JP5815386B2 - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、負値(マイナス)の画像データを含む広ダイナミックレンジ画像に画像処理を施す画像処理装置、画像処理方法およびプログラムに関するものである。
撮影物体、情景の正確な色情報を持つ、シーン基準(scene-referred)の画像表現は、正確な色の再現の目的や、カラーマネージメントにおける撮影画像の基準として用いられている。例えば、米映画アカデミー協会(AMPAS)では、映画製作におけるカラーマネージメントの中で、非特許文献1に記載されたシーン基準の広ダイナミックレンジ画像色空間(ACES)を定義し、様々なカメラで撮影された映像の色を一致させる基準としている。
ACESの色空間は、前述のように非常に広いダイナミックレンジを有し、画素の画像データが浮動小数で表現されている。階調変換、画像変換等の画像処理の際には、この広いダイナミックレンジの画像データを入力として扱う必要がある。
画像の階調変換を行う方法として、例えば、演算式を使う方法、LUT(ルックアップテーブル)を使う方法等がある。演算式を使う方法は、計算式が複雑になるため、任意の階調特性を表現する事が困難である。
これに対し、LUTは離散的ではあるが、任意の値を設定できるため、任意特性を表現可能であり、一般的に広く用いられている。LUTは、特定の離散的な入力値に対応する出力値を記述したテーブルである。その種類には以下の表1に示すタイプAおよび表2に示すタイプBの2種類の形態がある。図8は、表1および表2に対応するLUTの入力値と出力値との関係を表すグラフである。
Figure 0005815386
Figure 0005815386
タイプAのLUTは、表1に示すように、LUTに設定されている入力値(設定入力値)の間隔が任意であり、任意の入力値に対する出力値は、その入力値を挟み込む(任意の入力値の前後の)2つの設定入力値から補間演算によって求められる。
タイプBのLUTは、表2に示すように、入力値の間隔が等間隔であり、任意の入力値に対する出力値はタイプA同様、その入力値を挟み込む、2つの設定入力値から補間演算によって求められる場合と、任意の入力値を入力値間隔で丸め込んで(例えば、入力値を四捨五入して)、一致する設定入力値の出力値を使用する場合がある。タイプBのLUTは、いずれも出力値のデータ参照が入力値からアドレス計算ででき、非常に簡単であるため、一般的に広く用いられている。
このタイプBのLUTは前述の表2から分かるように、広い範囲のデータを扱うためにはデータ数が膨大になる。広ダイナミックレンジ画像を対象とする場合には、屋外の太陽光が10000cd/m2以上、月明りがおよそ0.01cd/m2であり、ダイナミックレンジで6(=Log10(10000/0.01))ある。通常、LUTの入力は等間隔ステップの値であるが、前記ダイナミックレンジをカバーするには、106=1000000個の入力値が必要となる上、暗い領域では分解能が粗くなるという問題がある。
人間の明るさに対する知覚がLog関数の関係を持つ(Weber-Fechner's Law)事から、輝度リニアな画像データをLog変換した後にLUTを施す方法が用いられる。例えば、ダイナミックレンジ6の範囲をLog10=0.01の間隔で持つLUTは、600個の入力値となる。この場合、LUTの入力値の個数が、前述の真数の場合と比較して非常に少なくてすむ事から、入力値の個数をある程度増やして分解能を上げる事が可能となり、暗い領域の分解能を確保しつつ、高輝度までをカバーする事ができる。
しかしながら、Log変換は、入力が0の場合に無限大、負の場合には演算不能となり、負の画像データが取り扱えなくなる。画像データは通常0以上の正の値である事がこれまでほとんどであったため、問題では無かった。しかしながら、シーン基準の画像データの場合、カメラで撮影された画像データをシーン基準の色に変換する必要があり、この演算の結果として負の値が発生する事がある。この負の値をLog変換の前に単純にクリップする方法が考えられるが、画像が不自然になる上に、情報が欠落してしまう。
ここで、本発明に関連性のある先行技術文献として、特許文献1,2がある。
特許文献1には、広DR(ダイナミックレンジ)画像の輝度を対数変換し、対数変換された画像の輝度をトーンカーブに相当するLUTに基づいて補正し、LUTで補正された画像の階調をディスプレイが表示可能な階調の範囲に圧縮した後、階調が圧縮された画像の輝度を対数逆変換して、階調が圧縮された画像の輝度として出力する画像処理装置が記載されている。
特許文献2には、デジタル画像のコントラストを、非線形変換関数q(x)により強調する方法が記載されている。また、同文献には、負の値x<0に対処するために、変換関数を負の領域で、q(x)=−q(−x)に拡張することが記載されている。また、同文献には、変換関数q(x)として、指数関数項と線形項とを組み合わせたものが記載されている。
しかし、特許文献1では、負値の画像データを扱うことができない。一方、特許文献2はコントラスト強調処理に関するものであって、広ダイナミックレンジ画像の階調処理に関するものではないし、画像を対数変換するものでもない。
特開2004−221644号公報 特開2003−283927号公報
Specification S-2008-001, Academy Color Encoding Specification (ACES), The Academy of Motion Picture Arts and Sciences, Science and Technology Council, Image Interchange Framework Subcommittee, Version 1.0, August 12, 2008
本発明の第1の目的は、負値の画像データを含む画像に画像処理を施すことができる画像処理装置、画像処理方法およびプログラムを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、上記第1の目的に加えて、負値の画像データを含む画像であっても、人間の知覚能に適したスケールでの分解能を確保しつつ画像処理を施すことができる画像処理装置、画像処理方法およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、負値の画像データを含む画像に画像処理を施す画像処理装置であって、
前記負値の画像データを含む画像に非線形変換処理を施して、負値の画像データを含まない画像に変換する変換部と、
前記負値の画像データを含まない画像に所定の画像処理を施す画像処理部と、
前記画像処理が施された後の、前記負値の画像データを含まない画像に前記非線形変換処理の逆変換処理を施して、前記画像処理が施された後の、前記負値の画像データを含む画像に逆変換する逆変換部とを備え
前記変換部は、前記画像データの所定値を境界として、該画像データが所定値よりも小さい場合と所定値以上の場合とで異なる第1および第2の関数を用いて前記非線形変換処理を施すものであって、前記第1および第2の関数は、出力値が前記境界で連続するものであることを特徴とする画像処理装置を提供するものである。
また、前記画像データの所定値は0であって、前記変換部は、前記画像データが負値の場合と負値ではない場合とで異なる第1および第2の関数を用いて前記非線形変換処理を施すものであることが好ましい。
また、前記第1の関数は、前記負値の画像データがマイナス無限大方向に減少するに従い前記出力値の変化の傾きが小さくなる関数であることが好ましい。
また、前記第2の関数は、前記負値ではない画像データを対数に変換する関数であることが好ましい。
また、前記負値の画像データを含む画像の画像データの値をx、該xに加えるオフセット値をoffsetとして、前記第1の関数は、(−x)^0.5−Log10(offset)であり、前記第2の関数は、−Log10(x+offset)であることが好ましい。
また、前記画像処理部は、前記負値の画像データを含まない画像に前記画像処理として階調変換を施すものであることが好ましい。
また、前記画像処理部は、ルックアップテーブルを用いて前記画像処理を施すものであることが好ましい。
また、前記ルックアップテーブルは、入力値に対応する出力値が定義された既存のルックアップテーブルから作成されるものであって、前記入力値および出力値を対数変換し、該対数変換された入力値の最小値と最大値との間を等間隔に線形補間して所定の範囲の整数値に割り当て、該等間隔に割り当てられた入力値の前後の対数変換された入力値に対応する2つの対数変換された出力値の間を等間隔に線形補間して、前記等間隔に割り当てられた入力値に対応する出力値を求めることにより作成されるものであることが好ましい。
また、前記画像処理部は、演算式を用いて前記画像処理を施すものであることが好ましい。
また、当該画像処理装置は、シーン基準の画像色空間で定義される画像に画像処理を施すものであることが好ましい。
また、本発明は、負値の画像データを含む画像に画像処理を施す画像処理方法であって、
前記負値の画像データを含む画像に非線形変換処理を施して、負値の画像データを含まない画像に変換する変換ステップと、
前記負値の画像データを含まない画像に所定の画像処理を施す画像処理ステップと、
前記画像処理が施された後の、前記負値の画像データを含まない画像に前記非線形変換処理の逆変換処理を施して、前記画像処理が施された後の、前記負値の画像データを含む画像に逆変換する逆変換ステップとを含み、
前記変換ステップは、前記画像データの所定値を境界として、該画像データが所定値よりも小さい場合と所定値以上の場合とで異なる第1および第2の関数を用いて前記非線形変換処理を施し、前記第1および第2の関数は、出力値が前記境界で連続することを特徴とする画像処理方法を提供する。
ここで、ルックアップテーブルを用いて前記画像処理を施すことが好ましい。
また、前記ルックアップテーブルは、入力値に対応する出力値が定義された既存のルックアップテーブルから作成されるものであって、前記入力値および出力値を対数変換し、該対数変換された入力値の最小値と最大値との間を等間隔に線形補間して所定の範囲の整数値に割り当て、該等間隔に割り当てられた入力値の前後の対数変換された入力値に対応する2つの対数変換された出力値の間を等間隔に線形補間して、前記等間隔に割り当てられた入力値に対応する出力値を求めることにより作成されることが好ましい。
また、演算式を用いて前記画像処理を施すことが好ましい。
また、本発明は、上記に記載の画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、上記に記載の画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
本発明によれば、負値の画像データを含む画像を負値の画像データを含まない画像に変換することにより、負値の画像データを含む画像であっても、画像処理を施すことができる。また、本発明によれば、例えば、画像データが負値の場合と負値ではない場合とで異なる関数を用いて画像に非線形変換処理を施すことにより、人間の知覚能に適したスケールでの分解能を確保しつつ画像に画像処理を施すことができる。
本発明の画像処理装置の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図1に示す画像処理装置の作用を表すフローチャートである。 表5に対応するLUTの入力値と出力値との関係を表すグラフである。 図3に示すLUTをカスタムLog変換した後のLUTのカスタムLog入力値とカスタムLog出力値との関係を表すグラフである。 図3および図4に示すLUTを用いて画像を階調変換する様子を表す概念図である。 カスタムLog変換関数の入力値のLog変換値と出力値との関係を表すグラフである。 カスタムLog変換関数の入力値と出力値との関係を表すグラフである。 表1および表2に対応するLUTの入力値と出力値との関係を表すグラフである。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の画像処理装置、画像処理方法およびプログラムを詳細に説明する。
図1は、本発明の画像処理装置の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示す画像処理装置10は、負値の画像データを含む画像に対して画像処理を施すものであって、非線形変換部12と、LUT14と、逆変換部16とによって構成されている。
非線形変換部12は、負値の画像データ(デジタル画像データ)を含む画像(入力画像)に非線形変換処理、例えば、Log変換(対数変換)、指数変換などの非線形変換処理を施して、負値の画像データを含まない画像に変換する。
LUT14は、本発明の画像処理部であって、非線形変換部12により変換された負値の画像データを含まない画像に所定の画像処理、例えば、階調変換、画像変換などの画像処理を施して、画像処理が施された後の、負値の画像データを含まない画像を出力する。
LUT14は、画像データの1入力に対して1出力を行う1次元のLUTでもよいし、例えば、RGB(赤緑青)の3色の画像データに対応する3入力に対して3出力を行う3次元のLUTでもよい。
逆変換部16は、LUT14により画像処理が施された後の、負値の画像データを含まない画像に非線形変換部12の非線形変換処理の逆変換処理を施して、画像処理が施された後の、負値の画像データを含む画像(出力画像)に逆変換して出力する。
次に、図2に示すフローチャートを参照して、画像処理装置10の作用を説明する。
画像処理装置10には、負値の画像データを含む画像が入力される。負値の画像データを含む画像は、非線形変換部12により非線形変換処理が施されて、負値の画像データを含まない画像に変換される(ステップS12)。負値の画像データを含まない画像は、LUT14により画像処理が施され(ステップS14)、逆変換部16により非線形変換処理の逆変換処理が施されて、画像処理が施された後の、負値の画像データを含む画像に逆変換されて出力される(ステップS16)。
画像処理装置10では、負値の画像データを含む画像を負値の画像データを含まない画像に変換することにより、負値の画像データを含む画像であっても、画像処理を施すことができる。
以下、画像処理装置10について具体的に説明する。
まず、非線形変換部12において、負値の画像データを含む画像に非線形変換処理を施すカスタムLog変換について説明する。
通常のLog変換では、入力値(真数)xが0の場合の出力値(対数)はマイナス無限大であり、入力値xが負値の場合の出力値は計算不能となる。これに対し、カスタムLog変換の一例として、入力値xにあるオフセット値offsetを加えたものをLog変換する事により、入力値x=−オフセット値offsetまでの演算を可能にすることができる。以下の表3に入力値xに対して、オフセット値offsetとして1、0.01を加えた場合の例を示す。
Figure 0005815386
表3の第1列(左端の列)は、非線形変換部12への入力値(真数)xであり、画像データのピクセル値(画素値)に相当する。この例では、-0.99999から1000までの値を有する画像データを入力することを想定している。
第2列は、−Log10(x+1)で表される関数を用いて、入力値xにオフセット値offset=1を加えた場合のカスタムLog変換の演算結果を示している。Logの前のマイナス符号は、演算結果が濃度と同じ符号になる様に合わせたものである。カスタムLog変換の演算結果は、LUT14の入力値となるため、本例では12ビット(12bit)のLUTを使用する事を想定し、カスタムLog変換の出力範囲である−3〜5を量子化して0〜4095に割り当てる。
第3列は、LUT14への入力値を示している。第3列を見ると、第1列の非線形変換部12への入力値xが0.001から0の範囲にわたって、第3列のLUT14への入力値は全て1535になっており、このカスタムLog変換では非線形変換部12への入力値xが0.001以下の分解能が無い事を示している。従って、このカスタムLog変換では、0.001から0までの値(画像の暗い、濃度の高い領域)の画像データが表現できない事になる。
第4列は、オフセット値offset=0.01とした場合のカスタムLog変換の演算結果であり、第5列は、同様にカスタムLog変換の出力範囲である−3〜7を量子化して0〜4095に割り当てた場合の値を示している。この場合、−0.01から1000までの値を有する画像データを入力することを想定しており、0.00001以下の分解能が無い事を示している。従って、このカスタムLog変換では、0.0001から0までの値の画像データが表現できない事になる。
この様に、入力値xに所定のオフセット値offsetを加えるカスタムLog変換では、オフセット値offsetを大きくすれば、処理可能な画像データの負値のレンジ(範囲)を広げる事ができるが、画像の暗い濃度の高い領域において出力値の分解能が悪くなり、その部分の画質が劣化することになる。
この問題を解決して、処理可能な画像データの負値の範囲を広げ、なおかつ、所望の出力値の分解能が得られるように、画像処理装置10では、非線形変換部12が、例えば、画像データの“0”を境界として、画像データが負値の場合と負値ではない場合とで異なる第1および第2の関数を用いて、画像データが負値の場合と負値ではない場合とで異なる非線形変換処理を施す。
ここで、第1の関数と第2の関数は、両者の出力値が境界で連続するものであれば何ら制限はない。第1および第2の関数の出力値が境界で連続するとは、言い換えると、第1の関数の境界における出力値と第2の関数の境界における出力値が不連続ではないことを意味する。さらに言えば、第1の関数の境界における出力値と第2の関数の境界における出力値は、必要とする出力値の分解能の値以上に離れていないことが望ましい。
以下、“0”を境界として、非線形変換部12への入力値xが負値の場合には、第1の関数として、(−x)^0.5−Log10(offset)、負値ではない場合には、第2の関数として、−Log(x+offset)用いる場合を説明する。
この場合、第1および第2の関数の境界における出力値は共に、−Log10(offset)となって一致する。つまり、第1および第2の関数の出力値は連続する。画像データが負値の場合は、(−x)^0.5−Log10(offset)で処理されるので、オフセット値offsetを、所望の分解能が得られる程度に小さな値にする事ができる。オフセット値offset=0.000001とした場合の例を表4に示す。
Figure 0005815386
この例のように、画像データが負値の場合と負値ではない場合とで異なる第1および第2の関数を用いて非線形変換処理を施すことにより、画像データの負値はマイナス無限大まで扱うことができるが、表4では−0.99999〜1000の範囲の値を受け付け可能とし、Log変換の出力を12ビットのLUTの0〜4095の整数値に割り付けている。表4の結果から、0.00001と0の間の暗い側の分解能も確保出来ている事がわかる。
次に、この入力値xが負値の場合と負値ではない場合とで異なる関数を使用するカスタムLog変換を使うために、既存のLUTから、本発明に係るLUTを作成(変更)する方法について説明する。
例えば、非特許文献1に記載されているようなシーン基準の画像色空間で定義される、負値の画像データを含む広ダイナミックレンジ画像の階調特性を変更するために、LUTが輝度(真数)スケールで定義されているとする。表5に階調変換用のLUTの一例を示す。この階調変換用LUTは、図3のグラフに示すように、入力値として、−1〜1000までのレンジの画像データが入力されると、出力値として、入力値に対応する−0.01〜1の画像データを出力するものである。
Figure 0005815386
表5に示す階調変換用LUTは、入力間隔を不均等とすることで必要な領域に必要な精度を割り当てている。これを、入力間隔が等間隔のLUTで処理できるようにカスタムLog変換を適用することを考える。この場合、LUTへの入力値及び出力値ともに、Log変換された後の値とすればよいので、図4のグラフに示すように、表5のLUTの入力値、出力値ともにLog変換を行う。Log変換後の階調変換用LUTを表6に示す。
Figure 0005815386
表6の第3列が入力値に対応するカスタムLog変換後の入力値、第4列が出力値に対応するカスタムLog変換後の出力値である。
例えば、12ビットのLUTを作成する場合、アドレス計算できるように、カスタムLog変換後の入力値のレンジである−3〜7(最小値〜最大値)の間を等間隔に線形補間して12ビットのLUTの0〜4095の入力値(整数値)に割り当てる。出力値は通常浮動少数で表現する事が出来るので、表6の第4列のカスタムLog出力値を元に、等間隔に割り当てられた入力値の前後のLog変換された入力値に対応する2つのLog変換された出力値の間を等間隔に線形補間して求める。作成したLUTを表7に示す。
Figure 0005815386
このようにして作成したLUTとカスタムLog変換関数を使って画像処理(階調変換)を行う計算の流れを図5に示す。
画像の入力値に対して、まず、下記カスタムLog変換関数を用いてカスタムLog変換の演算を行う。このカスタムLog変換関数の計算式には、カスタムLog変換の出力値の範囲である−3〜7を0〜4095に割り当てる計算が含まれている。
カスタムLog変換関数
(−Log10(x+0.000001)+3)/(7+3)*4095);x≧0
((−x)^0.5−Log10(0.000001)+3)/(7+3)*4095;x<0
続いて、カスタムLog変換の出力値はLUTに入力され、階調変換後のカスタムLog変換の値がLUTの出力値から得られる。
最後に、LUTの出力値は、下記カスタムunLog変換関数を用いてカスタムLog変換の逆変換であるカスタムunLog変換の計算により、真数(輝度)に戻される。この結果は、同図上側の真数のLUTを用いて計算された結果と同じになる。
カスタムunLog変換関数
10.0−0.000001;x<−Log10(0.000001)
(x+Log10(0.000001))2.0;x≧−Log10(0.000001)
これにより、入力値が等間隔で、かつ膨大なサイズを必要としない、人間の知覚能に適したスケールでの分解能を確保したLUTで、負の値が扱える真数LUTと同じ結果を得る事が出来る。同図上側の真数のLUTを用いて計算を行うと、膨大なサイズのテーブルが必要になる。これに対して、同図下側の本発明に係るカスタムLog変換関数、LUT、カスタムunLog変換関数を用いて計算を行うと、例えば、上記例では12ビットという少ないLUTで同じ計算結果を得ることができる。
次に、Log変換の分解能について説明する。
図6は、カスタムLog変換関数の入力値のLog変換値と出力値との関係を表すグラフである。このグラフの横軸はカスタムLog変換関数の入力値xのLog変換値(Log10(x))、縦軸はカスタムLog変換関数の出力値である。このグラフは、カスタムLog変換関数の入力値xの入力レンジを、表3に示す入力値x(真数)である0.00001〜1000までの範囲のリニアな値のLog変換値としたものである。
このグラフには、入力値xのオフセット値offsetとして、1.0、0.01、0.0001を加えるカスタムLog変換関数である、−Log10(x+1.0)、−Log10(x+0.01)、−Log10(x+0.0001)の出力値と、オフセット値offsetが0.000001で、さらに、入力値xが負値の場合と負値ではない場合とで異なる関数を使用するカスタムLog変換関数である、−Log10(x+0.000001);x≧0,(−x)^0.5;x<0の出力値が示されている。
所定のオフセット値offsetを加えるカスタムLog変換の場合、オフセット値offsetを大きくするに従って処理可能な負値のレンジを大きくすることができるが、このグラフに示すように、出力値の上限値が小さくなる。例えば、オフセット値offsetが1.0の場合の出力値の上限値は入力値xが0の場合であり、−Log10(1.0)=0である。また、オフセット値offsetが0.01の出力値の上限も同様に入力値xが0の場合であり、−Log10(0.01)≒2である。
このように、所定のオフセット値offsetを加えるカスタムLog変換の場合、オフセット値offsetに応じて出力値の上限値、つまり、分解能が決定される。表3に示すように、例えば、オフセット値offsetが1.0の場合、Log10(x)が2以上の出力値が同じ値となり、入力値xが0.01以下の場合に出力値の分解能がなくなる。同様に、オフセット値offsetが0.01の場合、Log10(x)が4以上の出力値が同じ値となり、入力値xが0.001以下の場合に出力値の分解能がなくなる。
つまり、所定のオフセット値offsetを加えるカスタムLog変換の場合、オフセット値offsetを小さくするに従って、より小さな値まで出力値の分解能を確保することができるため、出力値の分解能を確保するためにはオフセット値offsetを小さくすることが望まれる。しかし、所定のオフセット値offsetを加えるカスタムLog変換の場合、オフセット値offsetを小さくするに従って、処理可能な負値のレンジが小さくなるという矛盾がある。
これに対し、入力値xが負値の場合と負値ではない場合とで異なる関数を使用するカスタムLog変換関数の場合、図6のグラフに示すように、入力値xに対して出力値が1次関数的に上昇する。例えば、入力値xのLog変換値が1,2,3,4,5と大きくなると、これに応じて出力値も1,2,3,4,5と大きくなる。そのため、入力値xがどのような値であっても出力値の分解能がなくなることはなく、最大限に確保することができる。
入力値xが負値の場合と負値ではない場合とで異なる関数を使用するカスタムLog変換関数の場合も同様に、オフセット値offsetを小さくするに従って、より小さな値まで出力値の分解能を確保することができるため、オフセット値offsetを小さくすることが望まれる。その一方で、入力値xが負値の場合には、入力値xが負値ではない場合とは異なる関数を使用することにより、処理可能な負値のレンジを拡大することができる。本実施形態の場合、処理可能な負値のレンジは無限大である。
つまり、入力値xが負値の場合と負値ではない場合とで異なる関数を使用する場合のカスタムLog変換関数の場合、オフセット値offsetを小さくすることにより出力値の分解能を確保しつつ、処理可能な負値のレンジを無限大とすることができる。
次に、入力値xが負値の場合と負値ではない場合とで異なる関数を使用する場合のカスタムLog変換関数について説明する。
図7は、カスタムLog変換関数の入力値と出力値との関係を表すグラフである。このグラフの横軸はカスタムLog変換関数の入力値x、縦軸はカスタムLog変換関数の出力値である。このグラフは、カスタムLog変換関数の入力値xが、表3に示す入力値x(真数)である−0.99999〜1000までの範囲のリニアな値のうちの−0.999999〜2までの範囲を表したものである。
このグラフには、Log変換関数である、Log10(x)の出力値と、入力値xのオフセット値offsetとして、0.1、1を加えるカスタムLog変換関数である、−Log10(x+0.01)、−Log10(x+1.0)の出力値と、オフセット値offsetが0.000001で、さらに、入力値xが負値の場合と負値ではない場合とで異なる関数を使用するカスタムLog変換関数である、−Log10(x+0.000001);x≧0,(−x)^0.5+6;x<0の出力値が示されている。
このグラフに示すように、Log関数のLog10(x)の場合、入力値xの負値が扱えない。カスタムLog変換関数の−Log10(x+0.1)、−Log10(x+1)の場合、それぞれ、入力値xの負値が0.1、1までしか扱えないし、前述のように、出力値の分解能も不十分である。これに対し、カスタムLog変換関数の−Log10(x+0.000001);x≧0,(−x)^0.5+6;x<0の場合、入力値xの負値が無制限に扱えるし、出力値の分解能も十分であることが分かる。
なお、実施形態では、画像データの“0”を境界として、画像データが負値の場合と負値ではない場合とで異なる関数を使用して非線形変換処理を施しているが、本発明はこれに限定されず、画像データの所定値を境界として、画像データが所定値よりも小さい場合と所定値以上の場合とで異なる第1および第2の関数を用いて非線形変換処理を施してもよい。
また、第1および第2の関数は、前述のように、両者の出力値が連続していれば何ら制限はないが、第1の関数は、例えば、負値の画像データがマイナス無限大方向に減少するに従い出力値の変化の傾きが小さくなる関数であることが望ましい。一方、第2の関数は、例えば、負値ではない画像データを対数に変換する関数であることが望ましい。また、関数の演算結果が濃度と同じ符号になるように出力値を反転してもよいし、しなくてもよい。
また、LUTは、階調変換に限らず、負値の画像データを含まない画像に対して各種の画像処理を施すものが利用できる。また、本発明の画像処理部として、LUTではなく、演算式を使用することもできる。さらに、画像処理装置は、非特許文献1に記載されているようなシーン基準の画像色空間で定義される広ダイナミックレンジ画像に画像処理を施す場合などに好適なものであるが、本発明はこれに限定されず、負値の画像データを含む各種画像の画像処理に適用可能である。
また、本発明は、画像処理装置で実施される画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム、もしくは、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現することもできる。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 画像処理装置
12 非線形変換部
14 LUT
16 逆変換部

Claims (16)

  1. 負値の画像データを含む画像に画像処理を施す画像処理装置であって、
    前記負値の画像データを含む画像に非線形変換処理を施して、負値の画像データを含まない画像に変換する変換部と、
    前記負値の画像データを含まない画像に所定の画像処理を施す画像処理部と、
    前記画像処理が施された後の、前記負値の画像データを含まない画像に前記非線形変換処理の逆変換処理を施して、前記画像処理が施された後の、前記負値の画像データを含む画像に逆変換する逆変換部とを備え
    前記変換部は、前記画像データの所定値を境界として、該画像データが所定値よりも小さい場合と所定値以上の場合とで異なる第1および第2の関数を用いて前記非線形変換処理を施すものであって、前記第1および第2の関数は、出力値が前記境界で連続するものであることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像データの所定値は0であって、前記変換部は、前記画像データが負値の場合と負値ではない場合とで異なる第1および第2の関数を用いて前記非線形変換処理を施すものであることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の関数は、前記負値の画像データがマイナス無限大方向に減少するに従い前記出力値の変化の傾きが小さくなる関数であることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の関数は、前記負値ではない画像データを対数に変換する関数であることを特徴とする請求項またはに記載の画像処理装置。
  5. 前記負値の画像データを含む画像の画像データの値をx、該xに加えるオフセット値をoffsetとして、前記第1の関数は、(−x)^0.5−Log10(offset)であり、前記第2の関数は、−Log10(x+offset)であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理部は、前記負値の画像データを含まない画像に前記画像処理として階調変換を施すものである請求項1〜のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理部は、ルックアップテーブルを用いて前記画像処理を施すものである請求項1〜のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記ルックアップテーブルは、入力値に対応する出力値が定義された既存のルックアップテーブルから作成されるものであって、前記入力値および出力値を対数変換し、該対数変換された入力値の最小値と最大値との間を等間隔に線形補間して所定の範囲の整数値に割り当て、該等間隔に割り当てられた入力値の前後の対数変換された入力値に対応する2つの対数変換された出力値の間を等間隔に線形補間して、前記等間隔に割り当てられた入力値に対応する出力値を求めることにより作成されるものである請求項に記載の画像処理装置。
  9. 前記画像処理部は、演算式を用いて前記画像処理を施すものである請求項1〜のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  10. 当該画像処理装置は、シーン基準の画像色空間で定義される画像に画像処理を施すものである請求項1〜のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  11. 負値の画像データを含む画像に画像処理を施す画像処理方法であって、
    前記負値の画像データを含む画像に非線形変換処理を施して、負値の画像データを含まない画像に変換する変換ステップと、
    前記負値の画像データを含まない画像に所定の画像処理を施す画像処理ステップと、
    前記画像処理が施された後の、前記負値の画像データを含まない画像に前記非線形変換処理の逆変換処理を施して、前記画像処理が施された後の、前記負値の画像データを含む画像に逆変換する逆変換ステップとを含み、
    前記変換ステップは、前記画像データの所定値を境界として、該画像データが所定値よりも小さい場合と所定値以上の場合とで異なる第1および第2の関数を用いて前記非線形変換処理を施し、前記第1および第2の関数は、出力値が前記境界で連続することを特徴とする画像処理方法。
  12. ルックアップテーブルを用いて前記画像処理を施す請求項11に記載の画像処理方法。
  13. 前記ルックアップテーブルは、入力値に対応する出力値が定義された既存のルックアップテーブルから作成されるものであって、前記入力値および出力値を対数変換し、該対数変換された入力値の最小値と最大値との間を等間隔に線形補間して所定の範囲の整数値に割り当て、該等間隔に割り当てられた入力値の前後の対数変換された入力値に対応する2つの対数変換された出力値の間を等間隔に線形補間して、前記等間隔に割り当てられた入力値に対応する出力値を求めることにより作成される請求項12に記載の画像処理方法。
  14. 演算式を用いて前記画像処理を施す請求項11に記載の画像処理方法。
  15. 請求項11〜14のいずれか一項に記載の画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. 請求項11〜14のいずれか一項に記載の画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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