JP5441467B2 - ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列させた複合体 - Google Patents

ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列させた複合体 Download PDF

Info

Publication number
JP5441467B2
JP5441467B2 JP2009073045A JP2009073045A JP5441467B2 JP 5441467 B2 JP5441467 B2 JP 5441467B2 JP 2009073045 A JP2009073045 A JP 2009073045A JP 2009073045 A JP2009073045 A JP 2009073045A JP 5441467 B2 JP5441467 B2 JP 5441467B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nanostructure
fine powder
composite
porous body
porous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009073045A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010221605A (ja
Inventor
慎一 前田
望 井上
正典 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Achilles Corp filed Critical Achilles Corp
Priority to JP2009073045A priority Critical patent/JP5441467B2/ja
Publication of JP2010221605A publication Critical patent/JP2010221605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5441467B2 publication Critical patent/JP5441467B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Thermal Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列させた複合体に関する。
ナノ構造を有する多孔質体は、一般的に無機系材料ではシリカ、アルミナ、チタニア、カーボンなどの多孔質体が知られている。一方、有機系ではイソシアネート系化合物、レゾールホルムアルデヒド、フェノールフルフラール、メラミンホルムアルデヒド、ポリイミドなどが知られている。
これらの多孔質体の製造方法は、ゾルーゲル法による加水分解、縮重合によって得られた湿潤ゲルを超臨界流体で乾燥させて得られる。そして、得られたナノ構造を有する多孔質体は、図1(左図)に示すような平均粒子径が20nmの粒子が集合したもので、固形分が5%以下で残りの95%が空気層で囲まれているものである。
また、ナノ構造を有する多孔質体は、固体(固形部分)の熱伝導度が小さい上、空気の対流や輻射を抑制出来るので断熱材として使用されている硬質ポリウレタンフォームよりも断熱性に優れる。因みに、ナノ構造を有する多孔質体は、0.012〜0.015W/mK付近の断熱性能を示し、経年変化もほとんどないと言われている。
ナノ構造を有する多孔質体としては、例えば特許文献1に記載されているようなナノ構造を有するシリカ多孔質体が知られている。このシリカ多孔質体を製造する方法としては、例えばアルコキシシランのメタノール溶液をアルカリ触媒中で加水分解、縮重合させて湿潤ゲルを得て(ゾルーゲル法)、その後、超臨界炭酸ガスで乾燥させて得ている。そして、このシリカ多孔質体は、透明性が高いために断熱窓用として多くの研究がなされている。しかしながら、このシリカ多孔質体は、比重が0.05〜0.30g/ccと非常に小さいため強度が脆く、商品化が難しい材料として製品化が遅れてきた。
そこで、ナノ構造を有する多孔質体単体での応用研究よりもジェットミルなどで粉砕加工した微粉末を応用する研究が進められている。具体的には、ナノ構造を有する多孔質体を粉砕し微粉末化させ、この微粉末を表面修飾させて有機系エマルジョンなどの有機系材料に対する相溶性を向上させ、より多くの微粉末を有機系材料に混合する方法が検討されている。
米国特許4,402,927号公報
しかしながら、この方法では、ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を有機系材料に多く添加することは可能であるが、例えば多孔質体の微粉末を有機系エマルジョンなどの有機系材料に分散させると、図1(右図)に示すようにナノ構造を有する多孔質体の空気層に有機系材料(例えばバインダー)が入り込む。その結果、空気層に入り込んだ部位は、その有機系材料自体の性能で断熱性能を発揮する事になるので断熱性能の向上が図れない問題があった。
そこで、断熱性能の向上を図るために鋭意検討を行った結果、ナノ構造を有する多孔質体を粉砕して微粉末化させ、その微粉末を層状に配列することを見出し、本発明を完成させた。
本発明は、基材に接着層を設け、この接着層上にナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列し、前記ナノ構造を有する多孔質体は、平均粒子径20nmの粒子が集合し、かつ空気層を含むものであることを特徴とする複合体である。
本発明の複合体は、ナノ構造を有する多孔質体を粉砕して微粉末化させ、その微粉末を層状に配列することで断熱性能の向上を図れた。
ナノ構造を有するシリカ多孔質体を説明する図である。 基材に接着層を設けた後、この接着層上にナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列させた図である。 アクリルエマルジョンにナノ構造を有する多孔質体の微粉末を分散させたものを塗工した図である。 バキュームベルトを説明する図である。
本発明は、基材に接着層を設け、この接着層上にナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列することを特徴とする複合体である。即ち、基材に接着剤又は粘着剤を塗工して接着層を設けた後、ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列するように散布することによって、ナノ構造を有する多孔質体の空気層に有機系材料(樹脂)が入り込む接着成分がナノ構造を有する多孔質体の空気層に充填されることを抑制しながら積層出来るため、空気の対流や輻射を抑制出来、結果断熱性能が向上する複合体を得られる。
本発明で使用出来る基材は、織布、不織布のいずれでもよく天然繊維、ガラス繊維の他、化学繊維例えばポリエステル、アクリル、ポリプロピレン、ポリアミドなどが使用可能である。また、フィルム、シート基材もポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリイミドあるいは金属箔又はこれらフィルムの複合品も可能である。また、プラスチック系発泡体では例えば押出スチレン、ビーズスチレン、ウレタン、フェノール、メラミンなどが挙げられる。
本発明の接着層は、ナノ構造を有する多孔質体の微粉末が固定出来るものであればよく、例えば塩酢ビ、アクリル、ウレタン、ゴム系、エポキシ、ホットメルト接着剤などが使用可能で、ジェルタイプの接着剤であれば該微粉末を多く積層することが出来るので好ましい。
本発明のナノ構造を有する多孔質体の微粉末の散布方法としては、篩いを使った振動式、ローラーなどで一定厚さを維持する方法や、スリッターを使った散布方式などが用いられる。この方法により、図3に示すようなアクリルエマルジョンにナノ構造を有する多孔質体の微粉末を分散させたものを塗工した場合、得られる熱伝導率が0.300W/mK付近であったのに対し、図2に示すように該微粉末を層状に配列するように散布したものは、熱伝導率が0.020〜0.080W/mK付近のものを得られた。即ち、本発明の複合体は、ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を有機系材料に分散させた分散液を塗工したものに比べて、断熱性能が向上したものである。
また、本発明の別の態様としては、基材と基材の間にナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列するように挟み込み、四周をシールする複合体であり、断熱性能を向上させることが出来る。
本発明で使用出来る基材は、織布又は不織布、フィルム、シートなどで、例えば金属板、金属箔、フィルム、シート類、織布、不織布あるいはこれらの積層体でもよい。
また、基材と基材の間にナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列するように挟み込んだ場合、張り合わせた基材の四周をシールする必要がある。一般的には、接着剤の塗工によってシールすることが可能であるが、織布や不織布の場合は、ロックミシンなどで縫い合わせることによって該微粉末の漏れを防ぐことが出来る。フィルムやシート状のものは、熱融着やドライラミネーションによってシール出来る。
挟み込む方法としては、請求項1で得られた複合体同志を貼り合わせるか、連続ラインであれば、ロール状基材上にナノ構造を有する多孔質体の微粉末を散布した後に上基材を重ね合わせ、両端を接着剤又はホットメルトでシールする。織布や不織布が基材の場合は、ミシンなどで縫い合わせることも可能である。
また、本発明の別の態様としては、袋に、ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列するように充填し、袋の開口部をシールすることによって密閉された複合体であり、断熱性能を向上させることが出来る。
袋としては、例えば矩形状の基材同士を重ねて合わせて3方向の端部をシールしたものを使用することが出来る。そして、袋に、ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列するように充填し、袋の開口部をシールすることによって密閉された複合体を得ることが出来る。また、袋に、ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列するように充填した上で、例えば真空断熱材の芯材として使用されているようなガラス繊維等を袋中に挿入し、袋の開口部をシールすることによって密閉された複合体としてもよい。さらに、得られた複合体を熱プレス加工によって一定の厚さにしてもよい。
袋を作製する際のシール方法としては、フィルムやシート基材であれば熱融着加工、レーザー溶接、高周波加工などでシールする。織布や不織布の場合は、接着剤やホットメルト剤などでシールするかミシンなどで縫い合わせることで可能である。
袋にナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列するように充填して得た複合体を熱プレスする方法としては、一定の隙間を設定した二本の熱ロールの間を通して一定厚さの板状物とする方法や、熱プレス機で一定厚さに圧縮して板状物を得る方法などがある。
また、通気性があって熱融着可能な基材で袋を作製し、その袋に、ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列するように充填して得た複合体に、ガスバリヤー性フィルムを更に被覆して低真空成形して断熱性能を高めてもよい。
また、本発明の別の態様としては、通気性基材上にナノ構造を有する多孔質体の微粉末を積層し、基材下部から吸引することによって基材中にナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列させた複合体であり、断熱性能を向上させることが出来る。
この方法によって、バインダーを使わないためにナノ構造を有する多孔質体の空気層に有機系材料(樹脂)が入り込まない。即ち、多孔質体の空気層を損なうことなく複合体が得られるので断熱性能を向上させることが出来る。また、この方法によって得られた複合体を複数枚積層させることによって、高性能の断熱材を得ることも出来る。
通気性のある基材としては、フィルター用途などに使われる不織布などのふわふわしたものが適している。素材としては、ガラス繊維、ポリエステル、ポリプロピレンなどが使用可能である。
また、この方法によって得られた複合体を複数枚積層させる場合、通気性のフィルムをラミネートした基材が適している。これを使うことによって振動や捻じ曲げなどで粉末がこぼれ落ちるのを防ぐことが出来る。
基材下部から吸引する方法としては、図4に示すような装置を用いて、複数の穴があいたコンベアベルト上に基材を設置して上方からナノ構造を有する多孔質体の微粉末を散布してバキュームする方法がある。バキューム能力は、吸引仕事率(JIS C 9108)によって真空度100Pa、風量1.5〜3m3/分で吸引するのがよい。
次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
テトラメトキシシラン(コルコート社製、MZ-51)を0.75モル、フッ素系シランカップリング剤(信越化学工業社製、PFPTMS)0.25モル、メタノール7.2モル、アンモニア水0.01モルを混合してゾルーゲル法によって疎水化湿潤ゲルを得た。
次に、この疎水化湿潤ゲルを80℃、20MPaの超臨界炭酸ガス乾燥条件で5時間溶媒置換することによって、ナノ構造を有するシリカ多孔質体を得た。
次に、得られたナノ構造を有するシリカ多孔質体をヘンシェルミキサーに投入し、この多孔質体に対してシランカップリング剤(信越化学工業社製、KBM-403)0.1重量%を添加し、多孔質体の表面改質処理を行い、比重0.15g/ccの多孔質体を得た。
次に、ナノ構造を有するシリカ多孔質体の表面を改質したものを、ジェットミルにて10μm以下に粉砕処理し、多孔質体の微粉末を得た。
次に、25μmの易接着性ポリエステルフィルムにクロロプレン系ゴム接着剤(セメダイン社製、セメダイン575)をロールコーターにて目付量150g/m2塗工後、80-95℃の熱風乾燥機にて2分間乾燥させた。その後、接着層表面に上部から上記多孔質体の微粉末をスリッターにて3g/m2で散布し、フィルム上に多孔質体の微粉末を層状に表面配列した厚みが50μmの複合体を得た。
得られた複合体を熱流計(英弘精機社製、MF-180)で測定した。その結果、熱伝導率は0.080W/mKであった。
(実施例2)
実施例1で得られた複合体を2枚作製した。そして、多孔質体の微粉末が設けられた面同士が向かい合うように貼り合わせ、四周をホットメルトでシールし、厚みが60μmの複合体を得た。
得られた複合体について、実施例1同様の方法にて熱伝導率を測定した。その結果、0.030W/mKであった。
(実施例3)
実施例1と同じ方法にて多孔質体の微粉末得て、この微粉末を3方熱融着したポリプロピレン製不織布(三和製紙社製、サンモアS)からなる袋に多孔質体の微粉末を層状に表面配列するように充填し、袋の開口部をシールして密閉状態とした。その後、100℃の熱プレス機にて10mm厚のスペーサーを設けて圧着し、厚みが10mmの複合体を得た。
得られた複合体について、実施例1同様の方法にて熱伝導率と熱貫流率を測定した。その結果、熱伝導率は0.020W/mK、熱貫流率は2.0W/m2・Kであった。
(実施例4)
実施例3で得た複合体をガスバリヤー性の高い袋状フィルム(フィルムの構成:AL-PET25μm/アルミ箔7μm/LDPE50μm)に挿入して深絞型真空包装機(エヌピーシー社製)にて真空度1,000Pa、500Pa、150Paの各々を真空成形した後、ヒートシールを行い、厚みが10mmの真空包装体からなる複合体を得た。
得られた真空包装体からなる複合体について、実施例1同様の方法にて熱伝導率と熱貫流率を測定した。その結果、真空度1,000Paの時の熱伝導率が0.010W/mKで、熱貫流率が1.0W/m2・Kであった。真空度500Paの時の時の熱伝導率が0.007W/mK で、熱貫流率が0.7W/m2・Kであった。真空度150Paの時の時の熱伝導率が0.004W/mK で、熱貫流率が0.4W/m2・Kであった。
(実施例5)
実施例1と同じ方法にて多孔質体の微粉末得て、通気性のあるポリエステル繊維の綿状のフィルター(日本バイリーン社製、KNB-650)に得られた多孔質体粉末を過剰量散布した。その後、フィルター下部から掃除機(日立社製、吸引仕事率650W)で吸引し、およそ30秒間で粉末がほぼフィルター内の充填される状態、即ち、多孔質体の微粉末を層状に表面配列する状態で停止した複合体を得た。
注)吸引仕事率(JIS C 9108)
吸引仕事率(W)=真空度(Pa)×風量(m3/分)×0.01666で示される。
正確には、真空度100Paで風量1.5m3/分で1分間吸引した。
得られた複合体について、実施例1同様の方法にて熱伝導率と熱貫流率を測定した。その結果、熱伝導率は、0.028W/mKで熱貫流率(K値)3.5W/m2・Kであった。
(実施例6)
実施例5で作成した複合体を、ウレタン接着剤(DIC社製、クリスボン4010)で目付量 100〜150g/m2塗工して80〜95℃熱風乾燥後、同じ複合体同志を貼り合せ、ピンチロールで圧着ラミネートした。この操作を2回繰り返し、3層構造の複合体を得た。
得られた複合体について、実施例1同様の方法にて熱伝導率と熱貫流率を測定した。その結果、熱伝導率は、0.024W/mKで、熱貫流率は0.96W/m2・Kであった。
(比較例1)
実施例1と同じ方法にて多孔質体の微粉末得て、この多孔質体の微粉末をウレタンエマルジョン(DIC社製、ボンディック1520)に15重量部添加して分散液を作製した。この分散液を25μm易接着性ポリエステルフィルムに目付量100g/m2となるようにロールコーターで塗工した。その後、80-95℃熱風乾燥機にて3分間乾燥して複合体を得た。
得られた複合体について、実施例1同様の方法にて熱伝導率を測定した。その結果、0.300W/mKであった。
(比較例2)
真空断熱材用極細ガラス繊維(マグ社製、WR1000)をガスバリヤー性の高い袋状フィルム(フィルムの構成:AL-PET25μm/アルミ箔7μm/LDPE50μm)に挿入して130℃、2分間乾燥後、深絞型真空包装機(エヌピーシー社製)にて真空度1,000Pa、500Pa、150Paの各々を真空成形した後、ヒートシールを行い、厚みが10mmの真空包装体からなる複合体を得た。
得られた真空包装体について、実施例1同様の方法にて熱伝導率と熱貫流率を測定した。その結果、真空度1,000Paの時の熱伝導率が0.015W/mKで、熱貫流率が1.5W/m2・Kであった。真空度500Paの時の時の熱伝導率が0.012W/mK で、熱貫流率が1.2W/m2・Kであった。真空度150Paの時の時の熱伝導率が0.009W/mK で、熱貫流率が0.9W/m2・Kであった。
(比較例3)
実施例1と同じ方法にて多孔質体の微粉末得て、この微粉末15重量部をアクリルエマルジョン(DIC社製、ボンコートAN-200)と混合した分散液を作製した。その後、実施例5のフィルターKNB-650に含浸加工した後に、8mm厚間隔でピンチロールを使って絞込み、80-95℃熱風乾燥機で5分間乾燥させて複合体を得た。尚、得られた含浸布は目付量が200g/m2であった。
得られた複合体について、実施例1同様の方法にて熱伝導率を測定した。その結果、熱伝導率0.300W/mK、熱貫流率37.5W/m2・Kであった。

Claims (1)

  1. 基材に接着層を設け、この接着層上にナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列し、前記ナノ構造を有する多孔質体は、平均粒子径20nmの粒子が集合し、かつ空気層を含むものであることを特徴とする複合体。
JP2009073045A 2009-03-25 2009-03-25 ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列させた複合体 Active JP5441467B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009073045A JP5441467B2 (ja) 2009-03-25 2009-03-25 ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列させた複合体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009073045A JP5441467B2 (ja) 2009-03-25 2009-03-25 ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列させた複合体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010221605A JP2010221605A (ja) 2010-10-07
JP5441467B2 true JP5441467B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=43039300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009073045A Active JP5441467B2 (ja) 2009-03-25 2009-03-25 ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列させた複合体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5441467B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5980629B2 (ja) * 2012-09-11 2016-08-31 一般財団法人ファインセラミックスセンター 多孔質シリカ粒子の製造方法及び真空断熱材用多孔質シリカ粒子
WO2017038769A1 (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 日立化成株式会社 エアロゲル積層体及び断熱材

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001021094A (ja) * 1999-07-06 2001-01-26 Dainippon Printing Co Ltd 断熱性複合シートおよび断熱性部材
US20040018336A1 (en) * 2002-07-29 2004-01-29 Brian Farnworth Thermally insulating products for footwear and other apparel
JP2009041649A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Panasonic Corp 真空断熱材及び真空断熱材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010221605A (ja) 2010-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101286342B1 (ko) 진공단열재용 복합심재, 그 제조방법 및 이를 이용한 진공단열재
WO2015010489A1 (zh) 高吸声系数的膨体聚四氟乙烯复合纤维棉
JP2015531323A (ja) 高温成型用断熱フィルム、これを用いた真空断熱材及び真空断熱材の製造方法
CN107405858A (zh) 真空绝缘板
JP6560095B2 (ja) 積層不織布およびその製造方法
JP2015048543A (ja) 繊維基材及び該繊維基材を用いた断熱マット
JP5441467B2 (ja) ナノ構造を有する多孔質体の微粉末を層状に配列させた複合体
JP6603896B2 (ja) 断熱材
JP6195776B2 (ja) 三層積層不織布の製造方法
CN106313764A (zh) 多层复合结构气凝胶基超级隔热复合材料及其制备方法
JP2014046587A (ja) 機能性多孔質体を適用した積層フィルム、積層体及び包装体
KR20110133384A (ko) 진공단열재용 심재 및 이를 이용한 진공단열재
WO2015081662A1 (zh) 汽车内饰用织物面料复合的吸声贴合面料及其制造方法
KR20130011193A (ko) 탄소나노튜브 복합 부직포 및 그의 제조방법
JP4972342B2 (ja) 吸湿性シート
JP6114022B2 (ja) 積層不織布
JPH031856A (ja) 使い捨てカイロ
JPH04210232A (ja) シート状脱酸素剤
WO2019155558A1 (ja) フィルター濾材の製造方法、フィルター濾材及びレスピレーター
JP2018192764A (ja) 積層構造体
CN206861149U (zh) 一种不掉粉尘的含纳米孔隙隔热材料的保温毡及保温板
TWI542402B (zh) 空氣濾網裝置、其無膠劑黏合之濾網結構及此濾網結構之製法
CN107323014A (zh) 结构体及芯材
JP2011005676A (ja) ナノ構造を有する多孔質体を内包する複合体
WO2023190569A1 (ja) 断熱シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5441467

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350