設置すればよい。
本発明の製造方法は、図1及び図2に示すように、液体噴霧工程Psが、長尺折り畳み衛生用紙48をその積層方向に対して押圧し、押圧により圧縮された状態の長尺折り畳み衛生用紙48の上面に対して液体54を噴霧するものであることが好ましい。
長尺折り畳み衛生用紙48を圧縮することで長尺最上位衛生用紙51が下方に向かって押さえ込まれ、液体54の噴霧による効果と相俟って、長尺最上位衛生用紙51の捲れをより効果的に防止することができる。また、積層方向に圧縮された状態の長尺折り畳み衛生用紙48に対して液体54を噴霧することで、長尺最上位衛生用紙51に対する液体54の付着・含浸が促進される点においても好ましい。
押圧の方法は特に限定されるものではない。例えば、図1及び図2に示すように、押圧ロール50により長尺折り畳み衛生用紙48をその積層方向に押圧することで、長尺折り畳み衛生用紙48を圧縮することができる。
[2−3]切断工程:
本発明の製造方法においては、図1及び図2に示すように、長尺折り畳み衛生用紙48に対して液体54を噴霧する。そして、本発明の製造方法は、液体54が噴霧された長尺折り畳み衛生用紙48を製品長さに切断し、製品形状の折り畳み衛生用紙58を得る切断工程Pcを更に備えている。
切断の手段について特に制限はない。例えば、丸刃又はバンドソー等の従来公知の切断刃を備えたカッターにより切り分ける方法等を採用することができる。カッターとしては、マルチブレードソー、丸刃ソー、テーブル式マルチブレードソー等を好適に用いることができる。刃の厚さとしては、2〜10mmのものが好適に用いられる。図1に示す例では、丸刃ソーを備えたカッター56により、長尺折り畳み衛生用紙48の切断を行う方法の例である。
[2−4]包装工程:
包装工程とは、液体が噴霧された折り畳み衛生用紙を包装して折り畳み衛生用紙包装体を得る工程である。図1には、折り畳み衛生用紙58をカートン包装する例が示されており、包装工程Ppのうち、予め角筒状に組み立てられたカートン(角筒状カートン60)の内部空間に折り畳み衛生用紙58を挿入する過程が示されている。この後、角筒状カートン60の開口部を閉塞することで包装(箱詰め)が完了し、折り畳み衛生用紙包装体(カートン入りティシュ)を得ることができる。
折り畳み衛生用紙をフィルム包装する場合には、1)包装フィルムとなる長尺の樹脂フィルム(ポリエチレンフィルム等)の長手方向に向かって、折り畳み衛生用紙を断続的に配置していき、2)その折り畳み衛生用紙を両側から前記樹脂フィルムで包み込み、3)前記樹脂フィルムの長手方向と直交する方向にヒートシールして前記折り畳み衛生用紙を個別に封入した後、4)ヒートシール部に沿って、前記折り畳み衛生用紙ごとに切り分ける、等の方法で形成することができる。このような方法により、フィルム包装された折り畳み衛生用紙包装体(例えば、ポケットティシュ、ペーパータオル等)を得ることができる。
以下、本発明の製造方法の実施例について、図1及び図2に示す例により、更に具体的に説明する。但し、本発明の製造方法は、その発明特定事項を備える製造方法を広く包含するものであり、以下の実施例に限定されるものではない。
[1]折り畳み工程Pf:
図示されない長尺衛生用紙供給ロールから長尺衛生用紙32を引き出して折り板式インターフォルダー30に送り込み、折り板式インターフォルダー30の折り板46によって長尺衛生用紙32を折り畳んで長尺折り畳み衛生用紙48とし、その長尺折り畳み衛生用紙48をベルトコンベア44によって下流に搬送した。長尺衛生用紙32としては2プライのものを用いた。ベルトコンベア44は、駆動ロール38、従動ロール40及び無限軌道ベルト42によって構成した。
[2]液体噴霧工程Ps:
次いで、長尺折り畳み衛生用紙48を押圧ロール50で押圧し、圧縮した後、長尺折り畳み衛生用紙48の上面に対してノズル式噴霧器52から液体54を噴射した。
ノズル式噴霧器52としては、ドライフォグ加湿器(商品名:AKIMist“B”、いけうち社製)に、衝突形微霧発生ノズル(商品名:AKIJet、いけうち社製)を取り付けたノズル式噴霧器を用いた。ノズルの位置は、長尺折り畳み衛生用紙48の上面を基準として、それより240mm高い位置に調整した。
前記のような条件の下、長尺折り畳み衛生用紙48の上面に対して液体54を噴霧した。この際、長尺折り畳み衛生用紙48を構成する長尺最上位衛生用紙51の最上位合わせ目53と反対側の方向(図2手前側)から、長尺折り畳み衛生用紙48の下流側(図2左側)に向かって液体54を噴霧した。具体的には、ベルトコンベア44の進行方向に対して角度5°だけ傾斜する方向に液体54を噴霧した。
[3]切断工程Pc:
更に、液体54が噴霧された長尺折り畳み衛生用紙48を製品長さ(217mm)に切断し、製品形状(縦197mm×横217mm×高さ37mm)の折り畳み衛生用紙58を得た。この切断は、丸刃ソーを備えたカッター56により行った。刃の厚さは、刃先厚さ1mmのものを用いた。
[4]包装工程Pp:
最後に、折り畳み衛生用紙58を別のベルトコンベア59によって搬送し、角筒状カートン60の内部空間に、液体54が噴霧され、製品形状に切断された折り畳み衛生用紙58を挿入し、角筒状カートン60の開口部を閉塞することで折り畳み衛生用紙包装体(カートン入りティシュ)を得た。
本発明の折り畳み衛生用紙包装体の製造方法は、ティシュペーパー、キッチンペーパー等のペーパータオル、シート状のトイレットペーパー、ワッティング(紙綿)等の衛生用紙包装体の製造に好適に用いることができる。
30:折り板式インターフォルダー、31:衛生用紙、32:長尺衛生用紙、38:駆動ロール、40:従動ロール、42:無限軌道ベルト、44,59:ベルトコンベア、46:折り板、47:折り畳み衛生用紙、48:長尺折り畳み衛生用紙、49:最上位衛生用紙、50:押圧ロール、51:長尺最上位衛生用紙、52:ノズル式噴霧器、53:最上位合わせ目、54:液体、56:カッター、58:折り畳み衛生用紙、60:角筒状カートン、Pf:折り畳み工程、Ps:液体噴霧工程、Ps:液体噴霧工程、Pp:包装工程。

Claims (4)

  1. 複数組の衛生用紙が折り畳まれて積層された折り畳み衛生用紙が包装されてなる折り畳み衛生用紙包装体の製造方法であって、
    一組の衛生用紙を折り返し、その折り返された衛生用紙の間に他の一組の衛生用紙を挟み込み、更に、前記他の一組の衛生用紙を折り返すという操作を繰り返して、前記折り畳み衛生用紙を形成する折り畳み工程と、
    前記折り畳み衛生用紙の上面に対して液体を噴霧する液体噴霧工程と、
    前記液体が噴霧された折り畳み衛生用紙を包装して折り畳み衛生用紙包装体を得る包装工程と、を備え
    前記折り畳み工程が、一組の長尺衛生用紙をその幅方向に折り返し、その折り返された長尺衛生用紙の間に他の一組の長尺衛生用紙を挟み込み、更に、前記他の一組の長尺衛生用紙をその幅方向に折り返すという操作を繰り返して、長尺折り畳み衛生用紙を形成するものであり、
    前記液体噴霧工程が、前記長尺折り畳み衛生用紙の上面に対して、前記長尺折り畳み衛生用紙を構成する最上位長尺衛生用紙の最上位合わせ目と反対側の方向から、前記液体を噴霧するものであり、
    前記液体が噴霧された前記長尺折り畳み衛生用紙を製品長さに切断し、前記折り畳み衛生用紙を得る切断工程を更に備えた折り畳み衛生用紙包装体の製造方法。
  2. 前記液体噴霧工程が、前記長尺折り畳み衛生用紙の下流側に向かって前記液体を噴霧するものである請求項に記載の折り畳み衛生用紙包装体の製造方法。
  3. 前記液体噴霧工程が、前記長尺折り畳み衛生用紙をその積層方向に対して押圧し、前記押圧により圧縮された状態の前記長尺折り畳み衛生用紙の上面に対して前記液体を噴霧するものである請求項又はに記載の折り畳み衛生用紙包装体の製造方法。
  4. 前記液体噴霧工程が、前記液体として添加剤を含む液体を噴霧するものである請求項1〜のいずれか一項に記載の折り畳み衛生用紙包装体の製造方法。
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