JP5442938B2 - 超音波診断装置 - Google Patents
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Description
また、チャネル数の増加により、外部メモリからチャネル毎に所望の波形データを波形メモリに読み込むには膨大な転送時間を必要とするという問題点がある。
これにより、D/A変換部に出力される補正分周クロックと同期させて波形メモリから波形データを読み出し、送波信号をD/A変換部に出力することができる。
これにより、波形データ生成時に演算処理により遅延処理を行うので、動作クロックに関わらず精細な遅延精度を実現することができる。
最初に、図1を参照しながら、超音波診断装置1の構成について説明する。
図1は、超音波診断装置1の構成図である。
超音波診断装置1は、探触子2、送受分離部3、D/A変換部4及び送波整相部8を有する送波部12、A/D変換部5及び受波整相部7を有する受波部13、外部メモリ6、信号処理部9、DSC部10(DSC:digital scan converter)、表示部11から構成される。
D/A変換部4は、送波整相部8から供給されるデジタル送波信号をアナログ送波信号に変換して送受分離部3に出力する。
A/D変換部5は、送受分離部3から供給されるアナログ受波信号をデジタル受波信号に変換して受波整相部7に出力する。
次に、図2及び図3を参照しながら、本発明の実施形態に係る送波部12について説明する。
図2は、送波部12の構成図である。
送波部12は、送波整相部8及びD/A変換部4を備える。送波整相部8は、外部メモリアドレス生成部21、ゲイン設定部23及び遅延設定部24を有する設定部22、クロック分周器25、波形処理部27を備える。基本クロック発生器14は、システムクロックとして基本クロック61を発生する装置である。
遅延設定部24は、外部メモリ6から読み出された遅延データ63を一時的に格納するレジスタ群である。遅延データ63は、遅延設定部24からカウンタ部30及びクロック分周器25に出力される。
波形メモリ29は、基本クロック発生器14からの基本クロック61に基づいて高速動作可能なメモリである。波形メモリ29は、波形生成部28によって生成された波形データを格納する。波形メモリ29は、カウント部30から出力される波形メモリ読出アドレスに基づいて波形データを読み出して送波信号69としてD/A変換部4に出力する。
D/A変換部4の動作クロックとして補正分周クロック67が用いられるので、カウンタ部30は、分周クロックの分周率に応じて波形メモリ読出アドレスも同様に分周して波形メモリ29に出力する。波形メモリ読出アドレスの分周率は、分周クロックの分周率の整数倍である。カウンタ部30によって波形メモリ読出アドレスのタイミングを制御することにより、送波信号69の遅延制御が行われる。
図3は、動作クロック及び送波信号等に係るタイミングチャートである。
図3のタイミングチャートは、基本クロック61、送波開始信号62、遅延データ63、遅延カウント値64、分周率65、分周クロック66、補正分周クロック67、波形メモリ読出アドレス68、送波信号69の一態様を示す。
このように、超音波診断装置1は、高速の基本クロック61によって波形メモリ29を動作させ、基本クロック61を分周して遅延補正した補正分周クロック67によってD/A変換部4を動作させる。
また、D/A変換部は、波形メモリと比較して高速動作を要求されないので、費用的負担を軽減することができる。また、基本クロックを分周及び補正した補正分周クロックを用いるので、多相クロック構成とする必要がなく回路構成や回路規模を簡素化させることができる。
次に、図4を参照しながら、波形生成部28について説明する。
図4は、波形生成部28の詳細図である。
波形生成部28は、基本波形生成部41及び窓関数生成部44を備える。
基本波形テーブル42は、sin波形の1/4周期分を保持する。基本波形生成部41は、基本波形テーブル42のアドレスの折り返し制御や符号反転制御により、sin波形の1周期分の基本波形を生成する。
尚、ステップ幅と初期アドレスオフセットは、整数部と小数部とからなる固定小数点とし、アドレス演算は、累加算処理による誤差の影響を受けないように固定小数点演算とすることが望ましい。
窓関数テーブル46は、cos2πテーブル46−1、cos4πテーブル46−2、cos6πテーブル46−3、cos8πテーブル46−4の4種類のcosテーブルを有する。窓関数生成部44は、サンプリング点数及び波数に基づいて窓関数テーブル46が保持する4種類のcosテーブルに対するアドレッシングを制御することにより、1周期分及び2周期分及び3周期分及び4周期分の各cos波形を生成する。
尚、ステップ幅は、整数部と小数部とからなる固定小数点とし、アドレス演算は、累加算処理による誤差の影響を受けないように固定小数点演算とすることが望ましい。
これにより、波形データを格納する外部メモリの容量を低減すると共に、波形メモリへの波形データの転送時間を短縮することができる。また、基本波形テーブル及び窓関数テーブルの読出アドレスを制御することにより容易に位相回転を行うことができる。すなわち、波形データ生成時に演算処理により遅延処理を行うので、動作クロックに関わらず精細な遅延精度を実現することができる。
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態によれば、高速動作可能な波形メモリを用いて、D/A変換部のクロック周期よりも細かい遅延精度を実現することができ、超音波画像の画質向上を図ることができる。また、波形データを格納する外部メモリの容量を低減すると共に、波形メモリへの波形データの転送時間を短縮し、診断効率を向上させることができる。また、基本クロックを変更したり異なる波形データを読み出すことに代えて、分周クロックの分周率あるいはサンプリング点数を変更することにより、送波信号の周波数を変更することができる。
2………探触子
3………送受分離部
4………D/A変換部
5………A/D変換部
6………外部メモリ
7………受波整相部
8………送波整相部
9………信号処理部
10………DSC部
11………表示部
12………送波部
13………受波部
14………基本クロック発生器
21………外部メモリアドレス生成部
22………設定部
23………ゲイン設定部
24………遅延設定部
25………クロック分周器
26………遅延補正部
27………波形処理部
28………波形生成部
29………波形メモリ
30………カウンタ部
41………基本波形生成部
42………基本波形テーブル
43………基本波形アドレス生成部
44………窓関数生成部
46………窓関数テーブル
47………窓関数アドレス生成部
51、52、54………乗算器
53………加算器
55………重み係数レジスタ
61………基本クロック
62………送波開始信号
63………遅延データ
64………遅延カウント値
65………分周率
66………分周クロック
67………補正分周クロック
68………波形メモリ読出アドレス
69………送波信号
71………送波開始時点
72………遅延時点
73………遅延
82−0〜82−4………窓関数重み係数
83………エンベロープ波形
Claims (8)
- 複数の振動子が配列されて多チャネルに形成されて被検体との間で超音波を送受波する探触子と、前記探触子のチャネル毎に波形データを整相して送波信号を出力する送波部と、前記探触子から出力される受波信号を受波整相する受波部と、前記受波部から出力された受波信号に基づいて超音波画像を構成する画像処理部と、前記超音波画像を表示する表示部と、を備える超音波診断装置において、
前記送波部は、
前記波形データを格納し基本クロックで動作する波形メモリと、
前記基本クロックと比較して低速のクロックで動作するD/A変換部と、
前記低速のクロックに遅延を付与する遅延補正部と、
を備えて、前記波形メモリに格納された波形データから前記D/A変換部を介して前記送波信号を生成することを特徴とする超音波診断装置。 - フォーカス制御に関する遅延データに基づいて、前記波形メモリから前記波形データを読み出すタイミングを計数するカウンタ部と、
前記基本クロックを分周して分周クロックを出力する分周器と、を具備し、
前記遅延補正部は、前記分周器が出力する分周クロックに遅延を付して前記D/A変換部に出力することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。 - 前記遅延補正部は、前記遅延データと前記分周クロックの分周率との間で剰余演算を行って得られた剰余に基づいて、前記分周クロックの位相を補正することを特徴とする請求項2に記載の超音波診断装置。
- 前記送波部は、さらに、前記波形データを生成する波形生成部を前記チャネル毎に具備し、
前記波形生成部は、前記波形データの基本波形を生成する基本波形生成部と、前記波形データの窓関数を生成する窓関数生成部と、を有し、前記基本波形生成部によって生成された基本波形と前記窓関数生成部によって生成された窓関数とを用いて前記波形データを生成することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の超音波診断装置。 - 前記波形生成部は、前記波形データの生成時に前記遅延データに基づいて位相回転を行うことを特徴とする請求項4に記載の超音波診断装置。
- 前記基本波形生成部及び前記窓関数生成部は、重み係数を乗算する乗算器を有することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の超音波診断装置。
- 前記基本波形生成部は、sin波形の1/4周期分を保持し、折り返し処理及び符号反転処理によって1周期分のsin波形を生成することを特徴とする請求項4から請求項6までのいずれかに記載の超音波診断装置。
- 前記窓関数生成部は、cos2πとcos4πとcos6πとcos8πの各cos波形の1/4周期分を保持し、サンプリング点数及び波数に基づいて、1周期分及び2周期分及び3周期分及び4周期分の前記各cos波形を生成することを特徴とする請求項4から請求項7までのいずれかに記載の超音波診断装置。
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