JP5439503B2 - 画像ブレンドプロセス及び画像ブレンド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル画像処理、特に画像ブレンドプロセスに関する。
デジタル無線通信の出現および携帯電話の発展とともに、グラフィックおよびビデオ処理は、携帯電話の消費者にとって極めて重要になってきている。
ますます多くの携帯電話が、新たな機能を得ており、これらの新たな機能では、より深いカラースキームが用いられるとともに、ビデオオブジェクトが表示可能である。表示するオブジェクトの構築の他に、それらの最も効率的な合成および表示に、真の難題がある。
一貫性を達成する機能は、グラフィックまたはビデオのいくつかのソースを、以下の変換により組み立てる。
・色変換。
・地形変換。(例えば、アフィン変換:転換、回転、スケーリング、せん断、ミラーリング、およびシンメトリ。
・選択およびブレンド。“プレーン”と呼ばれる様々なソースが、単純なオーバーレイまたはより複雑な透過性効果によって、背景から前景まで積層される。
・真のブレンド機能が適用される場合には、前景プレーン情報は、値が[0,1]の範囲にある10進数の係数で重み付けされ、一方で、背景プレーンは、この因数−1で重み付けされる。透過性情報は、次のいくつかのソースに基づく。
− 層毎のグローバル透過性情報。
− 色値からの透過性情報(クロマキーとも呼ばれる)
− 画像値からの透過性情報
上記の全機能は、通常では、表示合成ユニットまたはグラフィックレンダラにおいて実施される。しかし、透過性管理は、通常では、HWに統合される最後の項目であり、それは、画素レベルでの透過性管理が、HWリソースおよびメモリフットプリントを大きく消費するからである。
実際に、カラーキーイングまでは、基本的なハードウェアの複雑性は、ごく簡素であり、それは、基準ソースが、“プレーン”全体に対する一定値または透明なものとして宣言される特定の色値のいずれかであるような、単純な選択に依存するからである。“画素毎”のブレンド合成機能をサポートすることは、真の乗算および累算機能だけでなく、システムメモリに記憶された画素毎の専用の透過性情報を、必要とする。
これらの洗練されたブレンドスキームは、マンマシンインターフェイスの見通しを展開させる時が来た場合には、より古い世代のHWを、暗黙のうちに放棄する。
図1Aに関して、1つの前景画像Aを背景画像Bとブレンドするための極めて古典的なクロマキー選択プロセスが想起される。このメカニズムは、表示されるべき各画素に関して、マルチプレクサ10に基づいており、そのマルチプレクサ10は、第1の入力において、前景に表示されるべき画像Aの色(R,G,B成分)を受信し、一方で、第2の入力は、背景として考慮される画像Bの色成分を受信する。マルチプレクサ10は、比較器11によって制御され、その比較器は、前景画像の成分値を基準値(クロマキー)と比較し、両者が等しい場合には、マルチプレクサ10に、背景成分Bを出力させる。
この第1の従来技術メカニズムの大きな利点は、極めて簡潔かつ低コストの構造をもたらすことであり、これは、携帯電話などの小さな装置において有利である。しかし、欠点は、限られたグラフィックハードウェアのために、画像のブレンドも透過性の制御もない、という事実をもたらすことである。
図1Bは、もう1つの従来技術を示し、その従来技術は、2つの前景画像および背景画像のブレンドプロセスにおいて、より良い制御を提供する。このメカニズムは、1つの加算器20に基づいており、その加算器20では、2つの入力が、それぞれ、1つの乗算器(それぞれ21および22)の出力を受信する。乗算器21は、値A×(1−α)を計算し、一方で、乗算器22は、α×Bを生成する。したがって、値A×(1−α)+α×Bが生成され、これは、ブレンド効果において、改善された“連続する”制御を提供し、これによって、より効率的なグラフィック表示を提供する。
この第2の従来技術の欠点は、まず、2つの乗算器を実施するために、複雑なハードウェア回路が必要である、という事実にある。
加えて、各画素についてα値が異なる可能性がある、8ビットのブレンドプロセスを実施するために、より多くの記憶領域が必要となることである。
例示のために、ビットマップを記憶するのに極めて効率的である、間接色情報アクセスに基づく、以下の例の簡素なカラースキームを考察してもよい。256色エントリのカラールックアップテーブル機構を用いるQVGA画像は、画像の内容に加えて、カラールックアップテーブル(CLUT)自体を記憶するために、320×240バイトを必要とする。CLUTエントリが、3バイト(8ビットに符号化された赤チャネル、緑チャネル、および青チャネル)から作られるとすると、画像全体で、320×240+256×3=77568バイトを使用する。事実上、多重レベルの透過性が必要とされ、これは、典型的には、16、64または256ものレベルである。16レベル以降、およびバイト配列の制約のために、各画素について、完全な透過性バイトが必要とされる。先のQVGAの例の場合には、これは、ストレージ要件を、単純に倍にする。ここで、各画素が、65K、262Kおよび16M色スキームのそれぞれについての16ビット、18ビット、または24ビットとして直接符号化されたその色情報を得るような、“トゥルーカラー”描写を考えると、ストレージは、2または3だけ増加する。“画素毎ブレンド”を加えることは、ストレージ要件を、さらに4倍に増加させる。
図1Bのプロセスにより得られるものに可能な限り近いグラフィックレンダリングを、図1Aの選択回路に可能な限り近い、ハードウェア回路の組み合わせを用いて得ることが望ましい。
利益は明白である。利用可能なグラフィック回路の、より多い再使用、さらに、画像記憶領域に割り当てられるメモリフットプリントの削減である。
本発明の目的は、限られたハードウェア回路およびハイレンダリンググラフィックブレンドを用いて、2つの画像のブレンドを行うためのプロセスを提供することである。
本発明のさらなる目的は、限られたハードウェアを必要とし、製造が安価な、背景画像に対する前景画像の透過性を制御するための回路を提供することである。
本発明のさらなる目的は、携帯電話装置に適した2つの画像のブレンドを制御するためのプロセスおよび装置を、実行することである。
これらおよび他の目的は、Nビットにわたって符号化された透過性パラメータに従って、前景画像(B)を背景画像(A)とブレンドするためのプロセスによって達成される。前景および背景画像は、画素に配置され、色表現(例えば、R,G,B)を有する。透過性パラメータ(T(x,y))は、前景画像に適用する透過性プロファイルを表す、いわゆるアルファプレーンを定義する。
プロセスは、
− 透過性パラメータ(T)を、1ビット透過性パラメータ(T’)に変換するために、アルファプレーンにディザリング法を適用するステップと、
− 1ビット透過性パラメータ(T’)を用いて、前景画像(A)と、背景画像(B)と、をそれぞれ受信する2つの入力を有する、多重化ユニットを制御するステップと、を含む。
一実施形態では、1ビット透過性パラメータT’は、例えば8ビットに符号化された、連続する値の範囲の2つの極値に変換される。
一実施形態では、プロセスは、5レベル透過性パラメータを生成するために、前景画像(A)に対して、4画素補間法を適用し、次いで、その結果としての5レベル透過性パラメータを用いて、簡素なマルチプレクサに基づく選択回路を制御する。
これにより、多重化回路に基づいて、極めて簡素なハードウェア回路を有する、高性能の(5レベルの)ブレンドプロセスが達成される。
一実施形態では、1ビット透過性パラメータT’は、8ビット表現形式の00またはFFのいずれかに変換される。
好ましくは、ディザリング法は、フロイドスタインバーグディザリング法である。
代替的には、ディザリング法は、ハーフトーニング(Halftoning)またはディザード配列(dithered order)であってもよい。実際には、任意の利用可能なディザリングアルゴリズムが適用可能である。
本発明は、また、グラフィック回路を提供し、そのグラフィック回路は、Nビットの透過性パラメータ(T(x,y))コーダに従って、前景画像(B)を背景画像(A)とブレンドし、かつ、前景画像に適用する透過性を表すアルファプレーンを定義する。そのグラフィック回路は、背景画像(B)または前景画像(A)からの色成分のいずれかを多重化するための多重化手段を含み、
−上記透過性パラメータ(T)を1ビット透過性パラメータ(T’)に変換するために、アルファプレーンにディザリング法を適用する手段と、
−上記1ビット透過性パラメータ(T’)を、上記多重化手段に適用する手段と、によって特徴付けられる。
一実施形態では、グラフィック回路は、
− 上記1ビット透過性パラメータT’を、例えば8ビットに符号化された、連続する値の範囲の2つの極値に変換する手段と、
− ブレンドプロセスにおいて、5レベル透過性パラメータを生成するために、前景画像(A)に対して4画素補間法を行う手段と、
− 前景画像と背景画像との改善されたブレンドを達成するために、上記5レベル透過性パラメータを適用して、上記多重化手段を制御する手段と、をさらに含む。
本発明の回路は、特に、ハンドヘルドのグラフィック回路または携帯電話ディスプレイのグラフィック回路を実行するのに適しているが、同様のニーズが要求される他の領域も、包含できる。
本発明の1つまたは複数の実施形態の他の特徴は、以下の詳細な説明を参照することにより、添付の図面と関連して読んだ場合に、最も良く理解されよう。
従来技術の典型的なクロマキー選択プロセスを示す図。 背景画像Bに対する前景画像Aの透過性の制御を提供する、ブレンドプロセスの原理を示す図。 本発明のブレンドプロセスの第1の実施形態を示す図。 本発明のブレンドプロセスの第2の実施形態を示す図。 8ビットに符号化された元のアルファプレーンプロファイルを示す図。 ディザリングプロセスにより減少した後の、8ビットに符号化された元のアルファプレーンプロファイルを示す図。 フロイド−スタインバーグディザリング法の原理を示す図。 補間された画素成分を生成するために、実施形態で用いられる補間メカニズムの原理を示す図。 本発明のブレンドプロセスを実施するための一回路の概略構造を示す図。
以下に説明される実施形態は、限られたリソースを有するような、ハンドヘルド、携帯電話等の小型装置用の、グラフィック表示回路の設計に、特に適している。
しかしながら、これは、本発明のプロセスおよび回路の単なる1つの特定の実施形態であることと、本発明の回路の実施形態が、広範囲の応用に適合される可能性があることは、明らかであろう。
前景画像Aは、3つの基本成分、R(x,y)、G(x,y)およびB(x,y)バンドによって、また、ブレンドプロセスを制御するために用いられる透過性係数T(x,y)によって、各画素(X,Y)について定義されると仮定する。表現R−G−Bのシステムは、単に例として与えられるものであり、その他の表現のシステムを考慮してもよいことに、注意されたい。
好適な実施形態では、各画素は、以下のパラメータを定義する、32ビットで符号化された表現を有する。
(T(x,y),R(x,y),G(x,y),B(x,y))
T(x,y)パラメータは、透過性のプロファイルを定義し、その透過性のプロファイルは、ブレンドプロセスで用いられるものであり、そのブレンドプロセスは、N=8ビットで符号化可能であり、図3Aに表される、いわゆるアルファプレーンによって表現できる。
または、つまり、(T,R,G,B)である。
同様に、背景画像Bは、各画素(x,y)について、成分(R,G,G)によって表されるとみなされる。
図2Aに関して、これより、前景画像Aを背景画像Bとブレンドするためのプロセスの一実施形態を説明する。
プロセスは、ステップ21で開始し、このステップは、T(x,y)透過性パラメータを1ビットパラメータに減らすために、ブレンドする前景画像の透過性プロファイルを表すアルファプレーンに、ディザリング法を適用することにある。
この8ビットから1ビットへの変換プロセスを達成するために、例えば、いかなる限定もなく、ハーフトーニング、ディザード配列または、好適な実施形態におけるフロイド−スタインバーグディザリング技術など、の多くのディザリング技術を考慮してもよい。
ディザリング技術は、当該技術分野においてよく知られており、簡略化のために、さらに詳しくは説明しない。好適な実施形態、すなわち、フロイド−スタインバーグ技術については、フロイド−スタインバーグアルゴリズムが、何らかの量子化プロセス、特に単一ビットへの減少に、適用できることを想起すれば、十分である。図4は、一般的なプロセスを想起するものであり、このプロセスは、ディザリング誤差の分布に基づいており、このディザリング誤差の分布は、ロウ(row)j+1の左側の画素、下側の画素、右側の画素、およびロウ(row)jの右側の画素、という4つの隣接する画素において、それぞれ、α=7/16、β=3/16、γ=5/16およびδ=1/16の値の組み合わせによって、以下のスキームに従って重み付けされる。
− データ表現に割り当てられたレベルの出力数に従って、初期量が量子化される。
− 量子化された値を元の量まで減算することにより、誤差値が計算される
− 誤差は、以下のパターンおよび重みに従って、隣接する画素に加算される。
− 画像スキャンは、通常のラスタスキャンによって実行可能であるが、いくつかのアルゴリズムは、ラインスキャニングを、ライン番号パリティに応じて、左から右と、右から行(line)とで、交互に行う。
プロセスは、ステップ22において、T透過性パラメータ(Nビットで符号化された透過性パラメータ)を、1ビット透過性パラメータT’に変換するために、ディザリング法を用いる。
次いで、ステップ23において、プロセスは、計算されたT’パラメータを、多重化回路を制御するための制御信号として使用し、その多重化回路は、前景画像(A)の色成分および背景画像(B)の色成分をそれぞれ受信する2つの入力を有する。
審美的なブレンド効果が、このプロセスによって容易に達成されることは、観察済みであり、これは、極めて興味深い効果である。
アルファプレーンへのディザリングプロセスの適用の結果が、図3Bに例示的に示されており、前景画素の透過性Tの表現の、その新たな表現T’への変換をもたらし、その興味深い結果として、ブレンドは、T’の値に従って、(R,G,B)または(R,G,B)のいずれかを多重化する、1つのみのマルチプレクサによって、達成できる。
図1Bの技術でのように、任意の乗算器の必要性を要求することなく、背景画像Bとブレンドされた前景画像Aを表示する可能性が達成され、このことは、極めて有利である。
図2Bに関して、これより、追加の複雑な回路なしに、ブレンド効果を著しく改善する、第2の実施形態を説明する。
図2Bのステップ31および32は、図2Aのステップ21および22と同じである。
第2の実施形態は、以下のステップが、第1の実施形態と異なる。
プロセスは、次いで、ステップ33に進み、このステップ33では、N=8ビットのアルファプレーンを有する標準の表現(画素毎に24ビット)で作られた前景画像Aを想定して、1ビットに量子化され、かつ、ディザリングされた、元の8ビットの透過値の情報は、以下のように変換される。
T’=1であれば、T”=0xFF、
T’の値=0であれば、T”=0x00。
(MSBバイトとしての値)
このように、再び、8ビットに符号化された透過性パラメータを組み込んだ、画像の色の表現が提供される。
ここで、ステップ34において、プロセスは、4つの隣接画素の情報を考慮した補間表現(T”,R ,G ,B )を生成するために、前景画像の表現(T”,R,G,B)(T”はMSBである)の4画素補間に進む。
特定のパラメータT”については、この4画素補間は、結果として、以下の順序に対応する5つの正確なブレンドレベルを生成できることに、注意されたい。
0,1/4,1/2,3/4および1。
このようなブレンド値を、最小のハードウェア回路によって容易に達成できるという大きな技術的効果がある。
実際に、ステップ35において、パラメータT”’は、単に、多重化回路を制御するための制御信号として用いられ、画像Aの画素および画像Bの画素の、5つの重み付けされた合計の間の選択を可能にする。
このような選択は、ごく限られたハードウェア回路を必要とする。
実際に、2による除算は、LSBに向かってシフトするような、単一ビットによって、容易に行われる。
4による除算は、LSBに向かって2つの連続するビットシフトによって容易に生成される。
最後に、3/4のレベルが、先の2つのレベル1/4およびレベル1/2を加算することによって容易に達成される。
複雑な乗算器を必要とすることなく、図1Aの基本プロセスで用いられた選択マルチプレクサをなお使用する一方で、5レベルブレンドプロセスを達成できることが分かったが、これは、極めて有利な結果である。
1つの特定の実施形態では、図5の補間プロセスは、補間された表現(T”,R ,G ,B )を生成するために、以下の式に従って適用される。
T”(x,y)=1/4(T”(x,y)+T”(x+1,y)+T”(x,y+1)+T”(x+1,y+1))
および
,G ,B は、同様のやり方で補間される。
(x,y)=1/4(R(x,y)+R(x+1,y)+R(x,y+1)+R(x+1,y+1))
(x,y)=1/4(G(x,y)+G(x+1,y)+G(x,y+1)+G(x+1,y+1))
(x,y)=1/4(B(x,y)+B(x+1,y)+B(x,y+1)+B(x+1,y+1))
図6に関して、これより、ブレンドプロセスを行うために用いることができ、かつ、5レベルT”パラメータによって制御される5入力多重化ブロック100に基づく、回路の1つの実施形態を説明する。5入力多重化ブロック100の第1および第5の入力は、それぞれ、リード線110の前景画素Aの成分およびリード線120の背景画素Bの成分を受信する。
2つの1ビットシフト回路131および133は、それぞれ、リード線110(画素A)および120(画素B)に接続されており、2による除算演算を行う。
2つの2ビットシフト回路132および134は、それぞれ、リード線110(画素A)および120(画素B)に接続されており、4による除算演算を行う。
3つの加算器141、142および143は、それぞれ、選択ブロック100の第2の入力、第3の入力および第4の入力に接続された出力を有する。
加算器141は、2ビットシフト回路132の出力に接続された第1の入力と、1ビットシフト回路133に接続された第2の入力と、2ビットシフト回路134に接続された第3の入力と、を有する。加算器141は、Aの成分の1/4プラスBの成分の3/4の値を生成する。
加算器142は、1ビットシフト回路131の出力に接続された第1の入力と、1ビットシフト回路133に接続された第2の入力と、を有し、Aの成分の1/2の値およびBの成分の1/2の値、つまり、純粋なブレンドを生成する。
加算器143は、1ビットシフト回路131の出力に接続された第1の入力と、2ビットシフト回路132に接続された第2の入力と、2ビットシフト回路134に接続された第3の入力と、を有する。
本発明は、分数画素補間プロセスに関連する、単一ビット選択オーバーレイによる、8ビットブレンドスキームを達成する。実際には、アルファプレーンのディザリング、これによる元の透過性パラメータTの1ビット減少に起因する、極めて少ないペナルティが、観察されている。フロイドスタインバーグディザリングアルゴリズムは、従来、極めて計算の多いアルゴリズムであると考えられているが、それは、大きな解像度のオブジェクト(A4版の紙全体で数百DPIの解像度のプリンタ)に、頻繁に関連付けられるからである。我々が考察した携帯電話環境での適用を考慮すると、画面サイズは、QCIF+(220×176)またはQVGA(320×240)のいずれかである。従って、要求されるCPUエフォートは、まったく妥当である必要があり、さらに、透過性情報は、マンマシンインターフェイスの内容に適用され、これは、小さなグラフィックアニメーションを考慮しても、それほど高速に変化するものではない。

Claims (9)

  1. グラフィック表示回路により実行される、前景画像()を、背景画像()とブレンドするプロセスであって、
    前記前景画像および前記背景画像は、画素に配置され、前記画素の色を定義する色表現(R,G,B)を有し、
    前記前景画像は、前記前景画像に適用する透過性を表すアルファプレーンを定義する、Nビットにわたって符号化された透過性パラメータ(T(x,y))をさらに有し、
    前記プロセスは、
    前記アルファプレーンにディザリング法を適用し、前記透過性パラメータ(T)を、1ビット透過性パラメータ(T’)に変換するステップと、
    前記1ビット透過性パラメータT’を、連続する値の範囲の2つの極値に変換し、Nビットに符号化された透過性パラメータを組み込んだ前記前景画像(A)の色表現を提供するステップと、
    前記前景画像(A)に対して4画素補間法を適用し、ブレンドプロセスにおいて、5レベル透過性パラメータを生成するステップと、
    前記5レベル透過性パラメータを用いて多重化回路を制御し、前記前景画像と前記背景画像とのブレンドを達成するステップと、を含むプロセス。
  2. 前記1ビット透過性パラメータT’は、00またはFFのいずれかに変換される、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記ディザリング法は、フロイド−スタインバーグディザリング法である、ことを特徴とする請求項1または2に記載のプロセス。
  4. 前記ディザリング法は、ハーフトーニング(Halftoning)またはディザード配列(dithered order)である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプロセス。
  5. 前景画像()を、背景画像()とブレンドするグラフィック回路であって、
    前記前景画像および前記背景画像は、画素に配置され、前記画素の色を定義する色表現(R,G,B)を有し、
    前記前景画像は、前記前景画像に適用する透過性を表すアルファプレーンを定義する、透過性パラメータ(T(x,y))をさらに有し、
    前記回路は、
    背景画像(B)または前景画像(A)からの色成分のいずれかを多重化する多重化手段を含み、さらに、
    前記アルファプレーンにディザリング法を適用し、前記透過性パラメータ(T)を、1ビット透過性パラメータ(T’)に変換する手段と、
    前記1ビット透過性パラメータT’を、連続する値の範囲の2つの極値に変換し、Nビットに符号化された透過性パラメータを組み込んだ前記前景画像(A)の色表現を提供する手段と、
    前記前景画像(A)に対して4画素補間法を行い、ブレンドプロセスにおいて、5レベル透過性パラメータを生成する手段と、
    前記5レベル透過性パラメータを適用して、前記多重化手段を制御し、前記前景画像と前記背景画像とのブレンドを達成する手段と、を含むことを特徴とするグラフィック回路。
  6. 前記透過性パラメータT’を、00またはFFのいずれかに変換する手段を備える、ことを特徴とする請求項5に記載のグラフィック回路。
  7. 前記ディザリング法は、フロイド−スタインバーグディザリング法である、ことを特徴とする請求項5または6に記載のグラフィック回路。
  8. 前記ディザリング法は、ハーフトーニング(Halftoning)またはディザード配列(dithered order)である、ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のグラフィック回路。
  9. 請求項5乃至8のいずれかに記載のグラフィック回路を備える、携帯電話またはハンドヘルド。
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