JP5442201B2 - 忠実な色でデジタル画像を表示するための方法およびシステム - Google Patents

忠実な色でデジタル画像を表示するための方法およびシステム Download PDF

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Description

本発明は、忠実な色でデジタル画像を表示するための方法およびシステムに関する。
本明細書においては、「忠実な色のデジタル画像」(digital image in true colors)という用語は、各画素に、全可視光スペクトルの放射計測スペクトルが使用できる画像を指定するために使用する。
このような画像は、特に、光景の明るさまたは輝度をシミュレートできるようにする光シミュレーションSPEOSソフトウェアを使用することにより入手することができる。
OPTIS社が開発し市販しているこのソフトウェアは、例えば、2004年3月発行の雑誌「CAD Magazine」に概略記載されている。
より詳細に知りたい場合には、当業者は、ソフトウェア・ユーザのガイド「ユーザ・ガイド − Speos 2004 SP1−V.01−著作権2004」(User’s
Guide − Speos 2004 SP1 − V.01 − Copyright 2004)を参照されたい。
より詳細に説明すると、本発明は、テレビジョンにおいても演算においても、三原色の赤色、緑色および青色の使用に依存する画像を表示するための現在周知の方法およびシステムを改善するためのものである。
図1は、すでに概略説明した現在の技術レベルによる可視色空間内への三原色の投影である。
色空間の表示は、当業者にとって周知のCIE1934測色標準に対応する。
この図は、直線セグメントにより閉じていて、可視色空間Eを形成するスペクトル軌跡と呼ばれる曲線を含む。
曲線上の各点は、[380ナノメートル(nm),780nm]の範囲上のモノクロ信号に対応する。曲線を閉じている直線セグメントは紫色を表す。
この図は、また、それぞれ、この場合はトリLCDビデオ・プロジェクタ(tri−LCD video projector)であるカラー画像を表示するための従来のシステムの可視色空間E内の原色の赤色、緑色および青色を表す3つの点R、GおよびBを示している。
表示システムにより異なるこれら3つの点R、GおよびBは、これら三原色により表示することができる色の空間Tを画定する。
図を見れば、空間Tは、可視色空間Eよりかなり小さいことが分かるだろう。このことは、表示原色がそれほど飽和していないトリLCDビデオ・プロジェクタの場合に特に顕著である。
従来は三原色を使用して、広い範囲の色を表示することができたが、三原色を使用した場合には、すべての可視色の空間と比較すると、表示できる色の空間が狭くなる。このことは、各画素に対して全可視光線スペクトル上で放射計測スペクトルを使用することができる画像を表示したい場合には、特に困った問題になる。
表示システムは、また、3つの元の原色が表す画像を表示するためのものであるが、表示目的のために、例えば、4または6のように4つ以上の多数の原色を使用していることにも留意されたい。
このような表示システム、特に米国特許第6,570,584号に開示されている表示システムにおいては、画像の各画素に対して、他の各表示原色に関連する成分が、もとの3つの成分から外挿される。これにより、人工的に表示することができる色空間を広くすることができるが、忠実な色空間からずれる結果になる。
より詳細には、米国特許出願第2004/046939号は、3つの元の原色上に表示された画像を表示するためのシステムを記載している。このシステムは、その投影が重畳される2つのプロジェクタからできている。このシステムは、それぞれ、3つの元の各原色のための3つの入力を含む。上記システムは、例えば、2つのプロジェクタのうちの一方が表示することができる3つの新しい色のような新しい色を計算するために、3つの元の原色から外挿を行うためのものである。
それ故、このようなシステムにより入手した画像の表示品質は、システムがそこから他の色を入手することができても、3つの元の原色により画像の最初の表示により制限される。
当業者であれば、米国特許出願第2004/046939号に提案されているシステムが表示する色は、空間Tの外側においては外挿により入手した色であることを理解することができるだろう。
米国特許出願第2004/046939号 米国特許第6,570,584号
本発明は、画像の忠実な色と一致し、外挿を全然使用しない画像を表示するための方法およびシステムを提案することにより、これらの欠点を緩和するためのものである。
この目的のために、本発明は、デジタル画像を表示するための表示方法を提供する。この方法は、全可視スペクトル上の画像の各画素に対する放射計測スペクトルを入手するためのステップを含む。
次に、各画素に対しておよび少なくとも4つの原色に対して、この方法は、
・三原色に基づいて画像を表示する中間ステップを実行しないで、上記放射計測スペクトルから直接輝度レベルを計算するステップと、
・そこからドライバ信号の値を推定するステップと、
・上記各原色を再現することができる表示装置に、上記原色に関連する上記ドライバ信号を適用するステップと、を含む。
少なくとも4つの原色による従来技術のディスプレイは、通常上記文献においてはX、YおよびZと呼ぶ3つの標準化した赤色、緑色および青色成分を使用する中間表現を使用する。
次に、各原色のレベルが、色空間を含むが、光の物理スペクトルは含んでいない方法により、これら3つの中間成分X、YおよびZから計算される。
都合のよいことに、本発明の表示方法は、三原色の赤色、緑色および青色に基づいて画
像を表示する中間ステップを実行しないで、放射計測スペクトルから各原色に関連する輝度レベルを直接計算する。
それ故、この表示は、情報を喪失しないで少なくとも4つの原色により行われる。これにより、従来のRGB表示方法と比較した場合、表示することができる色の数がかなり増大する。
それ故、本発明は、スペクトル情報を喪失させる、一般に三原色に基づく中間表現を使用しないことにより現在の表示方法を改善する。
好適には、本発明の表示方法は、上記各原色に対して、表示装置が再現する上記原色に対する光束の測定に基づいて校正係数を計算する予備ステップをさらに含む。上記校正係数は、ドライバ信号を計算する際に考慮される。
各原色の成分のこの重み付けにより、白色スペクトルの表示が正確な白色であるスペクトルを供給することを保証することができる。
6つの原色を使用する特定の実施態様の場合には、本発明の方法は、
・連続している白色スペクトルを6つの隣接するスペクトル帯域に再分割するサブステップと、
・各帯域を帯域の中心波長の波長に依存する位置の色空間内の1つの点と関連づけるサブステップと、
・一組の可視色について6つの点を相互接続している六角形の面積を最適化するような方法で上記点を調整するサブステップと、
を実行することにより、6つの原色を選択する予備ステップをさらに含む。
それ故、6つの原色を選択するこのステップにより、表示することができる色の数を最大にすることができ、そのため本発明の方法により表示することができる色空間を最大にすることができる。
好適には、帯域幅の上記調整は、各帯域に対して実質的に等価な視覚的輝度レベルを入手するような方法で実行することが好ましい。
都合のよいことに、この特徴により、各原色を表示するために同じ量の光を使用することができ、そのためある原色の輝度を過度に増大または低減する必要がなくなり、そのため表示のダイナミック・レンジを最大にすることができる。
好ましい実施形態の場合には、その各画像が重畳される2つのビデオ・プロジェクタから構成される表示装置を使用している。ビデオ・プロジェクタは、ダイクロイック・フィルタの代わりに、上記6つの原色を忠実に再現することができる特定のフィルタを使用している標準ビデオ・プロジェクタである。各ビデオ・プロジェクタは、6つの原色のうちの3つを再現する。
この実施形態により、3つの赤色、緑色および青色原色に基づいていて、色フィルタだけが修正される従来のビデオ・プロジェクタを使用することにより、忠実な色の表示装置を形成することができる。
好適には、2つのビデオ・プロジェクタは、例えば、供給業者3Dlabs社のWildcat7210カード、または供給業者NVidia社のQuadroFX500カードのようなコンピュータに設置されている「2画面」(Dual Screen)タイプの1つのグラフィックス・カードの各ビデオ出力に接続していることが好ましい。
他の実施形態の場合には、2つのグラフィックス・カードがコンピュータ内に設置され
ている。第1のビデオ・プロジェクタは、第1のグラフィックス・カードのビデオ出力に接続し、第2のビデオ・プロジェクタは、第2のグラフィックス・カードのビデオ出力に接続している。
カードは、2つのプロジェクタからの各画像を重畳することができるように同期している。
この実施形態の場合には、異なる使用のために設計されたグラフィックス・カードを使用し、非常に簡単な方法で忠実なカラー表示装置を実施することができるようにすると有利である。
本発明は、また、デジタル画像を表示するための表示システムを提供する。このシステムは、
・画像の各画素に対しておよび全可視光線スペクトル上で放射計測スペクトルを表すデータを有するコンピュータ・ファイルを生成するためのデバイスと、
・上記ファイルから、各画素および少なくとも4つの原色に対して、
・三原色に基づいて画像を表示する中間ステップを実行しないで、放射計測スペクトルからの直接輝度レベルと、
・輝度の関数として原色に関連するドライバ信号と、
を計算するのに適している計算手段と
・計算手段に接続していて、上記各原色に関連する少なくとも1つの入力を有する表示装置と、
を備える。
この表示システムの特定の利点は、上記方法の特定の利点と同じであるので、説明は省略する。
特定の実施形態の単に例示としてのものに過ぎない、本発明を制限するものではない下記の説明を読み、添付の図面を参照すると、本発明の他の態様および利点をよりよく理解することができるだろう。
図2は、好ましい実施態様における本発明の表示方法の主要なステップを示す。
一例を挙げて説明すると、上記SPEOSソフトウェアにより生成したファイルXMPの表示について以下に詳細に説明する。このファイルは、画像の各画素に対する可視範囲内の放射計測スペクトルを含む。
より正確に説明すると、ファイルXMPは、各画素pixに対して、サンプリング間隔λで範囲[λMIN,λMAX]内で採取した各波長λに対する放射輝度S(pix,λ)を有する。
第1の実施態様の場合には、値λMIN、λMAXおよびλは、それぞれ360nm、830nmおよび1に等しい。
3つのサブステップE202、E204およびE206を含む第1のステップE200の際に6つの原色が選択される。
第1のサブステップE202の際に、連続している白色スペクトル、すなわち400nmから700nmまで延びる白色スペクトルは、それぞれ青色(BL)、シアン(CY)、濃い緑色(DG)、キャベツ・グリーン(CG)、黄色(YE)および赤色(RE)で示す6つの隣接するスペクトル帯域に再分割される。
図3は、この再分割を示す。この図は、また、それぞれλBL、λCY、λDG、λ
、λYEおよびλREで示すこれらの帯域の6つの中心波長も示す。実際には、使用した技術のために、これらの帯域は正確には連続していないし、正確な方形波の形もしていない。
これら6つの中心波長に関連する6つの色は、以下の説明においては、説明を簡単にするために、「原色」と呼び、同様に、青色(BL)、シアン(CY)、濃い緑色(DG)、キャベツ・グリーン(CG)、黄色(YE)および赤色(RE)で示す。
再分割のサブステップE202の後で第2のサブステップE204が実行される。このサブステップE204の際に、上記6つの中心波長λBL、λCY、λDG、λCG、λYE、およびλREに依存する位置における可視色空間内に、6つの点PBL、PCY、PDG、PCG、PYE、およびPREが投影される。
これらの6つの点は、この方法の残りの部分で使用される六角形Hを形成する。
図4は、この投影を示す。
投影のサブステップE204の後で、サブステップE206が実行される。このサブステップE206の際に、本発明の表示方法により表示することができる一組の色は最大になる。
このステップの際に、上記六角形Hの面積が最大になるように、6つの点PBL、PCY、PDG、PCG、PYE、およびPREの位置が変化する。
本明細書に記載する好ましい実施態様の場合には、この最適化ステップE206の際に、6つの直線セグメントにより可視色空間の縁部の近似が行われる。これらの直線セグメントは、可視色空間の縁部にできるだけ近接するように配置される(メッシングと呼ばれる技術)。
次に、セグメントの頂点が、中心波長を形成する。次に、各スペクトル帯域がこの方法で定義した各中心波長上に来るように、スペクトル帯域への再分割が行われる。次に、各スペクトル帯域内に含まれる(ルーメンに比例する)相対的ビジュアル・パワーが等しくなるように、各スペクトル帯域の幅が調整される。
いうまでもないことだが、例えば、重み付き最小二乗の数値計算方法のような、六角形Hの面積を最大にするための他の方法も使用することができる。
この最大化サブステップE206のところで、6つの原色を選択するステップE200は終了する。
本発明の表示方法は、6つの原色を再現することができる表示装置を使用する。以下の説明においては、「RLAMP」という用語は、表示装置の光源の絶対放射スペクトルを示すために使用される。
本明細書に記載する本発明の好ましい実施形態の場合には、表示装置は、6つのダイクロイック・フィルタFBL、FCY、FDG、FCG、FYE、およびFREを有し、各フィルタは、上記指定の6つの原色BL、CY、DG、CG、YE、およびREのうちの1つを再現するように設計されている。
他の好ましい実施形態の場合には、6つの原色を選択するステップE200の後で、各原色に関連する校正係数γBL、γCY、γDG、γCG、γYE、およびγREを計算するステップE100が実行される。
校正係数により、ホワイト・バランスを調整することができる。すなわち、これらの校
正係数は、白色スペクトルが白色スペクトルを表示することを保証する働きをする。これらの係数はデバイスの工場での調整中に1回だけ計算される。
好適には、「青色」原色に関連する校正係数γBLは、下記の方法で入手することが好ましい。他の係数も同じ方法で入手される。
表示装置は、最大レベルのところに青色原色を表示する。次に、青色の輝度が、測光カメラまたは輝度を測定するための任意の他のデバイスにより測定される。その後で、(理想的には、表示装置の原色が同じ輝度を有する場合に入手される)青色に対する理論上の輝度が、青色原色に対するスペクトル・データにより計算される。次に、校正係数γBLが、測定した輝度と計算した理論上の輝度の間の比率を計算することにより入手される。
本明細書に記載する好ましい実施態様の場合には、校正係数を計算するステップE200の後でファイルXMPが表す画像の各画素、および各原色BL、CY、DG、CG、YEおよびREに対する輝度レベルの計算ステップE300が実行される。この計算はこのデバイスによる画像の各表示の前に行われる。
青色原色「BL」を例に取ると、画素pixの輝度レベルN(pix,BL)は、青色原色のスペクトルに対応する最初の放射計測スペクトルのエネルギーの一部を計算することにより入手される。当業者にとって周知のこの計算は、投影に対応し、整数の計算を含む。
輝度レベルを計算するステップE300の後でステップE400が実行されるが、このステップの際に、例えばBLのような各原色に対して、輝度レベル、N(pix,BL)の関数としてドライバ信号VBLに対してある値が計算される。
本明細書に記載するこの好ましい実施態様の場合には、これにより、画像の各成分BL、CY、DG、CG、YEおよびREに対して、6つのドライバ信号VBL、VCY、VDG、VCG、VYEおよびVREが生成される。一例を挙げて説明すると、これらのドライバ信号は、ビデオ・モニタが使用するドライバ信号のような合成タイプのものであってもよい。
次に、ドライバ信号に対するこれら6つの値は、ステップE500中に、画像を表示するために本発明のドライバ・デバイスの6つの入力に送られる。各入力は、1つの所与の原色の表示を制御する。
図5は、好ましい実施形態の本発明による投影システム1である。
本発明によれば、システム1は、画像を表すコンピュータ・ファイルを生成するためのデバイス2を含む。
本発明に記載する実施形態の場合には、このファイルは、画像の各画素に対して、輝度データおよびスペクトル分布データを有する。
好ましい実施形態の場合には、生成装置2は、上記SPEOS画像生成ソフトウェアを実施するパーソナル・コンピュータ3から構成される。
都合のよいことに、全面的に光学および物理学をベースとするこのような画像合成ソフトウェアは、色情報を制限しないで全可視光線スペクトルを使用する。このソフトウェアを使用すれば、スペクトル・アルゴリズムを実施する合成画像を生成することができる。
本明細書に記載する好ましい実施形態の場合には、本発明の表示システム1は、2つのビデオ・プロジェクタ50および60を含む。
これら2つのビデオ・プロジェクタは、そのダイクロイック・フィルタの光学特性の点で相互に異なる。これらのダイクロイック・フィルタは、原色BL、CY、DG、CG、YEおよびREを再生することができる。
第1のビデオ・プロジェクタ50は、6つのドライバ信号のうちの3つVBL、VDG、およびVREに対する入力51を有し、この入力は、例えば、ビデオ・モニタで使用するタイプのVGA入力であってもよい。
LCDマトリクスを照射するための光ビームは、以下に説明するように、3つの原色成分BL、DGおよびREに分離される。
第1のビデオ・プロジェクタ50は、スペクトル範囲[390nm,710nm]内で545nmの遮断波長を有する高域フィルタとして動作する、照射光ビームの伝搬軸に対して45度の角度で位置する第1のダイクロイック・ミラーM1を有する。このフィルタは、ミラーとしての働きをする。このフィルタは、545nmを超える光を透過し、545nm未満の光を反射する。
この第1のビデオ・プロジェクタ50は、第1のダイクロイック・ミラーM1に対して平行に配置されていて、ダイクロイック・フィルタFREの方向に、第1のダイクロイック・ミラーM1を通過した照射光ビームの一部、V1Tを反射することができるミラーMを有する。フィルタFREを通過する光は、545nmから710nmに延びるスペクトルを有する。次に、この光はフィルタリングされ、原色REに対応する光だけが通過する。
第1のビデオ・プロジェクタ50は、第1のダイクロイック・ミラーM1に対して平行に配置され、第1のダイクロイック・ミラーM1が反射する照射光ビームの一部V1Rを受光することができる第2のダイクロイック・ミラーM2を有する。
第2のダイクロイック・ミラーM2は、信号V1Rの伝搬軸に対して45度の角度で位置し、スペクトル帯域[390nm,540nm]で遮断波長が510nmである低域フィルタとして動作する。このフィルタは、ミラーとしての働きをする。このフィルタは、510nm未満の光を透過し、510nmを超える光を反射する。
第2のダイクロイック・ミラーM2は、第1のダイクロイック・ミラーM1が反射する照射光ビームV1Rの一部V2Rをダイクロイック・フィルタFDGの方向に反射することができる。フィルタFDGを通過する光は、510nmから545nmに延びるスペクトルを有する。次に、この光はフィルタリングされ、原色DGに対応する光だけが通過する。
第1のビデオ・プロジェクタ50は、第2のダイクロイック・ミラーM2を通過した照射光ビームV1Rの一部V2Tをダイクロイック・フィルタFBLの方向に反射することができる2つのミラーMを有する。フィルタFBLを通過する光は、390nmから510nmに延びるスペクトルを有する。次に、この光はフィルタリングされ、原色BLに対応する光だけが通過する。
それ故、この動作は、青色、濃い緑色および赤色原色BL、DGおよびREのものであるこれら光ビームのそれぞれのスペクトルを有する3つの光ビームを生成する。
周知の方法で、第1のビデオ・プロジェクタ50は、画像を投影するためのトリLCD立方体を含む。各LCDマトリクスは、このようにして得られた光ビームのうちの1つにより照射される。
第2のビデオ・プロジェクタ60は、ダイクロイック・フィルタFRE、FDG、およびFBLそれぞれの代わりに、ダイクロイック・フィルタFYE、FCG、およびFCYを使用している点を除けば、第1のビデオ・プロジェクタ50と同じものである。
他の変形例の場合には、6つのダイクロイック・フィルタのうちの3つFCY、FCG、およびFREの代わりに高域吸収フィルタを使用することができる。
他の変形例の場合には、ダイクロイック・フィルタFBL、FCY、FDG、FCG、FYEおよびFREを2つのビデオ・プロジェクタ50および60の間のある他の方法で配置することができる。
本発明の表示システム1は、また、SPEOSソフトウェアが生成したファイルXMPが表す画像の各画素pixに対して、また6つの原色BL,...,REのそれぞれに対して、輝度レベルN(pix,BL),...,N(pix,RE)を計算するステップE300、およびドライバ信号VBL,...,VREを計算するステップE400を実施することができる計算手段を有する。
本明細書に記載する実施形態の場合には、光レベルを計算するステップE300を実施するための手段は、SPEOSソフトウェアと一緒に動作するコンピュータ3から構成される。このソフトウェアは、6つの原色をビデオ・プロジェクタ50および60により表示できるように修正されている。その標準バージョンの場合、SPEOSは、放射計測規格の3つの標準化構成要素X、YおよびZにより、画素の放射計測スペクトルを投影する。その後で、SPEOSは、これら3つの成分X、YおよびZを、表示のために使用しているビデオ・モニタの原色を含む変換マトリクスにより、3つの成分R、GおよびBに変換する。次に、3つのRBG成分はモニタに送られる。
本発明によれば、画素の放射計測スペクトルは、6つの原色の6つのスペクトル上に直接投影される。次に、このようにして得られた6つの成分は、校正係数により重み付けされ、次に2つの修正したビデオ・プロジェクタに送られる。
それ故、ソフトウェアが使用する従来のビデオ表示原色X、YおよびZは、6つの原色BL,...,REにより置換される。
本明細書に記載する好ましい実施形態の場合には、ドライバ信号を計算するステップE400を実施する手段は、コンピュータ3に挿入されるグラフィックス・カード4およびカード4のドライバ・ソフトウェアから構成される。
より正確に、より有利に、コンピュータ3は、供給業者マイクロソフト社が市販しているウィンドウズNT、2000、またはXP(登録商標)オペレーティング・システムを使用している。グラフィックス・カード4は「2画面」タイプのものである。
より詳細には、供給業者3Dlabs社がWildcat7210の商品名で市販しているカード、または供給業者NVidia社がQuadroFX500の商品名で市販しているカードを使用することができる。
このようなカードは、図5に41および42で示す2つの画面出力を有する。
周知の方法で、このようなカードは、図6aに示す構成の場合、それぞれ画面出力41および42に接続している2つの別々のモニタ上のウィンドウズ画面を表示するために従来から使用されている。
本明細書に記載する本発明の好ましい実施形態は、図6bに示すスキームを実施するのに特に有利な方法でグラフィックス・カード4を使用している。
使用方法は下記の通りである。
・原色BL、DGおよびREの係数を含む第1の画像を表示する際には、ウィンドウズ画面の左の部分に対する従来の係数RGBを置換する。
・原色CY、CGおよびYEの係数を含む第2の画像を表示する際には、ウィンドウズ画面の右の部分に対する従来の係数RGBを置換する。
・ビデオ・プロジェクタ50の入力51を画面出力41、およびビデオ・プロジェクタ60の入力51を出力42に接続する。
・2つのビデオ・プロジェクタ50および60を、画像が重畳するように重畳させる。
これにより、ファイルXMP内に表される合成画像が、実際の真の忠実な色で表示される。
ファイルXMP内に表される合成画像を表示するためのもう1つの実施形態は、それぞれが1つの出力を有し、それぞれがプロジェクタのうちの一方に接続している複数の、特に2つのグラフィックス・カードを使用する。画面出力を処理する各カードは、色のうちの3つを処理する。より詳細には、供給業者ATI社がATI RADEON9800の商品名で市販しているカード、または供給業者MSI社がMSI RADEON RX600XTの商品名で市販しているカード、または供給業者NVidia社がXFX GeForce FX5200の商品名で市販しているカードを使用することができる。
周知の方法で、このようなカードは、ウィンドウズ画面を表示するために従来から使用されてきた。2つのカードは、下記のように同期され、使用される。
・第1のカードは、原色BL、DGおよびREの係数を含み、第1のウィンドウズ画面上で従来の係数RGBを置換する第1の画像を表示する。
・第2のカードは、原色CY、CGおよびYEの係数を含み、第2のウィンドウズ画面上で従来の係数RGBを置換する第2の画像を表示する。
・第1のビデオ・プロジェクタの入力は、第1のカードの画面出力に接続され、第2のビデオ・プロジェクタの入力は、第2のカードの画面出力に接続される。
・2つのビデオ・プロジェクタは、画像が重畳するように重畳される。
本発明はハイパーリアリスチックな再現により、色の色調を劣化しないで画像を表示するために特に使用することができる。
すでに説明したように、現在の技術的レベルによる可視色空間内の三原色の投影を示す図面。 好ましい実施態様における本発明の表示方法の主要なステップを示す図面。 本発明のある実施態様による連続している白色スペクトルを再分割する方法を示す図面。 好ましい実施態様における本発明による可視色空間内の6つの原色の投影を示す図面。 好ましい実施形態における本発明による投影システム。 従来技術および本発明による「2画面」タイプのカードの使用方法を示す図面。 従来技術および本発明による「2画面」タイプのカードの使用方法を示す図面。

Claims (12)

  1. つの原色で忠実な色のデジタル画像を表示するための表示方法であって、前記デジタル画像は、前記デジタル画像の画素(pix)それぞれが全可視光スペクトルに亘る放射計測スペクトルのデジタルデータで表されるスペクトル画像であり、前記表示方法は、
    6つの前記原色が使用される場合に、前記放射計測スペクトルから、6つの前記原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)を選択する第2予備ステップ(E200)であって、前記第2予備ステップは、前記放射計測スペクトルを、6つの隣接するスペクトル帯域に再分割するサブステップ(E202)と;前記スペクトル帯域それぞれを、前記スペクトル帯域の中心波長(λBL,λCY,λDG,λCG,λY,λR)の波長に依存する位置の可視色空間内の点(PBL,PCY,PDG,PCG,PY,PR)に関連づけるサブステップ(E204)であって、前記色空間は、国際照明委員会が定めるXYZ表色系であることと;表示することができる一組の可視色を最大にするサブステップ(E206)とを有することと;
    前記デジタル画像の画素(pix)それぞれについて、およびつの原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)に対して、
    三原色(RGB)に基づき前記デジタル画像を表す中間ステップを実行せずに、前記放射計測スペクトルの前記デジタルデータのうちつの前記原色それぞれに対応する部分から、つの前記原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)それぞれの輝度レベル(N(pix,BL),...,N(pix,R))それぞれを計算するステップ(E300)と;
    前記輝度レベル(N(pix,BL),...,N(pix,R))それぞれからドライバ信号(VBL,VCY,VDG,VCG,VY,VR)それぞれの値を推定するステップ(E400)と;
    前記ドライバ信号(VBL,VCY,VDG,VCG,VY,VR)それぞれを、つの前記原色それぞれを再生することができる表示装置(10)に適用するステップ(E500)と
    を実行し、
    前記最大にするサブステップ(E206)は、
    6つの前記点(PBL,PCY,PDG,PCG,PY,PR)の位置を変化させることによって、6つの前記点を相互接続して形成される六角形(H)の面積を最大化するこ
    と、または
    前記可視色空間(E)の縁部にできるだけ近接するように、前記点(PBL,PCY,PDG,PCG,PY,PR)同士の間の6つの直線セグメントによって前記可視色空間の前記縁部の近似を行うことからなることを特徴とする、表示方法。
  2. 前記表示方法はさらに、少なくとも6つの前記原色それぞれに対して、測定された前記原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)の光束(SBL,SCY,SDG,SCG,SY,SR)それぞれから、校正係数(γBL,γCY,γDG,γCG,γY,γR)それぞれを計算する第1予備ステップ(E100)を有し、
    前記原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)はそれぞれ、前記表示装置(10)によって再生され、
    前記ドライバ信号(VBL,VCY,VDG,VCG,VY,VR)それぞれを計算するために前記校正係数(γBL,γCY,γDG,γCG,γY,γR)それぞれが考慮され、
    前記校正係数(γBL,γCY,γDG,γCG,γY,γR)はそれぞれ、前記表示装置(10)が表示する画像のホワイト・バランスを調整する、
    請求項1記載の表示方法。
  3. 前記表示方法はさらに、前記スペクトル帯域それぞれの幅を調整することによって、前記輝度レベル(N(pix),BL,...,N(pix,R))それぞれを互いに等価にする、
    請求項記載の表示方法。
  4. 前記表示装置(10)は、第1のビデオ・プロジェクタ(50)と、第2のビデオ・プロジェクタ(60)とを備え、
    前記第1のビデオ・プロジェクタ(50)は、6つの前記スペクトル帯域のうちの3つからなる第1画像を出力し、
    前記第2のビデオ・プロジェクタ(60)は、6つの前記スペクトル帯域のうちの他の3つからなる第2画像を出力し、
    前記第1画像と前記第2画像は、互いに重畳される、
    請求項記載の表示方法。
  5. 前記第1のビデオ・プロジェクタ(50)は、コンピュータ(3)内に設置される1つのグラフィックス・カード(4)が備える2つのビデオ出力(41,42)の一方に接続し、
    前記第2のビデオ・プロジェクタ(60)は、2つの前記ビデオ出力(41,42)の他方に接続している、
    請求項記載の表示方法。
  6. 前記グラフィックス・カード(4)は、「2画面」タイプ(登録商標)のものである、
    請求項記載の表示方法。
  7. 前記第1のビデオ・プロジェクタ(50)は、第1のグラフィックス・カードのビデオ出力に接続し、
    前記第2のビデオ・プロジェクタ(60)は、第2のグラフィックス・カードのビデオ出力に接続し、
    前記第1のグラフィックス・カードと前記第2のグラフィックス・カードは、コンピュータ(3)の内部に設定される、
    請求項記載の表示方法。
  8. つの原色で忠実な色のデジタル画像を表示するための表示システム(1)
    であって、前記デジタル画像は、前記デジタル画像の画素(pix)それぞれが全可視光スペクトルに亘る放射計測スペクトルのデジタルデータで表されるスペクトル画像であり、前記表示システム(1)は、
    コンピュータ・ファイル(XMP)を生成するためのデバイス(2)と;
    6つの原色を選択するための選択手段と;
    計算手段(3)と;
    前記計算手段(3)に接続された表示装置(10)と
    を備え、
    前記コンピュータ・ファイル(XMP)は、前記デジタル画像の画素(pix)それぞれの前記デジタルデータを有し、
    前記選択手段は、
    前記放射計測スペクトルを、6つの隣接するスペクトル帯域に再分割すること(E202)と;
    前記スペクトル帯域それぞれを、前記スペクトル帯域の中心波長(λBL,λCY,λDG,λCG,λY,λR)の波長に依存する位置の可視色空間(E)内の点(PBL,PCY,PDG,PCG,PY,PR)に関連づけること(E204)であって、前記色空間は、国際照明委員会が定めるXYZ表色系であることと;
    表示することができる一組の可視色を最大にすること(E206)と
    によって、6つの原色を選択し、
    前記計算手段(3)は、前記コンピュータ・ファイル(XMP)から、前記画素(pix)それぞれと、つの原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)とに対して、つの前記原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)それぞれの輝度レベル(N(pix),BL,...,N(pix,R))を算出し、前記輝度レベル(N(pix,BL,...,N(pix,R)))それぞれからドライバ信号(VBL,VCY,VDG,VCG,VY,VR)それぞれを算出し、
    前記輝度レベル(N(pix),BL,...,N(pix,R))は、三原色(RGB)に基づき前記デジタル画像を表す中間ステップを実行せずに、前記デジタルデータから算出され、
    前記ドライバ信号(VBL,VCY,VDG,VCG,VY,VR)はそれぞれ、前記表示装置(10)に適用され、
    前記表示装置(10)は、つの前記原色それぞれを再生することができ、
    前記表示することができる一組の可視色を最大にすること(E206)は、
    6つの前記点(PBL,PCY,PDG,PCG,PY,PR)の位置を変化させることによって、6つの前記点を相互接続して形成される六角形(H)の面積を最大化すること、または
    前記可視色空間(E)の縁部にできるだけ近接するように、前記点(PBL,PCY,PDG,PCG,PY,PR)同士の間の6つの直線セグメントによって前記可視色空間の前記縁部の近似を行うことからなる、表示システム。
  9. 前記放射計測スペクトルから、6つの前記原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)が選択され、
    前記表示装置(10)は、第1のビデオ・プロジェクタ(50)と、第2のビデオ・プロジェクタ(60)とを備え、
    前記第1のビデオ・プロジェクタ(50)は、6つの前記原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)のうちの3つからなる第1画像を出力し、
    前記第2のビデオ・プロジェクタ(60)は、6つの前記原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)のうちの他の3つからなる第2画像を出力し、
    前記第1画像と前記第2画像は、互いに重畳される、
    請求項記載の表示システム。
  10. 前記第1のビデオ・プロジェクタ(50)は、適切な一組の光学フィルタ(F)である第1の光学フィルタを有し、
    前記第2のビデオ・プロジェクタ(60)は、適切な一組の光学フィルタ(F)である第2の光学フィルタを有し、
    前記第1の光学フィルタは、6つの前記原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)のうちの3つを再生するような方法で配置され、
    前記第2の光学フィルタは、6つの前記原色(BL,CY,DG,CG,Y,R)のうちの他の3つを再生するような方法で配置される、
    請求項記載の表示システム。
  11. 前記第1のビデオ・プロジェクタ(50)は、前記「2画面」タイプ(登録商標)の1つのグラフィックス・カード(4)が備える2つのビデオ出力(41,42)の一方に接続し、
    前記第2のビデオ・プロジェクタ(60)は、2つの前記ビデオ出力(41,42)の他方に接続している、
    請求項記載の表示システム。
  12. 前記表示システム(1)は、第1のグラフィックス・カードと、第2のグラフィックス・カードとを備え、
    前記第1のビデオ・プロジェクタは、前記第1のグラフィックス・カードのビデオ出力に接続し、
    前記第2のビデオ・プロジェクタは、前記第2のグラフィックス・カードのビデオ出力に接続している、
    請求項記載の表示システム。
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